トイレで用を足した後に手を洗う男性が、10年前は50%であったのが、現在は80から90%に上がったとJ-WAVEで言っていた。
理由は手を洗う蛇口が自動化されて、直に手で触れなくても水が出るようになったからだという。
自分の手のことは棚に上げて、汚い手で人が触ったところに触れるのが嫌なわけだ。
これは用を足した時、自分の手が相当汚れたということを、男性自身が少なからず認識していることを意味している。

しかし女性がこの話で戦慄を覚えるのは、「10年前は50%」というところだろう(笑)
この数字は本当だろうか?という疑問を持つ人もいるかもしれない。
はっきり言おう・・これは本当である(笑)

僕は20年ほど前、都心にある某ビルで働いていたが、トイレで観察していると、大半の人が手を洗わないで、用を足すとさっさとトイレから出て行った。
その頃は手を洗う人なんて50%もいなかった。
東京の赤坂でこれである。

その手の汚れ、より具体的に言えば、いや、やはり具体的に言うのはやめておくが(笑)、そのばっちい手で男はあちこちを触るわけだ。

部屋に入る時ドアノブを掴む。
パソコンのキーボードをペタペタと押す。
エレベーターで行きたい階のボタンを押す。
エスカレーターでは手すりにつかまる。
車に乗ればハンドルを回す。
電車に乗ればつり革を掴む。
そしてあなたの肩に「元気?」と言ってやさしく触れるのだ(笑)

言ってみればこの世の物質はすべて○○だらけといっていい。
中古車や中古オーディオ、古本なんてドロドロである。

今でもトイレで手を洗わない10%から20%の人は、世の中の様々なものに、その汚れを擦り付けながら歩いているわけだ。
もっと恐ろしいことに、その人たちの汚したドアノブを掴んでしまったあなたの手も、やはり同じように汚染されて、以降は汚れをばら撒くゾンビの一員となってしまうのだ。

嘘だと思ったら、何か身の回りにあるものをちょっと舐めてみるといい。
大抵しょっぱい味がするはずだ。

えー・・僕が何を言いたいのかと言うと、要するにその様なことを気にしていたら、もう生きていくことなんて出来ないということだ。

SIGMA DP1

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要望


以前より時折書いているが、ニコンへの個人的な要望として、「レンズ情報手動設定」で自由な焦点距離と開放絞り値が選べるようにして欲しい・・というのがある。
サードパーティ製のレンズやELニッコールのような特殊なレンズを使用する際に、該当する数値が無くて困っているからだ。
あらかじめ数本のレンズを登録しておいて、一覧から瞬時に呼び出す機能も欲しい。
出来ればメーカー名など他の情報も入力出来る様にして欲しい。

一方K師匠は、マニュアルレンズを使用した時にも合焦時に音が鳴る機能が欲しい・・と言う。
AFでは鳴らせるのだから簡単に出来るだろう・・ということだが、マニュアルの場合フォーカスリングの制御が人任せなので、どんどん動かされてしまい、ブザーのタイムラグ等、問題があるのかもしれない。

いずれもファームウエアのバージョンアップで対応できそうな内容である。

ところでデジタルカメラマガジンの今月号の記事で、ヴィネットコントロールの効果が、ニコン以外のレンズでも「カメラ内に情報が登録されている」ものには効く・・と書かれていた。
これはビックリだ。

そもそもこの機能がレンズの銘柄毎に制御しているものとは思わなかった。
実際にシグマの12-24mmF4.5-5.6で効果が出ている例が載っている。
他社製のレンズも認めているということか・・・

SIGMA DP1
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実験


某社でシャワートイレの開発をしている人と仕事でご一緒したことがある。
その時に開発にまつわる興味深い話を教えていただいた。

シャワートイレの洗浄機能を完璧に働かせるためには、どうしても実際の人間を使ってテストする必要がある。
そのためモデルさんを雇い裸になってもらい、実験用トイレに座らせてシャワーの「試射」をするわけだ。

やってきたモデルさんは、名刺を見るとテレビ等にも出ることのある裸専門の若い女性であったという。
その方に全裸になっていただき、下から覗けるようになった実験用シャワートイレの便座に座らせて、お尻に向かって温水を噴射する。
なぜかその日に限り、社員たちは申し合わせたように全員ジーンズをはいて出社してきたそうだ。

モデルさんに「この角度はどうですか」などと状態を確かめながら、真剣な顔をした男たちが、標的であるお尻の穴を見つめ、ノズルの噴射角を変えていく。
モデルさんは「ああ、そこが具合がいいです」などと答える。
それはそれは緊張する実験であったという。

