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新山梨環状道路塚原IC~緑が丘線の情報が公開された

2011-11-14 23:54:05 | 山梨環状道路

【追記 2011-11-30】 公聴会の中止 『新山梨環状道路北部区間の緑が丘アクセス道路(新環状・緑が丘アクセス線)の都市計画変更に関する公聴会は、意見書の提出がなかったため開催を中止します。』


都市計画公聴会 甲府都市計画道路(新環状・緑が丘アクセス線)の変更 のタイトルで開催日時、会場、計画案が公開されています。PDFファイルの最新が2011年11月14日作成なのでその日の公開と思えます。
公聴会の予定は 既に甲府市広報で知っていたので2011.11.01 新山梨環状道路、緑が丘アクセス線計画原案 に書いていますが、
 平成23年12月13日(火)午後7時00分~
 甲府市北部市民センター(甲府市湯村3丁目5番20号)
意見書の提出期限は、平成23年11月28日(月)午後5時15分です。

計画図(PDF:3,027KB) を見るのが道路計画は分かりやすいです。と言っても私はネットのMapfan地図などと見比べながら、やっと分かりました。地図で示したあたりが塚原インターチェンジになるようです。塚原橋が地図で確認しやすいポイントです。
ここから南西にほぼ直線で、甲府昇仙峡線と交差して「和田町公会堂」の北側を抜け、延長約250mのトンネルとなり、抜けると緑が丘公園野球場と船出広場の間の道が拡張される形で現在の道路に繋がります。全長約2,100mの計画です。

私は2011.10.10 新山梨環状道路北部区間、塚原ICの構造 にインターの構造が分からないと書いていたのですが、参考図(PDF:4,672KB) で環状道路も描かれています。図面が文字で潰れているので環状道路との出入りがどういう構造なのかは私には正確に読み取れませんが、立体交差と同様な形かと思えました。計画図とこの参考図はこれまで地元の説明会で使われていたものを10月27日に一般公開用に作り直したものかも知れません。
武田通り(甲府山梨線)と連絡する道路はどうなるのかわかりませんが、塚原ICを使って武田神社、護国神社、あるいは積翠寺、要害温泉などを訪問される利用者もおられると思えますので、その為のICアクセス道路は別に整備されるかも知れません、市道になるのでしょうか。
甲府市緑が丘公園は19m道路で分断されますので、野球場、プールを含めて設計変更・再構築ということになると思えました。甲府市大型公共事業の誕生です。

ちなみに、環状道路北部区間の 「都市計画案公告・縦覧(都市計画法第17条)及び環境影響評価準備書の縦覧」 に関係する公聴会の意見に対する見解は未だ公開準備中のようです。意見書の提出期限は平成23年11月21日(月)ですが、この事態をどのように理解すべきか私にはわかりません。


新山梨環状道路、緑が丘アクセス線計画原案

2011-11-01 23:30:00 | 山梨環状道路

緑が丘アクセス線2011.10.10 新山梨環状道路北部区間、塚原ICの構造の続報になります。
塚原地区では過去に説明会などが行われていたようですが、その情報を私は県庁や甲府市のネットからは見たことがありません。

甲府市サイトでは、11月1日に新環状・緑が丘アクセス線の都市計画原案を縦覧します が出ています。
新山梨環状道路北部区間の都市計画案・環境影響評価準備書の縦覧を行っています も活きています。

山梨県サイトでは11月1日現在、都市計画手続きのお知らせ には未掲載です。縦覧開始の11月14日までに掲載される時には北部区間と同様に、総括図、計画図、計画書がアップロードされると思います。(これは県の都市計画道路ですから甲府市としても県庁が作成したPDFファイルが届けばアップロードされると思います)
今回は塚原インターチェンジの構造もはっきり分かるでしょう。しかし、その前に北部区間公聴会における意見に対して、「※見解については準備中」を何とかしていただきたいものです。

緑が丘アクセス線の都市計画原案に関する公聴会は、2011年12月13日(火) 19:00~、会場・甲府市北部市民センター 甲府市湯村、山の手通り沿いです。

北部区間計画は凍結されるとしても、この塚原~緑が丘線は計画実施されるだろうと思うのは、以下のような理由からです・・・
◎ 何年もの間都市計画道路として地域の人々(地権者)には期待されていたものでしょう。ぽしゃったら人生設計が狂う。
◎ 甲府市緑が丘球場を改築して高校野球の公式試合ができるようになることが、全県的に期待されています。その改築はこの新設道路計画と絡み合っています。
◎ 中央道の甲府昭和ICから武田神社までが一本道でつながる事になります。集客にも絶大な効果が期待されるでしょう。
武田の杜を中心に実施されるトレイルラン への参加者さん達にも便利になるでしょう。景色の変化がランに関係するかどうかは知りません。

