バックアップ


D850 + SIGMA 35mm F1.4 DG HSM

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会社のデータのバックアップであるが、大体ひとつの形が出来上がってきた。
ここで過去に何度か話題にしてきたが、お陰様でほぼ落ち着いた感じだ。
今は安定して運用している。

以前はハードディスクに記録したものを時折別のハードディスクにコピーするだけだった。
しかし定期的に壊れ、その度にヒヤリとさせられた。
会社のデータは失うと被害が大きい。

まずは壊れにくいHDDを選ぶことが重要であろう・・と考えた。
いろいろ調べてみると、機械的な信頼性ではウエスタンデジタルのレッドというHDDの評価が高いことがわかった。
NAS用にカスタマイズされたHDDで、24時間365日の稼働を想定しているという。

またこのレッドが2連装になっており、RAIDの組める製品が比較的安価に販売されていることがわかった。
早速ヨドバシアキバでレッドを使用した外付けのHDDを買ってきた。
6TB(3TBが2台)で4万数千円。
RAID1を選びミラーリングで2台のHDDに同時に書き込む形にする。
実質的な容量は3TBになるが、会社のデータを保存する分には十分である。

お盆休み明けにセットしたが、USB3.0なのでデータのコピーも早く、半日ほどで移行が完了した。
WD社の登録画面がいまいちで、日本語の登録ページに韓国語が混ざったりと少々呆れたが、とりあえずは問題なく動き出した。
現在はこのレッドをメインの記録媒体として使い、電源を落とさないで動かしっぱなしにさせている。
ミラーリングなのでバックアップも自動的に取られている。
さらには念のためにもう1台外付けHDDを用意し、2台目のバックアップとしてコピーを取っている。

またオンラインでのバックアップサービスも試験的に利用し始めた。
以前ここでも教えていただいたドロップボックスだ。
3TBで毎月5千円程度で使用できる。

調べてみると、ドロップボックスは過去にハッキングを受けてデータが流出したトラブルがあったようだ。
それを聞くとちょっと心配になる。
しかし確かに驚くほど便利で、機能が充実しており完成度も高い。
恐る恐るではあるが、まずは使ってみることにした。

本来は数人でデータを共用できるところが売りであるが、とりあえず自分のパソコンのみを登録し、バックアップ専用のオンライン・ストレージとして使用することにした。
こちらもデータの移行は驚くほど早く、1日かからないですべてコピーできた。
データはどこかのサーバーの中にあるのだが、自分のパソコンに直接つながったHDDのように扱うことが出来るし、外からもスマホなどでデータを呼び出すことが出来る。
便利過ぎて何だか怖いが・・・

社内のハードディスクで2系統、さらにオンライン・ストレージにバックアップがあればまず大丈夫であろう。
組み合わせとしても完成度が高く、とりあえずはこの問題が解決できてほっとしている。
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標高


D850 + SIGMA 35mm F1.4 DG HSM

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ふと気になって、自分の家や会社のある場所の標高を調べてみた。
大地震に伴う津波や、台風による川の氾濫などの災害に関係してくるからだ。
津波による被害が、むしろ地震より大きいのはご存知の通りである。

当たり前のことだが、水は基本的に低いところに流れ込む。
物理法則なのでそれは確かなのだが、必ずしも地図上で標高の低いところに行くとは限らない。
川が氾濫したとしても、決壊する河川によって、どこが水没するかは変わってくる。
水の流れる勢いや方向もあるし、土地の高低の組み合わせも関係しているだろう。

区では川ごとに洪水の被害想定マップを発表している。
それを見ると、氾濫する川によって結果がだいぶ違うのが分かる。
標高はあくまで参考データのひとつに過ぎないということだ。

グーグルマップをベースにして、標高が表示されるサイトがいくつかある。
それらをいくつか試してみたが、けっこうサイト毎に誤差があり、それぞれ違う数値が表示される。
どれを信じていいのかわからないが、区の発表している被害マップと見比べると、何となく実像が見えてくる。

まず自宅であるが都内の下町にあり、標高はそれ程高くない。
いくつかのマップで調べたが、5メートル前後のようだ。
ただマンションの中層階なので、日本沈没級の津波が来ない限りは自宅内部まで浸水はしないだろう。
地域的に大きな被害を受けるのは荒川が氾濫した時だ。
人間の背の高さくらいまで水没して、その中にポツンと島のように取り残されることになる。

