ラフ


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得意先の高級な販売店に打合せに行くのでスーツを用意した。
ダークスーツの上下に、ネクタイは明るいブルーの少し華やかなものにした。
それでお店に行くと、親しいベテランの店員さんが「今日はどうしたんですか?」と笑いながら聞いてきた。
そんなに「ちゃんとした格好」をして・・・

要は少し硬すぎるというのだ。
得意先との新製品の打合わせだから、スーツの上下と思ったが、先方はもっと気楽に考えていたようだ。
もちろん高級店だから、お客様を相手にする場合は、お店の人たちはかなりしっかりした格好をする。
しかしそれは制服のようなものである。
打合わせの際には、そこまで硬い格好はしない。

実際会議が始まると、あちらの参加者は皆ラフな服装をしており、中には運搬作業をするためにジャージを着ている人もいた。
僕だけがスーツに華やかなネクタイ・・・
また格好のことを言われたので、「空気を読めなくてすみません。次回はもっとラフな格好で来ます」と答えた。

今日会社に来たお客も、驚くほど崩した格好でやってきた。
Tシャツにジーンズでバックパックを肩にかけて入ってきた。
それも数人でゾロッと・・・

初めて訪問する会社にそういう格好で来るのだ。
僕はそれほど驚かなかったが、年配の社員は目をむいていた。
そのまま名刺交換して、普通に打ち合わせが始まった。

ネット関係のお店をやっている人の特徴かと最初は思っていた。
しかし必ずしもそうではないようだ。
いろいろな職種の人で、同じ傾向を感じる。
ある世代以下で、新しい基準が出来つつあるのかもしれない。

こうなるとスーツにネクタイの方がおかしく見える。
どうやらエンドユーザと接する時や、式典のような集まり以外では、あまりそういう格好はしないようだ。

少なくともネクタイに関しては、打ち合わせでしているのが自分だけだった・・ということを何度も経験している。
銀行などの硬い集まりでもそうだ。
恐らく政府からクールビズを徹底しろというお達しが出ているのであろう。
ああいう集団で、誰一人ネクタイをしていないなんて、会社が命令しない限り考えづらい。

実は個人的にはこの風潮を歓迎している。
どうせなら全員シャツにジーンズでいいのに・・・
以前より、何でスーツやネクタイなんて、堅苦しいものを着なければならないのかと思っていた。

もっとラフな格好で話し合えば、ストレスも無くなり発想も自由になる。
もちろんネクタイを着けるのも自由だが、もはやそれは一種のコスプレであろう。
やがてスーツとネクタイは、英国の裁判官のカツラのような存在になってしまうのだろうか・・・
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白くま


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近所のスーパーで白くまを買ってくる。
鹿児島発祥のアイスだ。
練乳のかき氷の上にフルーツなどが乗っている。

恐らく今ならば日本中のスーパーで売っているだろう。
僕が買ってくるのは丸永製菓という会社の製品だ。
それを食後のデザートに食べる。


丸永製菓の白くま

スーパーで買うものは、カップに入れられて冷凍されているので、氷はガチガチの塊になってしまっている。
そこにやはり凍ったミカンやイチゴが乗っている。
少し溶かしてから食べないと、凍っているので味がよく分からない。

本当はもっと美味しいものであるはずだ。
出来れば本場の白くまを食べてみたい。
とは言うものの、鹿児島まで食べに行くわけにもいかない。
調べたら、銀座にある鹿児島県のアンテナショップである「かごしま遊楽館」の2階レストランで本場の白くまが食べられるという。
そこで早速行ってみた。


かごしま遊楽館の白くま
(iPhoneで撮影)

食べてみたらやはりスーパーのものよりずっと美味しい。
作りたてとカップに入れられた保存タイプの違いであるから仕方がない。
氷を砕いたサラサラのかき氷に、練乳をたっぷりとかけて、そこに果物などを乗せたもの・・それが白くまなのだ。
これを食べてやっとそれがわかった。

ちなみに大と小があって、こちらは600円の小のほう。
大きめの甘納豆、干し葡萄、パインなどが乗っている。
氷の下には小豆餡が敷いてある。
練乳の味がしっかり感じられて美味しかった。


九州展の天文館むじゃきの白くま
(iPhoneで撮影)

