3月に開催された公聴会について 2011.11.18 新山梨環状道路北部区間、公聴会意見 をアップロードしました。
山梨県庁サイトで、「新山梨環状道路北部区間」都市計画素案の縦覧について(更新日:2011年2月14日)が出ています。
山梨県県土整備部都市計画課には、都市計画手続きのお知らせ(更新日:2011年2月4日)の記事があります。
縦覧期間は2月14日(月曜日)~2月28日(月曜日) 午前8時30分から午後5時15分まで (土日は除く)
縦覧-意見書提出-公聴会という流れについては、これらのページに以下のように書かれています。
現在、国及び県で計画を進めている「新山梨環状道路北部区間」(甲府市桜井町から甲斐市宇津谷まで)の都市計画の素案がとりまとめられました。この計画に県民の皆さまのご意見を反映させていただくため、この素案を次の日程により縦覧するとともに、公聴会の開催を予定しております。
素案に対して意見のある方は、縦覧期間中に意見書を提出することにより、公聴会に出席して意見を述べることができます。
なお、意見書が提出されない場合は、公聴会は中止となります。
傍聴を希望される方は3月1日(火曜日)以降にご覧のページの下記「公聴会の開催予定について」でご確認いただくか、お問い合わせ下さい。
参考-県庁トップ > まちづくり・環境 > 道路 > 高速道路・地域高規格道路 > 地域高規格道路 > 新山梨環状道路・北部区間にある 「今後の手続きの流れ」 (私にはこの流れの中での現在地は理解できていません)
公聴会の開催予定は、3月15日(火曜日) 午後7時~甲府市北部市民センター 3階大ホール(湯村、山の手通り沿い) 及び、3月16日(水曜日) 午後7時~甲斐市双葉公民館 1階ホール(双葉駅の近く)
私はこの北部区間の説明会は三か所に出かけて説明を聞き、それぞれの地元の方のご意見も拝聴しています。
◇ 2009.01.26 新山梨環状道路(北部区間)検討会
◇ 2010.02.12 新環状道路北部区間の説明会が開催される
◇ 2010.03.04 都市計画と交通計画、環状道路北部区間 三か所で説明会を傍聴したまとめはこの記事に書いています。
この時から1年が経ちます。都市計画課の基本情報-県庁トップ > まちづくり・環境 > 道路 > 高速道路・地域高規格道路 > 地域高規格道路 > 新山梨環状道路も国土交通省甲府河川国道事務所の新山梨環状道路も更新されている様子はありませんので、昨年の説明会で使われた計画案がそのまま縦覧に入っているのかも知れません。
昨年の説明会での意見が反映されたのかどうかは不明ですが、今回意見書が提出されずに公聴会は無く、決定-告示になることはおそらく無いと思います。
私は北部区間は計画凍結して、城東通りバイパス<->美術館通りの完成に集中する方が良さそうに感じています。その後では城東通りを含めて甲府市中心部の狭路は全て一方通行化し歩道を整備し電線地中化しパーキングメーターを設置するというような大胆な改革を行う事です。
国土交通省から出ている報告書などにリンクしておきます・・・
◇ 2011/02/14 国土政策検討委員会最終報告-最終報告本文(1,210 KB) と 最終報告概要(344 KB)
◇ 2010/12/17 第2回長期展望委員会・配付資料-資料3 国土の長期展望に向けた検討の方向性について(PDF ファイル8,356KB)
「山梨県新環状道路というハード」によってどのような「ソフト」が動くのか先ず考察されねばならない、それを重視する長期的な方向性が求められているのではないかと感じます、昔作った計画をとにかく実行するのが行政のあり方ではないと、国土交通省ですら考えているのかも知れません・・・素人の勝手な思い込みかも知れませんが・・・
読売新聞山梨版 2011年2月17日
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/yamanashi/news/20110217-OYT8T00108.htm
リニア交通課が「局」に格上げされたとのことです。
リニア、リニアと草木もなびいている山梨県ですから、リニア山梨駅と県内各地とのアクセス手段は大きな課題の一つになるはずです。
山梨県都市計画の大幅な改訂は必須でしょう、それを考えられるなら環状道路北部区間の計画凍結を決断するべきでしょう。無駄な道路を作ってしまってからでは悔いが残ります。
http://www.ohdake-foundation.org/index.php?option=com_flexicontent&view=items&id=163:event-20110219
開催日 2011年 2月 19日(土曜日)
時 間 14:00~16:00(開場13:30~)
所在地 東京都中央区京橋1-1-5セントラルビル11階
交 通 JR東京駅八重洲中央口から徒歩4分(八重洲地下街24番出口すぐ)
わが国では公共事業の見直しが想定されておらず、中止になった場合に対応する法律がありません。このためダム計画のために衰退の一途を辿っている建設予定地では、事業の中止によって国や関係都県から切り捨てられることを恐れ、ダム中止をマニフェストに掲げた民主党政権に強い反発が起きています。
ダム建設を前提に将来の生活設計を立ててきた地元住民の生活再建はとても重要な問題です。すでに計画から半世紀以上たっており、そのあいだに生活の糧をうばわれたり、温泉や観光資源となる自然、地域コミュニティもズタズタに破壊されてしまった八ッ場。東京都知事などダム建設推進派からは、中止の場合は生活再建や地域振興には責任が持てないと地元住民は弱みにつけこまれ、どうすることもできません。
利水者でもある利根川下流域に住むわたしたち首都圏の住民はこの問題にどう向き合えばよいのでしょうか。
八ッ場ダム計画における「生活再建関連事業」の具体的な中身を見ながら、本当に地域を再生し、住民が安心して暮らせるようにするためにどうすればよいのか一緒に考えたいと思います。
【以上、他県他都市の事例を考えるための転載です】
