「山片蟠桃物語」をはじめます
いつか、山片蟠桃(やまがたばんとう)を紹介したいと思っていました。
だめですね。勉強不足です。
でも、あまり謙虚でいるといつまでも紹介できません。思いきりました。
やさしく、蟠桃を隣のおじさんのように紹介できたらいいな・・・と思っています。
山片蟠桃
JR・宝殿駅は現在の地名では高砂市米田町神爪(かづめ)一丁目です。
彼は、少し西の五丁目に生まれています。
宝殿駅は周辺は最近宅地化が進み、朝夕は通勤客でにぎわいます。
宝殿駅の北のロータリーの西隅に、蟠桃(ばんとう)を紹介する大きな標識(写真)があるのですが、目を留める人も少ないようです。
「山片蟠桃(やまがたばんとう)ってだれ」というのが実情です。
これが、宝殿駅界隈での反応ですが、宝殿駅あたりから離れるにつれ、この傾向は更に大きくなります。
山片蟠桃賞
大阪府には「山片蟠桃賞」があります。
インターネットでは、次のように説明しています。
「大阪府では、大阪が生んだ世界的町人学者である山片蟠桃の名にちなむ国際文化賞として“山片蟠桃賞”を設け、日本文化を海外に紹介し、国際理解を深めた著作及びその著者を顕彰しています。
大阪府文化問題懇話会委員を務めていた作家の司馬遼太郎さんの提唱により、昭和57年度に設けられました・・・」
蟠桃は日本史上の大人物
神爪は高砂市米田町神爪に生まれました。
「山片蟠桃の生まれは、高砂市米田町神爪(かづめ)なんですよ・・・」と全国に発信したいんです。
蟠桃は、大河ドラマになじむような人物ではありませんが、なんらかの仕掛けを考えて燃え上がらせましょう。
『蟠桃の夢』が出版されました
「山片蟠桃はだれ?」と言わしめた責任の一端は、彼の偉大な功績をやさしく紹介する書籍等が、あまり無かったことにもあったようです。
しかし、最近、地元出身の木村剛久(きむらごうきゅう)氏が『蟠桃の夢』という素晴らしい本を出版されました。
この本等を参考にして蟠桃を紹介しましょう。(no3410)
*写真:「山片蟠桃生誕の地 神爪」の標柱(宝殿駅北側のロータリー)
〈お知らせ〉
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