今年最後の更新


D810 + Carl Zeiss Otus 1.4/55 ZF.2

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山奥のホテルに来ている。
何と今年は雪がまったく無い。
一度降ったようだが、消えてしまったという。
年末年始に雪が無いと、何だかしっくりこない。
この後、初詣にも行くのだが、絵にならないだろうな・・・

さて、今年最後の更新となる。
皆様、今年一年ありがとうございました。
ではよいお年を。
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出番


D810 + Carl Zeiss Otus 1.4/55 ZF.2

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年末年始の旅行の準備中。
会社から車で帰ってきた。
家の前のコインパーキングに停めてある。
明日の朝、荷物を積み込んで出発する予定。

旅行に持っていく着替えなどをカバンに詰め込んでいる。
カメラや三脚も持っていくので、けっこう大荷物になる。
もっとも今回は日にちの都合で数日で帰ってくるのだが・・・

靴は何を履こうかな・・・
いろいろ考え、旅行のお供にはパラブーツのポニーを選んだ。
なかなか面白い選択だ。

しかし毛皮の靴では食事の時はまずいかな・・・
そうだ、こういう時こそスペクテイターシューズの出番ではないか。
普段は履く機会がないものな。
リゾートでの食事なんて、ピッタリのシチュエーションだ。
まてよ、あの靴は夏に履くものなのかな・・・

何て考えて、荷物に靴を何足か入れていたら、Mrs.COLKIDからいい加減にしてくれと怒られた。
すぐに帰ってくるのに、一体何足持っていくのかと・・・
もちろんこれらの靴では雪の中を歩くことは出来ない。
そういう時のために、車のトランクにはダナーのベアレザーのブーツが常備されているのだ(笑)
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年末の行事


D810 + Carl Zeiss Otus 1.4/55 ZF.2

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昨日の猿の件だが、家族の意見でジャンプしている写真を年賀状に採用することになった。
他にも猿が普通にこちらを向いているものを作ったのだが、それは平凡でつまらないという。
ジャンプの写真は、猿が一体何をしているのかわからず、皆にインパクトを与えるだろうという。
実は2007年の4月22日の日記で使った写真なのだが、その時は特別解説を加えなかった。
撮影した時の様子は昨日書いたが、8年も経ってから明かしたことになる(笑)

今日は那須より義父と義兄夫婦が来た。
車には採れたての野菜やお米、お餅や干し柿など、那須の作物をたっぷり積んでいる。
毎年恒例の年末の行事である。

義父たち一行が帰ってから、今度はいただいた食物を分けた。
親戚の分をダンボール箱に詰めて、家まで届けた。
農家が自宅用に採算度外視で育てた作物であるから、味は圧倒的に美味しい。
僕には田舎の無い親戚が多いので、毎年この日を楽しみにしている。
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ジャンプ


D810 + Carl Zeiss Otus 1.4/55 ZF.2

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少し風邪気味なのか、調子が悪い。
なのに大きな作業がひとつ残っている。
年賀状である(笑)
毎年この時期に悩まされるイベントである。

猿の写真か・・・
と思って古いファイルを見ていたら、変わった写真が出てきた。
猿が空を飛ぶ写真である。

上野動物園のサル山の前にいたら、ボス格の猿が山のてっぺんに登り、急にピョーン、ピョーンとその場で数回大きくジャンプしたのだ。
なかなかの跳躍力であった。
たまたま望遠で捉えていたので、シャッターを切った。
恐らく仲間に自分の力を誇示する行為なのだろう。

2007年の4月に撮影している。
カメラは何とフジのS5Proにニコンの200mmF2を付けている。
随分と昔のことだ。

写真で見ると何をしている場面かわからないので、この写真は没かな・・・

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肘当て


D810 + Carl Zeiss Otus 1.4/55 ZF.2

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古いアルパカのテーラードジャケットを、クローゼットから出してきた。
20年・・いや、下手をすると30年くらい前に買ったものだ。
色は渋めの水色でゴワゴワとした素材。

羽織ってみると、今でも身体によくフィットして着心地がいい。
しかし今後着る機会はほとんど無さそうである。
別に形がおかしい訳ではないのだが、随分前に買ったものなので、何だか着る気が起きないのだ。

