赤い顔


D810 + AF-S NIKKOR 35mm f/1.4G

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書類作りで遅くまでひとりで仕事・・・
提出の期限が近付いていて、朝から晩までそれにかかりきりだ。
その上来週はまた出張。。
もう滅茶苦茶な状態である。
休む暇はほとんどない。

久しぶりに遅い時間の電車に乗った。
仕事で遅くなったのは、僕だけみたいだ。
車内は何だか異様な雰囲気だった。

皆赤い顔で酒臭い。
女の人も顔が腫れぼったい。
正面の人は、ボーッとした顔でこちらを見ている。
その隣の人は、シートの上でひっくり返りそうになっている。
ああ・・・まともなのは僕だけだ。
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永久凍土


D810 + Carl Zeiss Otus 1.4/55 ZF.2

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シベリアの永久凍土から子犬発見

前回のカエルとは違い、今度は本当のようだ(笑)
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雑踏


D810 + AF-S NIKKOR 35mm f/1.4G

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大阪の知人が、駅の雑踏で僕をみつけたという。
すれ違いざまに、一瞬横顔を見たような気がした。
遠ざかる後姿に、僕だと確信したという。

声をかけようとして、僕のあとを追った。
でも意外に脚が早くて、どんどん先に行ってしまう。
息を切らして、知人は雑踏の中を走った。

多分出張で大阪に来たのだろう。
そう思って、知人は何とか追いつこうとした。
信号のところで、やっと立っているのをみつけた。

近付いて、僕の名前を呼ぼうとした。
足元を見て、はっとなった。
ボロボロの靴・・・
その時、僕ではないことに知人は気づいたという。
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ファッション時計


D810 + AF-S NIKKOR 35mm f/1.4G

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時折パソコンの画面の端に時計の広告が表示される。
多くは2、3万円で売られているクォーツ時計である。
僕がそういうサイトを覗くので、興味があると思って表示するのだろう。
実際そのバナーをクリックすることもあるので、情報はさらに強化されてしまう。

デザインに惹かれて、つい見てしまうのだ。
デザインのいいものは、思わず欲しくなる。
見ているだけで、脳に心地よさを感じるのだ。

特に北欧のデザイナーの時計が多い。
クールで知的なデザイン。
見た瞬間、これはいいなと思う。

お店に立ち寄った時に、実物を探すこともある。
時計は写真だとかなりよく見えるので、本当はどうなのか確かめるのだ。
そして実物を見ると、案の定買う気を失う(笑)

やはり作りは値段相応である。
インデックスのエッジが甘かったり、ケースの素材が安っぽかったりして、少しがっかりする。
まあ、そんなにうまい話は無い。

こういうのは、ファッション時計、というジャンルに属する製品なのだろう。
これだけ出ているという事は、それなりの需要があるのだと思う。
でも買ったとしても、恐らく2、3回つけたら、飽きて使わなくなるだろうな・・・

以前クォーツ時計のことを見直しているという話を書いた。
しかしクォーツというのは、むしろ機械式よりも難しい面がある。
時計本体から、機械式のようなオーラが出ていないのだ。

あくまでファッションアイテムとして、つける人に「使いこなす」能力が要求される。
たとえば北欧の時計なら、それに相応しい都会性を演出する必要があるだろう。
その点に関しては、自分自身には到底期待できないし・・・(笑)
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ティッシュ


D810 + AF-S NIKKOR 35mm f/1.4G

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遅くまで仕事をして疲れたので、今日はここはお休みにする。

いまだに花粉症で、時々症状が酷くなる。
鼻をかんでもかんでも、鼻水が止まらない。
ティッシュの消費量が凄い。
脱水症状になって喉が乾いてくるほどだ。

ティッシュのメーカーは、この時期儲かるのだろうな・・・
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駅の本屋


D810 + AF-S NIKKOR 35mm f/1.4G

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駅に着いたら、電車が来るまでに何分か余裕があった。
そのまま改札のそばにある本屋に入った。
雑誌を一冊持ってレジに向かった。

