比較


Z7 + NIKKOR Z 50mm f/1.8 S

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グレー・ストライプのナイロン・ベルトを2種類揃えて比較してみた。
そもそも色がけっこう違う(笑)
だいぶ以前に購入したものなので、同じ販売店から購入したかどうかは忘れてしまった。
仮に同じだとしても、布製品は糸を染めて作るので、色を完全に合わせるのは難しく、ロットによって少々の違いが出るのは仕方がない。


NATOベルトの裏側はこのように複雑な構造で時計の裏側が二重になっている。

ところで本来のNATOベルトは、上の画像のように、時計の裏側部分のベルトが二重になっている。
軍用としてヘビーデューティに使う際に、時計がベルト上で動いてしまうのを防ぐためだそうだが、それゆえに金属製のリングの数が増えて、見た目がごつくなってしまう。
特にこのベルトのように頑丈なZuluタイプのバックルやキーパーが付いていると、まるでアクセサリーをジャラジャラとぶら下げているかのようだ(笑)
またご存知の通りベルトが長めに作られており、余った分を折り込むところも何だか大仰に見えて、薄く作られたカーキのケースと合わない。


2リング・タイプのナイロンベルトは時計を通すだけのシンプルな構造だ。

実際には戦闘中に使うわけではないので(笑)、一般市場向けには二重になっていないシンプルな構造のナイロン・ベルトが販売されている。(上の画像)
シングル・タイプとか、2リング・タイプなどと呼ばれているようだ。
純正NATOのような本格派とは言えないが、個人的にはこちらの方が使いやすくて好きだ。
これだとZuluのバックルでも、外観が大袈裟にならない。

時計の位置が固定されてしまう二重式のNATOベルトに対し、2リング・タイプだと自由な位置に時計を持ってこられる。
そのためバックルの位置を腕の裏側に持っていき、目立たなくすることが可能である。
これなら時計がスッキリと腕に収まってくれてカッコいい。

ただし腕から外す際には注意が必要だ。
時計がするりとベルトから抜けて、床に落ちてしまう事があるのだ。
ベルトの生地に厚みがあり、時計のフレームとバネ棒の隙間にキッチリと挟まってくれれば、簡単には外れなくて具合がいい。
しかし隙間の広さも時計によって異なるので、こればかりは組み合わせてみないと分からない。



手巻きのカーキ・フィールド・メカは、ケースの厚みが抑えられているところがデザイン上の美点で、それを活かす為にもベルトはシンプルな方がいいだろう。
このグレー・ストライプの2リング・タイプのベルトは、モノトーン調でスッキリしており、色合いも厚みもカーキとのマッチングがいい。
カーキ用のベルトはこれで決まりかな・・と思っている。
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消毒


Z7 + NIKKOR Z 50mm f/1.8 S

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以前電池で駆動する手をアルコール消毒する機械の話を書いた。
2020年7月24日の日記
会社に2台有り、事務所と工場、それぞれの玄関に設置している。
鉄工部門の担当者がその機械専用の台を作り、手をかざすのに程よい高さにくるようになっている。

コロナの感染が広がり、より消毒を強化するべきだという声が聞こえてきた。
社内で手を消毒する機会をもっと増やそうということになった。
現在は前述の機械を玄関に置き、主に外部からの来訪者をターゲットにしていたが、家族から感染した社員が、無症状で気付かずに出社しているかもしれない。

一応あちこちにスプレー式のアルコール消毒液は置いてあるが、手で直に押すのは何だか気味が悪い。
あの機械はとてもいいから、何とかもう一台買えないだろうかという話になった。
それを従業員のトイレのそばに置きたいという。
トイレは蛇口や取っ手、座面など不特定多数の人が触れる箇所が多く、その出入り口で手を消毒できれば効率的であろう。

前回機械を調達してくれた仕入先に聞いたところ、残念ながらまだ品薄状態で、在庫が無いということであった。
仕方がないので、事務所の玄関に置いてあった一台を、従業員のトイレ前に移動した。
玄関には普通の手押しポンプ式のアルコールを置いた。
現在は以前ほど来訪者が無いので、それでもいいだろうという事になった。

