COLKIDが日々の出来事を気軽に書き込む小さな日記です。
COLKID プチ日記
小旅行
Z7 + NIKKOR Z 50mm f/1.8 S
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いきなりで何だが、朝早く起きて、日帰りで日光まで撮影に行ってきた。
新型コロナの問題で、県をまたいでの移動は嫌がられている。
行く以上は、人との接触を徹底的に避けようと考えた。
早朝に車で自宅を出発した。
日光に着くと、いつものお気に入りの場所に直行し、さっと撮影を済ませた。
午前10時には撮影を終えて帰途についた。
もともと人の来ない場所なので、観光客は数人とすれ違っただけだった。
その際も会釈だけで、声を出しての挨拶は控えた。
食事はせず、高速のインターでトイレに入り、自動販売機で飲み物を買う程度に止めた。
接触無しの旅行というのも、やろうと思えば出来るものだ。
帰る頃には観光の車がけっこう来ていて、上りの道は渋滞し駐車場も満杯だったが、半分以上が県外のナンバーだった。
ほとんどは関東の県である。
ドライブがてら近場に小旅行に行く人はそれなりにいるようだ。
外国人も歩いていたが、あれは日本在住の人たちであろうか。
今日は雲がちょっと多いが、まあまあの天気であった。
ブログ用の写真も、お陰でけっこう撮れた。
それより高速道路を長く走ったため、燃費の数字が0.2キロ延びた(笑)
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元日
Z7 + NIKKOR Z 50mm f/1.8 S
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ゆっくり過ごしている。
撮影に行ったり、温泉に入ったり、マッサージを受けたり・・・
今日は昼までは晴れていたが、午後からは雲が多くなり吹雪き始めた。
山の天気は変わりやすい。
午前中の晴れているうちに撮影に行ってよかった。
ただ寒い中を歩いたので疲れてしまった。
気温自体はマイナス3度くらいであるが、風があって肌がヒリヒリする。
足元も凍り付いており歩くのに神経を使った。
疲れ果ててホテルに帰ったが、ベッドで少し休んだら回復した。
今年は何となくお正月っぽくない。
ホテルもいつもよりお客が少ないような気がする。
毎年売り出される福袋も売れ残っていた。
不況のせいなのか、時代がそう変わりつつあるのかは分からないが・・・
靴であるが今回は3足持ってきた。
普段に履くのにフット・ザ・コーチャーのメンデル、ホテルで食事をする時はリーガルのスペクテイターシューズ、撮影で雪の中に踏み入る時のためにダナーのマウンテンパスである。
リーガルのコンビはそれほど高い靴ではないのだが、ここでの食事にちょうどいいと思って買っておいたもの。
やっと出番である(笑)
例によってちょっとしたコスプレを楽しんでいる。
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土砂降り
Z7 + NIKKOR Z 50mm f/1.8 S
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今日は朝から土砂降りだった。
ザアザアと外から聞こえる雨の音で目を覚ました。
奥日光はほとんど降りっ放しだった。
今日は写真は完全に無理だ。
昨日もほとんど光が無かったが、それでも今日よりはましだった。
今日は撮影しようにも、傘を片手に濡れながら撮らなけれなばならない。
それ以前に山の中では身の危険を感じるような降り方だ。
撮影は諦めて、ホテルでゆっくり朝食を取った。
こうなったら逆にのんびりした方が得だ。
それから支度をして帰宅の途に就いた。
帰りのいろは坂は、雨が降っているにもかかわらず、比較的安定して走ることが出来た。
下り坂ならアクセルを開かなくても車が進んでくれる。
結局後輪駆動車は上りの低ミュー路には弱いということだろう。
道路も空いていて午後の早い時間に帰宅することが出来た。
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スリップ
