靴紐


D810 + AF-S NIKKOR 35mm f/1.4G

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クロケット&ジョーンズのブーツの靴紐が切れた。
完全に分断したわけではないのだが、紐の表面が傷ついて、ほつれて細くなってしまい、今にも切れそうな状態になっていた。
靴を脱いだ時に気付いた。

紐を結ぶ際、1番上のフックにはかけないで、2番目のフックまで使用している。
ちょうどそのフックと接触する箇所で、紐に傷が付くようだ。
それも結ぶ紐の左右が、両方とも痛んでいるのだ。
ギュッと引っ張って締めるときに、紐を傷つけてしまうのだろうか・・・

実はアイラとコニストンの両方のブーツで同じことが起きている。
足の左右では、片側の痛みが激しいが、反対側も少し痛んでいる。

最初はどこかに引っ掛けたかと思い、楽天でクロケット純正のレースを取り寄せた。
ところが何と、新品の紐をつけたその日に、また切れ掛かってしまった。
これは紐の問題ではないと思い、それ以上新しいものをおろすのをやめた。

目を凝らして金属フックの内側を見たが、老眼で細部までは見えない。
指先で注意深く触れてみたが、特に引っ掛かりがあるわけではなさそうだ。
むしろ精密にカッチリと作られている。
上から2番目のフックだけが、特別おかしいようにも見えない。
でっぱりなどがあれば、ヤスリで削ってやろうと思ったのだが・・・

理由はいくつか考えられる。
まず僕の靴紐の締め方が悪い。(足首が人より細いのが関係している?)
靴のフックの製造ミス。(シャープに作りすぎ?)
紐の耐久性が低い。

純正の紐は、蝋引きなどされておらず、少し弱そうに見えるのも確かだ。
だが同じ現象があちこちで起きていたとしたら、もっと問題になっているだろう。
別の原因のほうが有力である。
とりあえず市販の安い靴紐で、しばらく様子を見ようと思っている。
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吹き溜まり


D810 + AF-S NIKKOR 35mm f/1.4G

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目が痒い。
今週になってからずっとだ。
少し掻いてしまうと、もう止まらなくなる。

前がよく見えなくて、眼鏡を外してレンズを見ると、全面に埃の様なものがビッシリついている。
慌ててテッシュで拭う。
チリのような細かい粉が、こんなに飛んでいるのか・・・
見ているだけで、目がチクチクしてくる。

車のワイパーを上げてみると、黄色い粉が溜まっている。
これが空気中に漂っているのだ。
こりゃあ、目が痒くなるはずだ・・・

くしゃみも、この数日やたら出るようになった。
最初は風邪かと思い、薬を飲んでいたが、どうやらそうではなさそうだ。
一度出ると、数秒後にまた・・・というように、連続して何回も出る。

確か、この辺りが危ないのだ・・という決まった場所で、予想通りくしゃみが出る。
去年と同じ場所、恐らくチリの吹き溜まりになっているのだ。
空気が淀んだ場所とか、風が渦を巻くような場所で起こる。

今日は雨が降って、湿気があったのに、あまり関係なかった。
事務所の中の、決まったポイントに行くと、くしゃみに襲われる。
今年も始まってしまったようだ。
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惨状


D810 + Carl Zeiss Otus 1.4/55 ZF.2

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テレビで震災に関する番組を放映していた。
そういえば、このところ大地震に関連する記事を多く読む。
そろそろ各地で前兆の現象が出ているようだ。
震災の予感はまったくしないのだが、東北の時もそうだったので、僕にはそういう能力が無いことがわかっている。

東北の震災の際、今住んでいる住居の辺りは、多分震度5から5強くらいで揺れた。
以前より家具の大きなものには、地震対策用のつっかえ棒が入れてあった。
その内のいくつかが、地震で位置がずれていたが、脱落してはいなかった。
あの程度の揺れまでは、何とか有効のようだが、もう少し大きいのが来たら、ほとんど意味をなさないのだろう。
その実験をテレビでやっていた。

大きな地震から時間が経ち、少し油断があるのか、自分の部屋には積上げたものが多くなっている。
というか、部屋は散らかり放題で、既に地震が起きた後のような惨状である。

