アニソンiPad


D3X + LEICA APO-MACRO-ELMARIT-R 100mmF2.8

大きな画像

ゲゲゲの女房という朝のドラマの影響で、Mrs.COLKIDから漫画家についての質問をよく受ける。
あの登場人物は、誰々という漫画家がモデルだそうだが、それはどういう人か・・という感じである。
水木氏のところに、かなりの大物が揃っていたことに驚かされる。

水木氏の作品についても、いろいろ質問される。
鬼太郎の最初の頃のこととか、河童の三平のこととか・・
僕は、Mrs.COLKIDが小学生の時、学校まで片道3.5キロもの距離を歩いて通った・・という話を聞いた時、最初に頭に浮かんだのは、漫画の河童の三平のことであった。
三平が学校まで何キロもの山道を通っていくシーンを思い出し、本当にそんな子供がいたのか・・と感心してMrs.COLKIDを見たものである(笑)

ところで悪魔くんのテレビ版の歌を聞かせてやろうと、iPadを取り出してYouTubeにつなげた。
メフィスト役の役者さんが素晴らしかったんだ・・などといいながら、「悪魔くん」と打ち込んで検索すると、候補がずらっと並ぶ。
iPadにはYouTubeを鑑賞するための専用アプリケーションが入っており、YouTube専用端末として買ってもいいほど使いやすい。

悪魔くんの「エロイムエッサイム!」を繰り返す歌を、画像に合わせてひとり大声で歌う。
「まわれ地獄の魔法陣、さあ行け悪魔くん、魔法の杖だ・・・」

画面の下には、悪魔くんに近い時代の他の作品の一覧が表示される。
おお、ブースカもあるぞ。
よし次はブースカを歌おう。
「まーかせておいてよバラサのサ・・」と歌い、急に思い出して、僕はチャメゴンの顔が嫌いだったんだ・・などと話す。

もう止まらない。
次はスーパージェッター。
「僕はジェッター、一千年の未来から、時の流れを超えてやってきた。流星号、応答せよ、流星号・・・」
完全に言える(笑)
ジェッターという男は、主人公にしてはキャラクターが弱く無個性だった・・などと、ひとくち批評をする。
スーパージェッターの歌は、本当はテレビではかからない間奏の部分がいいんだ。

次はマイティジャックだ。
「遠い南の、さんご礁、朝日が波に光る頃・・・」
いやー、素晴らしい。
やはりマイティジャックの曲はナンバー1だ。
何と言っても富田勲だし・・
最終回は隊員が死んでしまい、新しい隊員が入るところで終わるんだ。

ええと、次は・・とiPadを覗き込んでいると、それまで無言でテレビの刑事ドラマを見ていたMrs.COLKIDが、いい加減にして欲しい!と怒りだした。
うるさいから、どこか他所へ行ってやってちょうだい!
仕方なくソファーの隅の方に座って、小さな声で「しゅりけん、しゅっ、しゅっ、しゅっ、しゅしゅっ・・」と赤影の歌をひとり歌った。
コメント ( 7 ) | Trackback ( 0 )

炸裂


D3X + LEICA APO-MACRO-ELMARIT-R 100mmF2.8

大きな画像

今日はD3Xとアポ・マクロ・エルマリートの組み合わせの写真を載せる。
やはりこっちの方がいいね・・・(笑)

家に帰る途中、雷のような音が聞こえて、遠くで花火が上がっているのが見えた。
荒川河川敷で打ち上げているらしい。
風が強くて流されているようで、輪がきれいには開いていない。

花火大会というのは、だいたい8時半頃に終了するようで、いつも家に到着する頃ちょうど終わってしまう。
昨年も家のドアを開けた瞬間、最後の乱れ打ちの音が聞こえて、後はシーンとなってしまった。
まるで僕に意地悪をしているようである。

今年はたまたま終わる数分前に自宅に到着し、あわてて手元にあったD3で、ベランダから何枚か撮ってみた。
不本意な写真であるが、小さく載せておく。

というのも、何と建設途中の東京スカイツリーを背景に花火が上がるという絶妙のアングルなのだ(笑)
完成の暁には、スカイツリーと同じ高さで花火が炸裂する光景を見ることが出来るであろう・・と思ったが、高いビルが建って見えなくなるという噂も聞いた。

ところでどうせなら、スカイツリーの屋上から花火を打ち上げてはどうか?
かなり見応えがあると思うのだが・・・

コメント ( 4 ) | Trackback ( 0 )

