クラシック音楽は時々聴く程度でほとんど知識はありませんが、フィンランドの音楽家シベリウスが樹木の名前のついたピアノ曲を5編作曲しています。いずれも演奏時間3分程度の小品で、5曲まとめて「樹木の組曲」と呼ばれています。
1番 ピヒラヤの花咲くとき
2番 孤独な松の木
3番 ポプラ
4番 白樺
5番 樅の木
「ピヒラヤ」はナナカマドのことで、初夏に咲く白い花をイメージした作品。5曲とも聴いてみましたが、私はそのナナカマドと5番のモミが気に入りました。

ピヒラヤ(ナナカマド)の花
「樅の木」は特に有名で、ピアノ発表会でもよく演奏されるようです。北欧ならではの哀愁漂う旋律で、日本人受けするメランコリックな曲調。
北欧ではモミは永遠の生命と死の象徴で、この楽曲は、死を迎えるとモミの木から魂が抜け出し、再び循環して返ってくるという輪廻のようなイメージを表現しているそうです。
自然を愛したシベリウスは森の中の山小屋風の家に住んで作曲活動をしていたとか。この「樹木の組曲」のほかにも、「あやめ」「金魚草」「つりがね草」など草花をタイトルにしたピアノ曲を作曲しています。

宇治川の川辺に生えているモミ
最近、世界から注目されている盲目の若手ピアニスト・辻井信行さんが、初リサイタルで演奏した「樅の木」をYou tubeにアップされているので貼り付けました。聴いてみてください、いいですよ~。
1番 ピヒラヤの花咲くとき
2番 孤独な松の木
3番 ポプラ
4番 白樺
5番 樅の木
「ピヒラヤ」はナナカマドのことで、初夏に咲く白い花をイメージした作品。5曲とも聴いてみましたが、私はそのナナカマドと5番のモミが気に入りました。

ピヒラヤ(ナナカマド)の花
「樅の木」は特に有名で、ピアノ発表会でもよく演奏されるようです。北欧ならではの哀愁漂う旋律で、日本人受けするメランコリックな曲調。
北欧ではモミは永遠の生命と死の象徴で、この楽曲は、死を迎えるとモミの木から魂が抜け出し、再び循環して返ってくるという輪廻のようなイメージを表現しているそうです。
自然を愛したシベリウスは森の中の山小屋風の家に住んで作曲活動をしていたとか。この「樹木の組曲」のほかにも、「あやめ」「金魚草」「つりがね草」など草花をタイトルにしたピアノ曲を作曲しています。

宇治川の川辺に生えているモミ
最近、世界から注目されている盲目の若手ピアニスト・辻井信行さんが、初リサイタルで演奏した「樅の木」をYou tubeにアップされているので貼り付けました。聴いてみてください、いいですよ~。
クラシックは一時期凝っていましたが、今はほとんど聴かないです。
その中でシベリウスは今でも好きといえる人の一人ですが、
この曲は知りませんでした、ちょっと探してみようと思いました。
シベリウスは確かに自然を感じます。
「フィンランディア」はキャンプで(あまりしないけど)起きて
朝日を浴びた時によく頭の中に流れてきます(笑)。
ナナカマドの花は花期が短く、気がつくと散っている感じが毎年しています。
高校時代、インストロメンタルのバンドでドラムを叩いていた頃、フィンランドのバンドの曲をコピーして演奏していましたが、やはり哀愁を帯びたマイナー調の曲が多かったです。
当時はベンチャーズが主流でしたが、私は北欧系の曲が好みでした。
「フィンランディア」も聴いてみようと思っています。
ここで「フィンランディア」を試聴できますよ。
http://www.youtube.com/watch?v=XojVmivqDrA&feature=player_embedded
それにしても、シベリウスがこれだけ樹木の曲を書いているとは知りませんでした。
ブラスバンドならどんな編曲になったんでしょう。ドラマチックな曲になるんでしょうね。
この作品は、フィンランドの第2の国歌と言われているらしいです。
この国はスウェーデンとともに、私には気になる国です。