とりあえず完了


FUJIFILM X100V

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本日母親の住んでいたマンションを管理会社に引き渡した。
車で行って最後の荷物を積み込んだ。
細々したものが残っており、かえって積み込むのが大変だった。
これで部屋の中には完全に何もなくなった。

母親が最後にもう一度見たいと言うので連れて行った。
各部屋にお礼とお別れをして鍵を閉めた。
Mrs.COLKIDがその鍵を管理会社に届けて、引き渡しが完了した。
これで完全にお別れである。
もうここに来ることは無いだろう。

新しいマンションの方に行き、積み上げられたダンボールの山を少しずつ開けた。
今まで住んでいたマンションより狭いので、以前と同じ量の荷物は収容しきれない。
箱に詰める時に大分処分したが、部屋に積み上げられた箱を見ると、まだ少し多すぎるようだ。
さらにいらないものを処分して、荷物を減らさなければならない。

新しい住居は本来分譲のマンションなので、今まで住んでいたところより狭いが、各部の作りは高級で質が高い。
まだ慣れていないので違和感があるが、荷物の整理がついて生活が始まれば、案外住みやすそうである。
近所のスーパーに3人で行き、喫茶店で食事をした。
まだやる事は一杯あるが、これでひと段落付き、とりあえずはほっとした。
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同時進行


Z7 + NIKKOR Z 50mm f/1.2 S

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昨日も今日も引っ越し作業で夜中までかかった。
今日は朝から業者が来て、母親の荷物を新しく借りたマンションまで運んだ。
優先的に大きい家具や家電などを積んでもらったが、2t車では積み切れず箱がけっこう残った。

残りは僕の車で運んだ。
最初から荷物が残ったらそうしようと決めていた。
昨日今日と、新しい住居との間を何往復したか分からない。

ツーリングワゴン様々である。
リアシートは倒しっ放しの状態だ。
その状態でダンボール箱が8箱くらい入る。
台車に乗せて車まで運び、目的地に着くとまた台車に乗せて部屋まで運ぶ。

朝からずっとその繰り返しで、さすがに疲れ果ててしまった。
けっこう重いものもあり、身体に応えるのだ。
夕刻にはグロッキー状態になり、もう限界とベッドで少し寝た。
それから栄養ドリンクを飲んで、腰に湿布薬を貼り、また夜も作業を続けた。

そうそう、今日は自宅のリフォーム工事完了の引き渡しがあり、隙間の時間で工務店の人と会った。
初めて自宅の新しいお風呂に入った。
いろいろと装備は新しくなっている。
しかしそれをゆっくり楽しむ余裕がない。

明日は母親が今まで住んでいたマンションを引き渡さなければならず、最後の細かい荷物の移動と掃除がある。
一方母親の新しい住居も、部屋の中にダンボール箱が山に積んである状態で、今後はそれらを開けて整理していかなければならない。
自宅の片付けも中途半端な状況で、こつこつと続きをやっていくつもりだ。
すべてが同時進行で混乱しているが、まだまだこの状態は続きそうである。
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エレベーター


Z7 + NIKKOR Z 50mm f/1.2 S

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新しいマンションだが、エレベーターの中に液晶モニターが設置されている。
エレベーターに乗ると、斜め上の方から音が聞こえてくる。
モニターで広告を流しているのだ。

電車の中ではよく見かけるが、一般の住宅でもこういうことをするのか・・・
音楽と声が聞こえてくるので、つい見上げてしまう。
今は劇場公開のアニメーション映画の宣伝が流れている。

借りている部屋は低い階なので、エレベーター内にいるのはほんの数秒である。
広告もその間しか見られない。
エレベーターの動きが速いので、視聴できるのは本当にごく短い時間だ。
これで宣伝効果があるのだろうか・・と思う。

しかしエレベーターの中って黙って立っているしかなく、つい見てしまうのは確かだ。
しかも広告ごとに流す時間が決まっているのか、大体乗るたびに同じものが流れる。
そのアニメ作品には興味はないのだが、何度も見ている内に、そういう作品があるという事実は頭に刻まれた。
何かの機会でその作品に接した時に、ああ、あのエレベーターの中のやつか・・と思うわけだから、宣伝にはなっているのだろう。
恐らくモニターで流す映像の方も、短い時間で肝心なことが伝わるよう、意識して作られている筈だ。

