COLKIDが日々の出来事を気軽に書き込む小さな日記です。
COLKID プチ日記
迷路
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SIGMA DP2Merrill
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東急と東京メトロの相互直通が始まり、渋谷駅が話題になっている。
同駅を利用している幾人かの人と話したが、とにかく文句ばかり聞かされる(笑)
便利になったと喜ぶ人がいないのだ。
先週会った高齢の男性は、いくらなんでも酷いと怒っていた。
乗り換えるだけであんなに歩くなんて、年寄りにはきつい・・という。
これも時代の流れなのだろうかと嘆いていた。
今日話した人は、始発が無くなって座れなくなったことに困惑していた。
電車を何本か待ってでも、ゆっくりと座りながら移動するのが、一日の中で重要な休息の時間だったのだ。
確かに自分に置き換えても、それでリズムを破壊され体調を崩すことは考えられる。
最初は慣れの問題で、単なる新しい環境への拒否反応だろうと思っていた。
しかし聞いていると、解決が難しい根本的な問題も多い。
多くは渋谷を以前より庭のように利用していた人たちの意見で、自分たちを差し置いて、関係の無い人たちが恩恵に与っても・・という思いも含まれている。
これで人の流れが変わり渋谷の町が廃れることを予測し、対策として大きな商業ビルを建てたという話も聞くので、今回の変化はあらかじめ十分に計算してのことと思う。
もう少し経ち、新しい流れが確立してからでないと、評価は出来ないだろう。
不便だからと別の場所に引っ越すとか、転職するとか、そういう別次元での変化が、じわじわと進んでいくのかもしれない。
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今日の時計ベルト。
ブローバ・プレシジョニスト96B130に、同じプレシジョニスト97B110のベルトをつけた。
ご存知、ベルトの選択に困っていたモデル。
オリジナルの金属製ブレスを外し革のベルトを付けると、時計との間に大き目の隙間が空いてしまうのだ。
バネ棒の固定穴の位置が、普通の時計とは違う設計のようだ。
しかしせっかく輸入したのに「今日の時計ベルト」のコーナーに載せられないのも癪なので、どうしたものかと悩んでいた。
調べてみると、同じケースにピンクゴールドのメッキを施したプレシジョニスト97B110というモデルがあり、そちらは革のベルトが付けられている。
ネット上の写真を見ると、専用のベルトらしく隙間無くきれいに取り付けられている。
これは欲しい・・と思ったが、プレシジョニストは日本国内では販売されていないモデルなので、パーツの取り寄せは意外に面倒だ。
いろいろ調べて、ブローバのパーツを専門に扱っているショップは見つけたのだが、価格が結構高い。
時計本体が安かったので、購入をちょっと躊躇した。
しかし、時計ベルト・コーディネーターとして(笑)、革ベルトに交換しないでどうする・・ということで、結局その店から取り寄せることにした。
何しろ写真が無くパーツ・ナンバーのみでの注文なので、本当に欲しいものが来るか心配であった。
届いてみるとご覧の通り、見事にピッタリはまった。
さすがに専用である。
これで革の色がブラックなら申し分ないのだが、本来ピンクゴールドの97B110用なので仕方がないだろう。
このように、ケースとベルトとの隙間が完全に埋められているデザインの時計は、市販の安価なものにもけっこうある。
しかし汎用品のベルトを利用して同じことをしようとすると、なかなか上手くいかない。
カーブド・エンドと称して売られているベルトがいくつかあるが、多くは先端が弧を描いているだけで、隙間が完全になくなるわけではない。
あるいは単に湾曲した特殊バネ棒向けのベルトの場合もある。
ヒルシュからレオナルド・コレクションという非常に特殊な構造のカーブドエンド型ベルトが出ている。
バネ棒の挿入部分が樹脂製の別パーツになっていて、それを90度ずつずらして入れ替えることで、上下左右に穴の位置を0.5mmずつ移動させることが出来るのだ。
そうやって微調整することで、それぞれの時計と完全なマッチングを図ろうというもの。
しかしこれもなかなか難しくて、いろいろ試してみたが、そう簡単にはいかなかった。
ある程度隙間が無くなる位置がみつかっても、時計の裏側を見るとベルトの厚みとラグの厚みが違って段差が出来ていたりする。
また一見隙間が無くなったように見えても、実際に腕に時計を巻きつけてみると、ベルトを斜め下方向に引っ張るため、時計との隙間がまた空いてしまう。
最初からケースとの接触面に角度をつけて、ベルトを後方にカーブを描くように取り付ける必要があるのだ。
実際ご覧の通り、このブローバのベルトもそうなっている。
つまり最初から専用に作られたベルトでないと、完全に合わせるのは難しいということだ。
時計のケース毎に、専用設計にする必要があるわけだ。
今回のブローバの場合も、最初は特注や自作でベルトを調達することも考えたのだが、もちろんそう簡単にはいかない。
写真の専用ベルトは、色はともかく、形状はさすがに完璧に合っている。
この手のベルトはそれなりに魅力があり、需要もあるのではないかと思われる。
愛用の時計向けに専用設計したベルトですよ、といわれれば、カスタマイズしたくなる人も多いだろう。
ベルトのメーカーが対応を考えてくれると嬉しい。
20mm幅のロレックスに関しては市販品があるのだが、もっと幅広い時計に対応して欲しい。
今後の課題といえそうである。
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