主題歌


Z9 + NIKKOR Z 50mm f/1.2 S

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YoutubeをBGM的に使うことがある。
先日ハンナ・バーベラ・プロのアニメーションの主題歌(日本版)を集めたものが、たまたまお勧めに表示された。
懐かしいので、それを流しながら作業することにした。
ほとんどの歌が、まったく忘れていたにも関わらず、流れるや否や記憶がよみがえり、普通に歌えるのだから凄いものである。

僕が子供の頃に、夕刻になるとテレビで放映されていた米国製の短編アニメーション群である。
恐らく同世代の人たちの多くは、これを見て育ったはずである。
内容はそれほど高尚なものではなく、単に絵の動きを見て楽しむ、いわゆる「テレビまんが」であった。
本来はもっと低年齢の子供を対象にした作品だと思うのだが、それでも多くの小学生が、テレビをつけて何も考えずにボーッと見ていた(笑)

その中に「シンドバッドの冒険」というまんががあった。
「冒険シンドバッド」とか「少年シンドバッド」とか、放映のたびに題名が変わったようだ。
船乗りの少年が主人公で、マジックベルトというベルトをギュッと強く締めると、上半身が筋骨隆々にになり、パワーアップして悪漢を倒す・・という他愛の無いストーリーであった。
独創的なものも多い同社のアニメーションの中では、それほど個性の強い作品ではなかったように思う。

その主題歌であるが、2種類あった。
ひとつはグループサウンズっぽいもので、もうひとつは子供の合唱団が歌うものだ。
そのYoutubeの動画は凝っていて、その両方が入っていた。

当時は少年少女合唱団の歌う方は、子供っぽくて嫌いであった。
どうせ子供向けの作品だから・・と、馬鹿にされているような気がしたのだ。
大体子供というものは、子供っぽいものは好まないものだ。
まあ自分が子供だからこそ、そう感じるわけだが・・・(笑)

当時から気になっていたのだが、この二つの主題歌は、まったく雰囲気の違うものでありながら、歌詞はほぼ同じであった。
どちらが先に作られたのかは分からないが、基本的に同じ歌詞をベースに、一部削除あるいは追加して、全然違う曲をつけたのは明らかであった。
子供ながらに、どうしてひとつの歌詞に2種類のメロディがあるんだろう・・という疑問を感じていた。

しかしそう思いながら、50年からの年月が過ぎてしまった(笑)
たまたまYoutubeで流れて、当時感じていた疑問が復活した。
半世紀ぶりに謎が解けないかと思い、ネット上にその情報が無いか調べてみた。

結論から先に書くと、やはり曲が2種類になった理由は判明しなかった。
しかしWikiを見ると、結構大物のスタッフが曲作りに関わっていることが分かった。
歌詞を作ったのは司会者の前田武彦(マエタケ)氏らしい。
当時アニメ作品の主題歌の作詞をいくつか手掛けていたのだという。

作曲はクレイジーキャッツの曲の多くを作った萩原哲晶氏。
この二人のコンビは「エイトマン」の主題歌も作っている。
そうそうたるメンバーである。

驚いたのはグループサウンズ版の演奏者の表記で、「フォアジェッツ(安岡力也)」となっている。
ホタテマンの安岡力也氏である。
フォアジェッツとは何ぞや・・と思ったのだが、どうも実態の分からない謎のグループらしい。
グループ名を正式に書けない時に、この名称を使っていたのではないか・・という記述も見つけた。
安岡力也氏はシャープホークスに属しており、この演奏も実際には同グループのものだろうという。

その辺りの詳しい経緯が書かれたものはみつからない。
所詮子供のテレビまんがの主題歌である。
アルバイトでちょっと演奏してよ・・という程度のことだったのかもしれない。
将来アニメーションが日本を代表する文化になる・・などとは思いもよらず、歴史を正確に残そうという気持ちもなかったのだろう。

前田武彦氏の書いた歌詞に、2種類の曲をつけたことになる。
しかも極端に雰囲気を変えた曲に仕上がっている。
一方は流行を取り入れていて、もう一方は子供向けに徹しているのを見ると、局側の作品への考え方自体に変化があったようにも見える。

