親鸞さん
きょうは、花の話題から離れます。円照寺の話をしましょう。
前号で、咲き始めた萩の花を紹介しましたが、その写真の後ろに石像をご覧になったと思います。
先日、この石像をお大師さん(空海)と思って拝んでおられた方がおられましたが、この石像は親鸞(しんらん)像です。
円照寺は、浄土真宗(一向宗)のお寺です。
浄土真宗を始められたのは親鸞さんです。ですから、境内に親鸞像が安置されています。
また、時代ははっきりしませんが、本願寺から頂いた親鸞像のお軸(写真)が本堂にかけられていますので、お参りの時に拝見ください。
円照寺は嘉吉元年(1441)か
円照寺は、正式には「月輪山(ガチリンサン)円照寺」と言います。
宗派は、浄土真宗本願寺派(西本願寺)で、本尊は「立像阿弥陀如来」です。
開基は、嘉吉元年(1441)4月1日と伝えられています。
正徳元年(1711)に、「円照寺」の寺号が認められました。
安永4年(1775)、本堂が再建され、平成10年(1998年)11月1日、現在の地に新しい伽藍を再建し今に至っています。
現在の住職義宗法師は、中興(不明)より数えて13世(代)です。
きっと「花咲か爺さん」として円照寺の歴史にその名を記録されることでしょうね。
円照寺では、今、黄色いリコリス・キキョウ・スイフヨウがきれいです。(no3337)
*写真:親鸞像(本堂)
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