10月に京都市内に出向き、京阪電車の「祇園四条」駅を降りて地上へ出た時、妙な樹があるのに気づきました。葉は対生で3出複葉、実が鈴なりに成っています。カエデの仲間であることは分かりましたが、こういうタイプのカエデは関西では見かけません。
「メグスリノキかな?」と思いながら、とりあえずデジカメで撮って帰宅後に調べたら、ミツデカエデでした。
京都府のレッドリストを見ると、準絶滅危惧種に指定されていて、「府内では分布域は広いが、群生することはなく、個体数は少ない」と書いてあります。
私自身は初めて出会う樹。なぜ、こんな都心にこんな珍しいカエデが植えてあるのか、不思議です。何か由来があるのでしょうか。
どんなふうに紅葉するのか知りたくて、先日また見てきました。紅葉ではなく黄葉(おうよう)です。
こんな都心に唐突に絶滅危惧種を植えるのはどうかと思いますが、ツリーウォッチャーを自称しながら、いつも通っている場所なのに今まで気がつかなかった私自身もどうかと思います。
「メグスリノキかな?」と思いながら、とりあえずデジカメで撮って帰宅後に調べたら、ミツデカエデでした。
京都府のレッドリストを見ると、準絶滅危惧種に指定されていて、「府内では分布域は広いが、群生することはなく、個体数は少ない」と書いてあります。
私自身は初めて出会う樹。なぜ、こんな都心にこんな珍しいカエデが植えてあるのか、不思議です。何か由来があるのでしょうか。
どんなふうに紅葉するのか知りたくて、先日また見てきました。紅葉ではなく黄葉(おうよう)です。
こんな都心に唐突に絶滅危惧種を植えるのはどうかと思いますが、ツリーウォッチャーを自称しながら、いつも通っている場所なのに今まで気がつかなかった私自身もどうかと思います。
この木、結構大きいですね。
絶滅危惧種だとは知りませんでした。
この木は植えたのではなく、元々そこにあったものが、何かのモニュメント的に残されている、という可能性はないのでしょうか。
札幌の都心部で、ハルニレの大木の「街路樹」で、根の周りがその木の部分だけ歩道側に少し張り出して舗装されているものが数本あって、それはきっと開拓前からあったのが新しく道路を作る際にちょうど「街路樹」の位置にあったので残されたのだと思っています。
まあ、ハルニレは種としてはありふれていますが、私はその木を見ると、ここは150年くらい前はまだ原野だったんだ、と思います。
アメリカヒドリ、私も確認しました。四条大橋から投げ入れられる餌を漁っていましたね。
昔、京阪電車が地上を走っていた頃は鉄道の敷地だったはずです。なので、植栽だと思います。
由来の説明パネルもないし、理由がよく分かりませんが、何かの事情で植えられたのでしょうね。植木屋さんの在庫にたまたま残っていたとか…。
そちらのハルニレみたいに、元々あった樹だと、存在感もあるでしょうね。
そういう威厳というか、存在感がこの樹にはないんです。だから、私も気づかなかったのだと思います。