変換


Z7 + NIKKOR Z 50mm f/1.2 S

大きな画像

少し前から、パソコンのキーボードを打っていると、どういうわけか、一番最初のキーを打ち損じることがあった。
特定のキーで出ているような気もする。
最初はキーボードが故障したのかと思ったが、自宅でも会社でも同じ現象が出る。
もしかして自分の打ち方が悪いのだろうか・・・

最初の一文字を指でしっかり打てていないのではないか。
身体の衰えで、こういう現象が出る可能性もあるだろう。
脳の障害だったら大変である。
そう思い、キーボードの配置や椅子の高さなどを細かくチェックしてみた。

指の角度に問題があるのかと思い、姿勢を変えたり、ゆっくりと打ってみたりした。
キーを意識して最後までしっかり押しきる。
しかしほとんど改善しない。
最初のキーを認識してくれず、何度か打ち直しているうちにやっと認識する。

どうも特定の条件で発生しているようにも見える。
ファイルを保存するために、ファイル名を入力する時に頻発する。
慎重に打たなければならない場面だ。

ローマ字入力で「○○様ファイル」と打とうとして、まず○○の名前の部分を入力する。
そこで最初の1文字が認識されず、母音から始まるおかしな単語になってしまう。
何度か入力し直してやっと欲しい文字に直す。
次に「様」と入力するために「sama」と打っても、やはり最初のsが認識されない。
変換すると「様」ではなく「アマ」になってしまう。

いつもの勢いで流れに乗って打つと、100%に近い確率でそうなる。
打ち方が悪かったかと思い、キーを強めに打っても、やはり同じ現象が起きる。
キーボードの「s」のキーが悪いのかと思ったが、他のキーでも発生するようだ。

つい油断して、そのままエンターを押してしまうと、「○○アマファイル」ばかりが出来てしまう。
ファイル名がそれで登録されてしまうのだ。
作業の効率が悪いばかりでなく、かなりイライラさせられる。

途中から、これは変換のプログラムがおかしいのではないかと気付いた。
パソコンの自動アップデートか何かの時に、プログラムにバグがあったのかもしれない。
ある時期を境に、複数のパソコンで発生し始めたので、最初は自分が老化して打ち方が悪くなったのかと思った。
しかしよく考えたら、ウィンドウズ10のパソコンばかりである。

ネットで調べてみたら、あちこちで同じ現象が起きていることがわかった。
やはりアップデート以降そうなったらしい。
解決方法はまだ分からないようだ。
とりあえずは設定で、IMEを以前のバージョンを使う・・と変更すれば直る・・というので、現在はそれで対処している。
コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )

鳥の写真


Z7 + NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S

大きな画像

クジャクを飼育しているという神社に行った。
行ってみるとニワトリもたくさん飼われていた。
ニワトリは放し飼いで、足元を自由に歩き回っている。

人に慣れていて、カメラを向けてもそれほど気にする様子はない。
しばらくしゃがんでいると、あちらも慣れてきて、近くに寄ってくるようになった。
面白くてその中でしばらく撮影していた。
周りをニワトリに囲まれて、人が見たら鳥おじさんに見えたろう。

家に帰って現像してみたら、当たり前であるが鳥の写真ばかりだ。
ニワトリやクジャクの肖像画のような写真ばかりである。
ここに載せる事を考えると、ニワトリばかりという訳にはいかない。
せっかく歴史のある神社に行ったのだから、ちゃんとお参りして、他にもいろいろな写真を撮って来るのだったと反省した。
コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )

美味しい食べ方


FUJIFILM X100V

大きな画像

オートミールが美味しくないと書いたが(2021年8月19日の日記)、実はこのところ毎日食べている。
いろいろ作ってもらっているうちに、美味しく食べる方法が分かってきたのだ。

