裁縫箱


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洗濯屋に出してあったセーターを着ようと、ビニールの包装から出したら、襟の部分のタグが取れかけていた。
片側の縫製が外れてぶら下がっており、痛んでいることを示すピンが付けられている。
軍用のデッドストックのセーターだったので、もともと荒っぽい作りなので仕方があるまい。

自分で直そうかと思い、縫製の道具を入れた箱を探した。
このくらいなら自分で出来るだろう。
小学校の家庭科の時間に、糸と針の使い方を習った。

自分の裁縫箱がみつからないので、Mrs.COLKIDのものはないか聞いた。
棚の下の段に入っているというので、引っ張り出してきた。
弁当箱を大きくしたような形の、四角いプラスティックのケースである。

僕のものとほぼ一緒だ。
僕のは白っぽいが、Mrs.COLKIDのものはピンク・・・
小学生の時に教材で買ってもらった裁縫箱である。
何とまあ、懐かしい・・・
ふたりとも、半世紀ほど前に買ったものだが、いまだにそのまま残っており、しかも現役なのだ。

僕の裁縫箱は、油性ペンで僕の名前が平仮名で書いてある。
小学校の低学年の頃に、父親が書いたのだろう。
Mrs.COLKIDのものは、APPLEと文字の入ったリンゴの絵の描かれたシールが貼られている。
もちろんアップル社が出来る前であり、単純に英語のシールがカッコいいと思って貼ったのだろう(笑)

中に入っているものも、多分50年前からそのままのものがけっこうある。
金属製の裁ちばさみなどは、切れ味は悪くなっているが、当時のままである。
消耗品の糸は、流石に新しいものに入れ替わっている。
しかしボタンやホックなど、台紙が茶色く黄ばんでおり、恐らく50年前に箱を買った時から入っていたのであろう。

それにしても、ずいぶん頑丈に出来た箱だな。
箱を作った会社も、まさかこんなに長く使われるとは思っていなかっただろうが・・・
我家のふたりが共に持っているくらいであるから、今でも各家に残っているのではないか・・・
それほど頻繁に針仕事をするわけでもないので、痛みも少ない。
裁縫箱って、ある意味一生ものである(笑)
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エイコン・アンティーク


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今日は珍しくトリッカーズのバートンのエイコン・アンティークを履いて行った。
黄色味の強い色で、トリッカーズの中でも人気の高いカラーである。
あの色が欲しいという話はよく聞くのだが、意外に履いている人を見ないような気もする。

個人的には合わせるのが難しくて、あまり履く機会のない靴であった。
どうだと言わんばかりに目立つので、気が引けてしまうのだ(笑)
バートンは何足か持っているが、茶色系を履くときは、どうしてもマロン・アンティークの方を選んでしまう。
濃くて赤みの強いマロンの方が、組み合わせるのはずっと楽だ。
エイコン・アンティークは2014年に買っているのだが、多分数回しか履いていない。


(iPhone 13 Pro)

バブアーのビデイルを着るにあたり、いろいろな組み合わせを考えてみた。
その中で差し色として、このエイコン・アンティークのバートンが浮上してきた。
マロンでは同化してしまい、差し色としてはちょっと弱いのだ。

同じ英国製のアウトドア系の革靴であるし、エイコン・アンティークは黄色っぽいとはいえブラウンの延長なので程よく融合してくれる。
ビデイルの相棒としては有望株である。
大分悩んで決めたのだが、悪くない組み合わせだったようで、人からは褒められた。
これからエイコン・アンティークのバートンの出番が増えそうである。

トリッカーズのバートンは、これだけ硬い靴なのに、何故か履いていて当たることが滅多に無い。
羽根は閉じ気味であるし、形も足に合っているとは思えないのだが、履いていてそれほど不快には感じない。
丈夫なのは確かで、かなり長く付き合える靴だと思う。
安い頃に何足か買っておいてよかった(笑)
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AI食


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「AI食」という言葉をご存知であろうか。
2023年のヒット予想のランキングにも入っているという。
昨年ラジオの番組で、それを開発している会社にインタビューしているのを聞いた。

