私が仕事で京都と大阪を往復し始めて、かれこれ25年になります。その間、ずーっと京阪電車を利用してきました。
その京阪電車の大阪寄りに「萱島(かやしま)」という駅があり、そのホームに大きな枝がニョキニョキと出ています。以前から気になっていたので、先日、途中下車して取材してきました。この駅で降りるのは初めてです。
ホームの案内板によると、樹齢700年のクスノキで、昭和47年の高架複々線工事の際、この巨木に寄せる地元の人々の思いに応えて残したそうです。「ご覧の通り、樹木がホームと屋根を突き抜けるという全国に例をみない姿となりました」とも書いてあります。こんな巨木を傷つけずに駅の工事をするには、費用も時間も余分にかかったでしょう。
(樹の部分だけホームの屋根がありません)
高架の駅のホームの下には、萱島神社という小さな神社があり、その横にクスノキの巨木が根を張っています。「大楠大明神」と書かれた旗や提灯も飾ってあります。
地元では宗教的な意味のある巨木なのでしょう。「大阪みどりの百選」にも選ばれています。
(この樹の上が駅の高架式ホームになっています。)
大阪に通うようになって25年ですが、それ以前から京阪沿線で暮らしていますので30年くらいお世話になっています。関西の私鉄と言えば阪急や近鉄、南海が有名で、京阪は野球チームを持たなかったせいか、どちらかというと地味なイメージです。
でも、私は緑色が好きなので、京阪の緑の2トーンカラーの車両が気に入っていました。この萱島のクスノキのことを知って、さらに京阪電車に好感を持ちました。
その京阪電車の大阪寄りに「萱島(かやしま)」という駅があり、そのホームに大きな枝がニョキニョキと出ています。以前から気になっていたので、先日、途中下車して取材してきました。この駅で降りるのは初めてです。
ホームの案内板によると、樹齢700年のクスノキで、昭和47年の高架複々線工事の際、この巨木に寄せる地元の人々の思いに応えて残したそうです。「ご覧の通り、樹木がホームと屋根を突き抜けるという全国に例をみない姿となりました」とも書いてあります。こんな巨木を傷つけずに駅の工事をするには、費用も時間も余分にかかったでしょう。
(樹の部分だけホームの屋根がありません)
高架の駅のホームの下には、萱島神社という小さな神社があり、その横にクスノキの巨木が根を張っています。「大楠大明神」と書かれた旗や提灯も飾ってあります。
地元では宗教的な意味のある巨木なのでしょう。「大阪みどりの百選」にも選ばれています。
(この樹の上が駅の高架式ホームになっています。)
大阪に通うようになって25年ですが、それ以前から京阪沿線で暮らしていますので30年くらいお世話になっています。関西の私鉄と言えば阪急や近鉄、南海が有名で、京阪は野球チームを持たなかったせいか、どちらかというと地味なイメージです。
でも、私は緑色が好きなので、京阪の緑の2トーンカラーの車両が気に入っていました。この萱島のクスノキのことを知って、さらに京阪電車に好感を持ちました。
宗教的な意味があるものや、長い間住民に親しまれてきた樹木は、やっぱり切るのはためらうのでしょう。
わざわざ、再コメントしていただき、ありがとうございます。
この記事にはずっと前にコメントしたと思っていたのですが、
最後のクリックを忘れていたのかも・・・
木を残すのは全国いろいろな場所で見られますよね。
札幌でも、通りの真ん中のケヤキ並木を残していたり、
街中のハルニレがその根の1/3だけ道路にはみ出てたりしてます。
見てると楽しいんですが、維持するのは大変だろうな、と思います。
数字には出ないでしょうが、こういう無形のメリットを企業がもっと重視してくれるといいですね。
bulbulさんは、私以上に京阪沿線のことをご存知のようですね。
おっしゃる通り、昔ながらの風景が残っているのは、八幡市から樟葉くらいまででしょうか。
今日も京阪に乗って大阪に仕事に行きます。
工事は大変だったでしょうけど、そのあとは誉められることのほうが多いでしょうから、お互いに万々歳ですね。
こういうふうに共存できればいいですね。