バンド


Z9 + NIKKOR Z 50mm f/1.2 S

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数日前、腰痛に「バラコンバンド」というものが効くというアドバイスをいただいた。
それを早速購入してみた。
生ゴムのチューブを骨盤に巻き付けて、腰をくるくると回す運動をするだけのものである。

ところがこれが、1回やっただけでかなり効果が感じられた。
あれほど酷かった痛みが、3割程度減っただろうか。
腰を左右に30回ほど回しただけなのに・・・
これは良さそうだぞ。

ほんの2、3分で出来る運動である。
その日は何度かやってみたが、そのたびに腰の辺りがすっきりして痛みが軽減した。
他にもいろいろな巻き方があるようだが、まずは基本となる腰の動きだけに絞った。

恐らく腰の筋肉が硬直してガチガチになることが、痛みの原因だったのだろう。
腰を回す運動でその筋肉が解れて、血が通うようになった。
ギュッと巻きつけた生ゴムが、痛むところを程よく抑えてくれるので、その運動が出来るのだ。

最初なので、一番安いチューブ状のものを買った。
しかし効果があると分かったので、もう少し高い、幅の広いバンド状のものを追加で発注してみた。
腰にマジックテープで固定するだけの便利なタイプだ。
今日届いたので、早速そちらで運動をしている。

これで腰痛が治るところまで行ってくれるといいのだが・・・
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車で帰宅


FUJIFILM X100V

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大きめの荷物を自宅から運ぶ必要があり、久しぶりに車で帰った。
夕刻になり会社を出たが、道の流れは全般にスムーズで、一度も渋滞に捕まることはなかった。
その結果、予定よりかなり早く自宅に到着した。

高速道路の走行中は、ほとんど自動運転で走った。
飛ばすことなく、のんびりと走るので、身体への負担が少ない。
ステアリングに手を添えて座っていれば、車が勝手に車線の真ん中を走って行く。
むしろ高速から下りて、自宅周辺のゴチャゴチャした街中を走る時の方が、人や車が多くて気を遣った。

自宅マンションの前に車を停めたところで、Mrs.COLKIDに電話をして、荷物を家から運び出してもらい、ふたりで車の荷台に積んだ。
それから道路を挟んで目の前にある、時間貸しの駐車場に車を入れた。
以前は近所のスーパーの駐車場を安く借りていたが、今はもう返却してしまった。
コロナが蔓延している頃は、毎日マイカー通勤をしていたが、現在は電車での通勤に戻し、駐車場は使わなくなったのだ。

翌朝、いつも電車で通うのと同じ時刻に家を出た。
駐車場料金を支払うために千円札が必要なので、コンビニに立ち寄って一万円札を崩した。
しかしその駐車場では、1日の徴収金額の上限が決まっており、千数百円と大した金額にはならなかった。
以前は平日しか適用されず、連休の間そこに置いておいたら、出る時に1万円近くかかって焦ったことがあった。
現在は日祭日の料金も明示されているので安心できる。

出勤時も実にスムースであった。
まったく渋滞に引っかかることなく、スイスイと進んだ。
コロナの時に、道路工事が原因で渋滞していた場所も、今は工事が完了したようで、滑らかに通過できた。
そんな中を、なるべく自動運転を利用して走った。

その結果、電車で通うよりも、かなり早く会社に到着した。
以前車で通っていた頃より、30分以上も短縮されたので、ちょっと驚いた。
実は電車で通勤し出してから、車を使うのは少し億劫に感じていた。
しかしこんなに楽でスムースにいくのなら、たまには車で通ってもいいかな・・・
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創意工夫


Z9 + NIKKOR Z 50mm f/1.2 S

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腰痛であることを書いたが、困るのは写真の撮影に使用する重い機材を運ぶ時だ。
フォトグラファーには腰痛持ちの人が凄く多いそうで、一種の職業病らしい。
まあ機材が重いだけでなく、中腰で撮影しなければならない・・ということもあるのだろう。