我が家ではマギーの無添加コンソメを入れて、お粥風にして食べている。
水と一緒に器に入れて、電子レンジでチンするだけだ。
これが意外にいける。

要はオートミールには味がないから美味しくなかったのだ。
また「ご飯の代用」として使うのも、ついご飯と比べてしまい良くなかったのかもしれない。
しっかり味をつけてひとつの料理として作れば、けっこう美味しく食べられることが分かってきた。

実はオートミールはカロリーも糖質も意外に高い。
同じ重さだと、白米の倍くらいあるのだ。
そのため大量に食べては駄目なのだそうだ。

適量を食べる事で、オートミールのよさが活きてくる。
適切な摂取量で比べると、白米よりもオートミールの方がカロリーや糖質がずっと少なくなる。
食物繊維が非常に多く、白米に無い各種栄養素を多く含み、脂肪にもなりにくい。
健康面では確かに有利な点の多い食品なのだ。

我が家では糖質を抑えたオートミールを選び、一回に食べる分量も30gと決めている。
腹持ちがいいので、これでもまあまあ満足でき、他にもう一品何か食べる程度で済む。
何でも粒の大きいものと細かいものがあるそうで、調理の時にそれらを混ぜたりしているようだ。

と言うわけで、前言撤回だが、最近はオートミールが夕飯の主食になっている。
コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )

ショック


Z7 + NIKKOR Z 50mm f/1.2 S

大きな画像

ナッツは健康にいいという。
ナッツは脂質を多く含みカロリーも高い食品であるが、カルシウム、カリウム、マグネシウム、食物繊維などの栄養素が豊富で、メタボリックシンドロームや高血圧などの予防に効果的で、心血管疾患やがんのリスクも低下させるという。
まさに現代人にうってつけの食べ物なのだ。

ナッツに問題があるとしたら、口に入れて噛み砕くと粉々になり、それが喉に引っかかって咳き込むことがある・・という事くらいだろうか・・・
ラジオでも専門家がナッツは健康にいいと盛んに言っていた。
ナッツは香ばしくて美味しいから大好きである。

と言うわけで、自宅前のスーパーでナッツの袋を買ってきて、毎日のように食べている。
人気商品のようで、棚をひとつ埋め尽くすほど、様々な種類のナッツが売られている。
その中から、無塩の「素焼き」のものを買うようにしている。

数種類のナッツを混合した健康によさそうなやつだ。
一袋で500gとずっしりと重い。
それで1,000円くらいするのだが、人気があってすぐに売り切れてしまう。

で、食前などにポリポリとつまむ。
熱量の表記を見ると600kカロリーほどある。
つまむと言っても一度に食べられる量など知れており、恐らく大きな袋の10分の1以下だ。
アプリには一袋分の数値を登録して、毎回その0.1倍を食べた計算にしていた。

最近になってショッキングなことに気付いた。
ナッツの袋を見直してみたら、そのカロリー表示は、何と100gのものであったのだ。
600kカロリーもあるので、まさか一袋の数値と思って疑わなかった。
しかし一袋が500gなので、表記の100g当りの数値の5倍になり、一袋全部で3,000kカロリーもあることになる。
そんな数字書けないので、100g当りの数字でごまかしているのだろう。

そ・・そんな馬鹿な・・・
てっきり10分の1程度で60kカロリーを摂取したと思っていたが、実際にはその5倍の300kカロリーを食べていたことになる。
ポリポリと、ほんのおやつ程度のつもりで食べていた・・・

これだと今までのカロリー摂取量の計算が大幅に狂ってしまう。
なかなか計算通り体重が減少しないと思ったが、これが原因だったのかもしれない。
単純な「入力ミス」が原因で、ダイエットが上手くいかなかった・・という恐ろしい話である。
コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )

今年のカエル


D850 + Ai AF Micro-Nikkor 60mm f/2.8D

大きな画像

朝工場に行くと、壁にアマガエルが3匹くっついていた。
背中に筋の入ったカエル(ヌマガエル?)も地面で跳ねているのを見た。
それぞれ縄張りがあって、いつもだいたい同じ場所にいる。

