ウーム・・・


多くは語らない。
個人的に大変気になるカメラの登場だ。
今になってこんなものが出ようとはちょっと予想外だった。

ルールスレット氏も(当然)すぐに購入。
今頃テストの最中だろう。

ほとんどの人にはあまり関係ない話だろうが・・・(笑)
(画像は借り物です)
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プリント


昨日からPX-5500のプリントが面白くて何枚も印刷している。
クリスピアを何枚使ったか・・・(笑)
途中で足らなくなって近くのカメラ屋さんに補充に行った(笑)

インク代も馬鹿にならない。
この機種は低ランニングコストを謳っているが、それでもインク残量がみるみる減っていくのはやっぱり気になる。
9色インクなのだが、1本1000円からするものを、昨日は5本も交換した。
プリントを始めるとお金がかかることがわかった。
プリンタ本体は性能の割には安価に感じるが、さてはインクで儲けているな・・と気付いた(笑)

この写真は以前ここに載せたものだが、AdobeRGBモードでプリントしてみて、かなり違いの出た1枚だ。
こういう青緑系の色に効果が顕著に出る。
海の写真などを撮る人はAdobeRGBモードの恩恵を受ける筈だ。

何となくコツがわかってきて、フィルターを強くかけすぎないように気をつけている。
何しろモニタが表示できないわけだから、きっとAdobeRGBでプリントするとこういう色になるだろう・・と頭で考えながら作業を進めるしかない。
この色はAdobeRGBにするときっといいぞ!とか・・・(笑)

こうなると一般の本の印刷機の色再現がどのくらいのものなのかも気になる。
プロのカメラマンの方たちはこの問題に長年悩まされてきたのだろうと思う。
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トンボのめがね


PX-5500のAdobeRGBモードだが、いろいろ試しているうちに、何とオニヤンマの目の色で差が出ることがわかった(笑)
オニヤンマさまさまだ。

でもモニタが表示できないのはやはり辛い。
だって自分が何をしているのかがわからないんだもん(笑)
とにかくAdobeRGBモードでファイルを開いて、できれば加工しないでそのままプリンターにデータを受け渡す・・・くらいしかできない。

ご存知の通りサムソンから安いAdobeRGBモニタが出るという。
他社も当然出してくるだろうし、さらにコストダウンが進むだろうから、遠くない将来、いよいよAdobeRGBモニタが主流になるかもしれない。

またAdobeのLightroomのRAWモード現像が面白い色になることがkokupsyさんのレポートでわかった。
これはビックリだ。
しかも加工中の作業空間はAdobeRGBのみという設定・・・
「これからはAdobeRGBモードが主流ですよ」と言っているようなものだ。
(あるいは「未来は当社のものだ」といいたいのか・笑)

おお神様、あぶなくAdobeRGB信仰を捨てるところでした。
後はブラウザだけかな?
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共生


自然公園の中にはスズメバチの巣がある。
ここでは動物や昆虫たちと人間との共生が第一に考えられているので、むやみに巣を撤去したりはしない。
そのためこちらも刺されて大事に至らないように注意する必要がある。

蜘蛛の巣にかかったアブラゼミの死骸を、蜂が夢中になって食べていた。
近くに寄って200mmマクロで撮ってみる。
こういう時のためにも焦点距離は200mmくらいは欲しい。

ワイヤレスのストロボSB-R200がパッと光ると蜂の動きが止まった。
どうも気に入らなかったらしい(笑)
「まずい・・・」
あわててカメラと三脚を置いて逃げる。
この分野の撮影も命懸けだ(笑)

オニヤンマを撮る時は200mmF2にスピードライトのSB-800を組み合わせた。
秒間何コマかの連写をすると、それをスピードライトが追従して、パパパパ・・と続けざまに光る。
オニヤンマもこれが気に入らないらしく、プイと方向を変えて飛び去ってしまう(笑)


