ヴィンテージ


D4 + AF-S Micro NIKKOR 60mm F2.8G ED

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巡り巡って手元にやってきたヴィンテージシューズ。
50年代のコール・ハーンのウイングチップだ。
他のほとんどの靴が霞んでしまうほどの品質である。
お店でもひときわ目立っており、一目見て唸ってしまった。

サイズはUS7.5Eで、シュッポッの音付きの足入れ。
ほぼ申し分の無いフィッティングで、これは運命だろうと思わざるを得なかった。
たまたま前のオーナーの方の足に合わなかったという事で、デッドのままで出会うことが出来たのだ。



コール・ハーンは現在は中級クラスのカジュアル・シューズで知られているが、昔はこのような極めて高品質なシューズを製造していた。
もっとも同社は早い段階から製造を他社に任せる方式を取り入れていたそうで、それで生き残ったブランドのようだ。
このインペリアル・グレードも、恐らくテイラー・メイド社の製造ではないかという。
実は古いコール・ハーンに関しては、ネット上にも資料が乏しく、詳しいことが分からないと多くの人が言う。

実際履いてみると、靴の発するエネルギーで上の服装までが負けてしまう。
お店に居合わせた年配のお客さんが、俺なら履かないで飾って毎日眺める・・と言われていたが・・・
60年間未使用を維持してきた靴には申し訳ないが、近く僕がおろしてしまう予定(笑)



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リスト


D810 + SIGMA 35mm F1.4 DG HSM

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この数日、会社のパソコンに大量のスパムメールが入ってくる。
すべて英語のメールで、多くは夜中に受信している。
大半がスパムと判定されて、件名のヘッドにもそう表示される。

けっこう数が多くて、朝メーラーを開くと受信トレイにダーッと20通は並ぶ。
迷惑メールには分類されないので、ひとつひとつ削除していかなければならない。
まれに仕事のメールもスパムとして表示されるので、一応全件確かめなければならないのだ。

以前も何度かこういう事があった。
ある日突然大量のメールが来て、しばらく毎日のように続く。
ところが、やがて飽きたかのように数が減っていき、いつのまにか落ち着いてしまう。

どこかで情報が漏れて、リストにアドレスが載った・・とは容易に想像がつく。
スパムメールで人を騙そうという悪人(と呼ぶことにする)が、そのリストを手に入れたのだ。
実際それらのスパムメールは、どこか怪しげなリンク先に誘導しようとするものばかりだ。
しかしブームのように一時盛り上がって、また収束してしまうのが不思議である。

どういうからくりになっているのだろう。
今回のメールアドレスは僕の仕事用パソコンのもので、名刺にこそ印刷してあるが、普段はあまり公けにしていないものだ。
僕が名刺を渡した誰かから漏れたか、あるいはその誰かのパソコンがウイルスに感染して流出したか。
全然別のルートで、機械が順列組み合わせで適当にアドレスを作り、そいつが偶然合致してしまった可能性もある。
いずれにしても、その結果僕のメールアドレスが悪人用メルアドリストに載ってしまったのだ。

問題は、メールアドレスには鮮度があるということだ。
あまりに沢山のスパムメールが来るようなら、普通はアドレスを変更してしまう。
そのためある期間でリストの情報は古くなり、メールを送っても未達が多くなる。

それを防ぐために、定期的にリストを更新していかなければならない。
つまり「月刊・悪人用メルアドリスト」である。
あるいは週刊か。

ユーザー(すなわち悪人)も、より高い効果を得るためには、最新のリストを入手する必要がある。
恐らく今月号に会社のアドレスが載ってしまったのだ。
来月号には載らないことを祈っている。
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結果


D810 + SIGMA 35mm F1.4 DG HSM

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三日前に書いた「お名前は?」の電話のその後。
母親が近所の交番に、この不審な電話について聞きに行った。
その結果、間違いなく警察署からの電話であることが判明した。
その名前の警官もちゃんと実在するという。