担当者の方針、スポンサーの意向、視聴者の反応への対応、時代の流行の変化・・など、いろいろな理由が考えられる。
しかし実際にどのような事情があったのかは分からない。
何しろ1960年代の話であり、直接関わった人たちの多くはすでにこの世にいない。
ネットには情報が溢れているが、書き込んでいるのはある年代までの人たちなので、それ以前の事は意外に分からないことも多いのだ。
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巨木


Z7 + NIKKOR Z 24-70mm f/4 S

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三峯神社の拝殿の前に2本の御神木の杉の木がある。
見るからに立派な、エネルギーに満ち溢れた巨木で、樹齢が800年と推定されている。
木の足元には通路が作られており、木の表面に直接手で触れて、御神木のパワーを授かることが出来るようになっている。

この木は鎌倉時代の武将である畠山重忠が奉献したものであるという。
NHKの大河ドラマ「鎌倉殿の13人」では中川大志氏が演じている。
容姿がいいからと、いつも軍勢の先頭に立たされてしまう役である。

実際に武芸に秀で、知性面も優れていたことから、「坂東武士の鑑」とまで称された人物であるという。
鎌倉幕府の創設に重要な役を担うが、頼朝の死後の権力争いの中、北条時政に謀反の疑いをかけられて討たれてしまう。
ドラマで親しみを持って見ていたが、身近なところに当時と繋がりのあるものが残っていた。
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Z9 + NIKKOR Z 50mm f/1.2 S

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資材の高騰が凄くて、製品価格を倍くらいに値上げしないと合わない・・・
と銀行で話したら、木材、鉄鋼などを使っている会社の多くが同じことを言っている・・と言われた。
資材の中でも、特に値上げの激しい分野なのだろう。

その鉄鋼だが、9月頃また大きな値上げがある。
ここしばらく、2、3ヶ月に一度ずつ、ドンドンドンと上がってきた。
いつものように世界規模で連動して上がっていく。

ただしもしかすると、今回で一度落ち着くのではないか・・という話も出ている。
今のところ、そういう噂が流れているだけなのだが・・・
誰が決めたのか、皆が先のことまで分かって動いているのが不思議なところだ(笑)

もちろんまたも戦争や地震、噴火などが発生したら、話が変わってくるだろう。
以前は大体予想通り進んだのだが、今はそう簡単にはいかないと皆が思っている。
この数ヶ月間では、それが実際に起きてきたのだ。

実は9月には石油製品などほかの資材にも、ドーンと上がるものがある。
けっこう値上げの大きな山になりそうな気配もある。
まだまだ苦難は続きそうだ。
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撤退


Z9 + NIKKOR Z 50mm f/1.2 S

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7月12日にニコンが一眼レフカメラの開発から撤退する、というニュースが流れた。
すぐにニコンから、あれは憶測によるもので当社が発表したものではない・・という声明が出た。
どうしてこうなったのかは分からないが、最初の発表も断言する口調だったので、何か手違いがあったのだろう。

ところがニコンが、一眼レフカメラの生産、販売、サポートは継続している・・と述べて、開発の文字が無かったために、やはり開発からは撤退したのではないか・・という噂が流れた。
恐らく、現時点で開発はしていないが、また再開する可能性が無いわけではない・・という事なのだろう。
今でも一眼レフを使用しているユーザーが多いので、マイナスの方向で捉えられるのを防ぐ意味もあるのかもしれない。

実は僕自身は、一眼レフの開発はもうとっくに止めたのだろう・・と思っていた。
だから、今更何でそんな話がニュースになるの?・・という感じであった。
今から一眼レフの開発に莫大な予算を回すくらいなら、その分をミラーレスカメラやZマウントのレンズにつぎ込んだ方がいい。
実際そのお陰で、以前とは次元の違う高画質のシステムが、着々と構築されている。

個人的には、ミラーレスカメラを、一眼レフカメラと別のもの・・とは考えてはいない。
一眼レフが進化してミラ-レスになった・・という風に捉えている。
どうせ僕の場合、カメラが何であろうと、写すものは一緒だし(笑)