一般に食事から得られる栄養素の身体への影響は、専門の機関などが出している数値を基準に考えられている。
たとえば、血圧が高いから塩分を抑える・・とか、筋肉を付けたければタンパク質を多く摂る・・といったことだ。
それは一般的な「常識」となっており、皆がそれに基づいて考えるし、専門家もそれに沿って指導する。

ところがこの基準はあくまで平均値であり、実際には人によってかなり違うものであるらしい。
摂取した栄養素の体内への摂り込み方やその影響は、かなり個人差があるそうで、基準に基づいて摂取しても、ほとんど効果が出なかったり、逆効果になる場合さえあるようだ。
人によってばらつきが大きいので、平均値だけを基準に対処しても、得られる効果には限界があるという。
実験した結果、やはり個々に合わせて食事の内容をコントロールすることで、劇的に効果が上がることが分かり、そのロジックも解明できてきたのだという。
AIを使い個人の体の傾向を判別し、食べ物の嗜好まで考慮しながら食事の献立を考えていく・・というような仕組みらしい。

流行のパーソナライズをさらに発展させたもので、一人ひとりに合わせた食事を考えることで、食生活を大幅に向上させようということだ。
確かにこれが実現すれば、我々の生活への影響は多大なものになる。
しかしこのようなやり方が普通になると、僕が今やっている食事管理のアプリは、もう古いものになるな・・・
あれはあくまで一般的な基準に基づいて動いているからだ。

それにしても、具体的にどういう方法で、この新しい仕組みを利用できるようにするのだろう・・と思っていた。
調べてみたら、何と僕が使っている食事管理のアプリの会社と、すでに数年前から提携して進めていることが分かった。
数百万人が使用しているアプリなので、AI食を実施するための土壌は整っており、互いにメリットも大きく組まない手は無い。
既にかなりの人数で実験を行い、成果を上げているらしい。

数日前、そのアプリがいよいよリリースされたようで、AI食の追加オプションの通達が来た。
今までネットで調べても、具体的な方法があまりヒットしなかったのだが、これでやっと内容が公表される。
基本的には、血糖値を下げたいとか、筋肉を付けたいとか、個人ごとに自分の目標を定めると、それを実現するための食事を提案してくれる、というプログラムらしい。
もちろんそのために一定の期間、食事内容や体の各種数値を入力する必要があるだろうし、そこからAI解析して、その人の体に影響を与える栄養素の因子をみつけるのだと思われる。

これは人の生活を大きく変える可能性の高い技術である。
将来人の平均寿命が大幅に延びるといわれているが、その要因のひとつとなるであろう。
もう我々の世代では間に合わないだろうが、平均寿命が100歳を超えていくには、食事の改善は不可欠である。
「ボケてまで長生きしたくない・・」と言う人は多いが、ボケないで健康なまま100歳以上まで生きていく・・という時代がくるのであろう。
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輸送


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今日は寒かった・・・
昨日、一昨日と、大雪で荷物の輸送が遅れるという通知が、複数の運送会社から入ってきた。
刻々と変化する状況を知らせるために、1日数回、数時間おきに送られてくる。

そのうち遅延では済まなくなり、一部地域は受け入れストップになった。
届けることが出来ないのに、どんどん荷物を出されてしまうと、デポが一杯になってしまうからだ。
一部地域と言っても、対象は関西から九州まで、日本の西側はすべて停止になった。

やっと天候は回復したが、遅延はすぐには解消しない。
滞留していた数日分の荷物が残っており、正常に戻すのには時間がかかる。
輸送量は多いし道も混むしで、現場は大混乱であろう。
荷物を出荷したら、いつ着くか保証できないと言われた。

ある得意先の販売員から、今日送る予定だった荷物を、三日ほど出荷を遅らせてほしい・・という連絡が来た。
荷物の受け入れのタイミングを、自分の都合に合わせて調整したいようだが、今はそんな事を言っていられる状況ではない。
出荷を止めたために、今度は何日も到着しない・・なんていう事になりかねない。