レジでひとつ前の人が、店員にいろいろと注文をつけている。
店員も、いちいちその注文に応じている。
カバーを付けて欲しいとか、やっぱりやめて袋に入れようとか・・・
どちらものんびりとしていて動きが鈍い。
こちらは時間がないのだが・・・

腕時計を見て、急いでいるのだとアピールして見せたが、全然知らんぷりである。
果てはお客が受け取った小銭を床にばら撒いてしまい、店員と一緒になって拾い始めた。
もう時間が無い、と思い、列から離れた。

雑誌を元の棚に返して、店を出て走って改札に向った。
一度並んだのに買うのをやめたお客は珍しいのか、店員は驚いたように見ていた。
しっかりお客さんに対応してあげて、自分は仕事を立派にこなしているつもりだろうが、そのせいでお客をひとり逃した。
駅にある本屋やコンビニは、他の場所とは違う意識が必要だと思った。



ウルヴァリンの1000マイル・クラウゼ・ブーツ。
サイズはUS8D。
アッパーはホーウィンのダブリン。
色はラセット(あずき色)。

ウルヴァリンの1000マイル・ブーツには何種類かある。
その中で、同社の創始者の名を冠したこのモデルだけは別格である。
製造はかのアレン・エドモンズ。

傑出した出来のブーツである。
クラシカルな外観、質のいい革、意外なほどの軽い履き心地・・・
偶然出来てしまったかのような、すばらしいバランスである(笑)
気に入って数日おきに履いている。

ワークブーツの世界に、エドモンズのドレスシューズ系の血が入ったことで、この絶妙のバランスが生まれたのではないか・・そう言う人がいる。
確かにワークブーツらしからぬ繊細な作りである。
エドモンズの製品はもともと洗練度に欠けるところがあるが、僕はそれがワークブーツの波長とピッタリ合ったのではないかと思っている。
靴に独特の佇まいがあるのだ。

革はホーウィン社のダブリンという素材が採用されている。
オイルレザー系ではあるが、同社のクロムエクセルとは違い、少し乾いた質感の革である。
何でもシェルコードバンと同じ製造工程で作られた牛革だそうで、重量が軽いこともこの革の利点のひとつだという。

1000マイルブーツの特徴として、シングルレザーソールであることが挙げられる。
シングルソールは地面のショックが伝わりやすく、疲れるという人もいる。
しかしこのモデルの場合は、シングルソールならではの曲がりやすさと、材質の重量の軽さが、抜群の履きやすさにつながっている。

靴紐は蝋引きの平紐が付属している。
穴への引っ掛かりが多く、緩みにくい分、着脱が大変である。
しかし一度履いてしまえば、実に快適なブーツである。



1000マイルブーツの一連の復刻モデルが、どのよう経緯で生まれ、どこで生産されているかはわからない。
しかし製造工場によって品質はかなり違う。
はっきりとは言えないのだが、エドモンズ生産のモデルは、多分このストレートチップのタイプのみである。
色はあずき色と黒がある。

今回たまたまお店にあずき色の1000マイルブーツが2足入荷した。
店主が米国内のお店で売れ残りをみつけてきたのだ。
これでエドモンズ製の1000マイルブーツの入荷は最後かもしれないという。
どちらもサイズはUS8だったが、革の色合いに少し違いがあった。

赤みの強いほうを試着してみると、少し大きめである。
本当は7.5が丁度いいのだが、贅沢は言っていられない。
この機会を逃すと、二度と手に入らないかもしれないのだ。
ルーズフィットだが、まあいいだろうと注文することにした。
ブーツはその辺の許容範囲が広い。

その前に、試しにもうひとつの色の濃いほうも試着してみた。
すると、同じUS8なのに、大きさがかなり違う・・・
色の濃い方が小さめで、少しフィッティングがいいぞ(笑)
見た目にも、甲の厚みが違うのがわかる。
さすがエドモンズである(笑)
結局色の濃い方を購入することにした。

残念なことだが、エドモンズ製の1000マイルブーツは、今後は滅多にお目にかかれないだろう。
とっくに生産中止になっている。
エドモンズでも、もう作らないようなことを言っているという。
もし幸運にもみつけたら「買い」の逸品だと思う。

