詐欺


Z7 + NIKKOR Z 50mm f/1.8 S

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知人の会社に、ある外資系の企業から短期間で大量に製品を製造して欲しいという依頼が来た。
聞くととんでもない数量である。
しかも納期も短く、いきなり来て今月中に納めろという。

何ヶ月か先までの納入計画を見せてもらったが、毎月増加していき、途中からはどうやっても対応不可能な数量になる。
徹夜で生産しても追いつかない数だ。
その工場で生産できる限界数と一桁違うのである。

その発注をした会社は、あちこちのメーカーに声をかけたが、あまりに無茶な話なので、一部からは断られたようだ。
比較的安い価格帯の製品で、それほど儲からない仕事なのだ。
そんな仕事で生産枠が一杯になってしまい、せっかくの高利益な商品の生産が出来なくなったら、いくら売り上げが上がっても被害が大きい。
つまりあまり積極的にやるべき仕事ではないのだ。

そもそもこんな短期間で資材が集まるのだろうか・・と知人は言う。
仮に調達できてもそれなりの資金が必要になる。
本来なら断るところだが、別の大手得意先が間に入ってクッションになると申し出てくれた。
付き合いもあるので、やれる範囲でよければ・・という条件で受けることにした。

それよりも、まずは詐欺を疑いたくなる。
オリンピックみたいな華やかな催しの裏では、必ずそういう人間が出てくるから気をつけるようにと、過去に業界の先輩から忠告を受けたことがある。
そのパターンにピッタリ当てはまるのだ。
僕も心配になり知人にその事を告げた。

しかしそのクッションになってくれる得意先も、やはり詐欺を疑いながら慎重に動いているという。
承知の上で受けるならいいだろう・・ということになったようだ。
もちろん前金として代金を受け取ることが条件である。

早速今月からある数量を納めて欲しいと言われ、知人の工場は現在生産に入っている。
来月の予定を見せてもらうと、すでにその工場の容量一杯ともいえる数量である。
本当にこの数が作れるの?と思わず聞いてしまった。
まあやれるところまでやるさ・・と知人も笑っていた。

先方は、これに対応出来ないなら他のメーカーに切り替えると脅しのようなことを言ってくるのだという。
相手を動揺させて考える暇を与えないのは、典型的な詐欺の手口である。
段々と注文数が増加し、最後に大量に発注し、払わないでドロン・・・というパターンではあるまいな(笑)

何とも危なっかしいが、実はIT時代の新興企業によく見られる手法でもある。
彼らは実際にものを作る部分には携わらず、その経験も無いので、スピードと数字だけでしかものを見ることが出来ない。
そのため地に足が付いておらず、どうしてもやり方に詐欺っぽさが伴う。

念のためその会社について調べてみたが、海外で若手が起業したベンチャーで、一応プレス発表も行われて話題にもなっているし、日本の大手企業が出資をしている。
その会社のふりをした詐欺という可能性もあるが、日本法人の住所も一応あっている。
恐らく詐欺では無いのだろうが、あの感じでは、急に方針を変えたからもういらないとか言いかねないよなあ・・・
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オックスブラッド


Z7 + NIKKOR Z 50mm f/1.8 S

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アレン・エドモンズのパーク・アベニュー。
65ラスト。
ダイナイト・ソール。
色はオックスブラッド。
サイズは7EE。



白状すると特別欲しくて購入した靴ではない。
以前よりこのブログで時折取り上げているアレン・エドモンズの65ラストの研究の一環で、サイズが7EEの靴がどうしても必要だった。
そこでB級品扱いであるファクトリー・セカンドに狙いをつけ、セールになるタイミングを待っていた。

1月にそのチャンスが巡ってきたので発注した。
価格は約200ドル程度であった。
最近は靴の価格そのものがかなり上昇しているので、セールでも以前のような割安感はない。

ファクトリー・セカンドの製品は基本的に日本には送ってくれない。
そのため以前購入した時は、先方の担当者とメールで話し合い、オレゴンの転送サービス会社に送ってもらった。
2017年2月1日の日記 SHOE BANK 1
2017年2月2日の日記 SHOE BANK 2
2017年2月3日の日記 SHOE BANK 3
2017年2月4日の日記 SHOE BANK 4
2017年2月5日の日記 SHOE BANK 5