高齢者を対象とした詐欺事件が多発しており、警察としても被害を防ぐいい方法が無いかと考えた。
その結果、実際に電話を使って注意隆起することを思いついた。
「身元のわからない相手からの電話」をリアルに体験してもらうのだ。
ランダムにあちこちに電話しているらしい。

実際「お名前は?」と聞かれて、大半の人は自分の名前を答えてしまうという。
相手が本物かどうか、確認出来ていないのに、電話で聞かれれば思わず言ってしまうのだ。
そこで、今あなたの取った行動こそが危険なのだ・・と告げるわけだ。
確かにこれは効果的かもしれない。

しかしこれに母親は引っかからなかった。
高齢とは言え、普段から仕事で電話を受けているからしっかりしている。
交番のお巡りさんも、その受け答えなら満点ですと褒めたそうだ。
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影響


D810 + AF-S NIKKOR 24mm f/1.4G ED

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忙しくて、大したことをしないうちに一週間が過ぎてしまう。
日中は午前も午後も来客と打ち合わせでいっぱい、夜は書類作りとメール・・・
その間電話が邪魔をするので、静かになり作業に専念できる夜遅くまで、ひとりで残って仕事をしている。

急にいろいろな話が舞い込んでくるようになった。
どれもまだ話だけで、具体的な商売にはつながっていないが・・・
東京オリンピックの影響が、そろそろ始まってきたような気もする。

新国立競技場の現場が過酷だと話題になったばかりだが、そういうことがあちこちで起きつつあるのだろう。
それも今回は最終日が決まっているので、日が経つにつれて過酷さが増すことになる。
どうせ建設が遅れまくって、最後にそのしわ寄せを受けることになるのだ。
間接的ではあっても、その影響がかなりありそうな予感・・・

壁のカレンダーがどんどんスケジュールで埋まっていく。
今月は肝心の月末日が来週の月曜日に当たり、そのために一行増やすわけにもいかないようで、前の週の月曜日と同じマスに31と書かれている。
そのためあろうことか月末日のスケジュールが書き込めない。
錯覚して月末の予定を見逃すところであった。
そのようなくだらないことでイライラするのは、忙しくて余裕が無い証拠だ(笑)
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謎の10円玉


D810 + SIGMA 35mm F1.4 DG HSM

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惜しいことをした。
ちょっと変わった10円玉が、お釣りに紛れ込んでいた。
しばらく財布に入れて持ち歩いていたが、いつの間にか失くしてしまった。
写真に撮ろうと思っていたのだが、どこかで使ってしまったらしい。

その10円玉は、何か重いものでプレスされたのか、中央部分が潰れており、周辺のふち部分が盛り上がっていた。
10円玉の外周部分には幅1ミリ弱のふちがある。
丁度そのふちの内側部分が強く押されたようで、その歪で薄いふち部分が膨らんでいた。
相当強烈な力が加わっている。

手でコインに触ると違和感があり、すぐにあれっと思った。
通貨に触れた時の感触って、意外に指が覚えているものなのだ。
最初は偽物かと思ったが、目を凝らして細部を見ても確かに10円玉で、単に強い力が加わって変形しているだけのようだった。
一体何に潰されればあんな形になるのか・・・

一度間違えてスターバックスで支払いに使ったところ、レジの機械に引っかかって受け付けなかった。
理由が分からず店員さんが不思議がっていたが、コインが変形しているのでしょうと、別の10円玉を出し変形10円玉は戻してもらった。
機械に通らないようでは偽物としては失格だが、まあそもそも10円玉の偽物なんて作らないだろう(笑)
もう一度僕のところに舞い戻ってきたら、今度こそ写真に撮ろうと思うが、まずそんなことは無いのだろうな・・・
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お名前は?