カエルがたくさん出る年と、ほとんど見ない年がある。
今年はカエルを比較的多く見るが、恐らくその理由はこれだ。
2021年6月10日の日記

僕が6月にアオダイショウを追い払ったので、カエルが増えたのだ。
たまたま庭の木にいるアオダイショウに遭遇して、撮影しようとカメラを持って追いかけているうちに、ドブ板の隙間に逃げ込んでしまった。
そのままどこか別の家の庭に移動してしまったのだろう。

ヘビが庭に居ついている時は、カエルが少なくなる。
はっきりとその傾向が出る。
もちろんヘビの餌になっているからだが、逆に言うと、カエルが目当てでヘビが来るのだろう。

おたまじゃくしがどこで育つのかは分からないのだが、工場の近所に繁殖しやすい場所があると思われる。
草木の多い会社の庭にはカエルが集まってきて、ヘビにとっては悪くない餌場なのだろう。
そのため自然に任せておくと、どこからかヘビがやってきて居ついてしまう。

ヘビもカエルも同じ生き物に違いはないが、ヘビを嫌う人は非常に多い。
ひょうきんな姿のカエルの方が、明らかに人気が高い。
そのためヘビを追い払うと皆が喜ぶ。
ちょっと可哀想な話ではあるのだが・・・
コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )

ローンシップ


Z7 + NIKKOR Z 50mm f/1.2 S

大きな画像

オニツカタイガーのLAWNSHIP 3.0。
ブラック/ブラック。
サイズは26.0。
ZOZOMATの相性度は92%。

70年代のオニツカタイガーを代表するテニスシューズ「ローンシップ」の現代版。
中敷にオーソライトを採用し、クッション性を高め、軽量化を果たしている。
・・・というくらいしか、ネット上に情報がない。
僕自身この業界のことは詳しくないので、歴史を聞いてもぴんと来ないのだが・・・



履いてみると意外にタイトフィットだ。
軽量化を図りアッパーが薄めに作られていることもあり、足にピッタリくっついて、革靴を思わせるフィッティングである。
形状もまあまあ僕の足に合っているようだ。
もともとが革靴マニアなので、こういうフィット感は嫌いではない。

形状はスマートでなかなか品がいい。
艶消し仕上げでおとなしめの外観だが、金色のロゴやヒール部分にあしらわれたエナメル仕上げのパーツが、ワンポイントとして効いている。
非常に軽く作られており、足がヒョイと持ち上がる。

それにしても、似たようなデザインのスニーカーばかりを買っている(苦笑)
色は無難に黒、材質は出来ればレザーで、デザインはシンプルで過度な装飾は無し。
それにZOZOMATの相性度が高めであれば、それだけで購入する条件は満たされる。

LAWNSHIP 3.0は相性度92%で、ZOZOMATのお勧めの靴リストの中では上位に入る。
色も材質も完全に条件を満たすので、前からずっと購入候補だったが、今回ついに「クリック」してしまったわけだ(笑)
手元にあるのはそっくりな靴ばかりになってしまい、ぱっと見ても見分けがつかないような状態だ。
選択の基準にもう少し幅を持たせないと・・・
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

カラスの情報


Z7 + NIKKOR Z 50mm f/1.2 S

大きな画像

カラスがカーカーと鳴きながら飛んでいった。
なぜあんな声を上げながら飛ぶのだろう・・と皆が不思議に思う。
多分それで、カラス何故なくの?・・という歌が生まれたのだろう。

カラスが意味もなく鳴くとは思えない。
恐らく仲間に何か伝えたい情報があるのだろう。
高い知性を持つ生物で、情報を伝達するための言語を持っている。
しかもある程度全国のカラスに共通のものだという。
普段から互いに会話しながら生活しているのだ。

