一昨年の冬に宇治川でオオバンを発見して「え?」と思いました。それまで見たことなかったからです。
この冬は宇治川だけでなく、近くの池でも発見しました。バンは以前からいましたが、オオバンは初めて。宇治だけでなく、全国各地でオオバンが増えているようです。
例えば、琵琶湖の今年の一斉調査では、カモ類の合計がほぼ横ばいの約10万羽であるのに対して、オオバンは2005年の約1万4千羽から右肩上がりに増加して約6万羽。10年で4倍以上に増えています。
冬鳥としてはダントツの1位で、2番目のヒドリガモ約1万6千羽を大きく引き離しています。関西だけではなく、霞ケ浦など他の地域でもオオバンが増えているようです。
基本的には野鳥の生息数は減少傾向にあって、鳥仲間でも「昔に比べると少なくなりましたね~」があいさつ代わりになっていますが、オオバンのように例外的に増えている鳥もいます。
先輩の話では、昔はカワウが珍しく、わざわざ愛知県まで見に行ったそうですが、現在カワウはいたるところにいます。ヒヨドリも昔に比べると増えているようです。
琵琶湖でオオバンが増えた要因について、ある研究者は、餌となる水中植物が増えたことを挙げつつ、その分布域がオオバンの生息域とは一致しないので、繁殖地や渡り経路、採食生態の解明が必要と結論しています。
野鳥が増えることはバードウォッチャーとして歓迎ですが、その原因が地球温暖化にあるとすれば、「オオバンが増えたのは神様の大盤振舞い」などと単純には喜んでいられないですね。
この冬は宇治川だけでなく、近くの池でも発見しました。バンは以前からいましたが、オオバンは初めて。宇治だけでなく、全国各地でオオバンが増えているようです。
例えば、琵琶湖の今年の一斉調査では、カモ類の合計がほぼ横ばいの約10万羽であるのに対して、オオバンは2005年の約1万4千羽から右肩上がりに増加して約6万羽。10年で4倍以上に増えています。
冬鳥としてはダントツの1位で、2番目のヒドリガモ約1万6千羽を大きく引き離しています。関西だけではなく、霞ケ浦など他の地域でもオオバンが増えているようです。
基本的には野鳥の生息数は減少傾向にあって、鳥仲間でも「昔に比べると少なくなりましたね~」があいさつ代わりになっていますが、オオバンのように例外的に増えている鳥もいます。
先輩の話では、昔はカワウが珍しく、わざわざ愛知県まで見に行ったそうですが、現在カワウはいたるところにいます。ヒヨドリも昔に比べると増えているようです。
琵琶湖でオオバンが増えた要因について、ある研究者は、餌となる水中植物が増えたことを挙げつつ、その分布域がオオバンの生息域とは一致しないので、繁殖地や渡り経路、採食生態の解明が必要と結論しています。
野鳥が増えることはバードウォッチャーとして歓迎ですが、その原因が地球温暖化にあるとすれば、「オオバンが増えたのは神様の大盤振舞い」などと単純には喜んでいられないですね。
オオバン増えたという印象がありましたが、事実なんですね。
札幌市内の市街地を流れる川でも冬に見られます。
上野不忍池でも、90年代までは珍しかったと思うのですが、近年は冬に東京に行って不忍池に行くと確実に見られます。
あとこちらで私が増えたと感じているのはメジロで、道内の鳥関係の知り合いに聞いてもそういう人がいます。
でもこれはいわゆる「温暖化」の影響なのかもしれません。
カワウは北海道での確認例が増えているようです。
あとハクセキレイも全国的に増えていませんか。
ところで、最後にさらりとダジャレを入れるのはいいですね、決して嫌味じゃなくて。
メジロが北海道で増えているというのは、やはり温暖化の影響でしょうか。
ハクセキレイは、私が鳥を見始めた頃から、繁殖地が南下してきて、現在では普通に年中見られます。
この鳥は最近、コンビニの駐車場で人の食べ残しや食べこぼしを餌にしているので、「コンビニ鳥」と言われているそうですよ。
最後にダジャレをいれたのは、笑いを取りたい関西人の性です(笑)。