会社の工場のある場所は、標高10メートルから11メートルのようだ。
ここはすぐ横に大きめの川があるので、そこが氾濫したら大変なことになる。
しかし工場の床は地面から1メートル程度上げて作ってあるので、その分の余裕はある。
庭にある資材倉庫は水没するが、内部に中二階があるので、そこに避難したものは助かるだろう。

那須のMrs.COLKIDの実家であるが、こちらは標高300メートルくらいである。
100メートルで気温が0.6度下がると言われているので、計算上東京より2度程度低いはずだが、実際にはもっと寒い印象がある。
20年程前に那須で余笹川が氾濫し、流された家も多数出たが、実家は山間にあり被害はなかった。

ただ家の裏には山がある。
隣接しているわけではないが、山崩れは大規模に発生するので、少々離れているくらいでは安全とは言えない。
地元の人は、ここは先祖の代から数百年災害は起きていないから大丈夫・・とよく言う。
しかし自然界がもっと大きなスパンで動いており、今までの常識が通用しないのが現在の災害である。
油断は禁物である。
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測定


D850 + SIGMA 35mm F1.4 DG HSM

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ZOZOSUITで測定し、Tシャツとジーンズを発注した。
測定したデータとともに体形がスマホに3Dで表示されるのだが、その結果を見て、ちょっと変だな・・という気がした。
何だかやけに不恰好だし、各データも実際のサイズと違うような気がしたのだ。
胴回りの数値は、いつも履いているズボンのサイズよりかなり大きい。

しかし測定した結果のデータである。
まずはそのデータを信じて、そのまま注文してみることにした。
そのサイズの在庫は無かったようで、注文してから到着まで2週間以上かかった。
はたして到着した服を着てみたところ・・・

まずジーンズはかなり大きい。
ブカブカである。
そのまま脱げてしまうほどで、ベルトで留めると余った分が折り曲ってしまう。
しかも丈は短い。
これは返品であろう。

Tシャツは逆にピッチリと身体に張りついてくる。
小さいわけではないのだが、いつも緩めに着るのに慣れていたので、ちょっと戸惑う。
丈が少々短くて、おへそが出そうである。
これもちょっと厳しいかな・・・

結局どちらも作り直して貰うことになった。
オンラインで返品の処理をすると、各部のサイズをどのくらい変更するかを入力する画面になる。
ジーンズは腹部と腰部、それに丈のサイズを、プラスマイナスどのくらい補正するかを入力する。
補正の単位はけっこう荒っぽくて3センチ刻みである。
測定誤差、製造の精度、素材の伸び縮みなど考えると、それ以上細かくても意味がないのかもしれない。

自分で測定するのは難しいので、Mrs.COLKIDにも協力してもらいメジャーで測った。
その結果胴回りは6センチも小さくすることになった。
Tシャツは丈だけ3センチ長くしてもらった。

その後新しいTシャツだけ先に届いたので、その箱に最初に届いた寸法のおかしいTシャツとジーンズを入れて送り返した。
現在はジーンズの到着を待っているところだ。

ZOZOSUITでの測定からやり直さなければなるまい。
恐らく最初の測定の時点から、数値が狂っているのだ。
これならという数値が出るまで、何度か測定を繰り返す必要がありそうだ。

恐らく同じようなトラブルが他にも出ているはずなので、ZOZO側も対応が大変だと思う。
調べたら、測定結果をより正確にする方法があちこちのサイトで解説されている。
測る側にもノウハウが必要のようだ。

なかなか理想通りにはいかない。
ZOZOでは1センチ単位の精度で製品を作っていると言うし、恐らくしっかり測定すればかなり有効に機能するのであろう。
画期的な方法でもあるので、諦めずにトライしていきたい。
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拡大


D850 + SIGMA 35mm F1.4 DG HSM

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時々ヨドバシアキバに寄って、ノートパソコンを見てくる。
例の「次期ノートパソコン」の候補機種選定である。
主にモニタの映りとキーボードのタッチをチェックしている。