全国的に輸送が混乱しているので、指定の日時に到着しなくても責任は取れないが・・と、担当者がメールした。
得意先の販売員は、物を右から左に動かすだけが仕事の人なので、もっと簡単に考えていたようだ。
恐らく上からも、到着日をコントロールして在庫を減らすよう言われているのだろう。

しかし話を聞いて、そんな気楽な状況に無いことに気付いたようだ。
何とか受け入れるから、やはり今日出荷して欲しいとメールがきた。
相手が柔軟に対応できる人で良かった。
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実力発揮


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那須の山には、当然のようにKEENのウインターブーツを履いていった。
今回は二つ持っているうち、レヴェル・フォー・チェルシーの方を選んだ。
アンカレッジ・ブーツと比べて、よりヘビーデューティーな作りのブーツである。
2023年1月6日の日記

雪上、氷上の性能を強化したアウトソールには、低温下でも硬くならないゴムが使われているという。
特性の違う2種類の素材を、突起部の高さを微妙に変えて配するという凝った構造。
ブロックにはギザギザのサイプが入っており、見た目はスタッドレスタイヤにそっくりである。
これを雪の上で試してみたかったのだ(笑)

車で那須岳のワインディングロードを上っていったが、ロープウェイの発着駅の近辺は、この季節は閉鎖されて通行止めになっていた。
車で行けるのは、少し手前の土産店の並ぶ駐車場までである。
そこが冬山登山の出発地のようで、登山客がけっこう来ており、駐車場には多くの車が止まっていた。
しかし冬季は土産屋の商売は成り立たないようで、お店の方はほとんど営業していなかった。


(Z9 + NIKKOR Z 50mm f/1.2 S)装備の準備をする登山客

全般に雪は少なめだったが、さすがにその高さまで行くとそれなりに積もっている。
車の往来のある道路は乾いているが、道から外れた斜面は雪で覆われていた。
気温は常に氷点下なので、駐車場の地面も一部凍結していた。

レヴェル・フォー・チェルシーを履いて、まずは駐車場にある雪や氷の上を歩いてみた。
ガチガチに凍った路面でも滑る様子がほとんど無く、かなり安定している。
最初は恐る恐るだったが、すぐにリラックスして歩けるようになった。
もちろん無茶をすればツルッといくのであろうが、このくらいの凍結なら不安はほとんど感じない。
実力は相当高そうである。

調子に乗って、ガードレールを越えて、道から逸れた細い山道に入ってみた。
深く雪が積もった斜面で、誰も歩いた形跡は無い。
ちょっと厳しいかなと思ったが、思い切って足を踏み入れてみた。

不安定な下り坂を降りてみたが、これだけ雪深い場所でも何とか進むことは出来る。
防水性能は高く、表面から水分が染み込んでくるようなことは無い。
さすがにブーツの口を超えて、膝の辺りまでズボッとはまったら、雪が少しブーツの中に入ってきたが・・・(笑)
危険なので程ほどで戻ってきたが、普通のブーツではとても歩けなかったろう。
これだけ性能が高ければ、日常の使用では、かなりの悪天候でも大丈夫と思われる。

今回も感じたのだが、このブーツで特筆すべき性能のひとつが、冷気の遮断能力である。
かなり寒い日でも、足が冷える事がほとんどないのだ。
周りの人が、足の感覚が無くなるほど冷えている・・と悲鳴を上げるような場所でも、まるで平気でいられる。
もちろん寒さをまったく感じないわけではないのだが、苦痛を感じることが無いのだから凄い。
サイドゴアのため脱着も楽だし、実用性と高性能が不思議なバランスで両立した面白いブーツである。
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ビデイル


FUJIFILM X100V

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だいぶ悩んだが、ついにバブアーのビデイルを買った。
前にも書いた通り、かなり前から欲しかったのだが、どうしても買えないでいた。
ぎりぎりまで悩んで、同社の他のモデルにしたこともある。(2021年10月21日の日記

あのコーデュロイの襟のついたジャケットを、自分が着こなせるとは、どうしても思えなかった。
鬼瓦権造にならずに・・・(笑)
ネットでビデイルのコーディネート事例を見ても、おおっと思うほどカッコいい人は、そう多くは無い。(個人的な見解です。すみません)
白人でもそうだ。
というか、むしろその垢抜けない無骨さが、ビデイルの売りなのだろうが・・・

