COLKIDが日々の出来事を気軽に書き込む小さな日記です。
COLKID プチ日記
修理完了
大きな画像
修理に出していたAFマイクロニッコール200mmF4が返ってきた。
出した時と同じように、Mrs.COLKIDが仕事の帰りに取ってきてくれた。
修理費用は約一万五千円ほどで、先端のフィルター取付環が交換され、ついでにピントのモード切替部も破損していたそうで新しくなっていた。
早速200mmF4専用の梨地仕上げのフードをねじ込んでみたが、レンズを中古で買って以来、初めてすんなりと取り付けることが出来た(笑)
どうせなら画質の調整もお願いすればよかったかと思ったが、特に不満があるわけでもないので意味はないか?
お金を出して工場で調整すると、画質が良くなることもあると聞く。
オークションでは、メーカー調整済みという表記をよく見る。
お気に入りの常用レンズだけでも、やってみる価値があるのかなと、ふと思った。
D3X + AF-S NIKKOR 14-24mm F2.8G ED
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
値上げ
大きな画像
もう多くの方がご存知だと思うが、一部のニコン製品の価格が値上げになった。
たまたまサイトを見ていて、丁寧な文章で書かれた「希望小売価格改定のお知らせ」を見つけた(笑)
対象となるのは少し古めの製品で、ごく最近の製品は含まれていない。
これらの製品の、長期に渡る継続生産販売を考えての値上げだという。
数ヶ月前まで異常な値上がりを見せた資材の価格が、この急激な不況にもかかわらず、あまり値下がりしていない。
製造業者としては、販売価格の改定も仕方の無いところだろうと思う。
これらのモデルは、今から大量に売れるものでもないだろうし、原価割れを承知で売ることが、許される時代とも思えない。
今回対象になるのは、ボディ2種(3品目)と単焦点レンズ24種(25品目)、ズームレンズ5種である。
最新の製品の性能を考えても、個人的にこれから買いたいと思うものは、ここに含まれていない。
僕としては、買うなら最新の、それも少し高めのものを買うことをお勧めしたい。
しかし数えてみて驚いたのだが、この24種類の単焦点レンズのうち、僕が現在持っているものは、何と19本に及ぶ。(光学系が同じものを含める)
驚くというより呆れた(笑)
D3X + AF-S VR Nikkor ED 200mm F2G(IF)
コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )
消えた本
大きな画像
電車の椅子に腰掛け、いつものように本を読もうと、鞄の中を探った。
しかし、そこにあるはずの本がみつからない。
コートのポケットにも手を入れてみたが、そこにもない。
どこに行ってしまったのだろう?
会社に忘れてきたのだろうか?それとも家か?
最後に見たのがいつか、じっくりと思い出してみた。
昨日電車の中で読んだのが最後だ。
あの時眠くて、手に本を持ったまま、うつらうつらとした。
駅に着いて、慌てて降りた時に落としたのだろうか?
本を失くすなんて初めてだ。
愛用のブックカバーをつけたまま消えてしまった。
読み始めたばかりだったのに、また新しいのを買うしかないか。
仕方なく椅子に座ったまま、電車に揺られてポーッとしていた。
はて、昨晩帰宅した時、家のドアを開けようとして、持っていた本を手提げにひょいと入れたぞ。
あの手提げはどうしたろう?
手提げの中には洗濯物を入れてあった。
そのまま洗面所に行き、手提げを逆さにして、中身を洗濯機の中に放り込んだ。
・・・大変だ。
慌てて家に電話をかけた。
危なかった。
もう少しで洗濯が始まるところだった。
洗濯物の間から、ブックカバーをかぶせた本がみつかった。
D3X + AF-S NIKKOR 14-24mm F2.8G ED
コメント ( 4 ) | Trackback ( 0 )
肖像画
大きな画像
フィギュアスケートの織田信成選手は、織田信長から数えて17代目の末裔にあたるという。
血筋としては、信長の次男信雄の子孫になるらしい。
そのためか、信長を描いたあの有名な肖像画に、非常に良く似た瞬間をとらえた信成選手の写真を、ネット上で見たことがある。
多くの人にとって、江戸時代以前の歴史上の人物のイメージは、教科書に載っている肖像画によって形作られているのではないか?
