COLKIDが日々の出来事を気軽に書き込む小さな日記です。
COLKID プチ日記
増加
Z9 + TECHART TZM-02 + LEITZ SUMMICRON-M 50mm f2
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ネット通販の得意先から、毎日発注書が入ってくる。
以前はネットで売れるものは価格勝負で、一番安価な製品に売れ行きが集中する傾向があった。
同じ製品をより安く買おうというのは当然だが、売れる品目も一番安いモデルに偏る。
しかし最近は少し変わってきている。
逆に安いものが、売れない傾向が出ているのだ。
同業大手の社長さんも「安いものがまったく売れなくなった」と言っていたので、恐らく全体的な傾向なのだろう。
以前は安価なモデルばかり売っていた販売店も、現在はその機種の売上がピタリと止まり、売れるのはより上のクラスが中心になってきた。
もちろん高額な製品は数は出ないのだが、利益率は改善されている。
一番安いものは、異常に激しい競争に晒されて、不当なほど価格が下がってしまっている。
しかし上のクラスは、付加価値をつけて、その分販売価格も上げることが出来る。
安価なものが売れなくなった理由は、それらを買う層にお金の余裕が無くなり、必要最低限のものしか買わなくなったからだろう。
一方で販売店側も、もともと安いものはまったく儲からなかったので、そのクラスのものを売るのに積極的ではなくなってきた。
総売上は落ちても、利益が出たほうがいい。
むしろ赤字になる方が問題なので、これを機に安いものを売るのをやめたところもある。
ところで商品の発注書を受け取って、最近気付くことがある。
お客様の名前を見ると、カタカナで書かれた外国の人からの注文が増加しているのだ。
住所は日本国内で、タワーマンションの上層階などが多い。
通販でものを購入するということは、旅行で短期間来ているのではないだろう。
恐らく多くは、実際に日本に居住しているはずだ。
あるいは来日する時専用に、別荘を一軒購入したのかもしれないが・・・
以前より通販の顧客は、外国人の比率がけっこう高めだったのだが、このところ特に目立つようになっている。
どちらかと言うと中国系の名前が多かったが、最近は欧米や東南アジアの人と思われる名前も増えてきた。
当初は、お店で日本人の店員と話すのが面倒で、ネット通販を利用するのかな・・と想像していたのだが、それにしても数が増えている。
ところがここにきて、実際の店舗での販売でも、海外のお客様の名前が増加してきた。
こちらは実際にお店に行って購入していることになる。
どちらも比率が高くなったということは、やはり日本に住む外国人の数が増加したのだろう。
お店の場合、ネット通販と違い、かなり高額な商品も扱っている。
実物を見ずに画像だけで購入するネット販売では、どうしても売れる商品の金額に限界がある。
最高級クラスのものは、今でも店舗まで出向き、ゆっくり見て触って、話を聞いてから購入するのが一般的なのだ。
特に富裕層は平日でもそれが出来るし・・・(笑)
で、特に最高級クラスのもので、外国のお客様の注文が増えているのを感じるのだ。
多くは中国の人と思われる名前である。
金額も一桁違い、一般の日本人には手の出ない額である。
そちらは噂に聞く、本国を脱出して日本に移住した富裕層なのかな・・と想像している。
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境目
Z9 + NIKKOR Z 50mm f/1.2 S
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昨日の食事は、かなり時間がかかった。
午後6時に始まったのだが、終わったのは10時近かった。
家に帰って時計を見て、遅いので驚いた。
シェフがひとりで作っていたのかな・・・
でも皆で会話しながら楽しく食べたので、そんなに気にならなかった。
今日は暖かかったので、トリッカーズの黒のバートンを履いて出た。
気温が20℃を超えると、ブーツを履くのはちょっとな・・という気持ちになる。
久しぶりにバートンを履いたけれど、やっぱりこの靴は迫力があるね。
バブアーのジャケットも、このくらいの気温が、着られる境目になる。
ただ同じビデイルでも裏地の無い薄手のものがあり、それは今くらいがちょうどいい気候ではある。
