ブルジンスキー!!


ブルジンスキーをジッツォの5型に取り付けるとこうなる。
専用のリング状のアダプターを介すと5型三脚の頭部にスッポリと収まる。
アダプターはジッツォ4・5型併用のもので、アダプターなしだと3型に丁度良い大きさになっている。
それより小さい三脚ではヘッドがオーバースペックだろう。

ブルジンスキーの2本のスクリューを締めると、ボールが強烈に押さえつけられて、まるで直にネジ留めしたように動かなくなる。
使い勝手よりも固定性能を優先して作られているから、写真から推測できるように、横に倒しても90度までは倒れず、斜めになったところで止まってしまう。

社員はひとり、ブルジンスキー氏のみで運営しているドイツの会社。
ネイチャーフォトのスペシャリスト。
氏自身はヨーロッパではよく知られた存在だが、WEB上には登場しない。
・・・以上がドイツのB氏から得たブルジンスキー氏の情報である。

問題はフォーバのクイックシューが、この高性能なヘッドに見合う性能を有しているかどうか?である。
ちょっと気になるのは、35mmカメラ用として売られているフォーバ製プレートが、表面にコルクが貼ってあり、D2Xに付けるとわずかにガタが出ることだ。
たまたま買った同社のハッセル用のプレートは、コルクが貼ってない金属だけの板であり、D2Xに付けてみるとそちらの方が具合がいい。
そういった他の機材のわずかなガタが気になるほどのシビアさが、ブルジンスキーにはある。

D2Xの底面にはゴムが貼ってあり、そもそもあれがある限り、確実な固定は出来ない。
シビアな超望遠撮影に取り組んでこられたK師匠によると、仲間内であのゴムを取り去ってしまおうという話も出たそうだが、さすがにリセールバリューを考えてそれはやめたそうだ(笑)

D2X + Ai AF Micro Nikkor 60mm F2.8D
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ブルジンスキー!


さあ、ついに入手したブルジンスキーだ。

重量は意外に軽い。
しかし作りに精密感があり、左右から締め付けることで大き目のボールがガッチリと固定される。
これをジッツォの5型に取り付けるためのアダプターも同時に購入した。

さっそくヨドバシでフォーバのクィックシューを買ってきた。
これがまたピッタリとブルジンスキーに装着できる。

何だか期待できそうな組み合わせだ。
忙しくてすぐには使えないが、使用感はまた今度レポートする。

D2X + PC Micro Nikkor 85mm F2.8D

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オタッキー!?


出展しているメーカーは思ったほど多くは無い。
(1階と4階で行われていたが1階にしか行かなかった)
デジタル時代でメーカーが統合してしまった影響もあるかもしれない。
大手以外には小物や用品のメーカー、ソフトやモニタのメーカーなども出展していた。

お客さんも思ったほど多くはない。
でもやっぱり何というか、特殊なお客さんが多い(笑)
その先頭に立ってコンパニオンを撮影する勇気もないので、かわりに夢中になって撮影している男性陣を撮ることにする(笑)

派手で艶やかなコンパニオンと妙に地味な服装のお客さんたちのコントラストが凄かった(笑)
あんなにいっぱい撮って、その写真をどうするつもりなのだろう??

D2X + Carl Zeiss Planar 50mm F1.4

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感謝


・・・という訳で、ビッグサイトで行われてるフォト・イメージング・エキスポに行ってきた。
今日が最終日だ。

こういう催しは疲れてしまうので苦手なのだが、興味のある分野のことなので、案外おもしろかった。

ドイツのカメラ店のB氏は、手荷物として日本に持ってきてくれたようだ。
警備が厳しいから大変だったろう。
カードへの請求は本体のみの価格で送料は取られていなかった。
本当に有難いことだ。
氏とはお会いできなかったが、僕が来たら渡して欲しいと、某社のブースに荷物を預けておいてくれた。
その日本の商社の方たちにも感謝したい。

D2X + Carl Zeiss Planar 50mm F1.4
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提案


以前書いたかもしれないが、ブルジンスキーのボールヘッドをドイツのとあるカメラ店にオーダーした。
欧州のプロの定番らしいのだが、日本にはまったく輸入されておらず、あちらでもどういうわけかそのお店でしか買えないようなのだ。
(何故なのか一度聞いておく必要があるな・・・)

注文したにはしたのだが、現在バックオーダーを抱えているという。
(実際工作機械を使った手作りのようなものなのだろう)
また送料が大変高く、数万円になることもわかった。
そこで先方からちょっとした提案があった。

日本に持ってきてくれるというのだ(笑)
3月に東京で開かれるフォト・イメージング・エキスポに招待されているので、行くときに持って行ってやる・・・という素晴らしい提案!

