風邪の時


D810 + AF-S NIKKOR 35mm f/1.4G

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昨日の眩暈だが、必ずしも薬のせいではなかったようだ。
今日は薬を飲むと、症状が治まり調子がよくなった。
昨日は風邪がピークに達して、熱が出ていたのかもしれない。

風邪の薬を飲むと眠くなる。
風邪薬というのは、基本的に眠ることで身体を治すように作られているのだそうだ。
だから風邪の時に、ベッドで横になり安静にして過ごすというのは、正しい療法である。

でも僕は昼間に寝るのはどうも苦手だ。
昼間に眠ると、目を覚ました時に気分が非常に悪く、身体もすぐには動けない状態になっている。
胃がむかむかして、起き上がるのに難儀する。
もともと胃の丈夫な僕にとって、この時の体調の悪さは、他では経験しないほどのものだ。

そのため、昼寝をするのが怖いほどである。
眠ることで風邪の症状が良くなる事はまずないし、むしろ寝ている間に悪化しているようにさえ見える。
その上、下手をすると夜眠れなくなってしまう。
余程高熱が出ている時は別だが、風邪をひいた時には、なるべく普通に生活して過ごす方が、僕には合っているようだ。
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薬だらけ


D810 + AF-S NIKKOR 85mm f/1.4G

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糖尿の医者に行った。
ついでに花粉症の話もした。
それと風邪っぽいことも伝える。
忙しい話だが、病気だらけである。

喉を診てもらった。
花粉症ではあるが、やはり喉も赤く腫れているという。
つまり風邪もひいているということだ。

喉の腫れを抑える風邪薬を処方してもらった。
それといつもの糖尿の薬。
別名長寿の薬である(笑)
花粉症の薬は、今回はいいですと断った。
あまりに薬だらけなのもどうかと思う。

その風邪薬だが、これがけっこう強烈だ。
飲むと何だか目眩がして、ふらふらする。
睡魔に襲われ、電車のシートでぐっすり寝てしまう。
薬が切れると、逆に正常に戻るのだから厄介だ。

糖尿の方は、前回に引き続いて数値がいい。
血糖値も、これなら正常な人と変わらないと言われた。
やはりあの薬が効いているのだろう。
特別生活に気を遣っていないので、どうにも納得できないのであるが・・・
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閲覧


D810 + AF-S NIKKOR 85mm f/1.4G

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行きつけのお店で、顔見知りになったお客さんと話しているととても面白い。
同好の士であるし、世代に関係なく会話が弾む。
もちろんお店にとっては、店内でお客同士で情報交換ばかりされても、直接の利益には繋がらない。
だが人が集まれば、いつかは買ってくれる。
そこまで見越して場を提供してくれているのだろう。

最近感じることは、ネット通販のサイトを、誰もが実によく見ているということだ。
サイトに写真の載っている商品について、ほとんどの人が隅々まで知っている。
会話の中であの商品といえば、誰もが、ああ、あれね・・とすぐに返ってくる。
そのお店の商品は1点モノであり、同じものが二つないので、余計にそのことがはっきりとする。

多くの人がスマホかパソコンで、恐らくかなりの時間をかけて、お店のサイトをチェックしている。
そして同じひとつの商品の画像を、長時間食い入るように見ているのだろう。
まるで自分のもののように、細部まで覚えてしまっている。

あるお客さんなどは、会社の同じ事務所にいる全員が、その店の通販サイトを見ていると言っていた。
休み時間にネットショップをチェックして、あれがいい、これがいいと話し合っているらいい。
その集団に属する人は、同僚に感化されて同じ趣味の世界にはまり込んでしまうのだろう。

日々スマホやパソコンでネット情報をチェックし、サイトの閲覧にかなりの時間を使う。
そこから得た情報を、自分のものとして消化する。
そういうルーティンワークが、多くの人にとって日常化しているのだ。