Z7 + NIKKOR Z 50mm f/1.8 S
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奥日光にいる。
先週の京都に引き続き家族旅行だ。
たまたま旅行の日程が連続してしまった。
生憎の天気である。
空は厚い雲で覆われていて、断続的に雨がぱらつく。
朝出るときに空を見上げて、これは撮影は期待できないと思い、持って行くレンズの本数を減らした。
雨のいろは坂は僕にとってけっこう鬼門だ。
過去にも何度かやっているのだが、路面が雨でつるつるでしかも急坂なので、テールが簡単に滑って車が不安定な状態に陥る。
今回も上りで2回ほどやってしまった。
かなり慎重に走っており、十分に減速してコーナーに入るのだが、いきなりズルッとくる。
過給機付きのエンジンのため、急にパワーが盛り上がりコントロールが難しいのだ。
平地ではここまでシビアではないのだが、上り坂なのでアクセルを踏まざるを得ないところが厳しいところ。
まあ例によって周りの車は驚いて近寄らなくなるので、それはそれで助かるのだが(笑)
今は硫黄の露天風呂にゆっくり浸かってきたところ。
星こそ出ていなかったが、雨は降っておらず実に快適であった。
偶然誰も入っておらず、贅沢にひとりで広い風呂場を独占させてもらった。
しばらく五十肩で腕が上がらない状態なので、これで少しでも良くなってくれると嬉しいのだが・・・
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素晴らしい一日
Z7 + NIKKOR Z 35mm f/1.8 S
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今回の日光行は素晴らしかった。
最良の季節である新緑の5月、さらには日差しの強い晴天とあって、申し分の無い一日を楽しむことが出来た。
過去にも数回、こういう日を経験したことはあるのだが、毎年このような機会を得られるわけではない。
ひんやりとした空気、大量のマイナスイオン、木々に囲まれた静かな空間、光の織りなすコントラスト・・・
そして数百年の歴史を持つ建造物と大自然の融合・・・
撮影などしなくても、森の中で佇んでいるだけで満足できる。
何て素晴らしい世界であろうと心底思った。
撮影していると時折観光客が通る。
あまり知られていない場所なので、訪れる人が限られるのが救いである。
皆この霊的な世界に圧倒されているようで、目を輝かして歩いている。
数えてみると海外からの観光客の方が多いようだ。
日本人の年配の男性がひとり、参道で撮影している僕の横を通り、奥の本殿に向かっていった。
慣れているのか身軽な服装で、目的の場所へとどんどん進んでいく。
恐らくお参りが日課になっているのだろう。
その男性が本殿から戻ってきて、再度すれ違う際に僕に声をかけた。
「今日はいいのが撮れるでしょう」
その言葉から、男性がこの地域に詳しく、恐らく写真を撮る人でもある事が分かった。
「ええ、今日は本当に素晴らしいです。こんな日は滅多にない」
僕もこの場所をこよなく愛するカメラマンのひとりであることが、伝わるように答えた。
男性は笑いながら手を挙げてみせ、ひとり参道を降りて行った。
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ふと思いつき・・・
Z7 + NIKKOR Z 35mm f/1.8 S
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ふと思いつき、日光に行ってきた。
いつもなら車で行くところであるが、今日は恐らくそれでは悲劇になる。
GWでもっとも渋滞が激しいと予想されている日である。
そこで素直に(笑)電車で行くことにした。
日光の駅に朝の8時台に到着した。
そこから撮影ポイントまで歩いていくつもりであった。
しかし本当にふとした思い付きで、タクシーに乗ってみることにした。
もちろん人の溢れる観光地に行く気はなく、目的地はお気に入りの撮影ポイントの森の中だ。
運転手さんに話したらすぐに理解してくれて、裏道を通ってあっさり到着した。