また気温が戻って寒くなりそうなので、今は何種類かのバブアーを使い分けている。
(iPhone 13 Pro)
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復活
FUJIFILM X100V
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Mrs.COLKIDの誕生日のお祝いに、行きつけのイタリアンのお店に行った。
いやー、美味しかった。
どの料理も味のクオリティが高くて満足した。
実はコロナの最中は、正直なところ味が少し落ちているように感じられた。
ここだけでなく、どこに行ってもその傾向はあった。
食材の質を落とした・・というより、世の中が回っていなくて、入手できなかったのではないかと思う。
それが正常に戻ってきたのだろうか。
以前の味が復活している。
久々に最初から最後まで、料理の味に隙が無く、十分に堪能することができた。
これだけの味だから、食材の製造者とも連携して、相当気を遣って作っているのであろう。
全体の品質がクッと上がったのを感じた。
帰りに挨拶に出てくれたシェフに、凄く美味しかったことを告げると、嬉しそうに笑われていた。
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新種
Z9 + NIKKOR Z 50mm f/1.2 S
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お土産にイチゴをいただいた。
ついさっき、埼玉県の農家で直接買ってきたものだという。
口に入れてみて、味が良いので驚いた。
実にしっかりとした甘みがある。
しかもイチゴの香りも強めだ。
これはあまり食べたことが無いレベルの味だ。
驚いていただいた人に聞いたら、どうも埼玉県で作られた新種らしい。
「あまりん」という名前のイチゴだそうで、まだあまりスーパーなどには出回っていないらしい。
生産農家まで買いにいかないと手に入らないという。
母親からは、買ってきて欲しいとせがまれているのだが、うーむ・・・
(iPhone 13 Pro)
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窓
Z9 + NIKKOR Z 50mm f/1.2 S
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Mrs.COLKIDが友人から箱根のホテルに招待された。
長い付き合いの友人で、誕生日のお祝いにと奮発してくれたのだ。
クラシカルで有名なホテルのスイートルームである。
ホテルに着くと、誕生日と聞いたホテルが、特別にワンランク上の部屋に変更してくれたという。
喜び勇んでその部屋に入ったのだが・・・
窓を開けると、景色がまったく見えない。
窓の外には、目の前に向かいの建物の壁と窓がある。
景色が全然見えないのだ。
スイートでこんな部屋があるだろうか。
リゾートホテルだというのに、景色を楽しむことも出来ないなんて・・・
早速Mrs.COLKIDがホテルに文句を言った。
スイートルームなのに窓の外に壁があるなんて、おかしくないですか?・・と迫った。
すると老練なホテルマンが次のように答えたという。
「スイートルームはお部屋でくつろいでいただくことが目的ですので、窓は閉めてお部屋の中で過ごしていただく作りになっております」
当然Mrs.COLKIDのことだから、ああそうなんですか、と納得するわけはない。
いろいろなホテルに泊まったが、そんな話は聞いたことが無い・・と、かなり文句を言ったようだ。
ホテルマンは少し憮然としていたという。
まあ、一泊するだけなので我慢することにしたが、かなりガッカリな旅行になった。
こんな事なら、まだ普通の部屋の方がよかった・・と友人と話したという。
3大クラシックホテルはすべて制覇したが、日光が一番いいとMrs.COLKIDは言う。
しかしこういうのって、ホテル側と親しくなっているかどうかで、ずいぶんと印象も変わるので、一概に言えないところではある。
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アンケート
Z9 + TECHART TZM-02 + LEITZ SUMMICRON-M 50mm f2
