辛い鮭


FUJIFILM X100V

大きな画像

急に塩辛い鮭が食べたくなった。
どこかのレストランのサイトで、朝食の焼き鮭定食を見たのだ。
それを見て、久々にすごくしょっぱい鮭を、ご飯に乗せて食べたくなった。

僕は父親が北海道出身だったので、子供の頃から鮭は身近な食べ物だった。
機会あるたびに、北海道の親戚から、鮭が丸ごと1匹送られてきた。
それを母親が必死になってさばいていた。

北海道の鮭が特別辛いわけではなく、保存する必要がある時に塩分を強めたのだろう。
魚が好きな父親は、塩辛いと鮭の味が変わらないと言って喜んでいた。
だが、他の家族は、北海道出身の人でも、必ずしも辛い鮭が好きなわけではなかったようだ。
祖母などは、辛い鮭を口にすると、しょっぱいと言って震え上がっていたという。

その後、世の中では、健康への影響を考えてだろうが、塩辛い鮭をとんと見なくなった。
あの頃の塩の塊のような鮭は、しばらく食べていない。
辛いと書かれていても、買ってみると薄口で、本当に辛いものにはまず当たらない。
塩辛い食品自体が、世の中から無くなって久しいような気がする。

食べる方もそういう環境に慣れてしまい、たまに味が濃いものを食べると驚くようになった。
弁松のお弁当のおかずは、今でもしっかりした味付けであるが、ウワッ味が濃い・・と一瞬ひるむ。
美味しいには美味しいのだが、こんなに濃いものを食べていいのだろうか・・と考えてしまうのだ。

ネットで辛い鮭と検索してみると、まだ販売していることが分かった。
そこには「昔の味」と書かれている。
今でも一定数、塩辛い鮭を望んでいる人がいる、ということのようだ。

塩辛い鮭をおかずにご飯を食べたい・・・
そう家族に伝えたら、母親が前のスーパーで買ってきてくれた。
特別に塩辛い鮭・・として売られていたという。

前のスーパーの魚屋は、品質のいいものを扱っているので有名だ。
店長のお眼鏡にかかったものしか、店頭には出さない。
その基準がかなり厳しく、いつも感心している。
あのお店で売られていたのなら、間違いないだろう。

まるで塩で包んだような鮭の切り身である。
Mrs.COLKIDが、見ただけで身体に悪そうだと悲鳴を上げていた。
早速焼いてもらったが、塩分が多くて硬くなりやすいので、火加減にかなり気を遣っていた。

焼きあがった鮭の身から、小さい欠片を箸で取って口に入れてみる。(大きいのを食べると大変なことになる)
ほとんど塩を食べているみたいな塩辛さだ(笑)
これはいいぞ。
早速、炊き立てのご飯に乗せて、美味しくいただいた。

さすがに塩辛くて、大量には食べられない。
ごく少量をご飯に乗せて食べる。
それでも十分美味しくて、おかわりをして食べた。
後で喉が乾くかな・・なんて心配しながら。

少しずつしか食べられないので、切り身ひとつが何日かもつ。
すると、恐ろしい・・と言っていたMrs.COLKIDが、僕が大切にしていた切り身を、ごっそり持っていった。
そんなにどうするのかと思ったら、茶碗に入れて、お湯を注いで食べている。

あれは僕の父親もよくやっていた。
酒飲みの食べ方だよね(笑)
本人はお湯をたっぷりかけたから大丈夫・・なんて言っているが、塩の摂取量は変わらないだろうに。
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

咲いたみたい


Z9 + NIKKOR Z 50mm f/1.2 S

大きな画像

会社の桜の木の下で、何人かが上を指差して話していた。
桜の花が咲いているという。
えっ、どこ・・・?