ところで、どういうわけかスピードライトに関しては、ニコンの純正を買わずに、ケチッてサードパーティ製を買う人が多いという。
ストロボはあまり使わないし、どうせカメラメーカーも社外で作らせているのだろう・・ということらしい。
しかし今回のことを考えても、本格的にやろうと思ったら、ライティングの技術は不可欠だろうし、どうも純正ならではの良さがあると聞く。

一度K師匠にSB-800をお貸ししたら、「これは・・」ということになって、その後すぐに2台買われた。
ニコンのスピードライトのシステムは凝っていて、ワイヤレスで複数のライトをコントロールできる。
もちろんその使いこなしには高度なライティング技術が必要になる。

写真を専門に勉強された方は、スタジオなどを使って、そういう教育も受けておられるのだろう。
僕は右も左もわからない状態なので、ちょっと羨ましく感じる。

D2X + Ai AF Micro Nikkor ED 200mm F4D(IF)

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飛行物体


肝心のオニヤンマの写真だが、今回も敗退であった(笑)
とにかく難しくて上手くいかない。
完全に修行不足である。
この写真も画質が荒れているのを見ればおわかりと思うが、かなりトリミングしている。

2度目の挑戦で、機器や方法はどうするべきかわかってきた。
しかし技術的にはまったく駄目。
飛行物体を撮影するのは本当に難しい。
拳銃だって、とまった標的には簡単に当たるが、動いている標的に当てるのは至難の業だ。

生物の場合、その行動パターンを読むことも必要になる。
今回のオニヤンマは行動する時間が限られるようで、1時間ほど粘っていたが、突然飛んでこなくなり、そこで撮影は終わってしまった。
こちらは数少ないチャンスに、ここぞとばかりピントリングを回しながらマシンガンのように乱射するしかないのだが、たいてい一発も当たらない(笑)
こういう撮影にはやはりD2H系の方が有利だ。

また例によってトンボがホバリングしてくれないのも辛かった。
(多分ホバリングしてくれても撮れないけど・笑)

挑戦し甲斐のあるたいへん面白い分野であるが、一方で重要なことに気付いた。
この撮影は目が良くないと出来ないのである。
僕は目が悪いので極めて不利である。

仕方なくMrs.COLKIDに立ってもらい、トンボがどの辺を飛んでいるか、横から声をかけてもらった(笑)
彼女は非常に目が良く、特に自然の中で生物を見つけるのは僕よりずっと早い。
時には何かがこちらを見ているという雰囲気まで察知するので、北海道の山の中に行った時は彼女の目が頼りだった(笑)

これはただでさえ大変な努力が必要な分野だ。
K師匠も白鳥の撮影をライフワークにされておられるが、その努力は並大抵のものではない。
トンボの撮影も、先輩たちのHPを拝見すると、それ専門にかなり打ち込む必要があるように思う。

皆さん自分ならではのオリジナルの技術を開発されている。
僕が物真似で同じことをしてみても、真似は真似でしかなく、何の評価もされないだろう。
(でももう少しトライしてみるけど・笑)

D2X + AF-S VR Nikkor ED 200mm F2G(IF)
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蜘蛛 その2


これは光を当てた。
色がしっかり出ているのがわかる。
NXを使われている方はわかると思うが、これだと実に加工しやすい(笑)

最近Really Right Stuff社の新しいカタログがリリースされた。
早速プリントアウトして毎日読んでいるのだが、ビックリするような新製品がいくつも載っている。
なぜビックリするかというと、「使い方がわからない」製品があるからだ(笑)
なぜこんなものが必要なのかがわからない。

外国のユーザーもそう思うようで、なぜ必要なのか、カタログに事細かに解説されているのだが、英文なので読んでもイマイチわからない(笑)
何度も読んでいるうちに何となく意味がわかってくるのだが、こうやって実践してみると、なるほどと思うところがある。
(同社のカタログは、写真の撮影技術がステップアップする情報が満載されているので、かなりお薦めである)

