ぐっすり


Z7 + NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S

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夕食後に横になったらぐっすり寝てしまい、目が覚めたら夜中になっていた。
お風呂に入りもう一度寝るところ。
明日も朝から仕事で忙しいのだ。

家族や知り合いなど周りの人たちも、続々とワクチン接種が進んでいる。
予約が取れないと嘆く声も聞くが、あの手この手で何とか取れたという話も多い。
皆それぞれの方法で、たくましく生きているのだ(笑)
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拡大


Z7 + NIKKOR Z 50mm f/1.2 S

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ご存知のように東京で新型コロナの感染が拡大している。
さすがにこれだけ広がると、気味が悪くて人の集まるところには近づけない。
やむを得ず電車などを利用しても、乗客はお互いの距離を取り、無言でうつむいて座っている。

感染拡大の原因は、朝夕の通勤電車ではないか・・・という説を唱える人が多い。
まったく知らない者同士が狭い空間に閉じ込められ、一日の中でもっとも「密」な状態となる。
誰もが前からその環境を気味悪がっていた。
変異株となり感染力が高まる事で、混んだ電車の中は、一気に危険な場所になった可能性はある。

地元の感染者の発生状況を見ると、幼稚園や保育園でのクラスター発生が多い。
園児数人と保育士が感染した・・といった情報がいくつも並ぶ。
以前は高齢者施設が多かったのだが、ワクチンの接種が進んだため相対的に数が減ったのだろう。
子供が持ち帰れば、家族にも感染は広まる。
今は子供の集まる場所も、感染拡大の中心になっているのかもしれない。

一方で街には、新型コロナの感染拡大なんて、全然気にしていない人たちもいるのは事実だ。
友人同士でゲラゲラと大声で笑いながら歩いている若者たちを見る。
これ以上我慢するのは耐え難いし、感染してもどうせ大した事はない・・・ということだろう。
新型コロナのせいで、自分たちは学校にもまともに行けない、という被害者意識も強いのだと思う。
そういう考えの人が増えたのも、感染が一気に広まった原因であろう。

今更ではあるが、オリンピックが開かれる東京都とその通勤圏にワクチンを優先的に回し、まずはその地域の接種を完了させてしまった方がよかったのではないか。
そうすればこんなに感染が広まることはなく、もう収束していたような気がする。
まあそれ以外の地域から不公平だという意見が出て、強行するのは難しかっただろうが・・・
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誤送信


Z7 + NIKKOR Z 50mm f/1.2 S

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見知らぬ相手からメールが届いた。
迷惑メールではない。
同業他社からのメールなのだ。

しかもそのメールの内容が、現在開発中の新型に関することであった。
下請けの会社の担当者数人に向けて、合同の打合せをしようとメールを送ったようだ。
その際に誤ってウチのメールアドレスを入れてしまったのだろう。

しかも連続して2件、同じ内容のメールが届いた。
そのうちひとつは既に亡くなった前社長に宛てたものであった。
パソコンに疎かったので、僕が代理で受けていた時期があり、その時のメールアドレスがリストに残っていたのだろう。
とは言えもう10数年も前の話であるから、だいぶ古いリストを引っ張り出してきたことになる。
こちらも発信者の名前に覚えがなく、一体誰だろうと思ったが、だいぶ前にどこかで名刺を交換したのかもしれない。

「送る相手」と「送ってはいけない相手」に分けて、誤って「送ってはいけない方」に送ってしまったのだろうか。
あるいはあちらも担当者が変わって、引き継いだリストに出ている相手が誰なのか、よく分からないで送信したか・・・
その後慌てて誤送信を謝罪するメールが入ったが、担当者は自分のミスの重大さに青くなっているだろう。

人間であるからミスは犯す。
以前仕入先から、ウチに入れている全商品の仕入れ価格の一覧表が、ファックスで送られてきた事があった。
ビックリしたが、こちらも相手に言うに言えなくて、そのまま見て見ぬふりをするしかなかった。

