前号で円光寺は元天満神社にあり、神社に付属した寺であったことを紹介しました。
その物証のために天満神社に残る「祭礼神事図」の“別当寺”に注目しました。
明覚山円光寺(中村)を訪ねる
昨日(14日)は、予想に反して一転して朝から快晴。
読みかけの小説を中断して、午後円光寺の写真を撮りに出かけました。
再建され、まだ木の香りが残るすばらしいお寺でした。
そして、いきなり円光寺に来た目的がかなってしまいました。
梅の紋の瓦
天満神社の象徴である「梅の紋の瓦」(写真)のオンパレードです。
「円光寺には何か天満神社と関係を示す物証がないものか」と出かけたものですからとにかくビックリでした。
いきなり天満神社の出現です。
雨の後の洗われた青空をバックにした円光寺、そして梅の模様の甍はいっそう輝いていました。
ゆっくり境内を歩きながら、「静かな夏の一日、本堂でセミの声を聴きながら、しばし寝転びたいな・・・」とフラチなことを考えてしまいました。
円光寺は、かつて国安天満神社の別当寺でした。
(蛇足)
そうであるなら、欲が出ます。「将来、梅に埋まった円光寺であったらすばらしいのに・・・」と想像してしまいました。
* 円光寺については、「中村」を散策する時、再度紹介します。
きょうは、瓦の「梅の紋」に注目ください。
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