夜中にカラスが鳴くのを聞くこともある。
真夜中過ぎに、どこかからカーカーと聞こえてくる。
何でこんな夜遅くに・・・
よほど緊急の用件を伝えたいのかと思うと、少し不吉なものも感じる。
まさか夜中に突然一曲歌いたくなったとも思えない。

たとえ真夜中だろうと、重要な情報は知らせなければならない。
寝ていても緊急時は起こしてOK・・というコンセンサスも、仲間同士で取れているはずだ。
それほどの情報であれば、我々人間も共有したいものである。
カラスは自由に飛びまわっていて、常に高いところから見ているから、近辺の情報を誰よりも早く入手しているはずだ。
大雨で川が決壊したとか、自動車が事故を起こしたとか、様々な情報をもたらしてくれると思われる。

以前、北海道のヒグマの猟師の本を読んだ。
そこに猟にカラスを利用する方法が書いてあった。
熊を仕留めて解体する時に、集まってきたカラスに肉片を投げてやる。
カラスは喜んで食べる。
中には要領が悪く、餌にありつけないカラスもいるので、満遍なくすべてのカラスに行き渡るよう、ちゃんと意識して投げてやる。

そういう公平さをカラスも感じ取り、よく懐くのだという。
カラスを味方に付ければこっちのものだ。
やがて猟を手伝うようになり、群れが一緒についてくる。
上空から熊を見つけると、ここにいると旋回して知らせてくれるのだという。

ヒグマは頭のいい動物で、離れたところから人間をみつけて、藪などにそっと隠れて様子を窺っている。
ところが上からその位置を知らされてしまっては、堪ったものではない。
さすがのヒグマも対処のしようが無く、猟師にみつかって撃たれてしまう。
知性の高い生物と共存の関係を構築すれば、極めて有効な情報が得られるということだ。
コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )

違い


FUJIFILM X100V

大きな画像

一時、重いカメラを持ち歩くのが辛くて、フジのX100Vばかりを持ち歩いていた。
梅雨で天気が悪く、軽装で歩きたいということもあった
フジは軽量で、カバンに忍ばせておいても苦にならない。

撮った画像を見ると、フジは色の出方に特色があるのが分かる。
そこは銀塩フィルムのメーカーであったことの強みであろう。
頭の中でイメージした色を、心地よく再現するノウハウを持っている
素材を十分に煮詰めたところに、絶妙に味付けしたような画質である。
解像度に関しては欲張っておらず、程ほどに抑えられている。

一方でニコンはずっとダイレクトでストレートだ。
もちろんニコンも独自の色作りを行っているのであろうが、素材の新鮮さを優先し強調するような味付けに感じる。
特にZマウントになってからは、ベールが何枚か剥がれたかのように、クリアでコントラストの高い画質に変わった。
50mmf1.2のような高性能のレンズを使うと、被写体の質感や立体感ばかりでなく、張り詰めた空気までが写るようだ。
広いDレンジを生かしているのか、色の出方も相当濃厚である。
フジで撮った画像と並べてみると、その違いがはっきり分かる。

以前、僕の撮る写真には、目に見えないものが写っている・・と言われた話を書いた。(2021年1月14日の日記
少し前にその方から、フジで撮った写真には、それがあまり感じられないようだ・・という指摘を受けた。
そこに何かがいるのは分かるのだが、ニコンで撮った画像のようにはっきり判別できないのだという。
(もちろ僕をはじめ霊感の無い皆さんには、どちらにしてもまったく見えないと思うが・笑)

同じ能力を持つ知り合いにも見せて意見を聞いてくれたが、やはり近い感想であったという。
フジで撮った画像には、どこか絵で描いたような綺麗さがあり、霊的なものが上手く見えないのだという。
詳しくは分からないが、デジタルでいろいろ処理している画像には、そういう傾向があるのではないか・・という意見であった。
まったく違う分野から見ても、そういう違いが出るというのは興味深い話である。

というわけで、今後もこの二つのカメラを使い分けていくが、精霊写真家としてはニコンを使うしかないようだ。
コメント ( 5 ) | Trackback ( 0 )