別件ですが、文部科学省による山梨県の航空機モニタリング結果 は11月1日にも出ませんでした。どうしちゃったんでしょうね。
放射線量等分布マップ拡大サイト|文部科学省 航空機モニタリング結果を地図に表示したものです。
汚染ルートとタイミング(9月30日改訂) これは早川由紀夫さんがご自身のブログに掲載しているもの。


過大志向、八ッ場ダムから見る新山梨環状道路と国交省

2011-10-22 00:30:16 | 山梨環状道路

「国交省」 としたのは、新山梨環状道路北部区間は国土交通省の事業だからです。それなのに気の毒にも山梨県庁は批判の矢面に立たされています。

2011年10月19日、八ッ場ダム建設根拠また疑問(東京新聞特報部)  という記事が、リンク集に入れてある「八ッ場あしたの会」 に掲載されています。

「利根川の最大流量 建設根拠また疑問」 ・・・これを読んですぐに感じるのは、国道20号線の渋滞を解消するために新山梨環状道路北部区間が必要だという話です。平成11(1999)年から始まった(環境影響評価準備書の事業経緯より)この計画の当初は甲府北バイパス(山の手通り)の渋滞解消を目的とするものだったそうです(北部区間の説明会、公聴会での市民意見より)。山の手通りの渋滞解消は愛宕町下条線の完成で決着したので目的を変更したのか、昔のことを知らない私には不明です。しかし目的を変更しても同じ事業を進めるというスタンスは民間ではありえませんから、「事業をやる事が目的である」 と理解できます。公共事業ではよくあるパターンでしょう。

渋滞状況を調べる交通量計測は行政が実施する放射線量の計測と同じで、市民が立ち会うものでは無く、市民が測定の生データを検証できるものでもないでしょう。おそらく国土交通省サイトのどこかに、サンプリングされたデータからこのような方式で算出していくという数学的な解説記事があるかも知れません、以前、昭和町のイオン進出問題の時に渋滞予測に関してどこかで見た記憶があるのですが、当時の記録が探し出せないので後日にします。
たが、八ッ場ダム問題のように山梨県内で「在野の研究者」が丹念に問題点を調べているものでは無く、国土交通省の出したデータをベースに語られているように思えます。

さらに、車社会の山梨はこれからどうなるか、その予測はいつのどんなデータを基準として導かれているか、出された今後の渋滞予測の精度はどの程度のものか、そんなことも説明会からは私には分かりませんでした。

ということで、「過大」志向 国交省 と書かれた東京新聞特報部記事の中見出しを見た時に真っ先に頭に浮かんだのは、新山梨環状道路北部区間が必要だとする根拠も 「過大」志向 だろうということでした。
八ッ場ダムにしても環状道路にしても、「過大推認」でそんなことをやって、誰が得をするのか、得をする人がいるからやるんだろう、どこかに「国交村」が存在するのか、そこんとこが興味津々です。やるなら地域山林の放射能除染を済ませておかないと工事に入った人々やご家族がお気の毒なことになるかも知れないです。

都市計画案公告・縦覧(都市計画法第17条)及び環境影響評価準備書の縦覧、意見書の提出期限 平成23年11月9日(水)午後5時00分 に間に合うように、「過去に行われた公聴会において公述のあった意見の要旨と見解」 の 「見解」 は公開されるのでしょうか。既に別ページで公開済みならリンクを張って欲しいです。


新山梨環状道路北部区間、塚原ICの構造

2011-10-10 00:55:00 | 山梨環状道路

10月8日の記事に書いた今回の新山梨環状道路(北部区間)の環境影響評価に関する説明会
2011年10月11日(火) 午後7時~ 会場 : 甲府市東部市民センター3階 大ホール が最後です。
計画図などを見たのですが、甲府市北部に予定されている塚原インターチェンジ(仮称)の構造が私には分からないので、とりあえずメモしておきます。

