D810 + AF-S NIKKOR 35mm f/1.4G

大きな画像

コーヒーだが、近所の行きつけの喫茶店で豆を売っていることを思い出した。
タリーズのものよりそちらの方が美味しいのではないか?
もともとはコーヒー豆の卸を専門にしていた人のお店なのだ。

聞いてみると、毎週豆を炒っていて、新鮮なものを売るようにしているそうだ。
当然一般のチェーン店のものより美味しいはずだという。
とりあえずブレンドから試してみることにした。
豆を挽いてもらい、粉にして袋に詰めてもらった。

早速会社で飲んでみたら、やはりこちらの方が美味しい。
ニュートラルで透明でマイルドな味だ。
先に電話で連絡くれれば新鮮なものを用意しておくというので、今後はそちらで仕入れることにした。

コーヒーについて、今まで興味が無かったので、知識がまったく無い。
何をどうすれないいのか、全然わからない。
まあ凝りだせばきりがないが・・・
あくまで仕事中に飲むものなので、時間的にも制約がある。
許される範囲で、いいものを試してみることにした。
コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )

日曜日の変装


D810 + AF-S NIKKOR 35mm f/1.4G

大きな画像

日曜日はいつもと違う格好をする。
今日はアンティークの金縁の丸い眼鏡をかけた。
それにハンチング帽をかぶった。
さすがにサングラスはやめておいた。

英国製の軍物のざっくりとした質感の生成りのセーターを着た。
それに黒のジーンズ。
上には黒いゴアテックスの薄手のアウターを羽織った。

靴は買ったばかりの古靴のライトのデッドストックをおろした。
ダークブラウンのプレーントゥだ。
時計は薄手のバセロンのアンティークにした。
寒くなったらと思い、グリーンのバーバリーのマフラーをリュックに詰めた。

僕にしてみれば、精一杯の「変装」である。
それで表参道の知人のお店に向かった。
東京のいいところは、どんな格好をしても、変には見られないところだろう。
周りを見ると、僕はむしろ地味な方である。

お店に入ると「いらっしゃい」とオーナーが声をかけた。
そばまで近づいて初めて、「ああ、何だ、わからなかったよ」と、驚いたように言われた。
やはりいつもの僕とは雰囲気が違うようだ。

とはいえ、この町では全然目立たない格好である。
いつもの僕は、よほど地味な格好の人と思われているようだ。
周りの人が皆自分なりのファッションに身を包んでいるので、地味で保守的な格好はかえって目立つ。
もちろん悪い意味でである。
次回は思い切ってサングラスをかけてくるか(笑)
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

どうも


D810 + AF-S NIKKOR 35mm f/1.4G

大きな画像

Windowsのアップデートでパソコンの調子がおかしくなっている人が多いようだ。
我が家のパソコンも、古いWindows7のものが1台CPUが異常に動きっぱなしになる。
直す方法があるのだそうだが、その作業に没頭する時間が取れない。
やむなくそのままの状態で使っている。
何しろ直す方法を見つけ出した人も、たどり着くまでに3週間かかったそうだ。
それに費やした人件費はどうなるのだろう・・・

Windows7など旧世代のOSを使っていて、途中からWindows10へ移行したパソコンも調子の悪いものが多いようだ。
周りの人たちや、パソコン関係の専門家に聞くと、皆がそう答える。
あれほど無料でアップデート出来る期間をアピールしていたのに・・・
最初からWindows10用として売られているものは、案外快適に動いている。
実際我が家のXPSも非常に安定して動く。
まあ、いつまでその状態が続くのかわからないのだが・・・

自動アップデート被害の修理専門・・という会社を作ったら、儲かるかもしれない(笑)
なんて考えていたら、そういう内容のスパムらしきメールが来た。
危ない、危ない。
コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )

ズレンダー


D810 + AF-S NIKKOR 35mm f/1.4G

大きな画像

先日新しい靴を履いて出たら、見事に靴擦れを起こした。
右足の踵に水脹れが出来た。
その後しばらく、それが尾を引いていた。

家に帰ってから、針でつついて溜まった水を出して、靴擦れ用のバンドエイドを貼った。
それで程なく治ると思っていた。
しかし一度靴擦れが出来てしまうと、完治するのにはけっこう時間がかかる。
快適にフィットしていた靴を履いても、その部分がヒリヒリと痛む。