モニタの高画質を謳った製品はあまり無い。
むしろモニタの性能を隠しているようにさえ感じられる。
解像度のように分かりやすい数値ばかり主張して、色域のカバー率などにはあまり触れていない。
僕の欲しいのは13インチクラスで色の再現が忠実なモニタを搭載したノートあるが、そういう需要自体があまりないのだろう。

モニタの性能を謳った機種となると、4Kモニタ搭載機・・という事になってしまう。
4Kは解像度が高いというだけで、色の再現性がいいという事ではない。
とはいえ、普通の製品よりは気を遣っているはずで、実際ほとんどの4Kの液晶はsRGBの色域をほぼカバーしているようだ。
そこで対象をHPやデルの4Kモニタ搭載機種に絞った。

ところで4Kの解像度でスケーリング100%で表示すると、ウィンドウズのアイコンなどは豆粒のようになってしまう。
特に画面の小さい13.3インチでは、表示が本当に小さくなってしまい実用性に乏しくなる。
そのためお店に展示してある4Kの機種の多くは、最初からスケーリング200%に設定されている。
200%に拡大して、やっと読める大きさになるのだ。

画質をチェックしたくて、自分のブログを開いて「大きな画像」を見てみた。
ところが少しブレたような滲みのある画像で表示される。
驚いてめがねを外して顔を近づけて見たが、やはり細部が滲んでいる。
これはどうした事か・・・

最初は訳がわからなかくて困惑したが、よく考えたらこれは200%拡大の状態であった。
拡大すると、文字は良くても画像はおかしくなる。
スケーリングを100%に切り替えてみると、すっきりとシャープな画像に戻った。
その代わり4Kの解像度は3840×2160なので、幅1920ピクセルの「大きな画像」では、画面の左上4分の1の位置に小さく表示されるに過ぎなくなる。

これは困った問題である。
画像を加工する時は、D850などの高解像度のデータは、スケーリング100%で作業を行えばいいだろう。
一方でネットを見る時は、文字が小さくて読めないので200%の表示を選ぶことになる。
ところがそれだと画像の表示がおかしくなる。
4Kモニタを使う人が日常的にスケーリング200%で見ているとしたら、こちらの意図した画像は表示されていないことになる。
さて、どうしたらいいのだろう・・・
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ソール交換


D850 + SIGMA 35mm F1.4 DG HSM

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フット・ソー・ポートのVチップのソールを張り替えた。
いろいろと、いわく付きの靴である。
上の写真や過去の日記を見ていただくとわかるが、左右で製造年に6年も違いがありり、色も形も微妙に異なるのだ。
2017年4月17日の日記
2017年5月4日の日記

それでも履き心地が抜群なので、気に入って履いていた。
まさか左右の靴の作りが違うなんて考える人はいないから、言わなければ誰も気が付かない。
履いている時はなるべく見ないようにすれば、まあ何とか我慢できる(笑)

ところが数回履いたところで、つま先部分のソールがパカっと剥がれてしまった。
隙間が空いて、出し縫いの白い糸が見える。(下の写真)
これには参った。



古靴の場合、作られて半世紀からの時間が経っているので、稀にこういう事があるのだ。
新しい靴ではないので、保証は利かない。
それは最初から納得した上で購入している。
お店側も危なっかしいものは弾いているので、そう年中起きることではないのだが、こればかりは運であろう。
さて、どうしたものか・・・

履き心地は申し分ない。
しかし修理(ソール交換)するには、靴本体の購入価格とほぼ同じくらいの費用がかかる。
それを聞いて修理は諦めて、捨ててしまう人も多いのだそうだ。
ちょっと悩んだが、長年生き延びてきた靴をここで廃棄してしまうのは忍びないので、結局修理をお願いすることにした。
維持するのに追加のお金がかかるわけだが、今後何年も履いてやれば元も取れるだろう。



どうせなら実用性を高めようということで、ラバー製のダイナイト・ソールを選んだ。
多少は雨に強くなる。
ところがシングル・ソールでラバーのダイナイトだと、外観上カッコ悪いものになる、と職人さんから指摘を受けた。
それならと、ダブル・ソールにしてもらうことになった。
どんどんお金がかかっていく(笑)

かくしてダイナイト・ソールのフット・ソー・ポートという、あまり見たことの無い靴が誕生した。
なかなかカッコいい。
ダブル・ソール化で重厚感が増して、いい感じに仕上がっている。