面白いのは、国内のサイトばかりでなく、海外のオークションサイトもよく知っているということだ。
eBayをチェックしている人が意外に多い。
今どういうものがいくらで出品されているかを、けっこう皆が知っている。
それでいて、利用した事はないというのだから、何とも不思議なのだが・・・

仮にお店がeBayで商品を入手した場合、それがすぐにばれてしまう。
これはeBayに出ていたあれだ、とお客さんが気付いてしまうのだ。
傷の付き方や、皺の寄り方で、「いつも気になっていたあれ」とわかってしまう。
当然いくらで落札されたかもわかり、店頭の販売価格からお店の取り分まで明らかになってしまう。

そのため、eBayで商品をゲットするなんてプロとして失格だ・・と話すお店のオーナーもいる。
誰でも入手できるルートを利用したのでは、お店を出す意味が無い。
それではバイヤーではなく、オークション代行に過ぎず、自分で輸入する能力の無い人のみを対象とした商売になってしまう。

ところで、そんなに通販サイトを見ている人が大勢いいるのなら、もう少し売れてもいいのではないかと感じる。
画像を何度も何度も見るわりに、購入までにはなかなか至らない。
「手段」が「目的」と化することを「趣味」という・・という名言があるが、もしかしたら目的は購入ではなくて、単に情報を集めて整理することなのだろうか・・・
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アスファルト


D810 + Carl Zeiss Otus 1.4/55 ZF.2

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雪が降るかもしれない・・とは聞いていた。
しかし朝起きると、東京は雨だった。
路面が少し濡れている程度。

仕事の都合で、先日から借りている代車で埼玉に向かった。
すると、県境のあたりから、突然雪景色に変わった。
どの建物の屋根も真っ白である。
けっこう積もっているぞ。
対向車も屋根に雪を乗せている車が多い。
代車はノーマルタイヤだったので、これは困ったぞ・・と思った。

ところが何故か道路の上には雪はまったく残っていない。
アスファルトの上には、雪のかけらも無いのである。
よく観察すると、雪が積もっているのは、車や住宅の屋根の上、草むら、木の枝、電線などである。
けっこうな積雪で、部分的には5cmくらいの厚みに見える。
それでいてアスファルトは黒々としているのだ。

何とも不思議な光景であった。
駐車場に停めてあった知り合いの車の上には、けっこうな量の雪が積もっているのに、その足元にはまったく雪が無い。
手で窓の雪を払うと、雪の下のガラスはガリガリに凍り付いていた。
路地を曲がった先の細い道にも、とにかくアスファルトやコンクリートの上には雪がまったく無い。
何か気象の関係でこうなったのだろうが・・・

その雪も、昼前には消えてなくなってしまった。

そうそう、道路をちんたらと走っていた原付バイクを、加速して一気に追い越した。
すると例の車線センサーが働いて、ブルブルとハンドルが震えた。
これってやっぱり少し邪魔だ(笑)
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症状


D810 + AF-S NIKKOR 35mm f/1.4G

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風邪をひいたようだ。
頭が重い。
くしゃみが出る。
何となく寒気もする。

まさかインフルエンザではないよな・・・
そう思って、知り合いの医者に聞いてみた。
熱が出ないパターンもあるが、普通に立っていられるのなら、ただの風邪だろうと言われた。

夜になると熱っぽくなる。
朝は比較的元気だ。
人間の体はそういうふうに出来ているのだそうだ。
風邪をひいた時は、夜の症状も安定して、初めて完治なのだそうだ。

その熱っぽい状態が、けっこう長く続いている。
もう2週間ほどだろうか。
風邪にしては、ずいぶん長引くな・・・

何だか目もショボショボしてきた。
痒くて堪らない。
自分の部屋に入ると、くしゃみや鼻水が止まらなくなる。
まてよ、この症状は・・・

メガネを見ると、レンズが埃や塵で汚れている。
ティッシュで拭きながら考えた。
これは毎年の例のあれではないだろうか。
今年もついに始まってしまったか・・・
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振動