試しに自分の目の前の棚を、手でカタカタと強めに揺らしてみた。
すると天井まで積上げてあった靴の箱のうち、エドモンズとチャーチの箱が落ちてきて、頭を直撃した。
空箱なので、どうということは無かったが、これは大変なことになりそうだ。
揺らすたびに箱が前後に動き、数回で簡単に空中に放り出される。
本番ではもっと激しい揺れのはずなので、一瞬で崩れてくるだろう。

きちんと整理したところで、地震が来れば滅茶苦茶にされる。
ならばいっそ部屋中をものでいっぱいにして、物が身動きできないようにしてしまうのも手である。
整理整頓して動く隙間が大きいから、かえって被害が大きくなるのだ。
倒れることが出来ないほど、家具で埋め尽くして、隙間には靴の空箱を緩衝材としてぎっしり詰める。
意外であるが、そのためには、もっと靴を買わなければならない・・という結論に至った。
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影響


D810 + Carl Zeiss Otus 1.4/55 ZF.2

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昨日紹介したハイジャック事件だが、そういえば、あの後フライトシミュレーターが急に世間(日本だけかもしれないが)から消えた事を思い出した。
フライトシム専用にと高性能パソコンを用意したくらいだったのに、何故か急に下火になり、操縦桿式のジョイスティックまで無くなってしまった。
ファンも多く盛り上がっていたので、なぜ急にと不可解な思いであった。
やはりあの事件と何か関係があるのだろうか。
もちろん決定打になったのは、その後に起きた9.11テロではあるが・・・



クロケット&ジョーンズの8637コニストン。
ブラックのカーフにダブルレザーソール。
ラストは325でサイズは7-1/2E。

クロケットの定番、非常に人気の高いブーツである。
本来はカントリーブーツなのだが、クロケットならではの品質感があり、上品な雰囲気を漂わせている。
ズボンの裾が被されば、外羽根式のストレートチップにも見えて、そのままビジネスにも使えそうである。
同じコニストンでも、きめの細かい上質なカーフと、レザーソールを組み合わせたこの仕様は、ある程度都会で使うことを意識しているのかもしれない。

コニストンは以前より欲しいブーツであった。
特に色がブラックのコニストンが気になっていた。
それがあろうことか、某地方都市のデパートで、安く売られているのをみつけてしまった。
たまたま年に2回の特別セールにぶつかったようだ。

普段はあまりセールの対象にならないモデルだと思うが、もっと高額な商品に混ざって、さりげなくセール品の棚に並んでいた。
しかも、都内のショップの年末年始に行われたセールより安くなっている。
東京ならすぐに売り切れるところだが、誰も感心を寄せる様子は無く、平然と売られていた。

こういう出会いがあるから、出張は楽しいのだ。
予定外のタイミングでみつけてしまったので、さてどうしたものかと困ってしまった。
一度売り場を後にして、スタバに入ってじっくり悩み、結局もう一度戻って購入した(笑)

セール品とはいえ、サイズはけっこう残っていた。
それほど売れていないということなのだろう(笑)
自分に合うサイズは、多分7-1/2あたりだろうと考えたが、お店の人が試着すべきだとその前後のサイズも出してきてくれた。
7、7-1/2、8を試着して、やはりピタリは7-1/2であった。

ベテランの店員さんで、アドバイスが非常に的確であった。
しかも同じ7-1/2をもう一足持ってきてくれたので、微妙なフィット感を比べていい方を選んだ。
こういうところは東京より親切である。

靴好きのお客さんの数は限られるのかもしれない。
たまたまその日は、同じクロケットのアイラを履いていたので、一目で靴好きとわかったのだろう。
別の若い店員さんまで来て、それはスカイフォールでダニエル・クレイグが履いていたのと同じですよねとか、話しかけてくれる。



アッパーはしなやかなブラックカーフで、きめが細かく磨くとよく光る。
早速コロニルの乳化性クリームをたっぷり与えて、先端部のみをkiwiのワックスで磨いた。
ストレートチップは、ここまでを光らせる・・というラインが横一文字に入っているので、とても磨きやすい(笑)

例によって踵は緩めで、ラストの形状が足に合っているとは言えない。
しかしブーツの場合、足首でしっかり固定されるので、フィッティングに関しては少し寛容になれる。
僕の場合、クロケットは足に合わないラストが多く、短靴よりブーツのほうが合わせ易いような気がする。