帰宅途中、都内のデパートで九州展が開かれているのに遭遇。
最初は通り過ぎようとしたが、ここでも本場の白くまを販売しているのが目に入った。
こちらは天文館むじゃきというお店のものであった。
お腹いっぱいであったが、白くまを見て寄らないわけにはいかない。

白くまを作る実演を見ることが出来て面白かった。
かき氷に棒を刺して穴を開けてから練乳をかけていた。
メロン、和菓子、みかん、パイン、寒天などが乗せられているが、こちらは餡は入っていない。
どちらかと言えば、練乳が濃いかごしま遊楽館の白くまの方が好みだった。

それにしても一日に何個も白くまを食べて、お腹の調子がおかしくなった。
さすがに夕食の食後の白くまは控えた。
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ファイル


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机の上に書類が溜まっていく。
自分ばかりでなく、他の人も書類を置いていくので、どんどん積み上げられてしまう。
日々いろいろな人と仕事の話をして、多くの案件が同時進行している。
中途半端な状態で保留になっているものもある。
だから書類が際限なく増えていくのだ。

あまりに種類が多いため、久しぶりに話す人だと、内容がどうしても思い出せないこともある。
多くはしばらく話すと思い出すが、中には完全に記憶から消し去られてしまった案件もある。
似たような内容の話が多いし、だいぶ経ってから進展する話もあり、聞いても「そんな話あったかなあ・・」となってしまう。
どうしても思い出せない時は、もう謝るしかないのだが・・・

ここまで種類が多いと、いかに頭の中で整理しても、完全に把握するのはちょっと無理であろう。
打合せの時はメモや書類に記録しているが、その紙が大量に積み上げられてしまう。
電子化すべきとは言うが、これを全部入力するとなると、その工数は馬鹿にならない。
それにやはり紙に書いて、それを目で見て話すほうが、効率がいいし新しい発想も生まれる。

そこで今更ではあるが、すべての資料をもう一度分類して、ファイルに綺麗に整理する作業を始めた。
樹脂製のリングファイルを箱で買い、内容ごとに分けて綴じてみた。
原始的なやり方である。
リングファイルが10冊入った箱を数個仕入れたが、あっという間に全部使い切ってしまった。
さらに追加注文して、リングファイルの数が数百冊になってしまった。

社内の木工部門に頼んで、そのファイルの大きさにピッタリ合った収納棚を作ってもらった。
ファイルが横に倒れると使いづらいので、7、8冊ごとに仕切りを入れてもらう。
そういう棚をいくつか作ってもらったが、それもどんどん増えていき、ついには壁一面になってしまった。

全部黒い樹脂製のリングファイルで統一したが、この数になると問題が出てくる。
背中にテプラで題名が貼ってはあるが、パッと見ただけでは見分けがつかず、欲しいファイルを探し出すのに時間がかかるのだ。
しかもファイルは日々増えている。

今後は内容ごとに色分けして、収納する場所も種類ごとに分けようと考えている。
まあ、現実にはそう簡単にはいかないだろう。
一度打合わせまでしたのに、そのまま消えてしまう話ってすごく多いのだ。
かといって何年も経ってから突然復活したりする。
その判別が非常に難しい。
本当はあるところで見切って、廃棄していくことが重要なのだろうけれど・・・
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ブリティッシュ


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Dlifeでブリティッシュ・ベイクオフ(The Great British Bake Off)という料理番組を放映している。
英国で社会現象と言えるほど大ヒットした番組だそうで、素人のお菓子作りの腕自慢を集め、毎週課題を与えてお菓子を作らせて競わせる・・という内容だ。
12名程度の参加者が挑戦し、毎週出来の悪い人を脱落させていき、最後まで残った人が優勝者になる。

かなり過酷な競技であり、時間内に全工程を終わらせなくてはならないので、体力も相当必要とされる。
先日は参加者のひとりであった高齢の女性が、体がもたないという理由で棄権した。
視聴率が非常に高く、優勝した後に自分のお店を持ち成功した者も出ているという。

審査員はポール・ハリウッドという料理家の男性と、メアリー・ベリーという料理研究家の高齢の女性。
特にポールは、辛辣で厳しい評価を下す。
簡単には「これは素晴らしい出来だ」とは言ってくれない。
しかもさすがはプロで、非常に的確な評価である。
参加者が、いつかポールをひざまずかせてやりたい、と言うほど・・・

