宇治に最もたくさん人が集まるのは花火大会。昨年は22万人でしたから、宇治市の人口(19万人)よりも多い人が押し寄せたことになります。毎年8月10日に開催されますが、今年は日曜日と重なったので例年以上の人出だったでしょう。
わが家から1kmほどの場所で打ち上げられるので、毎年ゆかたを着て下駄を履いて、すぐ近くの特等席で見物します。
(玉屋~、鍵屋~)
その下駄について、私も知らなかったのですが、男物と女物はサイズ(長さ)が同じなんですね。玄関にそろえた時、美しく見えるようにそうなっているそうです。
実際、私と妻の下駄を比べたら、どちらも同じ23.3cm。踵を下駄からはみ出させて履き、足の大小に対しては鼻緒の締め具合で調節するのが基本だそうです。
(男物と女物は幅は違っても長さは同じ)
作るときは、左右同じ木目になるように、背中合わせにして木取る「拝み取り」という方法が用いられます。シンメトリーに仕上げるだけでなく、重さや歯の減り方を同じにするためでもあるとか。下駄の材はご存知のようにキリですが、別の原木や同じ原木でも離れた部分から木取ると重さが微妙に違うそうです。
私たちは下駄の音を「カラン、コロン」と表現しますが、職人に言わせると「カラン、カラン」と左右同じ音で鳴らないといけないそうです。
(妻の下駄はうづくり)
しかも、高級品は「うづくり」といって木目を浮き立たせて仕上げます。カルカヤの根で磨いて、キリの軟らかい部分を削り、硬い木目(年輪)だけをすこし浮かせて細かい凹凸をつけるのです。これによって畳のような感触が生まれ、ベタつかない、疲れにくいという利点が生まれるそうです。
現在は年に数回しか履きませんが、いろんな知恵が込められているんですね。
わが家から1kmほどの場所で打ち上げられるので、毎年ゆかたを着て下駄を履いて、すぐ近くの特等席で見物します。
(玉屋~、鍵屋~)
その下駄について、私も知らなかったのですが、男物と女物はサイズ(長さ)が同じなんですね。玄関にそろえた時、美しく見えるようにそうなっているそうです。
実際、私と妻の下駄を比べたら、どちらも同じ23.3cm。踵を下駄からはみ出させて履き、足の大小に対しては鼻緒の締め具合で調節するのが基本だそうです。
(男物と女物は幅は違っても長さは同じ)
作るときは、左右同じ木目になるように、背中合わせにして木取る「拝み取り」という方法が用いられます。シンメトリーに仕上げるだけでなく、重さや歯の減り方を同じにするためでもあるとか。下駄の材はご存知のようにキリですが、別の原木や同じ原木でも離れた部分から木取ると重さが微妙に違うそうです。
私たちは下駄の音を「カラン、コロン」と表現しますが、職人に言わせると「カラン、カラン」と左右同じ音で鳴らないといけないそうです。
(妻の下駄はうづくり)
しかも、高級品は「うづくり」といって木目を浮き立たせて仕上げます。カルカヤの根で磨いて、キリの軟らかい部分を削り、硬い木目(年輪)だけをすこし浮かせて細かい凹凸をつけるのです。これによって畳のような感触が生まれ、ベタつかない、疲れにくいという利点が生まれるそうです。
現在は年に数回しか履きませんが、いろんな知恵が込められているんですね。
何年か前に、ツバメのねぐらいりを見に行った時がたまたま10日だったので、川岸から花火大会を見た記憶があります。
少し離れた場所から見るのも一興でした。近くで見られない負け惜しみです。(笑)
「うづくり」って、初めて知りました。
そう言えば昔、そういう下駄は感触がよかったことを思い出しました。
今年の夏の暑さには足も悲鳴をあげ出したので、下駄を庭履き用に、布草履をフロア用に使っています。
素足の感触がたまらず、暑い暑いと言いながらちょっぴりゴキゲンでいます。でも「うづくり」の下駄ではなくて近くのニックで買った中国製です。
「うづくり」は建材屋さんの仕事をした時に知りました。「浮造り」と書くようで、年輪部分を浮かしてつくるという意味でしょうか。
素足に直接履いて気持ちいいのはやはり下駄ですね。クッション性がないので散歩にはつらいですが、庭履きにはいいかも知れません。わが家は庭に出る出入り口が2ヶ所ありますが、安物のサンダルが男女2足ずつ置いてあります(笑)。
材をシンメトリーに取るのは私のアコースティックギターも、
そのように作っているとHPで見ました。
私の友達の家が昔下駄屋さんで、高校時代に下駄をもらったことがあります。
履かないでしまっておいたのですが、どこかに行ってしまいました。
今となっては、履いてないならむしろいい飾りになったなと、残念。
なお、私が下駄を履かなかったのは、うちの前の道が当時
砂利道だったのもあります・・・
私も最近はこの花火大会でしか下駄は履かなくなりました。以前は正月にも履いてましたが…。
また来年まで物置の隅で眠ることになります(笑)。