今でもウチの会社と名前の似た別の会社に宛てた、誤送信のファックスは時々入ってくる。
どんなに気をつけていても、こういう失敗はあるものだ。
迂闊な人はどこにでもいるし、体調の悪い日だってあるだろう。
まあそれにしても、新製品の開発情報や、原価の一覧を他社に送ってしまうなんて、常識では考えられないほどの大ポカではあるが・・・
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洪水


Z7 + NIKKOR Z 50mm f/1.2 S

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ドイツやベルギーで洪水が発生し犠牲者が出た。
その後は中国でも大規模な洪水が起きている。
ご存知の通り、日本では熱海で土石流が発生し、多くの命が失われた。
こういう自然災害は日本が多い印象があるが、実際にはヨーロッパも水害との戦いの歴史であり、過去に大きな洪水が何度か起きている。

今回ドイツの災害が個人的に気になったのは、ケルン郊外で発生したと聞いたからである。
ご存知の通り、以前僕は2年に1度ケルンに出張していた。
大きな国際見本市会場があり、定期的に展示会が開かれるのだ。
現地の様子もよく分かっているので、そこで水害が発生したと聞くと他人事ではなかった。

もっとも僕が行くのは、もっぱらケルンの町の中心部周辺である。
どこまでも平地で、今回の水害の映像に見られるような山岳地帯ではない。
滞在中は街中で過ごし、郊外に行くことはない。
展示会に出品するメーカーの人たちは、長期滞在しなければならず、町の中央のホテルは高額なので、郊外に宿泊することはあるようだが・・・

前回行った時には、会場に入る際に入り口で厳しいボディチェックがあった。
移民を多く受け入れて治安が悪化しており、テロなどの可能性もあったからだ。
実際に数年前に現地で暴動が起きており、神経質になっていたのだ。

ところがその後、新型コロナの問題が発生して、結局今年の展示会は中止になり、オンラインでの開催となった。
観光地でもあるので、コロナ騒ぎで収入は大幅に減ったであろう。
そこに今回の洪水の発生と、踏んだり蹴ったりである。

一方新型コロナの影響でしばらく行っていないが、以前は年数回九州にも出張していた。
九州もこの数年で急激に自然災害が多くなった印象がある。
昨年だったか、展示会の当日に大雨で交通機関が止まってしまったこともあった。
知人が開催前日に現地に連絡したら、会場の外が洪水になっており、もう避難しないと帰れなくなる・・と言われたという。

以前は現地の人たちはけっこうのんびりしており、ここは安全だから・・という台詞を何度か聞いた。
しかし現在は激しい雨の降る回数が多くなり、時に線状降水帯が発生して大きな被害が出ることもある。
そこに地震や火山の噴火なども加わり、今や日本の中でも自然災害の多い地域になりつつある。

洪水に関しては、やはり温暖化の影響だという説が有力である。
日本にしてもヨーロッパにしても、そして恐らく中国に関しても、温暖化が災害発生の引き金になっているという。
地球規模で気候が変わってきたのだ。

本当に温暖化が原因だとして、我々は急激にその被害を現実に蒙るようになった。
もう少し時間をかけて変動が進むと聞いていたが、予測が外れたといっていいだろう。
数十年後にこうなる、という話が、いきなり毎年のように発生するような状況になってしまった。

展示会は世界中から大勢の人が見に来るので、何よりも安全であることが開催地の条件となる。
また開催には時間とお金がかかるので、そもそも安定した環境がないと実施できない。
そういう前提で選ばれたであろう場所のはずが、急激な気候変動がその土地の評価を変えつつある。

コロナが収まれば、現地ではまたもとのように展示会を開催しようとするだろう。
しかし新型コロナの影響で、人が大勢集まること自体が非常識と言われる時代となった。
気候の変動と時代の変動の両方の影響により、様々な常識が覆ってしまったのだ。
もうかつてのようなやり方に戻すのは難しいのではないかと、個人的には感じている。
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紅茶


Z7 + NIKKOR Z 50mm f/1.2 S

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牛込神楽坂にある紅茶専門店The Tee Tokyo supported by MLESNA TEAに行ってきた。
スリランカの大手紅茶ブランド・ムレスナティーが監修するお店である。
(以降の画像はiPhoneで撮影)