購入前に周囲の人に「これどう思いますか?」と、スマホでビデイルの画像を見せてみたが、ほぼ全員が「ウーン、これはちょっと・・」という反応をした(笑)
大半の人が、工事現場の酔っ払ったおじさん・・要するに鬼瓦権造を思い浮かべるようだ。
ビートたけしの影響力は絶大である(笑)
母親からは、あなたには似合わないから絶対にやめなさい・・と強く言われた。

ネットの画像をいろいろ見ているうちに、胸板の厚いガッシリした体形の人が似合うのではないかと気付いた。
日本人でお洒落な人は、大体すらっとしたスマートな人が多いが、そういう人で似合っている人が少ない。
そうなると僕でもいけるかもしれない。
足が短いことを除けば、条件に合っているぞ(笑)

というわけで、メルカリでビデイルを注文してみた。
ただ一番人気のセージというグリーンのビデイルだけは、ちょっと僕では着こなすのは厳しい・・と思い、他の色にした。
またそこで妥協してしまったのだが、こればかりは仕方が無いだろう。
ロイヤルワラントが3つ付いたモデルを、けっこう安く買うことが出来た。

サイズに関しては大分悩んだ。
前にも書いたが、僕は胸囲があるので、通常のサイズでは胸が引っかかる可能性がある。
そのため作りに余裕のあるクラシックビデイルを選ぶ方が無難である。
袖が長すぎて余ってしまうのが心配であったが、思い切ってひとサイズ大きいものを選んだ。

到着したビデイルを着てみると、ちょっとゆったりしているくらいで、袖の長さもおかしくない範囲である。
恐る恐る鏡の前に立ってみる。
自分で言うのも何であるが、まあまあ似合っている。
母親に見せたら「あら・・」と、意外だったという反応をした。

早速ビデイル中心に他のアイテムを考えている。
シャツ、ズボン、マフラー、帽子、靴(これはいくらでもある・笑)・・・
やはり着こなしの難しい服で、ちょっと油断すると鬼瓦権造になってしまう。
いろいろ試している時に、ジャケットの前を閉めてKEENの長靴(サイドゴア)を履いたら、それを見たとたん、Mrs.COLKIDから「それはゴンゾーになるからやめなさい!」と強く注意された(笑)
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殺生石


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那須の殺生石に久しぶりに寄ってみた。
前回来たのはいつだったか・・・
もしかすると、20年くらい前かもしれない。
那須岳に上るワインディングロードの入り口にあるので、その前は何度も通っているのだが・・・

硫黄の臭いがプーンと漂う場所で、がけ崩れの現場のように、斜面に大小の岩がゴロゴロしている。
毒性のあるガスにやられて、時折キツネなどの小動物が石の周辺で死んでいる。
九尾の狐伝説があり、平安時代末期に鳥羽上皇が寵愛したという玉藻前が、陰陽師・安倍泰成によって妖狐の化身であると見破られて東国に逃れてきた。
しかしこちらでも悪事を重ねたため、上総介広常、三浦介義純らの討伐軍によって退治され、石に姿を変えたと言われている。
その石が毒気を放ち、近づく動物や人間の命を奪う事から、殺生石として恐れられた。



実際昨年の12月に、石の右奥にあるガスの発生量が多い場所で、親子と思われるイノシシが何と8頭も、連なって死んでいるのがみつかった。
衝撃的な光景で、テレビのニュースで何度も流れていた。
人間の大人なら、近くまで行かなければ特に影響は無いと言うが、過って子供やペットなどが近寄らないよう、石の手前に柵が設けられている。
確かにイノシシの家族が揃って逃げられずに死んでしまうのだから、かなりのものである。

また昨年の3月には殺生石が二つに割れる・・という事件が起きた。
表紙の画像の通り、きれいにパカッと割れて、色の変わった切断面が見える。
もともと数年前からヒビが入っていたそうで、町としては自然に割れたのだろうという見解である。
しかし何だかお告げのようで気味が悪いので、これもニュースになった。