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空気


D810 + AF-S NIKKOR 35mm f/1.4G

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書類作りがはかどる環境というものがある。
集中する時間が、より長く維持できる環境である。

もちろん、電話など横から邪魔が入らない事は重要だ。
だがそればかりではない。
何というか、空気感みたいなものが必要なのだ。

空気がピーンと張っているのがいい。
エアコンを効かせてはだめだ。
今の時期だから、少し寒いくらいの環境である。

静かな事は重要であるが、多分完全に無音でもダメだ。
どこか遠くで音がしているほうがいい。
そこから安心感とリズムのようなものを得られる。

そういう環境は、定時を過ぎてからの会社の応接間でしか得られない。
昼間は何かと邪魔が入り、落ち着かない。
毎日、夜になってからの数時間を、書類作りに利用している。
日中は仕事が進められず、夜まで待たなければならないのが、何とも辛いところであるが・・・
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会議


D810 + AF-S NIKKOR 35mm f/1.4G

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このところ忙しくて、ここを書く時間が取れない。
仕事ばかりしているので、ここに書く話題もないのだ。
こういう時は困る。

テロが起こりかねないというのに、どうしてサミットなんか開くのだろう?
何も一箇所に集まって、わざわざテロリストの標的になるような事しなくてもいいのに・・・

今の時代だから、バーチャルで集まればいいのだ。
当人は自国から出ずに、画像だけ合成して、ひとつの部屋に集めてしまう。
それをプロジェクターで映し出しながら、話し合いをすればいい。

ちょうどサンデーモーニングの張本氏が時々やっているみたいに、遠くから出演してしまうのだ。
1対1の密談だって、シークレットなバーチャル会議が開ける場を、別に用意すればいい。
最後に広場にバーチャルで集まって、その画像をマスコミに渡せばそれで済む。
どう見ても、各国首脳より張本氏のほうが進んでいる。
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仕事の山


D810 + AF-S NIKKOR 35mm f/1.4G

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朝から晩まで自分の席で書類を作っていた。
さすがに疲れた。
途中で一度、身体が固まって動かなくなってしまった。
それでも期限が迫っているので、作業をやめるわけにはいかない。

電話や来客、その他の用事で呼ばれて、時折作業が中断する。
すると、せっかく集中していたのに、頭の中身がすっかり消えてしまう。
またやり直しである。
もとのリズムに戻すのに、また少し時間がかかる。

こんなことなら、スターバックスに行って仕事した方がはかどるかな・・・
そう思ったが、あそこは机が小さいので、書類を広げて作業することが出来ない。
会社の応接室の大きな机を、思い切り贅沢に使うほうがメリットは大きいか。
まてよ、図書館に行くという手もあるな。

何て馬鹿なことを考えたが、そんな暇があったら書類作りに専念しないと・・・
息抜きで、時々コーヒーを片手に窓の外を見てぼんやりとする。
せっかく桜が咲きそうなのに、仕事の山でそれどころではないな・・・
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日数


D810 + AF-S NIKKOR 35mm f/1.4G

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出社してずっと書類作りの仕事に専念していた。
午前中は他にも何人か出て仕事をしていた。
しかし午後は無人になり、ひとりでずっと机に向かっていた。

静まり返った中で、書類作りに没頭していた。
静かではあるが、遠くで風の吹く音がする。
時折建物がミシリと家鳴りを発する。
いつもなら気付かない音である。

気分転換に椅子から立ち、その辺をふらふらする。
誰もいない会社というのは、それはそれでいいものだ。
壁のカレンダーの前で、コーヒーのマグカップを片手に、スケジュールを確認する。
日数の少なさにウーンと唸る。

夕刻になり集中力の限界を感じ、今日は切り上げて帰宅することにした。
家に帰って元気があったら、仕事の続きをしようと思い、書類とデータを一式持った。
もっともワードなどのソフトは、自宅ではソニーのノートパソコンにしか入っていない。
あれで作業するのは肩がこるので、多分やる気は起きないだろう(笑)