たとえば前述のニコンの接写用ワイヤレススピードライトだが、Really Right Stuff社からあれ専用にストロボの取り付け位置を変えるアダプターが出ている。
オリジナルは2個のスピードライトがレンズのすぐ脇に取り付けられるようになっているのだが、RRS社のものは、それらをわざわざレンズから遠くに離すためのアームである。
オリジナルもライトを両方ともレンズの横に取り付ける方法は推奨しておらず、ニコンのカタログには、片方を手で持って(それでワイヤレスが有効になる)違う角度から当てて撮影する例が紹介されている。

どうやら光の当て方の「公式」があるようで、まずはそれを勉強するようにとRRS社のカタログには教科書まで紹介されている。
さっそくアマゾンでその教科書を注文したが、英文なのでまた解読が大変かもしれない(笑)

D2X + Ai AF Micro Nikkor ED 200mm F4D(IF)
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蜘蛛


僕の住んでいるところは殺風景で、コンクリートと汚れた空気とホームレスばかりが目に付く。
しかし何も栃木まで行かなくとも、家から1時間ほどのところで、自然の多い公園があることがわかった。
聞くとオニヤンマも飛んでいるという。
それならばと2本の200mmを持って出掛けた。

マクロレンズはずいぶん買ったが、焦点距離は200mmがベストのような気がする。
世間では100mm前後が主流になっているが、屋外で生き物を撮ることの多い僕には200mmの方が使いやすい。
このクラスのレンズは種類が少ないが、ニコンの200mmF4マクロは画質的にも優れており、個人的には文句なく最良のレンズである。

このレンズと組み合わせることを考えて、数ヶ月前に接写用のワイヤレスのストロボを買った。
今回そのストロボも持って行き、いろいろ試してみたが、なかなか難しい(笑)
この写真はストロボを使っていない。
使わない方がいい場合も多かった。

どうも光を当てる角度が重要のようで、よくあるようなレンズの周辺部に配置するのは、影が出ないためにベタッとした写真になってしまい、うまくいかない場合が多いようだ。

D2X + Ai AF Micro Nikkor ED 200mm F4D(IF)
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グロッキー


お盆休みが終わって、もう今年の昆虫撮影はあきらめていたのだが、よく考えたらまだ8月だし撮影できないことも無い。
あきらめるのはまだ早いと思い、近郊で自然の多そうな地域に出掛けてみた。

でもちょっと夏バテ気味・・・(笑)
半日ほどでグロッキーになり、車の中で冷房をかけて寝ていたら、完全に体調を崩してしまった。
その後帰宅してからは夜まで寝っぱなしだった(笑)

写真の収穫も無かったが、天気も良くなかったし、仕方が無い。
こんなことなら最初から家で休んでいた方が良かったか?

D2X + AF-S VR Nikkor ED 200mm F2G(IF)
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PX-5500


エプソンのPX-5500というプリンターを使っている。
A3ノビまで印刷できる顔料インクのプリンターだ。

何故かは知らないが、同社のこのクラスの大きさのプリンターの中では、唯一マックスアートのシリーズに属している。
マックスアートというのはエプソンの大型プリンターのシリーズで、会社にも1m以上の幅のロール紙にプリントできる同シリーズの顔料プリンターが1台ある。

顔料インクには賛否両論あるようだ。
PX-5500で光沢紙にプリントしても、染料インクのような光沢感が出ず、ベタッとした質感の仕上がりになる。
しかし表面がつるつるのプリントというのは、どうも素人向けの仕上がりのようで、色の再現性や安定性を重視するプロの方々は、つやの無いプルーフ用紙などを使う場合が多いという。

クリスピアという光沢感の強い高価な用紙があるのだが、それにPX-5500で印刷しても、つや消しの落ち着いた質感の仕上がりになってしまう。
不満を持つ一般ユーザーもいるようだが、そういうものなのだ。
だからあえてマックスアートのシリーズにしたのだろうか?