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カメラメーカーから、アンケートのお願いのメールが来た。
会社の帰りに電車の中で、暇つぶしのつもりでやってみた。
ネット上のアンケートの専門のページに飛んで答えるようになっている。
ところがこれが、やけに長い。
家に着くまでに終わらず、仕方なく自宅の居間で食事を摂りながら続けた。
全部答えるのに30分以上かかった。
こんなに長いと集中力が続かなくなる。
途中で面倒になり、回答の内容が少しいい加減になっていく。
どこかの調査会社に依頼して実施しているようだが、アンケートって、ただ聞きたいことを並べるだけでは駄目だと感じた。
労力が回答者に与える心理的な影響も、考慮して作る必要がある。
日本の各カメラメーカーに対するイメージや、保有しているカメラやレンズなどについての質問である。
すべてのカメラメーカーに対し、いくつもの選択肢の中から、当てはまるものを選ぶのだが、全社となるとけっこうな作業量である。
アンケートに答えると、何か貰えるわけでもなさそうなので(笑)、完全にボランティアである。
確かにこれだけの量の質問に、大勢のユーザーが答えてくれれば、相当貴重なデータにはなる。
回答がどこまで正確かは分からないが、まあ全体の傾向は掴めるだろう。
こちらとしても、自分の考えを整理するきっかけにはなった。
まあレンズの保有本数などは、選べる項目で一番上が「10本以上」であったが、正直なところ一桁違う(笑)
アンケートを実施したメーカーに対する点数は、少し厳しめにしておいた。
性能的には十分だとしても、満点とまでは言えない項目については、あえて評価しなかった。
その方が後々にフィードバックされて、改善されていく可能性があると考えての事だ。
メーカーがより良くなってくれれば、この労力も報われるのだし・・・
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神主
Z9 + NIKKOR Z 50mm f/1.2 S
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資材のトラブルがあり、輸入している商社の担当のAさんがみえられた。
もう20年からのお付き合いの方である。
と言っても、数年に一度会う程度なので、それほど親しい間柄ではないのだが・・・
で、トラブルについての話は終わり、世間話になった。
どうも話を聞いていると、Aさんは僕の家の比較的近所に住んいるようだ。
区長さんの話をしたら、最近何かで表彰されて、会ったばかりだという。
Aさんのご自宅がどこか聞くと、
「ウチは神社なんですよ」
と言う。
「え、神社に住んでいるんですか」
「はい、神主ですから」
それから聞く話は、興味深い事ばかりであった。
僕の家と同じ区内の神社なのだが、グーグルマップで見たら、大きな木の生えた立派な神社である。
しかしこのくらいの規模の神社の運営は大変なようで、寄付もほとんど集まらないという。
上手くブームに乗って、何かでブレイクでもしない限り、なかなかやっていけないようだ。
Aさんによれば、神社では食べていけないので、商社で働いているのだそうだ。
何しろ江戸時代の古い建物なので、耐震性は無いに等しい。
神社仏閣は保険にも入れないのだという。
しかし本殿に何か貴重な彫刻があるそうで、文化財にも指定されている。
そのため耐震の補強工事のために銀行で借り入れをして、夫婦共働きでそれを返済しているのが実情なのだそうだ。
他にもいろいろ面白い話を教えていただいた。
日本の某有名な神社で神主の修行をしたが、あまりに厳しい苦行の日々で、以来そこには近寄らないようにしているのだとか・・・
戦時中B29の焼夷弾で辺りは焼け野原になったが、火災から守るため燃えにくい銀杏の木で囲んであったため本殿は残ったとか・・・
年末年始の初詣の時期の収入が、全売上げの8割を占めており、最近は子供が少ないこともあり、七五三も数組しか来なかったようだ。
僕も神社仏閣が好きで、あちこち回っているが、何しろAさんはプロである(笑)
各地の神社の事を話すとすべてご存じで、話が通じてすごく面白かった。
最後にAさんに聞いてみた。
やはり神主さんをやる以上、霊感のようなものをお持ちなのですか・・と。
しかしAさんは