最近ふざけてポールの口調を真似て、母親の作った料理を批評してみせた。
「うーん、これはちょっと辛すぎだね」「煮え具合が中途半端なので失格だ」
もちろん、大変失礼であると怒られた(笑)

僕は自分で料理は作らないし、その上糖尿でお菓子類の摂取は制限がかかっている。
だからカロリーの高そうなお菓子のオンパレードのこの番組には、それほど興味は持っていない。
しかし料理が好きなMrs.COLKIDは、毎週夢中になって見ている。
実際粉をこねるところから全工程を見ていると、出来上がったお菓子を食べてみたいという気持ちにはなる。

話は変わるが、先日どこかのデパートで英国展なるものが開催されていた。
そこでMrs.COLKIDが本場のスコーンやジャムといったお菓子を買ってきた。
現地では有名な賞を受賞したものだそうで、英国自慢のブランドの品々だ。
それを早速食べてみた。

「・・・・・」
美味しくない。
「中がボソボソで食感が悪いね。これじゃあダメだ」
思わずポールの口調で言ってしまった。

いやホント、これでは日本ではちょっと通用しないだろう。
英国の料理は美味しいものが少ないとは昔から言われているが、これを食べると「確かに・・」と同意したくなる。
女王陛下がお気に入りだというチョコもあったそうだが、それも「?」の味だったという。
それ以来あの番組を見ても、本当にそんなに美味しいのだろうか・・という疑問を持つようになってしまった。
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補正


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ZOZOSUITで測定しオーダーしたのに、全然違うサイズの商品が出来上がってしまった件。
返品交換の手続きをして、間違ったサイズの商品に対する補正量を画面から入力した。
そのデータに基づいて、再度製造されたジーンズが先日届いた。
サイズの合わない方は返却した。

補正データを測定して入力するというのは、かなり困難な作業である。
ひとりでは自分の体を測る事は出来ないし、手伝ってもらって測ったとしても、専門家ではないので測定結果に自信が持てない。
それでもユーザーに自ら入力させるというのは、責任の一端を自身に持たせて、簡単に返品できないように・・ということなのだろう(笑)
今回はMrs.COLKIDに手伝ってもらい、ウエストやヒップのサイズを測った。
床にジーンズを平たく置いて、そのサイズもメジャーで測り何度も確認した。

補正結果に基づいて新しく作られたジーンズであるが、履いてみると、まあまあかな・・というレベルであった。
何のストレスもなく完璧にフィット・・というところまではいかない。
測定した補正値の精度も関係しているだろうが、元のジーンズのサイズに単純にプラスマイナスの補正を加えただけでは限界があるだろう。
まあ、履いていて不快ではないので、これでOKとする。
実は生地の感触はいいので、案外気に入っている。

しかしZOZOSUITが完全に機能してくれれば、パーフェクトなフィット感が実現可能なはずである。
このまま終わらせるのは惜しい。
もっと追求して、本来の機能を発揮するところまで持って行きたい。

今回は恐らく最初のZOZOSUITでの測定時点で数値が狂っていたと思われる。
もう一度、より安定した条件で測定し直そうと思っている。
その際、前回の測定値が確実に修正されているか、実際にメジャーで測った数値に近い結果になっているか、確認することが重要である。

ZOZOSUITでの測定が正確に機能すれば、自分の身体の立体的な造形が可能になるはずだ。
単に長さや太さといった数値だけでなく、足や腕の生えている位置や角度、姿勢なども人それぞれ違うはずで、ZOZOSUITならそこまで計測できると思われる。
これだけのデータなのだから、それを製品に活かさなければ意味が無い。
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カレー


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その昔、一人暮らしをしていたことがある。
学生時代だから、もう37、8年も前のことだ。

その頃よく同じ学科の友人たちを家に呼んで、僕が料理を作ってご馳走した。
料理と言ってもカレーライスやシーザースサラダくらいである。
凝ったものではなく、市販のルウを買ってきて、具を足して作る程度のカレーである。
それでも僕が料理を作るのは意外なようで、驚いて目を見開いて見る女の子もいた。