こうして第一回実験は無事に終了したが、その後の会議で、なぜ全裸にする必要があったのかという疑問点が指摘された。
協議の結果、次回からは下半身のみ裸になってもらうことに決定したという。

このようにメーカーの人たちは人知れず日々努力しているのである。
シャワートイレこそ、世界に誇れる日本の文化であるといえよう。

D3 + AF-S NIKKOR 14-24mm F2.8G ED
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明治初期の古写真と呼ばれるものを集めていると、日光を撮影したものを目にすることが多い。
神橋を写したものは定番で、多くは隣にある仮橋の上から神橋の全体像を撮影したものだ。
要するに現在の神橋の写真とほぼ同じアングルで撮られたものである(笑)

今回もそこから写真を撮っている外国人の姿を大勢見かけた。
あまりにイメージ通りの光景なので感動するのかもしれない(笑)
もっとも現在はライブカメラで1秒おきに更新される最新の姿を見ることが出来るのだが・・・

橋を渡ったところで道は突き当たり、左折すると街の中を通って清滝の方に進む。
明治初期の地図を見ると、当時のこの道はウラミロードと呼ばれていたらしい。
人気の高い観光スポットである裏見ノ滝へと続く山道と、途中交差しているからであろう・・と思っていたのだが、グーグルマップの最新の地図と明治時代の古い地図を見比べているうちにそうではないことに気付いた。

この辺りには山の奥へと続く細い道が何本かあり、このウラミロードも本来は山の方へ曲がり裏見ノ滝へと続くのが本道であったようだ。
古い地図上でさらに進むと、何と男体山の裏側を通り、湯元温泉にまで続いている。
しかし現在ではその道は途中で途切れてしまい、グーグルマップで最大に拡大しても確認できない。

イザベラ・バードが日光滞在中、湯元温泉までの小旅行を試みるが、その途中なぜか巨大な中禅寺湖に関する記述がまったくない。
(湯ノ湖に関するものはある)
不思議に思っていたのだが、もしこのコースを通って行ったとしたら、男体山の裏側を通り中禅寺湖の前は通らないので辻褄が合う。
文中彼女はこの険しい道に馬で来たことを後悔し、駕籠を使うべきだったと書いている。

一方神橋で左折してほどなく大谷川の方に降りていく細い道があるが、これは当時中善寺ロードと呼ばれていた道のようだ。
川のすぐ脇の絶壁のようになった場所を通る細い道で、現在は失われているようだが、当時のこの道の写真を何枚か持っている。
中善寺ロードはその後清滝、馬返を通り、現在の第一いろは坂(下りのいろは坂)を通って中禅寺湖へと続く。
つまり現在の120号線はこの二つの道をつなげたようなルートを通っていることになる。

古い地図と現在の地図を見比べると、長い時間をかけて何回も見直さなければ把握出来ないほど、多くの道が失われ様相が変わってしまっている。
日光の場合、恐らく自然の災害によるところが大きいのだろう。
一度古い道の痕跡に沿って歩いてみたいものだとも思うが、もちろんそんな体力は持ち合わせていなし、軟弱者の僕には到底不可能である。
それにクマが出るかもしれないし・・・(笑)

D3 + AF-S NIKKOR 14-24mm F2.8G ED
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からすみ


昔の話だが・・・

母親が作ってくれたお弁当を開けてみると、赤みを帯びた薄いスライスが目にとまった。
おおっ、これはカラスミではないか!

日本三大珍味といわれるカラスミ・・・
それも随分と大きいぞ。
何と豪勢な!
台湾からのお土産にいただいたものだろうか?

早速その珍味を味わうべく、とりわけ大きな1枚を口に運ぶ。
その瞬間、大きなショックに襲われた。
カラスミだとばかり思っていたそれは、カラスミではなくて、京人参だったのだ。

京人参の煮物の大きな切り身。
カラスミだと思って口に入れたら、あろうことかニンジンだった・・
その時のショックがわかっていただけるだろうか?