D810 + Carl Zeiss Otus 1.4/55 ZF.2

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車のシートの故障であるが、パーツを交換しても直らなかった。
しばらく走ったら、また同じ症状が出た。
予想以上に複雑な故障のようだ。
運転に支障をきたす可能性があるので、放置してはおけない。

ディーラーがまた車を引き取りに来た。
今回は118の新しいものを代車として置いていった。
毎回違う車種になるのが面白い。
一体何台あるのだろうと思ったが、よく考えたら、きっと試乗車なのだろう。

今日中に直りそうになく、しばらくその車を預かることになった。
仕事であちこち行かなければならず、仕方なく118で走り回っている。

走行中、いきなりハンドルがブルブルと震えた。
最初は何か路面の振動を拾ったのかと思った。
まるで共振するかのような嫌な振動である。
ところが、その現象が何度となく出る。

これは意図的にハンドルを震わせているなと思い、どういうメカニズムか考えながら走った。
どうやら車線から外れるとハンドルを振動させるようだ。
何らかの方法で、車体が車線のどの位置を走っているか認識しているのだ。
ラインぎりぎりまで近寄ると、ブルブルと振動して知らせてくれる。

その振動があまり心地よくない(笑)
交差点などラインが複雑に引かれているところを踏むと、誤動作したりする。
どうなるだろうと思い、わざとラインに寄ったりして、いろいろ試してみた。

やはり新しい分、僕の車には付いていない機能が付いている。
しばらく楽しめそうだ(笑)
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もうひとつサングラス


D810 + AF-S NIKKOR 85mm f/1.4G

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もうひとつ、サングラスも出来上がった。
バイヤーに詳しく聞くのを忘れたのだが、確か1950年代から60年代頃のフレームと言っていた。
自分の生まれた頃の製品である。

サングラスにレンズを入れる時は、色の付いたレンズのサンプルを見て、色を決める工程がある。
仮に欲しい色がサンプルの中になくても、こちらの希望で調合して作ってくれる。
近所の眼鏡店では、その際も追加料金はかからず、納期が少し延びる程度である。

今回は、最初に付いていたオリジナルのガラスレンズに合わせて、色を調合してもらった。
特別どういう色にしたいという希望はなかったので、無難な線を選んだのだ。
それでも納期は延びず、一週間ほどで仕上がってきた。

オリジナルのガラスレンズの片方が、フレームに固着していて、外す際に割れてしまったという。
まあ使わないから構わない。
壊れなかったほうを返してくれた。

このフレームは、ご覧の通り少しポップなデザインである。
愛用しているラルフローレンのセーターと、ピッタリとマッチしたので選んだ。
これでサングラスも数個目であるが、それぞれデザインが違う。
服装に合わせて、その日の気分で選ぶのも面白いだろう。

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風が寒かった


D810 + AF-S NIKKOR 35mm f/1.4G

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今日はほとんど何もせずに休んだ。
午後になって買い物に出たが、外は風が強くて寒い。
もともと風邪気味だったので、無理をせずにすぐに帰宅した。



アンティークのフレームへのレンズ入れを頼んでおいたものが、いくつか仕上がってきた。
近所の眼鏡店と顔見知りになり、以降レンズを入れるのはそこで頼むようにしている。
歩いて30秒で行ける場所にある。
普通のチェーン店だが、なかなか親切で、無理な頼みもいろいろ聞いてくれる。

上のフレームは1920年代のものだという。
セルロイド製の枠。
ずっと欲しかった「まん丸」の眼鏡である。
顔の中心に集まってしまうので、カッコ悪いといえば悪い。
しかし今は、そのバランスの悪さがファッションとして受け入れられる時代になった。