そんなことを思い出しているうちに、久しぶりにあの頃のカレーライスが食べたくなった。
自宅でカレーを作るなんて、今では滅多にないことだ。
カレーはカロリーが高く、僕が食べてはいけない食品メニューの筆頭にあるのだ。
外食で年に数回食べることはあるが、家でカレーを作る事はほとんどない。

とはいえ自分で料理を作るなんて、面倒くさがり屋の僕がやるわけはない。
当時のレシピを思い出して、こうして欲しいとMrs.COLKIDにリクエストするだけだ。
Mrs.COLKIDはぶつぶつ言いながらも作ってくれた。

まずルウはジャワカレーにする。
同じジャワカレーでも何種類か出ているようなので、一番高いのにした。
具は玉ねぎと豚肉のみ。
それ以外の野菜などは一切入れない。

切った玉ねぎを色が付くまで炒め、豚肉を軽く炒めてから、水とカレールウとブイヨンを加える。
そして煮込むだけだ。
当時いろいろ試してみたが、このシンプルな組み合わせが一番美味しかったのだ。
辛味の強いジャワカレーと豚肉がよく合い、友人たちにも好評であった。

出来上がったカレーライスを食べてみる。
何と言うか、懐かしい味である。
けっこう辛いのだが、味は悪くない。
ニンジンとかジャガイモとか、余計な具が入っていないところが大人っぽくていい。

しかしこれはやはり家庭で作ったカレーライスの味だ。
あの時代からすると、日本の食べ物は大きく進化を遂げている。
専門店でこういう味のカレーは、最近はあまり食べていない。
家庭的な味では、お店では通用しないのだろう。

やはり世の中は、年月とともに変化しているのだな・・・
そんなことをしみじみと思いながら食べた。
Mrs.COLKIDは特に美味しいとも何とも言わず、黙々と食べるだけであった。
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広告


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デルの新しいパソコンであるが、お陰で順調に動いている。
今のところ実に快調である。
自宅のデスクトップと同じデルの製品ということで、操作面でも戸惑うことなくスムースに導入できた。
パソコンってメーカーごとの個性があって面白い。
もっとも会社ではhpを使っているので、hpのノートを買ったとしても、それなりに満足したであろうが・・・

これで今回のノート選びの話は、とりあえず一段落ついた。
・・・と感じているのだが、いまだにネットにつなげると、ノートパソコンの広告が出る。
デルやhpの広告が、新しいページに飛ぶたびに、しつこいくらいに表示される。

もう買ったから必要ない、この話は終わったのだ、やめて欲しい・・と思ってもお構い無しだ。
おバカな広告・・・
これって止める方法はないのだろうか。
コルタナに言っても、どうせ何も出来ないのだろうな・・・
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要塞


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前回の関西の台風では、飛んできたスレート材がマンションの8階の窓を突き破り、住民の方が亡くなるという痛ましい事故が起きた。
倉庫の屋根がみるみるはがされて飛んでいくのを、上から撮影した映像もあった。
あそこまで激しい風が吹けば、今までの常識を超えた事象も起こり得るだろう。

以前より、今後は様々な災害に見舞われる可能性が高いので、鉄筋のマンションに住むべきだと主張してきた。
マンションの耐震構造にもいろいろと問題がある・・という指摘が最近になり出ている。
しかし総合的に見て、地震、津波、洪水、強風・・といった災害から自分の身を守るとしたら、免震構造の鉄筋の建物の中層階以上の部屋が、やはりもっとも安全なのではないか。
その意見は今でも変わらない。

最近の自然災害の被害を見て感じるのは、より激しい状況への対応を想定して、マンションももっと進化する必要があるということだ。
長年マンションに住んでいて、素人レベルではあるが、こうあるべきではないかというアイディアをいくつか持っている。
(僕の住むマンションはだいぶ古いので、すでに新しい建物では実現されているものもあるかもしれないが・・・)

その内のひとつであるが、ベランダを鎧で覆ってしまう、というアイディアを以前より考えていた。
通常は普通のベランダとして使用し、緊急時はシャッターのような鎧戸が各戸に下りてきて、開放部分を覆ってしまうのだ。
少々の飛来物がぶつかっても、そこで食い止めて、内部までは被害が及ばない。