上のほうで、数綸だけ咲いているのが見えた。
いつもは都心の開花宣言より数日遅れるのに・・・
午後になり急に暖かくなり、桜も騙されたようだ。





コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

チケット


Z9 + NIKKOR Z 50mm f/1.2 S

大きな画像

週末の映画のチケットを購入しようと思った。
映画館のサイトを見ると、チケットの販売は、放映日の2日前の夜中の0時から開始するという。
仮に日曜日に観に行くとしたら、木曜日から金曜日に変わる夜中の0時に、チケット予約受付がスタートすることになる。

さらに読んでいくと、会員の場合は、もう少し早く予約できる・・と書かれていた。
会員の場合は3日前の21時からと書かれている。
つまり日曜日に観に行くとしたら、木曜日の夜9時に予約できるということだ。

要は会員は一般の人の3時間前に予約できる特典がある、ということだ。
僕は会員なので、この特典を使わない手は無い。
早速それを利用して、チケットを予約することにした。

人気のある作品なので、狙っている人が受付開始時刻に殺到するだろう。
試しに映画館のサイトに行き、すでに予約がスタートしている別の日の座席指定の状況を確認してみた。
案の定、大半のシートが埋まっている。
夜中の会までほぼ一杯だ。

・・・これはなかなか手強いぞ。
やるなら万全を期そうと思い、いろいろ準備してから臨むことにした。

まずはシアターの座席指定のページをよく確認した。
どのシートにしようかと悩んでしまうと、その間に他の人に持っていかれる可能性は高い。
今回は価格が少し高いプレミアシートを取る事にして、その中でもどこにするか、優先順位を決めた。
ここが駄目だったら、次はここ・・という具合に、ロジックを決めておいた。

次に映画館のサイトにログインして、自分の登録情報を細かく確かめた。
いざ予約しようとしたら、何かのデータが未登録で、処理が中断してしまうこともある。
実際、過去に何度かそのパターンに陥って失敗した。

またスマホではなく、パソコンから作業をすることにした。
WiFiではレスポンスが悪くなる事があり、LANケーブルで繋がっているパソコンの方が環境は安定している。
打ち込みもキーボードの方が早くて確実だろう。

そして正確な時計をパソコンの横に置いた。
それで予約開始時刻の21時がくるのを待った。
開始時刻の数秒前から、何度かページを更新していると、ピッタリ21時00分に、予約ページのアイコンの色が一斉に変わった。

即座に行動を開始した。
その作品は放映設備が異なる複数のシアターで上映しているため、いくつかの中から自分の観たいシアターと時間を選ぶ必要がある。
その確認に、ほんの僅かだが時間を取られた。
0.5秒くらいか・・・

画面に劇場の座席の図が表示されたが、僕より先に入って、すでに予約を始めている人がいた。
しかし幸いにも、その人は安い一般席を選んでいる。
これは助かった。
僕は迷わず高いシートのど真ん中の席をピンポイント選んだ。

よしっ!!
そのまま一気に手続きのページに飛んだ。
カードなどの情報はすでに登録されている。
スムーズに手続きが進み、予約が完了した。

まずはひと安心・・・
第一候補のシートを取ることが出来た。
プレミアシートのど真ん中・・・
スマホにも予約完了のメールが届いた。

数分後にもう一度、予約のページを確かめてみると、プレミアシートはすべて埋まり、一般のシートも大半が埋まっていた。
ほんの数分でこれだ。
恐らく何人かが、僕と同じシートを狙っていたはずだ。
一瞬の差で僕に奪い取られてしまい、悔しい思いをした人が、けっこういたのではなかろうか(笑)
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

雨天のバブアー


Z9 + NIKKOR Z 24-70mm f/4 S

大きな画像

先週末から昨日にかけて、久々に雨が強めに降った。
こんなに降るとは思わず、傘も持たずに出ていた。
出先で建物から外に出た時、大粒の雨が降っていたので驚いた。
地面には水溜りも出来ている。

