エサ


どこだかの池で、毎年飛来してくる白鳥に、今年からエサを与えるのをやめるらしい。
白鳥の方は現金なもので、エサをくれないとわかれば、たちまちそこには行かなくなる。
観光の目玉である白鳥の呼び寄せをやめてしまうのは、野生の鳥に餌付けをするのはよくないから・・・では無いという。

やめる理由は、鳥インフルエンザを恐れてのことだそうだ。
野鳥に近付くこと自体が危険な段階にきているのだ。
たしかに白鳥のいる池に行くと、鳥インフルエンザの元凶と言われるカモがうじゃうじゃいて気味が悪い。
原因不明・・恐らく鳥インフルエンザ・・で死んだ白鳥も出ているというので、不用意に近付くのは本当に危ない。

そうなるとまず思い浮かぶのは、鳥を撮影するカメラマンのことである。
超望遠レンズで撮るものといったら、鳥か飛行機くらいしかない。
鳥が撮れないとなると、この手のレンズの需要が大幅に減るのではないだろうか?

100万円からするレンズを買う人なんて限られるだろう・・と誰でも考える。
しかし僕でさえ1本持っているし、K師匠は3本も持っておられる。

数年前利根川に珍しい鳥が来るというので、全国から400人もカメラマンが集まったことがあった。
K師匠によると、ほとんどの人が400mmから600mmの明るい超望遠レンズを持ってきており、それが河川敷に大砲のようにズラーッと並んだ様子は壮観であったという。
鳥よりそっちの方が、被写体として面白かったのではないか?(笑)

たかがレンズと言っても、1本100万円として400本で4億円になる。
その売上げの多くが、ポーンと無くなってしまうとしたら、これはやはり大きい。
風が吹けば桶屋が儲かる・・ではないが、風邪が流行るとレンズが売れない?

D3 + Nikkor ED 300mm F4.5
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完成度


何か取り替えなければならない部品があるということで、来週は車をディーラーに預ける予定だ。
丁度いいので他にもいくつかパーツの取り付けをお願いすることにした。

120iは快調に走っている。
大体1ヶ月に1000キロくらいの走行距離だ。
先日那須に泊りがけで出かけたときの燃費は、リッター当り11.5キロほどであった。

エンジンのパワーこそ程々であるが、走る止まるの基本性能がしっかりしているので、運転していて非常に楽しく不満を感じさせない。
少し飛ばし気味に走った時に真価を発揮する設定のようで、剛性感の高いボディならではのカッチリとした走りが味わえる。
軽々とした4気筒のフィーリングも、かえってプラスに働いているかもしれない。

たとえば時間に遅れそうになり急いでいる時など、途中のコーナーをサッサッと小気味よく曲がり、駐車場にスパッと入れて車がピタリと停止する。
思わず「お前っていい車だよな」と笑みが出る・・・そういう車だ(笑)

さて、そうは言いながらも、今度こそ電気自動車にしたいという考えに変わりは無い。
メーカーには、とにかく早く電気自動車を出して、どんどん完成度を高めて欲しいと期待している。

今のBMWの車は、「もの」としてこれ以上の完成度は想像し難い・・というところまで磨き上げられていると感じている。
そういう意味でも、このノウハウを生かした電気自動車の登場を期待しているのだ。

D3 + Nikkor ED 300mm F4.5
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メモリーカード


上海問屋というお店からメモリーカードを購入することがある。
土日も発送してくれるので、とても便利だ。
聞いてみたら、案外多くの人がこのお店から買っていることがわかった(笑)

毎日のように送られてくるメールマガジンに釣られて、時折サイトを確かめてみるが、値段が日々下がっていくのがわかる。
先日ミニノートに入れる16GBのSDHCカードを4000円台で買ったが、2、3日後には4000円を切ってしまった(笑)
これを書いている時点で、同店オリジナルブランドのSDHCカード高速タイプの価格は、4GBが858円、8GBが1747円、16GBが3499円であるが、刻々と変化しているのですぐに変わってしまうだろう。

いや、別にお店の宣伝をしたいわけではない(笑)
書きたかったのは、カードの価格の変化である。

僕が日頃愛用している4GBのCFカードだが、スピードの速いもので5、6千円台、遅いものだと1000円台で買える。
ほんの1年ほど前は、1万円以上払っていたような記憶がある。