収納力を誇るカメラ用のリュックは沢山出ているが、あれに本当に目一杯詰めると、物凄い重量になる。
そんなものを運べるのは若いうちだけだ。
というか、恐らくあの重さのせいで、腰を痛めてしまうのだ。
実際にはプロでさえ、途中で懲りてしまい、キャリーバッグに転向する人が多いと聞いた。

というわけで、僕も重い機材を運ぶ際は迷わずキャリーバッグ・・と決めている。(2022年11月21日の日記
もっとも僕の場合、単焦点レンズ1本だけで済ませるのが普段のスタイルだ。
Z9とf1.2のレンズの組み合わせは、確かにけっこうな重量ではあるが、リュックで運べない重さではない。
今のところ、レンズ2本以上の場合にキャリーバッグ・・と決めている。

キャリーバッグはイーグルクリークのもので、カメラ専用のバッグではない。
しかしいろいろ検討した上で決めたもので、使い勝手の面では大きな不満は無い。
f1.2のレンズを付けたZ9がそのままスッポリ入るように、厚みのあるクッション材で内部を区切っている。
隙間にトラベラー三脚の1型が縦に入れられるので使い勝手もいい。
タイヤで進むのが難しい場所では、必要な機材だけバックパックに移して運んでいる。

と、いろいろ便利に使っているが、まだまだ改良の余地はある。
現在もいくつかアイディアがあり、ひとつずつ試しているところだ。
腰に負担をかけないために、何よりも「楽をする」方向を目指している。
必要は発明の母と言うが、腰痛のお陰で創意工夫をせざるを得なくなったとも言える。
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残された仕事


FUJIFILM X100V

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今後AIなるものが登場して、社会が大きく変化していく・・と言われていた頃、多くの職業が失われるだろうという予測があった。
まずは単純作業の仕事が無くなる。
人間は机に座ったままAIに指示し、肉体労働などの作業はすべてロボットが行う・・・
何となく、ブルーカラーの仕事が大幅に減り、労働はホワイトカラー中心となる・・といった未来を思い描いていた。

しかし実際にAIが生活に入り込み始めると、少し予想と違う方向に進んでいったように思う。
ホワイトカラーがパソコンに向かってしていた仕事の方が、先に淘汰される可能性が高くなった。
自動化するのに大掛かりな設備が必要になるブルーカラーの仕事より、ソフトウエアを開発すれば済んでしまうホワイトカラーの仕事の方が、簡単に機械に置き換えられる。

経理の仕事などは、計算式そのものなので、もともとコンピューター化しやすい。
人の手でアナログ的にやるしかないと思われた仕事、たとえば手書きの文字を読み取って処理する作業などは、むしろAIが文字を解読して簡単にこなしてしまう。
そういった仕事は、頭を使っていたのは確かなのだが、一方で「単純作業」でもあったのだろう。

それどころか、たとえば経営戦略など、人が練り上げて作っていたものも、大量のデータを分析し判断するAIを使えば、より優れたものが即座に作成される。
その方が、人間同士の古いしがらみからは解放されるし、冷徹に競争に勝利することが出来るであろう。
実際、既に経営をAIにやらせる方向で進めている大手企業もあるという。

そんな社会で、人間に残された仕事は一体何なのだろう。
機械には無理で、人間にしかできない仕事・・・
恐らくそれは芸術であろう。

・・・と思ったが、どうもそれも怪しくなってきた。
というか、予測がまるで逆になって、芸術から無くなっていく可能性さえ出てきた。

ご存知の通り、すでにAIに指示するだけで立派な画像が出来てしまう時代である。
実際に仕事に活用されており、もう写真を撮りに行く必要が無い・・という段階まで来ているのは先日書いた通り・・・
人間のやる事は、欲しい画像がアウトプットされるよう、AIに指示することだが、恐らくそれさえやがては必要なくなる。