あれらの絵画は、一見ポンチ絵のような単純なラインで描かれているが、実際に当人にどれほど似ていたのだろうか?
当然描かれた本人が納得したものが、現代に伝わっているのだろうが、自分の姿を見る機会の少ない時代だろうし、そもそも似ているという感覚自体が今とは違うかもしれない。
僕の先祖に、ある高名な国学者がいる・・のだそうだ。
ふーん、そうですか、という程度にしか思っていなかった。
しかし、僕が大学生の時に亡くなった祖父が、その曾孫にあたり、僕の母親が玄孫(やしゃご)になるというから、そう昔の話でもない。
僕はその下の来孫(らいそん)というのに当たるのだそうだ。
実はその人の資料館が作られた時に、僕の母親が姉妹揃って出かけたのだが、会場で子孫の方たちが来られたと紹介され慌てたらしい(笑)
こういう話は、そのわりに子孫は大したことが無いね・・と言われるのがおちなので、家族の間では時折話題になる程度で、あまり話すことも無かった。
親戚に女流作家の方がいて、自分の先祖の歴史を調べていたのだが、ある時その国学者のご先祖様の肖像画が手に入ったと見せてくれたことがある。
それを見てビックリした。
亡くなった祖父にそっくりなのだ。
まるで当人を描いたのかと思うくらい似ていた。
特徴を実によく捉えている。
線で描かれた単純な絵から、在りし日の祖父とオーバーラップしたご先祖様の姿が、目の前にありありと浮かんだ。
考えてみれば、カメラのない時代は、絵画は写真に相当する役割も持っていた。
情報の伝達手段として、現在よりずっと重要な存在であったはずだ。
肖像画家も、それを専門にするくらいだから、相当の腕前であったろうし、正確に記録するという意識も持っていたろう。
ポンチ絵なんて軽々しい言い方をしたが、絶妙に特徴を捉えた「作品」と呼ぶべきなのかもしれない。
D3X + AF-S NIKKOR 14-24mm F2.8G ED
コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )
傾向
大きな画像
毎週D3Xを持ち歩いているが、多少なりとも画質の傾向がわかってきた。
しばらく徹底してD3Xの写真ばかり載せているので、ここを見ておられる方にも伝わっていることと思う(笑)
D3と比べるとD3Xで撮った写真は、暖色系というのか、どこか暖かく柔らかい印象を与える。
D3の方がずっとクールだ。
個人的には、D3の色合いの方が好きだ。
画質で一番の違いは、奥行感、立体感において、圧倒的に多画素機の方が有利であるということ。
D3Xの後でD3の画像を見ると、妙に平面的に見える。
物の質感の表現も、D3Xの方がかなり上だ。
この点が気になり始めると、もうD3を使うことが出来なくなってしまう。
使用感に関しては、両者はまったく異なるカメラといえるほど違う。
単純にD3のグレードアップのつもりでD3Xを買うと、多分使いこなしに苦労することになるだろう。
D3Xは、銀塩時代の中判カメラと同等の慎重さが求められると言ってよく、手持ちで撮影するのは、不可能ではないがちょっと厳しい。
D3と同じつもりで振り回すと、多くの写真が失敗に終る。
後で拡大してみた時、まるで細かいミスを強調して見せられたような気分になる(笑)
D3の1200万画素というのは、よく考えられた画素数だと感心する。
D3XはD3の代わりにはならないということだ。
今後、3000万画素オーバーというスペックの登場も考えられるが、大判カメラのような扱いが必要になり、一般のカメラファンの手には負えないのではないか?
