F3


Z9 + NIKKOR Z 50mm f/1.2 S

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棚からF3を出してきたことを書いた。
久しぶりに(十数年ぶり?)いじってみると、当たり前であるが電池が切れていた。
そのためシャッターが切れない。
ああそうか、F3は電子シャッターなんだっけ。

これじゃあいかんな、という事で、自宅前の電気店でSR44を2個買ってきた。
それを入れたところ、正常に動き出した。
ファインダー内、左上の液晶表示は、例によってかすれて見難くなっているが・・・

早速レバーを巻き上げて、シャッターを切ってみる。
バシャッという、けっこう強めのミラーショックがある。
その振動がむしろ新鮮に感じられる。
何度かシャッターを切っているうちに、身体が記憶していたマニュアル一眼レフカメラを操作する感覚が、だんだんと蘇ってきた。

F3は絞り優先AEを搭載している。(発売された当時はそれが批判されたそうだが)
最初からこの機能を使っていたためか、今でも写真を撮る時は、絞りから決める癖がついている。
レンズのリングを回して絞り値を切り替えると、そのクリックの感触が、妙にしっくりきていい気分になった。

僕のF3は、高校時代の終りの頃、発売されてすぐに購入したもので、普通のアイレベルファインダーのものだ。
ハイアイポイントのボディは、その後しばらく経ってから発売された。
大学時代はずっとF3と過ごし、海外に行く時にも必ず持っていった。
そのため傷だらけでボロボロになっている。

当時父親と一眼レフカメラを買おうと話し合い、今一番いいカメラはこれだろう・・ということになった。
まだ発売直後だったため、市場ではかなりの品薄状態で、近所のカメラ屋さんに頼んだら、何とか一台確保してくれた。
その代わりまったく値引きはしてもらえず、定価で購入することになった。(お金を払ったのは父親だが)

その後社会人になってからは、F4、F801など、新しく出たカメラを使ったが、もうその頃のカメラは今風になっていた。
AF化されたこともあり、電気で動く機械・・というイメージが強くなり、それまでの金属の塊のようなカメラとはまったく別のものになった。
今となっては、マニュアルフォーカスの時代のカメラの方が、ずっと価値が高く感じられるのが面白い。

F3をいじっていると、感触や音、手に伝わる振動が、実に心地よく感じられる。
レバーを巻き上げて、ピントを合わせて、シャッターを切る・・という操作自体が楽しいのだ。
まあ、今更フィルムで撮ってみよう・・という気持ちにまではならないのだが・・・
何も撮らなくても、動かしてみるだけで十分に満足してしまう(笑)
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フィルムカメラ


Z9 + TECHART TZM-02 + LEITZ SUMMICRON-M 50mm f2

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人から古いフィルム式のカメラの使い方を教えて欲しいと言われた。
僕ももう忘れてしまったよ。
と、言いつつ、棚の奥から何台か出してみた。

ライカのM4-Pは、この前ライツのレンズをZ9に取り付けて撮影した時に、防湿庫から出してあった。
それとニコンのF3とFを出してきて、机の上に並べた。
FはK師匠からいただいたものだ。
F3は高校生の時に父親に買って貰った最初の一眼レフで、長年に渡り一緒に世界中を旅した。

とは言え、F3は電池が切れており、緊急用のレバー式のシャッターしか切れなかった。
これは入れ替えておかないと・・・
と言って、実際に使うわけではないのだが(笑)

いじっているうちに、やっぱりこの頃の一眼レフカメラっていいな・・とつくづく思った。
機械としての完成度が恐ろしく高い。
最近はこういう、とことん磨き上げた純機械式の道具に触れる事がなくなったので、凄く新鮮でもある。

F3は今回は動かなかったが、電源を使わないFは快調に作動してくれた。
レバーを巻き上げて、ピントを合わせて、シャッターを切る。
本当にすべての動作が有機的で、カメラが自分の身体の延長になったようなダイレクト感がある。