http://www.pref.yamanashi.jp/chiji/kaiken/2202/17.html##3
知事記者会見(平成23年2月17日木曜日)
電線の地中化という話をしましたけれども、それだけではなくて、自然な河川への改修とか、その他県土を美しくしていくためにいろいろなことがあり得ると思いますが、そういうことを幅広く検討していきたいと思っているところです。そして、電線の地中化については見ていましても、従来は電線が電力線と電話線だったわけですが、その後、東京電力もNTTも光ファイバー線を引っ張ってきているし、CATV線が非常にありまして、それはそれで、県民の通信環境、電波環境を良くするという意味で良いことでありますけれども、ただ、やや乱雑に設置されているために、非常に見苦しい状態になっている。
よく、富士山方面に行きますと、富士山のたいへん素晴らしいカメラスポットがあっても、必ず電線があって、それが障害になっているということを言われますから、富士北麓地域については富士山世界遺産に絡んで、できるだけ電線の地中化を早く進めていきたいと思っているわけなのですが、そういう意味で、美しい県土をつくっていく努力を従来以上にしていくことが大事ではないかと思っているところです。
http://ictkofu.blogzine.jp/kofu/2010/12/post_7c51.html
この最終報告は2011年3月には出るでしょう。
http://www.pref.yamanashi.jp/linear-kt/machidukurichosa.html
報告内容と環状道路北部区間との関係は当然検討されるはずです。
およそ350億円と見込まれる駅の建設費以外に、アクセス道路や公共交通機関、駅周辺のまちづくりなどに長期にわたる多額の県費が必要になるでしょう。
http://www.pref.yamanashi.jp/linear-kt/index.html
リニア交通課は4月から組織変更で局に昇格しますが、
http://mainichi.jp/area/yamanashi/news/20110209ddlk19010204000c.html
リニア担当の皆さまも環状道路公聴会には参加され、相互の関連についてのウンチクを語られることが必要かと思っています。
ホーム >> 政策・仕事 >> 審議会・委員会 >> 交通政策審議会 >> 陸上交通分科会 >> 鉄道部会 >> 中央新幹線小委員会
http://www.mlit.go.jp/report/press/tetsudo03_hh_000025.html
中央新幹線小委員会(第16回)の開催
リニア中央新幹線に関する国土交通省の審議会小委員会が2月28日開かれ、中間駅の整備のあり方などについて意見を交わした。
小委員会では中間駅について、どのような構造にするのが利用者や地域にとってよいのか、海外や国内での取り組みを例に話し合った。委員からは「中間駅は在来鉄道やバスの乗り継ぎなどの利便性を図った方がよい」などの意見が出された。
またリニアは高い整備費用がかかることから、コストを下げる技術開発の取り組み事例も紹介された。小委員会は年度内にも意見をとりまとめる見通し。2/28 18:55 山梨放送
更新日:2011年3月2日
「新山梨環状道路北部区間」都市計画公聴会の開催
1.開催日時・場所
3月15日(火曜日)午後7時~ 甲府市北部市民センター 3階大ホール(甲府市湯村3-5-20)
3月16日(水曜日)午後7時~ 甲斐市双葉公民館 1階ホール(甲斐市下今井236-2)
2.案件 韮崎及び甲府都市計画道路 甲府外郭環状道路北区間(新山梨環状道路北部区間)
※意見の公述は、素案縦覧期間(2月14日から2月28日)中に意見書を提出した方のみとなります。
※会場の駐車スペースには限りがありますので、できる限り乗り合わせでお越し下さい。
http://www.pref.yamanashi.jp/shinchaku/toshikei/2203/toshikei15.html
(変更後)
場所 甲斐市敷島総合文化会館2階大ホール
再度の変更がありました。
(変更後)
日時 平成23年3月16日(水曜日)午後7時30分~
場所 甲斐市竜王図書館2階視聴覚室
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3月15日(火曜日)午後7時~ 甲府市北部市民センター 3階大ホールで開催された公聴会では公述人は20名が申し込まれ、3名が辞退されたので、17名が申込番号順に口述されました。
16名がはっきりと反対を表明されて意見を述べられました。
1名は桜井・甲運地区住民の方で西関東自動車道路の整備に関わられたことから、高架方式での整備促進を求めておられる意見を述べられたようですが、地域の事情を知らない私には全く意味不明でした。
辞退された3名はおそらく行政が工作して賛成意見を述べる予定の方だったのでしょうか?
予想以上に反対意見に16名もの申込があり行政側としても賛成意見を述べられたら会場が荒れるという懸念から辞退という扱いにしたと推測します。
一般人がオオヤケに反対意見を述べる場など無いのですからこの機会を辞退とは思えない、賛成意見などは行政にチャンネルを持つ人々にとってこのような場で言う必要もないことでしょう。よろしくやってくれればいいんだよ、で終り。
傍聴席は多くて20名ほどかと思いますが、数は確認していません。
甲府都市計画及び韮崎都市計画道路(甲府外郭環状道路北区間)の都市計画公聴会なので、それぞれに関わる県庁、市役所、委員会、議会などの方々も傍聴されていたかも知れませんが、
それにしてはあまりに傍聴者が少ないと感じました。
公聴会は単にやりましたというだけで、計画はこのまま進行すると思います。
「当初の目的も変更され、世の中の状況も変わり、皆が要らないと思っているものを、作りたがる理由は何か」と問われた公述人がおられましたが、後日ブログにまとめたいと思っています。
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