始動


午後あたりから調子が回復してきた。
丸一日くらい、ほとんど食べ物を口にしていない。
お昼に様子を見ながらスープを飲んでみたが、どうやら問題なさそうな感じ・・・(笑)

調子に乗って、家に帰ってから、昨日届いたアンプのセッティングを始めた。
サンバレーのSV-2という、845シングルのステレオ・パワーアンプである。
かのマーク・レビンソン社の社長も使っているという管球アンプである。

ところがこれが重い。
重量が40kgほどなので、いけると思ったのだが、脂汗が出てくるほど重い。
箱から出すのにも苦労した。

考えてみたら、ろくに食べていないのだった。
そうか、体力が落ちているのだ。
それとも歳だろうか?
昔だったらこれくらい・・・と思ったが、やはり重いものは重い。

何とか持ち上げても、数秒間しか保持できない。
管球アンプはトランスが重いので、重量バランスが悪くて持ちにくいこともある。
途中まで運んでは休み、運んでは休み・・を繰り返した。
ひざの上に乗せて一休みしたら、数秒でひざが痺れてくるくらい重い。

換気を考えてのことだが、棚の一番上にアンプを置く場所を用意した。
そこに乗せるのが大変な作業だった。
下まで持ってきて、30分位休んで体力の回復を待った。
そして意を決して一気に持ち上げた。

まったくオーディオフリークというのは馬鹿である。
病み上がりに何でこんな重労働をしなければならないのか。
しかも、やらないよりやった方が元気になっている(笑)
少々腰が痛いが気にしない。

やっとの思いでアンプを乗せて、真空管の入った箱を空けたら、取扱説明書が入っていて、「一般の方が一人で持つ限界を超えています。移動時は最低2人で持つことを考慮して・・」と書かれていた(笑)
正直言って、当分この場所から動かすのは嫌だ。

早速、真空管を挿し込んで電源を入れてみた。
少しハムノイズが聞こえるが気にしない(笑)
スピーカーはJBL4425をつないで、入力はジェフ・ロウランド マニトウからの出力をアンバランスに変換して入れてみた。

まだ聞き出して間もないが、ごくまっとうな普通の音である。
特に真空管的という印象はない。
もしかするとプリアンプとの相性が良くないかもしれない。
まあ、これからいろいろな組み合わせで、もっとじっくりと聞いてみる。

それから、噂通り熱は相当のものだ。
電源を入れると程なく部屋が暖かくなって、薄着になって聞いている。
オイルヒーターを買う必要がなくなった(笑)
冬だからまだいいのだが・・・
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まだだめ


D2Hs + Nikkor-HC Auto 50mm F2.0

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まだ体調が悪いままだ。
医者に行ったら、流行っているウィルス性のものだと言われた。
もらった薬を飲んで、ゆっくりするくらいしか対処法はないのだが、忙しいので明日も出社しなければならない。
実はアンプの入った大きな箱が届いているのだが、力が入らなくて開ける事も出来ない。
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体調不良


SIGMA DP2

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今日は体調が非常に悪い。
熱っぽくてお腹にもきている。
今まで寝ていたが、これからまた寝ます(笑)
それでは・・・
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その日


SIGMA DP2

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ふとある事を思いつき、ネット上で調べてみた。
47年前、自分が生まれた日に関することだ。

その日の記憶があるわけでもないのに、その日のことを考えると、不思議と懐かしい気持ちになる。
自分にとって、人生のスタートという極めて重要な日であるし、両親にとっても、幸せに満ち溢れた特別な日であったはずだ。

その日の空気を記録し、今に伝えるものはないだろうか・・と思ったのだ。
具体的には、僕の生まれた日に演奏され、録音された音楽ソフトである。

ネット上を探してみたが、これが意外にみつからない。
今なら録音なんて日常的に行われているが、47年も前となると、なかなかそうもいかなかったのだろう。
音楽ソフトとして売り出され、しかも現在にまで売られているものとなると、簡単には見つからない。