ところであと一息だ↓

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休日のリズム


D810 + AF-S NIKKOR 35mm f/1.4G

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仕事をするつもりが、ほとんど出来なかった。
一日のんびり過ごしてしまった。
やはり週に一度休むというリズムは、守った方がいいのかもしれない。
まあ、その分のつけが、後から回ってくるのだが・・・

午後になって、軽く銀座周辺を散歩してきた。
行きつけの喫茶店で昼食・・・それからいつものお店に顔を出す。
夜には家の居間でテレビドラマを見る。
いつもの休日のパターンである(笑)

と思ったら、刑事フォイルは今日で最終回だそうだ。
家族全員ががっかりした。
中途半端なところで終わらせるものだ。
早くシーズンの続きを放映して欲しい。
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白い犬


D810 + AF-S NIKKOR 35mm f/1.4G

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会社に向かう車で、白い犬を飼う家の前を通る。
玄関の扉の前に、その犬はつながれている。
今日はどうしているかなと、通り過ぎる時にチラリと見る。

信号につかまり、その犬の前で車が停まることもある。
窓を開けて声をかけるが、犬はこちらを見ようとしない。
声をかけられているのは知っているのに、わざと無視するのだ。

通りに面したところで、駅に向かう通行人が大勢通る。
中の何人かが、その犬に声をかけているのを見たことがある。
お菓子を貰ったその犬が、喜んで尻尾を振っていた。

現金なやつだ。
車のドライバーからは、何も貰えないことを知っているのだ。
大勢の人間に接して、擦れてしまったのだろう。
何もよこさないやつには、おべっかなぞ使えるか・・という態度だ。
所詮は浅はかな動物である。

何年にも渡り、その犬の前を車で通過した。
犬も歳をとり、だんだんと衰えてきた。
腰が大きく曲がり、脚を引き摺りながら、ヨタヨタと歩くようになった。

見ていて哀れなほど、痛々しい姿になった。
常にうつむいて、暗い表情をしている。
腰が曲がってしまい、真っ直ぐ正面を見ることが出来ないのだ。
何とか立ち上がるが、その場で意味も無くクルクルと回るだけである。

車の中から声をかけても、まったく反応しない。
どうやら耳が遠くなり、音が聞こえないようだ。
あるいは半分ボケてしまったのか・・・

冬の始まりの頃、いつものその場所から、犬がいなくなった。
犬小屋もなくなっている。
ついに死んでしまったか・・・
と思ったが、数日後、飼い主が扉を開けた時に、玄関の土間に犬がいるのが見えた。
弱々しい姿を見かねて、寒いときは中に入れてやることにしたのだろう。

日中の暖かい時間帯は、以前の場所に戻されて、アスファルトの上で寝転んでいる。
時折何を思ってか立ち上がり、うつむいたまま円を描いてヨタヨタと回る。
その運動の繰り返しである。
自然界だったら、とっくに死んでいるだろう。

ある日、横になった犬の目の前に、大きなムクドリが降り立った。
犬からほんの50センチほどの場所で、少し首を傾げながら犬の様子を窺っている。
本来だったら、非常に危険な位置である。

こいつはもう怖くない・・と判断したのだろう。
まさか友人を見舞いに来たわけではあるまい。
自分が優位にあることを、近付くことで確かめているのだ。
犬は何も出来ず、あるいは気付いていないのか、寝そべって頭を垂れたままで、まったく無反応であった。

それにしても、動物というのは愚かなものである。
力関係が逆転すると、すぐに馬鹿にしたような行動をとる。
この犬だって、自分に恩恵の無いものには、わざと無視するような態度をとっていた。
まあ人間にも似たような奴が、いないでもないのだが・・・
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つぼみ


D3 + Ai AF Micro-Nikkor 60mm f/2.8D

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会社の桜はこんな状態だ。
色も膨らみも、まだまだの感じ・・・
東京の中心から比べると、少し遅れる。
あと一週間くらいかかるのではないか?
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約束の時間