実は個人的にはレンジファインダーのカメラって苦手で、どうしても一眼レフに走ってしまう。
写真を撮る以前に、機械の操作自体に快感が伴うのだ。
何というか、ガンダムを操るアムロのような気分になれる(笑)

久しぶりにフィルムで撮ってみようか・・という気持ちに、ちょっとだけなった。
で、ヨドバシに行ってフィルムを見て、その価格に驚いてしまった。
ネガで2000円、リバーサルで4000円くらいする。
こんなに高いんだ・・・

まあ生産量が限られているものな・・・
さらに現像やプリントの費用もかかるから、相当の金額が飛ぶことになる。
こりゃあ失敗したら、目も当てられないな(笑)

カメラがデジタルになった時、コストを考えないでシャッターを切れることのメリットが、いかに大きかったかを思い出した。
最初にデジタル一眼レフカメラを購入したのは、20数年前なのだが、たまたまその数日前に、コンタックスのT2に新しいフィルムを入れた。
そのまま二度とフィルムカメラに戻ることはなかった。
何しろ今でも最後のフィルムが入ったままのT2が、目の前にぶら下がっているのだから・・・(笑)
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AF


Z9 + TECHART TZM-02 + LEITZ SUMMICRON-M 50mm f2

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ズミクロンの50mmで撮った写真だが、やはりニコンとは違う色が出ていて面白い。
コントラストが強くて、現像の時に抑える方向で調整する事も多い。
UVフィルターもライツのものが付いていて、たしかK師匠がこれが重要と言われていたような気がする。
撮る方もニコンとは違う気分で撮るところがポイントか(笑)

MマウントのMFレンズがオートフォーカスで撮れること自体が新鮮な体験であった。
何しろレンジファインダーのボディでしか使った事の無かったレンズである。
しかも瞳AFまで利くのだ。
あれ、どこにピントを合わせているのだろう・・と思ったら、画面の端っこにいた人を勝手に検出して、そちらの顔に合焦したりしていた。

レンズ本体をモーター駆動で前後に動かしてピントを合わせるという、けっこう無茶な動きをさせる設計のアダプターである。
購入したのはTZM-02という第二世代の製品。
最初のモデルは故障も多かったらしいが、現在のものは耐久性が上がっているという。

ただZ9ではいかにもボディが大きくてアンバランスだ。
恐らくZfくらいと組み合わせるのがベストなのだろう。
また正直なところ、無理にAFはいらないかな・・とも思った。
EVFのファインダーが十分に良くて、マニュアルでピントを合わせたくなるのだ。
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ズミクロン


Z9 + TECHART TZM-02 + LEITZ SUMMICRON-M 50mm f2

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ずっと昔にK師匠から譲っていただいたライカM4-P。
そのボディに付いていたのが、標準レンズのズミクロン50mmf2である。

YouTubeを見ていたら、ライカMのレンズをニコンのボディにつけて、AFで撮影する動画があった。
だいぶ以前の映像であったが、ちょっとやってみたくなった。
早速アダプターをヨドバシで買ってきた。
それを介して取り付けた状態が下の画像だ。

今日は床屋に行ったのだが、この組み合わせを持って行き、途中で少し撮ってみた。
なかなか楽しい撮影散歩だった。
ただ天気は良かったのだが寒かった。
床屋で軽く肩を揉んでもらったのも効いて、帰宅したらドッと疲れが出て、気絶するように眠ってしまった。


(D850 + AF-S Micro NIKKOR 60mm F2.8G ED)
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旧型


D850 + Ai AF Micro-Nikkor 60mm f/2.8D

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Fマウントのレンズを会社で使っていることを書いた。
今でもFマウントのレンズは大量に持っている。
しかしZマウントになり、桁違いの性能になったので、今更Fマウントを日常で使うことは無い。

ただFマウントのレンズの中にも、気に入っているものが何本かある。
例えばAF-Sニッコールの58mmf1.4Gと、AFマイクロニッコールの60mmf2.8Dだ。(下の画像)