そこに仕入れ元から、何とか一台みつけたという連絡が来た。
全国を探したら、またも倉庫の奥のほうに眠っていたという。
倉庫の話は本当かどうかは分からないが、なぜかちょこちょこと出てくる(笑)
まあ熱心に探してくれるのは有難い。
早速注文して翌日には届いた。

鉄工部門がすぐに台を作ってくれた。
すでに2台分作っているのでお手の物だ。
現物を箱から出さなくても、サイズは分かっている。
しかも担当者が凝り性なので、少しずつ改良されていく。
新作は足が左右に僅かに開き、より安定するようになっていた。
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ビニール袋


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Z7 + NIKKOR Z 50mm f/1.8 S

大手の事務用品通販サイトでビニール袋を購入する。
製品の保証書を入れるためだ。
印刷された保証書にピッタリ合った大きさのビニール袋を買う。

ところが今回取り寄せたビニール袋には、保証書がなかなか入らないという。
無理に入れようとすると、引っかかって袋を傷つける。
何枚も連続して入れていく作業なので、ここがスムーズに行かないと効率が落ちる。

ビニール袋自体はいつもと同じもので、長年購入している製品である。
おかしいと思いサイズを測ってみると、以前の袋より1ミリ幅が狭いことがわかった。
それで印刷物が上手く入らなかったのだ。

作業をしていた女性が、購入したサイトに「いつもと大きさが違う」とクレームをつけた。
すぐに返事が来て、回収する、ということになった。
しかし新しいものを取り寄せても、同じロットなら変わらないであろう。

コストダウンするために、サイズを小さめにしたのだろうか。
十数センチのところ1ミリ足りないのだから、百数十枚で1枚分、原料費が浮くことになる。
たまたま型合わせに失敗したとか、資材を変えたら縮み率が変わった・・などとといった原因も考えられる。
しかしそれでは出荷前の製品検査が上手くいっていないことになる。
コストダウンだとしたら、少々ケチなやり方である。

同じような話を、ウレタンフォームでも聞いたことがある。
たとえば規定の密度が20kg/㎥プラスマイナス2kgだとしたら、下限の18kgになるよう製造するのが腕のいい作業員なのだという。
指摘されても、18kgは規定内だから問題ないです・・と言う事が出来る。
本来20kgを目標で作っているのに、わずかに下回ってしまった、という時のための許容範囲なのに・・・
これまたずいぶんとケチなやり方である。

ビニール袋だが、仕方なく近所のホームセンターに買いに行った。
別のメーカーが製造している、同じサイズの袋である。
早速100枚入りの梱包を解き、まずはビニール袋を1枚取り出し寸法を測ってみた。

今度は大丈夫である。
しっかり規定のサイズが出ている。
保証書の紙もスムーズに入る。

ところが作業を続けていったところ、別の問題が発覚した。
100枚入りの梱包に99枚しか入っていないのである。
保証書が1枚余ってしまい分かった。

まったく油断がならない(笑)
これもコストダウンの手法だろうか?
それにしても、会社の信用問題になりかねないのに、ずいぶん酷いやり方をするなあ・・・
と思ったが、女性が文句を言ったところ、これを使ってくださいと、新しい100枚入りの袋を無料で送ってきた(笑)
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適応能力


Z7 + NIKKOR Z 50mm f/1.8 S

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どこかの会社の調査で、コロナ禍で不必要と思ったものは何か・・・
という質問をしたところ、その答えが上から順番に
通勤、飲み会、洋服、会議、外食、付き合い、化粧、ハンコ、マスク、外出、贅沢品・・
という順番だったという。
(マスクというのは、自宅にいれば不快なマスクなんて不必要だ、という意味らしい)