自分の住むマンションの前で竜巻が発生したことがあり、窓の外を戸板が舞っているのを見た時に思いついたのだ。
密閉度の高いシャッターだと、逆に風の通り道が失われて危ないとしたら、ブラインド状あるいは格子状にして通気性を確保すればいい。
鎧戸で塞ぐと火事の時にベランダ側の逃げ道を失う危険があるなら、脱出用シューターと直結した扉をつければ解決する。
外部からの攻撃を防ぐためには、建物全体を鎧で覆ってしまうのが手っ取り早い。

台風や地震に伴う水害のことを考えると、鉄筋の建物でも1階や2階に住むのは危険である。
住居は中層階以上にして、下の階はホールや会議室、駐車場、店舗などに利用した方がいいだろう。
一方で建物の受ける風圧や脱出時の危険性を考えると、高さもある階までに抑えなければ駄目であろう。
水が激しく流れ込むことを考え、水圧をうまく逃し、建物がダメージを受けにくい構造にすることも大切であろう。

町が水没する中、自分のマンションがポツリと孤立して、電気、ガス、食料、水などの物資の供給も絶たれる。
その状態で数日間持ちこたえなければならない。
要は篭城するのと同じ状態であり、それを乗り越えるにはマンションを要塞化する必要があるのだ。

今までは頭の中で想像したストーリーに過ぎなかった。
僕が話しても、周りも半分冗談として聞いていた。
しかし今年の災害を見ていると、急にリアリティのある話に聞こえてきて、皆笑っていられなくなってきた。
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調査


D850 + SIGMA 35mm F1.4 DG HSM

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ずいぶん前にも書いたのだが、お役所から調査の名目でアンケートがいくつも送られてくる。
大体A4の大きさの封筒で送られてきて、返答を同封の封筒に入れて送り返す。
それに答えるのに結構な手間がかかり困っている。

数字だけなら経理の女性に頼んで書き込んでもらう。
しかし現在の市況や今後の見通しなど、僕が考えて書かなければならない質問も多い。
無視していいものならゴミ箱に捨ててしまうのだが、返答はまだかと確認の電話がかかってくる。
逃げられない仕組みになっているのだ。

さっさと済まそうと思っても、簡単に答えられない質問も多い。
正確に書けといわれたら、それこそ調べるのに数日かかるような内容のものもある。
最終的には「まあ、こんなところかな」というレベルに落ち着かせるしかないのだが・・・

あまり適当に答えていると、だんだん整合性が取れなくなってくる。
ある調査ではAと答えたのに、それを忘れて別の調査ではBと書いてしまう。
要は書くほうの精度もその程度で、その時の気分によって変化してしまうのだ。
調査機関に横の繋がりは無いのだろうが、矛盾しているとそこを突かれそうで嫌だ。

調査の用紙を全部まとめて、ひとつのファイルに綴じてしまってはどうだろう。
「アンケート類」と背表紙に書いたファイルを作るのだ。
送られてきた調査の書類は、そこにすべて突っ込んでしまう。

今まではひとつひとつを個別に考えていたから、なかなかまとまらなかった。
ひとつのファイルに綴じれば、他の調査への返答を参考にしながら答えることができる。
もう調査なんてその程度の扱いでいいや・・と思っている。
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200円


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バスに乗っていると、ある交差点で停止した。
信号が変わるのをぼんやりと待っていると、交差点の角にマッサージ店があるのが見えた。
赤や黄色を使った派手な看板に
「1時間 2,980円」
と大きく書かれている。

以前に比べてずいぶん安くなったものだ。
数年前は1時間6千円くらい取るお店が多かった。
年々競争が激しくなり、料金が下落したのだろう。

ふと交差点の反対側の角を見ると、そこにもマッサージ店があった。
そちらも似たような派手な色の看板が出ている。
「1時間 2,780円」
と大きく目に付くように書かれている。

2,980円と2,780円・・・
200円の差・・・

道を挟んだ二つのお店が、対抗しあっているのは明らかだった。
200円という少額の差に、妙に緊張感を覚える。
しかしこの勝負、必ずしも安い方の勝ちとは言えないような気がする。
というのも、僕なら2,980円のお店の方を選ぶからだ。

マッサージは腕が良くないと、いくら安くても損をした気分になる。
安いから仕方がない・・とう事にはならないのだ。
そして200円高い方のお店は、少なくとも200円高いことをお客に納得してもらえるだけの施術をしようと心がけるだろう。
そうでなければ、そのお店が成り立たないはずだ。