D810 + SIGMA 35mm F1.4 DG HSM

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母親がひとり家にいると電話がかかってきた。
「こちらは○○警察署です」
と名乗った。
母親は、いつもお世話になっております、と答えた。
駅前の交番のお巡りさんに、世話になることがあるのだ。

簡単な挨拶の後、相手は次のように聞いてきた。
「お名前は?」
そこで母親はうっとつまってしまった。

あちらから電話をかけておいて、相手の名前を聞くなんていうことがあるのだろうか?
流れからつい答えそうになったが、何か違和感がある。
電話の向こうは、本当に警察なのだろうか?

とっさに母親は
「家のものから、電話で名前など聞かれても答えてはいけないと言われておりますので・・」
と言って、名前を告げるのを断った。
その後相手は、最近の詐欺の手口など一般的な話をした。

そして少し経ったところで、また同じことを聞いてきた。
「お名前は?」
会話も打ち解けてきており、思わず答えそうになったが、母親はまた踏みとどまった。
「お気を悪くされたら申し訳ありません。先ほどもお話ししましたが、名前など聞かれても答えてはいけないと言われておりますので」
そう言って再度丁寧に断った。

結局相手は数回、話の途中で名前を聞いてきた。
「お名前は?」
名前を言うことは出来ないと言っているのに、何度も同じ質問をしてくる。
母親はそのたびに相手に謝り、ついに名前を言おうとはしなかった。

最後に相手は、警察署の電話番号と自分の名前を名乗った。
そして
「それだけしっかりされていれば大丈夫ですね」
と言って電話を切った。

さて、あれは本当に警察だったのだろうか?
こちらの反応を見るために、意図的に何度も名前を聞いたのだろうか?
可能性は半々くらいのように感じている。
その番号と名前はメモしてあるので、近く交番に聞きにいくと母親は言っている。
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連絡事項


D810 + SIGMA 35mm F1.4 DG HSM

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今日は忙しくてここを書いていられない。
とりあえず連絡事項を簡潔に書くと・・・

・紛失したメガネはお陰様でみつかった。

・非常に興味深い本を読んでいるので、読み終わったらここで紹介したい。

以上!
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ついに・・・


D810 + SIGMA 35mm F1.4 DG HSM

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ついにアマゾンドライブのプライムフォトへの画像アップロードが完了した。
現在の手持ちの撮影データをすべてアップロードし終わった。
ロード完了した状態で、アマゾンドライブのストレージの使用量は4TBになった。
今後は新たに撮影するデータを、アマゾンドライブにもバックアップとして追加していく。

アップロードを始めたのは今年3月の末ごろである。
それが今朝行ったアップロードで全ファイル完了した。
約4か月かかったことになる。

途中出張などの理由で作業が中断した期間が2週間ほどあった。
それ以外は毎日こつこつとアップロードを続けた。
しかし会社から帰ってから寝るまでの数時間行うだけなので、一日のアップロード量には限界があった。

最大の問題は、アップロード失敗のファイルが多発することだった。
多い時は一回のフォルダ移動(ファイル数は数百から千数百くらい)で、十数個のファイルのアップロードに失敗した。
失敗の原因は最後まで分からなかったが、けっこうな頻度で発生した。
ファイル名がエラーメッセージとして表示されるので、後からひとつずつ個別にアップロードしてやらなければならない。

ところがこのエラーメッセージが、一定時間で消えてしまうのだ。(消さない設定方法が何かあったのかもしれないが・・・)
本当は夜中の時間を利用して移動させることが出来れば、もう少し早く終わったはずだ。
しかし朝にはメッセージが消えていて、そうなると対象ファイルをみつけ出すのは大変な作業になる。

ストレージのフォルダ内のファイルの総数を見れば、コピー元のフォルダより少なく、失敗したファイルが何個あるかがわかる。
しかし数百個のファイルの中から、ひとつひとつ付け合わせして、失敗ファイルを特定するのはかなりの手間がかかる。
結局せっかくコピーしたファイルを一度全部消して、一からアップロードし直した方が早いのだ。