歩くたびに摺れるので、せっかくよくなった傷を、再度痛みつけてしまうのだ。
かといって靴を履かないわけにもいかない。
バンドエイドを貼ってもすぐに擦れて剥がれてしまい、新しいものを貼りなおした。

靴擦れというのは、本当に厄介なものである。
歩行に困難が伴うほどの強烈な痛みが伴う。
ばれないように、そ知らぬ顔をして歩こうと思っても、どうしても歩き方がぎこちなくなってしまう。
今の時代に、こんな苦痛に耐えなければならないなんて、どう考えてもおかしい。
何かもう少しまともな対策はないのだろうか。

市販のグッズを見ても、靴擦れ専用の絆創膏か塗り薬くらいしかない。
どちらも対症療法である。
靴擦れが起きてから、痛みを緩和させる程度の効能しかない。
靴の内側に貼るパッドもあるが、2、3回使用すると剥がれてしまう。

ストレッチャーで革を伸ばして、靴を変形させる方法もある。
しかしそもそも靴擦れが発生する原因がはっきりせず、しかも恐らくケース毎に発生メカニズムが違う。
強引に靴の形を変えても、むしろ悪化させてしまう可能性だってある。

最初は血が出ても、我慢して履いているうちにだんだんと馴染み、やがて心地よい履き心地が得られる。
それが伝統的で正しい革靴の履き方だ・・・
そんなことを言っているから、多くの人から嫌われ、スニーカーやゴム底靴が主流になってしまったのだ。

靴擦れのメカニズムは、複雑かつ多様でなかなか解明できない。
しかし僕の場合は、足の表皮と靴の内側の革との間に、何らかの形で摩擦が起きていることがほとんどだ。
歩くたびにその部分が摺れる。
靴擦れが起きた時は、靴下のその部分も摺れて薄くなっている。

考えたのだが、踵にピッタリと密着して、踵全体を覆い隠す樹脂製のカバーなどどうだろう。
カパッと踵にはめて使う。
それで表皮を見かけ上強化するのだ。

カバーの表面がいくら摺れても、中の足は痛くも痒くもない。
肌と接するのは内側の柔らかい部分で、しっかり固定されるので影響は無い。
細かい穴を開けて通気性も確保する。
また洗濯することで衛生面でも清潔を保てる。
靴によって摺れる部分は違うと思うが、踵全体を覆ってしまえばほぼ万能で使える。

靴下に組み込めば、靴擦れ防止靴下として売れる。
しかし足側に密着させる必要があるので、直接踵にはめる方がいいだろう。
名前は・・・そう、「ズレンダー」。
「ズレンダー」がいい。
これはきっと売れるぞ!
コメント ( 4 ) | Trackback ( 0 )

フィルター


D810 + AF-S NIKKOR 35mm f/1.4G

大きな画像

会社で一日に数杯コーヒーを飲む。
来客が多い時は、そのたびにコーヒーが出てくるので、かなりの量を飲むことになる。
お客が来なくても、自分でいれて飲んでいる。

実のところ、コーヒーが特別に好きなわけではない。
他の趣味のように入れ込んでもおらず、味に関してもうるさくはない。
ただ毎日飲むために、それなりの基準は持っている。
それに達していないものを、何杯も飲むのは辛いのだ。
だから一応銘柄を気にする。
その程度である。

以前にも書いたことがあるが、会社ではドトールのオリジナルブレンドを飲んでいる。
ドリップバッグがひとつづつ包装されていて、程々に美味しくて飽きない味である。
それを箱で買って、自由に飲めるように給湯室に置いてある。
コーヒーが飲みたくなったら、それに自分でポットのお湯を注いで作る。

先日いつものように給湯室に行ったら、見慣れない銘柄の袋が置いてあった。
タリーズのコーヒー豆で、粉に挽いたものが大き目の袋に入っている。
その横に計量スプーンとドリップ用のフィルターも添えられていた。

