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10月8日の記事に書いた今回の新山梨環状道路(北部区間)の環境影響評価に関する説明会
2011年10月11日(火) 午後7時~ 会場 : 甲府市東部市民センター3階 大ホール が最後です。
計画図などを見たのですが、甲府市北部に予定されている塚原インターチェンジ(仮称)の構造が私には分からないので、とりあえずメモしておきます。

山梨県庁サイトで、都市計画案公告・縦覧(都市計画法第17条)及び環境影響評価準備書の縦覧、ここにアップロードされている計画図1(PDF:4,194KB)が桜井ICから昇仙峡辺までの図面になっています。
その一部でトンネル区間の中間にある甲府市北部の塚原地区では約160m区間が幅員18mの掘割式の構造だと説明されていますが、PDFファイルではその部分が3ページと4ページにまたがって描かれているので分かり難いです。

計画図2(PDF:1,812KB)は、千代田湖の南側、山宮地区の北側から牛句IC~中央道~終点までの図で、牛句ICは荒川の金石橋の辺でインターチェンジの構造略図が描かれています。金石橋は通ったことがあるので分かります。

山本勘助屋敷跡 しかし塚原ICはどういう構造なのかこの計画図1からは分からないのです。トンネル出口から200mほどの距離に古府中第二号公園があり、その場所にある山本勘助の住居跡は以前訪問しています。武田二十四将屋敷跡の中の目玉でしょう。
このICから緑が丘運動公園まで新しい道路、(仮称)緑が丘運動公園線が建設されて、アルプス通りにつながる構造になることは甲府市都市計画図からも分かります。

「都市計画案公告・縦覧」 と言うには未熟な計画を示しているように思えるのです。「案」だからこれで良いというなら、少なくとも北部区間の公聴会で述べられたこの計画への批判意見について、事業者としての見解をおおやけにしてからにすべきではないかと思えます。
その上で、少なくとも塚原ICの構造図が出来てから、次のステップに進むべきではないでしょうか。この公告・縦覧は中止・取り下げて忙しい公務員の皆さんが大量のPDFファイルを作成したり、印刷したりする税金の無駄遣いを続けるのはやめていただきたいと思います。想定される事ですが、既に塚原ICの構造原案があるなら、それを公開して意見を求めるようにするべきではないでしょうか。

もうひとつ、甲府市ホーム > まち・環境 > 都市計画 > 施策・事業のページから、「甲府都市計画用途地域の変更案(北部地域)を縦覧します」 が出ているのですが、 せっかく良いホームページに再構築されたのですから、その変更案をWebページとして公開していただきたいと思います。
最初見た時は塚原地区の何かが変更されたのかと思ったのですが、甲府市都市計画審議会の情報には何も出ていないようです。



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