まあいろいろ事件は起きているが、すでに観光地として長く、狐の怨念が残っているとは思えない。
むしろ話題になり、観光客が増えているのか、駐車場は一杯であった。
歴史上何度か噴火を繰り返している地域なので、硫化水素、亜硫酸ガスなどの有毒な火山ガスが常時噴出している。
その分効果の高い温泉が出るのも確かで、殺生石のすぐ横には、高温の湯船で有名な鹿の湯がある。
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120キロ


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久しぶりに東北道を走ったら、最高速度の制限が120キロになっていた。
調べたら、昨年の10月12日から、岩槻IC付近から佐野藤岡IC付近までの限られた区間で、最高速度規制が100キロから120キロに変更された・・と分かった。
対象は今まで高速道路での法定最高速度が100キロだった車両である。

道端の標識では、下の画像のように、最高速度の表示が2つ並んでいる。
車のカメラが道路上の標識を読み込んで、インパネにその道の制限速度が表示されるのだが、今回は2つある標識のうちしっかり自分の方を判別している。
あるいは地図情報にもそういうデータが埋め込まれているのか。
そういえば最近、車のプログラムが自動更新したようなメッセージが出ていたが、それに関係しているのかな・・・


(iPhone 11 Mrs.COLKIDが撮影したものを拡大)

下のインパネの画像の赤丸に囲まれた120という数字は、現在走行中の道路の制限速度である。
初めて100を超える数値がここに表示された。
これは車のオートクルーズを120キロに設定して(左上のグリーンの数字)、実際に時速120キロ(中央の白い数値)で自動走行している状態である。
もちろん違法ではない。
ハンドルも車線に合わせて動き、正々堂々と自動で走行していく(笑)


(iPhone 13 Pro)

以前より道路の制限速度って、あと20キロくらい上げてもいいのではないか・・と思っていた。
特に東北道のように広い道では妥当な数字のように思える。
何しろ僕の車の自動運転では、最高で時速210キロに設定できるのだ。
実際にそういう使い方をしている国があり、性能面でもそのくらい大丈夫・・ということだ。

こうなると、以前の習慣のまま100キロで走っている車が、妙に遅い車に見えてくる。
・・と思ったが、警察本部の発表した資料には、走行する際の留意事項として
「最高速度は120キロになりますが、120キロで走行する必要はありません。十分な車間距離を保ち、進路変更をする際は、進路変更しようとする車線の安全確認を行っていただくとともに、交通状況や天候に応じた安全な速度で走行してください。」
とちゃんと書かれている(笑)
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硫黄


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無事帰宅した。
お昼過ぎに帰ってきて、午後から都内に出かけた。
那須で温泉に入ったので、身体から硫黄のにおいがして、出かける前にシャワーを浴びた(笑)

昨晩と今朝の2回、温泉に入った。
泊まったホテルの温泉で、白濁した強めの硫黄泉。
入るとビンビンと体が痺れてくる。
その中にのんびりと浸かってきた。
やっぱり実家ではなくホテルに泊まる方がいいな・・・

那須の山の上の方まで行ってみたが、マイナス5℃くらいであった。
街中でマイナス2℃前後。
高速に乗って東京に向かうと、佐野の辺りで、もうプラス8度になっていた。
都内は暑くて春のように感じた。
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久しぶりの那須


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久しぶりに那須に来ている。
コロナ発生前、2019年の夏に行って以来である。
真冬に那須に行くのは、本当に何年ぶりであろう。

実家は広すぎて寒いので、今回はホテルに泊まることにした。
オフシーズンなので、空いているし価格も安い。
屋内は暖かく温泉もあるので、無理に実家に泊まるよりいい。

一週間ほど前に、急遽用事が出来て、那須の実家に行くことになった。
素泊まりでホテルを探したら、けっこう安いところがみつかった。
ところが2日ほど前になったら、さらに安くなり、ビックリするような価格になっていた。

次回のために覚えておこう。
あと念のためにワクチンの接種証明を持ってきてよかった。
それを見せることで、宿泊料金がさらに割引になった(笑)
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売り込み