ソールの厚みが増すうえ新品のソールは曲がりにくいので、以前と履き心地が変わるかもしれない・・・
そう思いながら、本日この靴を履いて都内を歩いてみた。
しばらく履いていたのだから当然ではあるが、最初から当たるところはなく、そのまま長距離を歩いてもまったく問題は出なかった。
少し重くなっているが、気になるほどではない。
愛用のフット・ソー・ポートが復活してくれて大変嬉しい。

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記録更新


D850 + AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED

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今日の午後、車を運転していたら、外気温計が40.5℃を示した。
これは新記録だ。
今までは39.5℃が最高であった。

今年の1月には-8℃という、低い方の記録も更新している。
なかなかダイナミックな年である(笑)

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寄付


D850 + SIGMA 35mm F1.4 DG HSM

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昨年の事であるが、ウィキペディアを開いたら、寄付をして欲しいと大きく表示された。
ウィキペディアにはいつもお世話になっている。
調べ物をする時の基礎データは、このサイトから貰う事が多い。

皆が知識を出し合ってデータを共有するという、ネットの理想的な活用方法といえる。
また様々な意見を付き合わせることで、比較的信憑性や公平性の高い情報源でもある。

広告も表示されないし、財源は何なのだろうと思っていた。
調べてみたら、ウィキペディアを運営するウィキメディア財団は、寄付によってすべての運営費を調達しているのだそうだ。
これは運用していくのは大変であろう。

こちらで一方的に情報を貰うだけでは申し訳ない。
世の中ギブ・アンド・テイクであるし、何らかのお返しをしたい。
そこで小額ではあるが、寄付をすることにした。

ところがそれから程なく、さらに寄付をして欲しいというメールが届いた。
先方の女性スタッフの顔写真入りで、直接話しかけてくるような熱い文章のメールである。
いや、僕はもう寄付はしたのだが・・と思ったが、運営していく上でまだ不足しているという。
それなら寄付をしていない人に訴えればいいのに・・・
寄付したがために、逆にこいつは金を出すぞと認定されてしまったかのようだ。

無視していたら、そういうメールが何回か届いた。
そのうち創始者の男性の写真のものに変わった。
それが数回に渡り送られてきて、しかも文章も大袈裟な表現を多用している。
先日きたものは、「危機感で肩に力が入っています」とか「心からのお願いです」とか切々と寄付を訴えている。

後からわかったのだが、ウィキペディアに一度寄付をすると、さらなる催促のメールが次々に届く・・というのは有名な話であるらしい。
皮肉な事に、当のウィキペディアに「寄付のお願い(ウィキペディア)」という項目名で、このメール攻撃について詳しく解説されている。
よくこんな項目を載せたものだと思う(笑)

海外では寄付はごく日常的な行為であるが、日本ではまだまだ一般的ではない。
日本はウィキペディアの利用率が高いにも関わらず、寄付金額は相対的に少ないそうで、このような力の入れ方をしているらしい。
しかし必ずしも日本人の考え方に合ったやり方には思えないが・・・

公平性を重視するために広告を表示することを拒んでいるそうだが、一方で寄付に頼るなら広告を入れるべきだという意見もあるようだ。
数年前には寄付金の使途として職員の多額の家具購入費用が問題になったこともあるそうで、強引で少々しつこい寄付の方法には批判も多い。
ネットの理想的な活用法と書いたが、なかなか理想通りにはいかないようだ。
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10%


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国税庁から消費税に関する案内が来た。
平成31年10月1日から実施される(予定の)軽減税率制度に関するパンフレットだ。
消費税が10%に増税されるが、生活必需品のみを対象として税率を8%に軽減する制度だ。
読んでみるとけっこう面倒な内容である。
複数の税率が混在することになるので、様々な方面で対応が必要になるだろう。

来年10月から消費税は10%に増税される。
しかし一部の品目に限り、軽減税率として8%が適用される。
食料品(酒類と外食を除く)と週2回以上発行される新聞(定期購読のみ)が軽減税率の対象になる。
当然集計や帳簿の表示方法が変わってきて、今までの経理ソフトは修正しなければならない。

