また地震


D810 + AF-S NIKKOR 35mm f/1.4G

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神田の地下にある中華料理のお店で、男数人で食事中にグラリときた。
中くらいの揺れ・・・
横揺れなのに震源はそう遠くないように感じる、わかりにくい地震だった。

テレビの情報では、意外に震度の大きい地域もあるようだ。
電車もストップしているという。
靴屋で会った初対面同士で飲んでいたが、どうせ帰れないならと、そのまま飲み会を続行。

よく考えたら場所が場所だし、津波の可能性を考えて、その場でもっと情報を集めるべきだったかもしれない。
遅くなってから店を出て、秋葉原の駅まで歩いたが、ダイヤが乱れており、改札に人が大勢集まっていた。
自宅に帰り着いてみると、揺れで壁の機械式鳩時計が動き出し、鳴きながら顔を出した鳩が迎えてくれた。



アレン・エドモンズ製造のブルックス・ブラザース製ウイングチップ・ギリー・シューズ。
材質はレザーとリネンのコンビネーションだ。
サイズは8.5D。

僕が好きだろうと、米国から仕入れてきたばかりの靴を、店主が出してくれた。
最初はピンと来なかったのだが、見ているうちに、これは外せないぞ・・と思い始めた。
レザーと布地のコンビネーション、しかもギリーである。
相当パワーのある一足だ。

ブルックス・ブラザースの依頼でアレン・エドモンズが製造した靴である。
現地でも価格が高騰しているそうで、今後さらに値上がりが予想されるという。
調べたところ日本国内でもまだ少数売られているようなので、欲しい方は早急に入手されることをお勧めする。

サイズは8.5Dで、少し緩めではあるが、まあ許せる範囲のフィッティングであった。
アレンの靴は、しなやかに形状が変化する傾向があり、大きめでも小さめでも何とかなってしまうことが多い。
非常に履きやすいのが美点である。

コンビネーションシューズとは、異なる材質や色のパーツを組み合わせた靴である。
本来スポーツの観戦などに使われる靴で、スペクテイターシューズと呼ばれて、古靴好きの中でも人気が高い。
いわゆる社交場のような華やかな場所で使われる靴であるが、現代では日常で着こなす人が多い。

僕も黒や茶色一色の靴には飽きてきており、このところスペクテイターシューズを狙っていた。
実は既に米国に1足注文しており、到着を待っているところであった。
その前に別のペアが手元にやってきたので、少々戸惑っている。

ギリーシューズとは、スコットランドの舞踏用の靴を起源としており、羽根の形状がU字状に入り組んでいるのが特徴である。
オリジナルに近いデザインのものだと、羽根の下の舌革がなく、隙間からソックスが丸見えになる。
雨などで濡れてもすぐに乾くように考えられているのだという。
(この靴の場合は、舌革は付いている)

また靴紐は、舞踏用だと足首に巻きつけてから縛るのが正式で、その場合はもっと長くて太目の靴紐が付いている。
本来ぬかるみにはまっても脱げないための工夫だったそうだが、その後舞踏用として使われるようになり、激しく踊っても脱げないための結び方になった。
靴紐の先端部には、ご覧の通り飾りのタッセルが付く。

かなり・・というか、思い切り華やかな方向に振った靴である。
少し気恥ずかしいほどの「お洒落」で、なかなか履く勇気が湧かない。
だが見ているだけで、何だかわくわくしてくるのも事実だ。
さて、地味な僕がどうやってこの靴を履きこなすか・・・(笑)

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転送


D810 + AF-S NIKKOR 24mm f/1.4G ED

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会社のメールアドレスに送られてきたメールは、すべて自宅のパソコンの個人アドレスにも自動転送している。
家に帰ってから自宅のパソコンでメールを開くと、会社で見たものと同じメールを受信する。
これが案外便利で、一度読んだにもかかわらず、うっかり忘れていた重要なメールの内容を思い出すことが多いのだ。

いくつか持っている他のメールアドレスに送られてきたメールも、やはり自宅に転送するようになっている。
まるで学校の授業の復習のように、同じメールを2度読むことで、内容が頭の中で整理される。
夜、自宅のパソコンを開く時間は、一日に起きた出来事を反芻する時間として、非常に有効なのだ。