歩き出すと、最初のうちは踵が浮き気味で違和感があった。
しかし靴の方から足に合わせてくれるタイプのようで、1時間もするとしっくりくるようになった。
ラストの形状が合わない場合、靴擦れが起きて痛い目に遭う時と、合わないなりに問題なく履けてしまう時がある。
このブーツの場合後者のようで、しなやかな感触で足首に固定され、靴擦れの発生も無く快適に履くことが出来た。

レザーソールは最初は滑りやすく、家の玄関を出たところで早速滑った。
もっとも僕は安定性の高い体型で(笑)、年齢からいっても急にダッシュすることは少ないので、少々靴が滑っても大丈夫なのであるが・・・
革の靴底にとって鬼門ともいえる大理石の床は意外に平気で、ざらついたコンクリートの上などで何度かズルッときた。
しかし半日も経つと、ソールの表面が削れてきたようで、ほとんど滑る事は無くなった。

名靴と言われているだけあり、なかなかいいブーツだと感じた。
実際かなり気に入ってしまった。
最初はカントリーブーツなのにレザーソールか・・と思っていたが、こういうのもひとつあってもいいかと感じるようになった。
クロケット&ジョーンズではアイラもお気に入りで、最近は使用頻度が高いのだが、コニストンもそれに仲間入りしそうである。

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機内


D810 + AF-S NIKKOR 35mm f/1.4G

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何かの拍子に、そういえばジャンボ機を乗っ取って、レインボーブリッジをくぐろうとした事件があったな・・と思い出した。
その時の映像って残っていないのかな、と考えて、検索してみた。
映像は無かったが、その飛行機に乗っていた人のブログをみつけた。

1999年7月23日の出来事である。
機内ではこういうことが起きていたのか・・とわかった。
緊迫の内容である。

全日空ハイジャック1999年7月23日札幌行きNH61便の真実①

全日空ハイジャック1999年7月23日札幌行きNH61便の真実②
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コース


D810 + AF-S NIKKOR 35mm f/1.4G

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天気も悪いし、外に出るのが億劫な日であった。
都内では大規模なマラソンが開催されていた。
あまり散歩に適した日とは言えない。

外出するにも、マラソンの騒ぎを避けようと思い、コースを調べてみた。
すると、ちょうど僕がいつも歩くあたりを通っているではないか。
新宿を出発して、東京を縦断、飯田橋や皇居の横を通って銀座まで出て、そこから品川まで往復、次に日本橋を通って浅草まで往復、さらに豊洲を通ってゴールはビッグサイト。
これでは避けようが無い。

こんな中にリュックでも背負って行ったら、何度職質に引っかかるかわからない。
上野辺りなら大丈夫か・・とも思ったが、天気の悪い中行ってもねえ・・・
諦めて、午前中は家でじっとしていた。

午後になって、街が大人しくなった頃を見計らって、外に出た。
銀座ではまだ沿道にマラソンの垂れ幕がかかっていたが、それ以外の痕跡は消えていた。
いつもの、人で溢れた町並みがあった。
軽く靴屋を覘いた程度で、早々に帰宅した。

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酔っています


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親戚夫婦と寿司屋に行った。
ビールと越乃寒梅を飲んだら、だいぶ酔っ払ってしまった。
今日はもう何も出来ない状態だ。
というわけで、申し訳ないがこれで・・・
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出社できず


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昨晩出張から帰ってきたが、今日は都内で行われている展示会に出向いた。
得意先が出品しているからだが、そこで話をしているうちに、半日費やしてしまった。
また同業者のブースでも話をして、結局一日中その場で過ごした。
まあお陰で貴重な情報はいっぱい入った。
本当は半日ほどで切り上げて、会社に出る予定であったが、ついに行けなかった。
しばらく自分の会社に行っていない(笑)