山梨県庁サイトで、都市計画案公告・縦覧(都市計画法第17条)及び環境影響評価準備書の縦覧、ここにアップロードされている計画図1(PDF:4,194KB)が桜井ICから昇仙峡辺までの図面になっています。
その一部でトンネル区間の中間にある甲府市北部の塚原地区では約160m区間が幅員18mの掘割式の構造だと説明されていますが、PDFファイルではその部分が3ページと4ページにまたがって描かれているので分かり難いです。

計画図2(PDF:1,812KB)は、千代田湖の南側、山宮地区の北側から牛句IC~中央道~終点までの図で、牛句ICは荒川の金石橋の辺でインターチェンジの構造略図が描かれています。金石橋は通ったことがあるので分かります。

山本勘助屋敷跡 しかし塚原ICはどういう構造なのかこの計画図1からは分からないのです。トンネル出口から200mほどの距離に古府中第二号公園があり、その場所にある山本勘助の住居跡は以前訪問しています。武田二十四将屋敷跡の中の目玉でしょう。
このICから緑が丘運動公園まで新しい道路、(仮称)緑が丘運動公園線が建設されて、アルプス通りにつながる構造になることは甲府市都市計画図からも分かります。

「都市計画案公告・縦覧」 と言うには未熟な計画を示しているように思えるのです。「案」だからこれで良いというなら、少なくとも北部区間の公聴会で述べられたこの計画への批判意見について、事業者としての見解をおおやけにしてからにすべきではないかと思えます。
その上で、少なくとも塚原ICの構造図が出来てから、次のステップに進むべきではないでしょうか。この公告・縦覧は中止・取り下げて忙しい公務員の皆さんが大量のPDFファイルを作成したり、印刷したりする税金の無駄遣いを続けるのはやめていただきたいと思います。想定される事ですが、既に塚原ICの構造原案があるなら、それを公開して意見を求めるようにするべきではないでしょうか。

もうひとつ、甲府市ホーム > まち・環境 > 都市計画 > 施策・事業のページから、「甲府都市計画用途地域の変更案(北部地域)を縦覧します」 が出ているのですが、 せっかく良いホームページに再構築されたのですから、その変更案をWebページとして公開していただきたいと思います。
最初見た時は塚原地区の何かが変更されたのかと思ったのですが、甲府市都市計画審議会の情報には何も出ていないようです。


山梨県新環状道路、北部区間計画案告示

2011-10-08 00:28:58 | 山梨環状道路

2011年10月1日に山梨県甲斐市のサイトで、新山梨環状道路北部区間の都市計画案および環境影響評価準備書の縦覧と説明会開催について が出ています。
この内容が「甲府市広報9月号」(8月末発行)で出ていたことは2011年9月1日に「山梨県新環状道路、東部区間と北部区間の9月」という記事に書きました。
環状道路北部区間

更新日:2011年10月6日で山梨県サイトでは、都市計画手続きのお知らせ が更新されていて、都市計画案公告・縦覧(都市計画法第17条)及び環境影響評価準備書の縦覧」 として総括図、計画図、計画書、環境影響評価準備書及要約書がアップロードされています。
これらについての意見書が募集されています。
意見書の提出期限・平成23年11月9日(水)午後5時00分

県民にとって必要かつ重要な資料の公開が欠落しています・・・
都市計画手続きのお知らせ
既に一度述べた意見に対して、相手の見解が分からずに、再び意見を述べるのは誰にとっても難しいものです。議会でも答弁があって追加質問ができます。

10月5日から始まった環境影響評価準備書などの説明会には私は時間が無いので出かけられないのですが、9月に記事に書いてから時々確認はしていました、ようやくネットで公開されたことは良かったと思っています。引き続き画竜に点睛されることを待ちたいと思います。どなたでもすぐに分かるように、これが文字どおり目玉です。環境影響評価はその後の問題だという事に気付かないと財政豊かでは無い山梨で税金の無駄遣いが続きます。

(都市計画の案の縦覧等)
第十七条  都道府県又は市町村は、都市計画を決定しようとするときは、あらかじめ、国土交通省令で定めるところにより、その旨を公告し、当該都市計画の案を、当該都市計画を決定しようとする理由を記載した書面を添えて、当該公告の日から二週間公衆の縦覧に供しなければならない。
2  前項の規定による公告があつたときは、関係市町村の住民及び利害関係人は、同項の縦覧期間満了の日までに、縦覧に供された都市計画の案について、都道府県の作成に係るものにあつては都道府県に、市町村の作成に係るものにあつては市町村に、意見書を提出することができる。
(以下略)