紅茶好きにはたまらないであろう。
数十種類の紅茶を飲むことが出来るお店だ。
1,000円(税別)支払い「ティーフリー」を選ぶと、専門家が目の前で紅茶を入れて、カップに少量ずつ注いでくれる。(価格は2021年7月現在)
様々な種類の紅茶が、絶え間なくどんどん出てくるのだ。
もうほとんど紅茶のわんこ蕎麦状態である。

数口で飲み終わる程度の少量の紅茶をカップに注いでくれるのだが、飲み終わる頃には次の紅茶が出来てくる。
さすがに飲むのが追い付かなくなることもあり、そういう時は勿体無いが一回分抜いてもらったりした。
お店に90分程いたのだが、何とその間に20種類以上の紅茶を飲んだ。



店員さんが入れた紅茶の説明をしてくれるのだが、とても覚えきれない。
・・と思ったら、テーブルに全紅茶のリストが書かれた紙が用意してあって、飲んだ銘柄を自分でペンでチェック出来るようになっている。
そのメモで好みの紅茶を覚えておいて、お土産に買って帰ることもできる。

個性的な香りのフレーバーティーも多いのだが、これだけ飲んでもまったく嫌にならない。
これは相当いい材料を使っているのであろう。
それらの味比べ(しかも20数種類)が出来るのだから、極めて贅沢な体験と言える。
しかも専門家が本格的な道具でガンガン入れてくれるので、味も家で飲むのとは全く違う。
大量の茶葉を使いサッと入れるせいか、とにかく美味しいのだ。



このお店はメニューにも特別なものが揃っている。
まず注目すべきは「究極のホットケーキ」(税別1,200円)であろう。
銅板で焼き、作るのに30分かかるという凝ったパンケーキである。



生地の内部がしっとりと湿っており実に美味しい。
確かに究極と謳うだけあり、今まで食べたホットケーキの中ではナンバーワンだった。
シロップは「アールグレイ」、「ベリー」、「キャラメル」の3種類が付いたが、個人的には塩と一緒にキャラメルソースをかけるのが、一番好みに合っていた。



さらに凄いメニューが「リアルチャイ」である。
これは何と一杯3,500円(税別)もするチャイである。
カウンター席に座った人のみに提供されるメニューだ。
作る工程を説明しながら、目の前でじっくりと見せてくれるので、カウンターに座る必要があるのだ。



スパイスは現地から取り寄せたカルダモン、クローブ、シナモンの特別に新鮮なものが使われる。
ひとつひとつ香りをかがせてくれるが、さすがに新鮮なだけあり、非常に強い香りがする。

この状態で一度煮て、そのエキスを飲ませてくれる。
薬膳のような特殊な味がして、しかも辛みもあり舌がピリピリする。
レアと謳うだけあり、味が濃厚で強烈である。



この味を確かめた上で、チャイの味付けをどうするか聞かれた。
少しソフト気味にするか、それともスパイスを強く効かせるか・・・
どうしようかと悩んだが、この際だから目一杯濃くしよう・・という事になった(笑)
それを受けて、すりこ木で念入りにスパイスを潰してくれた。



ミルクを入れて煮立てて、紅茶の葉を入れて出来上がりである。
これが本物のチャイか・・という見事な味であった。
辛みが強いかと思ったスパイスは、ミルクと調和して落ち着いた柔らかい味になっている。
上には濃厚な生クリームが乗っており、飲むとそれが一緒に口に入ってきて、味のバランスが取れるようになっている。



製造工程をこれだけ楽しめて、しかもこの味である。
一杯3,500円という価格は、最初は驚いたが、飲み終わってみるとむしろ安いと感じた。
十分な満足感が得られる。

ただ今回はすんなり入れたが、その後お客さんがどんどん並んで、店の内外に長い列が出来た。
これだけ人気があるということは、価格も十分にリーズナブルであると皆が感じているのであろう。
飲んでみたい方は、開店前に行って並んだ方がいいと思う。
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夏の一日


Z7 + NIKKOR Z 50mm f/1.2 S

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日差しの強い一日、都内を軽く散歩した。
案の定、人出は多く、どこもけっこう混んでいた。
人との距離を取るように注意しながら歩いた。