何しろミラーレスは、記録されるデータを直接見ながら撮影することが出来るのだ。
こちらの方が本来あるべき形だ・・と思うのだが、違うだろうか。
既にレンズのコントロールリングで、露出を微調整しながらの撮影が身に付いてしまった。
たまに一眼レフカメラを使うと、不便で戸惑うほどだ。

しかもミラーレスの方が画質がいいのだ。
これには圧倒的な説得力がある。
画質の向上には、マウントの変更も効いているが(それとて結局はミラーが無いことが関係している)、ピントの精度が一桁上がったことも大きい。
その分撮影がシビアにはなっているが、それは世の中の流れなので仕方がないだろう。
せっかく新しい道具が出てきたのだから、積極的にその利点を活かして使っていこう・・と考えている。
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食べ比べ


Z9 + NIKKOR Z 50mm f/1.2 S

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夏で気温が高くなってきたので、朝食をオートミールからグラノーラへと切り替えた。
まあオートミールに飽きてしまった事もある。
また寒くなってきたらオートミールに戻せばいい。
Mrs.COLKIDに自宅前のスーパーでグラノーラを買ってきてもらった。

それをしばらく食べていたが、確かグラノーラって、もっと高級なのもあるよな・・・
自宅前のスーパーでは、どこでも売っている大手の出しているものしか置いていない。
それが特に不味い訳ではないのだが、どうせならもう少しグレードの高いものも食べたい。

まずはアマゾンで検索してみた。
種類が多くてどれを選んでいいのか分からない。
いろいろ調べて、これが良さそうだな・・というところまで到達するのに少々時間がかかったが、ふたつまで絞り込んだ。

ひとつはグラノーラブームの火付け役になったという会社のもの、もう一つはエッセイストの方が監修して作ったものだ。
ネット上に書き込まれている、実際に食べた人たちの評価が決め手になった。
自分がユーザー側に立ってみると、ネットで商品を選ぶ際の思考ロジックが分かって興味深い。

またグラノーラを多く扱っている高級スーパーにも足を運んでみた。
ここならお店が選別したものを置いているので、味や品質に関しては安心出来るが、やはり種類がたくさんあって、どれを選んでいいのか分からない。
販売価格もお店がいけると考えて付けた筈なので、まずは単純に価格の高いものを候補とすることにした。
パッケージによって量が違うので、重量で割った数値で比較した。

展示されている商品を見ているうちに、陳列棚で2列分を与えられている商品があるのに気付いた。
恐らくよく売れるので、露出度を高めているのだろう。
それが理由でその商品に決定した。
今度はお店での選び方のロジックが分かった(笑)

今回は味だけ比較したかったので、コストパフォーマンスやカロリー値などは考慮していない。
早速入手した3種類のグラノーラを机の上に並べた。
贅沢にも一度にすべての袋を開けて、少しずつ食べて味を比較してみた。

おおっ、美味しい!
さすがに高いだけあって、どれも甲乙つけがたいほど美味である。
こりゃあ前のスーパーで買ったものとかなり差があるな・・・
とりあえずは購入した3種類を、毎朝交代で食べていくことにした。
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表と裏


Z9 + NIKKOR Z 50mm f/1.2 S

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相変わらずマスクをしている。
少し前から片側の紐が当たり、耳の裏側の肌がヒリヒリと痛くなっていた。
その上からメガネをかけるので、余計に痛くなる。
自分で見ることは出来ないが、恐らく肌が荒れて赤くなっているはずだ。

多くの人が間違ったマスクの着け方をしている・・という話を、コロナが流行りだした頃に、どこかで読んだ。
表と裏を逆に着けていると言うのだ。
急に皆がマスクを着ける必要が生じて、警鐘を鳴らす意味で書かれた記事であった。

その解説によると、不織布のマスクの耳かけが溶着されている箇所が、マスクの外側にこないとダメなのだという。
不織布マスクには、耳かけの紐がウエルダーで溶着されているが、それが外側に来るのが本来の装着方法なのだそうだ。
紐が内側から出ていると、マスクを引っ張る形になり、顔に押し付けることが出来ず、サイドに隙間が出来てしまう。
紐でマスクを外側から顔に押さえつけて、隙間無く使うのが正しい使用方法だという。