今回はセール期間中だったので、AE社のメインのサイトの発注の仕組みを使ってファクトリー・セカンド品を発注することが出来た。
すると仕組みが新しくなっており、日本からの購入なのに別の国の住所に送る機能が加わっている。
不思議な機能であるが(笑)早速転送サービス会社の住所を登録して利用させてもらった。
今はそういう「裏技」的要求も多いのかもしれない。



実のところ、65ラストを使ったモデルのサイズ7EEであれば何でも良かった。
65ラストの靴というと、パーク・アベニュー、フィフス・アベニュー、ストランド、マックアリスターなどがあるが、B級品となると在庫のあるものは限られる。
以前より同社のB級品専門のサイトであるシュー・バンクで在庫を確認していたが、そもそもワイズEEの生産は限られるようで絶対数が少ない。
しかも今回はセール期間中ということで、みるみるその少ない在庫が無くなっていく。
慌ててこのオックスブラッドのパーク・アベニューを発注した。

届いてみると、どうしてどうして、なかなかいい靴である。
オックスブラッド(雄牛の血)というとどす黒い赤を連想するが、今回届いたパーク・アベニューは赤みのある明るめのブラウン・・という感じの色である。
アレンの靴の中では、以前あったメルローの方がダークで血の色に近い印象がある。



内羽根式ストレートチップというと、まずはフォーマルな黒が思い浮かぶが、こういう華やかなブラウンというのもいいものだなと思った。
キャップトゥ独特のドーンという迫力があって思わず目が行く。
なかなかの存在感である。
B級品扱いという事で、よく見ればわずかな染みや傷などあるにはあるのだが、例によってアレンなので正規品と大差ない(笑)

足を入れてみると、羽根は程よくV字に開いてくれる。
サイズ感はちょうどよく、アレンらしいストレスの無い履き心地だ。
こういう特殊な色のストレートチップを、ひとつ持っていると意外に重宝するかもしれない。
これで65ラストで僕の足に合う各サイズの靴が揃ったので、いつかレポートをここに書きたい。
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ポケット


Z7 + NIKKOR Z 24-70mm f/4 S

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昨年暮れ、濃紺のカシミアニットのカーディガンを買った。
デパートのセール会場を家族で歩いている時に、店員さんから勧められたのだ。
母親が僕に似合うからと言ってプレゼントしてくれた。
大体僕の着るものはセール品である(笑)

Mrs.COLKIDは黙っていたが、そのカーディガンを買うことに必ずしも賛成ではない・・という顔をした。
後で聞くと、あなたはそれに似たカーディガンを既に持っている、という。
確かに家に帰ってみると、昨年買ってもらったものがほぼ同じ色であった。
ただしそちらはカシミアではない。

僕はお洒落ではないと自認しているが、意外に衣装持ちなのだ。
クローゼットには自分でも知らない服が大量に下がっている。
お洒落にあまり興味が無いので、どのようなものがあるのか自分で把握していないのだ。
しかも古いものの処分の仕方も分からないので、どんどん溜まっていく。
前述の通り、Mrs.COLKIDの方が何があるか心得ている。

それはそうと、そのカーディガンであるが、セールで安かったとはいえ、品質は良いようだ。
恐らく正価はけっこうするはずだ。
着ていると驚くくらい暖かい。
ちょっと膝にかけても、その部分だけ暖かくなる。

そのため寒い日には好んで着るようになった。
薄手で軽くて邪魔にならないところもいい。
昨年買ったものもブランド物でカッコいいのだが、暖かさではカシミアの方が一枚上手である。

母親が勧めるくらいだから、僕に似合うのだろう。
と思っていたが、どうも気に入らないところがあるようで、着ている僕を見て、母親とMrs.COLKIDが何やらヒソヒソと話している。
聞くとポケットが貧相に見えるという。

せっかく形がいいのに、着るとポケットの辺りがだらしなく見えるようだ。
素材が柔らかいために、ポケットの口が開いてしまうのだ。
しかもポケットの内側の素材が、不釣り合いなほど安っぽくて、妙に野暮臭い。
やはりセールに出ると言うのは、そういうツメの甘さが理由であろうか。