それどころか、主流が16GB、32GBへ移行しつつあり、ほどなく4GBは無くなってしまうのではないか・・という恐れを感じる。
DVDにコピーするのに都合が良くて、4GBばかり使っていたが、もはやDVD自体が古くなってしまったようだ。

そうなるとブルーレイや多層ディスクに対応したドライブが必要になるし、当然大容量のHDD・・さらにはパソコン本体の性能も高めなければならない。
追いかけることをしなければ、それで済む話ではあるが、今後カメラの高画素化に対応していくことを考えると、消費が無限に続いていくように思えてくる。

D3 + Nikkor ED 300mm F4.5
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中休み


今日は久々に帰宅した。
連日夜中まで動きっぱなしであった。
疲れてげっそりしたり、急に元気を取り戻したりするのは、歳をとっている証拠か?(笑)
仕事の合間に三島由紀夫を読んだりしている。
理屈っぽいので辟易しながら・・・(笑)
明日からまた別宅に泊まることになる。
写真を撮る時間と元気は、ちょっとない。

D3 + Nikkor ED 300mm F4.5
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BEST


夜中に会社で更新(笑)

ルールスレット氏のサイトのレンズ評の中に、「ベスト・オブ・ザ・ベスト」という項目がある。
結局どのレンズが一番いいんだ?という質問が相次いだのだろう、それに答えるべく作られたページで、氏がもっとも優れていると考えるレンズを、カテゴリー毎に3、4本ずつリストアップしたものだ。

そこを久しぶりに覗いてみたら、何本かが最新のレンズに入れ替わっていた。
特に広角系は、今までこれぞというものがなかったので、最近の極めて高性能なレンズ群に更新されている。
もちろんPC-E24mmF3.5やAF-S14-24mmF2.8のことである。
(氏はあちこちの掲示板でPC-E24mmのことを褒めちぎっていた)
また僕の大好きな標準ズームのAF-S24-70mmF2.8もランクインしており、そこには「古い王者28-70/2.8は最新光学技術によって倒された」というコメントまでしてある。

やはりな・・と思った。
最近の技術の著しい向上は、今までのレンズ評の基準を、一段階スライドさせる必要が生じているのではないかと感じている。
ニコンの人もインタビューに、新しいレンズの性能はボディの高画素化にかなりの余裕で対応できる・・と答えていた。

それならもう古いレンズなんて買う必要ないではないか・・と言われそうだ。
たしかにその通りだが、この30年以上前の300mmレンズのような例もあるから、レンズ集めは楽しくて仕方がないのだ。
今度こそやめようと、思ってはいるのだが・・・(笑)

D3 + Nikkor ED 300mm F4.5
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始まり


今週も忙しい一週間が始まった。
家にはあまり帰れそうにない。
今日からまた別宅に泊まりである。

それにしても日曜日にレンズが届いてよかった。
とりあえず一週間分くらいは撮りだめ出来た(笑)

御存知の通り、世界中の経済が危機的状況にあり、カメラを持って散歩するなんて浮世離れの感がある。
テレビで専門家が、とにかく借金のある人ははやく返すように・・と、これからの生活について話していたが、僕の場合はそれは無理だ。
人呼んでローンレンジャーだから・・・(笑)

D3 + Nikkor ED 300mm F4.5
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雨の上野


時折雨がぱらつく中、上野動物園の方に行ってみた。
もう午後のいい時間だったので、今から行くのもどうかとは思ったのだが、未知のレンズを持つ喜びがエネルギーとなった。

上野公園の中では、ヘブンアーティストと呼ばれる様々な大道芸人たちが、自慢の芸を披露していた。
東京都の審査に合格した人たちなので、芸の品質も高い。
中にはかなり見応えのある、素晴らしい芸人の方もおられた。

上野動物園に着いたが、年間パスポートを持ってくるのを忘れた。
どうしようかと悩んだが、結局600円を支払って入園した。
これもレンズのなせる業か?(笑)

しかしこのレンズは、動物園にはあまり向いていない事がわかった。
最短撮影距離が4mもあるので、一番欲しい構図が取れないのだ。
しかもマニュアルなので動く被写体は厳しい。

昔ステアリングへのキックバックの激しい古いポルシェ911を、さあどうだとねじ伏せて乗りこなしてみせる人がいた。
ここは腕の見せ所なのだが、あいにく軟弱で目の悪い僕は、最初からそのような意欲は持ち合わせていないのだった(笑)