長い時間かけて調べてみたところ、結局3つのソフトがみつかった。

ひとつは、ジョン・コルトレーンの1962年にミラノで録音されたコンサートの録音である。
コルトレーン=マッコイ=ギャリソン=エルヴィンの伝説のカルテットの世界初登場音源だという。

もうひとつは、カルロス・クライバーのオッフェンバックのオペラの録音。
このアルバムは表記された録音記録が間違っているそうで、正式には僕の誕生日の前日に録音されたらしいことがわかった。
時差を考えると、日本で僕が産まれた時間と重なる可能性が高い。

3つめはフランク・シナトラ、ディーン・マーティン、サミー・デイヴィス・ジュニアのシカゴでのライブのDVDで、その中の一部に僕の誕生日の前日に録音された音源が入っている。
やはり時差を考えると、真夜中過ぎに僕が産まれて、朝になってニュースが親戚に伝わった頃、録音されたものと思われる。

驚くべきことだ。
コルトレーン、クライバー、シナトラと、各界の超大物が僕の誕生日を祝ってくれているのだ。
いやー、みなさん、ありがとう。
何て幸せなんだろう(笑)

早速秋葉原で探してみたが、結局どこにも置いていなかった。
仕方ないのでネットで注文した。
今は到着するのを待っているところだ。
どのアルバムも、僕が産まれた直後の家族の幸せな空気がつまっているに違いない。
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コストコ情報


SIGMA DP2

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Mrs.COLKIDは定期的にコストコに行くようになった。
意外に近くて、家から30分くらいで到着するようだ。
頻繁に行くようになると、行くたびに買う「定番」の商品が決まってくる。
それらをいくつか紹介しよう。

まず大森屋の業務用「しじみわかめスープ」(笑)
お湯を差すだけのインスタントのお吸い物だが、けっこう美味しくて、人にあげても好評だ。
寒い日には体が暖まる。

アボカドとタコもよく買ってくる。
それぞれをカットして、オリーブ油、柚子胡椒、醤油を加えて、和えたものを食べる。(これが美味しい)
アボカドは大きくて立派なものを売っている。
タコは丸ごと一匹なので、カットして冷凍保存する。

冷凍する時の袋には、同じくコストコで扱っているジップロックのセットがお勧めだ。
大きな箱に入って売られている。
保存するための必需品までちゃんと揃っているところがよく出来ている(笑)

宮崎牛の等級4というものも時折買ってくる。
500円以下で売っているそうで、かなり破格値らしい。
また冷凍されたベーコンも好んで買う。
一枚ごとにシートを挟んでパックされたものだ。

クラムチャウダーの大きな缶詰を買うこともある。
それに同じくコストコで売られている缶詰のアサリを混ぜて贅沢版にすると、より美味しく食べることができる。

お菓子類も買うことがあるが、当たり外れが大きい。
中にはドッグフードみたいな代物で、日本人の味覚に合わないものもある。
そういう時は返品も受け付けてくれる。
Mrs.COLKIDが「美味しくなかった」と言って持って行ったら、すぐに返金してくれたという(笑)
かえって日本人の好みがわかって、あちらにとってもいいのかもしれない。

忘れていたが、ベビースターの小袋がたくさん入ったパッケージも時々買ってくる。
自分で食べるわけではなくて、親戚の子供にあげるのだ。
大きな袋ごとあげると大抵大喜びする。
ためしに母親にもベビースターを食べさせてみたが、生まれてこういうものを初めて食べたと驚いていた(笑)
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ウーファー復活


D2Hs + Nikkor-HC Auto 50mm F2.0

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日曜日に秋葉原を歩いたが、道端にパトカーが一定の間隔で停まっていて、警官が歩道に立ち通行人を監視していた。
怪しい人物が通ると、パトカー内の警官も応援に出てきて、取り囲んで尋問する。
ドアを開けて警察官が走り出てくるので、何事かと思って見てしまった。
ちょっと物々しい感じで、何か大きな事件があったのかと思うほどであった。
毎週こうなのだろうか?
秋葉原の人たちは慣れているみたいで、何とも感じていないようだったが・・・(笑)