パラブーツのミカエル。
グレイン・レザーのマロン。
ソールは100%天然ラバーのMARCHEⅡ。
サイズは40.5。

先日のシャンボードに続いて、2足目のパラブーツだ。
チロリアンシューズの代表格であろう。
日本でも非常に人気の高いブランドである。

ミカエルは、パラブーツ創始者の息子で現社長のミッシェル・リシャール・ボンヴェール氏の誕生を記念して発表されたモデルだという。
同じミカエルでは、上面にアザラシの毛皮を使ったミカル・フォックが、女性にも「かわいい」と人気で、特殊な外観から存在感も抜群であったが、アザラシの捕獲の規制から、現在は生産されていない。(代わりにウサギやポニーの毛皮を使ったモデルが出ている)
こちらは全面にグレイン・レザーを使った通常のモデルであるが、汎用性はずっと高いだろう。

チロリアン・シューズというのは、アルプスのチロル地方で使われるブーツを原型とした靴だという。
ご覧のように履き口が大きく、紐もふた回り程度で固定するシンプルな構造。
堅牢な作りで、本来は野歩きに適しているといわれるが、シャンボードを紹介した時にも書いたが、ミカエルの場合はどちらかというとタウン用のお洒落な靴という性格が強い。

とても品のいいこげ茶のグレインレザーは、さすがフランスの靴という感じがする。
足はすっと入り、紐も穴が少ない分、くっと締まる。
実に簡単に足に装着することが出来て、何かすごく軽い気分になる。

しかも履き心地が、それに呼応するようにしなやかで軽い。
自社で製造しているという自慢の100%天然ラバーのソールは、パラブーツならではの、ヒタヒタとした歩行感を持つ。
路面との接触が優しく、グリップ感も高い。
この素晴らしいクッション性が人気の秘密であろう。

前回シャンボードでは、あえて小さ目を選んだが、今回は無理をせず少し大きめにした。
お店ではもうひとサイズ小さくてもいい・・と言われたが、指先の捨て寸が狭めで、小指が当るのが気になった。
先日も書いたが、小さめの靴を選んで時間をかけてフィットさせていくのは、これだけ靴を持っていると不可能に近い。

踵は緩めに感じるが、その割りに上手くついてきてくれる。
ラストの形状そのものは、必ずしも足にフィットしていないように思うのだが、何とか履けてしまうのは、懐の深いチロリアン・シューズであることも関係しているかもしれない。

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D810 + AF-S NIKKOR 35mm f/1.4G

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帰宅した。
疲れていて、しかも荷物もいっぱいあるので、羽田からタクシーで帰ってきた。
そうしたら、驚くほど高かった。
高速道路に乗ったら、時間ははやく着いたのだが、大きく迂回したため距離は延びてしまった。
車内でゆっくり寝ようと思っていたのに、メーターが気になって休めなかった。

それにしても、東京はやはり桁違いに大きい都市だなと、つくづく思った。
高速を飛ばすタクシーから見えるビル群、その窓の灯りのひとつひとつが、人間が生活し活動する証しである。
それがどこまでも途切れることなく続くのだ。
底知れないエネルギーが、街に満ち溢れているのがわかる。
何か、空恐ろしいものを感じた。
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赤茶


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ダークグレイのスラックスにブルーグレイのジャケット。
白いワイシャツに紫色のネクタイ。
赤茶のズボンベルトにバーガンディのアレン・エドモンズ・・・

考えて決めた組み合わせだった。
おかしくはない。
しかし、やはり80点くらいだ。

ふと、これで黒いズボンベルトに黒い靴であったら、もっとよかった・・ということに気付いた(笑)
やはり、初めに靴ありき・・ではダメなんだな。
素直に黒いオールデンにしておけば簡単だった。

それにしても、このマックアリスターの色はいいな・・・
と足元を見るたびに思った。
ぞくぞくするような赤み(笑)
明るいところだと、それが際立つ。

驚いたのは、一日履いていて、ほとんど負担を感じなかったことだ。
少し大きめで、完全にフィットするサイズとは言えないマックアリスターである。
しかし、しなやさと軽さが、そういう細かいことを帳消しにしてくれるようだ。

アレン・エドモンズは、世界一履き心地のいい靴を目指しているという。
そのために鉄のシャンクは使わず、曲がりやすく作られている。
それが十分に体感できる、柔らかい履き心地であった。
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充電器


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九州は雲が多く天気は今一つであったが、気温はそれほど低く感じなかった。
風が吹くと、さすがに少し肌寒かったが、耐えられないほどではない。
何となく、春の気配さえ感じた。