顔料インクの制御はかなり難しいようで、キャノンが開発している対抗機種が、予定の発売日から大幅に遅れている。
実はそちらを待っていたのだが、もう待ちきれずにエプソンの方を買ってしまった(笑)

PX-5500のいいところは、AdobeRGBに対応しているところだ。
ところがAdobeRGBのデータをAdobeRGBモードで印刷しても、期待していたような鮮やかな色のプリントにはならない。
本当はこの機種は、かなりシビアにカラーマネジメントが出来るようになっているのだが、面倒くさいのでいい加減に使っているのが悪いのだろう。
そもそもモニタにAdobRGBの色域の表示能力が無いので、調整もへったくれも無い・・という面もある。

ご存知の通り僕はAdobeRGB信仰を持っていたのだが、ここにきてちょっと崩れてきている(笑)

D2X + AF-S DX Zoom Nikkor ED 17~55mmF2.8G(IF)
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ズーム


海外などから会社に来たお客さんと記念撮影をして、その場でプリントした写真を渡すととても喜ばれる。
そのためにデジタル一眼レフをいつも会社に持って行く。
(そういう意味では僕もプロカメラマンといえるかもしれない・笑)

プリントした写真が長持ちするようにと先日エプソンのPX-5500という顔料プリンターを購入した。
カメラのボディはD100やD2Xを使うことが多い。

レンズも何本か置いてあるが、一番喜ばれるのがシグマの10-20mmのズーム。
ジッツォの5型を目いっぱい伸ばして、高いところから俯瞰するように撮る。
するとショールームなど全体が広く写せて、その真ん中にひとり立つ自分・・という特殊な構図の写真が撮れるので、たいていの人はビックリすると同時に非常に喜ぶ。

会社に帰って会議で見せたり、女の子に自慢したりできるらしい(笑)
実は女の子が一番敏感に反応して歓声が上がると聞いた。
レンズの画質はイマイチなのだが、画角そのものが説得力を持っているのだ。
結果的に多少なりとも商売につながっているかもしれない(笑)

同時に通常のポートレート撮影用にニコンの18-35mmF3.5-4.5EDのズームも置いてある。
あまりまじめに撮る気はなかったので、家にあった安いズームを選んだのだ。

ところが先日久しぶりに17-55mmF2.8EDのズームを使ってみて驚いた。
18-35よりかなり画質がいい。

よくテストレポートで高価な17-55より18-35の方がシャープで画質がいい・・と書かれているのを見るが、実際に使ってみると、やはり17-55の方が相当いいような気がする。
階調が豊かで癖が少ないのだ。
最初は多少ボケ気味にも見えるのだが、画像ソフトで加工するといきなり高画質になる。
プリンターで紙に印刷すると、さらに差がはっきり出る。
最初からエッジが立ってしまったような18-35より、滑らかにぼけている17-55の方が後処理向きなのかもしれない。

D2X + AF-S DX Zoom Nikkor ED 17~55mmF2.8G(IF)
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真夜中の話 3


以前仕事仲間から聞いた話を思い出した。
彼は登山が趣味で、学生時代、山小屋でアルバイトをしていたのだが、人里離れた山奥では、町では考えられないような異様な出来事が次々に起きたという。
特に亡くなったはずの人と話すパターンが多いらしい(笑)

自然の多いところでは、そういう話がたくさん残っており、日常の出来事として語られる。
今回も義父から、若い頃体験した興味深い話をいろいろと聞かせていただいた。
中には凄い話もあり、人間の力の及ばない世界が存在することを実感する。

昔は町中でも不思議な事件が起きた。
亡くなった祖父が縁側で「最近は世の中が騒がしいのか、お化けがでませんなあ・・」などと真面目に話していたのを思い出す。
僕の母親も子供の頃の不思議な体験を話してくれることがあるし、当時家族の間で起きた説明のつかない出来事を、みな黙って受け入れているようだ。

一方僕は霊感をまったく持ち合わせていないのか、およそそういう体験をしたことが無い。
ここにいると言われて、目を凝らして見ても、僕には見えない。

ただ父親が亡くなった晩に、父の部屋で寝ていたら、夜中に金縛りに遭い、傍らに40歳くらいのすらりとした男性の影が立ち、こちらをじっと見ているのを感じた。
「若い頃の親父かなあ・・」と体が動かない状態で考えたのだが(笑)、あれは夢だったのだろうか?