58mmf1.4Gは、もっぱら会社で商品撮影に使ってる。
開放だとピント合わせが難しいのだが、絞り込めば非常に現代的な画質になる。
しかし使っているうちに、このレンズならではの強烈なボケに魅せられてしまった。
これはなかなか味のあるレンズである。
商品撮影だけでは勿体ないので、今度Z9と組み合わせて使ってみようかな・・と思っている。


(D850 + AF-S Micro NIKKOR 60mm F2.8G ED)

60mmf2.8マクロは、AF-SのGレンズも持っていて、2本とも会社に置いてある。
後継機種のAF-S60mmf2.8Gの方が、間違いなく画質的にはシャープだ。
しかし旧型のAF60mmf2.8Dの、柔らかい描写には不思議な魅力がある。
2本のマイクロニッコールを使い分けているが、実のところ旧型を手に取ることの方が多いかも(笑)
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仕事用


Z9 + NIKKOR Z 50mm f/1.2 S

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先週末、会社で新しい得意先の商品を撮影した。
4品目をいくつかのアングルから・・・
カメラは1台は三脚で高いところに固定して、もう1台は手持ちで撮った。
被写体が大きいので、撮影に半日ほど時間がかかった。

現像作業はさらに時間がかかる。
会社ではそれに費やす時間が取りづらいので、データを家に持ち帰った。
そしてこの前の週末を利用して、現像・加工の作業に従事した。
7時間くらいかかったかな・・・

そのデータを月曜日に先方に渡した。
とりあえずOKが出たのでほっとした。
後はそれらのデータを使って、あちらがどう商売に繋げていくかである。

会社の商品撮影には、今でもFマウントのカメラを使っている。
自分が昔使っていたカメラのおさがりである。
機材は山ほどあるので(笑)、複数台のボディとレンズを会社に置いてある。

ニコンは簡単には壊れないが、仕事で使うと結構傷んでいく。
壊れて動かなくなった機材もある。
もう古いからそのままにしてあるが、修理に出した方がいいかな・・・

Zマウントのカメラは、まだ仕事用にはしたくはない(笑)
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高騰


FUJIFILM X100V

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カメラ店からフジフィルムのX100Vの中古買取価格のメールが来る。
以前より、ずいぶん高い値段で下取るんだな・・と思っていた。
それがここ数日でさらに上がった。



何だかよく分からないが、買取り価格が20万円になっている。
新品で買った時に払ったのは、確か16万円くらいだったよな・・と思いながら検索してみると、何と新品の販売価格が40万円を越えていた。
何なんだ、この高騰ぶりは・・・



ここはちょっと危なっかしいが、比較的普通のお店でも、20-30万円で売られているようだ。
世の情勢に合わせて、メーカーの希望小売価格より高く販売するものなんだね。
まあ定価で売っても一瞬で売り切れて転売されるだけなんだろうけど・・・

そもそも希望小売価格って、18万円くらいじゃなかったっけ・・・
と思ってメーカーのサイトを見てみたら、現在注文の受付を一時中止しているという。
たま不足も原因みたいだ。
数年前に僕が買った頃も、在庫が豊富にあったわけでは無くて、都内で1、2か所しかみつからなかった。



そろそろ後継機種が出るだろうし、そうなったら一気に下がって正常に戻るだろう。
メーカーがちゃんと新型を生産出来ればの話であるが・・・

調べたら僕は2021年の5月に購入している。
2021年5月19日の日記
もうけっこう長く使っているので、特別意識する事もなく、普通に友達みたいに付き合っている。
転んだ時にリュックの中で下敷きになっているので、かなりラフに使っているかも(笑)
でも全く壊れないのは大したものだ。
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組み合わせ


Z9 + NIKKOR Z 24mm f/1.8 S

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土曜日は夜遅くまで撮影して歩いた。
これは正解だった。
日曜日は雨で撮影できる状況ではなかった。