それを信じてそう着けるようにしていた。
しかしなぜか市販のマスクには、この着け方だと、マスクの折りたたんだ蛇腹が内側を向いてしまうものがある。
マスク本体の折り目を見ると、むしろ紐が内側にくるのが正しい着け方なのではないか・・と思っていた。

暑くなってきて、マスクを着けると息苦しく感じるようになってきた。
しかも耳の部分は痛くてたまらない。
仕方なく、人のいない場所にいる時には、時折マスクを外すようにしていた。
大きめのマスクを買ってみて、苦しくないものを探したりもした。

で、マスクの箱に書いてある使用方法をもう一度読んでみた。
すると、マスクの紐の取り付け部分を内側にするよう書いてある。
よく見ると、パッケージの絵もその方向になっているではないか。
それだと蛇腹の形も正常な方向になる。

コロナの流行が始まって数年経つが、ずっと間違った使い方をしていた。
確かに紐で外側から押さえつける方が、効果は大きいのだろう。
しかしそもそも製造する側も間違っているのか、そういう設計にはなっていない。

正常な方向で着けてみると、紐のテンションが少し緩んだのか、耳の痛みが和らいだ。
しかも蛇腹の方向が正しくなり、内部に空間が出来て息苦しさも緩和された。
効果は少々落ちるかもしれないが、こっちの方がずっと楽だ。
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マッサージ


Z9 + NIKKOR Z 50mm f/1.2 S

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マッサージを受けてきた。
施術してくれたのは、40代くらいの小柄な女性であった。
男性のベテランも多いのに、その方がお店を取り仕切ってやられていた。

男女差別をする訳ではないのだが、そのお店では男性に施術してもらう方がいい。
手の大きさの問題で、小さい手で押されると、押される範囲が狭くなり、痛いわりに効かなかったりするのだ。
しかしお店が混んでいて、空いているのはその人しかおらず、贅沢は言っていられなかった。

案の定、いつもと感じが違う。
手が小さいので、ギューッと押されると、シャープに感じられ少し痛い。
ウーン・・とは思ったが、そのまま黙って受けた。

ところがその人は、ここがこっていますね・・と、いわゆるツボにあたる部分を、ピンポイントで攻撃してくる。
狭い範囲で集中させ、一番効く場所だけを、長時間押しっぱなしにする。
そのためけっこう強烈で、最後はのけぞって、思わずウウウ・・と声を上げてしまうほどであった。

施術が終わり帰宅したのだが、時間差で効果が表れ、そのうち身体がぐったりしてきた。
食事をした後に眠気に襲われ、何時間かぐっすりと寝入ってしまった。
何というか、全身に浴びるというより、急所を狙撃銃で撃たれたような感じである。
これはこれで悪くなく、何だか癖になりそうな予感(笑)
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拡大


Z9 + NIKKOR Z 50mm f/1.2 S

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急激に新型コロナの感染拡大が進んでいる。
今回の波では、あっという間に過去の最高値を超えてしまった。
弱毒性だから大丈夫という見方もあるが、小児科などはかなりひっ迫しているという話も聞く。

以前より感染力が相当強くなっているようだ。
周りでも、感染したり、濃厚接触者になった・・という話をよく聞く。
昨日は得意先の担当者から電話があったが、今熱を出して自宅で療養中だという。
治ったら行きますから・・などと言っていたが、熱のせいか、日付を一か月間違えた発注書が送られてきた。

知り合いの家では子供が高熱を出し、やがてその両親も熱を出した。
倦怠感があり、のどが痛く、味覚も無くなってしまった。
これは間違いなく新型コロナだろうと、PCR検査を受けたところ、結果は陰性であった。

そんな筈はないと、もう一度PCR検査を受けたが、やはり陰性。
症状のよく似た風邪が流行っているのだろうか・・・
これだけ症状が一致しているのに、そんな事あるのだろうかと、当人たちは納得がいかない模様(笑)
中国製の粗悪な検査キットじゃないか・・などと疑い出す始末である。