追加の注文


D3 + LEICA APO-TELYT-R 180mmF3.4

大きな画像

昨年暮れに、30冊ほど一度に購入した吉村昭氏の本を、先日読み終えた。
計算してみると、週に1冊ほどのペースで読んでいることになる。
まあ、そんなところだろう。

早速アマゾンで、次に読む本を注文した。
前回は一度に大量に注文しすぎて、郵便受けに入らないほど届いて失敗しているので、今回は5冊程度に止めた。

以前にも書いたが、現在刊行されている本はすべて読み終え、今は古本としてしか入手できない本を読んでいる。
すでに読み終えたものは総計80冊を超えると思われるが、さすがに多すぎて、未読の作品がどれなのかわからなくなってきた。
後に読み返したい文章があっても、どの本に書かれていたのか、調べようが無い。
エクセルで一覧を作る必要を感じており、現在どういう項目で管理すべきか考慮中。

ただし吉村作品の研究者になろうというわけではないので、ほどほどにしておこうと思う。
コレクターではないので、初版本などには興味が無く、もっぱら読めればいいと、安い古本を選んで購入している。
氏の作品の読破に、これほど力を入れている理由は、何よりも内容が面白いからであるが、同時にそれが自分にとってためになると感じているからだ。

氏の文学に対する厳しい取り組み方や、確固たる倫理観からは、教えられるところが大きい。
僕の母親などは、歳をとったせいもあるが、吉村作品は硬くて読むのが辛いという。
案外、男性向きの作家なのではないかと感じている。
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

徴兵


D3 + LEICA APO-TELYT-R 180mmF3.4

大きな画像

戦時中の徴兵検査の対象年齢というのは、当初20歳から40歳の間であった。
昭和18年になると、戦局が逼迫し、19歳から45歳に範囲が広げられた。
実際には、志願兵などの年齢はもっと低く、沖縄戦では旧制中学校の3年生以上は強制的に召集された。

僕は昭和37年生まれで今年48歳になる。
したがって徴兵の対象年齢からかなり外れている。
戦闘員としては役に立たないのだ。
戦争末期でさえ、期待されなかった年齢なのである。

実際には都市部の無差別爆撃で爆弾の雨にさらされたのは、この対象年齢から外れた男性と、銃後を守る女や子供たちであった。
だから大変な思いをしていることには変わりはないのだが、銃を持って前線で戦うのは、もう少し若い年齢の人たちだ。
もし次に戦争が起きた場合、やはり僕には声がかからないだろう。
なにしろ糖尿持ちであるし・・・

松本零士氏の「ワダチ」という作品で、地球という星を捨てて脱出を図る日本人を、そうはさせまいと海外の国々が攻撃する場面がある。
その際に戦争経験者の年寄りで臨時の部隊を編成して、全滅が前提で本土を守らせ、日本人脱出の時間を稼ごうとする。

そういうこともあるかもしれない。
しかし普通に戦争が起きるなら、兵士の本命は40歳以下の人たちだ。
あるいは、日本の技術の粋を集め、アシモあたりに銃を持たせて戦わせるかもしれない。
コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )

パーツ


D3 + LEICA APO-TELYT-R 180mmF3.4

大きな画像

コメントで教えていただいた、ライカRマウントからニコンFマウントへの改造パーツが、ヨーロッパから届いた。
荷物はスペインから送られてきた。

それまで、香港から同種の部品を取り寄せて使っていた。
しかしアポ・マクロ・エルマリート100mmの場合は、マウント部のパーツが10個のスクリューで固定されるタイプなのに、一般に売られているものは6個しか穴が無い。
何とか改造して使ってはいたが、いろいろ不具合が出て、とても完全とは言えなかった。
(アポ・エリート180mmの方はスクリュー6個のタイプ)

教えていただいたサイトは、改造を専門としているだけあって、きめ細かくパーツが揃えてあり、10個穴のマウントも用意されている。
(苦労していたので、見た瞬間に大喜びした・笑)
しかもレンズ毎の改造の方法が、サイト上に写真入で解説されており、パーツの品質も前述のアジア製より優れているようだ。
それ以外にも、マウント部の小さいスクリューに適したサイズのドライバーや、グリス、予備の小ネジなども売られており、至れり尽くせりである。
今回はそれらもいっしょに注文した。

先日も書いたが、ライカRレンズのマウント部を取り外すと、ごく小さいスプリングとスチールボールが穴に入っているのが見える。
絞りの環を回転させた時にクリック感を与える為のパーツで、取り外したマウント部パーツの裏側に、スチールボールがカチカチとはまる丸い溝が、2分の1絞りごとに彫られている。

