ひろかずのブログ

加古川市・高砂市・播磨町・稲美町地域の歴史探訪。
かつて、「加印地域」と呼ばれ、一つの文化圏・経済圏であった。

稲美町探訪(234):国安・岡を歩く⑦、円光寺(中村)は天満宮の別当寺

2010-06-15 07:49:19 |  ・稲美町国岡

前号で円光寺は元天満神社にあり、神社に付属した寺であったことを紹介しました。

その物証のために天満神社に残る「祭礼神事図」の“別当寺”に注目しました。

   明覚山円光寺(中村)を訪ねる

Inamimachi7_004 一昨日は雨で、気象庁は梅雨入りを宣言していました。

昨日(14日)は、予想に反して一転して朝から快晴。

読みかけの小説を中断して、午後円光寺の写真を撮りに出かけました。

再建され、まだ木の香りが残るすばらしいお寺でした。

そして、いきなり円光寺に来た目的がかなってしまいました。

   梅の紋の瓦

Inamimachi7_005 山門を見上げました。

天満神社の象徴である「梅の紋の瓦」(写真)のオンパレードです。

「円光寺には何か天満神社と関係を示す物証がないものか」と出かけたものですからとにかくビックリでした。

いきなり天満神社の出現です。

雨の後の洗われた青空をバックにした円光寺、そして梅の模様の甍はいっそう輝いていました。

ゆっくり境内を歩きながら、「静かな夏の一日、本堂でセミの声を聴きながら、しばし寝転びたいな・・・」とフラチなことを考えてしまいました。

円光寺は、かつて国安天満神社の別当寺でした。

(蛇足)

そうであるなら、欲が出ます。「将来、梅に埋まった円光寺であったらすばらしいのに・・・」と想像してしまいました。

    円光寺については、「中村」を散策する時、再度紹介します。

きょうは、瓦の「梅の紋」に注目ください。

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