ま、これでとりあえずは毎日のアップロード作業から解放される。
さすがに4か月も続けると日課になっており、今晩からやらなくていいと思うと少し寂しい(笑)
後はアマゾンがこのサービスをずっと続けてくれるよう祈るばかりである。
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タイヤ


D810 + SIGMA 35mm F1.4 DG HSM

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実はつい先週まで冬用のタイヤを履いていた。
忙しくて交換するタイミングを逸していたのだ。
交換しようとお店に電話したこともあったが、他の車の作業が入っていて予約が取れなかった。
それを先週末やっと交換することが出来た。

BSのスタッドレスはもう寿命で、サイプがほとんど無くなっていた。
いずれにしても次のシーズン前に買い直す必要がある。
当然の事ながらグリップはいまひとつで車がよく滑った。
まっすぐ走っている分にはそれほど問題なかったが、コーナーでちょっとパワーがかかると、たちまちズルリときた。

特に雨の中、奥日光に行った時が酷かった。
いろは坂で何度か横を向きそうになった。
コーナーを抜ける時にパワーオンすると一気に不安定になる。

どうしてもターボラグがあるので、軽く踏んでいるつもりでも、急激にパワーがかかってしまうのだ。
かといって上り坂なので、アクセルを踏まないと進んでくれない。
お尻を振りながら曲がると、周りの車が怖がって近寄らなくなる(笑)

普段のドライな道でも、ラフに踏み込むと左右にもって行かれる。
特に砂利などの落ちている荒れ気味の道だと盛大に滑る。
電子制御は働くのだろうが、タイヤの性能が悪すぎて追いつかない感じだ。
滑るのを予測して、慎重にアクセルを操作する習慣がついていた。

タイヤを夏用のものに交換してずっと安定した。
曲がる時に強めに踏み込んでも、わずかにスキール音を発するだけでそのまま曲がっていく。
しっかりグリップして、グングン進んでいく。

まあこれが正常なのだろう。
確かに安全ではあるのだが・・・何だかつまらないぞ。
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到着


D810 + SIGMA 35mm F1.4 DG HSM

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オーダーしたシャツが昨日届いた。
発注してから10日ほどで到着した。
思ったより早かった。

黒の縞柄で、襟と袖口をチェックにしたもの。
なかなかカッコよくて、見せた人からは好評であった。
うらやましがって、女性用は無いのかという人もいた。
やはり自分で自由にデザインできるのは、かなり魅力的である。
しかも価格も既製品とそう変わらない。

心配したサイズは、ほぼOKであった。
ただ袖をあと1センチほど伸ばしたほうがいいという意見もあった。
シャツの腕の辺りは意識的に少したるませる方が自然で、実際いつも作るオーダーのシャツもそういう作りになっている。

それ以外はまったく問題なくフィットしている。
次回は袖を1センチ伸ばして注文しよう。
実は次に注文する候補のデザインも、いくつか出来上がっているのだ。
毎日サイトで何着かデザインして登録している。

どうせならと、市販品ではあまり見ないようなデザインにしてしまう。
たとえば明るめの生地に襟と袖のみを濃い色、またはその逆にしてコントラストをつける。
あるいは全体をシンプルな単色にして、襟と袖の裏地に強い色を入れ、チラ見え効果を狙う。

しかしいくつかデザインしてみると、結局自分の好みにパターンがあって、そこから抜け出せないことに気付く。
色こそ違えど、似たような雰囲気のシャツが並んでしまうのだ。
この辺はアマチュアの限界かもしれない。

面白いもので、最初はいいと思っても、次の日に見てみると何だかしっくりこない事もある。
そこで毎日自分のデザインしたシャツを見て、気になるところを微調整して、少しずつ完成度を高めている。
もっとも一番大切なのは自分に似合うかどうかで、デザインだけよくても仕方がないのだが・・・(笑)
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オートミール