「いえ、私には霊感はまったくありません」
と即座に答えられたので、少しガッカリしてしまった(笑)
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予約
Z9 + NIKKOR Z 50mm f/1.2 S
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行きつけの医院が、診察予約の仕組みを導入した。
ネット、あるいは自動対応の電話で、当日の診察の順番を取るものだ。
どうも一般医院で多く採用されている汎用のシステムらしい。
ところがそれが、非常に悪評である。
今までも、とにかく待ち時間が長かった。
混んでいる日に行くと、3時間以上待たされることもあった。
さすがに待合室でも、いい加減にして欲しいと文句を言う人がいた。
最大の問題は、患者にお年寄りが多いことであった。
ただ話をしたくて来る人もいて、ひとりひとりに時間がかかってしまうのだ。
夢中になって孫の話をしているのが、診察室から聞こえてくる。
まあ、ちゃんと話を聞いてあげるのが、先生の方針なのだろう。
だがそれでは普通の患者は来なくなる。
体調が悪くて来ているのに、話し込んでいて診てもらえないのでは、さすがに怒り出す人も出てくる。
中には長く待合室にいたために、かえって風邪をうつされて体調が悪くなったと話す人もいた。
で、予約制に移行したのは、恐らくはその体制を改めるためだろうと思われた。
これで無駄な待ち時間が減るのではないかと期待していた。
ところが実際に運用が始まると、皆の評判がすこぶる悪い。
当日分の予約しか取れないのだが、朝の受付開始時間にアクセスが殺到して、あっという間にその日の予約が埋まってしまう。
僕も土曜日に診察してもらおうと思い、開始時間少し前からネットでアクセスして準備していた。
ところがいざ開始時間になると、サーバーが混雑して繋がらなくなり、3分後にやっと繋がったら、本日の予約受付は終了しました・・と出た。
予約が取れた場合のことを考え、電車と車を乗り継いで近くまで行っていたのに、無駄足になってしまった。
今日医院に行きたい・・と思っても、予約が取れず行けない。
じゃあ別の日にと思っても、当日にならないと予約が出来ない。
これでは予定が立たない。
それどころか、急患でも受け付けてもらえないようだ。
予約を取っていなければ、一切診てもらえないのだ。
長年通っていた人達は、かかりつけ医として信頼していたのに、いきなり診察を断られてしまい、戸惑いを隠せない状況である。
地域に根ざしていただけに、影響を受ける人は多いようだ。
僕も5人から、他の医院に変えると憤慨して話すのを聞いた。
それぞれ20年以上も、その医院に通っていた人達だ。
それまでは、待ち時間があまりに長いことが問題であった。
実は先生自身もそれなりに年を取られ、毎日大勢の患者を診るのは、そろそろ難しいのではないかと思われた。
ハードワークがたたり、逆に先生本人が健康を損ねてしまったこともある。
そのためいずれにしても、患者の数を減らす必要はあったのだろう。
実際この予約システムだと、一日の上限の人数が決まっており、一定数で打ち切られるので、その点は解決できる。
問題はやり方が少々一方的なところであろう。
ある日突然診察を断られてしまうのでは、今まで懇意にしていた人達は納得がいかない。
そもそも現在このような酷い状況になっていることを、先生自身はご存じなのだろうか・・・と誰かが言い出した。
あるいはもう医院を閉じることを考えていて、意図的に患者を減らしているのではないか・・・
そんな噂まで出るようになった。
土曜日は予約できず門前払いになった。
そこでネットではなく電話を使い、平日の朝一でかけてみたところ、運良くお昼ごろの順番が取れた。
仕事の途中であったが、会社を抜け出して医院に行ってきた。
実際に行ってみると、予約出来た人しか来ていないので、それほど混んではいなかった。
ほぼ待たされることなくテキパキと進み、1時間ほどですべて完了した。
・・・これは新記録かも(笑)
確かに運用だけ見れば効率的である。
診察の際に先生に、現在の予約の仕組みについて直に聞いてみた。
予約が取れなくて皆が困っている・・と現状を報告した。
土曜日はわざわざ近くまで来たのに、ネットで受付終了と出て、仕方なく帰ったのだと苦言を呈した。