D3 + Nikkor ED 300mm F4.5
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PERFORMER


300mmといえば超望遠の一歩手前で、それも暗いモデルだから、手持ちで撮るのはかなり厳しい。
マニュアルでしかもIFモデルより動きは渋いから、撮影は結構大変だ。

だがなるべく軽装で行こうと思い、あえて三脚は持っていかなかった。
300mmにしてはコンパクトとはいえ、レンズ自体がかなり大きくて重いので、それだけで結構な荷物になってしまう。
首からぶら下げて歩くのは限界の大きさだった。
一脚だけ持っていったが、それもあまり使わず、とにかく押さえ込むようにして撮影した。

こういう時には、やはりD3を持ち出してしまう。
D3の高感度の性能が、多くの難題を解決してくれる。

D3 + Nikkor ED 300mm F4.5
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REMARKABLE


箱からレンズを取り出して、その場でD3に取り付けて、自宅の窓から外を撮ってみた。
液晶画面を見て、只ならぬものを感じた。

ニッコールED 300mmF4.5。
70年代中盤に短期間販売された初期のEDレンズで、高価だったこともあり、出回った数量は非常に少ないという。
程なく同じ300mmF4.5のIFモデルが出て、市場から姿を消す。
IFモデルの方はポピュラーでタマ数も多く、今でも中古が安く入手できるが、ルールスレット評は低い。

しかしこのノンIFモデルに関しては、ルールスレット氏は「a truly remarkable performer」と称している。
それを読んで以来ずっと探していたが、市場で見ることはまったく無かった。
どこの中古屋で聞いても、無いどころか、存在さえ知らないお店の方が多かった。

eBayには数年の間に2回ほど出品されたが、世界中の人がルールスレット氏のサイトを読んで知っているので(笑)、結局値が吊りあがってしまい、諦めるしかなかった。
それを今回偶然見たオークションで見つけて、これも何かの縁と、思い切って落札したのだ。

D3 + Nikkor ED 300mm F4.5
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古いレンズ


数年間探していたレンズを、偶然覗いたオークションで見つけて落札した。
出品者のご好意で、日曜日の午前中到着するようすぐに送っていただき、到着したレンズを持って午後は近所に出かけた。
残念ながら天気予報は外れて、雲が空を覆い、ついには雨までぱらついてきて、程々で帰らざるを得なかった。
久々に古いレンズと歩いたのは楽しかったが、暗めの望遠レンズ1本に、この天気は少々厳しかった(笑)

D3 + Nikkor ED 300mm F4.5
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遍歴


少し酔って帰り、そのままベッドに横になり中途半端な夢を見て、目を覚ましたら夜中になっていた。
夜中に起きても調子が出るわけもなく、ボーッとしている。
例によって、カメラのバッテリーを充電器にかけ、風呂に入って体を温めたら、少しだけ頭がはっきりしてきた。
明日何をするか、何も決めていない。

ふと足元に転がっているカメラ機材の山を見る。
フィルム時代から一眼レフカメラは持っていたが、それほど写真に熱中していたわけではなく、ちゃんと勉強したこともほとんどない。
むしろ他の趣味に関連して、写真を撮ったことの方が多かったかもしれない。
機材はボディ数台と交換レンズ5、6本を持っていたに過ぎない。

20年ほど前、コンピューター関係の仕事をしていて、毎日異常に忙しい日々が続いたが、その時にカメラの機材を買いまくったことがある。
たまたま上司のひとりが、相当の腕を持つカメラマンで、半分プロ活動をしていたことも影響していた。

バブル前夜で残業時間が凄くて、その分給料も多かったが、そういうお金は趣味に消えていってしまうもので、すべてレンズやボディに化けてしまった。
その上、FMアコースティックスのアンプやソナスファベールのスピーカーを買ったりしたわけだから、何も残るわけはない(笑)

その後仕事で、コンピューター上の写真データを扱う必要が生じて、仕方なくフィルムスキャナーを買って読み込んでいた。
中判カメラなどを使用したが、仕事ということもあり、フィルムで撮ることの効率の悪さに辟易してしまった。

その頃K師匠がD1Xを使っておられ、相当行けるという話を聞いており、自分でもニコンのD100を買ってみた。
画質云々ではなく、何よりも現像に出す時間が無くなった事が革命的で、すべてをデジタルに移行することに決定し、中判カメラはハッセルだけ残して、後は売り払ってしまった。

それから面白くて毎週のように撮影に出かけるようになった。
D100の後、D2X、D70s、S5Proを購入、最近ではD3、D2Hsなどを導入している。
一方で紫外線撮影にも手を出し、アメリカからS3ProUVIRを輸入した。
レンズも次々に購入し、数えたことは無いが、今では90本近くあるのではないか?