モニターを設置しているマンションの所有者や管理会社には、毎月モニターの設置料が入るのだろうな・・・
その収入はマンション住人の家賃の軽減に役立っているのだろうか。
・・・などと考えたが、そんな上手い話であるわけはないか(笑)
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佳境


Z7 + NIKKOR Z 50mm f/1.2 S

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今週中に自宅の工事が完成し、我々(僕とMrs.COLKID)は自宅に戻る予定である。
それと入れ替えで、母親が我々のいたマンションに引っ越す。
今は毎晩仕事から帰宅すると、そのまま母親の住居に行き、荷物の箱詰めを手伝っている。
今週中にすべて終わらせないといけないので、大変な状況である。
まるで引越し業に転向したような気分だ。

そもそも5月中にすべての作業を終わらせようというのは、母親の年回りなどを考慮し、引越しにいい日を選んだからである。
無理に見えるスケジュールではあるが、準備期間はそれなりにあった。
しかし母親が高齢という事もあり、なかなか部屋の整理が進まなかった。
こちらも自分たちの移動の準備で精一杯で、手伝うことが出来なかった。
そのため当初の計画通り進まず、すべてがタイムリミットぎりぎりという状況になってしまった。

自宅の改装工事も遅れ気味のようで、この数日は予定より遅い時間まで工事をしていた。
そのため夜も自宅に入ることが出来ず、自分のパソコンの前での作業が出来なかった。
それ以前に、毎晩母親のところを手伝っているために、ゆっくり自宅で画像処理する時間など無いのだが・・・

その結果、ここに載せる画像の在庫が少なくなってきた。
X100Vで撮ったデータはまだあるのだが、いかんせんそれらの現像処理をする時間が無い。
少し前にニコンで撮った画像を交えて、何とか凌ぐしかなさそうだ。
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情報源


Z7 + NIKKOR Z 50mm f/1.2 S

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叔母が自宅の近くを歩いていると、同年配の近所の人から呼び止められた。
話したくてうずうずしているようだ。
話題は当然のように新型コロナのワクチンのことである。
聞いていないのにその話をしてくる。

ご存じの通り、ワクチン接種ではあちこちで混乱が起きている。
自治体によってだいぶ差があるようで、この前書いた通り、僕の母親は案外簡単に予約が取れてしまった。(2021年5月7日の日記
意外に区のトップが有能で、予約の仕組みを使いやすく(要はセキュリティを低く)設計したようだ。

Mrs.COLKIDの実家でも、システム開発の専門家の義兄が、両親二人分の予約をあっさり取ってしまった。
人口の少ない自治体では、それほど苦労せずに予約が取れるようだ。
また高齢者が何十万人もいて、予約が困難な地域に住む親戚の家では、やはりIT企業に勤める家族がパソコンを何台か並べてゲットしたという。

早い時点で成功した人たちに共通しているのは、ネットを使って予約していることである。
中には電話で取った運のいい人もいるが、基本はインターネット経由である。
通常は高齢者には技術的にそれが出来ないわけで、自分のためにそれを代行してくれる人が必要になる。
結局は自分の家族、特に子供や孫と関係がうまくいっていることが重要な要素になってくるのだ。

こういう緊急事態の時には、インターネットが使えないと遅れを取ることになる。
しかもどうやら情報弱者はあっさり「切り捨てられる」という事も分かった。
インターネットなんて私には関係ない・・などと嘯いている人は、現実には生きていけない時代なのだ。

で、最初の叔母の話であるが、その住宅街は高齢化が進んで、70代以上の人たちばかりの町になっている。
話しかけてきた人は、恐らく子供に協力してもらってワクチン接種の予約を取ったのであろう。
まずはそのことを自慢したくて話しかけてくるのだ。