どうも皆から同じように文句を言われているようで、先生と看護婦さんが困ったように顔を見合わせた。
先生からは、申し訳ないと謝られた。
「少し時間がかかると思うけど、改良に取り組んでいくから、少し待っていてほしい」
あれ・・先生の方は、まだやる気があるんだ・・・
別に医院を閉めてしまう訳では無いんだな。
これは皆に報告して誤解を解かないと・・・
実はこのまま診察がまともに受けられないのなら、僕も別の医院に移ろうかと考えていた。
しかし今回先生ご自身の言葉を聞き、もう少し先生のところで厄介になろうという気になった。
とりあえずは現在の予約の仕組みを、上手く攻略できる方法を考えないとな・・・
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照明
Z9 + NIKKOR Z 50mm f/1.2 S
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土曜日に朝から会社で商品の撮影をした。
移動の時だけ手伝ってもらい、あとはずっとひとりで撮影に没頭した。
機材は自分のカメラのおさがりで、FマウントのD850やD4を使っている。
レンズも何種類か使うが、定番として58mmや85mmなどをメインに使用する。
で、週末を利用して、大量に撮った写真の現像処理を自宅で行っている。
いざ現像してみると、撮っている時には気付かなかった問題が出てくる。
一番困るのが照明の問題だ。
商品の大きさがけっこうあるので、光の当て方が非常に難しい。
普通にストロボを1灯だけ焚いて撮るのでは、全体に行き渡らず、どうしてもムラが出てしまうのだ。
現像するにしてもその修正が大変で、かなりの時間を要する。
少しでも条件のいい場所をみつけようと、毎回工場内を歩き回るのだが、なかなか完全な場所は無い。
密閉されたスタジオではないので、時間帯やその日の天気などで、どうしても外光の影響を受けてしまう。
しっかりした照明設備があればと思うが、予算や場所の都合でそうもいかない。
それにライティングの知識も無いし・・・
現像のたびに苦労することを考えると、本当は撮影専用の安定した環境を作った方が早いんだろうな・・・
でも商品を自然な遠近感で撮るためには、少し離れた場所から準望遠系のレンズで撮る必要があり、恐らくかなり大きいスペースが必要になるはずだ。
自己流の修正テクニックばかりが上がっている状態だ(笑)
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SNS
Z9 + NIKKOR Z 50mm f/1.2 S
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高校時代の同窓生同士の連絡は、主にFacebookを使用している。
ご存知の通り、Facebookはもう古く、年寄り向けのSNSだと言われている。
先日、もとマイクロソフトに勤めていた同窓生が、「我々はおじさん、おばさんですから、これでいいんです」と逆手に取るような書き方で、Facebookでの交流を勧めていた。
それを読んで吹き出してしまった。
まあ確かにその通りである。
Facebookが若者に嫌われる原因は、いろいろネット上でも書かれているが、まずは実名で登録する・・ということが大きいであろう。
つまりリアルな生活の延長・・ということになる。
他のSNSのように、架空の自分を演じることが出来ない。(実際にはやってる人がいるかもしれないが)
我々の世代は、何よりも現実の世界が重要・・という考え方から抜け出せない。
はじめにリアルな生活ありきで、ネットはあくまで便利な道具に過ぎない。
その前提から外れるのは危険なこと・・とさえ考えている。
バーチャルな世界で架空の自分を演じることに、どこか罪の意識のようなものまで持ってしまう。
匿名でとうとうと話すことに、後ろめたさを感じてしまうのだ。
そのため実名で発言するFacebookなら、倫理的に許されるSNS・・という事なのかもしれない。
そこにいるのは、現実の自分と「同じ人」である。
だから何か発言するにしても、実生活にそのまま跳ね返ってくることが前提になる。
デジタルネイティブな世代は、そもそも匿名の自分を「演じる」という意識すらないのではないか。
匿名のキャラクターも、現実の世界で息をしている自分も、同格で存在している。