困ったな・・とは思ったが、もうこうなったら仕方が無い。
そのまま雨の中を、駅に向かって歩き出した。
バブアーのワックスドジャケットを着ていた。

雨に強いと言われるジャケットである。
というか、悪天候のためにワックスが塗ってあるのだ。
ただ昔の防水生地なので、単に水が染み込みにくくなっているだけだ。
ゴアテックスのように、湿気は出すが水は通さない、というのとは違う。

3月ではあったが、外気は冷たくて、手がかじかんできた。
雨が当たり、ジャケットの表面に弾かれた水が溜まる。
ところがジャケットの中は暖かい。
ドライで平穏な状態が保たれている。

あれっ、これって僕の持っているゴアテックスのジャンバーよりいい感じかも・・・
こういう肌寒くて雨がぱらつく時、要は英国のような天気の日には、意外に快適である。
ハイテク繊維と違い、生地にボリュームがあるところもいい。

なるほど、こういう日に威力を発揮するんだな。
皇室の方々が愛用されるわけだ。

もう少し気温や湿気が高い時には、やはりゴアテックスの方がいいのだろう。
しかしひんやりした雨の中では、バブアーもなかなか有効であると感じた。
古典的で、ヨーロッパっぽくて、程よいアナログ感がある(笑)
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

カード


Z9 + NIKKOR Z 50mm f/1.2 S

大きな画像

処方箋を持って薬局に行ったら、マイナンバーカードはないかと聞かれた。
持っていません・・・と答えた。

別にマイナンバーカードに反対して、取得していないわけではないのだ。
ただ忙しかったり、面倒だったりして、何となく手続きしないまま時が過ぎてしまった。

ところがそうしているうちに、世間ではマイナンバーカードに対する批判的意見が噴出しはじめた。
こうなると、今からあのカードを申請するのも、何だか流れに反しているような気もするし・・・

しかし薬局では、現在の保険証は使えなくなると言われた。
秋ごろまでしか使えないのではないかという。
だから早めにマイナンバーカードを取っておくようにと注意された。

やっぱり本当にやるんだよね・・・
何となく、やめる可能性もあるのではないかと考えていた。
申請するしかないのかな・・・
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

水色の車


Z9 + NIKKOR Z 50mm f/1.2 S

大きな画像

水色の車って、比較的珍しい。
黒や白、銀色の車は山のように走っている。
赤もまあまあ多い。
しかし水色はそう多くは無い。

その結果、水色の車は、けっこう目立つことになる。
いつだったか、水色の車がのろのろと道を塞いでいるのに遭遇して、水色を選ぶ人って、運転が遅いのかな・・と思ったこともある。
しかし他の色でも遅い人はいるし、たまたま珍しい色だったので目立っただけなのだろう。

それはそうと、先日目の前を水色のワゴン車が走っていた。
その車は特に遅いわけでもなく、ごく常識的な速度で走行していた。
ああ、珍しい色だな・・と思った。

ある交差点に差し掛かった時、真っ直ぐ行くか、左折するかで迷った。
道は碁盤の目のようになっていて、どちらのコースでも目的地に行ける。
真っ直ぐ行って、大通りを通りながら、先で左折して、もう一度右折するか・・・
あるいはここで左折して、裏道を通って、先の細い角を右折するか・・・
どちらのコースでも、その先で合流することになる。

以前より、どちらのコースが早く到着するか、よく悩んだ。
大通りコースだと走りやすいが、交差点で右折車が道を塞いでしまうとそれまでで、信号一回分くらい待たされる。
しかし右折車がいなければ、速めの速度で進める大通りコースの方が早い。
いつも道路の先の様子を窺いながら、その場で決断するのだが、失敗することも多かった。

その日は目の前を走っていた水色の車が、交差点を直進して、大通りコースに進んだ。
そこで僕の車は、交差点で左折して、裏道コースを行くことにした。
幸い裏道は空いていて、スムースに進むことが出来た。