D810 + SIGMA 35mm F1.4 DG HSM

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オートミールは美味しくないと書いた。
ほとんど味がないのだ。
しかも見た目が、まるで鳥の餌のようだ。
子供の頃ボーイスカウトの隊長の家が小鳥屋で、遊びに行くとオートミールにそっくりな餌がビニール袋に詰めて積んであった。
ついあれを思い浮かべてしまう。

しかし調べてみると、昭和天皇もオートミールを食べられていたという。
終戦の日の朝食もオートミールだったというのだ。
あのような美味しくないものを、もしかすると陛下は我慢されて食されていたのではなかろうか。

やはり終戦後の話であるが、親戚の家に行くと大叔母が毎朝食べていたという。
母親が子供の頃、その家に遊びに行くたびにオートミールを牛乳で溶いて食べるのを見たそうだ。
柄の付いた小さい鍋に入れて、火で温めて粥状にするのだ。

その家は外交官の家庭で、某国の総領事をしていたほどの家である。
外国暮らしの長い大叔母の朝食は、オートミールと決まっていた。
母親は牛乳が嫌いだったので、あんなものを食べるのかと驚いたそうだが、砂糖と塩で味付けもしていたようだ。
もっとも他の家族はオートミールは嫌だと言ってパンを食べていたという。

栄養士の資格を持つ叔母に聞いたところ、昔大学の先生がやはりオートミールを朝食にしていたという。
朝研究室に行くと、自分でオートミールを鍋で温めていたそうだ。
その先生は某企業の有名なふりかけを開発された方で、その方が好んで食べたということは、恐らくオートミールの栄養バランスが論理的に優れていたのだろう。

時代的には50年から80年も前の話で、その頃からオートミールは日本で食べられていたことがわかる。
しかも食べているのはかなり階級の上の方々である。
鳥の餌なんて呼ぶのは、失礼なことであるとわかってきた。
好きで食べるというより、ある種のしきたりで食べていたのかもしれない。
味が気に入らないから食べたくない・・なんていう我が儘な振る舞いは、許されない世界の話なのだろう。

ホテルに泊まると、朝食にオートミールが用意されていることが多い。
根強いオートミール派がいるのだろう。
僕も毎朝のオートミールで一流の仲間入りか(笑)
今度リゾートホテルに行った時には、シェフの作った本格的なオートミールの味を試してみようと考えている。
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遺失物


D810 + SIGMA 35mm F1.4 DG HSM

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メガネを作った話を書いた。
実はアンティークのメガネをひとつ失くしてしまったのだ。
以前レンズを入れたものだ。
それで予備が必要になった。

失くしたメガネを最後に見たのは、ドイツに行った時の帰りの飛行機の中。
シートの上でバックパックの中のものを整理した時に、メガネのケースがあったのを覚えている。
それ以降見ていない。

飛行機の中に忘れたかと思い、航空会社にメールを打ってみた。
日付と便名、シートNo.などを知らせた。
すると、遺失物の管理は既に空港の管轄に移っており、連絡を受けたそちらから丁寧な返事を貰った。
残念ながらその便ではメガネの落し物は無かったという。

さて、どこで失くしたのだろう。
もしかすると荷物に紛れ込んで、家の中のどこかにあるかもしれない。
忘れた頃にポロリと出てくることを期待している。
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メンテナンス


D810 + SIGMA 35mm F1.4 DG HSM

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あるウェブ・メール・サービスが、昨晩からメンテナンスに入った。
最初は今日の午前中までかかると予定が表示されていた。
ところがその時間になったら、今度は夕方までに変更になっている。
で、夕方開こうとすると、今度は翌日の朝までになっている。
予定がどんどん延びていく。
その間完全にこのメールサービスは使えない。

まあコンピュータ関連の仕事をしていたので、仕事の大変さは知っている。
だいたい計画通りには行かないものなのだ。
しかしユーザ側から見ると、いつまでメールが使えない状態が続くのか、と思ってしまう。
いくらフリーメールでも、一日以上繋がらないとなると、伝達手段としては致命的で、実害が出ている人もいるはずだ。
・・・なんて、もうその仕事に関係していないので、好き勝手なことを言っている訳であるが(笑)
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オーダーシャツ