感染者が増加しているにもかかわらず、街には通行人が多く、以前の勢いが戻りつつあるように見える。
周りを観察していると、会話などは抑えながらも、積極的に外に出ようという人が増えたようだ。
他人との接触は避けながらも、経済はしっかり回そう・・という、新しい生活の基準が定着してくれればいいのだが・・・

今日は日差しを沢山浴びたので疲れた。
半袖を着て行ったら、腕が焼けて真っ赤になっている。
ミンミンゼミの鳴き声が街に響く、まさに夏の暑い一日であった。
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封鎖


FUJIFILM X100V

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会社の帰りに用があって有楽町のビックカメラに寄った。
ついでにいつもの東京国際フォーラムで写真でも撮ろうかと思った。
東京国際フォーラムはビックカメラの真正面にあるのだ。

地上に出てみて驚いた。
東京国際フォーラムは封鎖されていたのだった。
周辺をバリケードで覆い、大勢の警察官が立っている。
中には迷彩服を着た自衛隊と思われる人たちもいる。

そうか、東京オリンピックの関係で都内のあちこちで交通規制が行われており、その対象に東京国際フォーラム周辺も入っているのだった。
交通規制のお知らせ・東京国際フォーラム
これでは写真どころか近付くことも出来ないぞ。
しかし皆が珍しがってスマホでパチパチ撮っているので、どうやら写真を撮っても怒られることはなそうだ。

これはこれで面白いので、僕も写真を撮っておくことにした。
持っていたフジのカメラをバックパックから出して、撮影しながらその辺りをうろうろした。
東京2020オリンピック・パラリンピック開催の記念に何枚か載せておく。











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静かな日


Z7 + NIKKOR Z 50mm f/1.2 S

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友人がスマホで撮影したブルーインパルスをFacebookにアップしていた。
たまたま昨日新宿に撮影に行ったが、考えてみたら今日行けば、僕も撮ることが出来たのだった。
国立競技場は新宿のすぐお隣だから、ほぼ飛行コースの真下にいた。
レンズも50mmでちょうど良かったかもしれない。

昨日は都内を歩いたが、何ヵ所かで海外のマスコミの撮影や会場の設営などに遭遇した。
感染力の強い変異株のコロナが拡大する中、他人と接触したくなかったので、一切近寄らないようにしていた。
外国人はやはりマスクしないで歩くんだね。
あれでは感染が広がると思う。

今日は会社に出て仕事をした。
ブルーインパルスの飛行時間は、事務所で書類を作っていた。
あちこちで道路規制が行われており、さすがに車で出る人は少ないのか、高速道路は空いていた。
僕にとっては、静かなオリンピック開会式の日である。
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暑い日


Z7 + NIKKOR Z 50mm f/1.2 S

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暑い一日であった。
木陰に入れば、時折涼しい風が吹く。
そう思ったが、木陰の少ない場所に行ってしまった。

レンズは50mmf1.2を一本のみ。
晴れた日にこのレンズで撮ってみたかった。
光の多い、散歩の楽しい一日だった。
露出していた腕が日焼けした。

お陰で帰宅後は疲れてグッスリ寝てしまったが・・・
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AI戦争


Z7 + NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S

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数日前、NHKスペシャルでAI戦争についての番組が放映された。
内容が衝撃的で、見た多くの人がショックを受けたと思う。
また番組の内容に問題があり、意図的に恐怖を煽っている、という批判も出た。

番組を簡単に説明すると、AIの技術を兵器に活用することで、戦争のあり方が大幅に変わってきた、という内容であった。
AI兵器が今後主流になるのは間違いなく、米国、ロシア、中国といった大国が開発にしのぎを削っている。
兵器のショーには各国の最新型のAI兵器が出展され、製造者が得々と自社製品の優位点を説明する。

