家の近くにアジサイで有名なお寺があって、毎年今頃は全国から花見客がやってきます。いつもは閑散としている町内の道路が珍しく渋滞するほど。
そのアジサイに有毒成分が含まれていることを最近になって知りました。蕾や葉、根に青酸カリと同じような青酸配糖体が含まれていて、摂取すると、めまいや嘔吐、痙攣、昏睡、呼吸麻痺などの症状を引き起こすそうです。

私は青いアジサイが好きです
一昨年、茨城県の料亭で料理の盛り付けに使ったアジサイの葉を8人の客が食べて中毒症状を発症。大阪市でも同様の事件が発生しています。これを受けて、厚労省は「アジサイの喫食による青酸食中毒について」という通達を出しました。
ところが、茨城県がアジサイの葉を分析したところ、青酸配糖体や農薬などの毒性物質は検出されず、厚労省も「アジサイの青酸配糖体が含まれていることについての知見が十分ではない」という理由で先の通達を廃止したそうです。

この葉にも毒が?
アジサイの仲間にアマチャという木があります。この葉を乾燥してから煮出すと甘い汁になるので、甘茶としてお釈迦様にかけたり、飲んだりします。
アジサイはもともと無毒なのか? アマチャだけが無毒なのか? 葉を乾燥すれば毒性が分解するのか? 謎は広がりますが、樹木の本には「葉を虫に食べられるのを防ぐためにアジサイが有毒成分を分泌する」と書いてあります。

庭のアジサイ「隅田の花火」
科学的には謎のままですが、実際に茨城県や大阪市でアジサイの葉を食べて中毒になった事例がありますから、口にしない方がいいですね。料理を提供する側も、飾りにアジサイの花や葉を使って客が誤って食べると責任問題になりますから用心してください。
そのアジサイに有毒成分が含まれていることを最近になって知りました。蕾や葉、根に青酸カリと同じような青酸配糖体が含まれていて、摂取すると、めまいや嘔吐、痙攣、昏睡、呼吸麻痺などの症状を引き起こすそうです。

私は青いアジサイが好きです
一昨年、茨城県の料亭で料理の盛り付けに使ったアジサイの葉を8人の客が食べて中毒症状を発症。大阪市でも同様の事件が発生しています。これを受けて、厚労省は「アジサイの喫食による青酸食中毒について」という通達を出しました。
ところが、茨城県がアジサイの葉を分析したところ、青酸配糖体や農薬などの毒性物質は検出されず、厚労省も「アジサイの青酸配糖体が含まれていることについての知見が十分ではない」という理由で先の通達を廃止したそうです。

この葉にも毒が?
アジサイの仲間にアマチャという木があります。この葉を乾燥してから煮出すと甘い汁になるので、甘茶としてお釈迦様にかけたり、飲んだりします。
アジサイはもともと無毒なのか? アマチャだけが無毒なのか? 葉を乾燥すれば毒性が分解するのか? 謎は広がりますが、樹木の本には「葉を虫に食べられるのを防ぐためにアジサイが有毒成分を分泌する」と書いてあります。

庭のアジサイ「隅田の花火」
科学的には謎のままですが、実際に茨城県や大阪市でアジサイの葉を食べて中毒になった事例がありますから、口にしない方がいいですね。料理を提供する側も、飾りにアジサイの花や葉を使って客が誤って食べると責任問題になりますから用心してください。
検出されなかったというのは釈然としないですが、
私個人の問題でいえば、幾つかのおいしい山菜以外は
積極的に食べようとは思わないので、
アジサイも今まで通り食べなくてよいことになりますね(笑)。
しかしこれ、アジサイ、地域や土壌成分や天候その他
環境によって違ったりするかもしれないとも思いました。
あの中にはアジサイのことは書いてありませんでしたが、シキミやキョウチクトウなど樹木の話もいくつかあり、興味深く読みました。
アジサイの葉にはカタツムリがよく乗っていますが、カタツムリは葉を食べているわけではないそうです。
私もフィールドでウルシ科の葉を触ったり、ヌルデやセンダンの実を食べたりする方ですが、注意しなくては。