新素材


D810 + Carl Zeiss Otus 1.4/55 ZF.2

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昭和の日、週の真ん中の休日である。
しかし仕事がいっぱい残っているので出社した。
休日ということで午前中で切り上げたが、本当はもう少し仕事をしていたかった。
午後になって床屋に行った。

昨晩、Mrs.COLKIDとユニクロにジーンズを買いに行った。
お店の棚から、自分のお腹のサイズに合うものを探した。
軽くて伸びがあるという新素材のジーンズがあり、それを試着することにした。

試着室で足を通してみると、やけに細い。
生地がからみつく中を、何とか足先を通した。
ジーンズの生地が、キュッと太ももにくっついてくる。
こんな吸い付くような履き心地は初めてだ。

ドアを開けると、Mrs.COLKIDがギョッとなった。
サイズは悪くないので、これでいいかと思い、裾上げをお願いしようと店員さんを呼んだ。
Mrs.COLKIDは、何を思ったか、そそくさと店内に消えてしまった。

鏡を見てみる。
今まで見たことがない、何だかおかしな姿の自分がいる。
上半身は大きいのに、下半身はやけに細い。
生地が身体に吸い付いてしまい、ヒョロッと貧相な脚が、上半身から生えているように見える。
これでいいのだろうか・・・

安全ピンを刺してもらい、裾上げの位置を決めたところで、Mrs.COLKIDが帰ってきた。
手に他のジーンズを持っている。
こちらを履いてみるようにと言う。

試着室のドアを閉め、新素材のジーンズを脱いで、Mrs.COLKIDが持ってきたジーンズに履き替えた。
ずっとルーズな作りで、いつものジーンズのように普通に足を通せる。
扉を開けると、Mrs.COLKIDがほっとした顔になり、こっちにしなさいと言った。

あの新素材のものは、僕が履くと、どう見ても滑稽であるという。
上半身と下半身が、まるで別の人のようで、マンガチックになってしまう。
もっとスリムな人が履くように作られているのだ。

店員さんに謝って、新素材のもはお返しした。
代わりに従来のルーズな作りのジーンズを2本買った。
ユニクロには、僕のような体型の人を対象にしたシリーズも、ぜひ作って欲しいものだ。
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ビール飲みました・・・


D810 + Carl Zeiss Otus 1.4/55 ZF.2

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今日は夕食にビールを飲んで酔っ払ってしまった。
例によってここを書く力が残っていない。
申し訳ないが、そういうことだ(笑)

すでに休みに入った人もいるかもしれないが、出張前で忙しいので、明日も出社である。
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順番


D810 + Carl Zeiss Otus 1.4/55 ZF.2

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ブーツの季節が終わり、短靴に戻りつつある。
山のように靴はあるが、毎日順番に履くようにしている。
中には履くのは気が進まない靴もあるが、ノルマとして履くのだ。
案外楽しいやり方だと感じている。



オールデンがJクルー向けに製造したロングウイングチップ・ブルーチャー。
ダークブラウンのカーフ。
ダブルレザーソール。
バリーラストでサイズは8D。

個人所有の未使用品を、海外オークションで落札したもの。
ソールはまっさらであるが、ご覧の通りアッパーには皺が入っており、数回試着した痕跡は感じられる。
まあこのくらいまでは「新品」と呼んでいいのだろう。

サイズはいつもよりハーフサイズ大きいが、多分何とかなるだろうと考えた。
実際特別問題なく履けてしまっている。
バリーラストは、僕の足の形に完全にフィットはしないのだが、逆にそのアバウトさゆえに、多少のサイズの違いはカバー出来てしまう。
最近はこういう大らかなフィッティングの靴が好きになっている。

人気のコードバンもいいが、雨の多い日本では実用性が低い。
ついつい、カーフのオールデンに目がいってしまう。
革のしなやかさを考えると、オールデンらしさはカーフのほうが味わえる。

オークションでたまたま安く出ていたので、思わず入札してしまった。
他には誰も入札せずに、スタート価格でオークションは終了した。
オークションでも全般に値上がりが進んでいるが、価格を釣り上げるほど欲しがっている人はまだ少ないので、今はゲットするチャンスかもしれない。

米国内の輸送は無料だったので、いつもの転送サービスを利用した。
輸送は比較的スピーディに進み、輸入時の税金も適正で、業務はスムースに完了した。
円安ではあるが、現状のオールデンの国内価格を考えると、安い買い物だったと言えるだろう。

