クリスマスから2カ月が過ぎました。世界中で膨大な数のクリスマスツリーが飾られたわけですが、終わった後はすべてゴミとして処分されるのでしょうか? 気になったので調べてみました。
最も有名なクリスマスツリーは、ニューヨークのロックフェラーセンターに飾られる巨大ツリー。毎年、全米各地で69~100フィート(21~30メートル)の樹を探して、トレーラーで運ぶそうです。
欧米でクリスマスツリーに用いられるのは基本的にはモミですが、このロックフェラーセンターのツリーは代々ヨーロッパトウヒを使うそうです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/67/fc/898c1bdf6565077e904cca412e4b811d.jpg)
ヨーロッパトウヒ。ドイツトウヒとも呼ばれる
ニューヨーク市ではクリスマスツリーのリサイクルに取り組んでいて、このロックフェラーセンターのツリーも枝を切り払ってチップ化。幹は製材して板に加工され、低所得者向けの住宅用木材に再利用するそうです。
また、市内80カ所に粉砕機を置き、市民が持ち込んだツリーをチップ化するイベント「マルチフェスト」も行われます。日本でもお正月の松飾りやしめ縄をまとめて焼く「どんど焼き」がありますが、それに似ていますね。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/65/b2/91375f8418f3cdace6acee356af7b7df.jpg)
マルチフェストのロゴ。粉砕機と鳥がモチーフ
チップは子どもの遊び場にケガ防止のために敷き詰めたり、街路樹のマルチ材にしたり、さらに細かく粉砕して腐葉土に再利用するとのこと。
しかし、ニューヨーク市で使われるツリー約150万本に対して、「マルチフェスト」で処理されるのは約1万2000本。残りは、各家庭から道路に出され、市の回収車が回収して同じくチップにしてリサイクルするそうです。
日本でこういう取り組みをしているところはないようですが、ペレット化して発電に利用するとか何かリサイクルを考えた方がいいですね。
最も有名なクリスマスツリーは、ニューヨークのロックフェラーセンターに飾られる巨大ツリー。毎年、全米各地で69~100フィート(21~30メートル)の樹を探して、トレーラーで運ぶそうです。
欧米でクリスマスツリーに用いられるのは基本的にはモミですが、このロックフェラーセンターのツリーは代々ヨーロッパトウヒを使うそうです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/67/fc/898c1bdf6565077e904cca412e4b811d.jpg)
ヨーロッパトウヒ。ドイツトウヒとも呼ばれる
ニューヨーク市ではクリスマスツリーのリサイクルに取り組んでいて、このロックフェラーセンターのツリーも枝を切り払ってチップ化。幹は製材して板に加工され、低所得者向けの住宅用木材に再利用するそうです。
また、市内80カ所に粉砕機を置き、市民が持ち込んだツリーをチップ化するイベント「マルチフェスト」も行われます。日本でもお正月の松飾りやしめ縄をまとめて焼く「どんど焼き」がありますが、それに似ていますね。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/65/b2/91375f8418f3cdace6acee356af7b7df.jpg)
マルチフェストのロゴ。粉砕機と鳥がモチーフ
チップは子どもの遊び場にケガ防止のために敷き詰めたり、街路樹のマルチ材にしたり、さらに細かく粉砕して腐葉土に再利用するとのこと。
しかし、ニューヨーク市で使われるツリー約150万本に対して、「マルチフェスト」で処理されるのは約1万2000本。残りは、各家庭から道路に出され、市の回収車が回収して同じくチップにしてリサイクルするそうです。
日本でこういう取り組みをしているところはないようですが、ペレット化して発電に利用するとか何かリサイクルを考えた方がいいですね。
ツリーを終わった後植えるという話は聞いたことがありますが(昨年で終わった銀座ミキモト)、このような利用方法は日本では確かに聞いたことがないですね。
(確か)紋別にバイオマス火力発電所が作られるという話を聞きましたが、受け入れる側も少しずつ進んではいるのでしょうけど。
実際に木を切って薪を作ろうとすると、枝葉の部分が処理に困るので、もっとバイオマスとして活用できるルートがあればいいなと思います。
日本ではツリーそのものが、長持ちするプラスチック系?のものを家庭用では多く使うと思うので、あまり話題にならないのかもしれませんね。
その点、間伐材の有効活用は大きな課題ですね。やはりペレットにしてから、燃料として利用するのがいいのかなと思います。
ペタライザーという機械をつかえば、簡単に作れるそうですよ。そんなに高い機械でもないようですし、地産地消でエネルギーの節約にもなります。
ただ、まだ使う人が少ないのが問題。ウチもペレットストーブを使ってますが、ストーブ価格が高いのが難点です。使う人が増えれば安くなるんでしょうけど。(ペレットは灯油より安い)
ペレットボイラーもいろいろ出てきてるようですよ。
一般家庭の灯油消費量が大きく減って、暖房費が半額くらいになったそうです。
枝葉の部分も再利用しているみたいです。
そちらの冬の光熱費というのは、こちらの3倍くらいになるんでしょうね。
木質バイオマスのエネルギー利用は今後は少しずつ広がっていくと思いますが、リサイクルのシステムを構築するのが大変でしょうね。
木質バイオマス発電については、先日、NHKの「クローズアップ現代」で、あつこちで普及し始めたために、燃料の木材を輸入するというような本末転倒に陥っていることが紹介されていました。
ペレットストーブはわが家も一時導入を考えましたが、初期費用(煙突工事含めて)のハードルが高かったです。
最初のペレットは外国産が多く、これでは輸送で化石燃料を使うのでダメということで、私の周りのNPOなどでは国内産のペレットが広がってますけどねえ。
ウチのも地元京都産の全木ペレットを使ってます。
当初、外国産のペレットストーブがほとんどだったんですが、国内産ペレットの品質が悪く、というより、外国産ストーブは皮を剥いで作ったペレットしか燃やせなかったので外国産に頼ることが多かったけど、ペレット生産技術とストーブの改良で全木のペレットを利用できるようになって、普及は進んでいると思います。
ウチの周りでも増えてるけどなあ。クロ現、情報が遅いんじゃないの?(笑)
北海道下川町での成功がきっかけとなって、各地で導入されたために間伐材の値段が上がった、というような話でした。
その話をストーブ用のペレットの話をされたscopsさんの返信に私が書いたので行き違いになりました。すみません。