今回いつもの50mmf1.2だけでなく、交換レンズとして24mmf1.8も持って行った。
また1型のトラベラー三脚も持って行った。
カメラの重量に対して三脚の能力が不足しているが、ミラーレスなので撮り方次第で何とかなる。

キャリーバッグはイーグルクリークのもの。
内部に自作の何重かになったクッション材が入っている。
Z9に50mmを付けた状態で、スッと出し入れすることが出来る。

このバッグだが、1型トラベラーがぎりぎり縦にした状態で入る。
バッグがもう一回り小さければ・・と考えたが、それだと三脚が入らなくなる。
散々考えた末に選んだサイズなので、このくらいでいいのかもしれない。
少し大きめだが、周りに迷惑な程でもない。

途中で何度か24mmに交換している。
また許される場所では三脚も数回使った。
多分キャリーバッグにしたので、体力的に余裕が出て、交換する気になったのだろう。
重いバックパックのように、背負ったり降ろしたりするたびに、よいしょ・・という事が無い(笑)
まだ改良する余地はあるが、とりあえずいい組み合わせと言えそうだ。
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小さい画像


Z9 + NIKKOR Z 50mm f/1.2 S

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最近ここに載せる画像の一部を、iPhoneで撮ることが多くなった。
文章の合間に挟む小さめの画像である。
以前は画像の下にiPhoneで撮ったとコメントを入れたが、現在はいちいち入れていない。

今でも自宅のフローリングの上で撮影する靴の画像は、Z7でストロボを焚いて撮っている。
以前はD4を使っていたが、仕事で必要になり会社に持って行ってしまった。
今はZ7が自宅でのサブカメラになっている。

それ以外の画像、たとえば屋外で自分の履いた靴をちょっと撮る時や、夕食のおかずを撮影する時などは、iPhoneで済ませてしまうことが多い。
まあ、いちいち本格的なカメラを持ち出すのは面倒くさいし、その場でパッと撮らなければならない場合もある。
そういう時は、やはりスマホが便利である。

画質的には、jpegなので自由度が少ないのと、ちょっと奥行き感に欠けるベタッとした感じにはなる。
グラデーションに滑らかさが無く、拡大するとボソボソするので、大きく引き伸ばすのは、やはり厳しいかなと思う。
しかし小さい画像として載せる分には、ほぼ問題になることは無いだろう。

スマホの画像は演出力に長けているなぁ・・と感心することも多い。
不利な状況で撮っても、程ほどの明るさ、色に変えてくれる。
まさに嘘の世界なのだが、一般の人がスナップで残すには、むしろこちらの方がいいのだろう。
これを見ると、やはり単体のカメラは、限られたマニアのものになってしまったのだな・・と感じる。
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過去の画像


D100 + UV Nikkor 105mm f/4.5

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Amazon Driveのサービスが2023年末で終了する。
と聞いた時は慌てたが、Amazon Photosの方に集中するためで、そちらはしっかり継続していくという。
今までAmazon Driveにアップロードした画像データは、継続してそのままAmazon Photosで使えるという。
それを読んで、Amazon Photosの方で、過去にアップロードしたデータを見ていた。

日付順に並ぶので、過去のデータをさかのぼってみると、2002年に撮ったデータから載っている。
その頃の画像を表示してみると、何人かの人物が写っていたが、半数はすでに故人であった(苦笑)
また日付がうまく読み取れないデータもあるようで、日付なしのフォルダにまとめられている。
拡張子から判断するにフジのカメラで撮ったものであった。

あちらのソフトが勝手に被写体の人物も判定しており、人物ごとの分類も可能だ。
一番多いのは予想通りMrs.COLKIDの写真で、次が母親だった。
三番目は父親で、途中まで生きている頃のものであったが、最後は亡くなった時に祭壇に置いた遺影を撮った写真であった。

上の写真は過去に撮影したRAWデータをダウンロードして、今のソフトで現像したもの。
記録によると、2005年4月24日(日)の午前11時33分に撮影している。
カメラはニコンのD100でレンズはUVニッコールの105mmを使用している。
当時紫外線写真を撮るために入手したレンズで、ボディ側の撮像素子がCCDである必要があり、D100やD70などと組み合わせて使っていた。