ご覧の通り、鼻当てのないタイプである。
鼻の低い東洋人の僕がかけると、眼鏡がどうしても下にずり落ちてしまう。
こればかりは、いくら調整してもどうしようもない。
問題は、レンズの中心位置もずれてしまう、ということだ。

そこで、試しにこういうことが出来ないかと、アイディアを眼鏡店で言ってみた。
思い切って、ずり落ちた状態でかけるのを正常なポジションとして、レンズを取り付ける際、レンズの中心をその位置に持ってくるのだ。
つまり中央より上の位置に、レンズの中心をずらして取り付けるのである。

お店では簡単にやってみると言ってくれた。
そういう希望が時折あるのかもしれない。
フレームを一度かけて、フレームの上縁から黒目の中心までの距離を測った。
その結果、上から10mmの位置に中心が来るのが、丁度よいことがわかった。

実際にはレンズの大きさの限界があって、10mmまでは対応できなかった。
しかしぎりぎりで9mmの位置まで、ずらすことが出来た。
実用上これで問題はない。

眼鏡が鼻の上で落ちた状態のまま使うのは、何とも気持ちが悪い。
しかし程なく慣れてきた。
その状態でクリアに見えるのだから、何だか変な気分ではある。

この鼻当ての無いデザインのフレームは、最近流行り出したそうで、お店にも現代の最新のものが置いてあった。
ジョン・レノンがつけていたもののコピーのようだ。
そちらをかけてみたら、さすがによく出来ていて、つるが顔の両側を挟む感じで固定され、レンズの中心がちゃんと目の真ん中にくる。
そちらはそちらで、欲しくなってしまった。
その眼鏡屋さんで、いつか買ってみようかと思っている。
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長寿薬


D810 + AF-S NIKKOR 35mm f/1.4G

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驚くような話を聞いた。
メトホルミンという糖尿の薬があるが、どうやらこれを飲むと寿命が延びることがわかってきた・・という。
マウスへの投与では、寿命が40%も延びるのが確認された。
もし人間でも同じ効果があるなら、寿命は120歳になるというのだ。

1950年代頃から使われている2型糖尿病の治療薬で、すでに臨床例が十分にある。
調査したところ、この薬を投与されている糖尿病の患者は、投与されていない患者より、8年も長生きすることがわかった。
しかも糖尿病を患っていない人よりも、わずかながら寿命が長くなる結果が出たという。
(つまり、もともと糖尿病患者は、健康な人より8年程度寿命が短いことになる)

さらにこの薬には、癌を抑える効果があると、すでに実証されているようだ。
糖尿病予備軍の人が、糖尿病になる可能性も減少するという。
さらにはダイエットの効果もあるそうで、実際に痩せるために飲む人もいるらしい。
驚くべき薬である。
使用実績が長く副作用が少ないことも実証されており、価格も安価なため、現在は糖尿病の薬としてもっとも広く使われている。

効能としては、老化を遅延させて寿命を延長させる、ということになる。
つまりアンチエイジングの効果を持つのだ。
単純に長生きするだけなら、老醜を晒したくないと、むしろ嫌な顔をする人も多いが、歳をとらないというなら話は変わってくる。
メカニズムは完全にはわかっていないが、いずれにしても細胞に働きかけて強化するということらしい。

FDA(アメリカ食品医薬品局)がこのメトホルミンのアンチエイジング効果の検証試験を承認し、大規模な実験が行われる。
研究者たちは、人間の老化を20年程度遅らせる効果があるとみているそうだ。
つまり決してジョークやでたらめな話ではないということだ。
試験の結果、もしメトホルミンが老化を遅らせる薬として認可されれば、FDAに認められた初の長寿の薬が誕生することになる。

メトホルミンの日本での商品名のひとつがメトグルコである。
実は僕がこの数年間飲み続けている薬なのである。
いくつか糖尿病の薬を試したが、僕の場合、この薬を飲むと食後の血糖値の上昇が抑えられるのがはっきり体感できる。