一方コロナ禍を機に大事にしたいと思ったものは・・・
家族、健康、時間、金銭、自分、自由、貯金、信頼、忍耐、家庭・・
という順番であった。

この結果の示唆するところは多いように思う。
これから世の中がどう変わろうとしているかが見えてくる。
恐らくもとの世界に戻るのではなく、新しい世界が始まろうとしているのだろう。

コロナ前の世界にどっぷり浸かっていた人の中には、対応に苦慮する者もいるかもしれない。
しかし案外新しい若い世代は、あっさり受け入れて新しい社会に適応するのではないか。
若い人がかわいそうだ・・なんて言っている内に、自分の方がかわいそうな人になりかねない。
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麒麟


Z7 + NIKKOR Z 50mm f/1.8 S

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NHKの大河ドラマの「麒麟がくる」の最終回が近付いている。
途中コロナ騒ぎで中断があり、密になる合戦シーンなどを削らざるを得なかったようで、残念なことではあった。
しかし最終回が近付き、見応えのある人間ドラマが続き、ネット上でも賞賛の声が多くなっている。

三日天下の逆賊で有名な明智光秀を主人公としているので、当然一般的な歴史ドラマとは逆の立場からの解釈として脚本が書かれている。
このドラマの光秀は、登場人物の中では唯一と言っていいほど、誠実でまっとうな人物として描かれている。
争いのない平和な世の中を作りたいという思いの強い光秀が、自分が天下を取ろうという武将たちの欲望に振り回され、その考え方のずれから、自身がだんだんと追い込まれていく。

登場人物の中で光秀が一番まともで、むしろ清廉潔白過ぎて不自然に見えるほどだ。
これをフィクションと見るのが一般的であろうが、最近光秀に関する資料がいろいろ出てきたそうで、今までの定説が覆りかねないようだ。
このドラマの最終回がどのようになるか分からないが、新事実に基づいて作られているとしたら相当面白い事になる。

劇中の織田信長、羽柴秀吉、徳川家康といった人物たちの性格描写が秀逸で、ドラマがこれら歴史上の「主人公」たちのイメージに新しい要素を加える。
何だか納得ができた・・というほど、妙なリアリティを感じさせるのだ。
単なる英雄列伝ではない一歩踏み込んだ人間描写が、このドラマを見るうえで重要なポイントになっている。

織田信長は、若い頃は大胆で革新的な行動をする傑出した人物であったが、権力を持つとその性格が悪い方向に働き、欲望の赴くままに奪い、逆らうものはどんどん殺していくようになる。
最初は意気投合し、ともに天下統一を目指した光秀であったが、やがて信長の傲慢なやり方に疑問を持ち始める。
さらには信長に敵対する人たちとの間に挟まれてしまい、自分自身が追い込まれていく。

自分に逆らい痛いところをつく光秀のことを、やがて信長も疎んじるようになり、ついには光秀に暴力を振るうようになる。
このシーンは現代社会にも通じるところが有り、視聴者にかなりの衝撃を与えているようだ。
逆上し怒りの制御が利かなくなった信長が、光秀を叩き、蹴り、かと思うと突然ふっと落ち着いて別の話を始める。

その目つきの変容は見事で、爛々と異様に輝きながら、スーッとその炎が消えていったりする。
まさにDVそのものである。
信長の役を演じる染谷将太は、もしかすると歴代最高の信長かもしれない。
非常にリアリティを感じさせ、信長は本当はこういう人だったのではないかと思えてくる。

また秀吉役の佐々木蔵之介も実に上手い。
自分は身分が低いからと、武家の前では地面に平伏していながら、裏では着々と自分のポジションを固めていく。
出世のためにはどのような手段も厭わず、人を平気で裏切り陥れていく。
あちこちにスパイを送り込み、敵ばかりか味方の弱点まで掌握し、自分が有利になると思えば信長に告げ口し、邪魔になるライバルたちを消していく。