D2X + Carl Zeiss Planar 50mm F1.4
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80周年


カメラ雑誌のアサヒカメラが創刊80周年だそうで、購入したところこのような小冊子が付いてきた。
大正15年の創刊号から昭和24年10月号まで(昭和17年から情報局の指示により休刊していたが昭和24年に復刊)に掲載された記事の中から、いくつかを抜粋して作られた80ページほどの小さな印刷物である。
これがけっこう面白い。
字が小さいので読みづらいのだが、思わず見入ってしまった。

昭和初期の頃まではのびのびとした記述や写真が多いが、戦争が近付くと世相を反映した内容となる。
書ける事と書けない事があったのだろう。
誌面の雰囲気はどことなく今の北朝鮮を思わせる。

昭和16年には「外貨獲得の尖兵」という題名で創業間もないマミヤの訪問記が載っている。
同年の別の号からの抜粋には、帝国海軍の爆撃部隊の訪問記があり、九六式陸攻の写真が収められているが、基地名は明らかにされていない。

特筆すべきは「時の人素描」と題した記事で、当時のヒトラーの人気について研究したレポートだ。
普段は強面のヒトラーが少年少女に接した時の微笑んだ表情や、オリンピックで謙虚な態度の日本選手を見たときの顔付きの変化、さらには妻子を持たず公的生活に徹する政治家としての姿勢について触れている。

写真という趣味は諜報活動に結びつくので、戦時下においては当然当局から目を付けられている。
街の風景を撮るカメラマンの中にスパイが混ざっている・・ということへの注意を促すポスターも特集されている。
題名は「防諜標語写真ポスター集」。
「空襲はこの一枚の写真から」とか「めくら写しはスパイの手先」「記念撮影バックはよいか」「カメラ天狗に飛びつくスパイ」など、非常に興味深い標語が並ぶ。

当時は特に橋の上などで撮影するとすぐに拘束されたという。
見晴らしのいいそんなところで撮る理由が、諜報活動以外に思いつかないからであろう。
橋の上での撮影は、今でも治安の悪い国では注意すべき行動である。
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飛翔(笑)


最近密かに海外のサイトに写真を投稿していた。
そうそうたるプロフェッショナルの作品が集まるサイトである。
実はそっちが面白くてこちらの更新が滞っていた(笑)

世界中の人が評価を寄せてくれる。
まさにインターネットならではの効用である。
そこに投稿した写真のうち、マクロ撮影したものが比較的評価された。

ところがその評価というのが凄くて、「君はマクロ撮影に特殊な目を持っている」と褒められるのはいいのだが、「君のマクロ写真は今までの(街の)写真からの脱却のようである」と言われた。
つまり「街の写真撮影には才能がない」と暗に言っているわけだ(笑)

ウーム、そうだろうか・・・と思ってK師匠に尋ねたら
「そうですね。これからはマクロに絞った方がいいかもしれませんね」
というお言葉。

ウウウウウーーーム・・・
自分では街の写真の方が好きだったのだが・・・(笑)

とにかく第三者の評価というのは勉強になる。
特に自分の撮った写真への思いは何かと独りよがりになりがちだ。
以前machinistさんがご自分のサイトで「写真を撮る才能とその中から選ぶ才能とは別」と言われていたが、まさにその通りだと思う。

面白いもので外国人には、微妙なグラデーションとかあやふやな写真とかは、余程明確な意図を感じさせる完成度の高いものでない限り評価されない。
全般にコントラストが高くて構図がしっかりしたものへの評価が高い。
不明瞭さというものは、わびさびに通じる日本特有のものなのかもしれない。
日本の写真界がいかにローカルであるかをひしひしと感じる。