そういえば、どこだかのお徳用のセットを買ったとか、事務の女性が言っていたな。
早速そちらを飲んでみることにした。
ドリップバッグ式のフィルターをカップの上に乗せて、スプーン一杯分の粉を入れる。
そこにお湯を注いだ。

美味しい。
いつものドトールのオリジナルブレンドとはかなり違う。
それどころか、タリーズのお店で飲むより美味しく感じる。

それ以降自分でコーヒーをいれる時は、少々贅沢をしてそちらのコーヒーを飲むようになった。
来客には、さすがに今までのドトールのオリジナルブレンドの方を出す。
口をつけてみて、ずいぶん違うものだなと感じる。

先日、いつもの通りタリーズを入れようとしたら、フィルターの在庫が切れていることに気付いた。
これではコーヒーをいれられない。
フィルターが無いと女性に訴えたが、あなたが飲みすぎるからですと言われた。
通販で取り寄せてくれるというが、それが届くまで飲むことが出来ない。

何か代用できるものは無いか、給湯室の棚や引き出しの中を探してみた。
すると、日本茶用の茶漉しを見付けた。
ドーム状になった金属製の網に柄の付いたものだ。

それにタリーズの粉を入れて、お湯を注いでみた。
ところが目が粗いようで、粉がカップに流れ出てしまう。
コーヒーの表面に粒がたくさん浮かんでいて、口をつけてみたが酷い代物であった。

どうしても飲みたかったので、何か方法があるのではないかと思い、事務所内もあちこち探してみた。
そこでアイディアが浮かんだ。
ティッシュをフィルターの代わりにしてみてはどうだろう。

早速やってみた。
ティッシュを1枚折りたたんで、茶漉しのドームの中に敷いて、その上にコーヒーの粉を入れた。
お湯を勢いよく入れると、たちまち溢れ出てしまうので、ゆっくりと時間をかけて注いだ。
コーヒーの粉は上手い具合にすべてティッシュで押さえられて、液体だけがカップに流れ込む。
よし、上手く行ったぞ。

飲んでみたが、味はちょっと複雑・・・
やはりちゃんとした正規のフィルターを使い、豊富にお湯を注いだ方が美味しいようだ。
一杯だけで諦めて、おとなしくフィルターの到着を待つことにした。
コメント ( 4 ) | Trackback ( 0 )

クイズ


D810 + AF-S NIKKOR 35mm f/1.4G

大きな画像


↓これは何でしょう?



↓先っちょがこうなる。



実は腕時計用のリューズ巻き器(3-4mm用)。
手巻き時計のリューズを回転させるのに便利。
リューズが小さくて巻きにくい時計が意外に多いのだ。



↓バンビからはこういうのも出ているが、こちらはリューズの大きい現代時計用。
アンティークには不向き。
4種類のうち一番小さいもので、やっとアンティークの大きめのリューズに使えた。



コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )


D810 + AF-S NIKKOR 35mm f/1.4G

大きな画像

アマゾンで小さな買い物をした。
時計のDバックルだ。
検索結果の画面を見て驚いた。

以前は3000円くらいしたものが、今は半額以下になっている。
中国で安く作らせて、時計グッズに参入する人が出てきたのだろう。
なかなか競争が激しくて大変な業界である。

その中から、安いものを選んで買い物かごに入れた。
しかし次のページを見ると、もっと安いものがある。
写真を拡大して細部を見ても、そう悪いものではなさそうだ。
そちらを買い物かごに入れて、先に入れた分を削除した。

お店が在庫しているDバックルの数も関係してくる。
いくつか欲しかったのだが、お店の在庫数はそれほど多くない。
結局複数のお店から購入することになった。
送料込みの価格なので、あちこちから取り寄せても、金額的には変わらないのだ。

翌日次々に箱が届いた。
それもA4版のファイルが何冊か入りそうな大きな箱である。
運んできた宅配業者が、下駄箱の上にその箱を積み上げた。

靴が入りそうな大きさの箱もあり、また靴を買ったのかとMrs.COLKIDから怒られた。
紳士靴は女性の敵なのだ。
いや、これは時計のバックルだよ、と答えたが、箱の大きさが理由で信用してもらえない。
箱を手に持たせて、重量が軽いのを確認させて、やっと納得してもらった。