あの人はまだ予約が取れていないらしい、接種を受けたら二日後に微熱が出た・・など、そういう噂話をしたがる。
情報は基本的にテレビと新聞から得ているが、それを上回る情報源がご近所さんとの会話なのだ。
叔母が話しかけられたのは、まずは叔母が予約を取れたのかどうか、が知りたいのだろう。
その情報はご近所さんのデータベースに登録される事となる(笑)

噂話から情報を得るのは、現代の情報弱者の典型的な特徴なのかもしれない。
そのためお年寄りが集まると会話が止まらなくなる。
ネットから大量の情報を得ている若い人は、普段は無口で大人しいのに、実はすべて知っている・・というタイプの人が多い。
もっともネット上では意外に饒舌だったりするのだが・・・
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WiFi


FUJIFILM X100V

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新しいマンションではインターネットの回線料も管理費に含まれている。
そういう契約になっているようだ。
壁にはLANの端子もあるし、WiFiのSSIDやパスワードも知らされている。

しかし実際に使用してみると、電波が弱いようでなかなか繋がらない。
パソコンもスマホも、アンテナが1本しか立たず、繋がってもすぐに切れてしまう。
これでは事実上使えないではないか。

ここには将来は母親が住むのだが、当人はインターネットは使えない。
しかし我々がここに来る時に、やはりWiFiが必要となる。
母親に頼まれて、Mrs.COLKIDがパソコンからネット通販で買い物することもあるだろう。
WiFiが使えないとなると、iPhoneでテザリングするしかなくなる。

自分で電波を飛ばせばいいのだろうと思い、WiFiルーターを買ってきた。
近くの家電店でセールになっていた小型の機種を買った。
部屋も狭いしアンテナだらけの大袈裟なものはいらないだろう。

壁にあるLANの端子とケーブルで繋ぐと、ルーター側が勝手に接続を開始し、数分後には上手く繋がった。
パソコンとiPhoneは、新たに買ったルーターのパスワードを入力したら簡単に接続できた。
これでデータ量や時間を気にしないで使うことができる。

ただお金を払って借りている部屋の機能としては、WiFiが使えないでは済まない。
マンションンの回線関係を管理している会社に連絡したところ、電波の発信装置が壁に入っているそうで、それが壊れている可能性があるという。
早速調べて対処してくれるという。
対応の早さはさすがである。

驚いたことに、こちらのマンションのWiFiの方が自宅のものより早い。
エンターを押してもすぐに返ってきて、快適かつ安定した環境で使うことができる。
そういう仕事の人が住んでいるのだとしたら、一番重要なことかもしれない。
やはり機材は新しいものの方が性能がいいと実感した。
どうやら自宅の古いルーターも買い替えた方がよさそうだ。
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新しい住まい


FUJIFILM X100V

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借りているマンションだが、住んでみるとなかなか快適である。
ひとりだったら、こういうところに住むのも悪くないな・・という気持ちになってきた。

狭い道にある細長い建物であるが、建物の裏には大きな駐車場がある。
玄関ホールは綺麗でそれなりに高級感もある。
セキュリティも二重三重でしっかりしているし、部屋は静かで隣や外の音はほとんど入ってこない。
我が家ほどではないが、駅も遠くはなく、歩いて3分ほどだろうか。
それに目の前は大型のスーパーで、欲しいものはすぐに買いに行ける。
問題点を挙げるとしたら、隣の建物と近すぎて、不用意にカーテンを開けられないことか。

ところがマンションの分譲価格を聞いて驚いた。
一番上の階だと1LDKで4千万円近くするらしい。
今回ウチが借りた部屋より面積は広いようだが、それにしても高過ぎるのではないか。
都心から離れたゴチャゴチャした下町で・・・
確かに周りの建物より背が高いので、上のほうの階なら開放感もあるのかもしれないが・・・

その価格で買う人がいるのだろうか、と思ったが、けっこう部屋は埋まっているようだ。
夜になるとほとんどの部屋で灯りが点いている。
あまり他の階の人と会う機会はないのだが、たまにすれ違う住民は30代から40代くらいが多い。
あれだけの金額が出せるとなると、IT系企業の人かな・・と勝手に想像してはいる。