たしか場所は日本橋の交差点だ。
当時そこのスターバックスで時折見かける白人のバイカーが乗っていた。
この写真の場合、撮影時の状況を覚えていたが、さすがに20年も前からの写真が並ぶと、いつどこで撮ったのか思い出せないものも多い。
すでにこの世にいない人、失われたものの写真も多く、いずれにしても貴重なデータベースにはなっている。
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撤退


Z9 + NIKKOR Z 50mm f/1.2 S

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7月12日にニコンが一眼レフカメラの開発から撤退する、というニュースが流れた。
すぐにニコンから、あれは憶測によるもので当社が発表したものではない・・という声明が出た。
どうしてこうなったのかは分からないが、最初の発表も断言する口調だったので、何か手違いがあったのだろう。

ところがニコンが、一眼レフカメラの生産、販売、サポートは継続している・・と述べて、開発の文字が無かったために、やはり開発からは撤退したのではないか・・という噂が流れた。
恐らく、現時点で開発はしていないが、また再開する可能性が無いわけではない・・という事なのだろう。
今でも一眼レフを使用しているユーザーが多いので、マイナスの方向で捉えられるのを防ぐ意味もあるのかもしれない。

実は僕自身は、一眼レフの開発はもうとっくに止めたのだろう・・と思っていた。
だから、今更何でそんな話がニュースになるの?・・という感じであった。
今から一眼レフの開発に莫大な予算を回すくらいなら、その分をミラーレスカメラやZマウントのレンズにつぎ込んだ方がいい。
実際そのお陰で、以前とは次元の違う高画質のシステムが、着々と構築されている。

個人的には、ミラーレスカメラを、一眼レフカメラと別のもの・・とは考えてはいない。
一眼レフが進化してミラ-レスになった・・という風に捉えている。
どうせ僕の場合、カメラが何であろうと、写すものは一緒だし(笑)

何しろミラーレスは、記録されるデータを直接見ながら撮影することが出来るのだ。
こちらの方が本来あるべき形だ・・と思うのだが、違うだろうか。
既にレンズのコントロールリングで、露出を微調整しながらの撮影が身に付いてしまった。
たまに一眼レフカメラを使うと、不便で戸惑うほどだ。

しかもミラーレスの方が画質がいいのだ。
これには圧倒的な説得力がある。
画質の向上には、マウントの変更も効いているが(それとて結局はミラーが無いことが関係している)、ピントの精度が一桁上がったことも大きい。
その分撮影がシビアにはなっているが、それは世の中の流れなので仕方がないだろう。
せっかく新しい道具が出てきたのだから、積極的にその利点を活かして使っていこう・・と考えている。
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小型


Z9 + NIKKOR Z 50mm f/1.2 S

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先日、一脚にもなるトレッキング用のポールを買い、手持ちの小型ボールヘッドを取り付けたことを書いた。
レオフォトのLH-25という、ボール径が25mmの自由雲台である。
同社からはより小型のLH-22という、ボール径が22mmのものも出ている。
今回は何よりも小さい事が重要と考え、早速アマゾンで取り寄せてみた。



ご覧のようにLH-22(左)の方が一回り小さい。
ケースの高さにも違いがあるが、重量も結構違う。
LH-25が172gなのに対し、LH-22は105g・・・
杖の頭に取り付けて歩くことを考えると、LH-22の方が適していそうだ。

カメラ用の固定具は大きくて重いものがいいとされている。
性能だけ見ればその通りだが、一脚の場合はもともと固定するものではない。
あくまでカメラの重量を一部負担するのが目的で、基本的にボールは緩めたままフリーの状態で使う。
そうなると固定力よりも、滑らかさや使い勝手、本体部分とのバランスが重要になってくる。
今回は特殊な使い方なので、より小さくて軽いものを選んだ方がいいだろう。
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フォーカス