信長のことを全面的に尊敬しているのではなく、表向きはそう見せておきながら、いつか自分がそのポジションを奪おうという野望を感じさせる。
身分が低いがゆえ妙なプライドがなく、大義名分や名誉に縛られた武将たちを蹴落としていく。
表の顔と裏の顔を使い分ける、油断ならない人物として描かれている。

歴史に残る偉業を達成した人は、その業績の外側だけを見て評価されがちである。
しかしその実、多くの歪を抱えたサイコパス系の人たちも多かったと思われる。
その行動に振り回され、人生を破壊され、歴史から消えていった人たちも大勢いたであろう。

現代でもそれとまったく同じことが起きている。
それだけにこのドラマは視聴者に衝撃を与え、見るのが辛いという感想まで抱かせるのだ。
多くの人が暴走する信長の死を望んでおり、生真面目な光秀がその役目を負わざるを得ない状況に追い込まれていく。
今後歴史が見直されることがあり、歴史上の人物の評価が変わっていくとしたら、このドラマはそのさきがけになるかもしれない。
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オリーブ


Z7 + NIKKOR Z 35mm f/1.8 S

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今日の時計ベルト。
ハミルトンのH69439931「カーキ フィールド メカ」にHDT DESIGNのZuluナイロンベルトの2バックル・タイプのオリーブ(幅20ミリ)をつけた。
シルバー・バックル。



オリジナルと同じオリーブ色のベルトを取り寄せてつけてみた。
こちらの方が色が明るめで、同じグリーン系でもだいぶ印象が異なる。(2021年1月17日の日記
僕としてはこちらの組み合わせの方が好みだが、軍用としては鮮やかすぎるかもしれない(笑)

軍用時計を起源とした製品なので、やはりこの色のベルトとの組み合わせが正統と言えるだろう。
冷静に考えると、カーキ・フィールドのデザインとグリーンで合うのだろうか・・という疑問はある。
しかし軍用という言葉の説得力は大きく、実際見慣れているせいか違和感も無い。



久しぶりにいろいろなベルトを買って試している。
こんなにカーキとベルトの組み合わせを試すとは思わなかった。
20ミリ幅のナイロン・ベルトなので、入手しやすいこともある。
またポピュラーな時計なので、持っている方も多いのではないか・・という思いもある。

入手してみると不思議と愛着のわく時計で、このところ毎日着けている。
手巻きならではの楽しさがあり、ケース径も妥当で着けていて気持ちがいいのだ。
高価な時計ではないが、シンプルで軽快な感じが心地いい。
そこまで期待せずに購入したのだが、これは意外な収穫であった。

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影響


Z7 + NIKKOR Z 50mm f/1.8 S

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いくつかの資材が入ってこない状況に陥っている。
世界中が新型コロナの影響を受けて、工場がまともに動いていないのだ。
ヨーロッパはもちろんであるが、東南アジアも酷い状況のようだ。
限られた人数で生産するしかなく、生産量は通常の半分以下に落ちているという。

そこに荷物を入れるコンテナの不足で、輸送便が取れないという問題が、追い打ちをかけている。
主に中国南部から米国に大量の荷物が輸出されていたが、新型コロナにより米国の輸送が停止してしまい、空になったコンテナが米国内に滞ってしまい戻ってこないのだ。
その話は昨年から聞いていたが、コンテナ不足の影響があちこちに波及し、世界中で輸送に支障が出ているようだ。

仮にものが生産できても、それを輸送するコンテナが調達できない。
当然輸送料金は吹っ掛けられ、何倍にも吊り上っている。
海外からローコストのものを調達していた業者は、輸送料金が上がると致命傷になり、製品として成り立たなくなってしまう。
また日本は中国から近いことも有り、輸送費用がそれほど高くはなく、もっと遠くて金額の張る国が優先されているという話も聞いた。

現在ウチは長年購入している会社の好意に頼って、資材の調達面では比較的優遇してもらっている。
しかしそれも限界があるだろう。
生産に支障が出る品目に関しては、コロナ禍ということで、何とか代替えの資材に変更してもらえないかという交渉が始まっている。
やかりコロナの影響はじわじわと出てきているのだ。
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マグナーニ