意識の高い人が多いのか、ゴミ置き場に行くと、ゴミが整然と分別して出されている。
僕のマンションの方が、年寄りが多いためかマナーが悪い。
1階のゴミ置き場にゴミを持って行けば、掃除のおばさんがいて、適当に置いていけばやっといてあげるわ、で済んでしまう(笑)
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ロシアントレーナー


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リプロダクション・オブ・ファウンドのロシアントレーナー。
色はブラック。
サイズは41。



先日紹介したジャーマントレーナーが素晴らしく良かったので、同社でプロデュースしているロシアントレーナーも買ってみた。
ミリタリー系の名シューズを再現したもので、前回の西ドイツ軍に続いて、今回は90年代のロシア軍である。
当時のオリジナルをベースにして、随所に新しい素材を取り入れて、現代の民間用のスニーカーとして通用するようリファインしている。
(ライニングにはeVent、ソールはvibramが使われている)
実際に軍用の靴を製造していた工場に依頼して生産する、という凝った製品である。

ロシアントレーナーはZOZOMATには出てこないので、自分に合ったサイズは分からなかった。
ネットに載っているサイズ感の文章を参考にして、エイヤッで41を選んでみた。
ジャーマントレーナーも41だったので、大きくは違わないだろう。

もう古い製品なのか、ネットで探してもあまり見付からない。
しかしたまたま高級セレクトショップで、在庫整理のセール品として出ており、サイズも41が残っていた。
4割引きという大安売りで購入することが出来てラッキーだった(笑)

多少ルーズフィットではあるが、ひとつ下のサイズでは厳しいような気もする。
まあ僕にはこのサイズがベスト・・ということにしておこう(笑)
形状はタイト気味と書かれているが、極端に細いわけでもなく、上手く僕の足にフィットしてくれる。
最初は小指が当たりそうで、片足の踵にもムズムズした感触があったが、半日も履くと気にならなくなった。
相性度は85点くらいだろうか。

なかなかカッコいい。
共産圏の軍用品特有の愚直さ、無骨さ・・といった要素も感じられて、そこが魅力にもなっている。
一見地味そうに見えて、その実けっこう目立つようで、母親からまでその靴は何かと問われた。
スニーカーにしてはメーカー名がどこにもないため、かえって目につくのかもしれない。
まず人と被ることもないし、なかなか面白い靴だと感じている。
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気圧


FUJIFILM X100V

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気圧アプリというのを教えてもらった。
過去・現在・未来とグラフで気圧の変化が表示され、急激に落ち込む時は注意報や警報が出る。
気圧の変化で頭痛などの体調不良を起こす人が多く、気圧の変化を先に知っておこうということだ。
「頭痛ーる」というアプリであるが、早速僕もスマホに入れてみた。

気圧に体調を左右される人は多い。
実を言うと、僕自身は気圧の変化の影響をあまり受けない方だと思う。
何となく頭が重い日に、そう言えば天気が悪いので、そのせいかな・・と思う程度である。
逆に窓の外がどんよりしているのを見て、その影響で気が重くなることはあるが・・・
だから個人的にはこのアプリを上手く活用できるかどうか分からない。

先週だったか、この頭痛ールで急激に気圧が落ちる予報が出ていた。
やがて予報通り強い風が吹きはじめ、横殴りの雨が降りはじめた。
気圧に弱い人たちは、予測を見て何らかの対処を取ったのであろう。
もっとも気圧が落ちるのは避けようがないので、頭痛薬を飲んで布団にもぐり込むくらいであろうが・・・

何でもツイッターで体調不良を訴えるツィートが急増する時は、このアプリが警報を出した時と一致する事が多いという。
多くの人の体調が、気圧とリンクしているということだ。
逆に気圧の高い時は調子がいいのだとしたら、その予測に基づいて仕事をするといった工夫も出来るのではないか。
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住めば都


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昨晩から新しい住居に住んでいる。
近所に借りたマンションである。
まだ住み慣れていないので、他人の家か、出張先のホテルにでもいるような気分である。
部屋の灯りのスイッチの位置から探さなければならないのだから仕方が無い。