D2X + AF-S DX Zoom Nikkor ED 17~55mmF2.8G(IF)
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真夜中の話 2


いや、笑わないでいただきたい(笑)
論理的なような非論理的なような話だが、とにかくそういう仮説を立ててみたのだ。

もっともこれが真実だと証明できたら、えらいことになる。
世の中がひっくり返る。
きっと政府の機関が動いて、このブログを閉鎖に追い込むだろう(笑)

そういうわけで、僕はUVニッコール105mmF4.5とD70sを用意して出掛けたのだ。
大真面目なのである。

写真を撮るに当たって問題は、そこに被写体が本当にいるのか?・・ということだ。
僕には霊感がまったく無いので何も見えない。
でもそれがわからないとシャッターを切っても意味が無い。

実は詳しく書くことは出来ないが、それについてもちゃんと考えてあった。
僕にはそういう能力はまったく無いのだが、世の中にはそういう能力を持つ人がいる。

とにかくその結果、「ここに何かがいる!」と確信のもてる状況にまで至った!
(何が起きたか具体的に書くと怖くて眠れなくなるよ・笑)
ここに三脚を立てて、可視光カットフィルターを付けて、長時間露光すれば、きっとそれが写るに違いない・・・そういう状況であった。

しかしMrs.COLKIDの「そういうことを面白半分ですべきではない」という意見で、撮影に待ったがかかった。
僕は彼女の勘の鋭さは信じる。
という訳で、あっさり撮影を中止する決定を下した(笑)

決してびびってやめた訳でも、怖くてちびってしまった訳でもない。
誰か僕の代わりにやってくれる勇気のある人はいないか?
一応お清めの塩とかを用意してトライした方がいいと思うけど・・(笑)

D2X + AF-S DX Zoom Nikkor ED 17~55mmF2.8G(IF)
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真夜中の話 1


たとえば犬笛のように、人間の耳に聞こえない音があるように、人間の目に見えない光もある。
紫外線や赤外線の領域の光だ。
人間の目が反応しないのは、多分生活にそれほど必要としないからだろう。

人間には個人差があるから、ある人には見えるのにある人には見えない・・そんな光もあると思う。
オーディオでは、小学生の子供には聞こえる20kHz前後の超高域が、親には聞こえない・・・ということが時折起きる。
耳の特性は年とともにどんどん劣化していくからだ。

ところで、その見えない光を捉えてくれるのがUVニッコールである。
要はレンズを透過する光の周波数レンジが、人間の可視領域より広いわけだが、ではこの特質を生かすには、一体何を撮影したらいいのだろう。

今まではとにかく紫外線の成分を多く含んだ被写体を考えていた。
しかしここで考え方を変えて、「人間の目に見えないもの」を探してみた。

普通の人間の目には見えないもの。
中には見える人もいる・・・

誰でも思いつくものがある(笑)
そう、夜中によく出る「あれ」だ。

そんな非科学的な・・ここってそういうブログなの?・・と言われるかもしれない。
いや、大真面目に考えたのだ。

心霊写真と言われるものがある。
大方はでっち上げのように見えるが、仮にあれが実存するものとして話を進めよう。

あれはデジカメにも写るのだろうか?
フィルムだってそうだろうが、特にデジタルの場合、データは画面を千切りにしてオンかオフの記号の羅列になっているはずだから、データそのものに何らかの影響を与えて、画像として映り込むことは不可能だろう。
つまり光として何らかの情報が、レンズを通してカメラの中に入ってきているに違いない・・と仮定した。

それがたまたま人間の可視領域ギリギリの周波数の光なのではないか?
だから見える人と見えない人とに別れる。
だとしたら、レンジの広いレンズとそれを記録できるカメラがあれば写すことが出来るかもしれない。