ふと、ジャケットを手直しして、イメージチェンジを図ってはどうかと思った。
ジャケットに肘当てを付けてみてはどうだろう。
世代的なものなのか、僕は肘当て付きのジャケットが好きで、特にツィードなどの生地と肘当ての組み合わせには、憧れさえ持っているのだ。
夢中になって見た、当時の映画の主人公たちが着ていたからだ。

早速、ネットで肘当て加工してくれるお店を探した。
以前靴の色を塗り替えてもらった銀座のお店で、洋服の手直しをやってくれる。
メニューに肘当て取り付けも入っていたので、そこに頼むことにした。

リュックにジャケットを詰めて、銀座のお店に向かう。
カメラも持っていたので、少々荷物が多くなったが、ジャケットをお店に預ければ、それ以降は動きやすくなる。

お店に入っていくと、男性の店員さんから、予約のお客さんですか?と聞かれた。
見ると、既に次のお客さんがひとり椅子に座って待っている。
どうやらそこは高級なお店で、ひとりひとり時間をかけて話し合いをする形式らしい。

予約が無いと、今日は受け付けることが出来ないという。
せっかく重いジャケットを持ってきたのに・・・
たかが肘当てくらいで予約も無いだろうと思ったが、一切受け付けてくれそうにないので、已む無く諦めることにした。
もちろん予約して出直すのではなく、他のお店を探すことにした(笑)

寒風吹きすさぶ中に立ち、携帯で銀座周辺を検索してみると、デパートのメンズ館でお直しを受け付けていることがわかった。
デパートはすぐ目の前だったので、これ幸いと建物に入った。
お直しのコーナーまで行き、肘当てを付けてもらえないか聞いてみた。

立派な相談カウンターに案内され、係りの人と話した。
こちらとしては、あちら側から何か適当な提案があるかと思っていたが、そういうものではないようだ。
まずはパッドの材質や色をどうするかのヒアリングから始まった。
聞かれてみると、具体的にどうするか全然考えていなくて、答えに困った。

材質は・・・よくあるのはバックスキンみたいなものですよね、あれでいいです。
色も適当に合うものを選んでいただければ・・・もちろん黄色とか赤とかでは困りますが・・・
パッドがそれなりに主張する方がいいですが、かと言って、とんでもない色ではちょっと・・・

結局生地と同系色で、より濃い色のものを探してもらうことになった。
しかし欲しい色の適した素材がみつかるかどうかはわからない。
そこで、一度候補をリストアップした時点で、もう一度デパートまで出向いて話し合うことになった。
決定後に作業に入るので、完成まで1ヶ月くらいかかるという。

話が大袈裟になってしまった。
てっきり切り抜いたパッドの素材が用意されていて、そこから選ぶものと思っていた。
たかがパッドくらい、と考えていたが、こういうものはうるさいユーザーが多くて、勝手にはできないのだろう。
とりあえずはジャケットを預けることが出来て、荷物が軽くなってほっとした(笑)
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3つの用事


D810 + Carl Zeiss Otus 1.4/55 ZF.2

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会社の大型プリンターのインクが必要になった。
久しぶりに機械を動かしてみて、マットブラックの残量が少ないことに気付いた。
来年早々にプリントしなければならない印刷物が何枚かあるので、今のうちに用意しておく必要がある。

クォーツ時計の電池を入れ替えようと考えた。
GSXのクロノグラフで、針が赤、青、黄のカラフルなものだ。
少し前から電池切れで停止していて、どこかで電池交換してもらおうと思い、カバンに入れて持ち歩いていた。

家の洗濯機のホースのコネクターから、水滴が滴り落ちるようになった。
蛇口との接続箇所のネジを締めなおそうと一度外したら、パッキンが劣化していて、それきり接続不可能になってしまった。
これでは洗濯が出来ない。