カメラは久しぶりにD2Hsを持っていった。
特に理由は無く、いつもと違ったカメラで気楽に撮ってみようと思ったのだが、試聴に時間をとられてしまい、ほとんど撮ることは出来なかった。

ところで今日帰宅したら、いきなりJBLのウーファーが届いていた。
まだお金払っていないのに・・と驚いたら、代引きで送られていた(笑)
Mrs.COLKIDが払ってくれたので、明日にでもお金を返さねば・・・

早速箱に取り付けて聞いているところ。
価格を考えれば当然であるが、エクストリーマや昨日聞いたスピーカーに比べると、品質はワンランク低い。
4425には無駄にお金をかけるのはやめた方がよさそうだ(笑)

やはりホーンに癖があるのか、ボーカル帯域が、おかしく感じるぎりぎりのところにある。
少し鼻をつまんだような声になるが、中途半端にスーパーツィーターを付けると、変な癖が強調されて完全におかしな方にいってしまうので(笑)、一度リボン型ツィーターを外すことにした。
さらにしばらく聞いてみて、プリアンプのクラウンSL-1も外した。

今はエレキットの300BのアンプにCDプレイヤーを直結して聞いているが、普通にジャズを聞く分にはけっこうご機嫌に鳴る。
真空管アンプとよくマッチするスピーカーだ。
アンプをもう少しだけ、いいのにしたいなあ・・・
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試聴


明日からも忙しい日が続くので、今日はのんびり過ごすことにした。
午後になって秋葉原に出掛けてみた。
目的はスピーカーの試聴である。

久々にオーディオが目的で秋葉原に行った(笑)
30年近く前に通いつめた当時線路際にあったお店は、すでに電気街の外れの方に引っ越している。
まあ、高級オーディオは今やそこくらいしか残っていないので、知らない人はいないだろう。
そこの最上階に行き、話題の某日本製小型スピーカーを聞かせていただいた。

話題と言っても、ここ何年もオーディオ関連の雑誌を買っていないので、まったくの浦島太郎状態・・何が起こっているのか、どういう製品があるのか全然知らない。
ジローさんからお聞きして、初めて知ったというのが実情だ(笑)

有名なKさんにコーヒーをご馳走になりながら、音を聞かせてもらう。
最初に聞いた瞬間から、スピーカーの存在を意識させない・・という点で、傑出しているのはわかった。
しかし・・・

オケから聞かせていただいたが、正直言うとオーケストラの再生にかけては、個人的な基準からいえば「普通」であった。
もちろん細部の品質は高く、左右のスピーカー間の密度も薄くならず、ピークで音が崩れることも無い。
非常に優れているのはわかるのだが、ユニットの大きさを考えても、腰を抜かすようなエネルギー感があるわけではない。

逆にそういう音を望んでいる自分に気付き、改めて反省した(笑)
僕はエクストリーマに鉈で殴られるような強烈なフォルテシモを期待している。
自然な音なんて聞きたくない。
恐怖を感じさせるような、エネルギー感のかたまりを期待しているのだ。
欲を言えば、壁一面に展開する巨大なスケール感があれば申し分ない。

まあ、古いと言われるかもしれないが、それが好きなのだから仕方が無い。
理性で音楽を聞いているわけではない。
で、その時点では、エクストリーマから変えるほどではないなと思った。

しかしKさんがそこで帰らせようとせず、「ピアノはお好きですか?」などと言いながら、意味ありげにピアノのソロのCDをかけた。
これは極めて見事だった。
音に芯があり角が立っていながら、響きが豊かで朗々と鳴る。
音が消え行く時の余韻もすばらしい。

たたみ掛けるように、今度はボーカルものをかける(笑)
発声が明瞭で厚みがあり表情豊か、かなり説得力のある音で、これ見よがしの鳴り方をする。
文字通りスピーカーが唄う感じだ。
ちょっとアナログの全盛時代を思い出した。