(記録の作成)
第十二条 議長は、公聴会に関する記録を作成しなければならない。
 2 前項の規定による記録には、次に掲げる事項を記載し、議長が署名押印しなければならない。
  一 事業の内容
  二 公聴会の期日及び場所
  三 出席した公述人の住所及び氏名
  四 公述人が述べた意見の要旨
  五 その他公聴会の経過に関する事項


山梨県環状道路北部区間公聴会の記録と計画決定

2011-09-12 14:10:33 | 山梨環状道路

2011.09.01 山梨県新環状道路、東部区間と北部区間の9月 に書いたように、甲府及び笛吹川都市計画道路(甲府外郭環状道路東区間)の公聴会が、◆ 平成23年9月13日(火)午後7時00分 甲府市東部市民センター3階大ホール(甲府市和戸町955-1)、◆ 9月15日(木)午後7時00分 笛吹市スコレーセンター図書館視聴覚ホール(笛吹市石和町広瀬626-1) の2回開催されます。

東部区間の件は別にして、この記事に書いた縦覧中の「北部区間の都市計画案」(おそらく最終決定案)と「環境影響評価準備書」の公開ページを探していました。未だ見つかりません。

横内正明山梨県知事におかれましては、北部区間の説明会、公聴会、情報公開の実態を精査され、とりあえず計画の凍結、再スタートの決断を下される事をお願いしたいと思います。
私ごときに確認できる情報は以下の通り・・・

北部公聴会の記録は、都市計画手続きのお知らせ(更新日:2011年8月18日)ページで、「■過去に行われた公聴会において公述のあった意見の要旨と見解」としてPDFファイルがアップロードされています。「※見解については準備中」 です(2011.09.11現在)。(この記録は整理して別ページを作成する予定です)

縦覧中の都市計画案では、当初の計画案について何処が修正されたかを、この公聴会の意見と見解に即して確認することは、山梨県の未来を考えている多くの在住県民はもとより、全国各地で活動している山梨県出身の人々も望むところだろうと思います。
土日祝日を除く執務時間内に見に来てください、という公開方法では全く時代遅れでしょう。行政情報化先進県としての山梨ではありえないはずです。
ちなみに、国土交通省甲府河川国道事務所の北部区間の概略計画も2005年2月作成されたPDFファイルのままですから、県民の意見がどのように反映されているのかは考察しようがありません。

新山梨環状道路・北部区間で説明されている手続きフローによれば、今回の縦覧で計画は最終決定でしょう。(このページにアップロードされているPDFファイルは2010年2月のものです、計画は変更せず縦覧に入ったのでしょうか)
その事は甲府市にとっても積翠寺~緑が丘の取り付け道路計画や、公式試合ができなくなっている緑が丘野球場の再建計画にも関係する事です。

手続きフロー

原発震災、浜岡原発、祝島などの状況を知るにつれて、北部区間の公聴会で出された数々の疑問に対して、あらためて一つずつ明確な説明がなされなければ、単に最終計画の縦覧フェーズを国土交通省や県庁の期待通りに粛々と終らせて良いのでしょうか。
甲府市行政、甲府市議会、甲府市民の意識が問われているのではありませんか。ネット中継も行なう再度の説明会を求めるべきです。山梨県とも親しい佐賀県原発の事例を他山の石としてください。


山梨県新環状道路、東部区間と北部区間の9月

2011-09-01 19:15:01 | 山梨環状道路

甲府市広報9月号で気が付きました。山梨県庁サイトでも、甲府市の新着記事でも、国土交通省甲府河川国道事務所でも特に記事はありません。
環状道路北部区間

過日行なわれた公聴会の報告などは未公開と思えます。北部区間計画は深く静かに潜行しているなら、国民は爆雷を投下して洋上戦に持ち込まなければ全てはアトノマツリとなりそうです。投入される税金は山梨県や甲府市のものだけじゃない、それが公共事業の正体なんだと、私はご当地に来てから初めて気が付いた。だからインターネットの活用が大切で国策ブロードバンドもその為に推進されたのだと。