Z7 + NIKKOR Z 35mm f/1.8 S

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マグナーニの20088。
カラーはブラック-コニャック。
サイズは41。



新年のセールで、つい買ってしまった。
もう靴は買い尽くしたので、これ以上買うものは無いだろうと思っていた。
会場が空いた頃を見計らって、ふらりとセールに立ち寄ったのが運の尽き(笑)

革製のスニーカーである。
革靴の棚に混ざって展示してあったので、思わずこれはスニーカーですか? 革靴ですか? と、店員さんに聞いてしまった。
これは高級スニーカーです、という答えであった。
革靴にも使われているしっとりとした感触の高品質な革で作ったスニーカーだという。
アメリカなどではマグナーニは革靴よりスニーカーのメーカーとして人気なのだそうだ。

日本のデパートでも取扱いの多いスペインの靴メーカーである。
エラが張ってトゥの尖ったスタイリッシュなデザインの革靴を出している。
デパートの靴売り場にずらっと並んでいるので、それなりに人気なのであろう。

革靴の方は、正直僕には無縁のデザインである(笑)
バリバリの営業さんとかに向いている感じ・・・
一方でスニーカーは、先端が尖ってはおらず、ラウンドトゥなので気に入った。
それでも同社の製品なので、どこかシュッとしたスマートさのあるデザインである。



サイズは40だとジャストで、革靴なら文句の無いフィッティングであった。
しかしスニーカーとしてはどうだろう・・ということで、あえて一つ上の41にした。
休日用ですからゆったりしたサイズがいいでしょう・・と店員さんにも言われた。

実際履いてみると、使用感もスニーカーと革靴の中間くらいに感じた。
スニーカーのように足全体がクッション材で包まれるような感触ではなく、インソール表面が少し滑るような、革靴っぽい履き味である。
履く時にシュッと空気の漏れる音はするが、足の形と完全に合っているわけではなく、少し足の外側を押されるような感じはある。
まあ履いていくうちに解消しそうな程度であるが・・・
ZOZOMATの対象製品には入っていないが、あの基準で評価するとしたら、相性度は85%くらいだろうか。

革靴ブランドが作ったスニーカーは、チャーチのものを持っている。(2015年6月30日の日記
大分前に直営店で買ったものだが、こちらも僕の足に合っているとは言えず、普段ほとんど履くことは無い。
しかし最近スニーカーに興味を持ち、せっかく持っているのだから、チャーチにもう一度チャレンジしてみようかとも考えている。
僕の年齢から言えば、このくらいのクラスのスニーカーを履いてもおかしくは無いだろう。
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お年賀


Z7 + NIKKOR Z 50mm f/1.8 S

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毎年お年賀として簡単なお菓子などを用意している。
と言っても余裕がある訳ではないので、それほど高価ではない一般的な小さいお菓子の包み程度だ。
それでも結構な量が必要なので、12月にデパートなどで予約して、年末の休みに入る直前に大きな箱で届けてもらう。

今年もとりあえず数十個のお年賀を用意した。
それを年初めにまず社員やパート全員に配った。
あとは年始の挨拶にみえられた方に配ればいい。
そう思い、玄関の近くに手提げ袋に入れていくつか並べておいた。

ところが新型コロナの影響で、会社に来る人が激減している。
例年ならひっきりなしに人が入ってくるのに、今年はまばらである。
以前はぎっしり埋まっていたスケジュール表も、現在は空白だらけで真っ白になっている。

挨拶に伺いたいという電話があっても、こういう折だからとお断りしているのだから、当然といえば当然である。
特に名古屋や関西といった遠方からわざわざ挨拶にみえようという方には、来ていただかなくても大丈夫だから無理しないようにと言っている。
そこまで言えば、では今回は遠慮させてもらいます、という事になる。