3つの用事が出来た。
特に3番目は急を要する。
年末の忙しい時期に、不用意に手をつけたのが悪かった。

3つの用事、すべてを解決してくれるのは、秋葉原のヨドバシカメラである(笑)
会社の帰りにヨドバシアキバに直行した。
プリンターのインクは、お店の在庫を確かめてから行くべきであるが、年末で混雑しているようで、何度電話をしてもお話し中であった。
経験上、ヨドバシの中でもあのお店にだけは、常に大型プリンターのインクの在庫があった。
多分大丈夫だろう。
いずれにしても行かなくてはならないのだ。

お店に入り、まず真っ先に時計売り場に向かった。
電池交換は時間がかかるので、最初に預けてしまい、交換の作業中に他の用事を済ませるのだ。
3階の時計修理のカウンターに行くと、20~30分くらいで作業が完了すると言われた。
番号札を受け取り、一度カウンターを離れた。

それから2階のパソコン売り場に行く。
プリンターインクの売り場で、店員さんにマットブラックのインクの型番を書いたメモを渡した。
その場でタブレットで在庫を調べてくれる。
過去に何度かそこで購入しているので、カウンターの裏の棚に現物がある事は知っていたが、黙って見ていた。
店員さんは、案の定その棚のところに行き、インクを持ってきてくれた(笑)

インクを購入して、今度は5階の家電売り場に行く。
洗濯機のコーナーに行くと、壁際に洗濯機に関連した小物がまとめられていた。
ホース周りのネジ類の規格に関しては、各メーカーほぼ共通のようで、純正品ではなく、より安価なサードパーティ製のグッズが置かれている。
いずれにしても、ホースユニットごと交換する形になるようだ。

ホース一式を購入し、時間を見ると、時計を預けてから20分近く経過している。
予定の作業時間は、いつも余裕を見て告げられるので、恐らくもう完了しているだろう。
しかし折角なので、もう少し店内を見て回ることにした。

マッサージ機の売り場で、簡易型のマッサージチェアーに座って効果を体験してみる。
隣で白人のカップルが、オー!オー!と感嘆しながら、並んでマッサージ機に座っている。
それから新型のパン焼き機や加湿器など、目新しい家電をいろいろいじってみる。
さらにテレビの売り場で、大型の4Kテレビや有機ELテレビの画像を鑑賞した。

エスカレーターで階下に移動し、4階のAV機器の売り場に寄り道した。
大量に並んでいる小型のAV機器の音を、確かめながら歩く。
突き当りには中級クラスのオーディオ機器が揃っており、そこで足を止めて、しばらくスピーカーの音を聞いた。
以前より音がよくなっているとは思えないが、一応AV機器と純粋なオーディオ機器とは、しっかり差別化されていることはわかった。

次に3階に降りたが、時計売り場に行く前に、カメラの売り場を覘いてみる。
各社から出たばかりの新型を、実際に手に取り操作してみた。
売り場では、写真撮影の講習会が行われていて、大勢の人が座って講師の話を聞いていた。
その集まりの横を通り、腕時計売り場に向かった。

電池交換は完了しており、金額は1,000円だった。
時計を受け取り、腕につけていたバセロンと交換した。
これで3つの用事はすべて完了した。

各階に様々な分野の様々な製品が所狭しと並んでいて、最新の情報を得ることが出来る。
自分にとっては、ここはいつもの散歩のコースであり、日常的な世界に過ぎない。
しかし外国から来た人たちから見たら、確かにここはある種のワンダーランドだな・・と思った。
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回答


D810 + AF-S NIKKOR 24mm f/1.4G ED

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帰宅してメーラーを開くと、メールが山のように来ている。
不在のうちに届いたメールである。
題名だけ見て、無意味と思われるものはどんどん削除していく。
広告、スパム、メルマガ・・・そういうメールの大半は、中味を見ずに削除してしまう。

最近多いのは、アンケートのメールだ。
質問に答えると、何かのポイントが貰える、というやつだ。
T-POINT関連が多い。
最初のうちは、試しに答えてみることもあったが、最近はろくに見もせずに削除してしまう。

今日は、手持ちのカードの会社から、アンケートのメールが来ていた。
いつもなら即削除であろうが、今日は、ふとやってみようかという気になった。
URLをクリックすると、ブラウザが立ち上がってアンケートのページに飛んだ。