国道を横切る際に、右の方を見たら、ちょうど水色の車も国道を横切るところだった。
けっこう離れているのだが、遠くから見てもよく目立つ(笑)
並行する先ほどの道を、まだ走っているということは、こちらの方が1ブロック先を進んでいることになる。
恐らく交差点で右折車に引っ掛かり、時間のロスがあったのだろう。

本当は、水色の車が、国道をこちらに曲がって来ると思っていた。
ところが予想に反し、国道を突っ切って、真っ直ぐ進んでいくのが見えた。
ということは、さらに1キロほど離れた先にある交差点で、再度合流することになる。

そこもどちらが早いかよく悩むコースである。
これはちょうどいいと、並行する道を走っているであろう、水色の車を意識しながら走った。
僕の前の車は遅めであったが、比較するには程よい速度であった。

合流するであろう交差点まで来たが、まだ水色の車は姿を現していなかった。
交差点を通過する際、右の先の方を確かめると、水色の車がこちらに左折しようとしているのが見えた。
こっちの道でも、今日僕が通ったコースが早い事が証明できた。
水色の車って、こういう時に便利だね(笑)
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

インディブーツ


Z9 + TECHART TZM-02 + LEITZ SUMMICRON-M 50mm f2

大きな画像

「SHOGUN 将軍」を観ようと思い、ディズニープラスに入会した。
他の作品のラインナップを見ていて、「インディ・ジョーンズと運命のダイヤル」が目に留まった。
興行成績が今ひとつだったという噂は聞いていたが、どんなものかと、ちょっと観てみることにした。

実はインディー・ジョーンズのシリーズは、個人的にあまり得意ではない。
最初の作品が作られたのは、もう40年以上も前なのだそうだが、その頃からどうもピンとこなかった。
この荒唐無稽さを楽しむべき作品なのだろうが、変に歴史と絡めているので、ゲーム的な描き方が今ひとつしっくりこなかった。

そう言えば、インディ・ジョーンズに関係した作品では、若い頃のインディを描いたものが昔あった。
テレビで夜遅く放映されたのを、ビデオに録画しておいて観たのだが、それはなかなか興味深い作品であった。
1900年代初期の映画の撮影現場が舞台で、ジョン・フォードやワイアット・アープが出てくるので、まさに僕の調べていた年代にジャストだったのだ(笑)

まあ、それはともかく、今回のインディ・ジョーンズだが、意外に楽しめた(笑)
さすがにハリソン・フォードの歳を考えて、シリーズの終結を意識して作られているように感じた。
相変わらず荒唐無稽であるが、集大成的な作りになっているのは良かった。



途中ハリソン・フォードが履くオールデンの405ブーツがアップで映る場面があった。
おっと、インディ・ブーツだ・・・という感じ。
あれってわざと見せてくれたのかな・・・(笑)

ご存じかと思うが、最初のレイダースが公開された時に、あのブーツは何だという話が日本のマニアから出て、当時日本では未発売のオールデンのワークブーツであると判明した。
何でも主演のハリソン・フォードが、撮影用に用意された靴に納得がいかず、愛用していたトゥルーバランス・ラストの靴を自前で用意したのだとか何とか・・・
そこからインディ・ブーツの異名を持つようになったものだ。

これでまた人気が出るのかな・・・
というわけで、今日は記念にインディブーツを履いて出た(笑)


(iPhone 13 Pro)
コメント ( 4 ) | Trackback ( 0 )

ちゃんと行ってきた。


FUJIFILM X100V

大きな画像

午前中は会社に出た。
新製品の撮影をした。
天気は曇り時々雨・・窓から強い光が入らずちょうどよかった。

午後は、Mrs.COLKIDと待ち合わせて、お墓参りに行った。
春のお彼岸が今日までだったので、ぎりぎりセーフ(笑)
お寺はもう閑散としていたけどね・・・

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

ぬいぐるみ


Z9 + FTZ + AF-S NIKKOR 58mm f/1.4G

大きな画像

ネットを見ているうちに、気に入ったぬいぐるみをみつけた。
思わずポチしてしまった。
もとぬいぐるみデザイナー志望としては、ピンときたものは放っておけない(笑)