他の芸術・・たとえば音楽の分野でもそうだろう。
もともと楽譜という記録形式自体が非常にデジタル的である。
音程差やリズムをどう組み合わせれば「人が感動するか」も解析できる。
もっとポップス調にしようとか、さびになるところを何箇所入れるとか、人間がそういう指示を与えれば、AIが次々に作曲してくれるだろう。
作曲家の仕事は、とりあえずその中から受けそうなものを選ぶ・・くらいであろうか。

結局人間の出来ることは、最終的にすべてAIで出来てしまう、ということだ。
その作業に合った高性能なAIが開発されれば、人間の仕事は全て無くなる。
技術的特異点が近付き、それでも変わらないと思われていた日常の中に、足元から押し上げるように、その波がやってきていた。

このままではAIに人間社会が滅ぼされると気付き、慌ててAIとの共存の道を論じ始めた。
しかし欲望のために暴走する開発競争をコントロールするのは難しい。
人類はまるで自殺するネズミの集団のように、川の中に向かって突き進んでいるように見える。
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腰痛


FUJIFILM X100V

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仕事が忙しくて病院に通えないこともあり、腰痛が悪化している。
先日床で運動して、ついそのまま寝入ってしまったら、痛みが酷くて動けない状態になった。
何とか風呂に入ったところ、今度は急に改善して痛みが和らいだ。

どうも温めると状態が良くなる。
恐らく血行が悪くなることが原因で、痛みが出るのだろう。
硬い床にしばらく寝ていたので、身体が押さえつけられて、血行が悪化したのではないか。
・・・という仮説を立てて、いろいろ対処してみようと考えている。


(iPhone 13 Pro)

腰が痛いので、履いたり脱いだりが楽なスリップオンを履く機会が多くなった。
今日はKEENのターギー・スリー・スリップオンを履いて出た。
玄関で腰をかがめずにサッと履くことが出来ていい感じだ。

しばらくオイルを与えていないので、色が明るめになり本来の色に戻っている。
いかにも幅広でカッコ悪いと思っていたが、要は使いこなしだな・・と感じた。
ちょっと未来的なデザインで、これはこれで悪くない。

前にも書いたが、このところKEENとMERRELLのスリップオンを交互に履いている。
履きなれるとこれほど楽なものは無い。
ほぼ毎日履くようになると、正直もう1、2足補充したいところではある。
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短期間


Z9 + NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S

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たまたま通りがかったガチャ売り場で、シン・仮面ライダーのガチャをみつけた。
右側の腕を押さえている目がピンク色の方が1号で、左側の目の赤い方が2号だそうだ。
他にショッカー隊員もあったが、まあ両ライダーがあれば、そっちはいらないかな・・なんて思っていた。

翌週同じ場所を通ったので、もう一度挑戦しようかと思い、売り場に入った。
ところがシン・仮面ライダーの機械が何処を探してもみつからない。
大きな売り場だったので、かなり時間をかけて探したのだが、すでに機械はなくなり、他のものに入れ替わってしまったようだ。
本当に短期間で消えてしまった。

あれは売れ筋だろうに・・・変だな・・・
と思っていたら、ネット上でプレミアムがついて売られている。
そりゃあ、あんな短期間で引っ込めれば、プレミアムもつくよな・・・
それにしても・・ウーム・・そういう仕組みになっているのか(笑)
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変動


FUJIFILM X100V

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この2、3ヶ月で、仕事上で急激にいろいろなことが起きている。
あまりに動きが激しいので驚いている。