回答には10分ほどかかるという。
10分・・・そんなにかかるのか・・・
正直言って、そこでやめようかという気にはなった。
その見返りとして20ポイント進呈というが、その程度貰ったところでなあ・・・

といいつつ、アンケートを始めてしまった。
カードの使われ方や、サービスの普及度を調査する内容だ。
このカードには、こういうサービスがあるが知っているか、知っているならどのように利用しているか、次の中から選べ。
そういう問いが、何度も繰り返される。

最初は真面目に答えていたが、そのうち疲れてきた。
質問方法に工夫が無いのだ。
順列組み合わせで、表を埋めていくように、同じような質問が繰り返される。
ひとつひとつ事細かに答えなければならず、回答するのにかなりの労力を必要とする。

そのうちに、イラついてきた。
この質問を作った人は、ただ集計結果を見たいだけで、答える人の心理状態を考慮していない。
同じパターンの質問が延々と繰り返される。
これは20ポイント貰っても合わないぞ。
真面目に一生懸命答えていたら、10分では終わりそうに無い。

頭にきて、途中からでたらめな回答をしはじめた。
ろくに質問を読まずに、適当に答えを選んでいく。
それでも最初はランダムに選んでいたが、それさえ面倒になり、一番初めの選択肢をすべて選ぶようになった。
とにかくさっさと終わらせてしまいたい・・という気持ちであった。

このアンケートは失敗ではないだろうか。
僕と同じような回答をした者が、けっこういると思う。
恐らく結果は滅茶苦茶なものになっているはずだ(笑)
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税関からの書留


D810 + Carl Zeiss Otus 1.4/55 ZF.2

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突然税関から簡易書留が届いた。
横浜税関からだ。
通関手続きで何か問題が発生したらしい。

ちょうどアメリカから靴が届くところだった。
トラッキングNo.の追跡では、数日前に日本に到着して、そのまま停まっている。
恐らく問題になっているのは、あの荷物であろう。

届いた葉書式の書留を見ると、差出人の名前やUSPSの荷物番号なども書かれている。
すぐにeBayのオーダー詳細データと見比べてみた。
番号が一致、間違いなくその荷物である。

何が引っかかったのだろう。
その人物から、このところ靴をいくつか買っている。
eBayにオールデンやエドモンズを大量に安く出品しているのだ。
これはチャンスと何度か取引をしていた。
実を言うと、あともうひとつ購入しており、そちらは今米国から出ようとしているところなのだ。

同じ人物から靴ばかり買っているから、怪しまれたのだろうか?
でも自分で使うのだから問題は無いはずだ。
まさか間違えて何か違法なものを入れたわけではないだろうな・・・
いまいち信用しきれない出品者なので、だんだん不安になってきた。
とにかく税関に電話して聞いてみた。

まずは葉書に書かれている通知番号を聞かれた。
それで状況がどうなっているか調べてくれた。
どうやら、価格の明記された書類が、荷物に添付されていないのが、問題になったようだ。

慌てて電話してしまったが、届いた葉書を落ち着いて読むと、インボイスなど価格がわかる資料を提出するよう書かれていた。
さらに、今後はちゃんと書類を付けるよう、差出人に連絡してほしいとまで書かれている。

恐らくあの出品者は、一度に大量に出品したので、処理しきれていないのだろう。
こちらから送った質問のメールにも、ろくに答えてくれなかった。
入札が沢山あったとしたら、大混乱に陥っているはずだ。

荷物はネットオークションで落札したものであることを、税関の女性に話した。
案の定、それは自分用であるかと聞かれた。
そのオークションの品物のページのURLをメールで送って欲しいという。
それがあれば、インボイスなどの書類は送らなくていいようだ。

電話を切り、早速eBayの画面を見てみた。
すると、もうひとつ問題があることがわかった。
価格交渉をして安くしてもらったのだが、その結果いくらになったのかが、他人には見ることは出来ない。
URLを送ったとしても、落札者である僕のIDでログインしないと表示されないのだ。

そこで、その僕にしか見られないページのデータを、メールに添付しようとしたが、今度はセキュリティか何かが悪さをして上手く行かない。
仕方なく、プリントスクリーンで画面をコピーして、画像としてメールに添付した。
さらにその複雑な事情を文章で説明した。
今は返事を待っているところだが、果たしてあれで大丈夫だったろうか・・・
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合わせ技