では自宅に来たメールを、今度は会社のパソコンに送ってはどうだろう。
復習の作業が、さらに強化されるのではないか?
などという、そんな軽い思いつきで、不用意に設定を変えたりしたら、大変なことになる。

会社のアドレスに送られてきたメールが、自宅のアドレスに転送され、それが再度会社に送られ、また自宅・・・
というように永久ループに陥り、際限なくメールが受発信され、サーバーがダウンしかねない。
自動転送を設定にするには、よほどの注意が必要だ。
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キーホルダー


D810 + AF-S NIKKOR 35mm f/1.4G

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ドイツで国内線に飛行機を乗り換えるとき、手荷物が引っかかった。
かなり厳しい検査で、ボディチェックも念入りであった。

ゲートをくぐり抜けるだけのものとは違い、筒状のカプセルのような部屋に入れられる。
その中で両手を挙げた格好で立たされ、周辺をセンサーのようなものがくるりと回って身体の内部を検査する。
その後、パーテーションで囲まれた四角いエリアに入れられて、今度は検査官が身体を触ってボディチェックをする。
まあテロのことを考えたら当然であろう。

身体のチェックのほうは、問題なくパスした。
その後、X線検査装置から出てきたパソコンや時計、カメラなどの荷物を受け取った。
ところが肝心のリュックが、いつまで経っても出てこない。
何やら揉めているようだ。
モニタを見つめる検査官の女性が、ドイツ語で話しているのが聞こえる。

制服を着た若い大きな男が来た。
僕の前に立ち、こちらを見下ろしながら、リュックの中に問題があると言う。
何が引っかかったのだろうと思ったが、男がキーと言うのを聞いてピンときた。
弾丸のキーホルダーだ。

20年位前に買った、アメリカのアルボ・オヤラのキーホルダーである。
ニッケルメッキをした.45ロングコルトの弾丸にキーリングが付いている。
よくあるアクセサリーではあるが、火薬を抜いてあっても、実弾であることに変わりは無い。

今までこのキーホルダーが空港で引っかかったことは一度もなかった。
それゆえ、これは大丈夫なのだろうと思い込み、最近は思い出すこともなかった。
現に出国の際は何のお咎めも無かった。
それがドイツ国内で引っかかった。

若い金髪の無表情な男であった。
今回のように、問題が大きくなる可能性のあるケースで出てくる担当官のようだ。
僕のキーホルダーを片手に持ち、青い冷たい目で.45ロングコルトの銃弾をじっと見つめている。
いかにもドイツ人といった顔立ち。
感情の見えない冷たい表情から、国境で秘密国家警察に検問を受けているような気分になった。

「だめだ。これを外せ」
え・・駄目なの? 長く使っている愛着のあるものなのに・・・
「だめだ」

ため息をつきながら、硬いキーホルダーのリングから、キーをひとつずつ外そうとした。
すぐに
「キーを外す必要は無い。リングから弾だけ外せばいいんだ」
と言われた。

弾丸部分を外して、無表情な男に渡した。
「OK、行っていい」
男はそれを持って、ツカツカと向こうに歩いていった。

僕はパソコンなどの荷物をリュックに戻した。
リングだけになってしまった哀れなキーホルダーも、リュックのポケットにしまった。
あの無慈悲な男とは、友達にはなれそうもない・・・

その場を立ち去ろうとした時、向こうの方で、ガーンと硬い物が落ちるような音がした。
あいつめ、僕の弾丸をゴミ箱に放り込んだな・・・
投げ込んで、ニヤリと笑ったあの男の顔を想像しながら、僕は乗り継ぎのゲートに向けて歩き始めた。
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コーナーのテーブル


D810 + AF-S NIKKOR 24mm f/1.4G ED

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先週末に泊まったホテルでは、建物の一番端にある、素晴らしい部屋を割り当ててくれた。
2面に窓のある明るい部屋で、壁際には暖炉があり、広々としている。
一日で帰ってしまうのが惜しくなるほどであった。