もしかすると別々の世界という認識すら無いのかもしれない。
古い世代には、二つの世界に同じ価値があるなんて、考え付かないことである。
それでは自分はどうだろう・・というと、実はFacebookはあまり利用していない(笑)
高校時代の同級生から、もっとFacebookに書き込むようにと誘われたが、あまり積極的にやる気になれない。
下手なことを書くと、現実世界に影響があるので、不用意な発言は出来ないし、気を遣うだけ面倒・・ということもある。
では他のSNSはどうか・・と言われると、考えてみれば、そちらもあまりやっていない。
いかんな・・こうして見ると、自分自身がだいぶ世の中から遅れている。
まあ発信するのはブログだけで精一杯・・ということもあるのだが・・・
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運送費
Z9 + NIKKOR Z 50mm f/1.2 S
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物流の2024年問題で、運送会社から新しい価格表が届いていることを書いた。
メインに使っているところは、まあこんなものか・・という程度の値上げであった。
荷物の輸送手段をあらかじめJR貨物などに移行していたところは、それほどの影響を受けないようだ。
ところがもうひとつの運送会社の上昇価格が凄かった。
以前のほぼ倍になっている。
届いた4月以降の運賃表を見た瞬間、目が点になった。
実はそちらの運送会社は、普段それほど使っていない。
あまり使わないから、割引がきかず、一気に値上げされてしまったのだ。
稀に運送会社から、そこに届けるのはお断りします・・という送り先(得意先)がある。
運送会社が届けるのを断るなんて、余程のことである。
今でも一部残っているのかもしれないが、運送会社に対し、酷い対応をする会社がある。
倉庫の入出庫の担当者の質に問題があり、自分が気に入らない運送会社に対し、徹底して意地悪なことをするのだ。
何度も順番を後回しにして長時間待たせたり、離れたところに車を停めさせてひとりで全部運ばせたり・・・
そういう納入先は、当然運送会社のブラックリストに載り、そこに届けるのはお断りします・・になってしまう。
こちらとしては、その得意先に届けてもらえる別の運送会社を探すしかない。
それが今回値上げ幅の大きくなったその運送会社であった。
その得意先に使うだけなので、月に数回程度しか利用していなかった。
その運送会社から渡された新しい見積りをベースに、先方に渡す4月以降の運送料金の一覧表を作った。
いきなり倍近い金額になっている。
これ送ったら、もう注文は来なくなるだろうな・・・
でも仕方が無い。
本当にこの料金なんだから。
今までの悪行の報いである。
まあ、こんな時代になるなんて、予想していなかったのだろう。
仮に今から態度を変えたとしても、今更どうしようもないのだが・・・
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3種混合
Z9 + NIKKOR Z 50mm f/1.2 S
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前回、2種混合という画期的な方法を実行していることを書いた。
(2024年1月8日の日記)
ワクチンの話ではない。
髭剃りのクリームの話である(笑)
その後さらにいろいろ試してみたのだが、現在は3種混合まで進化している。
要するに3種類の髭剃り用クリームを混ぜて使うのだ。
これが具合が良くて、塗るのに少々時間がかかっても、何とか毎朝実行している。
まずは髭を湿らせる。
歯を磨く時間を利用して、髭に水分を浸透させる。
その上で、最初にK社の薬用シェービングジェルを塗る。
これはジェルとして一番具合の良かった製品である。
その次にS社の敏感肌用のシェービングジェルフォームを塗りこむ。
スプレーから出した状態ではジェル状で、泡立てるとクリームになるものだ。
それを先に塗ったジェルの上から、混ぜ合わせるように肌に塗り込む。
さらにその上から、今度はN社のシェービングフォームを塗る。
こちらは厚く塗ることが出来るのが特徴の製品で、混ぜるのではなく、上から被せるように乗せていく。
これで3種類のシェービングクリームを塗ったことになる。