この方法はどうやら正解であった。
メインの通りはその時間でもすでに酷いことになっていた。
車で行っても停めることはおろか、道路上で動けなくなってしまっただろう。
実際タクシーの運転手さんの話では、昨日はそういう状態だったという。
お気に入りの撮影ポイントを起点に、写真を撮りながら下ってきた。
それでも結構な距離を歩いた。
とは言え帰りの電車の中でもぐっすり眠れるので、疲れは最小限に抑えられる。
今後はこのやり方でいこう。
それにしても今日は素晴らしい撮影日和であった。
特に朝の霊気溢れる空気が素晴らしかった。
木々の中に立つと、そこにいるだけで身体が浄化されるような空気感であった。
午前中だけで1000枚以上撮ったので、クラウドにバックアップするのに何時間かかるか・・・(笑)
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ハイキング
D810 + SIGMA 35mm F1.4 DG HSM
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日光にハイキングに行ってきた。
と言っても、紅葉目的ではない。
紅葉は今いろは坂の辺りまで下りてきたが、下の日光市内まで達していない。
奥日光は混むと思い、あえて東照宮周辺の散策を目的とした。
車は渋滞で動かないと予想し、朝一番の電車ででかけた。
確かに電車は中高年のハイカーで一杯で、席を取るのに難儀するほどだった。
しかし意外に日光の道は空いていて、駅から神橋までの坂道はガラガラであった。
こんなことなら車で来てもよかったか・・・
(もっとも昼頃には渋滞していたが)
日光市内とはいえ、けっこうな距離を歩いた。
久しぶりの坂道だったので、疲れるかと思ったが、意外に元気に歩くことができた。
観光客の多い場所は避け、お気に入りの裏道を中心に歩いた。
日中はよく晴れて、薄いジャンパー一枚で十分であった。
軽く朝食を取ったきりだったので、途中でお腹が空いてしまった。
身体がやけに甘いものを要求してくる。
立ち寄ったカフェで、コヒーと大福を食べてしまった。
ハイキングはかえって糖尿にはよくないか・・・
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蕎麦
D3 + AF-S NIKKOR 35mm f/1.4G
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日光に出かけた時は、なるべく日光金谷ホテルのお蕎麦屋さんで昼食を取る様にしている。
昼食の時間帯に、日光市内に到着するように意識して予定を組む。
そこで昼食を済ませてから、いろは坂を上って奥日光に向かうのだ。
多くの人が2階のレストランか、1階のコーヒーラウンジで食事をする。
もちろんそちらもいいのだが、意外な盲点は1階の奥にあるお蕎麦屋さんだ。
あまり知られていないため空いていて、並ばないで入れることが多い。
本当は教えたくないのだが、そこの鴨南蛮そばが特に美味しい。
大きくスライスされた生の鴨肉が何枚か乗せられており、それらの色が汁の熱さでだんだん変わっていく。
しかし道に雪が積もっていたらダメだ。
ホテルが急な坂の上にあるので、普通の車では登りきれない。
夏でも雨の日はタイヤが空転するほどの坂だ。
何年か前の大雪の年は、意を決して勢いを付けて坂道を上ったが、途中で上から宅急便の車が降りてきて道を塞がれてしまった。
本当なら上り優先のはずなのだが、その車がどこうとしないので、やむなくブレーキを踏み一巻の終わり・・・僕の車は横になって滑り落ちてしまった。
その年は鴨南蛮そばはあきらめた(笑)
毎年今年は登れるかなと心配しながら行くのだが、それがまた楽しい。
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故障
D3X + PC-E NIKKOR 24mm F3.5D ED
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日光に到着した夜、カメラを持って、東照宮まで行ってみたことを書いた。