食品と雑貨を一緒に売っているコンビニやスーパーが大変であろう。
レジの機械でも、8%の品目と10%の品目を分けて集計しなければならない。
一律同じ税率をかけるロジックだった場合、品目ごとに税率を変えて集計できるようプログラムの大きな修正が必要になる。

たとえばウチの会社の場合、販売する品目はすべて標準税率の商品なのであまり関係ないかと思ったが、仕入の品目に関してはそうはいかない。
会議費や接待費として、飲み物や食品などを購入した場合、消費税は8%として帳簿に載せる必要がある。
さらに言えば、将来新たに対象品目が増える可能性はあるし、税率の種類が増えることもあり得る。
そう考えると、やはり経理ソフトを対応できるよう更新したり、買い替えたりする必要が出てくる。

複雑なのは、食品とその他のものをセットで販売する商品(一体資産というそうだ)の場合だ。
送られてきたパンフレットでは、例として「おもちゃ付きのお菓子」や「紅茶の葉とティーカップのセット」などが挙げられていた。
8%なのか10%なのか・・・

その場合、税抜き価格が1万円以下で、かつ軽減税率対象品目の金額の占める割合が3分の2以上ならば、軽減税率の対象になるという。
しかしその金額の比率は、それぞれの仕入れ原価から計算しなければならない。
また容器や梱包材に関しては、その食品に通常必要なものは8%でいいが、贈答用など別途梱包料金を取るものは10%になるという。
面倒だから、そういうセットはなるべく売らない・・ということになりそうだ(笑)

食品でも外食やお酒は軽減税率の対象にはならない。
つまり10%取られる。
ところがテイクアウトは軽減税率の対象になる。

外食のお店でも、商品をテイクアウトとして販売した場合は軽減税率の対象となる。
そこで気になるのは、例えばマックとかKFCとかの店頭販売である。
持ち帰りですと言って購入し、商品を受け取ったら気が変わったと言って、お店のテーブルに座っておもむろに袋から出して食べる・・・そういう人が出てくるのではなかろうか。

消費者は必ず抜け道を考えるものだ。
2%得するから、1000円買えば20円安くなる。
20円が惜しいというより、常に1円でも安く済む方を選ぶ・・という習慣が身についている人が多い。

週2回以上発行される定期購読の新聞に軽減税率が適用されるというが、これは意味がよく分からない。
ネットで情報が無料で入手できる時代に、なぜ新聞が減税の対象になるのか。
新聞が生活必需品とは到底思えないし、それどころかもう消えていくメディアなのに・・・
情報を操作できるマスコミが関係しているだけに、裏がありそうで気味が悪い。

また普通に考えて、これはIT業界にとっては大儲けのチャンスである。
ほとんどの会社でソフトウエアの更新が必要になるのだ。
当然この仕組みに対応したソフトウェアの開発を着々と進めているであろう。
ぎりぎりになって、やっぱり増税はやめましょう・・という事になったらギャフンだろう・・・(笑)
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同級生


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高校時代の同級生とは定期的に会う。
毎年同期会が開かれるからだ。
むしろ現在の方が親しい人も多い。

こういう機会があるかどうかは、お世話をしてくれる人で決まる。
実際、中学や大学の同窓会は滅多に開かれない。
そういう役をやってくれる人がいないのだ。

小学校の同窓会に至っては、恐らく永遠に開かれることは無いであろう。
僕の場合、生まれた地区から離れてしまったから余計にである。
その頃の友人で、現在でも付き合いのある人は、本当に一人か二人といったところだ。

ところで幼稚園で一緒だった人はどうしているだろう。
僕が通ったのは品川区の下町にある幼稚園であった。
今でも地元に住んでいれば別であろうが、その頃一緒に通った人と会う可能性は極めて低い。
そもそも記憶も薄れているので、仮に会ったとしても思い出せないだろう。

そんな会話をしていたところ、母親が、芸能人の○○さんの息子さんが僕と幼稚園で同級生だったと言った。
ほら、○○君よ、覚えているでしょう?・・と言われても、僕はまったく記憶にない。
横で聞いていたMrs.COLKIDが、早速Wikipediaで調べたら、その○○君はその後覚醒剤所持で逮捕されていた・・・(笑)