故障


Z7 + NIKKOR Z 50mm f/1.2 S

大きな画像

工場のエアコンが壊れた。
屋根の上に上って室外機を見ようかと思ったが、殺人的に暑いので出来ない。
この暑さでは、エアコンが無いと仕事は出来ないし・・さて、困った。

もう25年も前に設置したものだ。
仮に修理出来て動いたとしても、一時的なものであろう。
そろそろ買い替えなければ駄目なのは確かだ。
よく今まで動いてくれたと言える。

とは言え安いものでは無い。
エアコンを入れ替えるとなると、かなりの金額が必要になると思われる。
とりあえず業者に見積もりに来てもらうことになった。
その金額を見てから、対処を考えよう。

25年前はエアコンが無くても頑張った。
・・と言いたくなるが、あの頃と比べると気温そのものが変化している・・ように感じる。
しかも社員も歳を取った(笑)

作業員が倒れても困るので、急遽就業時間をずらすことになった。
朝は工場内はひんやりしているので、その時間を有効に使うのだ。
来られる者は朝早くから仕事を始めて、昼まで作業して、暑くなる前に帰宅することになった。
変則的であるが、新しいエアコンが入るまでは仕方がない。
そう言っている内に夏が終わりそうだが・・・
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

赤い花


Z7 + NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S

大きな画像

もうだいぶ以前の話である。
街中にあるスナックの店内で、人が殺されているのがみつかった・・という話を聞いた。
細い路地をちょっと入ったところにある、小さなお店だという。
被害者はその店の店主の女性だ。

凶器は包丁で、胸を刺されたらしい。
教えてくれた人が、声を小さくして言った。
「みつかった時、包丁が胸に刺さったままだったそうですよ」

時折近くを通るが、そこにスナックがあることは知らなかった。
しかし駅に近い賑やかな通りだし、当然そういう店もあるだろう。
一歩入ったところには、常連しか知らない別の世界が広がっているものである。

その後、車でその道を通った時に、この辺りかなと思って見てみると、ある木造の家が目に留まった。
昭和の中頃に建てられたと思われる古い家屋で、壁の板が焼けて真っ黒になっている。
何か異様な存在感があり、ここが事件の現場なのではないかという予感がした。

信号が赤になり、偶然その家の前で車が停止した。
嫌なところで停まったなと思い、その黒い壁の方を見た。
壁の横に細い路地があり、その先の方が見えた。

路地の奥を見た瞬間に、はっとなった。
そこに人が立っているような気配を感じたのだ。
店の入り口らしき場所に、植木鉢がひとつ置いてあり、そこに一輪の大きな花が咲いていた。
真っ赤な花である、
まるで血で染めたかのような、本当に鮮烈な赤であった。

その花に見られているような気持ちになり、その場に凍り付いた。
黒い壁に囲まれた中に、赤い花がポッと浮かび上がっている。
誰かがそこに立って、じっとこちらを見ているようだ。

何という恐ろしい光景だろう。
美しいが、とてつもなく危険なものを感じさせる。
ここに近寄ってはいけない・・と感じた。
信号が青になったので、逃げるようにその場を後にした。

その後、その建物は取り壊されてなくなったと聞いた。
凄惨な事件の現場であり、周辺の人たちも、記憶を早く消し去りたかったであろう。
犯人が捕まったのかどうかは分からない。
コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )

Old Skool


Z7 + NIKKOR Z 50mm f/1.2 S

大きな画像

VANSのOLD SKOOL DX V36CL+ NAVY
サイズは26.5。
ZOZOMATの相性度は現時点で91%。

僕の好きなブルー系のツートンだ。
スマホの画像で見て、一目で気に入った。
しかもセール中ですごく安かった(笑)



VANSはネットを利用して、自分の好きな色、素材を組み合わせた特注品を、本国に発注することが出来る。
しかし自分でカスタマイズしても、なかなか気に入るようなものが出来ない。
(一度挑戦したが、素材の微妙な質感が画面から想像したものと違って、思うようなものにならなかった)

