久しぶりに鳥のお菓子。以前、「鳥のスイーツ」と「雀のお宿」で京都府内のお菓子をご紹介しましたが、今回は岩手県大船渡市にある「さいとう製菓」の銘菓「かもめの玉子」。
下の写真のように、黄身あんを包んだカステラまんじゅうを玉子型に焼き上げ、外側をホワイトチョコレートでコーティングして殻に見せています。
同社のウェブサイトによると、昭和26年に店主が大船渡の観光土産にするべく、新しい菓子づくりに着手。大船渡の名物といえば海原を飛ぶカモメであることから、「かもめの玉子」を商品化して翌年に販売しました。順調に売り上げを伸ばしたものの、昭和36年に南米チリで大地震が発生し、その津波を受けて大船渡をはじめ三陸沿岸は大きな被害を受けます。さいとう製菓もほぼ全壊。それでも、長男が帰省して家族総出で菓子作りを再開します。
当時は現在のような完全な玉子型ではなく、鉄板で焼くために下が扁平で上半分だけが玉子型という不完全なものでした。再開を機に完全な玉子型にするべく、成型機を作ったり、鉄板をオーブンに変えたり、温度を変えたり、生地にマーガリンを入れるなど試行錯誤を繰り返して、昭和42年にようやく現在のような玉子型が完成したそうです。
その後、全国にも知られる銘菓となり、現在はチョコレートでコーティングしたもの(写真上)をはじめ多彩なバリエーションがそろっています。
ちなみに、大船渡市の鳥はカモメ類の1種ウミネコです。
下の写真のように、黄身あんを包んだカステラまんじゅうを玉子型に焼き上げ、外側をホワイトチョコレートでコーティングして殻に見せています。
同社のウェブサイトによると、昭和26年に店主が大船渡の観光土産にするべく、新しい菓子づくりに着手。大船渡の名物といえば海原を飛ぶカモメであることから、「かもめの玉子」を商品化して翌年に販売しました。順調に売り上げを伸ばしたものの、昭和36年に南米チリで大地震が発生し、その津波を受けて大船渡をはじめ三陸沿岸は大きな被害を受けます。さいとう製菓もほぼ全壊。それでも、長男が帰省して家族総出で菓子作りを再開します。
当時は現在のような完全な玉子型ではなく、鉄板で焼くために下が扁平で上半分だけが玉子型という不完全なものでした。再開を機に完全な玉子型にするべく、成型機を作ったり、鉄板をオーブンに変えたり、温度を変えたり、生地にマーガリンを入れるなど試行錯誤を繰り返して、昭和42年にようやく現在のような玉子型が完成したそうです。
その後、全国にも知られる銘菓となり、現在はチョコレートでコーティングしたもの(写真上)をはじめ多彩なバリエーションがそろっています。
ちなみに、大船渡市の鳥はカモメ類の1種ウミネコです。
綺麗に作られています。楽しくて話題性もありますね。
以前、北陸に行った人に富山のお土産として「雷鳥のたまご」というお菓子をもらったことがあります。
あと食べたことはないけど釧路に「丹頂鶴の卵」もあるみたいです。
でも大船渡のこれは結構な歴史があるんですね。
ちなみに私は、昨年東京で買った「ひよこ」の限定商品「紅茶」がとても気に入ったのですがまた発売してくれないか、レギュラー商品になればいいのにと思っています。
そうですか、餡は体にいいんですか、餡子大好きなのでありがたいのですが、糖分過多に注意しないといけないですね。
多分、この「かもめの玉子」のヒットを受けて、開発されたんでしょうね。
実は、京都支部の会報に「鳥のスイーツ」というコラムを書いていて、それでいろいろとお菓子を調べています。
結構、全国に鳥のお菓子がありますね。