僕は驚くほど若く見えると言われることがあるが、それは家系的なもので、この薬を飲む前から言われていた。
だがこの薬の効果も、もしかすると少なからずあるのかもしれない。
まあ、そんなに何もかも上手い話があるとは思えず、薬の欠点も後から出てくるのではないかと考えている。

このメトホルミンであるが、血液中の糖を減らす効果があり、健康な人が飲むと低血糖を起こす可能性もある。
しかし医師の中には、効果をわかっていて、健康でもこの薬を飲んでいる人がいるという。
仮にFDAの実験で効果が認められても、日本で長寿の薬として一般に使われるようになるのはかなり先のことだそうで、その間に老化してしまう人がほとんどだろう。
今この薬を飲みたいなら、まずは糖尿病になることだが、そうなると寿命が短くなって、効果が相殺されてしまう(笑)
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自然体


D810 + AF-S NIKKOR 24mm f/1.4G ED

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このところ、毎日のように応接室にこもり、書類を作っている。
その間、程よい音量で音楽をかけている。
もちろん一日中そんなことしていられないから、日に2、3時間程度である。

音は相変わらず未完成で荒っぽいが、そういうことをあまり気にしなくなった。
以前だったら、気になって仕方がないところだろう。
少し大人になったかもしれない(笑)

CDは自宅で手の届く範囲にあった数枚を、会社に持って行った。
それらをとっかえひっかえ、繰り返し聴いている。
ハイフェッツのブルッフ、コルトレーン、シェフィールドレーベルのものなど。
雑食もいいところ(笑)
だが好きな曲ばかりである。

僕は二つのことを同時にするのが苦手だ。
音楽を聴きながら書類作成なんて、とても無理かと思っていたが、案外筆が進む。
ひとつのことに集中すると、もうひとつが疎かになる。
今でもそれは変わらないのだが、書類に集中しながらも、ある瞬間だけ手を止めて、音楽を聴いていたりする。
結局昔ほど大真面目ではなく、自然体に近付いているということだろう。
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ダイレクト


D810 + AF-S NIKKOR 85mm f/1.4G

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先日書いたアレン・エドモンズであるが、噂によるとネットショップの売上が非常に好調らしい。
同社は早くから先進的なネット販売を展開している。
正直なところ、同社の製品のクオリティからすると、ちょっと不釣合いなほどネットショップの出来はいい(笑)

そのサイトが数ヶ月前にリニューアルされ、レイアウト上は整理されて使いやすくなった。
それまでのサイトは、ユーザーのサイズ感の投書が自動的に集計されるという画期的なものであった。(2014年3月2日の記事参照)
しかし残念なことに、今回のリニューアルでその機能は省かれてしまったようだ。
アイディアは優れていたが、集計結果が期待通りのものにならなかったのかもしれない。

また同社には、B級品を専門に販売するサイトもある。
こちらは闇サイトのように(笑)、恐らく意図的に、別のサイトとして運営されている。
製造工程や検品ではじかれたもの(それと多分ユーザから返品されたもの)を専門に販売するサイトである。
(同社のB級品はソール裏側にそれを示す小さな靴マークが焼印されている)

アレン・エドモンズのB級品は、米国各地に展開する同社の直営店が在庫している。
どこのお店に何があるかが、サイトから検索できる仕組みになっている。
その検索機能もよく出来ていて、自分の足に合う木型とサイズから、該当する製品を抽出することも出来る。
他ブランドとして販売されているOEM品や型落ち品も含めて、ほとんどの機種が網羅されているのに驚かされるが、それだけB級品が多いということでもある(笑)
ただしB級品はものによって状態の差が激しいので、現物を見ずに買うのは博打でもある。

で、エドモンズのこれらネットショップは、かなりの売上を上げているらしい。
このB級品のサイトのほうだけでも、けっこうな額だという。
恐らく在庫としてお店に置いていただけでは、ほとんど動かないであろう商品である。
それがネットに載せることで、世界中の人が見に来てくれる。
それゆえエドモンズもネット販売の展開に積極的なのだろう。