ロングウイングチップではモディファイドラストのものを持っているのだが、それほど気に入ってはいない。
自分の足が必ずしもモディファイド向きではないのと、外観の格好がいまひとつだからだ。
モディファイドは何だかひん曲がって見えて格好が悪い・・と思うのだが、誰も言わないのはどうしてだろう。
これってこの業界では禁句なのだろうか(笑)

というわけで、バリーラストのロングウイングチップはずっと欲しかったのだ。
オールデンのロングウイングチップ、まさに王道を行く靴である。
靴紐を手持ちの平紐に替えてみると、さらにカッコよくなった。

早速履いてみたが、さすがに迫力がある。
一見地味な色なのだが、何とも強いオーラを放っており、思わず見惚れてしまうような存在感がある。
通常よりハーフサイズ大きいが、厚めの靴下であれば、大きな問題はなさそうである。
ダークブラウンのロングウイングチップ・・・やはり一足は欲しい靴である。

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ポスター


D810 + Carl Zeiss Otus 1.4/55 ZF.2

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知人の医師に問題の薬のことを尋ねた。
もらった3種類の薬の銘柄を伝えた。
すると、抗生剤であるひとつを選び、それと葛根湯を併せて飲むように言われた。
それで風邪っぽい症状とウイルスは除去されるという。

指示に従い、葛根湯を買ってきた。
食後に抗生剤と飲んでみたが、先日のようなめまいは出なかった。
抗生剤は途中で止めては意味が無いので、最後までしっかり飲むよう言われた。

今日はなるべく安静に過ごした。
しかし天気がいいし、家に閉じこもっているのも勿体無いので、午後になって軽く散歩に出かけた。

街を歩いていて、ふと道端に建てられた選挙のポスターを見てぶっとんだ。
いつも行く靴屋の親父さんが立候補しているではないか!
驚いて風邪がどこかに行ってしまったよ。
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復活祭


D810 + AF-S NIKKOR 24mm f/1.4G ED

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風邪薬を飲むのを止めたら、とりあえずめまいの症状は無くなった。
少し咳が出るが、通常の風邪薬で対応する。
何とか復活できそうだ。

復活といえば、下の写真はピエール・エルメがイースター用に限定発売したチョコレート。
ウフ・マンディヤンという名前らしい。
生命をイメージするタマゴにドライフルーツやナッツがあしらわれている・・のだそうだ。
写真ではわかりづらいが、高さが24cmもある。

Mrs.COLKIDが、日本橋のデパートで買って、手で持って帰ってきた。
その持って帰る・・のが大変なチョコで、お店では、くれぐれもそぅっと運ぶように、と言われるという。
当然宅配便で送るのは不可能で、お店に直接行かなければ入手できないアイテムだ。
つまり近隣の人しか手にはいらないことになる。
通販で何でも手に入る昨今、これもまた付加価値と言えるだろう。

めまいがする状態で、これを食べようとは思わないのでご心配なく(笑)
会社に持っていって、みなに分けるそうだ。
それにしても、タマゴの中身はどうなっているのだろう・・・

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体調変化


D810 + AF-S NIKKOR 24mm f/1.4G ED

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朝起きたら、頭が痛かった。
布団をはいでいたこともあるが、身体が冷えていて、頭がガンガンする。
風邪をひきかけていると思い、朝食の時に頭痛薬を飲んだ。

午前中、いつもの糖尿の薬をもらいに医者に行ったので、ついでに診てもらった。
熱はなし、ただのどを見たら赤く腫れているという。
「ああ、真っ赤だよ」
と言って、先生は風邪薬を処方してくれた。

会社に帰って昼食を取り、早速食後に風邪の薬を飲んだ。
いただいたのは3種類。
細菌の感染を抑える薬、総合風邪薬、咳を鎮める薬である。

ところが、飲んでほどなく体調に変化があった。
何だかめまいがする。
食事を済ませ、椅子から立とうとしたときに、何となくおかしいのに気付いた。

歩けないほどではないが、宙に浮いているような不安定さを感じる。
真っ直ぐ歩くのが難しくて、つい机などにつかまってしまう。
身体の動き全体が鈍くなったような感じである。
眠気も出てきた。
これはどうも、薬が合っていないようだ。