D810 + SIGMA 35mm F1.4 DG HSM

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時々デパートでオーダーシャツを作っている。
まあお仕立券を貰うからだが、普通の生地を選んで作る限り、驚くほど高いわけではない。
最初に身体の各部をしっかり測っており、そのデータがお店に保管してある。
好きな生地を選べば、そのデータに基づいて作ってくれるのだ。
したがって完全なフルオーダーになる。
たとえば左手の袖口は、オメガのアクアテラに合わせて、右手より少し大きめになっている。
体形に大きな変化が無ければ、最初に測ったそのデータを使って作ることになる。

一方最近はネットでオーダーシャツを注文することが出来る。
「オーダーシャツ」で検索するとわかるが、そういうお店が複数ある。
パターンオーダーかフルオーダーかでも変わってくるが、金額的にはおおむね1着数千円から1万数千円程度で作ることが出来るようだ。
面白いのでこちらもひとつ注文してみた。

最初に身体の各部の寸法を測り登録しなければならない。
当然ながら一人では測れないので、皆さん奥さんなどに手伝ってもらのだろう。
僕もMrs.COLKIDに頼んで、袖の長さを測ってもらった。

僕が注文した「オリジナルステッチ」というサイトでは、それ以外に身長、体重、普段着るTシャツのサイズ、首周り、好みのフィット感といったデータを入力するようになっている。
これだけデータがあれば、ある程度正しいサイズの製品が出来るのだろうが、さらには1回だけ無料で作り直しが可能になっている。
本当に至れり尽くせりである。

最初に生地の種類が大量に表示されて、その中から生地を選ぶと、画面上に出来上がったシャツのイメージが表示される。
その後、襟や袖とその裏地に使う生地を細かく選択していく。
次に各部の形、ボタンの種類、ポケットの有無などを選ぶ工程に入り、それに応じて出来上がり予想の画像がリアルタイムで変わっていく。

こういう顧客が自分でカスタマイズするオーダーは、インターネットにまさにピッタリの販売方法と言える。
ネットならではの機能を最大限活用することが出来る。
オーダーする方も面白くて夢中になってしまう。
さらには具体的な商品イメージを持っていない人のために、人の作ったシャツの例から同じものをオーダーすることも出来るようになっている。

発注したのは先々週である。
現在の工程や完成予定、納期もネットで見られるようになっている。
しかしそれが到着する前に、面白くてまた次のデザインを始めてしまう。
本当に、上手くできた仕組みである(笑)
到着が非常に楽しみである。
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好きだった車


D810 + AF-S NIKKOR 24mm f/1.4G ED

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歳をとったからか、環境の変化のせいか、もう車の趣味からはだいぶ離れてきている。
次はこんな車が欲しい・・という意欲はほとんど無くなってしまった。
しかし、かつて「欲しいな」と思った車とすれ違うと、今でも思わず目で追ってしまう。
まあそういう車も、時代とともに町で見かけることは少なくなったが・・・

自分がかつて好きだった車(今でも好きだが)を、試しに集めてみた。
(勝手ながら)ネット上であちこちから画像を拾い、一堂に会してみた。
すると何となくある傾向が見えてきた。
自分の嗜好というか、好みというものがあるようだ。
まずはご覧いただきたい。


ルノー5(サンク)バカラ

ルノー5の中でも豪華なレザーシートを装備し高級化したバカラは、高級小型車というコンセプトの元祖であろう。
当時は本気で買おうと思い、何度かディーラーに見に行ってカタログを貰って来た。
室内は革の香りがプンプンするのが国産車との違いだった。
ハッチを開けるとリアトレイの下側にジャケットを入れる革製のケースがあり、そのおしゃれ感がまた違う世界を感じさせた。
デザインはマルチェロ・ガンディーニ。
各ラインにまったく破たんが無く、品のあるデザインが好きだった。
こうして見ると、今の国産軽自動車の中にこの車のコピーっぽいのもあるような・・・