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会社のパソコンに毎日売り込みのメールが来る。
このところ特に多いのが、Youtubeの動画を作成して貴社の宣伝をします・・という内容のものだ。
それが毎日何通か送られてくる。

これだけ来るということは、どこかのリストに会社のメールアドレスが載っているのだろう。
それにしても、宣伝の動画を製作したいという要望って、そんなにあるものなのだろうか。
あるいは逆に景気が悪いので、積極的に売り込まないと仕事がみつからないのか・・・

ところが、以前ここに書いた内容と、同じようなことが起きた。
2022年2月15日の日記
違う2つの会社から届いた売込みのメールが、まったく同一の内容だったのだ。
社名と担当者だけ変えてあるが、あとの文章は一字一句まったく変わらない。
「株式会社〇〇の〇〇と申します」の〇〇の部分だけが入れ替えてある。
2通のメールが、偶然近いタイミングで届いたので気付いた。

文章の雛形だけ作って、あちこちにばら撒いているのは明白である。
てっきり売り込みのメールかと思っていたが、実は詐欺、ウイルスのばら撒きなどが目的の迷惑メールなのだろうか。
もちろん送り主に連絡を取るつもりはなかったが、不用意にクリックしたら大変だった。

何か良からぬことを企んだメールが、毎日のように送られてくるわけである。
まあ、届くメールのすべてが迷惑メールではないかもしれないが、こちらとしては、この手のメールはすべて危険と判断して、一律削除してしまうしかない。
本当に営業のつもりでメールを書いている人がいるとしたら可哀想である。
このような状況では、メールを使った営業って、もう出来ないのではないか・・・
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忘れた


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スマホを会社に忘れてきたようだ。
帰りの電車で気付いた。
多分・・会社・・だと思うけど・・・

スマホが無いと不安になるのは、やはり依存症なのだろう。
電車の中で何か見ようとして、そのたびに無い事を思い出してガッカリした。
家に帰れば、パソコンで何でもできるし、行動に支障をきたすほど困るわけではない。
でも何故か不安になるのだ。

過去のブログを見ると、スマホをどこかに忘れてきた時のことが、数回書かれている。
どうも1、2年に1回ほど、忘れることがあるようだ。
これがもっと増えてきたら要注意だな(笑)
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アヒルの一家


FUJIFILM X100V

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昨年暮れ、SAVE THE DUCKというブランドのジャケットを購入したことを書いた。(2022年12月30日の日記
そのジャケットが皆に好評で、僕が着ているのを見ているうちに、Mrs.COLKIDも欲しくなったようだ。
さすがイタリア製で、一般のダウンと比べても、スマートでスタイリッシュである。
そのうちMrs.COLKIDがネットで調べているのを横で見ていた母親まで欲しいと言い出した。

僕は僕で、もう一着違う色が欲しくなって、海外の通販サイトに発注したことを書いた。(2023年1月9日の日記
注文したら、その翌日にセールが始まってしまい、価格が一気に下がった。
仕方が無いかと諦めていたが、シーズンも中盤を過ぎたためか、さらに値引きされ、ついにはあちらの価格の半額にまで下がってしまった。

こうなるとさすがに考えてしまう。
結局、先に注文した分はそのまま返品することにして、新たにセール価格で購入することにした。
返品に送料が数百円かかるが、それでも十分に安い。

在庫の都合上、ワンサイズ小さくなるので、着られるかどうか、もう一度お店にサイズを確かめに行った。
確かに腕を動かすと胸が少し引っかかるのだが、もう春も近いし、インナーも薄手で済むであろう。
春先専用と割り切れば、ひとつ下のサイズで何とかなると判断し、購入に踏み切った。
実際、気軽に買えるほど安い価格にまで落ちていたのだ。
(ちなみにもう元の価格に戻っている)

同時にMrs.COLKIDも僕とは違うスリーブの無いモデルを注文し、母親は腰まである長めのモデルを注文した。
どちらも国内価格の半分くらいで購入できた。
数日でそれらが入った大きな箱が届いたが、特に母親の購入したものは驚くほど似合っている。
お腹の部分がスッとくびれており、凄くカッコよく見えるのだ。
本人は本当にいい買い物をしたと大喜びである。