また別の知り合いは、同じく検査を受けたところ、大丈夫でしたと看護婦さんから言われた。
症状もないので安心して仕事をしていたら、担当の医師から電話がかかってきて、やっぱり感染していましたと告げられた。
その間油断していろいろな人と会ってしまったので大慌てになった。
検査結果が後から覆るなんてことがあるのだろうか。
またいろいろと混乱が始まったように見える。

実は来月重要な会議を予定していたのだが、中止すべきではないかという話が出ている。
万が一その場でクラスターでも発生したら、大変な事になる。
もはや風邪と大差ない・・などと言いながらも、感染拡大を助長するような行為は控えなければならない。
ウーム・・・また経済に悪影響が出そうな気配がしてきたな・・・
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インソール


Z9 + NIKKOR Z 24mm f/1.8 S

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コンバースのオールスターを買うと、同じサイズなのに、なぜかフィッティングが異なることがある。
すぐに足に馴染むこともあるが、何だかしっくりこない事もある。
時には靴擦れを起こすことさえある。

同じサイズ8(26.5)を買っているのに、何でこんなに違うのだろう。
個体差だとしたら、ちょっと問題である。
作りにこんなに誤差があったら、ZOZOMATで最適のサイズを算出しても意味がない。

以前レザーのオールスターのアディクトが欲しくて、僕のサイズが残っているお店を都内でみつけて、わざわざ遠くまで買いに行った。
アディクトは各部の作りが凝っており、EVA製の厚手のインソールを入れて履き心地まで向上させた特別なモデルだ。
ところが試着したら、何だかいつもとフィッティングが異なり、少しきつめに感じる。
通常のサイズ8と感触が違うと思い、店員さんに確かめたが、特別サイズ感がおかしいというクレームは無いという。

少し心配ではあったが、そのまま自分のサイズを購入して帰った。
しかしいざ履いて歩いてみると、案の定すぐに踵が擦れて痛くなってきた。
こりゃダメだと履くのを諦めたが、値段が高額だったのでかなりがっかりした。

皮肉なもので、一般の安いオールスターは、案外違和感なく履ける。
しかし悪名高いあの平たいソールのせいで、長く履くと足が痛くなってくる。
仕方なく、内部に入れるインソールを買ってみた。
どうせならとスポーツ用の少し高めのものにしたが、オールスター本体より高かった(笑)

踵や土踏まずの形状に合わせて、モディファイドラストのように持ち上げてくるタイプのインソールである。
薄めの作りなのだが、足に吸い付くような感触の良さがある。
それを安いオールスターに入れてみたら、履き心地が大幅に改善された。
一日履いていても疲れが少ない。

待てよと思い、例のアディクトのインソールを外して、こちらのインソールを入れてみた。
すると見事にフィッティングが改善されて、普通に履けるようになった。
真っ白いレザーのカッコいいオールスターなので、これが履けるようになるのは大いに嬉しかった。

どうやら厚手のインソールの入ったオールスターが、僕に合わないことが分かってきた。
踵の下に厚めのクッションが入ると、その分ヒールカップが浅くなり、踵が靴擦れを起こしやすくなるようだ。
恐らく靴の本体は同じ形状で作られているのだろうが、そこに厚手のインソールを入れれば、当然大きさも変わってくる。

手持ちのオールスターをチェックしてみると、リアクト系のインソールの入ったモデルも、今一つ自分の足に合っていないことが分かってきた。
同じサイズなのに製品によってフィッティングが違うと感じていたのは、インソールが原因だったのかもしれない。
かと言ってインソールが無いと、履き心地が悪くて辛い。
そこで今は、自分に合ったインソールに毎回入れ替えて履くようにしている。
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スタイル


Z9 + NIKKOR Z 50mm f/1.2 S

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撮影しながらの散歩をする時、自分のペースで動くのって大切だ。
Mrs.COLKIDなどと行っても、落ち合う時間を決めて、それぞれが自由に行動する。
これって実はすごく重要なことなんじゃないかと感じている。

ふらふらと何も考えずに歩いていく・・・
ように見えて、実は自然との対話がそこにある。
大抵はあちらから話しかけてくれる。
「こんにちは」「ありがとう」「さようなら」という挨拶を交わす。