レンズとの相性は、本質的に解像度の高い優秀なレンズの能力を引き出すようだ。
D3との組み合わせでは隠れて見えなかった実力が発揮される。
逆にD3はレンズの欠点をうまくカバーしてくれるカメラであるともいえる。
D3X + AF-S NIKKOR 24-70mm F2.8G ED
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
移行
大きな画像
昨日2TBのHDDを買ってきたことを書いた。
今まで小さいHDD何台かに保存してあったデータを、新たに追加した容量の大きい一台にもコピーしようという寸法だ。
別に意識して小さなHDDに分けていた訳ではなく、当時はそれでも非常に高価だったということだ。
早速LAN上にある一番最初のHDDの電源を入れ、データを移行しはじめた。
ところがこれが時間がかかる。
夜寝る時間になっても終る兆しは見られない。
仕方なくそのまま朝まで放っておくことにした。
実際には何もしないでいいのだから楽なものだ。
昨晩開始した分は、朝起きた頃にはさすがに完了していた。
そこで一度電源を切って休ませ、また会社から帰ってきたら、次の一台の電源を入れてコピーを開始するのだ。
と言うわけで、今は2台目のデータを移行しているところだ(笑)
D3X + AF-S NIKKOR 24-70mm F2.8G ED
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
(久々に)今日のフェラーリ
本当に久々に今日のフェラーリ。
久々だったので急な加速にカメラが追いつかなかった(笑)
先日秋葉原で、お店がデモ用に作ったらしい、オタク系シールベタベタの凄いフェラーリを見た。
ちょっとしたショックであった(笑)
今日は青山から表参道の辺りだったので、さすがに「普通の」フェラーリが何台も走っていた。
世界的な不況といっても、あまり関係ない人たちもいるのだろうか?
BMWやメルセデスのような実用高級車は売れていないらしいが、投機目的でフェラーリのような超の付く高級車は売れていると聞く。
表参道ヒルズはそれなりにお客さんが歩いていたし、家族や恋人同士で食事を楽しんでいる人も大勢いた。
本格的な影響は、まだこれからなのかもしれない。
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
お疲れの日曜日
大きな画像
今日は疲れていたこともあって、カメラにレンズひとつでふらりと出かけてみた。
最初は三脚も準備したのだが、だんだん意欲が薄れてきて、軽装備に変更した。
レンズ1本なら、当然24-70のズームを選ぶ。
Mrs.COLKIDが青山で買物があるというので、表参道辺りを歩いてみたが、食事をしているうちに空を雲が覆い、写真を撮る雰囲気ではなくなってしまった。
その上D3Xは、心して撮らないと手ブレの山になってしまうので、D3のように気軽にシャッターを押せない。
結局数枚撮影しただけで帰宅した。
帰りに秋葉原に寄り買物をした。
悩んだが、とりあえずD40のボディをひとつ押さえた。
またバックアップ用に2TBのHDDも1台購入した。
これでDVDでのバックアップは、今後は1系統だけにする予定。
D3X + AF-S NIKKOR 24-70mm F2.8G ED
コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )
口径
大きな画像
VR200mmF2は、動物園で使うのに非常に適したレンズだ。
それは明るさや画角ゆえではない。
実はもっと重要なことがある。
最近はどこの動物園に行っても多くのカメラマンとすれ違うが、ほとんどの場合、持ってきているのは70-200/F2.8のズームか、300mmでもF4の単焦点レンズである。
太いVR200mmF2はよく目立って、カメラに興味のある人は目が釘付けになるし、子供も動物そっちのけで、カメラにばかり興味を示すことが多い。
これが400mmF2.8だったりするとさらに顕著で、撮っているとレンズを覗き込む子供がけっこういる。
いつも撮る側からばかり考えているが、実は私たちは見られてもいるのだ・・と考えてみると重要なことに気付く。
動物は一日中檻の中で、通り過ぎる大量の人間の姿を観察している。
彼らはこちらが考えているよりずっと頭がよく、五感も人間より発達しているので、見物人の特徴を細部まで判別していると思われる。
特に長時間檻の前で粘って写真を撮るカメラマンたちは、自分に興味を抱いてくれるという意味でも、彼らにとってちょっと気になる存在のはずだ。
正面から見ると丸くて透明なガラスであるレンズは、本来動物にとって一番警戒しなければならないものだ。