ところで今日撮った写真のうち、あちらで受けそうなのはこんな写真ではないかと思う(笑)
ゴルゴンゾーラチーズに蜂蜜をつけたものをほおばり、スパークリングワインで多少酔っぱらいながら選んだ(笑)

D2X + Carl Zeiss Planar 50mm F1.4

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ツァイスでいこう 3


赤っぽくなるニコンのレンズと比べると色は寒色系になる。
ニコンが特殊なのであって、一般的にはコシナ製ツァイスの色合いが中庸のような気がする。
解像度は十分に高くコントラストも高い。
何枚か載せた作例でその感じが伝わればと思う。

解像度は高いが、最初からメリハリが強くなる傾向があり、後処理でシャープのフィルターをかけても大きくは変化しないタイプ。
Aiは非常に上手く働くと書いたが、今日は全体に暗めになる傾向を感じた。
またフォーカスエイドが上手く合焦してくれないこともあった。

このレンズは多分ポートレートで実力を発揮するのではないか?
撮ってみたいが機会が少ないのと、人間の写真はここに載せられない場合が多くなる。
犬でも撮るか?(笑)

ほどなくニコンの105mmマクロが発売される。
正直言うと個人的にはそちらの方に注目している。
デジタルでの使用を意識して、画質を大幅に上げてくる可能性があるからだ。
多くの場合レンズは新しい方がいい。

D2X + Carl Zeiss Planar 50mm F1.4
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ツァイスでいこう 2


比較的使いやすい画角なので、このレンズのみをカメラに付けて歩いても、さほど不便は感じない。
マグニファイングアイピースの付いた僕のD2Xでは、ファインダーを覗きながら両目を開けていると、左右の目から入った像の大きさや角度の情報がほぼ一致するので、不思議な感覚を味わうことになる。

画質はやはり絞りを開いた時に持ち味を発揮するように感じる。
意識してそういう被写体を選ぶ必要がある。
絞り込んだ時の画質は、それほど驚くようなものとは思えない。
フォクトレンダーやトプコール58mmのような、どこかコシナ製レンズに共通した描写になる。

ただしニコンのレンズとは色合いがだいぶ異なるので、所有する意味はあるだろう。

D2X + Carl Zeiss Planar 50mm F1.4
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ツァイスでいこう 1


さて、話題のカール・ツァイス50mmF1.4であるが、かなりの人気のようで、まわりでも購入した人が多い。
品薄で入手に時間がかかるようだ。
中古屋のサイトを見ていたら、たまたま中古で出た1本がたちまち売れてしまった。
しかも僕が新品で買った値段より高い(笑)

これは単にコシナの生産本数が少ないだけのような気がする(笑)
落ち着けば珍しいものではなくなるだろう。
今はむしろ先を見て4月に発売の85mmの方を予約すべき時である。

D2X + Carl Zeiss Planar 50mm F1.4
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今日のフェラーリ(たち)


・・・と、いきなり出鼻を挫くようで何だが、今日のフェラーリのコーナー(笑)

今日はフェラーリ日和だったようだ。
何台もフェラーリを見た。

銀座はフェラーリでいっぱいだ。
停まっている黒いフェラーリを撮っていたら、その横を別の赤いフェラーリがすり抜けていった。
ここではフェラーリなんてカローラといっしょなのだった(笑)



最近はこの型のフェラーリが多い。
会社のそばの床屋にまでこの型のスパイダーが置いてある。

賛否両論のデザインだが、存在感はさすがで、かの名言の通り、「世の中のすべての車は、フェラーリとそれ以外の車とに分けられる」・・というのは、相変わらず真実であるように思う。



BMWくらいなら、グリーンがいいとかブルーがいいとか、自由に自分の好みの色を選ぶことが出来る。
しかしもし何かの間違えで、僕が「フェラーリ様」を買うことにでもなったら、そんな余裕はまったく無くなるだろう。

赤いボディにタンの革の内装・・このスタンダードな組み合わせを、ひれ伏して選ばせていただくことになる(笑)
もっともそんな貧乏人には永久にフェラーリなど買えないのだろうが・・・(笑)

D2X + Carl Zeiss Planar 50mm F1.4
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久々の撮影


今日は久々にカメラを持って都内をぶらついた。
忙しいのは相変わらずなのだが、たまにはこういう休日もないと疲れてしまう。
ツァイスをD2Xに付けて出発!