以前も書いたが、一般の人が言う「かわいい」ぬいぐるみではない。
2021年11月1日の日記
僕のお眼鏡に適うものは、「リアリティ」と「玩具としてのかわいらしさ」のバランスが取れたものだ。
そこに欧州的なクラシカルな雰囲気が加わればさらにいい。
人によっては、少しグロテスクに見えるくらいのものが好みである。

まあそれはともかく、手元に届いたぬいぐるみは、画像で見るものと少し印象が違った。
これはいつもの事なのだ。
ぬいぐるみは手作りの工程が多いので、個体差がかなり出る。

販売店は、在庫の中から特にいいものを選んで、販売ページ用の写真を撮る。
そのため実際に届くものは、画像より少し出来が悪い場合が多い。
また立体的な形状のものは、なかなか写真では微妙な情報まで伝えきれない。
現物を見られないネット通販の問題点でもある。

しかしこれも縁なので、届いたぬいぐるみを我家の一員に迎えて、かわいがるようにしている。
我家・・と書いたが、ぬいぐるみを買うことへの、家族の評判は芳しくない。
僕がぬいぐるみを好むのは、もう仕方がないとしても、家にぬいぐるみが増えていくのが気に入らないようだ。
ぬいぐるみと言っても、中に綿をつめて膨らませた袋のようなものなので、けっこう場所を取るのである。

かといって、目の付いたものなので、やはり簡単にゴミ箱にポイというわけにはいかない。
毎日顔を合わせていれば、それなりに愛情も湧くようになる。
また、どういうわけか、ぬいぐるみの方も、家に馴染んでくると、表情が柔らかくなったように見えるのだ。

それを簡単に捨ててしまえるなんて、僕には感情に欠落があるとしか思えない。
ただの物体として扱うべきものではないのだ。
まあ、それゆえに始末に困るので、皆から不評なのであるが・・・
・・・今日はぬいぐるみについて、つい熱弁をふるってしまった。
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

五目そば


Z9 + NIKKOR Z 50mm f/1.2 S

大きな画像

お彼岸の中日にMrs.COLKIDが那須の実家に行ってきた。
僕が忙しいので、最近はよく電車で行くのだ。
新幹線は高いので、JRの東北本線に乗っていく。

駅に到着すると、あらかじめお願いしてあった友人や義兄が、車で迎えに来てくれる。
現地では車が無いと何も出来ないため、お世話になっている。
この日も義兄が車を出してくれた。

途中で食事をしようということになったが、義兄の家の方は道路が混んでしまい、なかなかお店に入れないという。
そこで途中のお土産屋に寄り、その中にある食堂で食べることになった。
Mrs.COLKIDは五目そばを頼んだ。

その五目そばが、予想外に美味しかったのだそうだ。
味付けのバランスが良く、食べた瞬間に、これは美味しい・・と思ったという。
恐らく誰か舌の肥えた人が運営しているのだろう。

ところが義兄が
「ここは味が薄くて美味しくない」
と言った。
その反応にビックリした。
えーっ、これは薄味だから美味しいのに・・・とMrs.COLKIDは思ったという。

田舎は全般に味が濃いので、あれでは通用しないのだ、とMrs.COLKIDは言う。
義兄は都内の企業に勤めているが、朝晩は地元で食べている。
それに子供の頃は、濃い味にどっぷり浸かって育ってきた。

似たような話を、近所にある鰻屋さんでも聞いたことがある。
味が良くて全国的に有名なお店で、バスツアーで食べに来る人までいる。
そこもなかなか洗練された味である。

ところが地元では、あそこは高いから・・と評判が必ずしも良くないのだ。
その上、有名になったものだから、常に外部から来た人達で店がいっぱいになっている。
行っても満席で入れず、簡単には食べられなくなったことも、影響しているのかもしれない。