都内の仕入れ先の営業からも、毎月のように訪問したいという電話がかかってくるが、来なくていいからとお断りしていた。
しかし、あちこちの会社から来るなと言われているようで、そうなると営業の仕事がなくなってしまう。
自宅待機が続くと、だんだんと精神的にも病んでくるようで、何とか行かせてもらえないかという。

そういう問題ではないからと難色を示していたら、アポ無しで突然現れた。
ビックリしたが、玄関のドアの外に立って、これより中には入らないからと、タオルだけ置いて帰ろうとする。
慌てて用意していたお年賀のお菓子をその場で渡した。

結局その程度しか訪問者は無かった。
そうなると用意したお年賀のお菓子が大量に余ってしまう。
もうお年賀の時期ではないし、このまま賞味期限が切れてしまっても意味が無いので、知り合いなどあちこちに送った。
今年は予定外のことが多いので仕方がないところだ。
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黒とグレー


Z7 + NIKKOR Z 50mm f/1.8 S

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今日の時計ベルト。
ハミルトンのH69439931「カーキ フィールド メカ」にZuluナイロンベルトのNATOタイプのブラック/グレーのストライプ(幅20ミリ)をつけた。



NATOタイプのベルトは何本か持っているが、その中でも比較的使用することの多いのが、この黒とグレーの縞のベルトだ。
よくジェームズ・ボンドの時計ベルトとして売られているが、現在はグリーンのラインに赤ふちの付いたタイプの方が正しいとも言われている。
この黒とグレーの縞のタイプは、派手すぎず程ほどに華やかで使いやすい。

カーキフィールドとの相性はまずまずである。
まあ時計がグレーのケースにブラックの文字盤なので、合わない訳はないのだが・・・

実際に腕に付けてみても、なかなかカッコいい。
上手くミリタリー色を残しているので、時計のキャラクターが生きている。
カジュアルな服装との相性がよく、多少硬いイメージもあるので、崩し過ぎることもない。

ただNATOタイプはベルトが二重になっている分、厚みが出て少し大袈裟な外観になる。
手巻きのカーキフィールドは薄めでケース径も抑えられているので、少しベルトとのバランスが悪い感じもする。
次回同じ柄でシングルタイプのナイロンベルトも試してみようと考えている。

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渋滞解消


Z7 + NIKKOR Z 24mm f/1.8 S

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今年の始め、緊急事態宣言の発令の前から、道路が空きはじめた。
朝晩の通勤の際、必ず渋滞にはまっていたのに、ほぼスイスイと走れるようになった。
当初は年始だからかと思い、様子を見ていた。(2021年1月6日の日記

朝は高速道路の合流する場所で、ほぼ毎日渋滞に引っかかった。
時にはそこの通過に30分近くかかることもあった。
しかし今年に入ってからは、ほぼ解消している。
そのため以前よりかなり早く会社に到着するようになった。

帰りに関しても、必ず高速道路の何箇所かで渋滞しており、結構な時間がかかっていた。
1月に入り、その渋滞がほぼ無くなってしまった。
道路情報にも渋滞の知らせが表示されることはなくなった。
ノロノロ走る車や事故のせいで、多少詰まることはあっても、それほどロスなく通過できる。
その結果、帰宅時間も30分以上早くなっている。

見るとやはりトラックの数が少なくなっているような気がする。
乗用車はけっこう走っているのだ。
緊急事態宣言の影響だろうかと考えたが、食料など日常生活に必要なものは以前と変わらないはずだ。
減るとしたら、夜のお店を中心とした外食産業用の食材だろうが、それだけでこんなに車が減るものであろうか。

Mrs.COLKIDによれば、スーパーも人出が減っているという。
以前の宣言の時は、混雑してものが売り切れたが、今回はあまり慌てていないようで、店内は空いているそうだ。
そのため商品も問題なく購入できる。
緊急事態宣言の過ごし方に、皆が慣れてきたように見えるという。