その部屋の片隅に、小さな机が置いてあった。
90度のコーナーに、はまり込むように作られた変形型のテーブル。
上にはCDラジカセが置いてあり、そこから静かに鳥の声と音楽が流れていた。

早速そこにパソコンを設置して、作業を始めた。
目の前には窓があり、外の光が射し込んでくる。
窓の外は緑が溢れ、その先には湖がある。

何て快適なのだろうと感心してしまった。
最初は、仮に作られたような、中途半端なスペースのように思えた。
ところが実際に座ってみると、むしろ普通の広い机より快適である。

広々とした部屋の中で、狭まっていくコーナーにある小さな空間。
そこがひとつの小宇宙となり、別の世界を提供してくれる。
窓と音楽も、その空間を特別なものにする重要なアイテムになっている。

広い作業スペースと、録音ルームのように眼前に設置されたスピーカーを、自分の理想のテーブルとしていた。
しかし、むしろこの小さくてさりげないコーナーのほうが、贅沢で豊かな心が得られたことに驚いた。
実用性を考えれば、広いテーブルは必要であるが、ちょっとパソコンをするくらいなら、このほうがずっと快適である。

もちろんこの雰囲気は、広々とした部屋と窓の外の自然があってのものである。
自宅で簡単に得られるものではない。
しかし今までであったら、理想ばかりを考えてしまい、こういうテーブルは避けていただろう。
大きなヒントを得られたのは確かだった。
(上の写真は部屋から撮った外の景色)

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増加


D810 + AF-S NIKKOR 24mm f/1.4G ED

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週末に日光に行ってきたが、観光客でいっぱいだったので驚いた。
近年になく混んでいる。
日本人ばかりでなく、外国人(白人)の家族連れまで来ている。

今回はホテルの予約がなかなか取れなかったのだが、お客自体が増加していることが理由らしい。
原因のひとつは、家康公の没後400年の行事であろう。
しかし、もうひとつあるという。
多分そうではないかと思ったが、やはり箱根のお客が流れてきた影響が大きいという。
例の火山性地震で立入禁止になった影響で、本来箱根に行く予定であったお客が、目的地を変更したのだ。

東京の山の手側に住む人が、休日に行くところと言ったら箱根がポピュラーであろう。
反対に下町に住む人は、日光や鬼怒川、那須といった栃木方面が多い。
前にも書いたが、東京の下町の人は、東北方面を目指す傾向が強いのだそうだ。

山の手の住人は、箱根方面を好む。
新車を買えば、箱根の山道で性能を試すのが慣例である。
週末は箱根にでも行くか・・という生活の人が、かなり存在するのであろう。
遠く離れた日光が影響を受け、観光客の増加がわかるほどいるのだ。
日本人もなかなか文化的な生活をするようになった(笑)

まあ、日光が潤うのは喜ばしいことではある。
少々俗っぽい日光の神社仏閣が気に入らなければ、奥日光にまで行けば、大自然を堪能する事もできる。
見所が多く、かなり魅力的な場所であるのは確かだ。
僕としては、せっかくの楽園に、マナーの悪いどこかの国のお客が、大挙押寄せるようなことさえなければ・・と思う。
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震度4


D810 + AF-S NIKKOR 24mm f/1.4G ED

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工場の応接間でひとりで書類を作っていた。
ガタンとP波・・・
これは大きいのが来るかな・・・

と見上げたら、程なくS波が到達して、ガンガンと突き上げるように揺れだした。
久しぶりに大きい。
この揺れは直下型だ。

その頃になって、携帯からギューギューと緊急地震速報が鳴っているのが聞こえた。
棚に飾ってあったものが、いくつか倒れた。
工場内では練習通り、従業員が二手に分かれて避難を始めた。
火など出ないか確かめるために、僕は工場内に残ってしばらく見て回った。

震源は珍しくも埼玉県の北部、震度は最大で5弱だそうだ。
僕のいた場所は震度4くらいか。
東北の地震の時は、このくらいの余震が毎日のように起きていた。
海外から日本に旅行に来ていた観光客たちには、いい体験になったかもしれない。

