夜にアウトレット


D2X + Ai AF Micro-Nikkor 60mm f/2.8D

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今年の桜は色が薄い。
木の下に置いてある車に、散った花びらが降りかかっている。

今日は仕事が終わってから、佐野のプレミアム・アウトレットまでひとっ走りしてきた。
Mrs.COLKIDが買いたいものがあるというのだ。
東北道を使うと、それほど時間はかからずに到着する。

到着した頃には空は暗くなっていたが、駐車場は車で一杯で、停めるのに少々苦労した。
土曜日だから当然ではあるが、なかなかの人出である。

アウトレットの中では別行動を取る。
面白いもので、Mrs.COLKIDは女性の友達と来ても、買い物は別々に行動するという。
それぞれの嗜好があるからだが、アウトレットの場合、目的無くぶらぶらするのではなく、はっきり買うものを決めてきている・・というのも理由であろう。
佐野は敷地面積も程よくコンパクトにまとまっており、他のプレミアムアウトレットより歩きやすいと言う人が多い。

僕はスコッチグレインで靴を見たが、欲しいサイズの在庫が少なく、今回は見送ることにした。
ここに載せている時計ベルトのような、革フェチの好みそうなライトブラウンの革靴が欲しかったが、現実にはそんな色の靴を履きこなせるわけではなく、単に革製品として欲しいだけだ。
まったくもって不純な動機といえる(笑)
店員さんにいろいろなことを教えていただき、購入しないまでも充実した時間を過ごせた。

それから時計店も見て回ったが、もちろん今更買う物も無く、本当に見ているだけであった。
国内メーカーばかりでなく、海外の時計ブランドもお店を出してくれると面白いのだが・・・

結局ブルックスブラザースでセールのシャツを何着かと、ダンヒルで仕事用のカバンを買った。
帰りもすいすい走って帰ってきた。
佐野のアウトレットは、距離的にも程よく、気楽に買い物に行くことが出来て助かる。



今日の時計ベルト。
ウォルサムのアンティーク・スモールセコンドに、カワチヤ時計ベルト店オリジナルのハンドメイド・クロコダイル・マットのブラック(NS0801)をつけた。

ウォルサムは1850年創業のアメリカ最古の時計ブランド。
一時はアメリカ最大手のメーカーでもあり、リンカーン大統領も愛用していたという。
一説によれば、坂本龍馬の時計もウォルサムだったのではないかと言われている。
当時はそれほどポピュラーなブランドであったのだ。

写真のウォルサムは、例によってeBayで新品在庫をみつけて安く購入したもの。
もちろん年代的にはそれほど古いものではないだろう。
そもそもが高級な機種ではないと思われ、質感もほどほど。
このメーカーは少し凝ったデザインの製品を作るようで、このモデルもシンプルなスモールセコンドの手巻時計であるが、スマートで都会的である。



文字盤が白い為、組み合わせるベルトも難しくなる。
まずは黒系だろうと思うが、ふと日本製のクロコダイルが合うのではないかと思い、カワチヤ時計ベルト店のオリジナルベルトをつけてみた。
何となく上手くバランスが取れている(笑)

僕はこういうシンプルなデザインの時計が好きなようで、この手のデザインばかり集まってしまう。
時計の収納ケースは、2針か3針の時計のオンパレードだ(笑)
あまり安いものばかり集めるのもどうかと思うので、そろそろ自分に規制をかけている。
実はまだここで紹介していない手持ちの時計がけっこうあるのだ。

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