車の混み具合は世の中の動きのバロメーターになる。
実際1月から市場が急に冷え込んだ印象がある。
販売店からも、動きが止まったと悲痛な連絡があった。

3月の年度末に納品する大きな注文は既にいくつか入っており、現在は仕方なくそちらの生産を開始している。
1、2月は経済が低迷して動かない分、3月以降に爆発的に動くのではないかという人もいる。
そういう意味でも、先行して生産しておくのはいい事であろう。
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青いベルト


Z7 + NIKKOR Z 50mm f/1.8 S

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久しぶりに今日の時計ベルト。
ハミルトンのH69439931「カーキ フィールド メカ」にZuluナイロンベルトのNATOタイプのネイビー(幅20ミリ)をつけた。
ネイビーという名称から受けるイメージより明るめの青だ。
バックルはサテン仕上げのシルバー。



カーキフィールドはシンプルなデザインなので、様々なベルトが合うだろうと予想していた。
NATOタイプなので交換も気楽に出来る。
しかし手持ちのものをいくつか取り付けてみて、意外に組み合わせが難しい時計かもしれないと感じた。
これなら合うだろうというベルトが、思ったほどしっくりこなかったりする。

オリジナルのオリーブのベルトは、米陸軍の軍用時計という成り立ちからも、組み合わせるにふさわしいものだ。
その強固な結びつきを破壊して、別のイメージを与えることが難しい。
手持ちのベルトをいろいろ試したが、何とか行けそうなものは数本程度であった。



その中でも、ネイビーのベルトとの組み合わせは、モダンで都会的な方向へ、この時計の印象を上手く変化させてくれる。
これならばミリタリー系の時計としてではなく、ごく自然に普段のファッションに取り入れることも出来る。
このベルトが1本あるだけで、カーキフィールドの活躍の場が増えるであろう。
ひとつ加えるのにふさわしいベルトと言える。
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DX


Z7 + NIKKOR Z 24mm f/1.8 S

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ZOZOSUITが出た時に、これは革命的な仕組みであると感じた。
しかし技術的に完成度が低かったのか、そこまでの評価は得られず、そのまま下火になってしまった。
その時から足専用の測定システムも作っているという話は聞いていたが、それがZOZOMATとして登場したのであろう。
ご存知の通り、最近ZOZOMATの結果に基づいていくつか商品を購入してみたが、相性度がおおむね90%を超えるスニーカーに関しては、かなり使える・・というのが感想である。

僕がこの仕組みに強い関心を示し、自腹を切って何度も検証しているのには訳がある。
これは話題のDX(デジタル・トランスフォーメーション)のもっとも分かりやすい例になり得ると感じたからだ。
もし成功すれば、試着せずに自分に合った製品がみつけられるという、ネット通販の大きな障壁が無くなり、エンドユーザーの生活に変革を与える画期的な出来事になる。

これからの世界を企業が生き残るためには、DXをいかに上手く取り入れられるかが鍵である、と言われている。
僕も常々自分の仕事でDXを活用することが出来ないだろうかと考えていた。
これらがそのヒントになってくれるかもしれない。

そのため現実に使えるものなのかどうかを確かめようと、実際に自分で買って試してみた。
仕組みの検証ばかりでなく、DXを取り込んだユーザー側の生活というものが、どう変化するのかを知りたいという理由も大きかった。
残念ながらZOZOSUITは今ひとつ思うような結果にならなかったが、ZOZOMATはもう少し熟成されているようで、それなりに使えることが分かってきた。
ユーザー側にも受け入れて使いこなす努力が必要であるが、上手く活用すれば有用な仕組みとなり得る。

ところが、ZOZOSUITの時にもそうであったが、ZOZOMATについて周りの人に聞いても、実際にこれを使ったという人がほとんどいない。
ZOZOがこんな仕組みを作ったんですよ、と言ってスマホの測定結果の画面を見せると、へえ、それは凄いですね・・と感心はするのだが、では実際に使ってみようという人はほとんどいない。
無料と聞いてZOZOMATの測定シートを取り寄せて測定までした人はいるのだが、その結果に基づいて靴を注文したという話は聞かない。