これには少し動揺した(笑)
こういう音楽を再生すると、明らかにエクストリーマより生き生きとしている。

側板を触らせてもらうと、音に合わせて箱がブォンブォンと盛大に響いている。
楽器型というより、弦楽器そのものだ。
先週伺ったヴァイオリンメーカーのTさんの工房で見せていただいた、製造途中の弦楽器を思い出した。

側板は厚さ3.5ミリと非常に薄く、ヴァイオリンと同じようにバスバーのようなものを細かく入れて、響きを精密に調整している。
逆説的かもしれないが、僕はセレッションのSL700の音に共通したものを感じた。
あえて板厚を薄くすることで、厚みのある板材に蓄積してしまう制御できないほど強烈なエネルギーを伴う共振を起こさせない。
それによってスピーカーは、解放されたように軽々と鳴る。
セレッションの場合は、アルミ製のハニカム構造にすることで強度を上げていたが、このスピーカーの場合は、逆に柔らかい共振を利用して、美しい響きの味付けを施してある。

既にそこだけで28セットも販売しているという。
重量が4.5kgと軽いので、その場で持ち帰る人もいるそうだ。
箱は老舗の楽器店の職人さんによるものだが、工程に40数日かかり、一月に20セットしか作れないので品薄だという。
ボディが小さいのでデモ効果も抜群、これはかなりの売れ筋であろう。

基本的には、今のメインシステムを早急にこれに変えてしまうことは勧めていないそうだ。
小さいスピーカーなのだから、セカンドシステムとして、まずはメインスピーカーの前にちょこんと置いて使って欲しいという。
(その後メインシステムを食ってしまうパターンが多いのだろう)

ただしその際にアンプには安いものは使えないという。
今回もジェフとクレルのペアで試聴したが、いわゆるハイエンドと呼ばれるアンプが必要になるようだ。
ちょうど我が家では、ジェフとFMが余って困っているところなのだが・・・(笑)
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プリンター2台 その2


SIGMA DP2

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もう一台のプリンターの方、レーザープリンターが必要になったので、デルのサイトで新しいものを購入した。

今までは10年近く前の古いレーザープリンターを使っていたが、最近はろくにメンテナンスもせず、印刷結果はボロボロの状態であった。
というのも、トナーやローラーといった消耗品を交換すると、もう一台買えてしまいそうな金額がかかるのだ。
さすがに最近は上手く動かすのにコツが必要で、失敗による紙のロスも馬鹿にならない状況であった。

経理の女性から、新しいプリンターを買ってもらえないかと言われていた。
数字を見直すために、どうしても資料を何度か出力する必要が生じる。
LANでつながっているネットワーク上のカラーコピー機にデータを送って出力する手もあるのだが、リース契約で1枚あたり数十円かかるので、勿体無くて気軽に使えないと言うのだ。

サイズがA4まででよければ、最近は安いモノクロ・レーザープリンターがある。
本体の価格が1万数千円で買える。
しかもスペックを見ると両面印刷機能まで付いていて、紙の無駄も少なそうだ。
というわけで、安価な最新の機種を注文してみた。

数日で到着し、早速箱から出してパソコンにつなげた。
こちらは新しいものなので、接続の作業はいたってスムースにいった。
大き目の炊飯器くらいのサイズで、なかなかコンパクトにまとめてある。
端正なデザインは、見ていて好ましい印象を受ける。

プリントしてみたが、画質モードを標準にして出力すると、印刷結果の品質はイマイチである。
仕事用だから超高画質を望んではいないが、文字も写真も何となくボソボソしていて貧弱に見える。
高画質モードにすると不満は解消するが、トナーの使用量が増え経済性が悪くなるようだ。
また、本体の価格を安く設定しているからだろうが、消耗品のトナーが本体に近い価格なのは、少々納得がいかない。

