ひろかずのブログ

加古川市・高砂市・播磨町・稲美町地域の歴史探訪。
かつて、「加印地域」と呼ばれ、一つの文化圏・経済圏であった。

高砂市を歩く(206) 経政神社(阿弥陀町長尾)

2015-05-04 08:50:08 |  ・高砂市阿弥陀町

   経政神社(つねまさじんじゃ・阿弥陀町長尾)

 高御位山の南麓の長尾地区に平家伝説が残る地区があります。話は、こうです。

 一の谷の戦いで平家一門は敗れ、多くは海にのがれました。

 平経盛(清盛の弟)の子、但馬の守・経政は、ついに船に乗り遅れて、仕方なく浜辺を西逃れました。どうしても、逃げることができません。

 とうとう、魚橋村の西はずれから道をかきわけ、山奥に達し腹を切って亡くなったといいます。・・・・

   鹿島神社参拝の時にお寄りください

 阿弥陀町長尾の西部の但馬の守地区で、木立の中を進むと鳥居奥の階段の先に社殿が現れます。

 この神社が平清盛のおいに当たる経政(つねまさ)をまつった神社といわれています。

ともに逃れてきた臣下たちが祠(ほこら)をたてたといいます。

 笛の名手で知られる敦盛は実弟。

 小さな杜(もり)にまつわる数々の伝説に接し、鳥居をくぐると印象が大きく変わって見えるものです。

 地徳の鹿島神社の近くです。少し足を伸ばしてみませんか。

 集落では毎月第1、3日曜に、住民が当番制で洗い米と水、塩を神社に供えています。
地区には経政の鎧が残る家もあるそうです。(no2784)

 *写真:経正(つねまさ)神社(阿弥陀町長尾但馬守地区)

 *神戸新聞参照

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