アゼルバイジャンでトルコ製のAI兵器が使われ勝利に大きく貢献し、その攻撃時のショッキングな映像が続けざまに流された。
ドローンや無人小型機が、逃げ回る敵兵士たちの後を追いかけていき、自爆して皆殺しにする場面を、その飛行物体の目から撮影した映像である。
従来の戦法通り、武装した兵士を揃えて戦闘に臨んだ側には、まったく勝ち目が無かった。
同じくかつての戦争のイメージしか持たない視聴者にとっても、常識を根底から覆させられる衝撃があった。
これを相手にどう戦えというのか・・・

番組でも問題にしていたのは、AI兵器が自立型かどうかということであった。
AIが自ら考え、対象物が敵かどうか判別して、破壊すべきと決めたら自爆攻撃を仕掛ける。
そこに人間の意思が入らないことが非常に危険であり、仮にAIが故障したりコンピューターウイルスに侵されたりした場合、制御できなくなる可能性がある。

国連でも自立型のAI兵器を禁止しようと動いているが、兵器の開発に精力を注いでいる大国はあまりいい顔をしない。
国連でさえ、AI兵器自体を全面禁止することは考えていない。
大国がAI兵器の開発で遅れを取ると、世界の軍事バランスが崩れて、新たな戦争が勃発することになる。
もはや開発自体は止めることのできない段階に入っているのである。

さらに番組では、やはりAIを利用して、人々の精神面への攻撃が仕掛けられている、というショッキングな例を挙げていた。
実際に国同士の直接的な戦闘が行われるのは、最終段階、あるいは末端の小競り合いの一部分に過ぎず、その前段階で着々と静かな攻撃が進んでいる。
米国の選挙へのロシアの関与や、中国からのハッキングが時折話題になるが、日常的にそういう攻撃が仕掛けられているのだという。

番組では、AIが作ったフェイク画像の流布という手法で、国民が扇動されて国が壊滅するという、恐ろしい未来の予想ドラマが流された。
AIを利用すれば、現時点でも実物とまったく見分けられない映像をゼロから作り上げることが出来る。
身体のデータからその人物が話す映像を精密に作り出し、口の動き方も台詞にピッタリ合わせ、しかもそれがフェイクと分からない品質で仕上がっている。
以前のように動きが「見るからにCG」という感じではないのだ。

国家元首クラスの重要人物が問題発言をする場面を捏造し、それを見た国民が騒然となったところで、コンピューターウイルスでインフラ制御システムを攻撃し、電気を止めてしまう。
そうすれば人々は暴徒化し国は破壊され滅茶苦茶になる。
それが新しい時代の戦争のやり方なのだという。

我々は日常的にインターネットを利用して大量の情報を得ている。
情報の信頼性の判断も常に行うわけだが、その能力に長けた人でも、断言できないあやふやな部分は残る。
また個人の情報処理能力には限界があり、情報に翻弄される人は今回のコロナ騒ぎでも大勢出ている。

そこに本物と見分けのつかない生々しいフェイク映像を拡散されたら、それこそ大混乱に陥るだろう。
多くの情報を得て、それを元に真実を探り出そうというネット社会でのあり方が、AIによって上手く使われてしまうのだ。
新しい技術は、往々にして軍事的な利用によって一気に進む。
人々の生活をよりよい方向に変えてくれるはずであったAIが、恐ろしい敵へと変貌しつつあり、しかももう後戻り出来ない状況なのだ。
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開幕


FUJIFILM X100V

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いよいよオリンピックの開幕である。
周りを見ても、オリンピック開催に賛成している人がまったくいない。
そんな状況じゃないだろう・・という思いの人が大半である。

日本国民の大多数の人が反対しているのに、強引に開いてしまおう、というのだから、凄いことをするものだと思う。
民主主義国家でよくそんなことが可能だと驚いてしまう。

どの競技に感動するか・・という質問に
「オリンピックが中止になったら一番感動する」
と答えた人がいるそうだ。
民衆の気持ちをよく表している。

それにしても、こうまでして強引に開く理由は何なのだろう。
まさか特定の個人や団体の利益のためではないだろう。
そんな事をしたら、後に糾弾されて、逆に命取りになりかねない。
大手スポンサーのひとつであるトヨタが、公けにCMを取りやめたほどなのだ。