しかし機能面に関しては、価格を考えれば十分と言えるだろう。
両面印刷モードでプリントすると、一度途中まで出てきた紙が再度内部に引き込まれていき、両方の面に印刷されて排出される。
あとはどのくらいの耐久性があるかだ。
デルでは高耐久性であることを謳っているが、徹底的にコストダウンされているためか、どうも華奢に見えて仕方が無い。
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プリンター2台 その1


SIGMA DP2

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仕事でたまたま同じ時期にプリンターを2台導入した。

まずは、新しい得意先との付き合いをスタートするにあたって、複写式の専用伝票を打つのにドットプリンターが必要になった。
社内の仕組みには、既にドットプリンターがつながっているが、今回の相手はオンラインを使った独自の受発注システムを持っており、その機能に専用伝票の出力が組み込まれているのだ。
無理に自分の側の仕組みで対応させるより、専用にプリンターを買って、先方のシステムをそのまま利用した方が効率がいい。

しかしドットプリンターはけっこう高い。
しかも先方が動作保障している機種が決まっており、選択肢は非常に狭い。

今後この仕事が長く続くかどうかもわからないので、どうしたものかと思ったが、ネット上で調べてみたら、中古のドットプリンターがけっこう出ていることがわかった。
その中から対象の機種(少し古い型だが)をみつけ、早速注文してみた。
新品を買ったら十数万円するところを、2万数千円ですんだ。

到着したプリンターを箱から出すと、予想外に大きい。
A3サイズの帳票にまで対応しているのを、その時初めて知った。
場所を用意していたが、予定が狂った。

早速パソコンにつないでみたが、動かすところまでたどり着くのに手間が掛かった。
まず中古なのでマニュアルが無い。
メーカーのサイトからダウンロードできるだろうと思ったら、古い機種は公開されていない上、一部数千円で販売していることがわかった。
それを買うのでは意味が無いので、後継機の最新マニュアルをダウンロードして、それを参考にしながら半分想像で操作することにした。

またパーツもいくつか欠損している。
単票向けのアダプターが無いので不便だが、連続帳票なら何とかなりそうだ。
ドライバのCDも無いが、これはプラグ・アンド・プレイで何とかなった。
帳票の位置合わせなど多くの問題を乗り越え、何とか出力できるところまで辿りついた。

もう1台に関しては次回・・・
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会社で更新


D3 + AF-S NIKKOR 24-70mm F2.8G ED

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忙しくて今日は帰宅できそうにない。
外は風が強いが、さほど寒くはないようだ。

なぜ忙しいか。
まず市場で高いものが売れなくなった。
値段は高くても質のいいものを買う・・という人が、以前はけっこういたのだが、それが激減したのだ。
一方で安ければそれなりに売れるので、市場は安売り競争になっている。
安いものは大量に売らないと利益が出ない。
ものを大量に作るとなると、結局は手間と時間がかかる。
・・という図式だ(笑)

もっともその労働力にお金がかかったのでは意味がない。
皆が今までより体を動かして、人一倍汗をかくことで、賃金を吸収するしかないのが現状だ。

良いものをこつこつ作っていればいい・・というのが、通用しなくなりつつある。
でも安物しか作れないような体質になってしまうのは困る。
コントロールが難しいところだ。
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忙しいので簡単に


D3 + AF-S NIKKOR 24-70mm F2.8G ED

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今週は忙しくてここを書く時間が取れない。
今日も短く行く(笑)

CaptureNX2の新しいバージョンが公開されている。
Ver.2.2.4だ。
64ビット版のOSに対応したという。
ただし動作は32bit・・・

早速ダウンロードしてみたが、今までも問題なく動いていたので(環境はVistaの64bit)、どこが変わったのかよくわからない(笑)
もう少し使ってみれば、何か気付くかもしれないが、残念ながらその時間が取れない。
というわけで、今日はこれまで・・・(笑)
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ヴァイオリンのCD


SIGMA DP2

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今週はなぜか仕事が忙しい。
なので今日は早目に寝ようと思う。