取引先のうち数社で、予想外の動きがあった。
突然トップが交代、あるいは企業買収、他社と合併・・といったことが相次いだ。
それも1社や2社ではない。

短い間に次から次へと、そういう話が舞い込んできた。
今まで何年もそんなことは無かったのに・・・
しかも噂では、まだこれからいろいろありそうだ。

市場では極端に物が売れていない。
特に低価格帯の製品が見事に動かなくなった。
そのためネット通販も、一気に勢いを失っている。

理由ははっきりしている。
生活費が上昇したからだ。
一般庶民の生活が厳しくなってきたのだ。

本格的に苦しくなるのはこれからだが、それを恐れて無駄なお金を使わなくなった。
食品など、生きるために必要な最低限のものしか買わなくなった。

そこに円安が追い打ちをかけた。
海外の人件費も輸送費も上がり、輸入品を扱う商売が合わなくなってきた。

その結果、安売りを自慢にしていた店が成り立たなくなった。
従来のビジネスモデルが一気に通用しなくなったのだ。

恐らく大きく企業の体制を変えるには、数か月前から裏で準備は進めていたはずだ。
今になって考えてみると、長年の担当者が急に移動していなくなる・・といった事はいくつかあった。
コロナ融資を受けたところは返済がいよいよ始まるのに、世の中の景気はさらに悪化している。
そのあたりも考慮すると、ここで生き残るためには、体制を変えざるを得なかったのかもしれない。

実際には資本に余裕のある会社と組んだとしても、それまでと同じやり方のままでは通用しない。
むしろ厳しく無駄を省くことが要求され、大幅な人員整理を行うことになるのだろう。
そうして景気が回復して経済が正常化するまで、何とか生き残ろうというわけだ。

不思議なことに、高級品の売り上げに関しては、今のところあまり影響を受けてはいない。
少々世間で物価が高くなったと騒いでも、あまり関係ないという層もいるのだ。
高級品は利益もしっかり取れるので、メーカーとしては大変助かる。
ただ市場の規模は限られるし、そういう人たちが一体どのくらいいるのだろうか・・という不安は感じている。
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報奨金


FUJIFILM X100V

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IT系の企業に努めている親戚と話した。
社内でAIを活用した業務のアイディアを提出するよう求められているという。
AIには多くの可能性が秘められているが、具体的に業務に活用していく案は、専門の企業でもまだまだこれからの状況のようだ。

活用する方法を考えていくと、やはり自分の携わる業務に関するものが思いつきやすい。
いいアイディアほど業務を効率化してくれるが、同時に人間のする仕事をどんどん奪っていき、最終的には「・・・というわけで自分はいらなくなります」という結果になってしまうのだという。
活用すると非常に便利であるが、同時に自分の首を絞めていくことになる。
複雑な思いであろう。

聞くと優れたアイディアを出した者には、多額の報奨金が与えられるという。
報奨金・・・
それを得るために頑張って、結局自分の仕事がなくなってしまう難しさ・・・
報奨金が退職金になりかねない。

その話を聞いて、もしかしたらAIの最大の問題点って、欲望が無い・・という事ではないだろうか、と気付いた。
AIを前に、人間がお金を目的に頭を捻ること自体、何だか妙に原始的で違和感がある。

仕事をどんどん効率化すれば、企業は利益を得るのかもしれない。
しかし最終的には経営者も含めて、社員は全員いらなくなる。
実際経営戦略を策定するのは、AIがもっとも得意としていることのひとつだろう。

誰もいなくなった会社で、AIだけが動いている・・・
そんな本末転倒で意味のない方向に進んでしまいかねない。
それで一体誰が得をするのだろう・・という疑問が生じる。
欲望という感情を持たない機械は、非常に暴力的でもあるのだ。
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これから仕事


Z9 + NIKKOR Z 50mm f/1.2 S

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仕事が終わらず持ち帰った。
まずは夕食を早く食べてしまおうと、家族で近くのイタリアンのお店に行った。
そこでピザやパスタを食べ、ノンアルコールのビールを飲んだ。

いつもより味が濃いと、母親が文句を言う。
厨房を見ると、今日はシェフが違うようだ。
なるほど味覚は確かだな。
まあそれでも美味しいから別に構わない。

僕の方は、それより帰宅後の仕事のことで頭が一杯だ。
まずはあれをやって、次にこれを終わらせて・・・
というわけで、今から仕事に取り掛かるところだ。
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アウター