何かを感じた時に、カメラを向けてシャッターを切る。
それにどういう意味があるのかは分からない。
だが、少し離れた場所からも、自分が呼ばれているのを感じる。
そのため撮影する時は、ひとりで動くのが基本である。

まあこれはその人のスタイルによるのであろう。
僕の場合は、自分のペースで歩けることが、何よりも大切である。
好きなものを好きなように撮る。
何枚か撮って納得したら、その場を離れる。
いつもそういうスタイルで撮っている。
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暑い場所


FUJIFILM X100V

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仕事で急に用事が出来て、埼玉県の大宮に行ってきた。
最初は車で行くことも考えた。
しかし所要時間の見当がつかなかったので、電車を乗り継いで行くことにした。
(上の画像は関係なくて浅草寺で撮ったもの)

午後の一番暑い時間帯だ。
天気は曇りではあったが、時折強い太陽光が射した。
駅から結構歩いたのだが、暑くてうんざりしてしまった。

大宮には何度か行ったことがあるが、暑い場所・・というイメージがある。
内陸の方だからだろうか。
ベタッとした粘り気のある暑さを感じる。

同じように土地自体に暑さを感じるのは、何と言っても渋谷だ。
あそこは文字通り谷だからだろう。
真夏に行くと、空気が澱んだような、強烈な暑さに見舞われることがある。

上野や中野にも独特の暑苦しさを感じる。
こちらは土地そのものから不穏なものが発せられ、それが重くのしかかってくるような感じがする。
そう言えば池袋にも共通した雰囲気がある。
・・・なんて、あちこちに文句をつけているが、要するに日本中暑いんだよな・・・
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Z9 + NIKKOR Z 50mm f/1.2 S

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セミが鳴きだした。
会社の庭でもニイニイゼミの鳴き声が聞こえる。
先日は都心を歩いていたら、どこかからミンミンゼミの声が聞こえてきた。
やはり自然の力は偉大だ。
カエルはまだ見ないけれど・・・
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ご祈祷


Z9 + NIKKOR Z 50mm f/1.2 S

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赤坂の豊川稲荷東京別院に行き、朝一番のご祈祷を受けてきた。
家から意外に近く、電車に乗れば数十分で行くことが出来る。
僕はここでご祈祷を受けるのは初めてだが、Mrs.COLKIDはすでに数回受けている。
朝早い時間であったが、地元の常連の方たちが数名おられた。

ここのお寺はパワーが尋常ではない。
何度か来ているが、そのたびにただならぬものを感じている。
ご祈祷がまた凄い・・という話は聞いていた。

今日は念願のご祈祷を受けて、その強烈なエネルギーを全身で感じることが出来た。
さすがに少し疲れてしまい、木陰のベンチで1時間ほど休んだが、時折吹く風が気持ちよかった。
このお寺はパワーが強烈で、人によって相性があると言われているが、どうも僕には合っているようだ。
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怪人


FUJIFILM X100V

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ゴキブリ男を手に入れたぞ。(2022年6月29日の日記
ガチャに2回ほど挑戦したら出てきた。
思わずガッツポーズである(笑)



この通り他の怪人もけっこう揃ってしまった(笑)
こうしてみると、ショッカーの怪人の方がオリジナリティがあって感心する。
主人公の仮面ライダーより、こちらの方を集めたくなってくる。

ゴキブリ、ふくろう、セミ・・と、選ぶ素材がまず凄い。
そこから生理的に不快に感じるような、おどろおどろしさを抽出して、デザインを作り出す感覚が素晴らしい。
悪趣味でグロテスクであるが、見る人が嫌がるのを楽しみながら作ったようにも見える。
予算が限られていたのだろうが、その安っぽさまでも味方につけているようだ。

子供は正義のヒーローの方を喜ぶだろうが、大人になると怪人の面白さに気付く。
どの怪人も何となく覚えているのは、テレビで見た時にそれなりに衝撃があったのだろう。
子供の潜在意識に刻み込まれてしまうのだから、考えてみたら恐ろしい話である(笑)