面倒臭いという人や、やり方がよく分からないという人もいるのだろうが、「自分にはあまり必要ない」・・と考えている人が多いように見える。
もしかしたら、このやり方はマーケティング上少しずれているのではないか・・とも思い始めた。
靴を選ぶ際に、まず最初に来るのは、そのデザインが気に入っているかどうかで、自分の足に合うかどうかは次の段階の話である。
そのため初めから、あなたの足に合うのはこの靴です、と言われても、「ああ、そうなんですか。でも特にいらないけど」・・で終わってしまう。

たまたま靴を買おうとしていて、欲しい靴が相性度の上位に来ていれば、それは強い購入動機になるだろう。
しかし、いきなりあなたにはこれが合うと、特に興味の無い商品を羅列してみせても、購入にまで繋げることは難しいのではないだろうか。
仕組みとしてしっかり機能させるためには、対応商品をもっと増やして、ユーザーの好みに合致する可能性を高めることが重要・・と考えがちである。
しかしそれ以前にこのやり方は、そもそも提示の順序自体が、本来のルーチンと逆である・・という事は無いか。
そういう疑問も感じている。

もちろんZOZOの方はそんな事言われなくても承知しており、その上でさらにシステムの充実を進めているのであろう。
すべての靴がZOZOMATの対象になり、広い範囲の靴からユーザーに提示できるようになれば、そのリストの中から気に入ったものを選ぶ・・という形が定着するかもしれない。
それは新しい生活様式を構築するという、もっとスケールの大きい話である。

実際に自分で試してみて、自分なりに勉強になったことはいろいろある。
自分の仕事に生かすためには、やはりユーザー側の目線で検証して、仕組みがどうあるべきなのかを考えることが重要だと分かってきた。
だからこれからももっとスニーカーを沢山買って試してみなければ・・・などと言う気は毛頭無いが(笑)
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寝日曜


Z7 + NIKKOR Z 35mm f/1.8 S

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久々に一日寝て過ごした。
いくらでも寝る事が出来るので、一日寝ていた(笑)
特に疲れていたわけでもないのだが・・・

一歩も外に出ていない。
まあ緊急事態宣言も出ているのだから、外に出ないのは悪い事ではない。
模範的国民といえる。
たまにはこういう日もいいだろう。
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カーキフィールド メカ


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Z7 + NIKKOR Z 50mm f/1.8 S

ハミルトンのH69439931「カーキ フィールド メカ」。
手巻き式。
ケースサイズは38mm。
カン幅は20mm。



ハミルトンのカーキは、今まで何となく買わなかった時計だ。
軍用タイプの時計から探すとなると、必ず候補に挙がってくる。
なのに最後の決め手に欠けて、いつも購入までいかない。

思うに価格が中途半端なのだ。
高級時計の価格帯ではないし、かといってすごく安いとも言えない。
買おうかな・・やっぱり止めておこうか・・・で何年か過ぎてしまった。

一昨年だったか新型が出て、仕様の魅力度が増し、買う理由が強化された。
僕は定期的に時計が欲しくなるのだが、今回その波に乗ってついに購入することになった。
特にこだわりはないので、最安値のお店で並行輸入のものを購入した(笑)
eBayで落札して送料をかけて個人輸入するより、国内で調達した方が安いし早い。



H-50という新開発の手巻きの機械式ムーブメントを搭載しているが、パワーリザーブが何と80時間になった。
ケース径は38ミリと妥当な大きさであるし、手巻きなので厚みも程々に抑えられている。
デザインは正統派で軍用タイプとして申し分ない。
仕上げの質感は価格相応のところもあるが、十分に魅力的な時計といえる。

まずはオリジナルのベルトで写真を撮っておく。
このベルトは外して、未使用のまま保存する予定。
NATOタイプのナイロンベルトなので、他のものに簡単に交換できる。
ベルト幅もスタンダードな20mmで、手持ちに合いそうなものがいくつかある。
いろいろなベルトを試してみようと考えている。

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