困ったのは口が回りにくくなったことだ。
かなり意識して話さないと、発音の細部があやふやになってしまう。
口の周りの筋肉が、動きにくくなっているようだ。

さらに困ったことに、銀行の営業が突然やってきた。
変なところは見せられないので、必死になって平静を装い話した。
自分ではないロボットか何かが話しているようで、コントロールするのが難しい。
多分気付かれなかったとは思うが、かなり大変であった。

銀行が帰ったところで、もう限界だと椅子に横になった。
目を瞑りながらも、めまいは相変わらずで、揺れながら奈落の底に落ちていくような不安感が伴う。
そのまま2時間くらい寝た。

目が覚めても、めまいは治っておらず、大変不快な気分であった。
ふらふらしながら、自動販売機でステビアを買ってきて飲んだ。
しばらく机で安静にしていたが、だんだんとめまいが薄れ、元気が出てきた。

今はほぼ回復している。
せっかく処方してもらった薬であるが、どうにも体質的に合わなかったようだ。
本当に危険ドラッグのようだ。
これ以上飲むのは止めたほうが無難だろう。
風邪なら家にある他の薬で何とかなる。
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古い写真


D810 + AF-S NIKKOR 24mm f/1.4G ED

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昨晩テレビを見ながらうたた寝したら、ベッドに入ってから目が冴えてしまった。
喉が渇いたので牛乳をガブガブ飲んだら、お腹もゴロゴロいって何だかおかしい。
その状態で明け方近くまで眠れなかった。

そんなわけで、今日はちょっとグロッキーだ。
ここを書く元気が無い。

お詫びに古い写真を引っ張り出して下に載せておく。
十数年に渡り撮影したデータが、ハードディスクに大量にあるのだ。
こういう時に便利だね(笑)

2003年6月8日撮影
渋谷の東急文化会館だ。
カメラはニコン D100 + Ai AF Zoom-Nikkor 18-35mm f/3.5-4.5D IF-ED





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最近の靴価格


D810 + AF-S NIKKOR 24mm f/1.4G ED

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円安の影響で、海外からの靴の輸入には、ほとんど魅力が無くなった。
予想通り日本国内の靴の価格もどんどん上昇しているので、相対的にはまた個人輸入にメリットが出てくるだろう。
しかし以前の価格を知っているので、現行の高い価格では購入する気になれない。

国内の多くの販売店では、既に値上げした新価格で販売されている。
一方ネットショップには、まだ以前の価格のままの在庫が少数残っている。
しかし欲しいサイズは大抵売り切れで、あるのはとんでもなく大きいものや小さいものばかりという状況である。

トリッカーズなどは、以前は3万円台がけっこうあったのだが、さすがに見なくなった。
多くは6万円前後で、もう気に入ったからといって、気軽に買える価格ではなくなった。
オールデンなどは材料の高騰や不足も重なり、10万円前後まで上がってしまった。
いくら人気があるといっても、ちょっと高すぎるように思う。

個人で輸入しようにも、税金がたっぷりかかるので、結局思ったほど安くはならない。
少々の差なら、試着できないことを考えると、国内で正規品を買ったほうがいい。
この数年でけっこう靴を買ったのは、現在の価格を見ると正解だったかもしれない。

今オールデンあたりを買うなら、海外オークションで個人所有のデッドストックが出るのを待ち、落札するのが一番安いようだ。
送料や税金を入れても、何とか以前の販売価格並みの金額で入手できる。
今もeBayでひとつ落札して、到着を待っているところだ。

日本国内のオークションも、当初は割安感があった。
しかし新しい市場価格に合わせて、オークションのスタート価格もしっかり上昇しており、あまり魅力が感じられなくなっている。
以前の価格が頭にあるからか、あまり入札もないようだ。
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出張の予定


D810 + AF-S NIKKOR 24mm f/1.4G ED

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まだ未定であるが、5月に海外に出張することになりそうだ。
とはいえ、日本での仕事も詰まっているため、のんびり行っているわけにはいかない。
数日で要件を済ませて帰国するという、強行軍になるだろう。
あまり短い滞在だと、入国検査で疑われて、いろいろ質問されるのだが・・・

向こうのネット環境がはっきりしないので、このブログの更新が滞らないかが心配である。
例によって、期日が来たら自動的に公開されるデータを、あらかじめ数日分作っておくしかないだろう。
ペットを飼うのと一緒で、ブログの管理もなかなか大変である。
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ハイブリッド