甲府及び笛吹川都市計画道路(甲府外郭環状道路東区間)の公聴会開催 更新日:2011年8月18日
◆ 平成23年9月13日(火)午後7時00分 甲府市東部市民センター3階大ホール(甲府市和戸町955-1)
◆ 平成23年9月15日(木)午後7時00分 笛吹市スコレーセンター図書館視聴覚ホール(笛吹市石和町広瀬626-1)
意見書の提出期限 平成23年8月29日(月)午後5時15分 ※意見書が提出されない場合は、公聴会の開催を中止します。
ちなみに、関連するページでは、新山梨環状道路東側区間 みなさんからのご意見(平成18年1月)と新山梨環状道路東側区間 みなさんのご意見に対する考え方があります。平成23年3月末に開催された説明会についての報告記事は見つかりません。

山梨県庁サイト、平成23年度の新着情報には該当ニュースは見当たらない、高速道路・地域高規格道路 「現在、情報はありません。」ってどんなWebページの作り方をしてるのか? 

2011.03.29 のブログ記事で、「全てをこれまでと同じように進めようとする地方政府に危機感が感じられないのが私には恐ろしい。」と書きました。
世田谷区長の保坂展人さんは、「東北復興」と「原発汚染対策」を一刻も早く(2011年08月30日)と題する記事の中で、次のようにお書きになりました。

2年前の政権交代後の「第一幕」として注目を集めた「八ッ場の建設中止」という打ち上げ花火はどうなったか。これは、不要不急の公共事業を見直して財源を捻出する新しい政治のシンボルとも語られた。夜空を彩る花火が一瞬で散るように、このテーマは語られなくなり、そして「政治の表舞台」から姿を消しつつある。
(中略)
今こそ、東北復興という大公共事業に取り組むべき時だと思う。そして、福島第一原発の事故による放射性物質の汚染対策に着手をするべきである。「増税」の前に、不要不急の公共事業の仕分けをして東北への集中を行い、また税金を湯水のように食い尽くす「核燃料サイクル」で蕩尽されている原子力予算を振り向けるべきだと思う。
野田新総理が新幹事長就任を輿石東民主党参議院議員会長に要請したというニュースが流れた。これからの政治がどちらに向けて動き出すのか、明日もまた注目していきたい。

輿石東さんの幹事長就任は決まりました。社会民主党の保坂さんはおそらく輿石さんにも期待されておられると思えます。 「国民の生活が第一」という政党にこれだけ有為な人材を送り出した山梨県の地域行政にも国民は注目してくれていると思います。まさに最高のトップセールスが始まった。山梨県は桧舞台に上がっているのです、甲府、山梨の自然が好きな県外人としても、そこんとこ、よろしくです。


箱根新道が恒久無料化、雁坂トンネル無料化実験も?

2011-06-13 14:22:27 | 山梨環状道路

2010年6月28日(月)午前0時から始まった高速道路の無料化社会実験が2011年6月19日(日)に終了とのことです。
このブログでは、2010.06.19 高速道路無料化社会実験、6月28日から を書いて、2010.06.21 高速道路無料化社会実験の方法でフォローして、最後に2010.06.27 韮崎IC-増穂ICの料金判明 を書いてこのテーマは終っていたと思います。
ETC利権に協力しても私自身のメリットは無いので無料化実験にはほとんど無関係でした。雪の時に所用で富士吉田に出かけた深夜の帰りに、安全のために遠回りでも中央道河口湖線を利用して大月-勝沼の料金で済んだこと、6月11日のイベントに出かける時に中部横断道を利用してみたことくらいです。

日本経済新聞地域ニュース > 関東・甲信越 >> 箱根新道、7月26日に恒久無料化 観光振興に期待(2011/6/9)に気が付きました。

国土交通省と中日本高速道路(NEXCO中日本)は箱根湯本から芦ノ湖周辺までをつなぐ一般有料道路「箱根新道」を7月26日から恒久的に無料にする。現在は政府の社会実験の一環で無料にしているが、6月19日終了するため、影響を懸念する声が出ていた。今回の無料化は7月25日に建設費の償還が完了するためで、地元からは観光振興につながるとの期待が出ている。
箱根新道は1962年に自動車専用道路として開通。芦ノ湖周辺へのアクセス改善などを目的に造られた。料金は普通車で250円。2010年に始まった政府の高速道路の無料化実験では、10年7~12月の1日当たりの交通量は実験前より7割増えた。

私は箱根新道を使うことは少なかったです。かなり昔ですが東名高速を富士ICで降りて仕事先に出かけ、帰りは国道1号か246で戻っていました。高速道路は時間を買うものだという気持ちだったのです。ドライブは一般道をのんびり走るのが好きでした。時には139号線で富士吉田-大月-八王子で都内に戻るコースも走り、それで山梨県の東部・北麓地域を知ったものです。