開けてみると、例によってダンボールの板にグッズがラップで巻きつけて固定してある。
大きめの板の真ん中に、小さいバックルの入った袋がぽつんとひとつ。
いくら何でもこれはやり過ぎではないかと思った。

なぜこんなに大きな箱を使うのだろう。
購入したグッズの大きさに比べて、箱があまりにも立派である。

もちろん規定のサイズがあり、送る側にとってはコスト面では変わらないのだろう。
この大きさで統一した方が、仕分けの際など都合がいいのかもしれない。
しかし送料が変わらないからといって、資源を無駄に使うことに変わりは無い。
コストではなく、エコロジーの観点から、文句を言う購入者はいないのだろうか。

あら、この箱いいわね、ひとつちょうだい・・・
そう言って、母親が空き箱を持って行った。
無駄にしないのはいいことである。
もしかしたら、再利用することも考えて、この大きさにしたのだろうか。
それにしても、何だかバックルではなくて、箱を購入したみたいだ。
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

条件


D810 + AF-S NIKKOR 35mm f/1.4G

大きな画像

eBayを開くと、最初の画面で、「あなたへのお勧めアイテム」がズラッと表示される。
まあ、興味を惹かないものが大半ではある。
しかし時折琴線に触れるものも混ざる。

僕の場合、当然のことながら、表示されるのは靴とアンティークの時計がほとんどである。
それもどういうわけか、靴はアレン・エドモンズ、時計はコルトベルトに集中している。
どちらも嫌いではないから、つい見てしまうし、たまに「おっ」というものもある。
思わずそのページを見に行ってしまうが、恐らくその実績が加わって、僕の嗜好データがさらに強化されるのだろう。
たしかにお勧めアイテムが表示されることで、その分野への興味が復活したり、忘れていたアイテムを思い出したるするので、これは効果的な方法と言えるのだろう。

しかしなぜコルトベルトなのだろう。
以前時計をよく購入していた頃は、コルトベルト以外のブランドも満遍なくチェックしていた。
そもそもコルトベルトなんて、普通の人が知っているブランドではないから、その時点でかなり偏った選択だと言える。
日本でこのブランドに固執する人は、僕以外にいないのではないか?
もしかすると世界的に見ても少ないかもしれない(笑)

表示するアイテムの選別は、eBayでの過去の検索履歴や落札履歴に基づいて行われているのだろう。
と言うか、それ以外に方法は無い。
この結果を見ると、単純な集計ではなく、少しAI的なロジックが付加されているようにも思える。
まあ表示される速度を考えると、それほど複雑なロジックではないだろうが・・・

靴に関しても、なぜアレン・エドモンズに集中するのかがわからない。
オールデンを検索することの方が多いのだ。
ただオールデンは出品数がエドモンズに比べてずっと少ないので、その辺が選別ロジックに組み込まれている可能性はある。
エドモンズは中古も混ざって大量に表示されるので、僕にとってはあまり役に立たない情報である。

以前僕が毎日のように行っていた検索では、それなりに入り組んだ検索条件を付加していた。
靴であればまず何よりもサイズ(幅と長さの組み合わせ)、時計であれば価格帯、年代、形状などを細かく指定し、ブランド毎に何通りかの検索を行っていた。
そうしないと余計なものが大量に出てしまい、閲覧作業に時間がかかってしまうのだ。

その時の検索条件をベースに、システム内部のプログラムが、僕の嗜好を予想しているわけだ。
当時コルトベルトばかり検索していたわけではないのだが、何故か今はそれが中心に表示される。
コルトベルトの時計は、実際には2個しか購入していないのに・・・
しかしよくよく考えてみると、コルトベルトだけ、他のブランドとは少し違う検索を行っていたのを思い出した。

あの頃、ロンジンやグルーエン、ブローバ、ハミルトン、ベンラス、ジラール・ペルゴ、ユリス・ナルダン・・といったアンティーク時計を、毎日のようにチェックしていた。
ブランド毎にeBayの検索条件を駆使して、細かく条件を設定していた。
年代、ムーブメント、文字盤の形状など、時計ならではの様々な項目を指定できるのだ。