D810 + AF-S NIKKOR 24mm f/1.4G ED

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風邪と花粉症の違いだが、鼻水の色が透明ならアレルギー(花粉症)、黄色や緑なら風邪ということだ。
ウィルスがいるかいないかの違いだそうだ。
ということは、僕の場合は、基本的には花粉症のようだ。

ただ多少痰はからむし、咳も出る。
もしかすると花粉症と風邪のハイブリッドではないかと思っている。
どちらも熱っぽくなるし、ボーッとなるので、区別がつきにくい。



90年代頃のボストニアンのキャップトゥをベースに、ビブラム製のリップルソール(シャークソール)に交換したもの。
アッパーの素材はオリーブ色のヌバック。
サイズは9M。

新しい試みである。
古靴のデッドストックをベースに、ソールを張り替えてもらったのだ。
店頭で古靴を見せてもらっている時に、ふと思いついた。
まずは足に合う靴を選び、そのままお店に一週間ほど預け、ソールの交換作業をしてもらった。

もともとは、一般的なラバー系のソールが付いていた。
内羽根式のストレートチップというフォーマルなレイアウトではあるが、素材は風変わりな色のヌバックが使われている。
内部には立体的な形状のインソールが貼られており、かなりカジュアルな方向に振られた靴である。

ならばということで、思い切って新しいソールへの交換をお願いした。
シャークソールという、大胆なデザインのソールを選んだ。
古靴のお店が靴の修理を手がけてくれるので、こういう新しい楽しみ方が出来る。



ソール交換の作業は、お店の女性の職人さんがやってくれたのだが、非常にきれいに仕上がっている。
単にオリジナルのラバーソールを剥がして貼り付けただけではない。
接着面がフラットになり、かつ地面に対する角度が程よくなる様、踵部分にEVA製のミッドソールを入れて調整してある。

軍用品を思わせる無機質なオリーブ色の靴に、ギザギザのシャークソールであるから、何ともいえぬ迫力がある。
非常に面白い靴に仕上がった。
20年以上前の靴に、現代的な遊び心が加わり、見事にリファインされている。

シャークソールは、読んで字のごとく、サメの歯を思わせるデザインから命名されている(のだと思う)。
外観は特殊であるが、本来は実用性の高いソールで、グリップ性とクッション性を兼ね備えているという。
聞くところによると、前進する力を補う効果があるそうで、足の悪い人の歩行をサポートする目的もあるとか。
確かに前方に向けてのバネ力を感じさせる形状である。

中古も扱う古靴販売店では、ソールを交換せざるを得ない靴も多い。
お店に機械を置いて、そこまで対応するのは、大変助かるし理に適っている。
僕のように未使用のソールを剥がして交換してしまう人が、どのくらいいるかわからないが、90年代くらいの製品であれば、それほど抵抗を感じずにカスタマイズできる(笑)

古靴に限らず、カスタマイズにより履く機会の無くなった靴が甦ることもあるだろう。
靴も履いてくれるほうが嬉しいはずだ。
今後も積極的にカスタマイズに取り組んでいきたい。

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やはり花粉症?


D810 + AF-S NIKKOR 24mm f/1.4G ED

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雨が降ったら、鼻が少し良くなった。
やはり風邪ではなく、花粉症の悪化だろうか。
スギの季節は過ぎつつあるというが、今度はヒノキのアレルギーにもなってしまったのか?

あまり体調は良くなかったが、午後から銀座まで出てみた。
いつもの喫茶店で昼食を取った。
シナモントーストが美味しかった(笑)
無理せず、軽く散歩して帰宅した。

一応カメラを持って行ったが、この天気ではどうしようもない。
このところ日曜のたびに天気が崩れるので、ブログ用写真のストックが少なくなってきた。
せっかく晴れても、今度は自分がやる気が起きなかったりする。
体力も昔より落ちてきているのかな・・・
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悪化


D810 + AF-S NIKKOR 24mm f/1.4G ED

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さらに花粉症が悪化。
鼻水が止まらない。
マスクが離せなくなっている。

午前中は会社で仕事をして、午後は都内で商品調査をした。
その後、お店に頼んでおいた靴を受け取りに行く。
移動中はマスクをしていたが、それでも下を向くと鼻が出てしまう。

本当に花粉症だろうか?
熱っぽくて鼻が出る・・風邪との見分けがつかない。
一応風邪の薬も飲んでみるが、もう何が何だかわからない状態だ。
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葉桜