ところで昨日の湖の写真であるが・・・
今日の写真の向こうの山の方から、この湖(湯ノ湖)を撮ったものだ。
多分、左手奥の中腹を走る道路の辺りから、こちらに向けてシャッターを切っている。
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D810 + Carl Zeiss Otus 1.4/55 ZF.2

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今日は家族を連れて、もう一度金精道路に行ってきた。
特に何があるわけでもないのだが、高原の空気を吸いたくて行った。
奥日光の終点である湯ノ湖から脇にそれていく山道で、群馬県の高品村へと続いている。
もちろんそこまで行くわけではなく、20分ほど入った菅沼という場所のお土産屋さんまで行き、コーヒーを飲んで帰ってくるだけだ。

残雪を見せたいのも理由のひとつであった。
冬季は雪が多く閉鎖されている道だ。
閉鎖された入り口の写真を、ここにも何度か載せている。

湯ノ湖よりさらに奥地である。
気温は湯ノ湖で17度であったが、お土産屋さんの辺りまで行くと14度まで下がった。
真冬の日中で湯ノ湖で-6度くらいであった(もちろん夜中はもっとずっと低くなる)が、ここは何度くらいになるのだろう。
その季節は来る事は出来ないので確かめられないが・・・

上の写真は山道の途中、道端で撮ったもの。
見えている湖は湯ノ湖であって、中禅寺湖ではない。
その奥にそびえる山は男体山だ。

いつもは湯ノ湖から、こちらの山々を撮っているのだ。
湖の対岸のゴチャゴチャした辺りが、ちょうど湯滝の落ち口で、いつもはそこで撮影している。
いかにここが高い位置であるかだ。
走っていると気圧の変化で耳がツンとなる。

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残雪


D810 + AF-S NIKKOR 24mm f/1.4G ED

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奥日光に来ている。
正月に買ったホテルの宿泊券の福袋があって、その有効期限が迫っていたのだ。
ところが期限前に慌てて使おうと考えた人で一杯で、特に土日はなかなか予約が取れない状況であった。
何度も連絡して、やっと予約を入れることが出来た。

ところで数日前、タイヤを交換した時に、もう雪の上を走ることはないと書いた。
今日金精道路を走っていたら、けっこう雪が残っていた(笑)
さすがに上を走ることはなっかたが、山肌にはところどころ残雪が見える。
お土産屋の駐車場にも、かき集められた雪が山になっていた。

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栃木県


D810 + AF-S NIKKOR 35mm f/1.4G

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昨日、今日と連続して栃木県まで出張してきた。
ひとつは得意先への挨拶、もうひとつは下請け会社と新商品の打ち合わせである。
それぞれ有意義な打合せとなった。

自動車でかなりの距離を移動した。
高速道路を中心に走った。
下の道もスイスイ走ることが出来たので、燃費はリッター15.5キロをマークした。
日本の車から見たら平凡な数値だろうが、僕の運転するドイツ車としては、かなり良好な燃費データといえる。

連日かなりの距離を走って、少し疲れている。
昨日、今日と連続であるが、何と明日も栃木に行く予定になっている。
どうも栃木県とは縁が深いようだ(笑)
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低い音


D810 + AF-S NIKKOR 35mm f/1.4G

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早朝、突然低音が鳴り響き、夢の中から引き戻された。
ゴゴゴゴ・・と地鳴りのような低い音が続く。
窓が共振して、カタカタと震えている。

地震・・だろうか?
ベッドに寝たまま考えた。
それにしては、本震が来ない。
地面も揺れている様子は無い。

外は既に明るくなっている。
カーテンの隙間から、部屋に光が射していた。
手を伸ばして、目覚まし時計を取った。
朝の4時半を少し回ったところだ。

しばらく音は続いた。
半分寝ぼけた状態で考える。
あまり体験したことの無い音だ。
何の音なのか、答えが出ない。

富士山が噴火した?
それが一番可能性が高い。
それとも何かの爆発?
テロか、あるいは他国から攻撃を受けたのだろうか?
爆風が来ないから、遠いはずだ。
もし核攻撃だったら、逃げようがないな。