Z9 + NIKKOR Z 50mm f/1.2 S

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ご存じの通り、冬にバブアーのビデイルを買った。
大変気に入り、あと何着か欲しいくらいであった。
しかし夏が近づき、もう着られる気温ではなくなってきた。
まあ、今なら安く買えるので、来シーズン向けに買うのも手ではあるのだが・・・

ところでビデイルが気に入ったので、他にもバブアーの製品を買ってみようか・・という気になった。
バブアーというと、日本ではもっぱらオイルドジャケットが主流である。
しかし海外のサイトを見ると、もっと一般的なアパレル製品がいろいろと出ている。

eBayなどを利用して、2着ほど購入してみた。
春から夏にかけて着られる薄手のアウターである。
もちろんその手の服は、他にもいろいろな会社から出ているが、今回はどうしてもバブアーの製品が欲しいのだ(笑)
薄手なので価格も安く、買いやすいということもあった。

最初に届いたウインドブレイカーは、まあまあ格好が良かった。(2023年4月15日の日記
透湿防水機能のある素材で、フードも付いているので、雨の日などに重宝する。
梅雨に入り、国産のゴアテックスのアウターと交互に着ている。

もうひとつ、オーソドックスなデザインのアウターを購入してみた。
裏地の無い薄手のジャンパーであるが、さすがに真夏に着るのは難しいか・・・
海外から届くのに時間がかかり、季節が変わってしまうとやきもきした。

涼しめの日に着てみた。
自分ではまあまあ似合うかな・・と思っていた。
しかしMrs.COLKIDが見るなり
「何それ、古臭いデザインねえ・・・」
と言った。

ガーン・・・
確かに見ようによっては、昔のジャンパーそのものである。
背の高いスタイルのいい人が着れば、あえて古典的なデザインのアウターを着ていると演出できるのだろうが・・・
僕だと一工夫しないと、ただのおじさんになってしまう。

バブアーって、わざとこういうデザインにしているのか、もともと田舎臭いのか、微妙なところがある。
ウーム、やっぱりバブアーの着こなしって難しいな・・・
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新しい方向


FUJIFILM X100V

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先日、展示会に行ってきたことを書いた。
デザイン性の高い小物などの展示会である。
久しぶりに行って、感じたことがいくつかあった。
コロナ禍がひと段落つき、社会が正常化しつつあるところで、開催された展示会である。
しかし以前の状態に戻った・・というより、世の中が既に新しい方向に進んでいる、ということを、強く感じさせるものであった。

最初に思ったのは、サステナブルが身についてきた、ということだ。
以前よりSDGsを意識した展示は行われていた。
主催者側がSDGsを展示会のテーマとして掲げている場合も多い。

しかし以前は、仕方なくその方針に従っているだけ・・という雰囲気を、どこか感じさせた。
「世の中ではSDGsっていうのが流行っているらしい」と言いながら、無理に関連付けて展示しているようにも見えた。
海外では既に十数年前から、環境問題に大きく舵を切っていた。
しかし日本では、いくらエコを訴えても、ユーザーがそっぽを向いてしまい、お金に繋がらないのだから仕方が無かった。

ところが今回は、サステナブルであることが当然・・という空気を強く感じた。
それも出品する側ばかりでなく、展示会を見に来るお客の方にも、環境に配慮した製品以外受け入れない・・という意思を感じた。
あなたは地球の環境にどれだけ貢献しているんですか?と、問われているような威圧感があった。

一定より年齢が上の人達が、「どうせ自分はその頃はいないから・・」などと発言するのをよく聞く。
しかし若い人達にとっては、生きるか死ぬかの大問題だ。
社会を動かす中心の層が、その世代に移行してきたことが大きいのだろう。
実際中年の男性が、相変わらずの背広にネクタイの姿で会場を歩いていると、それだけで旧人類に見えるほど、会場の雰囲気が変わっていた。