ところがその時点では、まだコルトベルトがブランドの選択肢になかった。
ブランド一覧はもう少しメジャーなところばかりで、知名度の低いコルトベルトは入っていなかったのだ。(現在は入っている)
そのためコルトベルトの社名を、単語として検索条件に加えていた。
恐らくそれが影響して、コルトベルトばかりが表示されるようになったのだと思う。
検索エリアに直接入力されたワードが、重視されるロジックになっているのだろう。

最近また時計に興味を持ち、いろいろ検索している。
50年代、60年代のマイナーな時計メーカーが中心である。
するとさすがにコルトベルト以外の時計も、お勧めアイテムの表示に加わるようになった。
やはり日々の検索が反映されている。

また、それとは別に、どういうわけか中国製の紙幣やグッズが表示されるようになった。
こちらは全然身に覚えが無い。
もしかするとお勧めアイテムの表示には、裏でお金が絡んでいるのかもしれない。
出来れば非表示を選べるフィルター機能をつけて欲しいところだ。
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

半地下


D810 + AF-S NIKKOR 35mm f/1.4G

大きな画像

出先で地震があった。
知り合いのお店にいた。
ほとんど揺れなかった。
地震だ・・と、お店の人に言われて初めて気付いたくらいだ。

そのお店は半地下になっている。
窓から外を歩く人の足が見える。
坂の多い地域なので、普通に建てても半地下になってしまう。
地面自体が斜めになっているのだ。

この店がこれだけ揺れたら、けっこう大きいと思うと、お店の人が言った。
多分震度3から4くらいでは・・と言いながらスマホで調べると、すぐに千葉が震源で最大震度は4と表示された。
店内で立っていた僕の感触では、震度2くらいの揺れであった。

地下はこんなに地震に強いのか・・と思った。
ほとんど揺れを感じなかった。
自宅のマンションで、床に横になっている時に地震に遭遇すると、そのエネルギーをまともに体験することになる。
床が前後左右に回り、まるで暴れ馬の背にかじりついているような気分になる。

半地下の場合、周りをぎっしりと土に囲まれているから、部屋が見かけ上頑丈になるのだろう。
地震波は地下を伝わってくるから、地下は地震の直撃を受けて盛大に揺れるように感じるが、実際は逆である。
背の高い建物の中など、揺れの発生源である地面から離れた場所にいることで、かえって揺れが増幅されているのだ。

帰宅しようと思ったら、地震の影響で電車に遅れが出ていた。
やはりけっこうな揺れであったようだ。
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

雲の上


D810 + AF-S NIKKOR 14-24mm F2.8G ED

大きな画像

不覚にも居間の床で寝てしまった。
疲れが溜まっていたのだろう。
風邪をひかなければいいが・・・

今日仕事帰りにヨドバシアキバに寄り、久しぶりに時計コーナーを覘いてみた。
驚いたのは、3大雲上時計が揃って売っていたことだ。
パテック・フィリップ、ヴァシュロン・コンスタンタン、オーデマ・ピゲが並んでいる。
しかもほかの時計と一緒に、内側が店員の部屋になったガラスのカウンターケースにディスプレイされている。

恐らく例の爆買いのお客目当てなのだろう。
目当てだった・・というべきか。
一時に比べてお客の数は大幅に減っている。
それでも一組のスーツを着たお客が、中国語で商談をしていた。
さすがに家電や化粧品を買うお客とは少し雰囲気が違ったが・・・(笑)

好みを反映してか、3針式のシンプルなものばかり選別して置かれている。
もっと驚いたのは、あのカウンターに置かれると、他の時計と全然区別がつかないことだ。
ピカピカに磨かれたフレームが、妙に安っぽく光って見える。
500万円、800万円、1000万円という「,」の左側が違う数字と、「オーデマ・ピゲ」とカタカナで書かれた値札を見て初めて気付いた。
それがなかったら、隣のケースに置かれた3万円の時計と区別がつかなかったろう。
コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )

境界線


D810 + AF-S NIKKOR 14-24mm F2.8G ED

大きな画像

工場の近所で工事があり、土地の境界線をはっきりさせる必要があり、測量の作業が行われた。
それに立会いを求められた。
土地が隣接するご近所や道路との境界線を確認し、それでOKですという承諾書に判を押すのだ。

境界標と呼ばれるコンクリートのプレートが、地面に埋め込んである。
ご存知かと思うが、土地の曲がり角ごとにある、十字の切られたあの正方形のやつである。
今回は専門家が図面をもとに測量し直し、土地の境界線を確認するわけだが、それに対し境界標が正しい位置にあるかどうかも見る。
境界標自体が、必ずしも正しい位置にあるとは限らない、という前提で測定し直すようだ。

実際レーザーを使った現在の機器で計測を行ったところ、境界標の内何本かの位置が、測量結果とずれていることがわかった。
今の土地に工場を建てたのは25年以上前である。
その頃の測定データと誤差が出ているわけだが、それが普通のことなのか、あるいは寸分たがわぬ結果である必要があるのか、こちらにも知識が無くてよく分からない。

まあ幸いだったのは隣の会社との境界線で、その位置は25年前の測量通りでまったく狂いは無かった。
お隣との境にあるコンクリートの塀が、新たに測量した境界線の真上に設置されている。
地面に埋め込まれた境界標も、まさにその境界の位置を示していた。
いわゆる土地を巡る近隣とのトラブルには繋がらず、隣の会社の社長とは良好な関係で承諾書に判を押した。

道路と接した境界を示す境界標が、いくつかずれていた。
ここが正しい位置ですと、測量した業者が地面に赤く印をつける。
その正しいというポイントが、地面の境界標から5センチから10センチほどもずれている箇所がいくつかあった。

ここが正しいと言われても、はあそうですかと答えるだけで、どう対処していいのかわからない。
最初に埋め込まれた境界標を基準にして、建物(というより境目にある塀)が建てられている。
基本的に境界線のラインより少し内側に設置してあるので、多くは問題はなかったが、今回の測量の結果境界線が移動したために、中には塀がほとんど境界線と接している場所もある。

逆に公共施設側が、ウチの土地に数センチ入りこんでいる場所もあった。
これに対しては、お役所から立会いに参加していた人が、申し訳ないと謝ってきた。
貴社の土地に一部入り込んでしまっているが、いつかこの塀を作り直す機会があったら、ちゃんとずらして設置する・・ということだった。
その程度の話なのだ。

それにしても、何故当時測量した境界線と、こんなに違いが出るのだろう。
そもそも今回の測量結果を「正しい境界線」と言われても、そんなに精度の高いものなのだろうか。
(調べたら現在の機器の誤差は数ミリということであったが・・・)
今回はあくまで図面をもとに測量した結果だという。
図面上の土地と実際の土地とは違ってもいいものなのだろうか。

誤差が出た理由をいくつか考えてみた。

・最初の測量の時は機器の精度が低かったため、誤った位置に境界標を埋めてしまった。
・建物を建てた工事業者がいい加減で、境界標を適当な位置に移動した。(塀など作る際に邪魔なのでその隣に移したりした可能性はある)
・後から道路工事などで地面を掘り起こした際に、境界標が動いてしまった。(実際アスファルトを敷く工事で境界標が根元まで露出しているのを見たことがある)
・自然災害などの影響で地面そのものが動いた。
・悪意のある誰かが夜中に掘り返して移動した。

僕は意外に地震などで地面が移動した可能性もあると思っている。
東北の震災の時に、あれだけ横に揺れたのだから、地表全体がずれていてもおかしくない。
実際古い写真など見ていると、道などの位置関係が、現在と比べてどう考えてもずれているように見えることがある。
地面って意外にしょっちゅう動いているのではないか?
コメント ( 4 ) | Trackback ( 0 )

中途半端


D810 + AF-S NIKKOR 14-24mm F2.8G ED

大きな画像

ここしばらく、eBayでアンティークの時計をいくつか買っている。
例によって、マイナーなメーカーを主体とした安価な価格帯のものだ。
大体100ドルからせいぜい300ドルくらいまでで、靴に比べてもずっと安い。
しかも価格交渉で大幅に値引いてくれる場合も多い。
試しに半額で申し込んでみると、それでいいよになってしまい、買わざるを得なくなることもある。

