樹樹日記

じゅじゅにっき。樹木と野鳥に関する面白い話をご紹介します。

食べるお茶

2009年07月20日 | 木と飲食
お茶も木なので当ブログのコンセプトからは外れませんが、今日は木というよりも宇治茶の珍メニュー特集です。
アイスクリームやスイーツなど全国的に普及している抹茶入り商品に加えて、本場・宇治には「そこまでやるか?」という抹茶モンがあります。
まずはパン。宇治橋商店街にあるパン屋さんは抹茶入りのパンをいろいろ作っています。抹茶アン入りのアンパンとかデニッシュは想定内でしたが、抹茶入りの食パンには少しのけ反りました。

       
           (中のアンだけでなく、トッピングにも抹茶が…)

抹茶アンパンはみなさんも大体予想できる味でした。甘いものと抹茶は合うのでしょうか。食パンの方は微妙。ほのかな苦味があって、よもぎパンのような感じです。

       
              (抹茶入り食パンで作ったサンドイッチ)

平等院の近くには茶の葉の天ぷらを売っている店があります。以前、箕面のモミジの天ぷらを食べに行きましたが、地元贔屓を抜きにして、茶の葉の天ぷらの方がイケます。
口に入れると、最初は天ぷらの香ばしい風味があり、飲み込む時ほんのりと苦味が残ります。モミジの天ぷらは甘味のないカリントウみたいでしたが、大人の口には苦味のある茶の葉の天ぷらが合います。しかも1袋(両手に一杯くらいの量)で100円は安い!

       
               (お茶の新芽を揚げた天ぷら)

同じ店で見つけたのが抹茶入りコロッケ。宇治市民の私も少々たじろぎました(笑)。でも食べてみると、クリーミーな食感とほんのりした苦味が調和してなかなかです。これも1個100円。

       
                   (抹茶入りコロッケ)

以前、抹茶入りタコ焼きのお店もあったのですが、しばらく前に閉店したので結局食べずじまいでした。やっぱり無理があったかな~? 
しかし、本来は飲むだけであったお茶を食べ物に混ぜることで抹茶の用途が広がり、製茶産業は大きく伸びたはず。誰が最初に考えたのか知りませんが、宇治市は感謝しなければ…。
コメント (4)
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