考えてみれば、東照宮といえば、日本屈指のパワースポットである。
夜は百鬼夜行だろう。
本来なら、不用意に立ち入るような場所ではない。
ひとり五重塔の前に立ち、写真を撮ろうかと三脚を立てたところ、急にヘッドが動かなくなった。
ある角度でカメラが固定されてしまい、びくともしないのだ。
ヘッドが壊れるなんて、初めての事なので驚いた。
RRSのヘッドは、ボールの動く硬さを調整するノブが付いているが、暗闇での操作なので、間違って強く締めてしまったのだろうか。
ノブを緩めようとしたが、ガチガチに締まっており、まったく動かない。
カメラを手で強く叩けばわずかに動くが、何度も叩いて角度を変えていくしかなく、これでは使い物にならない。
途方にくれて側のベンチに座り、カメラをクランプから外し、ヘッドをしばらくいじってみた。
しかし、どうやっても直りそうに無い。
プライヤーでノブを掴んで強制的に回すしかないという結論に達し、今晩の撮影は終了して宿に引き返すことにした。
鳥居の前で一礼をし、夜の東照宮を後にした。
三脚の予備は持ってきていないので、直らないと明日の撮影にも支障が出る。
困ったなあ・・と思いながらも、何か薄気味の悪いものを感じ、Mrs.COLKIDと無言で歩く。
案の定・・というか、部屋に戻ると、三脚はあっさり直ってしまった。
手でちょっと触れただけで、ノブが簡単にくるりと回り、ボールの動きが自由になった。
あなたはお化けのせいだとブログに書く気でしょうけど、部屋が外より暖かくて直っただけだわ・・と先を読んだMrs.COLKIDに言われてしまった(笑)
まあ、そうかもしれない。
そうかもしれないし、そうじゃないかもしれない(笑)
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夜の東照宮
D3X + PC-E NIKKOR 24mm F3.5D ED
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夜遅く宿に到着してから、東照宮に歩いて行ってみた。
こういう点は、東照宮に近い今回の宿は便利だ。
内部は真っ暗闇かと思ったが、離れにある道場で剣道の稽古をやっていて、明かりがついていた。
床を踏み込む音や掛け声が聞こえてきて懐かしい。
暗闇の中、開放されている鳥居の辺りを歩いてみたが、こんな時間、他に歩いている者は無く、やはり気味が悪い。
警備の人にも迷惑かと思い、撮影を済ませると早々に宿に引き揚げた。
夜間にとりたてて撮るものがあるわけでもなく、やはりここは朝早く来るべき場所であると思った。
暗い中での撮影は難航した。
上の写真には明るめに写っているが、これは露光時間を長くしたからで、実際にはもう少し暗い。
灯りを持ってくるのを忘れたので、カメラ・ボディの文字がほとんど読めず、D3Xの使い方を思い出しながら手探りで操作した。
(最近X1ばかりいじっていたので、操作方法を思い出すのにも時間がかかった)
ライブビューでピントを合わせようとしたが、画面も真っ暗で合わせようが無い。
仕方なくピントリングを微妙に回しては撮影し、その度に液晶画面で拡大して結果を確かめ、次の1枚にフィードバックさせる作業を繰り返した。
しかし露光時間は数十秒になり、カメラの内部処理にも露光と同じくらいの時間を要するので、とにかく1枚撮り終わるのに時間がかかる。
6月とはいえ夜は肌寒く、そのうち鼻水が出てきた。
撮影に夢中になっていたが、長時間無理な体勢で立ち続け、その上かなり神経を遣う作業なので、疲労も大きかったようだ。
東照宮はきつい傾斜の山の上にあるので、行って帰るだけでもけっこうな運動になる。
翌日も早く起きて出かけたが、夜の無理がたたってか、足腰にかなり筋肉痛が起こっていた。
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日光行
D3X + PC-E NIKKOR 24mm F3.5D ED
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文句は言っても、宿が東照宮に近いのは、やはり便利であった。