数日しか住まない仮の住居なので、身の回りのものは応急で揃えた。
何が必要になるのか考えて、自宅から持ってきた。
着替え、靴、歯磨きのセット、髭剃り道具、ドライヤー、ボディソープ、シャンプー、リンス、タオル・・・
思いつく限り持ってきたが、それでも足りないものが出てくる。
昨夜はバスルームで腰掛けるものが無く、仕方なく床に座って体を洗った(笑)

寝床は先日車で運んだマットレスを直接床に置いている。
リビングに椅子が無いので、床に寝転んで、同じく床に直置きのテレビを見ている。
カタログの写真みたいな生活だが、それほど快適ではない(笑)

自宅の方は、昨日からトイレと風呂の工事が始まった。
今は床に大きな穴が開き、床下が見える状態だ。
さすがにトイレが使えない家では生活できない。
昨晩は一度自宅に行き、自分の部屋のパソコンでこのブログを更新して、毛布と枕、寝間着を抱えて新しいマンションに移動した。

まあ住めば都で、中途半端な状態ではあるが、新しい住居も悪くはない。
装備は充実しているし、内装も綺麗だ。
ちゃんと家具を設置すれば、住みやすい家になるだろう。
今月末にはここに母親が引っ越して来るのだが、上手く順応してくれることを期待している。
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広い部屋


FUJIFILM X100V

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先日靴箱を移動したところ、玄関が広々として驚いたことを書いた。
2021年5月14日の日記
玄関には靴箱を置くものと思い込んでいたが、靴箱が無いと広々として開放的な気分を味わえる。
これなら少々不便でも家具を置かない方がいいのではないか。
そう思うようになった。

どうせ僕の部屋はモノで溢れており、片付けようがないのだ。
ならばそれ以外の部屋には無駄なものは置かず、すっきりさせた方がいい。
まあ僕の部屋を物置代わりにして、ごちゃごちゃしたものはそこに放り込んでしおう・・という事だ(笑)

実は同じ事を居間でも感じた。
僕の住む家は、もともとごく普通のレイアウトの3LDKのマンションであった。
しかし過去に一度(結婚した時)内装工事に入ってもらい、約10畳の居間と6畳の和室を繋げて、ひと続きのリビングにした。
床も同じ材質で統一し、繋がった洋間にしたのだ。

それによりひと部屋失ったわけだが、その代わりリビングが17畳ほどに広がった。
家族は僕とMrs.COLKIDのふたりだけなので、その方が贅沢に使えていい。

今回は水回りの工事なので、そういう劇的な変化は無いと考えていた。
キッチン、トイレ、ユニットバス、洗面台を交換し、一部内装を直すだけだ。
ただ居間と隣接しているキッチンを工事するに当たり、壁の一部を抜くことになっていた。

当初の計画では、壁の一部分だけを撤去する予定であった。
しかし工事会社の人と話しているうちに、どうせならキッチンとの間の壁を全部取り去ってしまってはどうか・・という話になった。
台所を居間の延長にしてしまうのだ。
それでは不便なようなら、間にカウンターを置いて分ければいい。

その結果、まあ見かけ上ではあるが、居間がまた広がることになった。
面積だけ見れば20畳ほどの広さになる。
団地サイズの小さい畳の大きさではなく、本当の20畳の広さである。
オーディオをやっていた頃なら大喜びだ(笑)

実はその壁はもう数日前に取り去ってしまったのだが、やはり解放感がだいぶ違う。
これならお金をかけてリフォームをした甲斐があるというものだ。
聞くところによると、今はすべての内装壁を撤去して、家を一つの大きな部屋にしてしまうという、大胆なリフォームも流行っているという。
ベッドルームも居間も書斎も繋がっているのだ。
そういう家に一度住んでみたいものだな・・とちょっと思った。
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荷室


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新しい住居に寝具が無かったので、会社にあったマットレスを320dに積んで自宅まで運ぼうと考えた。
数日とは言え、床に直に寝るのでは身体に応える。
幅1メートル、長さは 2メートル近くあるが、厚みは大したことないので、車のリアシートを倒せば何とか乗るのではないだろうか。