ランチア デルタ HF インテグラーレ

フルタイム4WDのHFインテグラーレは、古典的な美しさと爆発的な走りを両立させた車であった。
初めて見た時に、何とも雰囲気がいいなと思ったが、調べたらデザインはジウジアーロだった。
カメラもメガネもジウジアーロ・デザインだった僕にとっては非常に気になる車であった。
当然輸入元に連絡してカタログを送ってもらった。
シート生地に日本製人工皮革のアルカンターラ(グレー地に細かい数色のラインが入っていた)を使用していた。



プジョー505

学生時代にヨーロッパに行くと、日本では見慣れない吊り目のヘッドライトのプジョーをよく見かけた。
そのため旧型の504と併せて、僕にとっては異国の香りを感じさせる車の代表であった。
デザインはピニンファリーナ。
性能は大したことは無いごく普通の車だと、徳大寺氏か誰かの本に書かれていた。
だがこの異質で引っかかりのあるデザインは魅力的で、性能の方はどうでもよかった。
日本ではほとんど見ることは無いが、今でも何となく欲しい車のひとつである。
綺麗に磨き上げて乗るのではなく、泥が跳ねても気にせずラフに走りたくなる。



フォード シエラ

欧州フォード開発の中型車。
一見昆虫にも似た、当時としてはすごく未来的なデザインであった、
日本にはほとんど入ってこなかったが、グループAのレースでその特異な姿を見ることが出来た。
これも真面目に買いたいと思い、日本の輸入会社からカタログを取り寄せたことがあった。
僕が欲しいのは有名なRSコスワースではなく、ごく普通の一般向けシエラであった。(写真はコスワース)
特にシルバーのツートンのやつ(笑)
仕事でヨーロッパに行っても、シエラが通り過ぎるたびに目が釘付けになった。
なぜかタミヤからプラモデルが販売されていて、そちらもよく作った。



BMW 3シリーズ E30

今でも時折見かけるが、そのたびに欲しくなる。
古典的でメカニカルな鉄の塊、という感じが凄くいい。
そのためボディカラーはガンメタリックが特に魅力的だ。
(これより一つ前のE21になると、完全にクラシックカーの領域に入る)
E30が現役の当時、ディーラーまで試乗に行ったが、運転してみるとライバルのメルセデス190Eの方が、ハンドリングなどは少し良かった。
しかしBMWには武骨でマニアックなものを感じた。
いつか欲しいと思っていたが、結局E30の時代には買うことは出来ず、僕が買ったのはE36になってからだった。
E36の328iも恐ろしくいい車で、運転してなんていいのだろうと唸ったが、デザインはE30の方がずっと好きだった。
ご存知の通り、僕はそれ以降はずっとBMWを乗り継いでいる。



フェラーリ328

フェラーリの中ではもっとも好きなモデルだ。
優雅でシャープ、極めてバランスのとれた素晴らしいデザインである。
町で走っているのを見ると、最新のフェラーリよりこちらの方に目がいく。
もし自宅に大きなガレージとたっぷりのお金があったなら、一台手元に置いておきたい車である。
見ているだけで満足で、動かすのは年に数回で十分(笑)


以上、見てお分かりのように、これらはクラシックカーではなく、自分が自動車をもっとも好きだった時代に現役であった車たちである。
したがって(フェラーリは別として)普段乗る自家用車として欲しかった。
実際これらの車が活躍したのは1980年代で、クラシックカーと呼ぶにはまだ新し過ぎるだろう。

こうして並べてみると、やはり名のあるデザイナーの作品が多い。
欧州にまだ力のあった時代であり、我々も異国情緒と憧れを強く抱いていた。
今でも欲しい気持ちが無い訳ではないが、実際に買ったらえらい目に遭うような気はする(笑)
まあ、スケールモデルで揃えるくらいが無難であろう。
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