ところがこの小さなボールが、弁当箱の梅干のように、開けた蓋の裏側にくっついていってしまうことがあり、マウント部を取り外した時に極めて紛失しやすい。
ゆっくりと、恐る々々外さなければならないのだ。

ネット上でも、このスチールボールを決して失くしてはいけない・・と、警告を与える文章を見ることができるが、実はかくいう自分は失くした・・と書かれている場合が多い(笑)
僕も注意していたにもかかわらず、何度も付けたり外したりを繰り返しているうちに、ついに失くしてしまった。

スペインから取り寄せたマウント部のパーツには、何とこのスチールボールの予備が1個付いてくる。
それを見たときに思わず笑ってしまったが、どうやら世界的に紛失しやすいパーツらしい(笑)

ところで、今回の改造は、実はそんなに簡単にはいかなかった。
当初6個穴のパーツを無理に取り付けようと改造した際、どうしても鏡胴を一部ばらして内部の構造を観察する必要が生じた。
ところが、そこまでばらしてしまうと、組み上げの際にノウハウが必要なようで、ただ単に再度組み上げただけでは、レンズが正常に作動しなくなる。

たとえばスプリングを引っ張りながら部品をはめるとか、ピントや絞りの環を特定の位置にした状態で組み上げるとか、そういう裏技があるようで、それがわかるまでに何度も分解、組み上げを繰り返すことになった。

まず最初に適したパーツを入手するべきだと痛感した。
サイトの手順を参考にして、分解の際に「深入り」しないように、あっさり終わらせなければならない。

なお、参考になればと、ここに経過を書いたが、改造はすべて自己責任において行っていただくようお願いする。
僕は一切責任を取れないのでご了承願いたい。
コメント ( 16 ) | Trackback ( 0 )

猛暑の中


D3 + LEICA APO-TELYT-R 180mmF3.4

大きな画像

暑い中を上野まで行ってきた。
2本のライカ製レンズのテストである。

アポ・マクロ・エルマリート100mmF2.8はD3Xに、アポ・テリート180mmF3.4はD3に、それぞれ装着して、そのまま外すことなく撮影した。
質感の再現では、D3よりD3Xの方がはるかに上であるが、アポ・テリートの個性的な描写は、D3でも案外いけるのではないかと踏んだ。
一方アポ・マクロ・エルマリートの生々しい質感表現は、D3Xでないと生きないような気もする。

外は暑そうなので気が進まず、家を出たのは午後になってしまった。
夏休みで子供が多かろうと、三脚は持たず一脚を選んだ。
精密なピント合わせの必要なレンズには厳しい気もしたが、重い三脚を持っていくのはうんざりだし、何とかなるだろうという甘い考え・・・(笑)

上野で降りると、思ったほど人が歩いていない。
動物園の中も意外に空いている。
どうやら直射日光と暑さを恐れて、動物園のような野ざらしで坂の多い場所への行楽は避けているようだ。

ところが動物の方も、暑さでぐったりしており、イマイチ冴えない感じである。
しかも園内は工事中で、東園のアシカやホッキョクグマのいたあたりは全面通行止めで、そこから不忍池のある西園の方に行くことは出来ず、一度表門の方へ戻らなければならなかった。
暑い中だったので少し閉口したが、しかたなく機材を引いて坂を上っていった。

夏に動物園に行くたびに、もう少し楽に園内を回れないものかという、ひ弱な考えが浮かぶ。
真夏の動物園は、ジリジリと照りつける中を歩いたという、辛い記憶ばかりが残る場所である(笑)
コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )

捕獲


D3X + LEICA APO-MACRO-ELMARIT-R 100mmF2.8

大きな画像

今朝工場に行くなり、例のカブトムシ捕獲木箱がどうなったか聞いた。
驚いたことに、オスのカブトムシが一匹入っていたという。
箱の中を覗いてみると、メロンの皮にかじりついている。

ちゃんと設計通り働くことがわかった(笑)
まだ問題点がいくつかあるが、より洗練されたものに改良していくことが可能だ。

まず内部が見えるアクリルの窓を作る。
今は木製の蓋が蝶番で開くようになっているが、これだと中に何がいるのかわからなくて、開ける時にちょっと怖い。
ゲジゲジや、毒を持つ虫が出てきたら大変だ。