D810 + Carl Zeiss Otus 1.4/55 ZF.2

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午前中は出社して仕事をした。
年末のこの時期に、週の真ん中で休むというのは、中途半端で困る。
午後になり行きつけの古靴店に顔を出した。

外は小雨が降っており気温も低い。
こういう日はお客の出足も鈍いだろうと思っていた。
ところが、後から後からお客が入ってくる。
しかもけっこう高価な買い物をしていく。

狭い店内にひっきりなしに人が入ってくるので驚いた。
僕は新しく買ったホワイツのブーツを見せに行っただけなので、何だかそこにいるのが悪いような気がしてきた。
聞くと午前中もお客さんが来て、けっこう高価な買い物をしてくれたという。
それも若い人たちで、皆がオールデンなどを買っていったそうだ。

店主は今日お店を開けて本当によかったと言っていた。
この天気では閑古鳥ではないかと考えていたようだ。
こういう特殊なものを販売するお店の場合、天気はあまり関係ないのかもしれない。
欲しいと思っていて、そこにボーナスが入れば、少々雨が降ろうが寒かろうが、お客は買いに来るのだ。

重要なのは、お店の在庫をネット上にしっかり載せているところだろう。
古靴の場合、すべてが一点ものなので、ネット上で商品を見せることが、大きな意味を持つ。
お客は普段からネットでラインナップを見ていて、「これが欲しいな・・」と考えている。

多くの人から「あのネットに載っていた○○を見せてください」という言葉を聞いた。
「いいのが出たのにたちまち売れてしまった」と言っている人もいた。
インターネットとの合わせ技なのだ。

何も買わなくて申し訳ないと言って、今日は退散することにした。
店主は、次回までに僕の足に合いそうなものをまた揃えておくからと言って笑った。
お店を出る際、入れ違いで次のお客がまた入っていった。
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ナイロンベルト


D810 + Carl Zeiss Otus 1.4/55 ZF.2

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初代ジェームズ・ボンドのショーン・コネリーが、007の劇中、ロレックスのサブマリーナにNATOタイプのナイロンベルトを通して使用していたのは有名な話である。
このナイロンベルトは、当初黒地にグレーの2本線のものと思われていた。
しかしその後画像解析調査が行われ、その説は間違っていたことがわかった。

実際には、濃いネイビー地に2本のオリーブグリ-ンのライン、さらにそのラインの両側に赤い縁取りが入っているという。
古い映像のため画質が悪く、微妙な色はわからないし、赤い縁取りも滲みか色収差と判別が付かなかったのだ。
現在はそちらの仕様こそが、正真正銘のボンドストラップだとして販売するメーカーもある。

サブマリーナの中古にこのストラップを組み合わせてみるのも面白いかと思い、ネットで時計本体を探してみて驚いた。
コネリーが劇中で使用したサブマリーナのNo.6538は、希少モデルのようで、ボンドモデルということもあり、いまやとんでもない値段が付いている。
ネットで検索してみると、価格応相談がずらりと並び、表示されているものは、数百万円から1千万円を超えるものまである。

まあそのモデルは特別としても、ロレックスの中古はいずれにしても高価であるから、コスプレのために遊び半分で買うようなものではない。
というか、そこまでボンドに傾倒しているわけでもない。
サブマリーナに似たようなデザインの時計に、NATOベルトをつけて使う程度がいいところかもしれない。
あるいは同じロレックスのもっと安いモデル(要はオイスターデイトのことだが・笑)に、さりげなくこのベルトを組み合わせてみるのも面白そうだ。
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集中


D810 + Carl Zeiss Otus 1.4/55 ZF.2

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得意先のベテランの営業と話した。
その方によると、製品を販売していて、クレームの多い地域が、何故か東京の左隣の県に集中するのだそうだ。
クレームといっても、ダンボールの梱包材が少し汚れていた・・などという、本質とは関係の無い細かい内容なのだという。
かなり明確にその傾向が見られるそうで、その県の担当になるのを皆嫌がっているという。
原因はよくわからないのだが、比較的若くて神経質な世代が、その地域に好んで住んでいるのではないかと言っていた。