寝ぼける・・というのは、恐ろしいことだ。
尋常な音ではないのは、理解している。
非常事態かもしれないのに、動こうとしないのだ。
ベッドの上に横になったままで、ぼんやりとした頭で考えている。
考えながら、夢の世界と現実の世界とを行き来している。

ピカリと、ストロボを発光したように光った。
隣でMrs.COLKIDが「雷?」と言った。
やはり目を覚まして、心配そうにしている。
光ってから数秒後に、ゴゴゴ・・という長い音が始まった。

どうやら雷らしい。
光るのは一瞬なのに、ずいぶん音の長い雷だな。
まるで、お腹でも壊したような音だ(笑)

また光った。
数秒後にゴゴゴ・・・

雷なら大丈夫。
急いで逃げる必要は無い。
僕は布団を被り、また夢の中に戻っていった。
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パン


D810 + AF-S NIKKOR 24mm f/1.4G ED

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ドイツで宿泊したホテルは、日本のビジネスホテルに近いものであった。
まあ部屋はずっと広いし、食事もいい。
しかしどこか殺風景な雰囲気は、観光に来て泊まる宿には見えなかった。
対応もそれほどいいとは思えない。

ただ展示会が開かれている間は、会場に近い(その気になれば歩いていける)こともあり、宿泊料金は非常に高い。
1泊で数万円取られる。
まだひとりだからいいが、大勢で来たらこの金額は痛い。
他の人たちはもっと遠い場所にある、割安のホテルに泊まっていたようだ。

朝食は最初は美味しいと思ったが、2日目も3日目も、メニューが同じである事に気付いた。
ビュッフェ方式で、パンや飲み物以外には、ハム類、ソーセージ類、チーズ類、玉子料理、サラダ、ヨーグルト類など、かなりの種類の食品が並んでいる。
ところがよく見ると、毎日まったく同じものが出されていることがわかった。
味は悪くないのだが、数日間泊まると、さすがに飽きてくる。

パンは小さなバスケットに入れて、自分のテーブルに持っていく。
大きな皿に乗せられたパンから、どれにしようかと選んでいると、ボーイが来てポイとパンを1個、その中に放り込んでいった。
他のお客の食べ残しのパンを戻したのだ。

もちろん食べ残しと言っても、口をつけたものではない。
歯型がついているわけではないが(笑)、いきなり当然のように戻したので、ちょっとビックリした。
日本でこんなところをお客に見られたら大変なことになる。

子供の頃、外務省に勤めていた叔父から、よく聞かされた話を思い出した。
フランスに駐在している間、お偉方が呼ばれるようなパーティでも、食べ残すのは勿体無いからと、残り物をゼリーで固めて、次の食事で再度出される事があったという。
時に歯型のついたものが入っていることもあると言っていた。
食べ物を粗末にしない・・という事なのかどうかはわからないが、外人は随分とケチだなあと思ったのを覚えている(笑)

まあいずれにしても、ビュッフェ方式の食事で、一度食べようとして席に持って行きながら、食べきれずに残すのもマナーに反している。
万一食べきれない時は、そのパンが再利用されることを前提に、次の人が嫌な思いをしないよう、きれいに残すのが礼儀なのだろう。
それを守らないと、結局自分に返ってくる(笑)

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セール


D810 + AF-S NIKKOR 35mm f/1.4G

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米国のアレン・エドモンズのサイトで、先月ひとつオーダーを入れた。
ちょうどセールの最中で安かったのだ。
しかし製品の在庫が無くて、製造に2週間かかると表示された。

それから3週間ほど経つが、いまだに動きが無い。
まだかな・・と思って、状況を確かめようと、時々サイトにサインインする。
出荷されたら、転送サービス会社に情報を知らせなければならないのだ。

しかし、オーダー・ステータスは受注済みの状態から進展しない。
この辺ののんびりした感じは、いかにもエドモンズらしい。
まあ仕方がないか・・という気持ちになる(笑)

ところで、自分の過去のオーダー履歴を見てみると、すべてセールのタイミングで買っていることがわかった(笑)
いつも4月か12月である。
エドモンズの靴の価格は、大体300ドル台だが、それが100ドル以上安くなるのだから、けっこうお買い得感があるのだ。
セールの時しか買わない僕などは、エドモンズにしてみれば、いいユーザーではないのかもしれないが・・・