次に可動式「返し」の部分にスプリングを入れて、常にテンションをかけておく。
一度獲物がそこから押し入ったら、返しが動いて出入り口が狭くなり、簡単には出られないようにする。
これで捕獲をより確実なものにするのだ。

・・などと改良点は次々に思いつく。
まあ、とりあえず現状の木箱で、もう何日か試してみることになった。

今日も暑い一日であった。
車で外出した時、アポ・マクロ・エルマリートを付けたD3Xで何枚か撮影してみたが、日差しが強くて腕がジリジリと焼けていくのがわかった。
直射日光が頭を直撃するのに危険を感じ、タオルを頭から被った。

工場で電源の修理をしようとしたら、暑さに汗がとまらず、仕方なく作業用の服と下着を取り替えた。
一日に何度も体を拭いたりシャワーを浴びたりする。
洗濯物もどんどん出る。

やはり温暖化のせいなのだろうか、数年前とは状況が変わってきたのを感じる。
もしこのような状態が続くなら、ブランドのように使われている現在の「エコ」ではなく、本物のエコロジーをせざるを得なくなる。
また、日光を防いだり体を冷やしたりする、今までに無いグッズが次々に出てくるだろう。
コメント ( 4 ) | Trackback ( 0 )

木箱


LEICA X1

大きな画像

今日は仕事が忙しくて、帰宅が遅くなった。
月末まで仕事がぎっしり詰まっている。
先月の業績はあまり良くなかったが、今月は少し回復している。
もっともある月が良いと、翌月は反動で悪くなる・・というパターンを繰り返す傾向があるのだが・・・

工場に行くと、アブラゼミが鳴き出したのに気付いたが、カブトムシをまだ見ない。
今年は少ないのだろうか?

中にエサを入れて、入り口に返しを作って、入ったら出られないようにする。
そういう木箱を図に描いて、工場の木工の専門家のところに持っていったら、10分ほどで作ってくれた。
こちらの意図を把握していて、返しの部分が可動式になっていて、入り口の大きさを微調整できるようになっている(笑)

その箱にメロンの皮を入れて、外の水銀灯の陰に置いておいた。
明日の朝、何が入っているか・・・
最初に来た人が確かめる事になっている。
ちょっと楽しみだ(笑)
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

最終回


LEICA X1

大きな画像

「名探偵モンク」が最終回を迎えた。
これで本当に終わってしまい、もう新作が見られないかと思うと、何とも寂しい気持ちになる。

最愛の妻を何者かに殺害された強迫性障害を患う私立探偵・・という、非常にシリアスな設定であるにもかかわらず、本質的にはコメディであり、ホームドラマといってもいい番組であった。
しかも実のところ、それほど高級な出来のドラマではなかった。
精神を病んだ主人公の行動の異常ぶりで、もっぱら笑いをとるあたりは、日本のドラマの倫理観との違いも感じさせた。
にもかかわらず、登場人物ひとりひとりが明確に、それも暖かい人物として記憶に残ったのは、キャラクター設定の上手さであろう。

本国では、放送開始直後から高い視聴率を上げていたらしいが、驚くべきことに、この最終回は米ベーシック・ケーブル・チャンネルで放送された1時間枠ドラマ・シリーズの中で、史上最高の視聴率を記録したという。
重い内容の番組より、軽くて、それでいてほろりとくるようなドラマを、視聴者は望んでいるのだろう。
それほどの番組が、日本では、どちらかというと陰に隠れた時間帯に放映されていたのは、やはり主人公の病的な性格をネタにした笑いが、日本の視聴者に理解されない可能性があったからかもしれない。

本国でこれだけの人気を得たのは、何と言っても主人公エイドリアン・モンクを演じるトニー・シャルーブの演技力が高かったことがあげられる。
また一話完結の形をとり、途中からの新しいファンをスムースに獲得したことや、未解決であった愛妻の爆死事件を、放映期間の7年間をかけて、ついに最終回で解決させるという設定も上手かったのだろう。
製作者たちに、よい時期に番組を終わらせたい・・という思いがあって、今回の最終話を迎えたそうだが、確かに名残惜しさが強く残る。
僕には、登場人物たちから、アメリカ人の生き方・・のようなものが見えてくる点も興味深かった。
コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )

気温


D3X + LEICA APO-TELYT-R 180mmF3.4

大きな画像

さすがに暑いなと思う。
車で外を走ると、外気温計は35度以上を示している。
この数年、外気温が40度に近くなることが何度かあった。
まだ暑さの本番はこれからだ。

今のところ、僕は案外元気だ。
暑いと最初のうちは、むしろ体調が良くなる。
しかし年齢が年齢なので、その状態が続くと疲れが溜まってくる。
写真の撮影に熱中しすぎるのも要注意で、水分をどんどん補給しないと危険である。