しかし基本的にセダンをベースとしたエステートなので、ハイエースのように何でも入るわけではない。
まずはメジャーで測ってみたが、車の荷室のスペースより荷物の方が少し大きい。
リアシートを片側だけ倒して、斜めに入れれば何とかなるかと甘く見ていたが、それだと高さがつっかえて入らない。
ベタに置くとシートを両方倒しても幅はギリギリである。
室内の左右にでっぱりがあり、意外に荷室の幅は狭いのである。

長さ方向に関しては、正式に測ってみると、理論上は入らない(笑)
マットレスの方が10センチ近く長い。
フロントシートをなるべく前に出したが、運転に支障が出るので限度がある。
やってみないと分からないが、入るか入らないかギリギリのところである。

車のリアシートの後ろにはバーが2本横に通っている。
1本にはトランクの荷物の上に被せるカバー、もう1本にはは天井に向けて延びるメッシュが、それぞれロール状に巻かれて入っている。
それらのバーを取り外して足元に置き、リアシートも両方倒した。
荷室を目一杯広げた状態である。

シングルサイズのマットレスを持ってきて、二人がかりでリアゲートから入れてみた。
計算した通りで、そのままだと長さ方向は少し飛び出す。
しかしマットレスを斜掛けの状態で押し込んで、無理矢理リアゲートを閉じた(笑)
フロントシートも、許せるギリギリのところまで前に出したが、マットレスを入れてから後ろに下げてみると、元の位置まで戻すことが出来た。
柔らかい荷物なので多少の融通は利く。

3人乗って帰るつもりであったが、リアシートに人が乗れなくなったので、ひとりは電車で帰ってもらった。
その状態で走り出したが、荷物が邪魔で後方が見にくい。
高速道路は自動運転なので特に問題なかったが、一般道では慎重に走らなければならなかった。
よりによって雨が降っており、だいぶ気を遣って運転した。

駐車場に到着して、荷物を降ろすのを手伝ってもらおうと思い、スマホでMrs.COLKIDを呼んだが、何度電話しても出ない。
あれほど言っておいたのに・・・
仕方がないので、ひとりでマットレスを車から引きずり出した。
それを担いで駐車場を出た。

小雨がぱらついてはいたが、幸い荷物が思ったほど重くはなく、何とか運ぶことが出来た。
しかし大きなマットレスを担いだ男が道を歩いているので、通行人からはじろじろ見られた(笑)

引越しをするとなると、こういう大きな荷物を運ぶ機会も出てくる。
数日前にもダイニングの椅子を2脚、母親のマンションから自宅まで運んだ。
過去に何台かエステートを買っているが、荷物を運ぶという本来の機能を活かせているのは、今回が初めてかもしれない。
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X100V


FUJIFILM X100V

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重いカメラを使う時は、必ず軽いカメラも揃える。
今までもずっとそうだった。
重いカメラを毎週持ち歩くのは辛い。
時折軽いカメラを持って「気軽にお散歩する日」も混ぜよう・・ということだ。
つまり重いカメラと軽いカメラはセットなのである。(言い訳にしか聞こえないが・笑)

Zニッコールの50mmf1.2は素晴らしい性能であるが、重量があるし扱いも難しい。
気合を入れて持ち歩かなければならない。
まあ昔なら50mmf1.2の重さ(レンズが約1キロ)くらい何でもなかったのだが、最近は歳が歳なのでけっこう辛い。
カメラも年齢に応じたものを選ぶべきなのだろう(笑)

気軽に持ち歩ける軽くて小さいカメラが欲しいな・・と思い物色していた。
あれこれと悩んだが、結局富士フイルムのX100Vを買った。
35ミリの単焦点レンズを搭載したコンパクトデジタルカメラである。

この分野の2強ということで、最後までリコーのGRⅢとどちらにするか悩んだ。
どちらも定番のモデルである。
誰もが同じ事を考えるようで、国内はもちろん海外でも、この2機種を比較するサイトや動画が溢れている。
重さだけで言ったらリコーの方が軽いのだが、自分の使い方や好みを考えて、より品質感の高いX100Vの方を選んだ。