D810 + AF-S NIKKOR 35mm f/1.4G

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新宿の先にある、とある会社を訪問する予定であった。
自宅からだとけっこう遠い。
十分に余裕を見て、家を出た。

縁がなくて、あの辺りの土地には詳しくないのだ。
ネットの路線情報で、何通りか電車の乗り継ぎ方法を調べておいた。
馴染みの無い場所なので、いまひとつピンとこない。

とにかく丸の内線に乗ればいいようだ。
少し遠回りになるが、慣れている銀座を経由して行く事にした。
ネットの計算だと、最速のルートと比べて、数分遅くなる程度である。

ところが、電車の動きがよろしくない。
前に電車が詰まっているそうで、ノロノロ運転で進み、駅と駅の中間で停まってしまう。
朝はこれがあるから困る。
まあ、1時間近く余裕を見ているから、まだまだ大丈夫だ。

ところが、八丁堀に辿り着いたところで、アナウンスがあった。
人身事故が起きたようだ。
全線運行を中止しているという。

飛び跳ねるようにシートから起きた。
まだ迷っている人を尻目に、いの一番でホームに出た。
人身事故だと時間がかかる。
動き出すまで待っていたら、約束の時間に間に合わない。

八丁堀では降りたことがなく、何線に乗り換えられるのかもわからない。
標識を見るとJR京葉線に乗り継ぎ出来るようだ。
その線がどこに繋がっているかも知らず、そのまま京葉線の改札口に向かった。
駄目そうなら、すぐにタクシーに切り替えなければならない。

キップ売り場で路線図を見て、ひとつ先が東京駅であることを知った。
東京駅なら確か丸の内線に乗り継ぎ出来るはずだ。
これはしめた。

他にも信号機の故障で停まっている路線があるようで、構内を足早に歩く人が大勢いる。
僕の進む方向と、逆方向に向かう一群もある。
混乱する地下道を、どんどんと進んでいった。

一駅乗って東京駅が終点であった。
そこからまた構内をかなり歩き、丸の内線のホームに向かった。
標識が無くて迷子になりかけたが、何とか辿り着けた。

現地のドトール辺りで、コーヒーを一杯飲んでから向かうつもりで、1時間余裕をみていた。
しかしやっと目的の駅に着いた時には、約束の時間まであと5分であった。
とにかくぎりぎりセーフで間に合った。
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占拠


D810 + AF-S NIKKOR 35mm f/1.4G

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出張先からもう一度会社に帰るなんて、時間が勿体無い・・ということに気付いた。
どこか途中で仕事が出来ないだろうか。
そうそう、例のスターバックスを利用してはどうだろうか・・と思いついた。

学生に占拠されていると、以前ここで苦言を呈したことがある。
それを今日は、自分がやろうというわけだ。
そんなに快適な場所なのだろうか。

駅のデパートにあるスターバックスに入った。
席は空いているので、長時間粘ってもそれほど迷惑ではなさそうだ。
ソイラテのグランデを頼んで、一人用の席に座った。

カバンから書類のバインダーを取り出して、丸いテーブルの上に広げた。
狭いが何とか作業は出来る。
それから約2時間、その席で書類の下書きに専念した。

意外にもはかどる。
目の前をいろいろな人が通り過ぎるが、それがあまり気にならない。
何枚かの資料を見ながら、計算機を片手に、白紙の紙に原稿を書いていく。

時折横目で覗く人もいるが、無視して作業に没頭する。
これは下手に会社で書くよりはかどるぞ。
椅子もいいのか、長時間座っていても疲労が少ない。

時折気分転換に、ガラス越しにエスカレーターから降りてくる人を観察する。
白いコートを着た女性、リュックを背負った外国人、買い物袋をいっぱい提げたおばさん・・・
いろいろな人が、次から次へと通り過ぎていく。
それがまた見ていて飽きない。

なるほどこれは、作業をするにはなかなかいい環境である。
集中する時間と休息する時間を、上手くバランスさせることが出来る。
学生が家よりこちらを選ぶ気持ちがよくわかった。
冷えてしまったソイラテを口にして、でもスタバにしてみれば、やっぱり迷惑だろうなあ・・と思った。
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