昔は暑いといっても、せいぜい33度くらいだった・・と誰かが言っていた。
それが今は、33度といったら涼しく感じる。
やはり地球の気温は上昇しているのだろうか。
それに適応できないと淘汰されてしまいそうだ。

よく父親が、終戦の日は恐ろしく暑かった・・と言っていた。
しかし腹が減っていたのと、精神的な打撃も関係していたように思う。
調べてみたら、その日の東京の最高気温は32.3度だったという。
今ならば、今日は涼しいね・・と言われる気温である。

ところでこのブログは、けっこう季節感を大切にしている。
その季節ごとに、暑い場所や寒い場所に出掛けた記録が、写真として残っている。
真冬の頃の写真をふり返ってみると、ちょっとした納涼になるので、お試しあれ(笑)
コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )

今日のフェラーリ


D3X + LEICA APO-TELYT-R 180mmF3.4

大きな画像

本当に久々の「今日のフェラーリ」である。

表参道はフェラーリの宝庫だ。
1時間ほどで、10台以上のフェラーリを見た。
フェラーリばかりでなく、スーパーカーのオンパレードで、馬とか牛とか、まるで西部劇のようで、忙しいことこの上ない。

銀座にもこんなにフェラーリは走っていない。
銀座に来る人とは、少し違う人種が、表参道には集まるのかもしれない。
自分で持ったことが無いので、まったくわからないのだが、フェラーリを持っている人は、表参道にばかり走りに行くものなのだろうか?

いずれにしても暑い日が続くので、オーバーヒートには十分にご注意ください。


コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )

休日のレンズテスト


D3X + LEICA APO-TELYT-R 180mmF3.4

大きな画像

休日であった。
せっかくのお休みなので、やはり新参のレンズのテストがしたくなり、国内でパーツを調達することにした。
午前中に神奈川にあるカメラ店に買いに行ったが、けっこう遠くて時間がかかった。
お店で、遠いところをありがとうございます・・と言われた(笑)

一度帰宅して、机の上にシートを広げて、万全の体制で改造に取り掛かる。
にもかかわらず、危なく例のスチールボールを失くすところであった(笑)
これは何度やっても注意が必要だ。

無事改造を終えて、レンズとD3Xを持って出発したが、すでに3時を回っていた。
もう大したことは出来ないと思い、表参道に向かった。
レンズは安価に入手したもので、ジャンクかと思ったら新品のように状態のいいもの。

いろいろな意味で、シビアなレンズだと思った。
50m以上も離れているような被写体に、ライブビューで拡大してピントを合わせると、滲みなく完全に合致する「一点」がある。
鏡胴をほんのわずかに回しただけで、その「一点」から外れる。

それをファインダーで行おうなんて無理な話で、厳密に言えば大半がわずかにピンボケになってしまう。
後からピクセル単位で拡大できるので、それが気になって仕方がない(笑)
だからと言って、望遠でライブビューというのも非現実的な話である。

いずれにしても気楽に手持ちで撮れるレンズではないと思った。
暑かったが、夢中になっていて感じなかった。
帰りにMrs.COLKIDと待ち合わせて食事をしたが、ビールを飲んだら一気に疲れが出てしまった(笑)
コメント ( 4 ) | Trackback ( 0 )

梅雨明け


LEICA X1

大きな画像

ご存知の通り、梅雨が明けた。
各地に大雨の被害が出ているが、僕の住む地域では、それほど雨が降ったというイメージはない。
一日中じめじめとしていて、時折雨がぱらつく程度だった。
東京周辺だけ、日本のほかの地域と天気が違うことが多くて、少し気味が悪い。

残念なことに、まだライカの改造パーツが届かないので、今日はX1の方を持っていった。
日差しが強かったが、なぜか逆に元気が出てきて、けっこう歩いた。
駅のホームでも、直射日光の当たるところを避けて皆日陰に避難しており、気付くと明るい中に立っているのは僕一人だったりする。
結構風が強くて、涼しいと感じる瞬間もあった。

午後は床屋に行った。
かなり汗をかいていて、その状態で床屋に入るのはちょっと失礼な気がしたので、やむなく銀座でポロシャツを1枚買った。
デパートのトイレでそれに着替えてから床屋に行った。
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