富士フイルムのカメラは、かつてS5 ProやS3 Pro UVIR(赤外線・紫外線撮影用)を使用し、ここにもたくさん写真を載せている。
X100Vで何枚か撮影してみて、やはりフジの色だなと、あの頃を思い出した。
解像度感に関しては、あの頃より進化しているが、独特のヌルッとしたタッチの柔らかさは相変わらず健在である。
ニコンには無い色なので、組合せとしても両立できて面白い。

使ってみると、重量が軽いばかりでなく、気楽に写真が写せること自体が、大きなメリットであると分かってきた。
被写界深度の極めて浅いZニッコールの50mmf1.2はピント合わせがシビアで、車で言えばレーシングマシンを操るようなところがある。
しかしX100VならAFまかせでパチリパチリと撮るだけで特に問題は無い(と思われる)。
重量だけでなく操作面でも身体への負担が少ない。

やはり普段のスナップにはこういうカメラがいい。
散歩に出かけてもフットワークが軽くなる。
実際重いカメラなら撮らなかったであろうショットも、このカメラだと軽い気持ちでシャッターを押すことが出来る。
35mmの単焦点・・というレンズの選択も理想的だ。

一応付属のマニュアルには目を通したが、ほぼ直感的に操作できて、それほど戸惑うことは無かった。
重量も程々で、一日首からさげて歩いても疲れは少なかった。
大袈裟なリュックなど背負わず、最低限の身軽な装備で出かけたくなる。
・・・どんどん楽な方に流されていきそうで怖い(笑)

現像にはとりあえずFUJIFILM X RAW STUDIOというソフトを使ってみた。
カメラ本体をUSBでパソコンに繋いで、カメラ内部の画像処理エンジンを使って現像するという画期的なソフトである。
面白いアイディアなので、しばらくそれを使ってみる。

撮った画像をプライム・フォトにバックアップしたら非常に時間がかかった。
(300枚程度なのに翌朝になっても終わらなかった)
そういった撮影後の運用の面で、まだよく分からないところがある。
これからいろいろ試していこうと思う。
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借りたマンション


Z7 + NIKKOR Z 50mm f/1.2 S

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昨日からMrs.COLKIDは新しく借りたマンションの方に泊まっている。
僕の方はぎりぎりまで夜は自分のマンションで寝る予定。
あと数日は風呂とトイレが使えるので、その間は自宅で過ごそうと思う。

昨日は夕食まで一緒にいて、その後Mrs.COLKIDは荷物を持って新しいマンションに移動した。
と言っても自宅からほんの1分半ほどのところなのだが・・・
風呂に入って寝るだけ・・ではあるが、意外にいろいろなものが必要だ。
歯ブラシ、シャンプー、ドライヤー・・・随分考えて揃えたが、いざ生活を始めてみると足りないものが出てくる。
そのためしょっちゅう忘れ物を取りに行き来している。

借りたマンションはまだ築数年なので、さすがに40年以上前に買った我が家とは違う。
小さい敷地に建てられた細長いマンションであるが、設備はずっと進んでいる。
セキュリティもしっかりしており、自分の部屋に行くまでに、専用キーで何度かセンサーにタッチする必要がある。
玄関ホールにキーで入ると、即座にエレベーターが降りてきて1階で待っているのはさすがだ。

何しろ敷地が狭いので、1フロアの戸数は少ない。
互いになるべく顔を合わせないようになっているのか、玄関ドアの方向があちこちを向いており、エレベーターホールの形も入り組んでいる。
ホールへの外光の取入れが無く、エレベーターを降りても薄暗くて、どこかのホテルの廊下のようだ。

部屋の換気には相当気を遣っていて、かなりの勢いで空気が吸い込まれて出て行く。
エアコンには空気洗浄機も付いており、室内はクリーンに保たれる。
風呂などは全自動で、あと何分でお湯が入るとか、いちいち人間の声で教えてくれる。
WiFiも完備しており、通信費用は管理費に含まれている。

ただし絶対的な敷地面積が狭いために、部屋のレイアウトはジグソーパズルのように入り組んでいる。
家の中のレイアウトも戸毎に違うようだ。
聞くところによると、台形の部屋もあるという。
面積が限られるので設計に自由がなく、四苦八苦して作られているのが分かる。

