Dは発音しない。


SIGMA DP3Merrill

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夜になって「ジャンゴ 繋がれざる者」のレイトショーを見てきた。
Mrs.COLKIDも誘ったが、見たくないというのでひとりで行ってきた。

申し分の無い出来。
徹底的にマカロニである。
久々に痛快であった。

僕が子供の頃は、映画とはこういうものであった。
同じような環境で育った人が作った作品であることが、ビンビン伝わってくる。
ということは、あの頃見た映画も大方R15くらいだったのかもしれない(笑)

もちろん今の作品として通用するように細部はリファインされている。
セリフ回しの上手さと、シナリオの良さが、観客の心を掴み自在に揺さぶる。
残虐でデタラメなところが、マカロニに徹している。

細かいところでCGも使われているのだろうが、アナログそのものの映像は、CG中心の作品を偽物と見下しているようで痛快だ。
のっけから続・荒野の用心棒の英語版の主題歌だから涙モノである。
ちなみに僕はイタリア語版を完全に歌える(笑)

モリコーネばかりでなく、ゴールドスミスもかかる。
馴染みの曲のオンパレード。
当然フランコ・ネロも出るだろうと予想していたが、最良の形でカメオ出演していた。
まだか、まだかと思っているところに、出たぁ!・・という感じ(笑)
どうせならガンベルトもアンダーソンあたりをガンガン出して欲しかった。

疲れていたので眠くならないかと心配していたが、165分が短く感じられるほど面白かった。
眠くなるどころか、かえって元気になって帰ってきた。
昔は映画ってこういうものだったよな・・と、帰りの道で思い出した。
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