酒飲み


D3X + LEICA APO-MACRO-ELMARIT-R 100mmF2.8

大きな画像

父が元気だった頃、家に遊びに来た伯父と、二人でよく酒を飲んでいた。
居間のテーブルに並んで座り、楽しそうに杯を傾けていた。

伯父は特攻隊の生き残りの元飛行兵で、出撃の直前に終戦を迎え命拾いした。
その後外交官として活躍し、長年諸外国で暮らし、かなり危険な場面も通り抜けてきたが、退官してからは自由な毎日を楽しんでいた。

父は焼酎を飲み、伯父は主にウィスキーを飲んでいた。
グラスが空になるのに気付くと、互いに酒を注ぎ足していた。
そこに母方の祖母が、二人の好きそうなものを作って、台所からそっと運んでくる。

僕はその隣に座り、二人が飲む様子を観察していた。
ところが、二人はほとんど会話をしない。
グラスに酒を注ぎ、ウムとかフムとか、呻くような声を上げて、ただ楽しそうに酒を飲むだけだ。

それだけで通じ合うものがあるらしい。
祖母も長く話すことはなく、ただ微笑みながらお皿を置いていく。

僕としては、見ていても訳がわからない。
まったくこの二人は・・と言って、あきれて席を立つのだ。

父が亡くなった時、伯父がひとりで寂しそうに祭壇の前に立っているのを見た。
伯父は無言で父の遺影を見つめていた。

その伯父も、それから数年後に亡くなった。
その葬儀の席で親類の一人が、今頃僕の父親が、おお、来たかと言って、二人で飲んでいるのではないか・・とつぶやいた。
誰もが同じ事を考えていたようだ。
祖母はもうずっと前に亡くなっており、三人ともこの世の人ではなくなった。

最近、母親の姉妹の霊感の強い叔母から話を聞いた。
夢の中で、僕の父親と伯父が楽しそうにお酒を飲んでいるのを見たという。
それに祖母が、黙って料理を出していたというのだ。

母親は、あの三人なら、きっとそうでしょうね・・と感心して聞いていたが、僕は少し不思議な気分になった。
僕の父親、それに母親の姉の伴侶である伯父、さらに母方の祖母・・・
三人にはまったく血の繋がりは無い。
それなのに、あの世に行っても、直接の血縁者である親や兄弟ではなく、気の合う人と一緒に酒を酌み交わしていることが、奇異に感じられたのだ。

人間の関係というものは、やはりそういうものなのだろうか?
あの世というものが、どのようなところかは知る由もないが、案外現世での出来事が、そのまま引き継がれている場所なのかもしれない。
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

飲料水


D3X + LEICA APO-MACRO-ELMARIT-R 100mmF2.8

大きな画像

事務所にボトル式の飲料水サーバーが入った。
12リットル入りの透明のボトルを上から挿して、冷水と熱湯が出る仕掛けになっている。
ボトルの中には、ミネラル成分をバランスよく含んだ水が入っているという。

この水が意外に美味しい。
最初は、こんなもの入れても飲むかな・・と思っていたが、美味しくて一日に何杯も飲んでしまう。
どうやら予想していたより、水の消費量が多くなりそうだ。
まあ清涼飲料水を飲むより、ずっと体にいいだろう。
熱湯も出るので、時にはお茶やコーヒーなども、サーバーの水で入れている。

これはもしかしたら自宅にもいいのではないか・・と思ったが、聞いてみたら、社員の中に、既に自宅に同じものを入れている人がいることがわかった。
炊飯や化粧水にも使えるそうで、金額的にも合うらしい。
現在自宅では、水道水をフィルターで濾過して飲んでいるのだが、これなら栓を捻るだけで、程よく冷えた水がいつでも出てくる。

僕の住んでいる下町の方では、水道の水はドブ臭くてとても飲める代物ではなかった。
ところが最近は、特別な浄化装置が導入されたそうで、以前とは比較にならないくらいまともな味になった。
何でもペットボトルに入れて売ることができるくらいだと聞いた。
しかしそうは言っても、このボトル式サーバーの水は、水道水よりずっと美味しい。

実は今回会社に飲料水サーバーを入れた代理店は、以前よりトイレの汚れ落しや、足元のマット交換をしてくれていた業者である。
定期的にやってきては、会社のトイレを汗まみれになって掃除していく。
その同じ人が飲料水を取り替えるのではまずかろうと、飲料水に関しては別の担当者が来ることになった(笑)
コメント ( 8 ) | Trackback ( 0 )
« 前ページ