それでも暖かいものだから愛用していた。
先日いつものようにそのカーディガンを着て、ポケットに手を入れようとした。
ところが、手が空を切った。
あれっと思ってポケットを探したがみつからない。

「ポケットが・・・ない!?」
よく見ると、いつの間にかポケットの口がきれいに縫い込んであった。
知らないうちに、二人がカーディガンを改造してしまったのだ。
ちょっと驚いたが、ポケットが開かなくなったお陰で見た目も大分よくなったようだ。
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平紐


Z7 + NIKKOR Z 50mm f/1.8 S

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オールデンのブーツには平紐が使われている。
きしめんのように平たい靴紐である。
エレガントではあるが、今ひとつ好きになれない・・・と書こうと思ったら、すでに数年前に書いていた。
2016年9月14日の日記

使っているうちにどうしても捻じれてしまい、それが気になって気になって・・・精神衛生上好ましくないのだ。
それに意外に弱くて、ギュッと締めると金具のところで紐が痛んでいく。
ブーツはそんな事気にせず荒っぽく履きたいので、新しいものを買ったら、早めに丈夫な丸紐に替えるようにしている。


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薬漬け


Z7 + NIKKOR Z 50mm f/1.8 S

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半年ほど前からずっと肩が痛かったが、マッサージを受けても改善せず、むしろかえって悪化するだけであった。
変な話だが、マッサージ店で整形外科に行くよう勧められて、先々週行ってきた。
病院でレントゲンやMRIを撮り、結果肩の筋肉の隙間に水が溜まっていることが判った。
注射を射ち痛み止めの薬などが数種類処方された。

先週は風邪っぽい症状が出て、やはり週末に内科の病院に行った。
ここにも書いたが、熱を測っても平熱の範囲であった。
そのため各症状を抑える数種類の薬を処方された。

それ以外に糖尿の薬を飲んでいる。
風邪の薬を貰う時にお薬手帳を見せたら、整形外科で処方された薬が薬剤師の目に留まった。
痛み止めの薬の成分が被るので、整形外科で出た薬のうちのひとつを飲むのを止めるようにと指示があった。

糖尿、風邪、筋肉痛と三つ巴の大量の薬が手元にある。
それぞれ飲むタイミングと数量が異なる。
あるものは毎食後、あるものは朝夕、2錠だったり1錠だったり・・・
さすがに覚え切れない。

バラバラに持つと失くしたり忘れたりするので、一つのケースにすべて入れて持ち歩いている。
食事の時にそれぞれの紙袋から必要な数を出す。
多い時で10錠以上の薬である。

袋に書いてある用法を確かめながら、テーブルの上に並べていく。
赤、緑、銀・・といった色とりどりの包装・・・
まあ、見ていて気持のいいものではない。
外食の時はみっとも無くてちょっと出せないよなぁ・・・
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マスク


Z7 + NIKKOR Z 24-70mm f/4 S

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風邪を人にうつしてはいけないと思い、この数日間マスクをしている。
最近のマスクはよく出来ていて、軽く走ったくらいでは息苦しくならない。
耳が痛くなることもほとんどない。
大勢の人がマスクをしているので、かなりの開発競争があるはずで、進化する速度も速いのだろう。

不便だな・・と感じたのは、スマホをいじった時だ。
顔認証の機能が利かない。
顔の下半分が隠されているので当たり前ではあるのだが・・・

毎回顔認証に失敗し、パスコードを入力する画面に変わってしまう。
少しでも間を置くとロックされてしまうので、その度にパスコードを入力して解除しなければならない。
これなら旧型の指紋認証の方が楽であった。
逆に言うと、普段いかに顔認証の恩恵を受けていたかである。

ネットで調べてみたら、iPhone側に学習能力があるそうで、認識できなくてもパスコード入力を繰り返すと、そのうちマスクをした顔を覚えてくれるらしい。
確かにそういうAI的な機能がないと、髪型を変えたり痩せたりするたびにロック解除が出来なくなってしまう。
人の顔は常に変化していくものなのだ。