実に興味深いことである。
エドモンズは数少ないメイド・イン・USAの靴会社である。
つまり、自分たちの手で実際に製造している「メーカー」である。
その製造元が、ダイレクトにエンドユーザーに売っているのだ。

当然利益はたくさん出るし、会社としては、ほくほくであろう。
しかし同時にこれは、「町の靴屋」にとどめを刺す行為でもある。
通常なら小売店に遠慮して、公にこういうことは出来ない。
メーカーが直接販売する場合は、顔色を伺いながら陰で少しずつ行うはずだ。
だが世の中が「これも時代だから仕方ない」で済む風潮になってきたのだろう。

実際町の靴店は、閉鎖に追い込まれるところが多く出ているようだ。
米国ではお店に置くものは基本的に買い取りなので、閉店を決めた店舗から、倉庫に余った在庫品が大量にeBayなどに出品されている。
当然日本も同じ方向に進んでいるといえるだろう。

知人のバイヤーが、米国に買い付けに行った際、入国審査で引っかかった。
審査官から、なぜ米国にわざわざ買い付けに来るのか、執拗に聞かれたという。
買い付けなどネットを使えば済むことで、旅費をかけて米国まで来る理由がわからないというのだ。
よからぬことを企んでいるのではと怪しんでいるのである。
現物を見て品質を確認したいからだと言っても、なかなか納得しなかったという。
そういう時代だ、ということである。
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白い代車


D3 + AF-S NIKKOR 24-70mm F2.8G ED

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やっとパーツが届いたそうで、ディーラーが120iを修理に持っていった。
シートが勝手に動くという症状が出て、今年はじめからパーツを取り寄せていたものだ。
これだけ時間がかかったということは、本国から送ってきたのだろうか。

代車として3シリーズのセダンを置いていった。
駐車場内で移動したのみだが、やけにハンドルが重く感じられた。
よく見たら、スポーツ仕様と書かれている。

でも結局今回も試乗する時間がなかった。
この前と一緒。
今時BMWくらいではねえ・・・
フェラーリなら別だけれど(笑)
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優柔不断


D810 + AF-S NIKKOR 85mm f/1.4G

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円高になったので、何かアメリカから取り寄せようかな・・と考えていた。
ちょうどアレン・エドモンズがセールをやっている。
しかもセールのさらにセールで、5日間限定の最終特価になっていた。

ところが、今更欲しいものがない。
エドモンズはいっぱい持っているし、これ以上買ってもあまり履くことは無いだろう。
セール品のラインナップを、何度と無く見ていたが、決断できないまま日が過ぎていった。

そうしているうちに、第一候補の商品の、自分に合うサイズが無くなってしまった。
セール品の数は限られているのだが、狙っていたサイズを誰かに買われてしまったのだ。
多分アメリカ人であろうが、目を付けている人が他にもいるのだ。

仕方なく、ターゲットを第二候補の商品に切り替えた。
どちらにしても決定打には欠けていて、もの凄く欲しいというわけではないのだが・・・
そうしている内に、セール最終日が近いですよ、という通達が来た。
エドモンズは毎日のようにメールマガジンをよこすのだ。

まあ、驚くほど安いのは確かである。
ひとつ買っておいて損はないだろう。
使わないようなら、誰かにあげてもいい。
意外にこういう商品に限って気に入ってしまうことだってある。

そう思って、セール終了直前にサイトから発注した。
ペイパルで支払いの処理も行ったが、週末だったので保留となった。
エドモンズは商品を出荷した時点で、支払い処理が進む仕組みになっている。

ところがそうしている内に、円高がストップし、円安方向に振れてしまった。
ほんの数日迷ったのと、週末の業務中断が重なったのが原因だ。
一番いいタイミングを逃してしまった。