ホテルに帰ったら、携帯電話のAC充電器を仕事場に忘れてきたことに気付いた。
バッテリーの残量は半分以下になっている。
電話はしょっちゅうかかってくるので、これが使えなくなると非常に困る。
そこでホテルの隣にあるコンビニに充電器を買いに行った。

ところが、少し前には置いてあった携帯電話用の充電器が、棚からなくなっている。
スマートフォン用やタブレット用はあるのだが、携帯用はない。
店員さんも探してくれたが、やはりみつからない。

今時、ガラケー用の充電器なんて、置いてはいないようだ(笑)
携帯電話が復活しているような話は聞くし、意外に使っている人も多いような気もするのだが・・・
いくつかのコンビニを回ったが、緊急時に使う電池式の使い切り充電器しかみつからなかった。
今、それで充電しているところだ。
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移動


D810 + Carl Zeiss Otus 1.4/55 ZF.2

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出張に来ている。
午前中は会社に出て仕事、午後は一度帰宅して準備をし、羽田に向かい、今は九州にいる。
考えてみれば、忙しい一日である。
日中東京にいたのが、今日の出来事ではないように感じる。

飛行機の中では、ほとんど寝ていた。
飛行中ずっと眠くて眠くて・・・
そういえば、羽田までのバスの中も寝ていた。
トータルでの睡眠時間は、かなり取ったといえる。

あの速度で移動するのだから、体にはかなりの力がかかっているはずだ。
高速で移動する時、眠くなるのは当然の反応かもしれない。
移動するだけで疲れるというのも頷ける。
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茶色い靴


D810 + Carl Zeiss Otus 1.4/55 ZF.2

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出張先での仕事の時に、茶色い靴を履きたいと考えていた。
それを今朝Mrs.COLKIDに伝えたが、もう少し早く言って欲しいと怒られた。
月曜日には出発なので、準備する時間がない。

今までは黒かブルーの濃い色の上下ばかりで、当然靴も黒。
体型がカッコいいわけではないので、それ以外は着ないようにと、親からきつく言われて育ったのだ。
ところが長年その組み合わせなので、それに合わせたアイテムしか持っていない。

これを履きたいと思っているのだと、靴を持っていったら、余計に難しいことになった。
アレン・エドモンズのバーガンディのマックアリスターだ。
メルロー・バーニッシュド・カーフという色で、同じ茶色でもかなり赤みが強い。
非常に個性的で目立つ靴である。
まあ、そこが気に入っているのだけれど・・・

僕ではよくわからないので、鏡の前に立って、Mrs.COLKIDにいろいろ見てもらった。
まずズボンはダークグレーしかない。
たまたま昨年作ったズボンがひとつあった。
しかし今度はそれに合わせるジャケットがない。

古い上着まで何着も出してきて、とっかえひっかえ体に当ててみる。
どれもしっくりこない。
Mrs.COLKIDもだいぶ悩んでいる。
今から買いに行くか・・という話にまでなった。
しかし、20年ほど前に着ていたアルパカのブルーグレーのジャケットが、何とか合うことがわかった。

ワイシャツも難しい。
意外にワイシャツはいっぱい持っていて、誂えたものが沢山ある。
淡く色の付いているものや、モノトーン調のグレー、縞の入ったものなどあるのだが、どれもイマイチしっくりこない。
結局無難なところで白の無地と、縞の入ったワイシャツに決めた。

もちろんネクタイとの組み合わせで決めていったのだが、このネクタイが一番難しかった。
ネクタイ用のハンガーに何本も吊り下げたものを、Mrs.COLKIDが出してきたのだが、どれを当ててみても、何だかおかしい。
やはり黒、ブルー系を前提に選んだものは、グレー系にはしっくりこないことを痛感した。
結局、少し変わった質感のグレーのものと、赤みのある紫のものが、何とかいけるだろうということになった。

さてこうなると、ズボンベルトがない。
スーツ用は黒しか持っていないのだ。
アメリカのホルスターメーカーのものなら、数種類持っているのだが、幅があって作りがごつい。