広さや環境に関しては我が家の方が大分条件がいい。
借りた部屋は隣接する建物との距離が近く、窓の外にはすぐに隣のマンションの窓がある。
下手に外を見ると顔を合わせかねないので、お互いカーテンは閉め切りである。
これは生活していてもかなりのストレスになるであろう。

・・・とまあ、今まで長年古いマンションに住んでいたために、いろいろカルチャーショックを受けているところである。
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もみあげ


Z7 + NIKKOR Z 50mm f/1.2 S

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もみあげが毎日のように伸びていく。
散髪屋で刈ってもらっても、翌朝にはもみあげの延長上に新しい毛が生えてくる。
毎朝髭を剃る時に、もみあげやその下に生えた毛を剃って整える。

僕は頭髪はまだ黒いが、もみあげの部分にだけ白いものが混ざる。
連休を利用して髭を伸ばしてみると、もみあげの延長上にあるからか、髭も半分以上は白い毛である事が分かる。
つまり僕の頭部に生える毛は、上半分が黒、下半分は白(あるいは胡麻塩)ということになる。

いつか髭を生やしたいと思っていたが、ツートンではカッコ悪いので、もう少し待った方がよさそうだ。
というわけで、毎日もみあげとその下に生えた毛を髭剃りで剃る。
今使っている髭剃りは、先端部を倒すともみあげ用のトリマーとして使えるようになっている。

鏡を見ながらもみあげを剃る。
左右均等に切らないとみっともない。
しかし顔を横に向けないともみあげが見えない。
剃る時に左右同時に見ることが出来ないので、揃えるのが難しいのだ。

散髪に行った時には、当然この部分を綺麗に整えてくれる。
さすがはプロで、左右がバランスよく、しかもグラデーション状に芸術的に仕上げてくれる。
なるべくその状態を保ちたいので、散髪直後は特に気を遣いながら剃っている。
しかし数日経過すると、何となく左右が合わなくなってくる。

もみあげの下に生えた毛は、剃刀を逆なでする方向で当てれば綺麗に剃れる。
しかしもみあげ自体が伸びて、次第にその上にかぶさってくる。
伸びてきたもみあげの毛はバサバサしており、不揃いで何となく薄汚く見える。

もみあげを水平に刈り込んで整えてやる必要がある。
しかし一度に顔の両面を見ることは出来ないので、揃えるのは技術的に難しい。
何か指標になるものが欲しくなる。
耳の突起部分を目印に揃えていたが、それだとどうも上手くいかない。

もしかしたら基準にしている耳の位置が、左右で違うのではないか、と疑い始めた。
生物である以上、器官の位置や形状が完璧に左右対称ではなく、微妙にずれるのは仕方が無い。
ずれているものにいくら合わせても揃わないだろう。

もみあげの左右で、毛の伸び方に差があるような気もする。
左右の形の狂い方に、一定のパターンがあるように感じるのだ。
まてよ、右手で髭剃りを持つことも関係しているかもしれない。
右と左で剃刀の刃の当て方に違いが出て、それが誤差の原因になっているのだ。

ウーム・・・どの説が正しいのかは分からないが、恐らく複合的な理由であろう。
もみあげを剃ると一言で言っても、様々な困難を乗り越えて行かなければならない。
こんなに複雑な要素が入り組んでいるとしたら、左右を同じに揃えるなんて不可能なのではないか。

誰かもみあげの左右をピッタリ揃えてくれるマシンを開発してくれないだろうか。
例えば右側面の画像に左側面の画像を並べて同時に見られる、あるいは片側を反転させて重ねてもいい。
左右の合致具合を点数にして表示すれば分かりやすい(笑)

普段の生活においては、もみあげの左右が同時に見えるのは、顔を正面から見た時のみで、それも両端なのであまりよくは見えない。
それに最初から「この人のもみあげは左右均等になっているか」と意識して見る人なんて、そうはいないだろう。
せいぜい理容関係の人くらいだ。
だからそれほど気にしなくてもいいか・・・とも思うのだが、やはり自分で剃るとなると気になるのである。
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