やはり優柔不断に時を過ごしたのが悪かったか。
まあ為替レートに関しては、この後どうなるかわからないが・・・
案外第一候補だった商品を奪ったのは、僕より決断力のある日本人かもしれない・・などと考えた。
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記憶


D810 + AF-S NIKKOR 85mm f/1.4G

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朝ラジオを聴いていたら、クラシック音楽の番組で、イントロクイズをやっていた。
クラシックの比較的メジャーな曲の冒頭部分を1、2秒再生して、曲名を当てるというものだ。
リスナーからメールで回答が寄せられる。

その中で、ネット検索にドレミファの音階で曲の旋律を入力したところ、曲名が出てきたという話がリスナーからあった。
またニアピン賞がもらえるよく似た別の曲も、検索でみつけられたという。
番組内でも、今やネット検索で答えをみつける時代か・・と驚いていた。

音楽といってもコンピュータ上ではデータに過ぎない。
いちいち音階を入れなくても、イントロ部分の音声データを検索にかけるだけで、曲や演奏者の情報を探し出す仕組みも、簡単に出来るはずだ。(すでにあるのかもしれないが・・・)
そうなると、リスナーは何も知らなくても、機械が答えをみつけてくれる。
つまりイントロクイズは成立しなくなる。

インターネットが普及してから、辞書をまったくと言っていいほど使わなくなった。
僕は辞書が好きで、お気に入りの国語辞典などは、昔は版が変わるたびに買っていた。
子供の頃の入学祝には、国語辞典や漢和辞典、英和辞典の大きなものを買ってもらった。

ところがこの数年、辞書というものをまったく開いていない。
もちろん、ネットで簡単に調べることが出来るのが理由である。
まれに急いでいる時に、手元にある辞書を、パラパラとめくって調べることもある。
ところが文字が小さすぎて読めない。
そのうち目が痛くなってきて、結局は嫌になって閉じてしまう。

ネットの方が情報は多く、しかも辞書は使うのに苦痛が伴うのである。
こうなると辞書を使う理由はまったく無くなる。
本に厚みがある分場所も取るし、どう見ても無用の長物、いかに処分しようか・・という存在である。

パソコンが生活にもたらした変革は、辞書を使わなくなったことだけではない。
変換キーを押せば済むので、漢字も覚えなくなった。
いつでもファイルから読み出せるから、住所や電話番号を記憶することもなくなった。
それらのデータは「人間が記憶する必要の無いもの」に変化したとも言える。

人間の脳を使って記憶する業務が、どんどん減っている。
機械に問えば、すぐに答えを教えてくれる。
それも正確かつ安定した回答を提示してくれるのだ。
コンピューターほど心強い相棒はいないだろう。

情報量が莫大であるとか、よりスピードが要求されるとか、以前とは違う要因もある。
コンピューターでなければ、こなしきれない仕事量でもあるのだろう。
しかしいずれにしても、人間の仕事が変質してきたのは確かだ。
機械で済む事は、機械に任せてしまえばいいわけで、何も人間様が、すべてを記憶する必要は無いのだ。

人間の仕事の大きなパートを、コンピューターに移行してしまう。
こうなると、人間の脳が部分的に退化し始めてもおかしくない。
コンピューターの存在は、恐らく生体そのものにも影響を及ぼすだろう。

今後は音声入力の発達で、キーボードを打つことも少なくなる。
指先を使う作業、技術を必要とする作業が、どんどん少なくなっていくだろう。
それにしても、こう何でも楽になってしまうと、肝心の人間の脳はボケたりしないのだろうかと、少し心配になる。
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チ ヨ コ レ イ ト


D810 + AF-S NIKKOR 85mm f/1.4G

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今日は何だかわからないがチョコレートばかり貰った。
こんなに食べきれないよ。
糖尿の僕を殺そうというのだろうか・・・

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