もうひとつ感じたのは、日本製品の完成度が高まった・・ということである。
今までの展示会でも、日本独自の文化を取り入れた展示品はいろいろと出品されていた。
しかし今回は、その品質が非常に高まり、完成度がある水準を超えたのを感じた。

この数年間、作り手が真剣にSDGsに取り組み、試行錯誤して新しい方向を模索してきた。
その技術やセンスが、いよいよ熟成してきたように見えた。
案外裏でベテラン勢が、若手をバックアップしているのかな・・とも感じた。
商品企画は若い人達の新しい感性に任せて、製造はベテランが影で協力する・・という形が出来てきたのかもしれない。

展示会には、日本以外にも世界各国からの参加があった。
驚いたのは、欧米の製品が少し古臭く見えたことであった。
彼らの誇る長い伝統がかえって足かせになり、容易には抜け出せない、あるいは変化の速度が遅いのを感じる。

一方で日本の製品は、自分たちの伝統を活かしながらも、非常に身軽に新しい感性を取り入れている。
しかもどんどん磨き上げていき、品質がそれに伴っていく。
恐らくコロナ禍がもたらした大きな打撃が、そのきっかけとなっているのであろうが・・・

今回の展示会では、日本製の製品が、以前にも増して魅力的に見えた。
今まで日本にもっとも足りないと思われていた「オリジナリティ」を感じさせるのだ。
海外から来たバイヤーや取材陣が、会場で目を輝かせて見ていたが、その気持ちがよく分かった。
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洗濯魔


FUJIFILM X100V

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天気が良かったので、母親が朝から洗濯機を回し始めた。
それを干すのを手伝った。
どんどん洗い終わった洗濯物が出てくる。
それをピンチハンガーに吊るして、ベランダの物干し竿に引っ掛けるのだ。

ところが晴れている割に湿気が多かったのか、思ったほど乾きが良くない。
まあ大量に干し過ぎたのも原因かもしれない。
途中から洗濯物を室内に入れたら、そちらの方が乾きが早かったという。

室内が乾燥しているので、洗濯物はどんどん乾く。
それが余程面白いらしく、母親が洗濯魔になっている。


(iPhone 13 Pro)

久しぶりにブルックスブラザースの外羽根式プレーントゥを履いて出た。
製造はオールデンで、材質はカーフ。
ポピュラーなコードバンの990のカーフ版と言っていいだろう。
2018年1月22日の日記

日本に入ってくるのはコードバンばかりで、カーフのモデルはほとんど見たことは無い。
このブルックスブラザースのプレーントゥは、今はどうか分からないが、入手した当時はまだ米国の販売店に少数残っており、オークションにも時折出品された。
その時代にeBayで200数十ドルで買ったのを覚えている。

基本的には990と同じ作りと思われ、サイズもバリーラストでいつも選ぶUS7H。
革質は滑らかでクリーミーな感触のもの。
硬めのコードバンと比べてずっとしなやかで、履き心地が柔らかい。

さすがオールデンで、履きやすさはかなりのものである。
バリーラストの形状が自分の足に合っているとは思えないのだが、それでも快適に履けてしまうのが、同社の靴の凄いところ。
これを体験すると、やはりアメリカ靴はいいな・・と思う。
せっかくこれだけ履きやすいのだから、コードバンばかりでなく、カーフのオールデンも履かなければ勿体ないのにな・・・
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3回目


FUJIFILM X100V

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行きつけのイタリアンのお店で、母親の誕生日を祝った。
実は今年は、母親の誕生日祝いの会を3回も開いた。

最初は先週の土曜日、プリ誕生日会として、家族でエルメのケーキを切った。
次に誕生日当日、成城石井のロールケーキを買ってきて祝った。
そして今日は、親戚と一緒にレストランで食事をした。

Mrs.COLKIDが調子に乗って開いたのだが、まあ美味しいものが食べられるのだからいいか・・・
当然母親は大喜びである。
3回開くと、一気に3才分歳をとる・・という事もなさそうだ(笑)