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便利な箱


FUJIFILM X100V

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320dを毎日のように運転している。
新型コロナの感染拡大が始まる直前に納車された車である。
運転に関する多くの操作が、年々自動化されていくが、今回の車は特にそれを強く感じた。
今では当たり前のように使っているが、恐らく昔乗っていた車に今乗ると、戸惑うことが多いだろう。
運転の操作の中で、無くなってしまったプロセスがいくつかあるのだ。

既に大分前からそうだが、まずキーでドアを開錠することはなくなった。
ポケットやカバンに忍ばせたキーを感知して、車に近付いただけで自動的に鍵が開く。
逆に遠ざかると勝手に施錠されてドアミラーが倒れる。
ドアの鍵の開閉を自分で意識してやることはなくなった。

もちろんエンジンの始動も、ボタンを押すだけである。
当たり前だが、昔みたいにキーを穴に差し込んでスターターを回す必要はない。
キーはただ身につけて持ち歩くだけで、オーナーが来たことを車に知らせるためのものになった。

オートブレーキホールドの機能で、パーキングブレーキも無くなった。
フットブレーキを踏んで停止すれば自動的にかかり、足を離しても車が動くことはなく、アクセルを踏めば即座に解除されて動き出す。
ハンドブレーキのスイッチはあるが、一度も動かしたことは無い。

ライトの点灯も完全に自動である。
安全性を考慮して、昼間も常に点灯する仕様であるが、当然センサーが周囲の明るさを監視していて、暗くなればより光量を増す。
コーナーではイン側の曲がり角を照らして見やすくしてくれる。
ライト類は車の管理下にあり、手動でオンオフすることはなくなった。

ワイパーもオートのモードにすれば、基本的に人間がやる事は無くなる。
雨や汚れを感知して勝手に作動し、動かす速度や頻度もコントロールしてくれる。
ただし現状では、こちらの欲しい動きと必ずしも一致していない。
スタンドなどで店員さんが窓を拭こうとした時に、センサーが反応して、いきなりワイパーが動き出すこともある。
これはいつかプログラムが改良されれば解決する。

自動運転はまだ中途半端な技術であるが、現状でも受ける恩恵は大きい。
最近は高速道路ばかりでなく、一般道でもよく自動運転を使うようになった。
条件が揃っている時、要するに単純で分かりやすい道を走る時に作動させているが、信頼性はそれなりに高い。

アクセルとブレーキを自動でコントロールして、前の車との距離を一定に保ちながら走ってくれる。
のろのろと動く時などは、何も考えずに座っていればよく、非常に楽だ。
まあ万一のことを考えて、前車との距離は多めに取っている。
前の車が停まれば、それに合わせてしっかり停めてはくれるのだが、自分でブレーキを踏むわけではないので、近過ぎるのは精神衛生上好ましくない。

ステアリングの操作にも、一定のコントロールが入る。
道路上のラインをカメラの画像で分析しており、道から逸れそうになるとステアリングを戻そうとする。
軽く手を添えておけば、ある程度自動で走行ラインに沿って走っていくので、すべて自分で操作するよりかなり楽である。
障害物など避けたいこともあるので、最初は勝手にライン通り走るのが邪魔な機能にも思えたが、付き合い方次第であると分かってきた。
こちら側も進化しているのだ。

高速道路上では、アクセル、ブレーキ、ステアリングの制御が、劇的に作業量を軽減してくれる。
軽くステアリングに手を触れているだけで、ほぼ完全自動に近い形で車が走っていく。
のんびりと左側の車線を走れば、緊張することも無く、リラックスした状態で長距離を移動することが出来る。

不思議なことに、自動運転で走ると飛ばす気持ちもなくなる。
どうぞ抜いて行ってください・・となる。
自分で運転するという行為が、原始的な作業に思えてくるのだ。
この機能は安全運転に大いに貢献していると言えるだろう。

こうやって見ると、運転の操作を自動でやる方向にどんどん進んでいるのが分かる。
もちろん人間側がそれに順応できない場合もあるわけで、上記の機能はオフにしたり、コントロールの度合いを細かく変更することも可能である。
しかし目指しているのは完全な自動化で、今後新しい世代の車に乗るたびに、人間が自分の手でやることがさらにいくつか無くなっていくだろう。
やがて車は、家まで迎えに来て目的地まで運んでくれる、便利な箱になっていくであろう。
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