今後は裏の世界だけの秘密・・というものは通用しなくなる。
後から検証され、暴かれる日がいつか来るであろう。
このオリンピックを開かなければ、日本に未来はなかった・・というほどの、納得の出来る理由があるのだろうか。

国民の意思をまったく無視して、コロナウイルスを人為的に国内に入れて、経済を破壊してまで開くオリンピックである。
ここまで信頼を失ったら、いよいよ政権交代ではないか・・という予測まで出ている。
そこまでの犠牲を払っても、どうしてもオリンピックを開かなければならない理由とは、一体何なのだろう。
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料金


Z7 + NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S

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今朝から完全に元気になった。
昨日は一日微熱のある状態であったが、今日測ってみると、普段通りの体温に戻っていた。
やはり皆が言うように「1日でよくなる」というパターンだ。

いつも通り高速道路で通勤したが、かかった料金を見て驚いた。
高速料金が今日から高くなっている。
期間限定で高くなるのは聞いてはいたが、てっきりオリンピックが始まる日からだと思っていた。

1,000円プラスされるのは、朝6時から夜10時までの時間限定であるが、行きも帰りも引っかかる。
つまり1日2,000円多く支払う事になるのだ。
何とか避けられないかと思ったが、下の道を通っていくのでは時間がかかってしまい現実的でない。
このまま首都高を利用するしかない。

一週間で6日出社なので1万2千円多く支払う事になる。
連休中も出社しなければならない日があるので、トータルではかなりの支出になる。
通勤にマイカーを使っている人もいるのに・・・

いくらオリンピック中の交通混雑対策だと言っても、その分の収入はあちらに入るのだろう、
本当に迷惑な話である。
テレワークが不可能な仕事もあることを知っていただきたいものだ。
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微熱


Z7 + NIKKOR Z 50mm f/1.2 S

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ワクチン接種翌日、朝からずっと寝て過ごした。
数時間寝ては起きて、また寝ては起きての繰り返しだ。
我ながらよくこんなに眠れるものだと驚いている。

昨日の夜になり、接種した腕が少し重くなってきた。
急にキリキリと痛みはじめたので、夜中にコンビニに行って、冷やすグッズを買ってきて腕に貼った。
しかしそれきりで痛みは治まった。

熱は今朝から何回となく測っているが、常に36度台後半。
先ほども測ってみたが、36.8度だった。
通常36度台前半の僕としては、微熱のある状態と言えるかもしれない。

しかしそのせいで体調がどうのという事はない。
その気になれば撮影にも出られそうな感じだ。
ただ何もこの暑い中を、しかもこれだけコロナが蔓延する中に出る事もあるまい。
無理せずに一日家でダラダラ過ごすことにした。

たっぷり寝たこともあり、今のところは元気である。
しかしまだこれから本格的に副反応の症状が出る可能性もある。
この後も慎重に様子を見ながら過ごしていこうと思う。
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接種


FUJIFILM X100V

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ワクチン接種の第1回目を受けてきた。
会場の小学校までタクシーで行ったが、少し早めに着いたため、列に並んで順番を待った。
基礎疾患があるため受ける僕は少数派で、会場には意外にまだ高齢者が多い。
日差しを避けようとお洒落な帽子を被っていたこともあり、若く見える僕は目立ったかもしれない(笑)

案の定、指示通り動かない人も多く、多少ぎくしゃくしていた。
僕はしっかり説明書を読んで、書類は前日にすべて書き込み、上履きや身分証明書もすぐに出せる状態で行ったので、すべてが滑らかに進んだ。
見ていると、そもそも用意するようにと書かれていた上履きを持って来た人自体が半分以下であった。
いくら分かりやすく指示しても、まったく読まなかったり、読んでも理解出来なかったり、さらには指示に逆らってみせたい人もいる。
そういう人たちの集団なので、コントロールする方は大変だなと気の毒になった。

接種であるが、まったく痛くはなかった。
いつもの糖尿の採血と比べると、それこそ蚊の刺す程度だ。
しかし液体を注入した時に、体内に異物が入った感触はあった。

その後15分間椅子に座って待った。
接種の済んだ何十人かの人が、間隔を置いて座っている。
その間、自分の体の状態をじっくり観察してみた。
特殊な注射をした時に、たまに口の中で味がすることがあるが、今回も少しそれを感じる。
また僅かにめまいがするような気がするが、これは思い過ごしかもしれない。