五目そばに感心したMrs.COLKIDは、これは宣伝してあげないと勿体ないと考えた。
せっかくの味なのに、地元で不当な評価を受けている可能性がある。
ネットで美味しいと褒めれば、ツーリングのバイカーなどが立ち寄って、評判が広がるかもしれない。

そこでお店の評価をしようと、グルメサイトを探したが、そもそも登録されていなかったという。
せっかくあれだけの味なのに・・と残念がっている。
まあ、五目そば以外のメニューの味がどうなのかは分からないのだが・・・
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

春のお彼岸


Z9 + NIKKOR Z 50mm f/1.2 S

大きな画像

春分の日・・ということは、お墓参りに行かなければならなかったのだ。
すっかり忘れて仕事に行ってしまった。
午前中は会社で仕事をして、午後は都内の得意先に顔を出してきた。

春分の日にしては天候は荒れた。
雨も降ったが風が強かった。
意外に寒くて、バブアーを着ていてちょうどいいくらいであった。

水曜日が中日だから、土曜日までは春のお彼岸の期間に入る。
ウィークデイは仕事があるから、お墓参りに行けるとしても土曜日だよな・・・
こればかりは、何とか都合をつけて行きたいものだ。
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

買ってきたよ


Z9 + NIKKOR Z 50mm f/1.2 S

大きな画像

結局予約して買ってきた。
数日前に書いた新種のイチゴだ。
教えてもらった農園に、前日に電話で予約しておいたので手に入った。

わざわざ車で取りに行った。
地元の人たちが次々と買いに来る。
あっという間に「今日の分は売り切れました」の札が立つ。
みな箱で買っていく。
ウチは3箱買った(笑)

直売でもけっこう値が張る。
スーパーの一番高いものより高いくらいだ。
いいものを少数高く売る・・という、今風のやり方である。
しかも生産者がエンドユーザーに直接販売である。
これなら利益もしっかり出るだろう。

いやあ、美味しい。
食べてみると甘くて驚く。
果肉にしっかり味がある。
香りも強い。

どうも傷みやすいようだ。
ちょっと触ったところがすぐに傷む。
そりゃあこれだけ甘ければ仕方がないな。
というか、それゆえにスーパーに置けず、かえって希少価値が高まっている。

開発する時も、期待されていなかったため、逆にこれほどのものが出来たのだという。
自由に作ることが出来て、特定の性能が突出したものになった。
量が少ないので、ゲットできるのは限られた人たちだけ・・という、贅沢な状況になっている(笑)


(iPhone 13 Pro)
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

増加


Z9 + TECHART TZM-02 + LEITZ SUMMICRON-M 50mm f2

大きな画像

ネット通販の得意先から、毎日発注書が入ってくる。
以前はネットで売れるものは価格勝負で、一番安価な製品に売れ行きが集中する傾向があった。
同じ製品をより安く買おうというのは当然だが、売れる品目も一番安いモデルに偏る。
しかし最近は少し変わってきている。

逆に安いものが、売れない傾向が出ているのだ。
同業大手の社長さんも「安いものがまったく売れなくなった」と言っていたので、恐らく全体的な傾向なのだろう。
以前は安価なモデルばかり売っていた販売店も、現在はその機種の売上がピタリと止まり、売れるのはより上のクラスが中心になってきた。

もちろん高額な製品は数は出ないのだが、利益率は改善されている。
一番安いものは、異常に激しい競争に晒されて、不当なほど価格が下がってしまっている。
しかし上のクラスは、付加価値をつけて、その分販売価格も上げることが出来る。