幼稚園で覚えているのは、東南アジアの某国の大使の娘さんが同級生だったことだ。
この子とは特別仲がよく、いつも一緒に遊んでいた。
いつかもう一度会ってみたいものだとは思う。
もしかすると、どこかの国の首相にでもなっているかもしれない(笑)
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攻撃週間


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お盆休みが終わって会社のパソコンを立ち上げたら、500通以上もメールがきていたことを書いた。
2018年8月18日の日記
実はそれ以外にも、迷惑メールフォルダに振り分けられたメールが数百通あった。
まれに必要なメールもそちらに入ってしまうので、消す前にざっと目を通す必要があり手間がかかる。

連休が終わってからもこの勢いは止まらず、朝確かめると100~200通もメールがきている。
大半は迷惑メールである。
また「攻撃」週間が始まったようだ。

思い出したように突然連日のメール攻撃が始まる。
例によって、僕のメールアドレスの入ったリストを、どこかの悪人が手に入れたのか・・などと想像する。
あるいは最近誰かに送ったメールが流出したのか・・・
今までの例だと数日で収まるのだが、今回はどうであろう。
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ミッション


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お盆休みにトム・クルーズの「ミッション:インポッシブル フォールアウト」を観た。
映画はかなり楽しめる質のいい活劇に仕上がっていた。
今までのシリーズの総決算のような作品である。

しかし気になったのはトム・クルーズの体の方である。
スタントのシーンも自身で演じているという。
年齢が僕と変わらないことを考えると、そうとう無理をしているのではないか。
そっちの方が気になってしまう。

今回も自らヘリコプターを操縦し空中戦を繰り広げる場面があった。
撮影のために操縦をいちから習ったのだという。
それで山々の間でヘリで追いかけっこをする。

他のシーンならまだ命綱のような危険回避の仕組みを取り付けることは出来る。
しかし本人が操縦するシーンではそれが出来ない。
操縦ミスをしたらそれまでなので、撮影関係者は凄い緊張であったという。
ハリウッドはそういうことにはかなり気を遣い、危険なことは基本的にやらせないのかと思っていたが、やはり一か八かのアクションがあるのだ。

確かに観客をハラハラドキドキさせるには効果的ではあるが、映像作品にここまで危険の伴った撮影が必要なものであろうか?
全精力を傾けている当人にしてみれば、たとえ自分の身に何が起きても本望なのだろうが・・・
だが愛されるキャラクターであるが故に、無茶はほどほどにして欲しいと思った。
もしかすると、CGとの違いを強調するために、危険なスタントをせざるを得ない状況が生まれているのではないか・・とも感じたのだが・・・
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法事


D850 + SIGMA 35mm F1.4 DG HSM

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今日は親戚の法事に参列した。
東京の真ん中にあるお寺だ。
そこで昔お世話になった人たちと再会した。

70歳を超えたであろう見知らぬ男性から声をかけられた。
「あなたは今何歳ですか? 55歳か56歳くらい?」
「はい、今年56歳になります」
「そうか・・やっぱり・・・」

男性はしばらく僕の事をじっと見つめていた。
「私は10代で東北から出てきて、こちらの会社にお世話になった時に、あなたの事を抱き上げた事があります」
そう男性は言った。
「私が東京に出てきて、初めて旅行に連れて行ってもらった時の事なんで、よく覚えているんですよ」

母親によれば、その親戚の会社の旅行に当時1歳だった僕も連れて行かれたらしい。
男性は僕が1歳だったことを知っていて、計算して今は56歳前後だろうと思ったのだそうだ。
半世紀以上前の事である。

「あの時の子ではないか・・と思って、あなたの事を見ていました」
そう言われてどう返していいか分からず
「はあ・・お陰様で」としか言えなかった。
周りは大先輩ばかりということだ。
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背後


D850 + SIGMA 35mm F1.4 DG HSM

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カメラを構えていると、背後への注意がおろそかになる。
おろそかというより、完全に失われてしまう。
視界はファインダーに限られるし、神経もそちらに集中している。
後ろに何かがいても、まったく気づかない。

ふと、今この瞬間、背後から襲われたらどうしようもない・・と気付くことがある。
気味が悪くなり、撮影を中断して後方を確かめる。
自分の背後に対して、あまりに無防備な体勢であることに気付く。

