2006年12月21日の日本経済新聞に「インターフェイス、企業にマニュアルの電子化提案」という記事がありました。最初はこの見出しの「インターフェース」と言う言葉が何を意味するのか分からずに、確認のために記事を開いたのですが、なんと甲府市にある「インターフェイス・テクノロジー社」の新事業に関する記事でした。
この記事と会社のホームページや稼働開始したサイトから、これはコロンブスの卵ではないか、甲府発の日本初、もしかすると世界初かもしれないビジネスモデルと感じます。しかしちょっと見ただけですが、潜在的な問題を感じない訳でもないので、もう少し調べてから詳しい記事にしてみたいと思います。
システム開発などのインターフェイス・テクノロジー(甲府市、泉明博社長)は、電器メーカーなどに新製品の取扱説明書(マニュアル)の分量削減を提案する事業に乗り出す。製品に付ける説明書の内容を最小限にし、詳細は自社のマニュアルサイトなどに誘導する。印刷コスト削減や環境負荷の軽減にもつながるとして売り込み、新たな経営の柱に育てる。
メーカーが新製品を発売する数カ月前に受注し、共同で説明書を作成する。産業機械のマニュアル作成で培ったノウハウを生かす。
印刷する説明書には初期設定や基本機能に関する内容のみを掲載し、応用的な機能については電子化した説明書を作成。メーカーのホームページで公開する。
インターフェイスが手がける説明書の検索サイト「マニュアルネット」にも載せて検索しやすくするほか、説明書に対する消費者の意見などを集めて商品の改善につなげることもできる。
一部電子化により、印刷する説明書のページ数を携帯電話の場合で5割程度、パソコンでは7割以上減らす。