Mrs.COLKIDは呆れ顔で、もうそれでいいわよと、だいぶ対応がいい加減になってきた。
そもそも普通は服を決めてから、靴を合わせるのに、何故あなたは逆のことをするのかと言われた。
僕の場合はお洒落でやっているわけではなく、単に靴が好きなところから始まっているのだから仕方が無い。

結局ベルトは新しく買うことにした。
すぐに三越に行って、紳士もの売り場でベルトを見せてもらい、コードバンのバーガンディのものを選んだ。
これならオールデンのコードバンにも合うだろう。
少し赤みが強すぎるのだが、まあ何とか使えそうだ。

全体に、合っていないわけではないのだが、完璧とも言えない。
80点くらいの感じで、微妙にフォーカスがずれているような気もする(笑)
茶色い靴が、こんなに難しいものとは思わなかった。
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歯医者


D810 + AF-S NIKKOR 35mm f/1.4G

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あれほど歯医者に行くようにMrs.COLKIDに言っておいたのに、いつもの先生が不在とかいう理由で、今日は行かなかったようだ。
何人かの人から、今治水で一時的に痛みを麻痺させた場合、数日後にもっと酷い痛みに襲われることがあるので、早急に歯医者に行くようにアドバイスをいただいた。
朝まで眠れないほどの痛みだという。
まあ知らない歯医者に行って何をされるか心配だ・・というのもわからないでもない。
一応、こうなるそうだぞと、皆さんからのアドバイスを伝えて、脅かしておいた(笑)

今日はバレンタイン・ディ。
やけにチョコレートをいただく日だ・・なんて、毎年とぼけていたが、今年はそうはいかなかった。
僕が糖尿なのを皆知っているので、身体が心配だからチョコは送らないから・・と言われた。
代わりに何かもらえるのかと思ったら、僕にではなく、Mrs.COLKIDに送るような話。
まあ、いいのだけれど・・・
何が喜ぶか聞かれたら、新今治水と言っておこう(笑)
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歯痛


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夜テレビを見ていたら、Mrs.COLKIDが歯が痛いと言い出した。
先程まで元気だったのに、急に歯が痛み出したようで、そのうち立っていられなくなり、ソファーに寝込んでしまった。
頬を押さえて、痛みに耐えている。
頭痛薬を飲んだが、まったく効かない様子だ。

歯痛はあまり経験が無いので、何をしていいのか分からない。
しかし今治水という薬があるのは知っている。
子供の頃から、歯が痛くなったら今治水・・と、親がよく言っていた。
コンジスイ・・という日本語なのか外来語なのかわからない名前は、妙に印象に残る。

夜も遅かったが、急いで着替えて、薬局に行くことにした。
チェーン店のドラッグストアは、午後10時まで営業しているのだが、その時間まであと10分ほどしかない。
今夜はやけに寒いので、沢山着込んで家を出た。

近くコンビニに薬剤師を常駐させて、24時間薬を販売し始めるというが、確かにこういう時は便利であろう。
繁華街に住んではいるが、さすがに夜10時を過ぎると、コンビニくらいしか開いていないのだ。

薬局に行ってみると、痛み止めのコーナーの端っこに、新今治水の小さな箱が置かれていた。
頭痛薬、鎮静剤は大量の種類が並んでいるが、今治水はそれひとつ、親指ほどの大きさの箱が、ひっそりと置かれているだけだ。
他に似た薬が無いというのも凄い。

それを塗るための綿ボールとピンセットも買った。
(後からわかったが、これらは新今治水に付属しており、別に買う必要は無かった)
他にも薬がないか見ていると、靴擦れの薬が、痛み止めの棚にあるのをみつけた。
おお、これはいいと、ついでにそれもかごに入れた(笑)

Mrs.COLKIDが、持ち帰った新今治水を痛い歯に塗ると、ほんの数秒で症状が改善し始めた。
苦さで麻痺して痛みがわからなくなるのだろうか、苦い苦いと騒いでいる。
しかし先程まで痛くて動けないでいた者が、今は立ち上がっている。
完全ではないが、かなり改善したようだ。

それにしても今治水・・・
19世紀末からある薬だという。
「今、治る水」というネーミングも凄いが、本当にその通りなのも凄い。
一緒に買ってきた靴擦れの薬の方は、まだ試していない。
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