その点、このブルーの組み合わせは、メーカーの専門家が素材を選別してデザインしており、程ほどに上手くまとまっていると思う。
恐らく自分でやっても、なかなかこれ以上のものは出来ないであろう。
まあ、他人が考えたものだから、許容できるのかもしれないが・・・

ZOZOMATの僕の足との相性度は91%とまあまあの高さである。
同じVANSの製品では、AUTHENTICのサイズ26.0が、現在93%ともっとも高い数値になっている。
前にも書いたがこの相性度は随時変動しており、購入した頃はAUTHENTICも91%であった。(2020年11月7日の日記

このOLD SKOOLは26.5がベストサイズになっているが、僕には26.5では大き目なのではないかと想像していた。
しかし履いてみるとそこまで緩くはない。
いきなり長距離を歩いてみたが、靴の素材に延びの少ない布地の部分があり、内部のクッション性も程々のため、片足が靴擦れを起こしそうになった。
確かにこれだと91%くらいの相性度かなと思った。
まあ時間をかけて慣らしていけば大丈夫だろうと思う。

VANSの製品はZOZOMATの相性度ランキングに何モデルか入ってくる。
デザインは似ているのだが、モデルによって木型が異なるのか、相性度のもっともいいサイズが、26.0だったり26.5だったりとそれぞれ異なる。
サイズを選ぶ際の指標になるという意味でも、ZOZOMATは役に立っていると言えるであろう。
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

錠剤


Z7 + NIKKOR Z 50mm f/1.2 S

大きな画像

20年以上前の話であるが、ウエスタン関係のグッズを収集していたことがある。
1800年代に実際にカウボーイたちが使っていたアンティークも集めていたが、同時に1900年代半ばにハリウッドで作られた映画作品(西部劇)に使われたグッズも収集していた。
当時は西部劇全盛期の映画関係者にまだ健在の方がおられ、そういう方たちと文通したりもした。

その中に、ハリウッドに住む高齢のガンベルトの職人さんがいた。
早撃ちのテクニカルアドバイザーとして有名な方で、僕も子供の頃から、映画関係の本などでその名前は知っていた。
50年代の西部劇のテレビドラマの冒頭のシーンにも、主人公に撃たれて倒れる役で出演していた。
「帰らざる河」の時のマリリン・モンローに、早撃ちを個人指導している写真も有名であった。

その方にお願いして、特注でガンベルトをいくつか製作してもらった。
恐らく悠々自適の生活であったはずだが、高齢でもバイタリティがあり、常に商売を考える人で、仕事としてガンベルトの製造をしていたのだ。
映画やテレビドラマなどで使われたリグのレプリカを中心に、マニア向けに販売していた。
さすがに当人は途中から作るのが難しくなり、オレゴンに住む息子さんが作っていたようだ。

まだメールのない時代で、その方とはもっぱらファックスや手紙でやり取りした。
時差があるので夜のうちにファックスを送っておくと、翌朝には返事が届いていた。
律儀な方で、こちらの手紙にしっかり答えてくれた。
レターヘッド付きの丁寧な文書がファックスで送られてきた。

当時既に西部劇は衰退しており、映画作品の製作は米国内でも限られていた。
しかしハリウッドに住むその職人さんは、あちらでも生きるレジェンドとして尊敬されており、撮影現場などに顔を出すと特別扱いで迎えられていたようだ。
また時折ウエスタンが作られると、小道具の製造としてエンドクレジットに名前が出ることもあった。

その頃、日本でウエスタンショップを経営しているT氏という知り合いがいた。
ウエスタンという趣味は、かなり広い層にファンがいて、有名人や超が付くほどのお金持ちも多い。
T氏のお店では芸能人を紹介されたり、省庁のお偉方が来たりしていた。