「無料化実験により、箱根では新たな観光ルートができた」(箱根町観光協会)という。それまで観光客は箱根湯本から小涌谷を通って芦ノ湖に至る国道1号を走ることが多く、観光シーズンは渋滞が慢性的に起きていた。だが、箱根新道の無料化で分散。観光振興の足かせなっていた地域内の渋滞が緩和されたという。

箱根新道の記憶はおぼろげですが、沿道に観光施設などがあったかどうか。箱根八里を越えるためのバイパスという感じしか覚えていません。箱根の1号線を深夜に走った時に濃霧に見舞われました。目の前にぼんやり見えるセンターラインを頼りにゆっくりと走行した記憶は鮮明です。深夜なので対向車も無く幸いでしたが、その時は箱根新道に入ればよかったと後悔しました。
観光客が分散化するというのはどういうことなのかな、久しぶりに箱根方面の探訪に出かけたくなりました。そう言えば箱根用水というのがあります、子供の頃に何かの授業で習ったのを思い出した。

一般に有料道路は借入金で建設し、利用者から徴収する通行料で償還する。償還が終わると原則無料開放される。日本道路公団が民営化後、NEXCO中日本の管轄内で無料化するのは箱根新道が初めてという。建設費の償還完了に伴い、運営主体はNEXCO中日本から国に移る。

山梨と埼玉秩父を結ぶ140号線(雁坂みち)雁坂トンネルの無料化は期待できないようです。箱根新道が普通車250円無料化で7割も増えたなら、この夏に雁坂トンネル無料化の社会実験をやってみたらいかがでしょうか。山梨環状道路北部・東部区間の計画進行はこの実験の結果による説得力も必要です。無料化実験の財源はとりあえず環状道路計画凍結で生み出すとか・・・
料金所で渡した社会実験のアンケート用紙に「道の駅みとみ」や埼玉側の「道の駅大滝温泉」などで記入して買物割引券交換で提出していただく方法なら道の駅も活性化する。


新山梨環状道路東側区間説明会を延期

2011-03-18 23:56:07 | 山梨環状道路

私はこの説明会開催情報を甲府市の広報こうふ 2011年3月号で知りました。22日、25日の説明会は無期延期になるだろうと思っていました。・・・ところが、「新山梨環状道路東側区間の都市計画(素案)」説明会を延期します

3月22日(火)午後7時から東部市民センター、3月25日(金)午後7時から南部市民センターでそれぞれ予定をしておりました「新山梨環状道路東側区間の都市計画(素案)」の説明会は、説明会場及び開催時間帯において東京電力の計画停電が予定されているため、以下の日程に延期をさせて頂きます。
 3月29日(火)午後7時から 南部市民センター1階大ホール
 3月31日(木)午後7時から 東部市民センター3階大ホール
【問い合わせ先】
市都市計画課 電話055-237-5814
県都市計画課 電話055-223-1716

計画停電の最中にプロ野球のナイターを開催しようとしたバカモンがいたようですが、ここにも同類が居るとは呆れて言葉も無い。
新山梨環状道路北部区間、計画縦覧と公聴会には出かけましたが、東部区間も同じプロジェクトです。
北部区間の記事に書いてありますが、私はその説明会にも出かけました。その時の会場での質疑応答など、公聴会で提示された基本計画には何も反映されてませんでした。だから全ての公述人が反対意見を述べました。
この未曽有の国難の中で、おにぎり一つ無くてお腹を空かせる子供たち、凍え死んで行く赤ちゃん達・・・山梨県庁がどんなに支援、支援と語っても、土建箱物しか見えない人々の言葉として、むなしく響きます。

がんばれ日本 石巻市にいる知人の消息がやっと掴めました。津波被害は免れ家屋も無事だったようですが、ネットも携帯も使えない状況で仙台まで出かけ、二三日そこを拠点にしてケータイメールを使っていた。自分の業務の関係者数百人にメールを送り続けて安否を問合せ、それをまたメールで同報送信することを繰り返していたそうです。私が確認したメールアドレスは全てパソコン用だったので読める状況には無かったのです。
自宅に戻ったがネットは使えず、電気は回復したので携帯を充電しながら同じことを続け、避難所を廻りながら世話をし、その合間に励ましのメールも送り続けているという状況。大勢の関係者には子供たちも多く、流されずに無事だった子供たちも体育館などの避難所に出かけて不自由なお年寄りの食事の世話などを続けているとの話も書かれていました。個人間売買でガソリンが高騰しているとも。