D2X + Carl Zeiss Planar 50mm F1.4
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ジョニー・キャッシュ


日曜日に「ウォーク・ザ・ライン」という映画を見に行った。
感想の方はよるくまひるうさぎ日記に書いた。
それから数日経つが、映画の中のいくつかのシーンが、毎日のように頭によみがえる。

歌を実際に歌ってみせる俳優陣の熱演ぶりは素晴らしかったが、映画の出来という観点から見ると、まあ中の上というところ・・・
しかしこれだけ心に残るということは、作品がパワーを持っているということだろう。
ぜひもう一度見たいものだと思うが、上映している映画館が非常に少ない。
DVDが出たら買おうかと思っている。

僕はこの1年くらい、時々キャッシュのCDを聞いていた。
しかし日本でジョニー・キャッシュを聞く・・という人にほとんどお目にかかったことが無い。
アメリカでは大御所・・しかし日本での知名度は低い。

この映画を見ると、きっとキャッシュのファンになると思う。
なぜこの映画がこれほど頭に残るのか考えてみたのだが、暗く重いキャッシュの人生と、それを救ったジェーンの存在が、アメリカそのものだからではないか・・という結論に至った。

黒ずくめの服装にサングラス・・一見カッコ優先の人物に見えるが、その実キャッシュほどストレートに自分をさらけ出す人も珍しい。
ドラッグに溺れステージ上で暴れた挙句気を失う・・という失態を演じたり、コンサートの最中に聴衆の前でジェーンにプロポーズし、返事をもらえなければ歌わないとごねたり・・・
そういう人間的な面がキャッシュの魅力なのだろう。

見て損の無い映画だ。
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故障


ずいぶん前に撮った写真だ。
以前一度載せているかもしれない・・・

エミールが故障した。
物だから壊れるのは仕方のないことだ。
ところが修理から帰ってきた次の日に、今度は別の箇所が壊れた。
すぐにまた入院。

既に3年を超えているためサービスフリーウェイの適用が出来ない。
購入時に高いほうの(たしか20万円近かった)サービスフリーウェイに入会したのに、ほとんど利用することなしに3年が過ぎ、期限を越えたらあちこちが壊れ始めた(苦笑)

2度の修理で合計十数万円の修理費用がかかる。
修理しないわけにもいかないので、修理をお願いしたが、今後こういうことが連続して起きる可能性も否定できない。
下手にコンピューター化しているために、センサー不良が次々に発生するのだ。

そろそろ買い換えろ・・というメッセージかもしれないが、最新のBMWの車に魅力的なものが見当たらない。
新しい3シリーズは、たしかに性能はわずかに上がっているのだが、失ったものも大きく、トータルでせいぜい旧型とイーブンといった程度の魅力しか感じない。
そんなものに今から何百万円も出すのはさすがにばかばかしい。

家族からはブーイングが出ており、BMW以外のメーカーに買い換えて欲しいという要望も出ている。
車がとてもいいのはわかるが、維持するのに次々とお金が出て行くことが許し難いのだ。

国産も含めて次の車を少しずつ物色していこうかと思う。
とりあえずはハイブリット車が候補だが、現状では欲しいのが見当たらないのが辛いところ・・・

D2X + Ai AF DC Nikkor 105mm F2D
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引き続きテスト


昨日の夜からツァイスをD2Xに付けてカバンに入れておいたが、ついに昼間外で撮影することは出来なかった。
朝早く車で表参道にまで行ったのに、写真を撮る時間はとれず・・・
窓の外の景色を見ながら、何とも口惜しかったが、忙しかったのでそれどころではなかった。
写真を撮るなんて暇人のすることだと実感した(笑)

D2X + Carl Zeiss Planar 50mm F1.4

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