その15分の間、接種済みの人たちの様子を観察する専門の看護師の人が立っている。
座っている人の顔を真剣な目つきで観察しており、ちょっとでも異変を感じると、すっと近付き大丈夫かどうか聞く。
ぼけっとしている年寄りもいて、一人ずつ話しかけて確かめていた。
中には15分待てずに、立ち上がって勝手に帰ろうとする人もいる。
しかし接種の済んだ順番に並んでいるので、ずるい事をするとすぐに分かってしまう。

朝の比較的早い回を予約したため、涼しい内に接種を済ませる事が出来た。
しかし暑くなることは分かっていたので、終わると早々に会場を後にした。
歩き出すと至って元気で、やはりめまいは気のせいだったようだ。
日差しは強くなってきたが、日陰に入ると涼しい風が吹く。

家に帰ると眠くなってしまい、ちょっとベッドに横になったところ、そのまま深い眠りにつき何時間か寝てしまった。
やはり注射の影響であろう。
夕刻を前に少し熱っぽく感じたので、体温計で測ってみたが、平熱より少し高めな程度で、夜にはいつもの体温に戻った。

言われていた痛みも今のところほとんど無い。
多くの人は一日以上おいてから症状が出ている。
問題は明日以降であろう。
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設定


Z7 + NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S

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50mmf1.2を使い出して、コントロールリングとカスタムボタンの設定を行ったことを書いた。(2021年5月12日の日記
以前はそういう新しい機能を利用することなく、長年やり慣れた旧来の操作方法で撮影していた。
しかし50mmf1.2のリングの位置がちょうど手に触れやすい場所にあり、撮影中に意図せずに動かしてしまうことがあった。
だからと言って機能をオフにしてしまうより、どうせなら積極的に使った方がいいだろうと思い、機能の割り当てを設定してみたのだ。

レンズの根元のコントロールリングには露出補正を、カスタムボタンには拡大表示の機能を与えてみた。
自分が普段よく使う、あるいは使いたい機能である。
これがなかなか具合が良く、上手く使いこなせればかなり有用である事が、今更ながら分かった。
やはりこういうものは積極的に使わなければ駄目だと反省した。

その設定であるが、これはカメラのボディ側で行う。
そのためレンズを交換しても同じ操作が有効になる。
他のレンズに付け替えても、コントロールリングとカスタムボタンには同じ機能が割り当てられるのである。

今回マクロの105mmf2.8を使用したわけだが、初めてでもすぐにコントロールリングとカスタムボタンを使うことが出来た。
ファインダーに表示された画像を見て、カメラの算出した露出値を少し補正したいな、という時にコントロールリングを回す。
以前なら右手の指が覚えていて、露出補正のボタンを押しながらダイヤルを回したが、現在は画面の変化を見ながら左手でリングを回すだけでいい。
頻繁に使う機能なので、より直感的で滑らかなこちらのやり方のほうがやりやすい。
一方でファインダーの画像の明度やクオリティは重要で、周りの明るさなどの影響も考慮した上で、適切な調節が出来る感覚を養う必要はあると感じた。

カスタムボタンに関しては、まだ上手く使いこなせていない。
拡大表示機能を割り当てているが、構えてしまってから、ボタンの位置が分からなくて確かめることが何度かあった。
また拡大率も高く設定し過ぎたようで、急にドーンとアップになって映ると少し戸惑う。
拡大表示はマクロ撮影では役に立つ機能なので、もう少し経験と練習を積んで、上手く使えるようになりたい。
新しい機能に合わせて、撮影スタイルも柔軟かつ積極的に変えていく必要がある・・ということだ。

生き物が相手だと、こちらの撮影が終わるのを待ってくれるとは限らない。
一発勝負なので、こういう機能を武器として使いこなせるかどうかは重要になる。
わざわざメーカーが付けてくれた装備なのだから、上手く使えば有効なことは検証済であるはずだ。
これを使わない手は無い。
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