D2X + AF-S DX Zoom Nikkor ED 17~55mmF2.8G(IF)
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シアター


お盆休みに銀座の映画館に「太陽」を見に行った。
その後日曜日に地方の映画館で「ユナイテッド93」を見た。
どちらも問題作である。

作品については、そのうち「よるくま日記」の方に書く予定だが、今回非常に気になったのは、上映している映画館の環境についてである。

「太陽」を見た銀座の古い映画館は、これは最悪に近い環境で、上映中数分おきに地下鉄の通る音がゴーゴーと入り、それが映画の効果音と判別が付かず閉口した。(そう、あの悪名高き映画館だ・笑)
その上前の人の頭が邪魔して画面が一部見えない。
まあ、これは今までの多くの映画館が当てはまる環境ではある。

ところが実家に行った帰りに寄って「ユナイテッド93」を見た国道沿いの新しい映画館は、対照的にえらく快適な環境で驚いてしまった。
夜遅い最終の回だったのだが、急斜面のため前の人の頭はまったく邪魔にならない。
椅子は大きく足元も広く空調も絶妙で、これならお金を出す価値が十分にあると思った。(しかもレイトショーで割引になった)

そこは大きな廊下の両側に劇場がいくつも並んでおり、それぞれ最新の映画を上映している。
一番大規模な作りの数百人入る1番館は、音響も充実しており、アムクロンのアンプでエレクトロヴォイスのスピーカーを鳴らしているという。(当日はスーパーマンを上映していた)
「ユナイテッド」は比較的小さな劇場での上映だったが、何の不満も感じなかった。

聞くところによると、地元では食事も風呂も済ませて、寝る前に見に来るのが流行っているという。
いろいろな映画を上映しているので、週に何回か来ることができるのだ。(会員になると割引がきく)
今のところそれほど混んではいないが、この方式が根付くとしたら、ちょっとした革命である。

僕は「ホームシアター」の時代が終わるのではないかと思った。
当初はホームシアターに対抗すべく考えられた上映方式だと思うが、出来てみれば映画は最新だし大音量は出せるし品質も良いしで、これなら家で無理して見る必要がなくなる。

我が家も御多分に漏れず天井からスクリーンが降りてくるようになっているが、最近はほとんど映画を見なくなってしまった。
オーディオと違って視覚的情報が加わるビジュアルは、意外に体への負担が大きくて、毎日見るのは疲れるのだ。

ホームシアターは時代遅れになりつつあるのかもしれない。
天井にネジ止めされているあの大きいスクリーンをどうしろというのか・・・(笑)

D2X + AF-S DX Zoom Nikkor ED 17~55mmF2.8G(IF)
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告白


これだけ三脚にこだわっておきながら、意外に思われるかもしれないが、告白すると実は僕は三脚をほとんど使わない(笑)
那須の山の中では使用したが、それは200mmという望遠やマクロを持って行ったからで、普段の撮影では滅多に使うことはない。

先日の深大寺は全部手持ちだし、5月に菖蒲を撮りに行った時などは180mmで撮影したが三脚はついに使わなかった。
あっと思ったら、さっと撮る。
一見論理的なように見えて、実は直感的なタイプなのだ(笑)

それでも三脚が好きなので、家では三脚がどんどん増殖していく(笑)
Mrs.COLKIDなど部屋を占領する三脚を目の敵にしていて、お店で僕が三脚を見ていると、また買うのかと咎める。
家中を三脚で埋め尽くしてやるんだ・・なんて言ったら殺されるだろう(笑)

夜ビールを飲んだ後、居間の床に座って、新しい三脚を手に取り、黙っていじくりまわす。
これを使うシチュエーションを想像するわけだ。
昔父親が鮎のとも釣り用の竿を持ち出しては、天井まで伸ばして悦に入っていたが、あの気持ちがわかるようになった(笑)

D2X + AF-S DX Zoom Nikkor ED 17~55mmF2.8G(IF)
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