深夜や早朝は、車を停める場所が無いので、東照宮には徒歩で行くしかない。
あの急な坂道を、装備を担いで登っていくのはけっこうきつい。
一日の工程を、記録として残しておく。
土曜日はいつもの佐野インターで夕食をとった。
日光は美味しい料理があまりないので、下手なところで食べるより、佐野インターのレストランの方が美味しいかもしれない(笑)
夜、試しに東照宮に行ってみたが、お化けが出そうなので程々で退散。
翌日は早朝から東照宮で撮影した。
8時になると観光客が押しかけるので、7時頃には切り上げて旅館に帰った。
朝食後は大好きな開山堂から滝尾神社の方へ出かけた。
こちらは人が少なくていい。
その後いろは坂を上って中善寺金谷の前にあるユーコンで昼食。
昼を過ぎた頃には疲れも手伝って撮影する意欲は減衰。
車で半月山展望台まで行ってみたが、すでに薄い靄がかかっており撮影には適さなかった。
まあここからの風景は誰でも撮るので撮ってみたところで面白くは無い。
いろは坂を下り、日光市内を通らないで直接高速道に入り帰路につく。
天気が良かったため人出が多く、何度か渋滞にはまった。
日光は都心から近いこともあり、泊りがけで来る人が比較的少ない。
その結果早朝の撮影に来る人も少なく、今回のコースは案外狙い目かもしれない。
宿泊したことで身体も楽であった。
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旅館
D3X + PC-E NIKKOR 24mm F3.5D ED
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週末を利用して日光に行って来た。
今年の新緑は数年ぶりの鮮やかさだ・・という話を聞いていたので、何とかこの季節に行っておきたかったのだ。
土曜日の夜、会社が終わってから出掛けたので、時間はあまりとれなかったが、よく晴れて悪くない週末であった。
素泊まりだからと、いつものKホテルではなく、東照宮のそばの安い旅館にした。
まあ、価格通りというか、昔ながらの旅館で、学校の合宿所のような場所であった(笑)
修学旅行の小学生が泊まっていて、旅館の受付の人が、文句が出ることを見越してか、修学旅行生は1校だけで、別の階ですから大丈夫です・・と顔を合わせるなり言った(笑)
階下でドタンバタンと騒ぐ音が聞こえていたが、そこは小学生だから、ある時間になると寝静まってしまった。
だから直接の被害は受けなかった。
夜遅く大浴場に行ったら、既に誰も入るものはおらず、広い風呂にひとりで入った。
暗い廊下を若い女性の先生が、ジャージ姿で看守のように見回りしていた(笑)
いつも思うのだが、なぜ関東の学校は、修学旅行というと日光に行くのだろう?
もちろん来てくれなければ現地の観光産業が困るのだろうが、日光に行って勉強になったという記憶は残っていない。
日光という場所は、本来は大人の観光地だと思う。
修学旅行のせいで、子供の出掛けるところという固定観念が出来てしまい、大人になって再発見するまでに時間がかかった。
朝早く起きて撮影に出かけようと思っていたので、ビールを飲んで早めに就寝したが、どういうわけか眠りが浅くて、何度も目が覚めているうちに朝になってしまった。
Mrs.COLKIDは、私はもう二度とここには来ないから、次回はひとりで来て泊まりなさいなどと言っている。
まあ贅沢を言う気はないが、倍の値段を出してもいいから、もう少しいいところに泊まりたいと正直思った(笑)
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山の初詣
D3 + AF-S NIKKOR 24-70mm F2.8G ED
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大晦日の夜は、二荒山神社に初詣に行った。
中禅寺湖の畔にある日光二荒山神社中宮祠(にっこうふたらさんじんじゃちゅうぐうし)である。
境内には男体山の登山道への入り口である登拝門(山頂に奥宮がある)があり、登山客は社務所に申し出てから、ここをくぐって登っていく。
もちろん今の季節は閉山されている。