T氏は前述のハリウッドのガンベルト職人さんの製品を、独自に輸入して販売もしていた。
米国に長く住んでいたT氏は、あちらに多くの友人がいて、その特殊なルートを活用して、日本では誰も持っていないような凄い製品や情報を仕入れていた。
T氏のお店に行くと、初めて見るような貴重なものがごろごろしていた。
アメリカナイズされたT氏は、ギブ・アンド・テイクに徹した人で、そのハリウッドの職人さんとも、基本的にはビジネスの相手として付き合っていたようだ。

T氏は製品をオーダーするためにその職人さんの家を時々訪れていた。
T氏の話によると(ここからが本題)その職人さんの家のキッチンは、新品のように綺麗で、使った形跡が無かったという。
見ると壁の棚にはビタミン剤の瓶が大量に並んでいた。
一切料理を作らず、サプリメントだけで生活しているのではないか・・と言っていた。
まだそういうものが日本では一般的ではなかったので、アメリカではそんな生活をする人もいるのかと驚いた。

アメリカ人は合理的だから、必要な栄養素が揃えば、食品として口から食べても、錠剤で飲み込んでも同じだろう・・と考えるのかもしれない。
もうその職人さんが亡くなられて久しいのだが、僕とやり取りしていた頃は、高齢にもかかわらず活動的で、いろいろ商売のアイディアを考えていた。
しかし、人は錠剤だけで生きていけるものなのだろうか・・という疑問を持ったのを覚えている。
現在僕自身も、いくつかサプリメントを買って飲んでいるのだが、時折ふとその職人さんのことを思い出す。
コメント ( 4 ) | Trackback ( 0 )

流行りのオートミール


Z7 + NIKKOR Z 50mm f/1.2 S

大きな画像

朝の番組で取り上げられたそうで、オートミールが流行っているらしい。
自宅前のスーパーには大した種類はないが、成城石井などに行くと、様々なオートミールが売られている。
それをMrs.COLKIDが買ってきた。

オートミールって、あまり美味しい物という印象はない。
行きつけのホテルの朝食メニューにもあったので、一度作ってもらったが、やはり想像通りの味であった。
2017年8月15日の日記
2017年7月21日の日記
ホテルの給仕さんにも、オートミールって美味しいと思うか尋ねたが、困ったように笑い、まあお好みですねと微妙な返事であった(笑)

そのオートミールが、テレビで特集されて流行っているという。
早速我が家の食卓に、オートミールのお茶漬けが出た。
ちょうど僕もダイエットしているので、健康のために作ってくれたのだ。
さすがにオートミールだけでは味がないので、シラスや梅干を入れて和風の味付けにしてあった。

黙って食べていると、美味しいかと盛んに聞いてくる。
うーん、そう言われても、普通にオートミールの味だよなあ・・・
素直に美味しい・・と答えることが出来ず、はっきり返事をしなかった。

正直、何でここにオートミールを入れる必要があるのだろう・・と思った。
これがオートミールじゃなくて、ご飯だったらずっと美味しいのに・・・(あくまで個人的な感想)
味だけで言うなら、普通にお茶漬けを作った方が美味しい。

僕がはっきり返事をしなかったので、Mrs.COLKIDは不満だったらしく、何やら文句を言っている。
世間では人気なのに、あなたはオートミールの良さが分かっていない・・などと言いながら、自分でもオートミールを口に入れた。
ところが、やはり美味しくなかったようだ。
「う・・」という顔になり、これは健康にいいから食べるのであって、味は関係ない・・と急遽意見を変えた。
コメント ( 4 ) | Trackback ( 0 )

琳泉窯


Z7 + NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S

大きな画像

Mrs.COLKIDが大好きで集めている琳泉窯(りんせんがま)のうつわ。
佐賀の作家の方の作品で、都内のデパートで時折展示会を行う。
その度に行っては買ってくる。