望遠レンズで飛行中のオニヤンマを追っていると、いきなり視界から消えてしまうことがある。
虫の中でもオニヤンマは最強の部類で、とてつもない飛翔能力を持っている。
速度を変えずにいきなり90度曲がることも可能で、手品のようにファインダーから消えてしまうのだ。
その上かなりの自信家のようで、人間に対し物怖じしないし行動が大胆である。

視界からオニヤンマが消えて、慌ててカメラから目を離して辺りを見回す。
しかしどこにも見当たらない。
ハッと気づくと、僕の背後のすぐ上1メートルほどの空中で、ホバリングしながらじっとこちらの様子を窺っている。
オニヤンマは複眼の中に黒目が見えるタイプの昆虫で、こちらを見ているのが分かるのだ。

たかがトンボとは言えゾッとする。
こちらの動きを読んで、驚くべき速度で移動し、視界から外れたポジション、それも手の届きそうな場所にいつの間にか入り込んでいる。
相手が強い攻撃能力を持つ生物であったなら、命を失いかねない状況である。

太平洋戦争中、日本のエースのひとりであった坂井三郎氏は、激しい空中戦の中、敵機の後ろに食らいついたら、撃つ前に必ず後方を確かめろと部下に教えている。
皆が敵機の後方につこうと必死になっている状態だ。
夢中になっているうちに、いつの間にかこちらも別の敵の標的になっていることもあるのだ。

写真の撮影も、様々な危険と隣り合わせである。
路上では自分の位置をよく考えて動かないと、側を走り抜けていく自動車や自転車に引っかけられる可能性がある
山の中では、すぐ後ろで獰猛な熊がこちらを狙っているかもしれない。
街中ではカメラマンを嫌う変質者が、背後から襲い掛かってくることだってあり得るのだ。
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メールの山


D850 + AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED

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お盆休みが終り、今日から出社した。
朝は涼しく気持のいい風が吹いていた。
休んでいるうちに、暑さのピークは通り越したようだ。
これで秋に向かうのだろうか・・・

会社に着いてパソコンを開いたら・・・
何とメールが500通以上も来ていた。
しかも多くは迷惑メールであった。
その仕分けに1時間以上かかった。
何という暑苦しい作業・・・
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ジウジアーロ


D850 + AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED

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セイコー プロスペックス ダイバースキューバ『ジウジアーロ・デザイン限定モデル』SBEE001。
80年代のジウジアーロ・デザインのダイバーズ・ウォッチを現代の加工技術で復刻した限定製品。
200m防水のクォーツ時計である。
一目見てグッときた(笑)



素晴らしいデザインだ。
ブルー(SBEE001)とシャンパンゴールド(SBEE002)の2色があるが、特にブルーの方が僕好みの配色である。
しかもSBEE001が税抜きで4万円と手頃な価格に抑えられている。

子供の頃からジウジアーロのデザインは好きであった。
高校生の時に買った最初の一眼レフのニコンF3がそうだし、当時かけていた眼鏡のフレームもジウジアーロ・デザインであった。
ジウジアーロのデザインの特徴は、単に美しいだけではなく、工業製品としての実用性を兼ね備えているところだ。
時計のセンターから外れたこのベルト位置も、手首の動きを妨げないために考案されたという。

これは買わねばと思い、ネットショップやオークションの販売価格を調べていた。
ところが、那須に行く途中立ち寄った佐野のアウトレットで、安く販売されているのに遭遇。
通常の40%引き価格に、さらにセールで10%の値引きが加わり、何と半額近い価格で入手できた。
実店舗の販売価格がネットより安いなんて珍しい(笑)



ベルトはシリコン系でしなやかに巻き付いてくるタイプ。
ベルト幅は約22ミリであるが、取り付け部分のカン幅は約17ミリと狭くなっており、しかも切れ込みが左右対称ではないという変則的な形状。
いずれにしても、デザイン上のバランスを崩すことになるので、別のベルトへの交換は無理であろう。
装着感は非常に良好で、しかも設計通り手首の動きに干渉しない。

早速つけて歩いているが、予想通り、いやそれ以上にカッコいい時計である。
見た通りのクリーンで美しい印象が、そのまま腕の上に展開される。
さすがジウジアーロ・デザインで、プラスチッキーな質感が絶妙に活かされており、見るたびに惚れ惚れする。
これは「買い」の1本だと思う。
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