ふと気になって、ヤフオクでも検索してみた。
するとそちらにも結構な数、この手の「中途半端な時計」が出ていることが分かった。
しかも価格が決して高いわけではなく、同等、あるいはヤフオクの方が安いものもある。
今まで大抵の分野ではeBayの方が安かったので、ヤフオクを確認しなかったことを反省した。
出品数はeBayの方が多いが、ものによってはヤフオクで買った方が得だということだ。

時計の場合、世界的にある程度価値が共有化されている。
街のお店よりはネット上の個人間売買の方がずっと安いが、いずれにしても価格には統一感があり、国内と海外で大きな差は無い。
愛好家が多く、流通量が豊富なことが、第一の理由であろう。
輸入の際に関税がかからないことも大きいと思う。

メジャーなブランドに関しては上記の通りであるが、実は僕の集めているマイナーなものに関しては、必ずしもそうではない。
海外では評価されているのに、日本国内ではあまり知られておらず、ほとんど価値が認められていないものもあるのだ。
今は消滅してしまい、現存していないブランドが多いからだ。
ブランドの価値が不明となると、現物の品質から評価を下すしかないので、その結果が不安定になるのは仕方の無いところである。

つまりその辺を見極めて、国内と海外の市場を上手く使い分ければいいのだ。
先日も海外で500ドルくらいで取引されている時計を、国内で数千円でゲットした。
まあネットは誰でも見ることが出来るわけだから、いつまでもこのような内外価格差があるとは思えないが・・・

今買っているのは、50年代、60年代のマイナーなブランドのものが中心である。
と言うのも、実際に腕時計として使うことを前提に考えているからだ。
40年代以前の古いものになると、精度が安定していなくて1日に数分狂ったりする。
さすがにそれでは実用性に欠けるので、もう少し新しいものが中心になる。

とは言え、50年以上も前の時計である。
半世紀の歴史の詰まった時計に、マッチしたベルトをコーディネートして、実際に腕につけて歩く。
なかなか楽しい趣味である。

残念なのは、このクラスの時計は、恐らく将来的にも価値が認められることはない、という事だろう。
価値が低い状態で安定しているので、いくつも持っていても、まったくと言っていいほど財産にはならない。
まあ100個あれば、高級時計1個くらいの価値になるかもしれないが(笑)
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

紫雲膏、その後


D810 + AF-S NIKKOR 14-24mm F2.8G ED

大きな画像

以前教えていただいた塗り薬の紫雲膏(しうんこう)であるが、その後も経過は大変良好で毎日愛用している。
つけはじめてから、見事なくらい一度も指先のひび割れが起きていない。
それまでは大抵5本の指のどれかの爪の脇がパックリ割れていた。
それがピタリと無くなったのだ。

また以前は指の側面のザラザラも酷かった。
こちらも紫雲膏を塗ったその日から、ほとんど消えてしまった。
しかも一般のクリームのように、塗っても効果は一時的、というのではなく、その状態が長く続くのだ。
現在は指表面のざらつきは皆無になり、全体に艶がありきれいな状態である。

気に入って、家と会社の両方に置くために、もうひとつ買おうと考えた。
前回買ったのはクラシエ薬品のものであったが、JPS製薬からも出ていることがわかった。
二つ目はそちらを買ってみた。

クラシエ紫雲膏

ジェーピーエス紫雲膏

JPS製薬の製品は、成分が限界まで入っていて効き目が強い、という話をよく聞く。
あまり一般の薬局では売っていないのだが、我が家では漢方はなるべくJPSを買うようにしている。
当然紫雲膏もJPS製のものは一味違うのではないかと考えた。

クラシエのものと比べてみると、意外にもクラシエの方が臭いが強い。
人によっては嫌がる臭いだと思うし、指に塗り込むのは抵抗を感じる人もいるだろう。
僕も未だに慣れないが、効果を見るとやめられない。
成分を見るとシコン以外に油脂系の原料が入っているので、それらが混ざり合ったものだろう。
JPSの方も独特のねっとりとした臭いはするが、気になるほどではない。