週末のTさんの工房訪問に刺激されて、もっぱらヴァイオリンのCDを聞いている。
子供の頃から聞きなれたハイフェッツのCDを、近所のレコード屋さんで買ってきた。
のだめカンタービレや、先日の辻井伸行氏のヴァン・クライバーン・コンクールの影響なのか、貧弱であったお店のクラシック売り場が大きくなっていた!
こういうこともあるんだね(笑)

ハイフェッツの盤は、昔アナログディスクで聞いていたのだが、もとになったマスターテープに転写があったのか、強奏部に移る手前で一周先の音が小さく聞こえる箇所があった。
CDでその部分がどうなっているか、注目して聞いてみたが、まったく聞こえなかった。
違うマスターを使っているのか・・・それとも修正したのか?

エクストリーマは、古い録音もそれなりに聞かせてくれるので助かる。
クリスチャン・フェラスの1950年代の録音のCDを買ってみたが、これがかなり楽しめる。
もっといろいろ聞いてみたくなって、アマゾンでヴァイオリン関係のCDを何枚か注文した。
ヨドバシのレコード売り場で在庫しているのに、アマゾンでは取り扱っていないものもあった。

パナソニックのデジタルアンプは、夜小さな音量で聞くと、音痩せこそしないのだが、どういうわけかDレンジ感が薄れて聞こえる。
もともと大音量で聞いた時に能力を発揮するアンプなのかもしれない。
また、時間により電源の影響も強く受けるようだ。
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賞味期限


SIGMA DP2

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食品のラベルに印刷された賞味期限の期日を、機械のように守る若者がいる。
それを一日でも過ぎていると、もう食べようとはしない。
逆に期日の前であれば、何の疑いも持たずに喜んで食べる。

僕にもそういう傾向が、ないわけではない。
まあ一日や二日、賞味期限を過ぎていても、大丈夫だろうと食べてしまうが、あまり気持ちのいいものではない。

これは、教科書に書かれた文章によって、育てられたからだろう。
活字に印刷されていることは、信じて疑わず、素直に受け入れてしまう。
それに比べて、実体験の方は乏しい。

考えてみれば、食べ物が傷むのなんて、ある日を境にデジタル的に変化するものではない。
賞味期限を1秒でも過ぎたものが、スイッチを切ったように腐ってしまうものではないだろう。
食べ物が作られた瞬間から、刻一刻と物質的に変化しているはずだ。

文章に書かれたことを、考えなしに鵜呑みにすることが、正しいとは言えない。
味が許容範囲外にまで劣化する、あるいは人体に悪影響を及ぼす段階まで腐敗が進む・・そうメーカーが考える限度に、さらに大事をとって、余裕を持たせて決めているのが「賞味期限」だろう。
メーカーが法的に責任を負います・・という期日でもある。

一方で、そんな若者に対し、批判的な年配者が時折いる。
このくらいなら平気だと言って、賞味期限を過ぎた食べ物を、目の前で食べてみせるのだ。

戦争の時は、贅沢なことは言っていられなかったし、そんなにひ弱なことでどうするのか・・という思いがあるのだろう。
流行の「もったいない」にも反している。

だが、わざと賞味期限の切れたものを食べてみせるなんて、年寄りの冷や水になりかねない。
それが原因でころりといってしまう事だってありうる。

子供の頃、日本有数の武道の大家の方とお付き合いがあった。
その先生は、ある時どうしても餅が食べたいと言い出し、自分で焼いて食べ、のどに詰まらせて亡くなられた。
武道の大家の最期としては、あまりに衝撃的な出来事であった。
先生が亡くなられたと、大人たちが正月早々顔色を変えて騒いでいた様子を思い出す。

僕はいつもその先生の話を持ち出し、そんなことになったら、ずっと後世にまで語り継がれることになりかねませんよ・・と言う。
なにしろ、30年以上経っているのに、いまだに話題に上るのだ。
大抵の年配の方は、それを聞いて、確かにそうかもしれない・・と少し考えてくれる(笑)
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ヴァイオリン