日光二荒山神社中宮祠は、ホテルから数分のところにあり、大晦日の真夜中前にホテルがバスを出して、初詣に連れて行ってくれる。
宿泊客を乗せたバスは、年が明ける十数分前に神社に到着する。
神社は零時を過ぎるまで開門しないため、大勢の人が唐門の外で待つことになる。
長く待つのは寒いので、程よい時間に到着するよう、ホテルが調整してくれているのだ。
今年は雪が強く降っていた。
久しぶりの雪の多さに、地元の人たちも、日光の冬はこれでなくては・・と話していた。
しかし気温が例年より低く、傘を持ってくるのも忘れた。
短時間とはいえ、門の前で立っているのは辛かった。
神社の外では、消防団の人たちが見守る中、火を焚いて古いお札を燃やす。
家にたまっていたお札や破魔矢を、たくさん持って行きお焚き上げしていただいた。
その後唐門前に参拝客が揃い、頭を垂れて宮司さんにお祓いしてもらい、午前零時が過ぎたところで開門、列の先頭から境内に入る。
(毎年、危険だから決して走らないように・・という宮司さんからの注意がある・笑)
そして拝殿にお参りをした後、新しい破魔矢を買うわけだ。
いろは坂しか上る手立ては無い・・という山奥であるから、ある意味下界から隔離された特別の世界の出来事で、大勢来るといっても限られた人数である。
シンプルでありながら厳かな、雰囲気のある初詣である。
ホテルに帰ると、シェフが暖かい甘酒を用意して、入り口で迎えてくれる。
何しろフレンチのシェフが作る甘酒だから美味しい(笑)
お正月の前後は、年越しそばやお餅つき、お汁粉やクラシックコンサートなど、ホテルの行事もいっぱい用意されていて飽きることは無い。
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先客
D3X + Carl Zeiss Distagon T* 21mm F2.8 ZF
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誰もいない夜の戦場ヶ原を通過し、湯ノ湖まで行ってみた。
夜遅く、カメラの機材をかついで出て行ったものだから、ホテルの支配人さんが心配そうに見ていた(笑)
湯ノ湖に到着してみると、車が一台、ぽつんと停まっている。
先客がいるようだ。
自分のことは棚に上げて、こんな夜中に何をしているのだろう・・といぶかしむ。
車から降りると、暗闇からいきなりヌッと人が現れた。
60歳くらいのひげを生やしたおじさんだ。
一瞬ギョッとなったが
「ハイ、こんばんは」
と挨拶を交わしただけで、また暗闇の中に消えていった。
あちらも不審に思って見に来たようだ。
しかしこんなところで一人、一体何をしているのだろう。
密漁ではないか・・なんてMrs.COLKIDと声を潜めて話す。
彼女は野生動物より人間の方を恐れている。
湖の水際に立ちカメラをセットするが、何しろ真っ暗で何も見えない。
懐中電灯で照らしてみても、当然近くの水面が明るむだけで、遠景は真っ暗なままだ。
仕方なく内蔵の水準器で水平だけ合わせ、あとは山勘でカメラをセットした。
残念ながらここでも雲が邪魔をしていたが、何枚かシャッターを切った。
Mrs.COLKIDが鹿を探してくると、ひとり離れようとしたが、さすがに危険だからと止めた。
ここは中禅寺湖とは違って山深いから、熊がいる可能性もある。
それ以前に真っ暗闇の中、巨大な滝の落ち口付近を女性がひとりうろうろするなんて、あまりに危険が多すぎる(笑)
湖面ぎりぎりのところを、何かが高速で飛び交っている。
懐中電灯で照らしてみると、けっこう大きな生き物で、羽をばたつかせながら、かなりのスピードで飛行している。
時折すぐ足元を通過してビックリする。
結局何だかわからなかったが、この湖も昼とは違う表情を見せることがわかった。
帰ろうかと車に戻ると、先程のおじさんも帰り支度を始めた。
見ると、何と三脚をかついでいる。
何だ同好の士か・・というよりあちらは専門家かもしれない。
疑って申し訳なかった。
知らずに懐中電灯を振り回して、迷惑をかけたかもしれない。
翌日ホテルの支配人さんから、星の写真はうまく撮れましたか?と聞かれた。
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