安価なものが売れなくなった理由は、それらを買う層にお金の余裕が無くなり、必要最低限のものしか買わなくなったからだろう。
一方で販売店側も、もともと安いものはまったく儲からなかったので、そのクラスのものを売るのに積極的ではなくなってきた。
総売上は落ちても、利益が出たほうがいい。
むしろ赤字になる方が問題なので、これを機に安いものを売るのをやめたところもある。

ところで商品の発注書を受け取って、最近気付くことがある。
お客様の名前を見ると、カタカナで書かれた外国の人からの注文が増加しているのだ。
住所は日本国内で、タワーマンションの上層階などが多い。

通販でものを購入するということは、旅行で短期間来ているのではないだろう。
恐らく多くは、実際に日本に居住しているはずだ。
あるいは来日する時専用に、別荘を一軒購入したのかもしれないが・・・

以前より通販の顧客は、外国人の比率がけっこう高めだったのだが、このところ特に目立つようになっている。
どちらかと言うと中国系の名前が多かったが、最近は欧米や東南アジアの人と思われる名前も増えてきた。
当初は、お店で日本人の店員と話すのが面倒で、ネット通販を利用するのかな・・と想像していたのだが、それにしても数が増えている。

ところがここにきて、実際の店舗での販売でも、海外のお客様の名前が増加してきた。
こちらは実際にお店に行って購入していることになる。
どちらも比率が高くなったということは、やはり日本に住む外国人の数が増加したのだろう。

お店の場合、ネット通販と違い、かなり高額な商品も扱っている。
実物を見ずに画像だけで購入するネット販売では、どうしても売れる商品の金額に限界がある。
最高級クラスのものは、今でも店舗まで出向き、ゆっくり見て触って、話を聞いてから購入するのが一般的なのだ。
特に富裕層は平日でもそれが出来るし・・・(笑)

で、特に最高級クラスのもので、外国のお客様の注文が増えているのを感じるのだ。
多くは中国の人と思われる名前である。
金額も一桁違い、一般の日本人には手の出ない額である。
そちらは噂に聞く、本国を脱出して日本に移住した富裕層なのかな・・と想像している。
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

境目


Z9 + NIKKOR Z 50mm f/1.2 S

大きな画像

昨日の食事は、かなり時間がかかった。
午後6時に始まったのだが、終わったのは10時近かった。
家に帰って時計を見て、遅いので驚いた。
シェフがひとりで作っていたのかな・・・
でも皆で会話しながら楽しく食べたので、そんなに気にならなかった。

今日は暖かかったので、トリッカーズの黒のバートンを履いて出た。
気温が20℃を超えると、ブーツを履くのはちょっとな・・という気持ちになる。
久しぶりにバートンを履いたけれど、やっぱりこの靴は迫力があるね。

バブアーのジャケットも、このくらいの気温が、着られる境目になる。
ただ同じビデイルでも裏地の無い薄手のものがあり、それは今くらいがちょうどいい気候ではある。
また気温が戻って寒くなりそうなので、今は何種類かのバブアーを使い分けている。


(iPhone 13 Pro)
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

復活


FUJIFILM X100V

大きな画像

Mrs.COLKIDの誕生日のお祝いに、行きつけのイタリアンのお店に行った。
いやー、美味しかった。
どの料理も味のクオリティが高くて満足した。

実はコロナの最中は、正直なところ味が少し落ちているように感じられた。
ここだけでなく、どこに行ってもその傾向はあった。
食材の質を落とした・・というより、世の中が回っていなくて、入手できなかったのではないかと思う。

それが正常に戻ってきたのだろうか。
以前の味が復活している。
久々に最初から最後まで、料理の味に隙が無く、十分に堪能することができた。

これだけの味だから、食材の製造者とも連携して、相当気を遣って作っているのであろう。
全体の品質がクッと上がったのを感じた。
帰りに挨拶に出てくれたシェフに、凄く美味しかったことを告げると、嬉しそうに笑われていた。
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
« 前ページ