それを向けられれば、本能的に意識するだろう。
実際にはフィルター径77mmくらいのレンズなら、彼らも見飽きているように見える。
ところが、200mmF2や超望遠のように直径十数センチもあるガラスの場合、動物の中には敏感に違いを見分けるものがいるようだ。
つまり彼らの側がこちらに興味を示し、いつもと違う反応を示す場合があるのだ。
これは撮る側にとっては大きな差になる。
レンズの性能差より影響が大きいかもしれない。
生き物を撮る時は、あちらからどう見えるかは、非常に重要な要素なのだと思う。
D3X + AF-S VR Nikkor ED 200mm F2G(IF)
コメント ( 4 ) | Trackback ( 0 )
細い道
大きな画像
白河の関は、けっこう辺鄙なところにある。
交通の便が悪く、山や畑に囲まれた細い道を辿らなければならない。
白河の関を探して、芭蕉が曽良と共にさまよい歩いたというが、それが実感できる。
先日出かけた時は、白河の関方面と標識の出ている十字路を曲がり損ねた。
何しろ平均速度の速い場所なので(笑)、勢い余って通り過ぎてしまったのだ。
戻るのも面倒なので、次の交差点で曲がり、どこかで戻る道を探せばいいと思い、どんどん前進した。
小さく矢印で白河の関と書かれた細い道を見つけ曲がった。
やっと車が通れる程度の道幅で、それが山の中に入っていく。
雪がかなり積もっていて、勾配もあるので、スタッドレスタイヤでないと、とても走れない。
タイヤを夏用に戻さないで良かった。
さらに進んでいくと、折れた大きな枝が路上に横たわり、道を塞いでいる。
仕方なく車を降りて障害物をどけたが、人気はまったく無く、木々の間から凍りついた沼などが見え、だんだん不安になってきた。
道が凍り付いていてタイヤが空転し、車が左右に振られるようになったので、これは危険と判断し、引き返すことにした。
ところがUターンできる場所が無く、バックのまま長い距離を走るしかなかった。
結局もとの交差点まで戻ることになったが、横着せずに最初からそうすれば良かったのだ。
白河市は福島県で、栃木県の那須町のすぐ隣であるが、けっこう気候が違う。
白河の義兄の家によく遊びに行くが、車で10分ほどであるにもかかわらず、那須で雨が降っているのに白河は雪・・ということがよくある。
D3X + PC-E Micro NIKKOR 45mm F2.8D ED
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
マントヒヒ
大きな画像
マントヒヒは面白い顔をしている。
誰かに似ていると思ったが、すぐに某政治家であることに気付いた(笑)
マントヒヒは集団の中での関係にデリケートな動物のようで、常に過剰なほどお互いを意識して生きている。
檻の中でボス格の1頭は、巨大で迫力のある顔とお尻を持っていて、他の個体は常にボスの動きに注意を払っている。
何か気に入らないことがあり、ボスが歯を剥き出しにして怒ると、他のヒヒたちは一斉に反応する。
一度何かに驚いたらしく、檻の中にいる十数頭のヒヒたちが、一瞬で飛び上がった。
ドカーンと音がしてロケットのように四散し、0.5秒後には地面にいたすべてのヒヒが檻の天井にしがみついていた。
あまりの凄まじい反射神経に、見ているこっちが驚いてしまった。
恐らく外敵に対し弱い立場の生きものなのだろう。
常にビクビクしながら生活している。
それでいて覚めたような目で、檻の外の様子を窺っているから、実に不思議な動物だ。
ヒヒの檻の前に、パンチパーマにサングラスの若いヤクザの兄ちゃんが、子供と奥さんを連れてきていた。
ベビーカーに乗せた子供が、手すりの内側、ヒヒの檻の前に、手に持っていたオモチャを落としてしまった。
「お前、何やってんだよ!」
怒りながらも兄ちゃんは地面に這いつくばり、手すりの下から腕を伸ばして、オモチャを取ろうとした。
なかなか手が届かず、袖の下から腕に彫られた刺青が覗いたので、周りにいた人たちは引いた。
ふと上を見ると、ヒヒたちが檻の中から、その姿をじーっと見ている。
集まった十数頭のヒヒたちが、冷ややかな目で黙って見つめている。
「お・・お前ら、何見てやがるんだ。こ・・このやろう!」
兄ちゃんは地面に伏せたまま声を荒らげた。
奥さんが苦笑し、「あんた、何サルに怒ってんのよ」
「だ・・だってこいつら、俺のこと見てやがる」
周りの人たちは、可笑しくても笑うわけにいかず、下を向いて笑いを堪えていた。(笑)
D3X + AF-S VR Nikkor ED 200mm F2G(IF)
コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )
« 前ページ |