僕のiPhoneも、いつの間にか学習してくれたようだ。
完全にマスクをしたままだと難しいのだが、少しずらして鼻まで出すと認識してくれるようになった。
赤外線でマスクの下の顔を判別すれば・・なんてことを考えたが、機械が頭を使って対応する方がスマートだ。
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丁寧な言葉


Z7 + NIKKOR Z 24-70mm f/4 S

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仕事で一般の方から質問をいただくことがあるが、とても丁寧な文章で書かれている。

「お忙しいところ恐縮ですがご教示いただきたくよろしくお願い申し上げます」
とか
「教えていただければ幸甚です」
とか・・・

日常では使わないような丁寧な言葉だ。
恐らく書いているのは30歳代くらいの男性が多い。
それだけに少し不自然にも感じるのだが、何かメール作成の定型文でもあるのだろうか・・・
僕など得意先に対するメールでも、もう少しぶっきら棒な書き方をするので反省している。
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ローテーション



Z7 + NIKKOR Z 50mm f/1.8 S

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マルモラーダが3足揃うといいことがある。
ローテーションが組めるようになり、ほぼ毎日マルモラーダを履くことが出来るのだ。
何と言う幸せ(笑)

昨日はブラック、今日はグレー、明日はベージュ・・・
それに合わせてファッションも変わる。
これでダークブラウンが加われば完璧だ(笑)

オールデンとか安藤製靴とかエドモンズとか、今まで履いていたブーツより、マルモラーダは明らかにワンランク上の製品だ。
品質感も材質も違う。
まあ価格も違うから当然なんだけれど・・・
実際マルモラーダを履くようになって、他のブーツの出番が大幅に減っている。
もちろんオールデンやエドモンズも大好きではあるのだが・・・

3足のマルモラーダのうち2足の素材はスエードだ。
スエードのマルモラーダの履き心地は特に優れている。
しっかりとした硬質な作りに、スエードならではのしっとりとした柔らかさが加わり、非常にしなやかな履き心地のブーツに仕上がっている。
足首まで覆われているにもかかわらず、動きも滑らかで階段の上り下りもスムースだ。

一番地味なグレーのスエードが、もっともモダンに見えることもわかってきた。
マルモラーダといえばまずはエキゾチックレザーや華やかなコロラートが欲しくなるが、スエードもいいものだなと思う。
グレーのスエードを買った時に、店員さんから、こういう合わせやすい色を買うべきですよ、と真面目な顔で勧められたのを思い出す。
今になって、なるほどな・・と感じている。

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予定外


Z7 + NIKKOR Z 50mm f/1.8 S

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ほとんど外に出ず、昼寝をしたり、ネットをしたりして過ごしている。
せっかくの連休なのに、何だか勿体無い時間の過ごし方だ。
結局雪は降らなかったし、日差しもあったので、出来れば撮影に出かけたいところだった。
まあ休んだお陰で熱っぽさはほとんど無くなったのだが・・・

それにしても、一日中インターネットというのもよくない。
「欲しいもの」を見付けてしまうのだ(笑)
普段なら気付かなかったはずのものに、長時間検索しているうちに辿り着いてしまう。
お陰で予定外の散財になりそうである(笑)
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お休み


Z7 + NIKKOR Z 50mm f/1.8 S

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今日は一日寝たり起きたりゆっくり過ごしている。
会社に出るのもやめた。
インフルエンザだったら、人にうつすわけに訳にいかないし。
寒いからちょうどいいが、一度も外には出ていない。

以前何回となく書いているが、僕は子供の頃の扁桃腺の手術以降、熱が出にくい体質になった。
そのため今回も測定したら平熱であった。
身体のあちこちが痛く、多少ふらつきもあり、症状としては熱がある時のそれと同等なのだが・・・

しかし実際に熱があるわけではないので、インフルエンザ用の特効薬は使えないようだ。
喉を見て、ああ、インフルエンザといっていい程、真っ赤になっているね・・と言われただけだった。
熱が無いだけでインフルエンザの可能性は否定されるのか、それとも今更飲んでも仕方がないのか・・・
検査もせずに、咳止めなどの抗生物質や風邪薬が処方されただけだった。

それにしてもまだ土曜日の日中である。
連休を何もせずにただ過ごすなんて何年ぶりか・・・
早く治って仕事なり趣味なりに打ち込みたい(笑)
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