というわけで、家族全員がアヒルになってしまった。
肩のアヒルのエンブレムが良かったのだが、全員がアヒルではなあ・・・
僕はまた違うのに変えようかと思い、密かに他のジャケットを物色しているところである。
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効果


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食事管理のアプリを使っていることを書いた。
このアプリのお陰でダイエットに成功した。
非常に効果的なアプリで、世間での評判も高いようだ。
仕事上の知人数人に紹介したが、劇的に効果が出ている人もいる。

食事を分析して、身体が摂取した栄養素を算出し、アドバイスしてくれるアプリである。
それをしっかり機能させるためには、当然食べたものをすべて入力しなければならない。
そのデータから判断して、食べ過ぎているとか、もっと何を食べるべきか、といったコメントが表示されるのだ。

大手のスーパーやコンビニなどで販売されている食品は、すでにアプリのデータベースに登録されているものが多く、キーワードを入れるだけで出てくる。
例えばファミリーマートで売られている「窯出しとろけるプリン」なら、「ファミリー」「プリン」とだけ入れれば、候補がズラッと表示される。
それだとまだ数十種類の候補が出るので、「窯」まで入れれば数種類に絞られる。
そこから該当する商品を選べば、各栄養素の数値は登録されているので、面倒な入力はしないで済む。

またユーザーが協力し合い、自分が食べた食品を登録して、共有のデータベースに追加していく仕組みも、このアプリの優れたところだ。
以前は入っていなかった食品が、しばらく経つと登録されていたりする。
高級スーパーのオリジナル商品や、有名店のお菓子類などは、以前はほとんど無かったが、今は表示されるものが増えてきた。
日々データベースが更新され、充実していくのが分かる。

ただこれはあくまで市販の食品の場合である。
毎回コンビニ弁当やお菓子ばかり食べていたのでは、健康的ではないし、豊かな食生活とも言えないだろう。
このアプリの本来の目的から言っても、個々の健康をしっかり考慮して、家庭で料理を作って食べる方が望ましい。

ところが家で作る食事は、アプリに入力するのが難しい。
たとえばお好み焼きを作って食べたとして、「お好み焼き」と入力すれば、大量の種類のお好み焼きが表示される。
しかし自分が作った料理と完全に一致するものは基本的に無いから、豚肉が入っていた・・とか、野菜が中心だった・・とか、内容が比較的近いと思われるものを選ぶしかない。
もともと誤差が大きいものなので、大まかに合っていればいい・・くらいの気持ちでいくしかない。

市販の食品以外でアプリに登録されているのは、ポピュラーで一般的な料理が中心となる。
我が家の場合、母親にしても、Mrs.COLKIDにしても、積極的に料理を創作するタイプなので、アプリの入力に困ることがある。
登録されている例に当てはまらず、どう入力していいか分からないのだ。

たとえば先日田舎に行った時に、義兄がヤツガシラと里芋を畑で採ってきてくれた。
早めに食べなければと、家人が帰宅後にすぐに調理した。
ヤツガシラはキノコと油揚げで煮物にしたのだが、アプリへの入力に困ってしまった。

正月くらいしか食べないのか、ヤツガシラを使った料理自体がほとんど登録されていない。
やむなくヤツガシラの煮物と、キノコ、油揚げと別々に入力して、恐らく栄養素としてはこれで近いだろう・・というデータを作り上げた。
こういうことは時々起こる。

一方で予想していなかったアプリの効果もある。
ヤツガシラの料理の登録が少ないので、試しに里芋で検索してみた。
やはりキノコと油揚げの組み合わせは入っていなかったのだが、イカと里芋の煮物がいくか出てきた。

それをMrs.COLKIDに告げたところ、その翌日、魚屋でイカを買ってきて、里芋と煮てくれた。
僕から聞いた時、確かに里芋はイカと煮たら美味しいかな・・と思ったようだ。
たまたま店頭で新鮮なイカを見かけたので、それを思い出して買ったのだという。
つまりアプリから刺激を受けて、料理を作ったことになる。

