宇治市の山間部に炭山という地区があり、豊かな自然の中で多くの清水焼の陶工が工房を構えています。そうした環境に魅力を感じてか、他分野の工芸作家も集まってくるようです。
その内のある木工作家のブログで、京都近辺に在住する6人の作家による作品展が開催されることを知り、会場である近くのインテリアショップへ行ってきました。
「木のある暮らし展」と題された会場には、大きなテーブルやイスなどの家具、仏像、おもちゃ、箸など用途も大きさもさまざまな作品が展示してありました。
じっくり見て感じたことは、「木という同じ素材なのに作り手によってこんなにも違う顔になる」ということ。当たり前と言えばそれまでですが、作家それぞれの個性や姿勢が作品に出ています。
(トチのテーブル。きれいな杢が出ています)
炭山の木工作家の代表作は、トチを使って拭き漆で仕上げたテーブル。ブログでその制作過程を閲覧していましたが、本物を見ると飴のようなトロッとした艶や重厚感が伝わってきます。漆で仕上げた作品には、どことなく気品が漂っています。
(拭き漆仕上げの硯箱。材はキハダ)
一方、木の生地をそのまま生かしたナチュラルでワイルドな作品もあります。思わず触りたくなるような温もりが、白木の家具の魅力でしょう。漆仕上げと違ってカジュアルな感じ。
(「風のベンチ」と名づけられた作品。材はトチ)
仏像や仏壇も出品してありました。お寺でよく見る仏像と少し違って、ソフトでかわいい印象。やはり、作り手によってまったく違った表情になるんですね。
(仏壇や仏像も)
この作品展は5月27日までですからお近くの方はどうぞ。案内はこちら
その内のある木工作家のブログで、京都近辺に在住する6人の作家による作品展が開催されることを知り、会場である近くのインテリアショップへ行ってきました。
「木のある暮らし展」と題された会場には、大きなテーブルやイスなどの家具、仏像、おもちゃ、箸など用途も大きさもさまざまな作品が展示してありました。
じっくり見て感じたことは、「木という同じ素材なのに作り手によってこんなにも違う顔になる」ということ。当たり前と言えばそれまでですが、作家それぞれの個性や姿勢が作品に出ています。
(トチのテーブル。きれいな杢が出ています)
炭山の木工作家の代表作は、トチを使って拭き漆で仕上げたテーブル。ブログでその制作過程を閲覧していましたが、本物を見ると飴のようなトロッとした艶や重厚感が伝わってきます。漆で仕上げた作品には、どことなく気品が漂っています。
(拭き漆仕上げの硯箱。材はキハダ)
一方、木の生地をそのまま生かしたナチュラルでワイルドな作品もあります。思わず触りたくなるような温もりが、白木の家具の魅力でしょう。漆仕上げと違ってカジュアルな感じ。
(「風のベンチ」と名づけられた作品。材はトチ)
仏像や仏壇も出品してありました。お寺でよく見る仏像と少し違って、ソフトでかわいい印象。やはり、作り手によってまったく違った表情になるんですね。
(仏壇や仏像も)
この作品展は5月27日までですからお近くの方はどうぞ。案内はこちら
時々、BLOGの記事を見て書くことが浮かばないことがありますが、
今回はそれです。
一度、木工作家の制作現場を見てみたいと思っています。
ノーチェックでした。今度、京都に行ったら見てきます。どんな店だろう?気になるな~