というわけで、ここは迷わず2,980円の方のお店を選ぶ。
2,780円のお店に行くことは絶対に無い、と断言する。
200円損をするくらい何とも思わないが、200円の差をケチって失敗したら、自分で自分が嫌になる。

もしオーナーが、お客がそう考えるはずだと見越して、あえて200円高くしているのだとしたら・・・
あるいは両方のお店をひとりで経営していて、お客がどちらを選んでも逃さないという、ずる賢い人物であったなら・・・
その時はこちらの完敗である。

・・などと考えていたら、信号が変わってバスが動き出した。
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台風通過中


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関西の方はかなり酷い模様だ。
得意先に聞くと、今まで体験した中で、一番風が強いと言っていた。
夕刻になって再度メールを送ったが、もう帰宅したのか返事は無かった。

こちらも風は強く吹いている。
マンションなので自分の部屋は静かだが、時折エアコンのダクトを通じてゴーゴーと音が入ってくる。
本番はこれからで、明日の朝にかけて風雨が強まるようだ。
今晩は窓をしっかり締めて寝ないと・・・
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引きこもりの日


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今日は天気が良くない事を理由に、一度も家から出なかった。
ネットを見ながら、一日引きこもっていた。
実は髭を剃ったのも午後になってからだ。

一度も外に出ない日というのは、一年に何度も無い。
夕刻になって出るチャンスもあったのだが、ここまできたらと、あえて外出は控えた。
実のところ、外が寒かったのか、暑かったのかもよくわからない。
まあネットで調べれば、簡単にわかるのだが・・・
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ヤモリ


D850 + SIGMA 35mm F1.4 DG HSM

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工場の壁にヤモリがいる。
夏の初めに2匹いるのを見た。
夜になると出てきて、白い壁に張り付いていた。

ヤモリは家を守ると書き、縁起がいいとされる生き物だ。
ニホンヤモリは白っぽい色の爬虫類で、日中は外壁の隙間などに隠れている。
夜になると捕食のために出てきて壁を登っていく。

僕が子供の頃は、ヤモリはあちこちにいた。
自宅の前にあった医院の白い看板に、夜になるとくっついていた。
父親と一緒に取ってきて、ビンに入れて机の上に置いて観察した。
食事中も離さず見ていたので、よく母親から叱られた。

工場が郊外に越してから、ヤモリを見ることはなくなった。
近所の人に聞いても、ヤモリを知っている人は少なかった。
むしろ都心に近い住宅地で見るので、意外に都会的な生き物なのかもしれない。
それが工場に現れたというのは、例によって温暖化で生息場所が変わってきたのだろうか・・・

せっかく居ついてくれたヤモリだが、ある朝地面で干からびて死んでいるのをみつけた。
暑さに耐えられなかったのだろう。
35度を越すと虫も飛ばないようで、餌にもありつけず力尽きたのか・・・

がっかりしていたが、昨晩小さいヤモリが1匹、壁にくっついているのを見た。
僕が近付くと、慌てて体を左右に振りながら逃げていった。
まだ子供のヤモリである。
どこかで繁殖に成功したようだ。
こいつが上手く生き延びてくれればいいのだが・・・
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標高


D850 + SIGMA 35mm F1.4 DG HSM

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ふと気になって、自分の家や会社のある場所の標高を調べてみた。
大地震に伴う津波や、台風による川の氾濫などの災害に関係してくるからだ。
津波による被害が、むしろ地震より大きいのはご存知の通りである。

当たり前のことだが、水は基本的に低いところに流れ込む。
物理法則なのでそれは確かなのだが、必ずしも地図上で標高の低いところに行くとは限らない。
川が氾濫したとしても、決壊する河川によって、どこが水没するかは変わってくる。
水の流れる勢いや方向もあるし、土地の高低の組み合わせも関係しているだろう。

区では川ごとに洪水の被害想定マップを発表している。
それを見ると、氾濫する川によって結果がだいぶ違うのが分かる。
標高はあくまで参考データのひとつに過ぎないということだ。

グーグルマップをベースにして、標高が表示されるサイトがいくつかある。
それらをいくつか試してみたが、けっこうサイト毎に誤差があり、それぞれ違う数値が表示される。
どれを信じていいのかわからないが、区の発表している被害マップと見比べると、何となく実像が見えてくる。