(FUJIFILM X100V)
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ジェル


FUJIFILM X100V

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髭剃りは毎日行うので、誰もがそれなりにベテランになる。
道具をいろいろ試し、自分に合ったものをみつける。
毎年のように新しいものが出るので、時折それらを試して知識を更新する必要がある。

髭剃りに使うシェービングクリームやジェルも、過去に何種類も試した。
2、3年前に自分の肌に合ったクリームがみつかり、しばらくそればかり使っていた。
しかし近所のドラッグストアにいつものクリームの在庫が無く、仕方なくジェルタイプの少し高めのものを買ってみた。
それが思いのほか良くて、そちらに鞍替えする気になった。

樹脂製の容器に入っており、逆さにして立てておくと、ジェルが出口付近に降りてくるので使いやすい。
透明な容器なので、ジェルの残量を確かめることが出来るが、だんだんと減って行き、残り僅かになってきた。
使い切る前に、次の1本を購入しておいた方がいいだろう。

今回は時間的余裕があったので、アマゾンで購入することにした。
しかし調べてみると、アマゾンだと3本セットが主流になる。
送料の都合か、単体で買うとかなり割高になるのだ。

最初の1本をまだ使っており、けっこう長くもつことが分かっているので、一度に3本もいらなかった。
しかし価格差を考えると、単体で買うのは勿体なく、仕方なくアマゾンに3本セットを発注した。
翌日には3本入った段ボール箱が玄関前に届けられていた。

さて、新しいものが届きはしたが、実は最初に買った1本をまだ使い切っていない。
残り少ないはずなのだが、そこからが長かった。
容器を逆さにして一日置いておくと、朝にはジェルが下の方に溜まっていて、ちょうど髭剃り1回分くらいの量が出るのだ。
節約してギリギリで使っているので、小指の先くらいもあれば何とかなる。

翌朝も、その翌朝も・・・なぜか溜まったジェルが、ちょこっとだけ出てくる。
容器を押すとジェルの後に気泡がでて、それで終わりかと思うのだが、翌朝にはまた溜まっているのだ。
それで1回髭剃りが出来るので、こちらも見切って捨ててしまうわけにいかない。

その状態が3週間以上続いている。
一体どういう構造の容器なのだろう。
それともジェルの粘度が高くて、容器の下に溜まるのに時間がかかるのか・・・

アマゾンで買った新品には、まだ手を付けられないでいる。
この分だと全部使い切るのに何年かかるのか・・・
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ついにみつけた。


Z9 + NIKKOR Z 50mm f/1.2 S

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ついにみつけた。
「ファイヤーフォックス」のオリジナルサウンドトラックのCDだ。
ずっと探していた。
映画を観て以来40年以上経つ。
40年間探していたのだ。

なぜか正式にオリジナルサウンドトラック盤が出なかった。
作曲がモールス・ジャールにもかかわらずだ。
ちゃんとオーケストラを使って演奏されており、それに(多分)シンセサイザーが組み合わされている。

当時すでに映画音楽がひとつのジャンルになっていたが、すべての作品のサントラ盤が発売されたわけではない。
断片だけの短い挿入曲も多かったはずで、最初からソフト化を意識して作曲しないと、発売は難しかったのかもしれない。


(iPhone 13 Pro)

レアもののソフトを作って販売するサイトでみつけた。
音源が残っていたのだろうか・・・
と思って聞いてみると、何だ、映画の音声トラックを切り取っただけのものであった。
そういうものがあるとは聞いていたが・・・

最初のトラックは、純粋にテーマ曲だけが流れるが、これは映画のエンドクレジットで使われた演奏であろう。
それ以外のトラックは、効果音やセリフが混ざってしまっている。
これではブルーレイソフトの音声から切り取っても同じではないか・・・

と言いつつも、何回か聞いてしまった。
しかも全部どのシーンか分かる(笑)
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