と思ったが、お店に卸した時の利益と、直接エンドユーザーに売る時の利益の差を考えたら、やっぱりそう悪い客でもないだろう。
メーカーとユーザー直結の時代とはいえ、靴のように実際に試着することが大切なアイテムでは、通販は簡単にはいかない。
エドモンズにしてみれば、お店に半額で卸すより、少々値引いてでも直接買ってくれるお客のほうがいいはずだ。

今回は、ちょっと面白いことを思いつき、いつもとは違う製品を注文した。
たまたまその思いつきを実行するのにピッタリの靴が、セールの対象になっていたのだ。
通常はあまり売れないはずの靴なので、製造が後回しにされている可能性もある。
到着したら例によって「変わった実験」をする予定なので、乞うご期待(笑)
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コンビニ弁当


D810 + AF-S NIKKOR 35mm f/1.4G

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母親がしばらく不在だったので、お昼を作ってくれる人がいなかった。
仕方が無いので、朝会社に行くときに、コンビニに寄ってお弁当を買うことにした。

会社のそばのコンビニに入ってみた。
ところが、ろくなものが無い。
冷蔵の棚には、2つか3つ、お弁当が売れ残っているだけだ。

少し離れたところにある、もうひとつのコンビニにも行ってみた。
そこも在庫は数えるほどで、似たような状況であった。
棚に隙間が目立つので、いくつかあるお弁当も、いかにも売れ残りといった風情で、あまり美味しそうに見えない。

聞くと、9時を過ぎないと配送車は来ないという。
僕が行ったのは、朝7時頃の早い時間だった。
売り切れの目立つ、空白の時間帯なのかもしれない。

翌日、試しに駅の改札前のコンビニを覗いてみた。
すると、お弁当が豊富に揃っているではないか。
冷蔵棚にズラーッと並んでいる。
どれも新鮮で美味しそうである。

通勤客が大勢通る時間帯なので、お弁当を買う人も多い。
ひっきりなしにお客が来ては買っていく。
お店のほうも、在庫を切らさないために、新しいお弁当をどんどん補給している。

恐らく販売量は、街のコンビニとは桁違いのはずだ。
お店の立地条件に合わせて、配送時間や供給量は、しっかり計算されているに違いない。
コンビニ弁当も、どうやら売れているお店で買うのがよさそうである。
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眼鏡フレーム


D810 + AF-S NIKKOR 24mm f/1.4G ED

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晴れていたが、何分写真の貯蓄はいっぱいなので、撮影はしなかった。
かわりにいろいろお店を回った。
なかなか楽しかった。

アンティークの眼鏡というのを買ってみた。
正確にはアンティークの眼鏡フレームである。
自分の生まれる前、50年代が中心となる。

なぜか現代のものより自分の顔に合う。
大きさといい、雰囲気といい・・・
鏡を覗き込むたびに、違う自分がいる。
ちょっとビックリした。
要は自分の顔が、現代風ではないということか・・・(笑)

けっこうはまりそうな世界である。
予備の眼鏡が必要であったが、アンティークで揃えることに決めた。
眼鏡店で売られている中途半端な眼鏡より、質もずっといい。

レンズだけは自分に合わせたものを入れなければならない。
帰りに眼鏡の量販店に寄り、レンズをお願いして買ったフレームを預けてきた。
乱視が強いので玉の在庫が無く、取り寄せに10日ほどかかるという。
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タイヤ交換


D810 + AF-S NIKKOR 35mm f/1.4G

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今日やっとタイヤを交換した。
夏用のBSに戻したのだ。
さすがにもう雪は降らないだろう。
近く山のほうに行く予定があるが、残雪に遭遇することはあるまい。

ヨーロッパで撮影した写真を整理している。
かなりの量があって、処理に時間がかかっている。
ただ現像するだけなのだが、途中までやって、疲れて寝てしまった。
優に2か月分はあるが、使っているうちに季節外れになってしまうな・・・
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