今日はジローさんにヴァイオリン・メーカーのTさんの工房に連れて行っていただいた。
Tさんは自らオーケストラで演奏もされるヴァイオリン製作者で、半地下になった仕事場兼リスニングルームには、JBLのパラゴンが鎮座している。

天井の高いこの部屋で、大音量でオケを鳴らすとともに、ご自分のヴァイオリンの音のチェックも行うのだ。
さらには木工工具や工作機械の並ぶ工房が隣接しており、そこの壁には趣味で組み上げた自転車が吊るされている。

大変うらやましい環境である。
座って音楽を鑑賞するだけのAVルームより、好きな時に好きなことのできるこういう部屋の方がずっと素敵である。





写真家の横山進一氏による、ストラディヴァリウスの高価な写真集をすべてお持ちで、それらを見せていただいた。
この本の大きさと印刷のクオリティで、はじめて氏の意図したものが伝わってきたように感じられた。
Tさんは横山氏ともお知り合いで、いろいろ興味深いお話をお聞きできた。

Tさんは何とマーラーが大好きということで、趣味が一致したことにも驚いた。
こちらは若輩者ではあるが、同じ「ものづくり」をする者として共通する話題も多く、話が非常に楽しくて時間の過ぎるのが早かった。
弦楽器を作る工程を拝見し、高価なヴァイオリンの原材料を見せていただき、ストラディヴァリウスなど名器の構造について、実際に自分の手で作り上げていくプロにしかわからない貴重なお話をお聞きした。





パラゴンでクラシックというのは初めてである。
それもフルオーケストラである。
大きなスピーカーなので、マッキンのXRT20などと同じように、オーケストラが壁一面に巨大なスケールで展開される。

反響板のあるスピーカーにしては、各楽器のパートが異例に明瞭に再現される。
ティンパニが聞いたことの無いような直接的な鳴り方をしたので、驚いてお聞きしたら、Dレンジを拡大する特殊な機器が挿入されていることがわかった。
なるほど普通に機器をつないだだけでは、こういう音にはならないだろう。
Tさんは演奏を客席ではなく舞台の上で聞く立場におられ、その音を再現するのに必要な秘薬のようである。

それにしても、スーパーツィーター、スーパーウーファーと、上下をしっかりと付加して、名機パラゴンのfレンジを躊躇せずに拡大されている。
こういうことをやるのは僕だけかと思っていたが、一流のプロの方がやられているのを見て嬉しくなった。
オケはやっぱりこれでなくては・・(笑)
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遅い車


SIGMA DP2

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寒い日が続いている。
温暖化のイメージと違うと誰もが言う。

むしろ映画の「デイ・アフター・トゥモロー」を思い出す。
見た時は面白くない映画だと思ったが、不思議なほど印象に残っているのはどういうことだろう?
ああいう急激な気温低下の方が、温暖化よりよほど恐ろしいが、実際にああなる可能性を指摘する説もあるようだ。

話の次元はかなり異なるのだが・・・
年末に日光に行った時に感じたこと。
それはスタッドレスタイヤを履いている車が減った・・ということであった。

もちろんノーマルタイヤでは奥日光には行けない。
多くの車がチェーンを巻いて走っていたのだ。

何度となく遅い車に前をふさがれたので、余計に強くそれを感じた(笑)
雪が降ることの少ない地域から来た車の多くが、ノーマルタイヤであった。
いろは坂の手前で車を停めて、チェーンを装着していた。

一万数千円出せば、ゴム製のチェーンが買える。
年に何回雪の上を走るのかわからないのに、何万も払ってスタッドレスを買うなんて、無駄なことをしなくなったのだろう。
要するに不況のせいである。

これはスタッドレスタイヤの先行きは暗いか・・などと思ったが、寒冷化が進んで雪が大量に降るようになれば、逆に一気に需要が増えるのか?
まあ、そんな低次元の話ではないのだろうが・・・
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