ホワイツのセミドレス。
スタイルNo.2332W。
アッパーはブリティッシュ・タン・カウハイド。
ソールはビブラム269。
サイズは7E。

買うか買うまいか、ずっと悩んでいたホワイツのセミドレスのブラウンである。
結局買ってしまった(笑)
実際、買って感じたのは、所有する満足度が非常に高いということ。
どうせ買うなら、中途半端なものを選んでは駄目だと痛感した。

前回購入したのは、ウォーターバッファローの黒だった。
非常に気に入り、どうしてももうひとつ、ブラウンが欲しくなった。
問題はこの靴特有の、土踏まずへの押し上げ感で、それにはいまだに慣れることが出来ない。
この違和感がいつまでたっても解消されないので、もう一足購入することを躊躇していたのだ。

しかし、この靴の革製品としての存在感は相当のもので、他の多くのブーツを圧倒している。
少々大袈裟に書けば、これがあれば他のブーツはいらない。
さすがはキング・オブ・ブーツと言われるだけある。
革製品としてのパワーに魅せられて、履き心地は何とかなるだろうと、とにかく買ってしまう・・そういう靴なのだ(笑)

茶色いセミドレスといえば、通常の牛革のブラウン、クロムエクセル系のブラウン、ウォーターバッファロー系のブラウンなど、数種類が用意されている。
その中でこのブリティッシュ・タンは、地味な存在ながら、何故か一番欲しくなる色であった。
ホーウィン社製の革だというが、同社のクロムエクセルが柔らかく色が濃いのに対し、ブリティッシュ・タンは少し違う傾向の革である。
よりしっかりした感触で、色は明るめのブラウン、「なめし皮」のイメージ通りの茶色といえる。

ネット上にアップされたこの靴の写真を見ると、明るめに見えたり、暗めに見えたり、実際はどういう色なのか判別がつきにくい。
もちろん表示されるモニターやパソコンによっても違うので、仕方の無いことである。
実際の色は、ごく中庸をいくブラウンで、服装を自由に合わせやすい色といえる。(この表現も判りにくいか・笑)
ただし個体差もあるようで、今回お店で何足か見せてもらったが、ロットによってけっこう色に違いがあった。

サイズに関しては、試し履きの結果、前回のウォーターバッファローのセミドレスよりハーフサイズ小さいものを選んだ。
セミドレスという、同じモデルにもかかわらず・・である。

以前購入したウォーターバッファローの7.5は、少し緩めではあるが、実用上は問題の無いフィッティングである。
一方今回のブリティッシュ・タンに関しては、時間をかけて7と7.5を履き比べさせてもらったが、結局ほぼ足の大きさにピッタリの7の方を選んだ。
それでも指先のスペースは十分で、踵が程ほどにホールドされ、当たるところも無い。
適正サイズはこちら、としか言いようが無い。

ブリティッシュ・タンの素材自体は、ウォーターバッファローより厚みがあり硬めの革である。
ところがウォーターバッファローの場合、革が薄い分を補うためにライニングが施されている。
厚みの違いは、そのライニングの分で帳消しになるようだ。

興味深いことに、適正なサイズを選んだことで、下から土踏まずを押し上げてくる箇所も少し移動した。
足の裏のまさに土踏まずの部分が、ダイレクトにギュギュッと刺激される。
押される箇所が、何となくはっきりしなかったウォーターバッファローの7.5とは、履いた感触がかなり違う。

一日履いて歩いたら、早くも腰が痛くなってきた(笑)
先が思いやられるが、今度は押される箇所が適正のようなので、案外慣れる日も来るかもしれない。
そこを乗り越えれば、まさに一生ものとなる靴である。

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ツリー


D810 + Carl Zeiss Otus 1.4/55 ZF.2

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そろそろ街でクリスマスツリーを見かけるようになった。
オフィス街のビルの1階ホールに巨大なツリーが飾られている。
これは丸の内のKITTEのクリスマスツリー。
真っ白で他を圧する存在感があり、建物に入ってきた人たちの多くが歓声を上げる。
ツリーを置くために、最初から中央部を大きく空けておいたのかと思わせるほど・・・