まず自宅であるが都内の下町にあり、標高はそれ程高くない。
いくつかのマップで調べたが、5メートル前後のようだ。
ただマンションの中層階なので、日本沈没級の津波が来ない限りは自宅内部まで浸水はしないだろう。
地域的に大きな被害を受けるのは荒川が氾濫した時だ。
人間の背の高さくらいまで水没して、その中にポツンと島のように取り残されることになる。

会社の工場のある場所は、標高10メートルから11メートルのようだ。
ここはすぐ横に大きめの川があるので、そこが氾濫したら大変なことになる。
しかし工場の床は地面から1メートル程度上げて作ってあるので、その分の余裕はある。
庭にある資材倉庫は水没するが、内部に中二階があるので、そこに避難したものは助かるだろう。

那須のMrs.COLKIDの実家であるが、こちらは標高300メートルくらいである。
100メートルで気温が0.6度下がると言われているので、計算上東京より2度程度低いはずだが、実際にはもっと寒い印象がある。
20年程前に那須で余笹川が氾濫し、流された家も多数出たが、実家は山間にあり被害はなかった。

ただ家の裏には山がある。
隣接しているわけではないが、山崩れは大規模に発生するので、少々離れているくらいでは安全とは言えない。
地元の人は、ここは先祖の代から数百年災害は起きていないから大丈夫・・とよく言う。
しかし自然界がもっと大きなスパンで動いており、今までの常識が通用しないのが現在の災害である。
油断は禁物である。
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測定


D850 + SIGMA 35mm F1.4 DG HSM

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ZOZOSUITで測定し、Tシャツとジーンズを発注した。
測定したデータとともに体形がスマホに3Dで表示されるのだが、その結果を見て、ちょっと変だな・・という気がした。
何だかやけに不恰好だし、各データも実際のサイズと違うような気がしたのだ。
胴回りの数値は、いつも履いているズボンのサイズよりかなり大きい。

しかし測定した結果のデータである。
まずはそのデータを信じて、そのまま注文してみることにした。
そのサイズの在庫は無かったようで、注文してから到着まで2週間以上かかった。
はたして到着した服を着てみたところ・・・

まずジーンズはかなり大きい。
ブカブカである。
そのまま脱げてしまうほどで、ベルトで留めると余った分が折り曲ってしまう。
しかも丈は短い。
これは返品であろう。

Tシャツは逆にピッチリと身体に張りついてくる。
小さいわけではないのだが、いつも緩めに着るのに慣れていたので、ちょっと戸惑う。
丈が少々短くて、おへそが出そうである。
これもちょっと厳しいかな・・・

結局どちらも作り直して貰うことになった。
オンラインで返品の処理をすると、各部のサイズをどのくらい変更するかを入力する画面になる。
ジーンズは腹部と腰部、それに丈のサイズを、プラスマイナスどのくらい補正するかを入力する。
補正の単位はけっこう荒っぽくて3センチ刻みである。
測定誤差、製造の精度、素材の伸び縮みなど考えると、それ以上細かくても意味がないのかもしれない。

自分で測定するのは難しいので、Mrs.COLKIDにも協力してもらいメジャーで測った。
その結果胴回りは6センチも小さくすることになった。
Tシャツは丈だけ3センチ長くしてもらった。

その後新しいTシャツだけ先に届いたので、その箱に最初に届いた寸法のおかしいTシャツとジーンズを入れて送り返した。
現在はジーンズの到着を待っているところだ。

ZOZOSUITでの測定からやり直さなければなるまい。
恐らく最初の測定の時点から、数値が狂っているのだ。
これならという数値が出るまで、何度か測定を繰り返す必要がありそうだ。

恐らく同じようなトラブルが他にも出ているはずなので、ZOZO側も対応が大変だと思う。
調べたら、測定結果をより正確にする方法があちこちのサイトで解説されている。
測る側にもノウハウが必要のようだ。

なかなか理想通りにはいかない。
ZOZOでは1センチ単位の精度で製品を作っていると言うし、恐らくしっかり測定すればかなり有効に機能するのであろう。
画期的な方法でもあるので、諦めずにトライしていきたい。
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