各クリームの使用量はごく僅かで、3種類合わせて通常のクリームの1.5回分くらいだろうか・・・
剃り味は、なかなかいい。
クリームを混合すると、それぞれのクリームの特長が上手く活きるようで、肌に優しいのに深剃りが効き、滑らかな剃り味になる。
ただし水でさっと流れてくれるS社のシェービングジェルフォームの利点は、他の2社の性能に引っ張られて、それ程感じなくなった。
ところでまだ疑問点がいくつかあるのだ。
たとえば剃り味が良くなったように感じているが、3種類ものクリームを肌に摺り込むように塗るので、単純にそれが理由で、以前より髭が剃りやすくなっているのではないか・・・
また剃刀のカートリッジに仕込まれている濃密ジェルが、通常より早く無くなるようにも感じたのだが、そんなことあるのだろうか・・・
クリームの性能が上がったのはいいのだが、替え刃の寿命への影響はどうなのだろう・・・
まあ、これからもそういった事を、毎朝検証しながら、髭を剃っていこうと考えている。
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春
Z9 + NIKKOR Z 50mm f/1.2 S
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駅の階段を下りていくと、途中に男性がひとり立っていた。
白髪の混じった、50代くらいの男性である。
コートを着ており、背が高めで立派に見える。
それにしても、階段の中央で立ち止まっているなんて・・・
邪魔だし危険である。
男性は黙って階段の上を鋭い目で睨んでいる。
その険しい表情と、中途半端な立ち位置に、何だか違和感を覚えた。
階段にいるのは、僕とその男性だけだ。
たまたま他には誰もいなかった。
注意しながら、その男性の横を通り抜けようとした。
すると男性が声を出した。
「待ちなさい!」
驚いて見ると、男性はこちらを見てはいない。
階段の上の方を、相変わらず、つり上がった目で睨んでいる。
そちらをチラリと見たが、誰もいない。
空間に向かって話している。
ああ、その手の人か・・・
恐らく僕に言ったつもりなのだろう。
相手と目を合わせる事が出来ずに、あらぬ方を向いて話す。
それでいて僕の反応を見ているのだろう。
一瞥して、無視して横を通り過ぎた。
あなたと話す気はありません・・という態度である。
すると、待ちなさいと言った男性は、今度はいきなり歌い始めた。
それも「春が来た」のメロディーで・・・
「まーちなさいよ、まーちなさいよ、まぁちーなぁーさいー。まーちなさいよ、まーちなさいよ、ま・ち・な・さいー」
にこりともせず、硬い表情のままで、最後まで歌い切った。
おお・・これは新しいタイプだな。
僕に無視されて、そのまま歌を歌って、ごまかそうとしたのだろうか。
いずれにしても、かかわる気は無いが・・・
確かに、春が来たものな・・・
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電子シャッター
Z9 + NIKKOR Z 50mm f/1.2 S
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この前の高校の同窓会には、Z9とZ7を持っていった。
7年前の同窓会の時は、D4とD850であったので、数年間で時代が変わったと言える。
(大規模な集まりは5年ごとに開催されているが、今回は新型コロナの影響で2年間ずれた)
今回まずはZ9で撮って、2次会くらいからZ7に移ろうかと考えていた。
疲れてくるだろうから、軽いほうがいいと思ったのだ。
それにお酒が入れば酔っ払って、重いカメラを持つのは危ないだろうし・・・(笑)
これは前回の反省点なのだが、複数のカメラを混ぜて使うと、データの名称の関係で、時間の経過通りに画像が並ばなくなる。
まあ撮影時間でソートすればいいのかもしれないが、それをどこかにアップロードすると、こちらの思うように並んでくれない場合もある。
これは何かと困ることになる。
そのためカメラを複数使うなら、切れのいいタイミングで完全に入替える必要があると考えていた。
ところがZ7を使い出すと、Z9と比べて反応の悪さが気になってしまう。
シャッターを押した時の質感やレスポンスにけっこう違いがある。
電子シャッターの関係もあるかもしれないが、その感触の違いが気になって、またすぐにZ9に戻してしまった。