D3 + Ai AF Micro-Nikkor 60mm f/2.8D

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ほぼすべての花弁が散ってしまった。
代わりに瑞々しい新緑が出つつある。
葉桜というのも、案外悪くないものである。
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ぶり返し


D810 + AF-S NIKKOR 24mm f/1.4G ED

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桜の季節とともに花粉症は終わる。
どこかでそんな文章を読んだ。
ふと気付くと、いつの間にか、くしゃみも鼻水もほとんど出なくなっている。

辛い季節は終了したようだ。
これでやっと楽になれる。
医者でもらった花粉症の薬が、かなり余ってしまったが・・・

そう思っていたのだが、今朝起きたら、いきなり鼻が詰まっていた。
息が吸えないほどだ。
鼻をかむと大量の鼻水。

最初は、風邪をひいたかと思った。
ところが、急に鼻がムズムズして、大きなくしゃみが連発、目もショボショボしてきた。
知らないうちに、涙がこぼれ落ちる。
これは、花粉症だ。

ぶり返したようだ。
後から後から鼻水が出てきて、鼻をかんだテッシュが塊になっていく。
やっとの思いで家を出たが、駅の改札に着く頃には、ティッシュを使い切ってしまった。
やむなくコンビニに立ち寄って、マスクとティッシュを買った。
前言撤回、どうやら辛いシーズンは、まだしばらく終わりそうにない。
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さま


D810 + AF-S NIKKOR 35mm f/1.4G

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パソコンで「○○様」と書こうと思い、変換キーを押すと、漢字の「様」ではなく、平仮名の「さま」が最初に出てくることが多い。
そう言えば、最近はビジネスのメールでも、○○さまと、平仮名で書かれている場合がある。
そちらが標準に変わりつつあるのだろうか。
まあ、平仮名の「さま」の方が、柔らかい印象を受けるのは確かだが・・・



クロケット&ジョーンズの外羽根式プレーントゥ、ラナーク。
ユナイテッド・アローズ向けに作られたモデルだ。
アッパーはサファリ・スエード、ソールはラバー。
ラストは224、サイズは7-1/2E。

古着の受託販売をするネットショップに安く出ていたデッドストック。
前から出ているのは知っていた。
さほど興味は無かったのだが、ふと見た時に急に欲しくなった。
季節柄、涼しげな色の短靴を買いたくなったのだ。
もっともスエードという素材が、季節に合っているかどうかはわからないのだが・・・

一応デッドストックではあるが、少々難ありの品であった。
左右のアッパーレザーの色に、違いがあるという。
まあ少しくらいなら気にしないよ・・ということで、お店に行って確かめた。
すると、確かに違う(笑)

写真は左足であるが、右足の方はもう少し色が濃い。
恐らく、そちらだけ長くショーウインドウに飾られていて、焼けてしまったのだろう。
スエードの表面の毛を寝かせると色が変わるが、ちょうどその差くらいの違いだ。
もちろん焼けてしまっているので、手でいくら撫でても左右が同じにはならない。

ウーム・・・
言われると気になる。
お店の人の話では、焼けたスエードというのは、ブラシで擦ったくらいでは修正できないそうだ。
けっこう厄介なものらしい。
仮に専門家に頼むとしても、上手くいくかどうかは、その人の腕次第になるという。

まあいいだろう。
そもそもが、スエードというのは、表面にムラがあるのが普通である。
クロケットがこの値段なら破格であるし、ここは購入することに決めた。

とはいえ、自分で修正するのはかなり難しそうだ。
右側の焼けを直すことは不可能で、左側の状態を近づけるしかないだろう。
ごく薄めた靴墨でブラッシングして色調整するのだそうだが、素人がやるのはちょっと危険な気もする。
下手にいじらず、そのまま気にせずに履くことにした。
少し汚れてくれば、違いも判りづらくなるだろう。

さすがクロケットで、細部まできっちりと作られている。
ラバーソールということで、ずっしりと重量感もある。
一見ウォークオーバーなどに似た外観であるが、作りははるかに上質である。

上を見ればきりはない。
しかし僕あたりが日常的に使うには、クロケット&ジョーンズやチャーチあたりが、価格的にも上限に思える。
靴磨きのお店に持ち込まれる靴は、圧倒的にクロケット&ジョーンズとオールデンが多いと聞く。
この品質を見ると、人気が高い理由がよくわかる。

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