展示会ではサイトには無い新作も並ぶので面白い。
柔らかくしっとりとした作風は、新しさと日本の伝統的なものの融合を感じさせ、外国の人にも評価が高いようだ。
Mrs.COLKIDは中でも鯛の図柄が好きで、上の写真のようなお皿を集めている。

飲み口の感触が非常にいいのが特徴である。
価格も抑えられており、「少し高級な普段使い」に出来る。
我が家の食器は、今後は琳泉窯に統一していきたいと言っている。

お店は佐賀の駅の近くで、九州出張の折にそちらに行けなくもない。
しかし僕よりもMrs.COLKID本人が行かなければね。
いつか琳泉窯を買うために佐賀を旅行したいと言っている。
コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )

売り場


Z7 + NIKKOR Z 50mm f/1.2 S

大きな画像

昨年、いつも行くデパートに大手家電店が入った。
当初はデパートにそんな安売りの店が・・という批判も聞いた。
以前も書いたが(2021年4月22日の日記)、現在のデパートは売り場を貸す不動産業で食べている。
特にアパレルが総崩れになった現在は、様々な分野のお店を誘致している。

なかなか上手いのは、そのデパートに入った家電店は、意図的に街の店舗と雰囲気を変えているところだ。
はっぴを着て対応するのではなく、ちゃんとスーツを着た店員が対応してくれる。
そのためMrs.COLKIDなどは、けっこう気に入って利用しているようだ。

家電って結局は誰もが必要なものなのだ。
充電ケーブルなどちょっとした小物まで、気楽にそのお店で購入するという。
意外に街の家電店の賑やかな雰囲気が苦手な人も多いのであろう。
それでいて、ちゃんとポイントも付くし・・ということらしい(笑)

コロナでデパートに行く機会が減った。
というか、なるべく店舗に行くのは避けるようにしている。
地下の食品売り場など、あれだけ不特定多数の人が往来するのを見ると、入り口で厳密にチェックしているとはいえ、やはりちょっと気味が悪い。
実際大阪では、デパートの売り場でクラスターが発生したという事例もあるようだ。

まあ実際には近所のスーパーでも、環境としては似たようなものなのだろう。
しかしこんな時期にわざわざ電車や車に乗ってデパートまで出向くのもなあ・・・
扱っている商品は、デパートの方がずっといいものが揃っているのだが・・・

Mrs.COLKIDがデパートの担当の店員さんにメールして、コロナでお店に行けないので、商品(主に食品)を送ってもらえないか聞いてみた。
すると会員で身元がはっきりしているためか、何なりとお申し付けください、という事になった。
昔からデパートには外商など特殊な部門があるのだし、特定のお客様向けにはそういうサービスがあるのかもしれない。

最初は商品をデパートの通販サイトから選ぼうかと思ったが、EC部門が遅れていて通販サイトに欲しいものが無い。
しかしそこは長年通って熟知しており(笑)、そのデパートのどこでどういうものを売っているかはほぼ分かっている。
欲しいものははっきりしているので、各製造元のウェブページに飛び、商品の画像をスマホで撮って、それを店員さんにメールで送ったらしい。

地下のこのお店でこういうものを売っているはずだ・・という指示をこちらから出したのだ。
催事などは現在どこが出しているか分からないが、今出ている商品でこういうものがあったら・・という、実にきめ細かい要求を出した(笑)
うるさい事を言う気は無いが、あちらも細かく指示してもらった方が助かるだろう。

その店員さんが実際に売り場に行って、リスト片手に買い集める姿を想像してしまったが、具体的にどのようにやってくれたのかは分からない。
こちらの指定した日に、食品を詰めた箱が届いた。
箱を開けてみると、見事に選りすぐりのものばかりが揃っている。
催事のお店では、ちょうどこちらの欲しかったものを見付けてきてくれた。

久しぶりに美味しいものが食べられて、予想以上に満足度が高かった。
コロナという特殊な状況下だが、こういうやり方もあるのかと思った。
コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )
« 前ページ