SIGMA DP1
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使いやすいカメラ



反対にとても使いやすいと感じたのはD40Xだ。
お散歩カメラとはこういうカメラのことをいうのだろう。
難しいことは考えずに、目に入ったものをパチパチと撮る。



軽くてどこへでも気軽に持って行ける。
構図にもそれほど気を遣わない。
当然写真も肩のこらない気楽なものになる。
D40Xを持っていると、いつもと違う写真が撮れる。



↑これお酒じゃなくてジュースね(笑)

D40Xの画質には、何かを省略してしまったような独特の柔らかい感触があり、色はかなり濃厚に乗る。
その大雑把さがまたお散歩にふさわしい(笑)
記録を取るくらいの気持ちで気楽にシャッターを切っている自分に気付く。



↑アラのポワレ シャンピニオン風味・・これは凄く美味しかった(笑)

レンズはAFニッコールの35mmF2なので、オートフォーカスは利かないけれど、それほど不便には感じない。
AFが機能しないのに不満を感じさせないというのは、基本的なデザインが優れているのだろう。
実際AF35mmF2とD40Xとの組み合わせが、僕は一番好きだ。




↑チョコレート・サンデーです(笑)

D40Xは不思議と人を撮った写真が多い。
撮っていて楽しいのでにこやかな写真が多い。
ここには載せられないけれど・・・(笑)

撮り損なったら撮り損なったで、まあいいやで済んでしまう。
そういう気楽さがこのカメラにはある。




D40X + Ai AF Nikkor 35mm F2D
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難しいカメラ


シグマのカメラにはやはり手を焼いた。
このカメラだけ持っていれば、こんなものかとも思うだろうが、D3との組み合わせが悪い。
カメラが何を考えているのか、さっぱりわからなかった(笑)

特に今回持っていったPLフィルターだが、あれはどうやって使ったらいいのか・・・
水面や青空など、よほどわかりやすい被写体以外は、液晶画面では効果が判別できなくて、「??」とクルクル何周も回してしまう(笑)
その上ジッツォの三脚の上にちょこんと乗せて撮っていると、Mrs.COLKIDから何だかおかしいと笑われるし・・・

・・・わかっています。
僕が使いこなせていないだけです、ハイ(笑)
シグマさん、ごめんなさい。
画質はいいですよ(笑)

SIGMA DP1
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上巻


机の上においてあった「桜田門外ノ変」の上巻が、カバーだけ残して消えてしまった。
どこにいったかと思って探したがみつからない。
どうやらMrs.COLKIDが持ちだしたようだ。
そのうち皇居の桜田門や伝馬町牢屋敷跡、小塚原などに行ってみたいと言い出すかもしれない。
もっとも人が大勢死んだところにはいつも行きたがらないのだが・・・

ここのところ吉村昭氏の本ばかり読んでいるので、写真関係の雑誌はほとんど買わなくなってしまった。
人から面白い記事が載っていると聞いたときだけ目を通すようにしている。
机の上にはまだまだ吉村氏の本が積んであるので、当分この状態は続くだろう。

D3 + AF-S NIKKOR 14-24mm F2.8G ED
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雨のいろは坂


土曜日の午後5時まで会社で働いてから日光に向かった。
ところが夕食のラストオーダーが8時だというので少々焦った。
最近は飛ばさないことにしているのだが、夕食に間に合わないのも困る。

東北道で宇都宮まで行き、そこから日光宇都宮道路で終点の清滝まで走る。
高速道路は案外空いていて順調に進んだ。
雨の週末、それも土曜の夜になってから出かける人はあまりいないのだろう(笑)

清滝からは山道で、夜のいろは坂で奥日光まで行くのだが、雨で路面が濡れていて飛ばすのは危険な状態だった。
以前エミールに乗っていた頃、雨の日にここでテールスライドさせてしまったことがあったが、今回も少しでもラフに踏むとズルッときて厳しかった。
そのため慎重に操り、グリップ走行に徹して走った。

それでも7時少し過ぎには中禅寺湖に到着し、食事前に部屋で一休みする余裕まであった。
休日の過ごし方としては、なかなかダイナミックでよかったと思う(笑)

SIGMA DP1
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14-24


今回はシグマDP1が主役でD3は脇役のつもりであった。
ところがDP1は途中でバッテリーが切れてしまった。
(予備のバッテリーはメーカー在庫切れでまだ入手していない)
RAWで二百数十枚、3GBほど撮ったところで力尽き、DP1はそれでおしまい(笑)

やむなくそれ以降はD3で撮影した。
ためしに14-24ズームを付けて歩いたのだが、このズームレンズも賞を独占するだけあって、さすがに凄い性能だ。
画角としてはとても難しくて、使いこなすのは大変なのだが・・・

D3 + AF-S NIKKOR 14-24mm F2.8G ED
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日光行


