松村川の桜
4月に入り、「高砂を歩く」では阿弥陀町の歴史散歩を始めました。
今回に限り、もう一度曽根町に戻ります。
というのは、きのう松村川の土手を歩きました。桜が見事でした。桜は満開です。
が、でも少し変なんです。
松村川
松村川は、伊保町と曽根町の境界になっている川です。
昔、梅井(伊保町)と松村(曽根町)の境界は低湿地で、川には「渡し」があったといいます。
また、この近くに沼田(松陽1~3丁目)とか古沼(伊保崎2丁目)という地名が残っていたことから、流れもゆるく、けっこう広い川尻の湿地帯だったようです。
いまは、川をまたぐ発電所からの高圧線鉄塔が川をまたいで林立した、味気ないまっすぐな川で曽根港に通じています。
そんな松村川も、一瞬輝きます。
それが、いまの時期で、みごとな桜並木です。
ミスマッチな風景
でも少し変なんです。
この桜の辺りで弁当をひろげて花見をしようとする人は少ないようです。
きのう(2日・木)は、20度を超えて絶好のお花見の陽気でした。
道行く人もなぜか、「わあ!綺麗・・!」という感じではないんです。
高圧線の鉄塔が、桜の風景を壊しているようです。
あまりにも人工的な構造物(鉄塔)が桜と溶け合っていません。(no2750)
*写真:松村川の桜と高圧線の鉄塔
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