食べたことのない料理が、アプリの候補一覧に表示されることもある。
どんな味なのだろう・・と想像し、お店に買いに行ったり、作ってみたりする。
今はこういうものが流行っているのか・・と、世の中の流行を知る助けにもなる。
恐らく当初はこういう効果は想定していなかったのではないだろうか・・・
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飛ばし見


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以前はインターネットと言えば、もっぱら文章や画像を使って情報を伝えていた。
しかしご存知の通り、現在は映像がそれに入れ替わろうとしている。
Youtubeを初めとした動画サイトが、情報伝達の主流になりつつある。

前から思っていたのだが、Youtubeって見るのに時間がかかり過ぎる・・ということはないだろうか。
Youtubeを見出すと夜中になってしまうので、遅めの時間には見ないようにしている。
知りたいことは決まっているのに、なかなかそこに辿り着かない。
要点だけに絞れば5分で済むところが、1時間付き合わなくてはならなかったりする。
こちら側の主導でペースを変えづらいのは、今の時代に何だか不合理にも思える。

Mrs.COLKIDは録画したテレビ番組を観る時、積極的に早送りを使い、どんどん場面を飛ばしている。
自分の見たくないシーン(特に蛇の出るシーン)や、興味の無いシーンは容赦なく飛ばす。
大まかなストーリーが分かればいい・・という感じだ。
けっこう肝心な部分や、細かい伏線やその回収の場面まで飛ばしてしまうので、横にいてイライラすることもある。

映像作品は単なる情報ではなく、あくまで鑑賞する作品であるから、無暗に飛ばされると不快に感じるのだ。
一見何気ないシーンにも重要な意味を含ませている場合があるのだが、そんなものは関係なく切り捨ててしまう。
映像の持つ空気感や間・・といったものを味わうのも、映像作品を楽しむ醍醐味のひとつなのだが、とにかく話の要点だけ分かればいい・・という感じである。

しかし一方で、先ほどとはまるで逆のことを言っている自分にも気付く。

コストパフォーマンスという言葉がある。
昔はCPと略したが、今はコスパと略す人が多い。
日本語では価格性能比などと言っていたが、要は支払う価格に見合うだけの性能があるかどうか、判定する時に使う言葉である。

しかし最近は、コストパフォーマンスよりも、タイムパフォーマンス(略して「タイパ」)が重視されるという。
要するに、かけた時間に見合うだけの成果や満足度があるかどうか・・という事だ。
今やお金よりも時間の方が大切・・というわけだ。

それに伴い、倍速再生などの機能を盛大に使って、映像を飛ばし見しながら鑑賞するのが普通になっているという。
まだYoutubeのコンテンツを早送りする程度なら分かるが、映画も倍速で見る人が増えているというのだ。
それも最初から最後まで、1.5倍速で見たりする。
それが前提の機能まで用意されており、速度を上げて再生しても、音声がしっかり分かるようになっている。

簡単にそんな事をされては、懸命に役を演じた役者や、練りに練ってシナリオを書いた作家など、製作者側にしてみたら、堪ったものではないだろう。
しかし観る方は、1作品を見る時間で、2作品が見られるとしたら、その方が「タイパがいい」・・というのだ。
仲間内の話題についていくためにも、内容を知っておくことが何よりも重要らしい。

情報の主流が動画に移行したことで、映像作品も情報として一緒くたに扱われ、視聴者に作品を鑑賞する習慣や能力がなくなっているのか。
あるいは映像作品自体が変質して、今や本当に単なる情報のひとつになりつつあるのか。
映像が簡単に見たり作ったり出来るようになり、その価値が薄れてきたのかもしれない。

こうなると映画も、視聴者に倍速で再生されることを意識して作った方がいい。
わざとゆっくり演技させて、倍速で見てちょうどいいくらいに撮るとか・・・
逆に思い切り早く喋らせて、早送りでは何を言っているか分からなくするか・・・
ストーリーを根底からひっくり返すシーンを一瞬だけ入れて、倍速で見た人には意味が分からないようにするとか・・・
そういう意地悪をしたくなる(笑)
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