Z7も電子シャッターに切り替えられるが、少し酔っていたこともあり、思いつかなかった(笑)
それともうひとつ、集合写真を撮る際に、やはり電子シャッターが問題になった。
皆を集めてZ9を三脚で固定して撮影することになった。
そのためにリモコンも準備していた。
ところがリモコンを押しても、カメラの反応が無い。
何度も押したが動かないので、電波が届かないのかと思い、カメラの前に戻ったら、すべてちゃんとシャッターが切れている。
カメラのレンズを見ていても動きが無くて、シャッターが切れたかどうか分からないのだ。
当初はシャッターが切れた瞬間が分かるように、ストロボを焚く予定であった。
ところが原因不明でストロボが光らない。
操作上の単純なミスであろうが、皆が目の前に集まってこちらを見ており、ゆっくり原因を突き止める時間が無い。
当初は集合写真の撮影場所に移動するのに、もう少し時間がかかると踏んでいた。
ところが皆が予想外にテキパキ動き、あっという間に集まってしまった(笑)
まあストロボが無くても撮影には支障が無いからいいか・・と思い、そのまま撮影を続行したのだが、シャッターが切れた瞬間が分からなくて、皆が困惑していた。
結局リモコンは使わず、会場のホテルの人にお願いして、シャッターを押してもらった。
撮りますよ、ハーイ・・という原始的なやり方になった。
まあ結果的に僕も写されることに専念できて、それでよかったのであるが・・・
次回の教訓として、このことも記録しておこう。
普段あまり使わない撮影のモードも使うので、ちゃんと予行練習をしておく必要がある。
と、ここまで書いて思ったのだが、なぜストロボが光らなかったのかも、ちゃんと解明しておく必要があるな・・・
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配管
Z9 + NIKKOR Z 50mm f/1.2 S
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ガス屋さんと待ち合わせて、お化け屋敷に行った。
・・と書いても、意味が分からないかもしれないが(笑)
要は、先日給湯器が盗まれた家で、現場をガス屋さんに見てもらったのである。
犯人は、給湯器に繋がっている各配管を外して、給湯器の本体のみを盗んでいった。
外した配管はそのままになっている。
その先端部分を閉じる工事をしていただいたのだ。
ガスの配管には水が、水の配管には虫などが入ると、使えなくなる可能性があるという。
ちなみに配管は、水関係は入力と出力の2本、ガス関係は入力の1本、合計3本が繋がっていた。
本体に接続されていたネジ部分を緩めて3本の配管を外し、先端部はそのままで放置してあった。
また先日も書いたが、室内のコントローラーに繋がる配線は、途中できれいにカットされていた。
ガス会社の担当者は、外されたガス管の先を見て驚いていた。
「エッ、ここから外しているのか・・・」
普通は難しいのでこのネジからは外さないという。
これはやはり専門家でしょうね、と言われた。
すぐ横に設置されているガスメーターの、入力部分にあるバルブが横になっている。
それを見て、この家はガスを止めているな・・と、犯人にはすぐに分かったはずだという。
ガスメーターに関しては、ガス会社が設置したものであるが、こう世の中が物騒になると、少々無防備なやり方かもしれない。
通りから見えるところに、堂々とこういう設備を置くべきではないのだろう。
まあ相手が盗みのプロなら、いずれにしても空き家であることは、すぐにばれるのであろうが・・・
以前はなるべく人が住んでいないことが分からないようにと気を遣っていた。
しかしこうなると、むしろ見えるところに鍵をかけて、浸入しにくくしたほうがいい。
警察からもそう言われて、門扉に南京錠をつけた。
これだと空き家であることが一目瞭然であるが、扉を乗り越えて入らなければならないので、犯人にとっては行動しづらくなる。
ガス屋さんによれば、同じ住宅街のそう離れていない家で、やはり給湯器の盗難があったという。
恐らく同じ犯人であろう。
そういつまでも同じ手口が通用するとは思えないし、皆の監視の目も強まっている。
犯人が早く捕まってくれるといいのだが・・・
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