2者の効果の違いは、実はまだよく分からない。
JPSの紫雲軟のことを、「昔のオロナイン並みに効く」と言っている人がいたが、そもそも昔のオロナインが今のものとどう違うのか、よく知らない。
JPSの方は、塗った後に表面がコーティングされたような感触が残るような気はする。
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

てすと


D810 + Carl Zeiss Otus 1.4/55 ZF.2

大きな画像

エキサイトのメーラーを開いたら、夜中に「TEST」という題名のメールが来ていた。
はて、何だったかな・・と思って内容を見てみた。
すると本文は、「てすと」と平仮名で書かれた一語のみであった。

これは僕が送ったメールだろうか?
確かに僕はこういうメールを時折送る。
新しいパソコンなどで、メールがちゃんと送信できるかチェックする時に、とりあえず適当な語句を入力して送ってみるのだ。
メールの本文に何か書き込む際に、「てすと」と入力して、変換が面倒なのでそのまま送ってしまう。
自分だけのテストだから、それで問題はない。

しかし今回は、いつ送ったのか思い出せなかった。
この簡潔な内容から判断するに、恐らく自分が送ったものだろうが、いつどこから発信したのだろう。
スマートフォン?
いや、そんな筈無いよな・・・

そう思っていたら、今日の昼近くになって、再度メールが来た。
「Excite Information 誤配信につきまして」という題名のお詫びのメールであった。
以下はその内容である。

「2017年2月14日(火)0時前後に配信されたExcite Informationメールマガジンでございますが、
弊社の不手際により一部のお客様にテストメールを誤配信してしまったことを確認いたしました。
お客様には、ご迷惑、ご心配をおかけいたしましたことを深くお詫び申し上げます。

原因といたしましては、配信設定時の人為的ミスによるものでございます。
今後はこのようなことがないよう、運用の見直しを行い、再発防止に努めて参りますので、
なにとぞ、ご了承ください。」

ではあの「てすと」メールは、先方のスタッフがうっかり送ってしまったものだったのか。
まあこういう事もあるのだろうが、それにしても如何にも自分が打ちそうな、いい加減で内容の軽いメールであった。
何だか妙に人間的で、吹き出してしまった。
この2通のメールは大切にとっておく事にした(笑)
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

発売中止!


D810 + AF-S NIKKOR 14-24mm F2.8G ED

大きな画像

あるサイトのトップページで、開発中のデジカメを発売中止・・という題字を見た瞬間に、まさかあれでは・・と思った。
ニコンの高級コンパクトカメラのDLシリーズである。
そうしたら予感が当たった。

プレミアムコンパクトデジタルカメラ「DLシリーズ」発売中止のお知らせ

ニコン、開発中のコンデジ「DLシリーズ」発売中止 不具合で収益見込み立たず

ニコン、高級コンパクト「DL」シリーズの発売を中止

ニコン、1型コンパクト「DL」シリーズの発売中止を決定

実は出たら買おうかと思っていた。
普段持ち歩ける、重量の軽い高画質機が欲しかったのだ。
3機種のうちどれを選ぶべきか、この数ヶ月間いろいろ考えていた。
よし、広角の18-50にしよう!という結論まで出していた。

しかし昨年の中旬、不具合が見つかり発売時期が延びたという話が伝わってきた。
そのままいつまで経っても発売するという話が出ないので、少し心配していた。
まあ、その間品質を上げてくれるならいいだろうと思っていたのだ。
まさかここまで発表しておいて、販売中止になるとは思わなかった。
やはり異例の事なので、一般のニュースサイトでもトップニュースのひとつとして報道されている。

同社がリストラでえらいことになっている、という話は、あちこちから聞こえてきていた。
同窓会でも話題になったくらいだ。
スマートフォンのせいで多大な影響を受けた分野のひとつである。
高画質カメラは世の中に必要だが、マーケットとしては小さく、現在の会社の規模で対応するのは難しくなっているのだろう。
今後どうやっていくのか・・・難しいところである。
コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )
« 前ページ