撮影しようと思ったら、案の定三脚はダメと言われた。
多分そう言われるだろうと思っていた(笑)
仕方なく手持ちで撮影した。

気のせいか、今年はクリスマス関係の売り出しや飾り付けが少ないような気がする。
デパートなどでは、いつもはクリスマスが終わってから、一斉に新年のグッズに入れ替わる。
ところが今年は、早くも一部正月向けになっている。
本当なら今くらいの時期は、もっとクリスマス一色になっていておかしくないのだが・・・
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本日は時間なし。


D810 + AF-S NIKKOR 24mm f/1.4G ED

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親戚が来て一緒に食事、遅くまで話していた。
よって今日はここを書く時間が無い。
ビールも少し飲んだし・・・
明日は早めに出る予定なので、今日はもう寝ることにする。
では・・・
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作品


D810 + AF-S NIKKOR 85mm f/1.4G

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Mrs.COLKIDは、何とスター・ウォーズのシリーズを一度も見た事が無いという。
ある意味、大物である(笑)
それより日本・トルコ合作の「海難1890」の方が見てみたいという。
僕もどちらかというと、スター・ウォーズの新作より、そちらの作品の方が興味がある。
何故か作品に対する話題が少なくなっていることに、政治的な意味合いも感じてしまう。
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買いそびれた時計


D810 + AF-S NIKKOR 85mm f/1.4G

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最近クォーツの腕時計をひとつ買った。
時計を買うのは久しぶりである。
もっとも決して高い時計ではない。
eBayで出品者に交渉したら、さらに安くしてくれたので購入したのだ。

時計を買わなくなって久しい。
中途半端なものをたくさん買ったので、時計ケースにはいっぱい入っているが、どれもそれほど価値があるわけでは無い。
かといって、いつか価値が出る・・というものでも無さそうだ。
前にも書いたが、実際に腕につけて使用する時計は限られている。
それ以外は、ただしまっておくだけのコレクションである。

ところで、今でも欲しいと思う時計がないわけではない。
いつか欲しいと考えていたが、ついに買いそびれてしまった時計である。
これ以上増やしても仕方が無いと思い、時計を買うのをやめてしまったが、今でもネットや雑誌でその時計を見ると、ちょっと欲しくなる。

まず筆頭にあげたいのは、オメガのシーマスターのブルーのベゼルのものだ。
それも文字盤に波の模様の入った旧型である。
すでに市場には中古しかないが、これは今でも欲しくて、時々中古サイトを覗いたりしている。

性能は最新のものに劣るだろうが、正直言って機械式時計は性能なんてどうでもいいのだ。
デザインが好きであれば、それだけで購入理由になる。
ブルーのシーマスターは、長年K師匠がつけられていたので、時計に興味の無い頃から見ていた。
僕にとっては、ある意味機械式時計の原点でもあるのだ。

次にアラン・シルベスタイン。
これもずっと欲しいと思っていた時計である。
出来れば、遊び心満載のクロノグラフがいい。
いわゆる王道から外れた時計であるが、価格は決して安くは無い。
そのためついに買うことが出来なかった。

休みの日限定の時計として考えたら、最高峰の1本であろう。
実際に街でつけている人をまだ見たことが無い(笑)
だからこそ、自分がつけて歩きたくなるのだ。

もうひとつ、ヴァシュロン・コンスタンタンのシルバーのパトリモニー。
2針のシンプルなものがいい。
これもずっと欲しかった。
もちろん雲上ブランドであるから、価格は桁違いに高い。
何しろ色がシルバーというのは、ホワイトゴールドのことである(笑)

金色はカラトラバを持っているので、銀色はパトリモニーで・・という大それた考えを持っていた(笑)
しかし気軽に買える代物ではない。
シルバーに関しては、アンティークのジャガー・ルクルトを持っているため、必要な時はそれで済ませてしまい、ついにパトリモニーを買う決心はつかなかった。

これらの時計は、今でも機会があれば欲しいとは思っている。
そんな機会が巡ってくるのかどうかわからないが、時計くらいならば、案外ひょんなことから手に入ることもあるかもしれない。
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