Z9 + NIKKOR Z 50mm f/1.2 S

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Mrs.COLKIDがぬいぐるみを抱っこしていた。
僕の可愛がっているシロクマのクッションだ。
それを横にして、抱きかかえながら座っていた。
僕は出かける前に、カメラの動きをチェックしていた。

フォーカスをチェックしようとして、Mrs.COLKIDの方にレンズを向けた。
ところがこちらを見ているMrs.COLKIDの顔にピントが合わない。
手に抱えたシロクマの胴体に合ってしまう。
何度やってもそうなってしまう。

おかしいなと思ってカメラの設定を見てみた。
するとAFの被写体検出設定が「動物」になっていた。
先週クジャクを撮りに行った時のままだった。

それを「オート」に切り替えたら、あっさりMrs.COLKIDの顔を捉えた。
あとはもう、カメラを横に振っても、Mrs.COLKIDの目から離れようとしない。
このカメラ、優秀だよね(笑)
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機能


Z9 + NIKKOR Z 50mm f/1.2 S

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せっかくZ9が手元にあるのだから、このカメラならではの機能をもっとしっかり使うべきだと反省した。
積極的な実験を開始している。
旧来の自分の撮り方を、カメラに合わせて変化させるのだ。
今日はクジャクを撮ってみようと神社に行ってきた。

まず被写体に合わせて、AFの被写体検出機能を「動物」にした。
フォーカスモードもシングルAFでは使えないので、コンティニアンスAFにした。
当然AFエリアモードは3D-トラッキングにする。
今まであまり好きではなかった手ブレ補正もオンにした。

クジャクの顔を認識すると、3D-トラッキングでAFがそこに食らいついていく。
やはり万能という訳ではなく、カメラが上手く認識できるように導いてやる必要はある。
オートにはオートなりの使いこなしがある。
それは車の自動運転と同じだ。

場面に応じて瞬時に対応できるように、カメラをカスタマイズしていく必要があると感じた。
もちろん自身ももっと練習して、扱いに習熟していく必要がある。
いずれにしても、今までの自分の撮影スタイルは、思い切って変える必要がありそうだ。



Z9 + NIKKOR Z 50mm f/1.2 S

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マグナーニ2


Z9 + NIKKOR Z 50mm f/1.2 S

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1年前にデパートのセールで、マグナーニの革製の黒いスニーカーを買った。
ちょうど昨年の1月である。
2021年1月24日の日記
何かを買うつもりはなく、ふとセール会場に立ち寄ったところ、気に入ってしまったのだ。

ところがこの靴が、なかなか良かった。
今ではお気に入りの1足となっている。
作りが良くカッチリとしているので、きれい目の格好が必要な時に重宝するのだ。
革靴では硬すぎる場面が多い昨今では、スマートカジュアルとしてちょうどいいように思う。

いつか同じ型のブラウンも欲しいな・・と思っていた。
しかしこのスニーカーは、作りが革靴に近く価格もけっこう高い。
セールになったら買おう・・と思い、その機会を待っていた。
型落ちモデルで在庫が残っているのか、やはり今年のセールにも出ていた(笑)



マグナーニの20088。
カラーはコニャック。
サイズは41。

サイズはブラックと同じ41にした。
少し緩めであるが、スニーカーなのでゆったりめに履くべき・・という考え方で選んだサイズである。
昨年ブラックを買った時に、店員さんからそう言われたのだ。(今回お店で相手をしてくれたのも同じ人だった・笑)
ダイエットで足が細くなり、さらに緩めになっているような気もするが、まあ大きい分には調節が効く。

各部の作りの品質が高く、一般的なスニーカーとは格が違うのが一目で分かる。
ブラウンは同社ならではの手染めのムラ感がはっきり分かるところもいい。
意外に渋めの色なので、スニーカーだけが浮いてしまう感じが少ない。

お店にはジーンズを履いて行ったが、鏡を見るとなかなか合っており、購入をすぐに決めた。
まあ最初から買うつもりで行ったのだが・・・(笑)
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