雨の中、奥日光に行ってきた。
年末に福袋でゲットしたホテルの宿泊券があり、その使用期限が迫っていたからだ。
普通は日光に行くといったらちょっとした旅行だろうが、年に何回も行っているのでそういう認識は薄い。

天気が悪いのにはガッカリしたが、まあ仕方があるまい。
あまり撮影できなかった分、かえって温泉に浸かってのんびりできた。

土曜の夜は雨の音がざあざあと鳴りやまず、それは日曜の朝目覚めても続いていた。
仕方がないので美味しい食事を食べて、温泉で体を休め、ゆっくりと寝た(笑)

D3 + AF-S NIKKOR 14-24mm F2.8G ED
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自宅の机の上にはパソコンのモニタが並んでおり、その両脇にロジャースのスピーカーが置いてある。
これをパナソニックのデジタルアンプで鳴らしているのだが、このレシーバーはFMチューナーも内蔵しており、気楽に使えて非常に便利だ。

たまたま夜遅くJ-WAVEを流しながらネットを見ていた。
すると番組である本が紹介された。
それがちょっと興味ある内容の本だったので、その場でアマゾンで検索してみた。

すでに絶版になっており、アマゾンに出品されている中古本の一覧が表示された。
最安値の本は三千円で、同じ価格で数冊並ぶが、それ以降はだんだん高くなり、最後は数万円という馬鹿げた価格の古本にまで続く。

ほんの1、2分前まではまったく知らなかった本である。
本来なら、どうしたものか・・他のサイトも探してみようか・・と考えるのが普通だろうが、三千円ならいいだろうとデジタル的に割り切り、即断で一番上の一冊を買い物カゴに入れて、そのまま一気に購入手続きも済ませてしまった。

するとその直後、三千円で出ていたものはたちまちの内にすべて売れてしまい、より高い数千円の価格の付いた中古も次々に消えていった。
さすがに数万円のものだけは誰も手をつけなかった様子で売れ残った(笑)

僕にとってすべては机の上で起きたこと。
リアルタイムで情報を提供するFMの生番組とインターネットのリンクが生み出した奇妙な現象を目の当たりにした。
もっともその先頭に立って走ってしまったのは自分なのだけれど・・・(笑)

D3 + AF-S NIKKOR 24-70mm F2.8G ED
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天気予報


週末になって雨が降るなんて随分な話だ。
昨日まで晴れていたじゃないか!
せっかく遠出する予定だったのに、雨の中カメラを持って何をしに行くのか・・・

SIGMA DP1
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意味


DP1用のPLフィルターが欲しくなったが、連日ヨドバシアキバに行くのが面倒だったので、Mrs.COLKIDの携帯にメールを入れて買ってきてもらった。
それにしてもあのレンズフードと46mm径フィルター、レンズキャップの関係、もう少し何とかならなかったのだろうか?
持っている人なら意味がわかるだろうが・・・(笑)

D3 + VOIGTLANDER MACRO APO-LANTHAR 125mm/F2.5 SL
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電気自動車


神奈川県が電気自動車の無料充電ネットワークなる構想を進めているそうだ。
スーパーやレストランに無料で充電できるコンセントを設置するという。
電気自動車時代の到来を前に、いよいよ環境整備が始まったようだ。
燃料費(?)がかからないとなると、一気に普及が進むかもしれない。

ネックとなっていた電池の技術に関しては、東芝の開発したリチウムイオン電池が、短時間で充電できて高寿命でしかも安全・・と極めて高性能のようだ。
5分で充電完了し10年先までもつ・・となれば、実用性の面でも急に現実味を帯びてくる。
それがどこの自動車メーカーに供給されるのかも気になるところ・・・

次こそ電気自動車かと、思い続けて何年たったか・・・(笑)
今度こそ本当に電気自動車にしたいものだが、最初は魅力を感じるほど完成度の高い車は出ないのだろうな・・・
ま、環境のことを考えるとそんなこと言っていられないのだろうが・・・

でもあと数年フリッツに乗るとなると、その頃にはまわりは電気自動車だらけになってしまうかもしれない。
恥かしくて乗っていられなくて、早めに買い換える必要に迫られるかも・・・(笑)

電気自動車が街に大量に走るようになったら、ガソリンで動く車を見る目は、どのように変化するだろう?
環境の破壊者として非難の目で見られるのか、高いガソリン代を払って走るお金持ちの道楽と見られるのか・・・
周りの人を見ても、大きい車がいいなんて人はさすがに少なくなったから、案外人の感覚って短期間で変化するものなのだと感心する。

SIGMA DP1
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