夜の7時なら、皆さん車でお出かけでしょう、行政アリバイ作りの説明会に出かけるガソリンを被災地に廻してあげたらいかがですか。 節約は電力だけじゃないです。この説明会をとめられないような市長、議会なら甲府市もおかしいでしょう。北部も東部も計画凍結してその財源はまず被災地再建に廻すことが日本人としての魂です。


新山梨環状道路北部区間、計画縦覧と公聴会

2011-02-16 23:40:00 | 山梨環状道路

3月に開催された公聴会について 2011.11.18 新山梨環状道路北部区間、公聴会意見  をアップロードしました。


山梨県庁サイトで、「新山梨環状道路北部区間」都市計画素案の縦覧について(更新日:2011年2月14日)が出ています。
山梨県県土整備部都市計画課には、都市計画手続きのお知らせ(更新日:2011年2月4日)の記事があります。 縦覧期間は2月14日(月曜日)~2月28日(月曜日)  午前8時30分から午後5時15分まで  (土日は除く)
縦覧-意見書提出-公聴会という流れについては、これらのページに以下のように書かれています。

現在、国及び県で計画を進めている「新山梨環状道路北部区間」(甲府市桜井町から甲斐市宇津谷まで)の都市計画の素案がとりまとめられました。この計画に県民の皆さまのご意見を反映させていただくため、この素案を次の日程により縦覧するとともに、公聴会の開催を予定しております。
素案に対して意見のある方は、縦覧期間中に意見書を提出することにより、公聴会に出席して意見を述べることができます。
なお、意見書が提出されない場合は、公聴会は中止となります。
傍聴を希望される方は3月1日(火曜日)以降にご覧のページの下記「公聴会の開催予定について」でご確認いただくか、お問い合わせ下さい。

参考-県庁トップ > まちづくり・環境 > 道路 > 高速道路・地域高規格道路 > 地域高規格道路 > 新山梨環状道路・北部区間にある 「今後の手続きの流れ」 (私にはこの流れの中での現在地は理解できていません)
公聴会の開催予定は、3月15日(火曜日) 午後7時~甲府市北部市民センター  3階大ホール(湯村、山の手通り沿い) 及び、3月16日(水曜日) 午後7時~甲斐市双葉公民館  1階ホール(双葉駅の近く)

私はこの北部区間の説明会は三か所に出かけて説明を聞き、それぞれの地元の方のご意見も拝聴しています。
2009.01.26 新山梨環状道路(北部区間)検討会
2010.02.12 新環状道路北部区間の説明会が開催される
2010.03.04 都市計画と交通計画、環状道路北部区間 三か所で説明会を傍聴したまとめはこの記事に書いています。
この時から1年が経ちます。都市計画課の基本情報-県庁トップ > まちづくり・環境 > 道路 > 高速道路・地域高規格道路 > 地域高規格道路 > 新山梨環状道路も国土交通省甲府河川国道事務所の新山梨環状道路も更新されている様子はありませんので、昨年の説明会で使われた計画案がそのまま縦覧に入っているのかも知れません。
昨年の説明会での意見が反映されたのかどうかは不明ですが、今回意見書が提出されずに公聴会は無く、決定-告示になることはおそらく無いと思います。
私は北部区間は計画凍結して、城東通りバイパス<->美術館通りの完成に集中する方が良さそうに感じています。その後では城東通りを含めて甲府市中心部の狭路は全て一方通行化し歩道を整備し電線地中化しパーキングメーターを設置するというような大胆な改革を行う事です。

国土交通省から出ている報告書などにリンクしておきます・・・
◇ 2011/02/14 国土政策検討委員会最終報告-最終報告本文(1,210 KB) と 最終報告概要(344 KB)
◇ 2010/12/17 第2回長期展望委員会・配付資料-資料3 国土の長期展望に向けた検討の方向性について(PDF ファイル8,356KB)
「山梨県新環状道路というハード」によってどのような「ソフト」が動くのか先ず考察されねばならない、それを重視する長期的な方向性が求められているのではないかと感じます、昔作った計画をとにかく実行するのが行政のあり方ではないと、国土交通省ですら考えているのかも知れません・・・素人の勝手な思い込みかも知れませんが・・・