それらの遍歴はこのブログに書かれているので、ご存知の方も多いだろう。
専門ではなかったので、基礎的な知識が欠けているが、ここで色々教えていただけたこともあり、皆様に感謝しつつ、現在に至っているわけである(笑)

D2Hs + Ai AF Nikkor 24mm F2.8D
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今日は家です(笑)


買うなら今だ・・と思って、eBAyをじっくり見ているが(笑)、残念ながらめぼしい物は見付からなかった。
逆に国内のオークションでレンズを買ってしまった。
最新のレンズの高性能ぶりを謳った直後に、古いレンズを買うというのも何だが・・・(笑)
そのレンズのテストはもう少し先になりそうだ。

D2Hs + Ai AF Nikkor 24mm F2.8D
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24mm比較 2

先日那須でレンズのテストをした時の画像が、まだいくつか残っている。
下の写真は、F5.6-1/15秒で固定して撮影したものだ。

僕の目に限った話かもしれないが、この大きさで比較しても差がよくわからない(笑)
どうもこのテストはあまり成功していないように思う。
しかしまあ、次回はどうすべきか考えるきっかけにはなっている。

前回の比較の時と同様、画像を重ねて切り替えてみると、24-70mmF2.8は中央部のふくらみが大きく感じられ、PC-E24mmF3.5は他の2本より写る範囲が僅かに狭くなる。
結果が同じなので、各レンズにそういう傾向が、間違いなくあるのだろう。

手前の石塔を見ると、14-24mmF2.8だけ大きくぼけているのがわかる。
当初は僕のピント合わせに問題があったのかと思ったが、拡大してチェックするとそうでもなさそうだ。
レンズの特質かもしれない。

前回、最近のニコンのレンズの画質の良さは、ナノクリスタルコートが効いているのではないかと書いたが、ある情報によると、必ずしもそうではないらしい。
ナノコートの効果が強く現れるのは、何と言っても逆光に対する時で、それ以外の時には写りにほとんど影響はないようだ。

最近のレンズの性能向上は、設計技術と製造技術の進歩によるところが大きいという。
やはり噂の大口径高精度ガラスモールド非球面レンズの効果は大きいかな?



AF-S NIKKOR 24-70mm F2.8G ED


AF-S NIKKOR 14-24mm F2.8G ED


PC-E NIKKOR 24mm F3.5D ED
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夜中の出来事


夜中に怖い夢を見てうなされたようだ。
何かを避けようとして、思わず声を出しながら腕を上げた。

その瞬間、隣にいたMrs.COLKIDが、僕の名前を呼びながらその腕を押さえた。
僕は我に返り、大丈夫という合図をしたが、程なくまた眠りについてしまった。

数日経ち、その時のことをふと思い出して、彼女に聞いてみた。
ところが、そのようなことはまったく覚えていないという。
そういえば、夜中に僕の名前を呼んだ様な気もする・・・などと言う始末。

どうも夫婦して寝ぼけたらしい(笑)

D2Hs + Ai AF Nikkor 24mm F2.8D
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なだ万


日曜日、日本橋三越新館のなだ万で早い夕食を食べた。
最近食べたお弁当では、なだ万のものが一番美味しかった・・と、Mrs.COLKIDは言っているが、僕は食べた覚えは無い。
僕がひとり別宅でコンビニ弁当を食べている時、どうやら僕の母親とふたりで仲良く美味しいものを食べているらしい。





珍しくイタリアンのお店も空いていたのだが、最近は和食を食べたくなることが多い。
考えた末、今日はなだ万にしよう・・ということになった。

海外に出かけた時など、若い頃は連日あちらの料理でもまったく平気であったが、今行ったらそうはいかないだろうなあ・・・





なだ万の懐石料理は、味がしっかりしていて、なかなか美味しかった。
東京の人の口に合わせてあるのだろうか?




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